JPS589410Y2 - 押ボタンスイツチの組立て構造 - Google Patents

押ボタンスイツチの組立て構造

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JPS589410Y2
JPS589410Y2 JP15272978U JP15272978U JPS589410Y2 JP S589410 Y2 JPS589410 Y2 JP S589410Y2 JP 15272978 U JP15272978 U JP 15272978U JP 15272978 U JP15272978 U JP 15272978U JP S589410 Y2 JPS589410 Y2 JP S589410Y2
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JP
Japan
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contact
push button
actuator
sheet
cover
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JP15272978U
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JPS5569330U (ja
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酒井恒夫
松本浩一
須田孝市郎
石山幸男
Original Assignee
日本電信電話株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は電話機における押ボタンスイッチの組立構造
に関する。
電話機のダイヤルとして押ボタン式のものが増増普及し
ている。
この種の押ボタンスイッチ装置は従来第1図のような構
成となっていた。
第1図において1はカバー、2は押ボタン、3は各押ボ
タン2の押下げ動作に対応して共通に作動するクランク
形をした作動子、4は作動子3を復帰させるためのコイ
ルばね、5は各押ボタン2によって個別に作動する個別
接点、6は各押ボタン2のいずれによっても共通に作動
する共通接点、7は上記各接点5.6作動子3を載置す
る基板、8は基板7およびカバー1を支持するフレーム
、9は各押ボタン2の下方に設けられる復帰用のコイル
ばねである。
この構造のものは接点5.6の配置、組合せ等が複雑で
あり、さらに押ボタン2の復帰用として各押ボタン2毎
にコイルばね9が必要であり、全体的に複雑な構成とな
っており、組立ても煩雑になるきらいがあった。
さらに第1図すに示すように各押ボタン2はカバー1と
基板7とでガイドされる構造となっており、寸法合せが
難しかった。
この考案は上記の点に鑑みてなされたもので、共通接点
を作動させるための作動機構を簡略化することにより、
組立て作業性を大幅に向上させ、生産面、コスト面にお
いて極めて有利なものとなる押ボタンスイッチの組立て
構造を提供することを目的とする。
以下この考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第2図aはこの考案の実施例による押ボタンスイッチを
一部切欠して示す平面図で、第2図すはその部分的側断
面図である。
第2図a、bにおいて、11はカバー、12はカバー1
1にマトリクス状に配設された押ボタンで、ここでは縦
方向に3個、横方向に4個の合計12個設けられている
そして、これら各押ボタン12はカバー11の外面に突
出形威すれたガイド枠111及び内面に突出形威すれた
ガイド枠112に沿って上下方向に摺動自在となってい
る。
また上記各押ボタン12には図示縦方向2列ごとの対向
する側面に突起片121が各押ボタンに一体的に形成さ
れている。
また、13は共通接点で、この共通接点13は3枚の板
ばね131〜133により構成されている。
これらの各板ばね131〜133はカバー11の裏面に
突出形威されたピン113によりそれぞれ2カ所で位置
決めされている。
また14゜15は上記共通接点を作動させる作動子で、
これら作動子14.15は長方形の口の字形をしており
、それぞれ6個ずつの押ボタンに対応して配置される。
この作動子14.15はそれぞれ軸141 a。141
b及び軸151a、151bによって2点でカバー11
の内面に形成されたガイド枠112に回動自在に支持さ
れている。
この作動子14.15の取付けを第3図によりさらに説
明するが第3図は作動子140部分のみを示す。
ガイド枠112のうちの特定のガイド枠すなわち軸14
1a、141bに対向するガイド枠112の先端部には
U字状の溝112aが形成されており、この溝112a
に作動子14の軸141a、141bを入れることによ
り、作動子14が軸141a、141bを中心に回動自
在に支持されるもので、この作動子14の下側には第2
図a、bからもわかる様に印刷基板17が布設されるた
め、作動子14の軸141a。
141bは溝112aから外れることはなく、作動子1
