JPH01276522A - 押しボタンスイッチ及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、電話機のテンキー等に用いられる押しボタン
スイッチ及びその１ｍ方法に関する。

（従来の技術） 第６図に従来のこの種の押しボタンスイッチの分解斜視
図を示す。

図中、１はフレーム、２はキートップ、３はキーパッド
、４はプリント配線板である。

フレーム１には、キートップ２を挿入するための穴部６
が複数穿設されている。また、キーパッド３には、穴部
６と対応する位置に可動部７が形成され、この可動部７
の上部には凸部８が形成されている。プリント配線板４
には、可動部７と対応する位置に接点９がパターンにて
形成されている。また、キートップ２の底面には、凸部
８と嵌合する凹部が形成されている。

この押しボタンスイッチの組み立ては、プリント配線板
４上にキーパッド３を乗せ、凸部８をキートップ８の凹
部に挿入してキートップ２をキーパッド３に取り付け、
キートップ２をフレーム１の穴部６に挿入した状態でプ
リント配線板４をフレーム１にネジ等にて固定すること
によりなされる。

これにより、キーパッド３は、フレーム１とプリント配
線板４とで挟持される。そして、穴部６から突出するキ
ートップ２を押圧した場合は、可動部７がプリント配線
板４側へ移動し、可動部７の底面に設けられている接点
がプリント配線板４側の接点９と接触して、スイッチが
作動する。

この従来の押しボタンスイッチに依ると、複数のキート
ップ２の夫々を、対応する可動部７に一個一個取り付け
ねばならず、その組み立て作業が非常に煩雑であった。

しかも、キートップ２に表示されている情報１０が逆向
きの状態でキートップ２を取りイ」けたり、本来の位置
と異なる位置に取り付けるという不具合があり、キート
ップ２の取り付は作業は多大なる注意を必要としていた
。

また、キーパッド４は、フレーム１に形成された柱部１
２等の数カ所のみでプリント配線板４に押さえ付けられ
ているに過ぎないため、キーパッド３のベース部１３が
浮き上がり、キートップ２を押したときに生ずるクリッ
ク感が不明瞭になる場合があった。この場合に、キーパ
ッド３の可動部７の周囲全体をフレーム１で押さえ付け
る構成とすることも考えられるが、フレーム１の重量が
大きくなる、フレーム１の成形が困難になる等の問題が
あった。

（発明が解決しようとする課題） 上述の如く、上記押しボタンスイッチでは、複数のキー
トップを一個一個キーパッドに取り付けねばならず、組
み立て作業が煩雑でおり、またキートップの取り付はミ
スも生じ易かった。また、キートップを押したときにク
リック感が不明瞭な場合もあった。

本発明はこのような従来の欠点に鑑みてなされたもので
あり、キートップを容易かつ正確に取り付けることがで
き、しかもキートップを押したときのクリック感も明瞭
な押しボタンスイッチ及びその製造方法を提供すること
を目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 本発明の押しボタンスイッチは、フレームと、第１の接
点を有し前記フレームに固定されるプリント配線板と、
第２の接点を有し前記フレームと前記プリント配線板と
の間に位置づけられるキーパッドと、前記フレームに摺
動自在に保持され前記キーパッドを押しつけて前記第２
の接点を前記第１の接点に接触させるキー］・ツブと、
このキートップを成形するときの湯道にて形成され前記
フレームと前記キーパッドとの間に配置されて前記キー
パッドを前記プリント配線板に押しつける押圧部材とを
具備する構成となっている。

そして、上記押しボタンスイッチにおいて、キートップ
及び押圧部材をフレームに取りイ」ける方法としては、
押圧部材と一体に形成されているキートップをフレーム
の所定位置に押し込め、押し込めたときに前記キートッ
プと前記押圧部材との間に作用する張力により両者を分
離する構成が取られている。

（作用） 本発明では、押しボタンスイッチとして必要な各種キー
トップが湯道によって一体化された状態のままフレーム
に取り付けられ、その後湯道と分離される。従って、各
種キートップの取り付けは一回の工程で行うことが可能
となる。そのため、一体にて成形された各種キートップ
を一個一個分離し、対応する可動部ごとにキートップを
一個一個取り付ける従来の取り付は方法に比べ、その工
数は格段と減少する。また、各種キートップはあらかじ
め定められた配置にて成形されており、キートップの誤
配置等の問題も生じない。さらに、キートップから分離
された湯道は、キーパッドの押さえ用の部材として利用
されているため、キートップを押したときに、明瞭なり
リック感を得ることができる。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を第１図及至第５図を参照して
詳ｊボする。

第３図は、押しボタンスイッチの分解斜視図でおる。

図中、２０はフレーム、２１はキートップ組、２２はキ
ーパッド、２３はプリント配線板でめり、キートップ組
２１は、キートップ２５と湯道（押圧部材）２６とで形
成されている。

フレーム２０には、キー１−ツブ２５を挿入するための
穴部２８が復改穿設されている。

キーパッド２２は、フレーム２０の穴部２８と対応する
位置に可動部３０が形成されている。この可動部３０は
、第２図に示す如く、スカート部３１にてベース部３２
に支持されてあり、このスカート部３１が撓むことによ
り、矢印ａ−ｂ方向に移動する。また、可動部３０の上
部には、凸部３３が形成され、底面には接点（第２の接
点）３４ｈす２（ブられている。また、プリント配線板
２３には、可動部３０と対応する位置に接点（第１の接
点）３６がパターンにて形成されており、この接点３６
に接点３４が接触するとスイッチが作動する。

キートップ組２１は、第４図及び第５図に示す如く、複
数のキートップ２５が一体に成形されることにより構成
されている。これらのキートップ２５は、夫々の周囲を
湯道２６にて囲繞された状態となっており、かつキート
ップ２５と湯道２６とを連結するゲート（湯道）３８は
薄形に形成されており、このゲート３８部分においてキ
ートップ２５と湯道２６とは容易に分離できる構成とな
っている。また、夫々のキートップ２５の底部には前記
凸部３３と嵌合する凹部３９が形成されている。さらに
、夫々のキートップ２５の表面４０には、夫々のキート
ップ２５の殿能に対応させた情報４１が２色成形により
形成されている。

次に上記押しボタンスイッチの組み立て手順を説明する
。

まず、第２図に示す如く、フレーム２０に、底部側より
キートップ組２１を挿入する。キートップ組２１を構成
する夫々のキートップ２５は、対応する穴部２８に挿入
され１９るように配置されて成形されている。従って、
フレーム２０にキートップ組２１を挿入すると、フレー
ム２０の突起４３に湯道２６が当接するまで、夫々のキ
ートップ２５は対応する穴部２８に挿入される。次に、
キーパッド２２をキートップ粗２１の下部に位置づけ、
その凸部３３を凹部３９に挿入しつつキートップ組２１
を矢印Ｃ方向に押圧する。

この場合に、キーパッド２２はゴム等の弾性部材にて形
成されているため、通常は、治具Ａを用いて、接点３４
の近傍の可動部３０を矢印Ｃ方向に押しつける。また、
接点３４の損傷を考慮して、治具により、キートップ２
５をフレーム２０の所定位置まで押し込み、その後に、
凸部３３を四部３９に挿入しても良い。

これにより、夫々のキートップ２５はフレーム２０の所
定位置に位置づけられ、このときに作用するキートップ
２５と湯道２６との間の張力により、キートップ２５と
湯道２６とはゲート３８にて分離される。また、キート
ップ２５の夫々にはキーパッド２２の凸部３３が嵌合し
た状態となる。

次に、プリント配線板２３を、ネジ等の固定手段によっ
て、フレーム２０の底面に固定する（第１図）これで、
押しボタンスイッチの組み立ては完了する。

上記の如き構成となっているため、押しボタンスイッチ
として必要な複数のキートップ２５を、キートップ組２
１を取り付けるという一工程でフレーム２０に取り付け
ることができ、また、キートップ２５とキーパッド２２
との係合も一工程で行える。また、夫々のキートップ２
５の配置が定まっているキートップ組２１の状態にて、
キートップ２５はフレーム２０に組み込まれるため、キ
ートップ２５の誤配置等の問題は生じない。ざらにまた
、押しボタンスイッチが完成した状態では、第１図に示
す如く、キーパッド２２のスカート部３１の周囲は、湯
道（押圧部材）２６にてプリント配線板２３に押し付け
られている。従って、スカート部３１周辺のベース部３
２が浮くことはなく、キートップ２５を押圧して可動部
３０を矢印す方向に移動させた場合、所定旦可動部３０
が押し込まれるとスカート部３１は確実に所定方向に撓
み、明瞭なりリック感を１ｑることかできる。

［発明の効果］ 以上説明したように、本発明では、押しボタンスイッチ
として必要な各種キートップを湯道にて一体化された状
態でフレームに取り付けることができるため、キートッ
プの取り付けに要する工数は従来に比べ格段と減少し、
しかもキートップの誤配置等の問題も生じない。また、
キートップを成形するとぎに形成されるｓＲａでキーパ
ッドのベース部が押さえ例けられているため、キートッ
プを押したときに明瞭なりリック感を得ることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第５図は本発明の一実施例を説明する図であ
り、第３図は押しボタンスイッチの分解斜視図、第１図
は押しボタンスイッチを組み立てた状態での第３図のＩ
−Ｉ線断面図、第２図はキートップ組を押し込む状態を
説明する断面図、第４図（ａ）及び（ｂ）はキートップ
組の平面図及び側面図、第５図は第４図（ａ）のｖ−ｖ
線断面図である。第６図は従来の押しボタンスイッチの
分解斜視図である。 ２０・・・フレーム ２１・・・キートップ組 ２２・・・キーパッド ２３・・・プリント配線板 ２５・・・キートップ ２６・・・湯道（押圧部材） ３４・・・第２の接点 ３６・・・第１の接点 代理人　弁理士　　本　１）　崇 、２５で一ト２フ゛ 、’　　　　　　　　　　　、２０口レム第　１１２１ 第２図 第３図 第　５　図 第６図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）フレームと、第１の接点を有し前記フレームに固
   定されるプリント配線板と、第２の接点を有し前記フレ
   ームと前記プリント配線板との間に位置づけられるキー
   パッドと、前記フレームに摺動自在に保持され前記キー
   パッドを押しつけて前記第２の接点を前記第１の接点に
   接触させるキートップと、このキートップを成形すると
   きの湯道にて形成され前記フレームと前記キーパッドと
   の間に配置されて前記キーパッドを前記プリント配線板
   に押しつける押圧部材とを具備してなることを特徴とす
   る押しボタンスイッチ。
2. （２）押圧部材と一体に形成されているキートップをフ
   レームの所定位置に押し込めるときに前記キートップと
   前記押圧部材との間に作用する張力により前記キートッ
   プと前記押圧部材とを分離することを特徴とする請求項
   （１）記載の押しボタンスイッチの製造方法。