4は定位置に回動自在に拘束された状態となる。
なお作動子15についても全く同様に支持されている。
しかして、上記各作動子14.15にはレバ一部142
.152がそれぞれ形成され、これらレバ一部142.
152には、第2図a、bに示す如く、各押ボタン12
に形成された突出片121が載せられている。
すなわち、作動子14.15は6個ずつの押ボタンに対
応して設けられているため、レバ一部142.152に
はそれぞれ3個ずつ2列の突出片121が載せられてお
り、どの押ボタンが押されても作動子14.15の一方
がその軸141a、141bあるいは軸151a。
151bを中心に回動して、各作動子14.15に形成
された接点作動部143,153により共通接点13を
作動させる様になっている。
また、これら押ボタン12及び作動子14.15の下方
には押ボタン12及び作動子14.15の復帰用として
も用いられる平板状の可動接点部材としてのたとえばゴ
ムシート16が布設され、このゴムシート16の下側に
は固定接点部材たとえば上記ゴムシート16の接点部に
対向する位置に接点パターンが形成された印刷基板17
が布設される。
このゴムシート16の詳細を第4図に示す。すなわち、
シート状部材としてのゴムシート16には上記各押ボタ
ン12と対向する位置にドーム状の突起部161が形成
され、この突起部161の内側上端面には図示しない可
動接点としての導電ゴムがそれぞれ貼着されている。
また、このゴムシート16には上記作動子14.15の
それぞれのレバ一部142.152に対向する位置に2
つのドーム状の突起部162.163が形成されている
この突起部162.163はそれぞれ作動子14.15
のレバ一部142.152に対して常に上方に押上げる
力を与えている。
また、このゴムシート16上の角部付近には小孔があげ
られた突起部164が複数個形成されている。
この突起部164の小孔に、は前記カバー11の裏面に
突出形成されたピン113が嵌入する様になっている。
第5図は上記したカバー11、共通接点13、作動子1
4.15、ゴムシート16、印刷基板17などの取付は
位置関係を示すもので、この第5図により、組立ての手
順を説明する。
第5図は第2図を裏側から見たもので、ここでは図示し
て(・ないが、カバー11には既に各押ボタン12が装
着されているものとする。
まず、共通接点13を構成する各接点ばね131〜13
3をカバ−11内面に突出形成されたピン113にそれ
ぞれ差込んで取付ける。
このとき各ピ/113は先端が突き出ている。
次に2つの作動子14.15を装着する。
これら作動子14.15はその軸141a。141b、
151a、151bをカバー11の内面に形成されたガ
イド枠112の溝部112aに入れることにより位置決
めされる。
しかるのち、ゴムシート16を装着するが、このときゴ
ムシート160角部付近に形成された突起部164の小
孔に上記ピン113をそれぞれ嵌入させる。
これにより共通接点13の各接点ばね131〜133は
固定されるとともに作動子14.15もゴムシート16
に形成された突起部162,163によりその動きが拘
束される。
またゴムシート16の突起部161はそれぞれ押ボタン
12の下端、部に対向する位置に配置されている。
そして次にこのゴムシート16の上から印刷基板17を
装着すれば組立てが完了する。
この印刷基板17は図示上方から押圧することにより、
カバー11の側面に設けられた爪114により固定され
る様になっており、この様に装着された印刷基板17は
その表面(第5図においては下面)に印刷された接点パ
ターンが上記ゴムシート16の各突起部161内に貼着
された導電ゴムに対向する様に位置する。
この様にして組立てられた押ボタンスイッチを第6図に
示す。
第6図は押ボタンスイッチを裏側から見た斜視図である
なお上記実施例ではゴムシート16に作動子復帰用の突
起部162.163を形成してこれにより作動子14.
15を復帰させる様にしたが、共通接点13を構成する
接点ばね131〜133の偏倚力を利用して作動子14
.15に復帰力を与える様にしても良い。
従ってゴムシート16には作動子復帰用の突起部は特に
設ける必要もない。
この様にすればゴムシート16の形状が簡素化される。
また、第7図はこの考案の他の実施例を示すものである
すなわち上記実施例では、可動接点部材として導電ゴム
を貼着したゴムシートを使用した押ボタンスイッチにつ
いてを説明したが、第7図は可動接点部材として、ゴム
シートを使用しない場合の実施例である。
以下第7図を簡単に説明する。
第7図において第5図と同一部分にば同一符号を付して
その説明を省略する。
図中、31は詳細を第8図aに示すスペーサ、32は詳
細を第8図すに示す接点シート、33ツま詳細を第8図
Cに示す絶縁シート、34は詳細を第8図dに示すシー
ト状弾性部材である。
第8図a−dは上記した各部材を取出して示す平面図で
、以下順に説明する。
スペーサ31は印刷基板17と接点シート32との間に
介在されるもので、例えば合成樹脂材などからなり、印
刷基板17の接点パターンに対向する部分が切欠されて
いる。
つまり各押ボタン12に対応する位置に窓311が設げ
られている。
また接点シート32は導電性部材から成り、上記印刷基
板17の接点パターンに対向する位置に接点321が形
成されている。
この接点321は弾性を有しており、対応する押ボタン
12が押されるとシート状弾性部材34により押圧され
、その接点321が印刷基板17の接点パターンに接触
する様になっている。
また絶縁シート33は上記接点シート32とシート状弾
性部材34との間に介在され、両者を絶縁するフィルム
状のシートである。
また、上記シート状弾性部材34は弾性を有する金属板
から成り、各押ボタン12に対向する位置に切り起こし
部(以下板ばね部341という)が形成され、この板ば
ね部341の先端はそれぞれ各押ボタン12の下端面に
当接している。
そして、この板ばね部341の先端付近には、押ボタン
12が押されたとき上記接点シート32の接点321を
押圧するための突起片342が突出形成されている。
また、このシート状弾性部材34には作動子14.15
復帰用の板ばね部343゜344が形成されている。
上記の様な構成により、その組立ては前記実施例とほぼ
同様に行える。
すなわち、共通接点13を取゛付けたのち、2つの作動
子14.15を前記した手順で装着する。
午、のあと、まず第8図dの1
\シート状弾性部材34を所定位置に
装着し、その上から第8図Cの絶縁シート33を載せ、
さらに第8図すの接点シート32、第8図aのスペーサ
31を順次重ねて装着し、最後に印刷基板17を装着す
れば組立を完了する。
これにより構成部品は全て定位置に固定される。
以上説明した様にこの考案によれば、電話機用の押ボタ
ンスイッチ機構において、押ボタン、共通接点、共通接
点作動子、可動接点部材、固定接点部材などの構成部品
を一方向から平面的に順次積み重ねることにより押ボタ
ンスイッチが組立てられる様にしたので製造工数の大幅
な削減が計れ、また部品点数も大幅に減少するため量産
性に優れるとともに小形化、低廉化が計れるなどその効
果は大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
第1図a、bは従来の押ボタンスイッチの構造を示す斜
視図及びボタン部分の断面図、第2図aはこの考案の一
実施例による押ボタンスイッチの組立て構造を一部切欠
して示す平面図、第2図すは第1図aの部分的な断面図
、第3図は第2図の要部を取り出して示す斜視図、第4
図は第2図におけるゴムシートを詳細に示す斜視図、第
5図は同実施例における組立て手順を説明するための分
解斜視図、第6図は組立て後の押ボタンスイッチを示す
斜視図、第7図はこの考案の他の実施例を説明するため
の分解斜視図、第8図a−dは第7図の要部を詳細に示
す平面図である。 11・・・・・・カバー、12・・・・・・押ボタン、
13・・・・・・共通接点、14.15・・・・・・作
動子、16・・・・・・ゴムシート、17・・・・・・
印刷基板、111.112・・・・・・ガイ ド枠。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数個の押ボタンが行列状に配列され各押ボタンの押下
    げおよびその復帰各動作をガイドするガイド枠を外面及
    び内面に突出形成したカバーと、シート状部材に一体に
    突出形成され前記押ボタンの下端部に当接してこの押ボ
    タンの押下げによりその押下げ方向に弾性的に変形する
    複数の弾性突部を有する可動接点部材と、この可動接点
    部材の各弾性突部に設けられた各可動接点に対向する位
    置に接点パターンを形成した平板状の固定接点部材と、
    前記カバー内面に形成された前記ガイド枠のうち特定の
    ガイド枠と前記固定接点部材との間で回動自在に軸支さ
    れ所定数毎の押ボタンの押下げ力を共通に受けて回動し
    共通接点を作動させる共通接点作動子とを具備し、前記
    押ボタン、共通接点作動子、可動接点部材、固定接点部
    材を一方向より順次積層してなることを特徴とする押ボ
    タンスイッチの組立て構造。
JP15272978U 1978-11-08 1978-11-08 押ボタンスイツチの組立て構造 Expired JPS589410Y2 (ja)

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JP15272978U JPS589410Y2 (ja) 1978-11-08 1978-11-08 押ボタンスイツチの組立て構造

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Publication Number Publication Date
JPS5569330U JPS5569330U (ja) 1980-05-13
JPS589410Y2 true JPS589410Y2 (ja) 1983-02-21

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