JPH01276288A - 携帯型端末装置を利用した車内検札装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は携帯型端末装置を利用した車内検札装置に係り
、特にＩＣメモリカードとプリペイドカード読取器を使
用することにより車内の検札業務を行うのに好適な携帯
型端末装置を利用した車内検札装置に関するものである
。

〔従来の技術〕

従来、携帯型端末装置を利用した車内検札では、端末装
置自体に専用の機能のメモリを一体に組み込んでいたた
め、業務の種類別に端末装置を使い分けしなければなら
ず、また、端末装置内のメモリ容量も制限されていた。

また、料金精算に関しては、現金のみしか扱えず、プリ
ペイドカードは使用できなかった。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術は、携帯型端末装置の汎用性という点につ
いては配慮がなされておらず、車内の検札業務において
、乗車料金精算用、ダイヤ情報用といった業務内容別に
端末装置自体の使い分けを行い、また、端末装置内に組
み込まれるメモリに容量制限があり、料金精算について
は、現金のみしか扱えず、設置型の券売機で利用できる
プリペイドカードが使用できないという問題があった。

本発明の目的は、携帯型端末装置とメモリとを切り離す
ことができ、業務内容別に差し換え可能なＩＣメモリカ
ードを利用し、かつ、プリペイドカードも利用できる携
帯型端末装置を利用した車内検札装置を提供することに
ある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は、液晶表示板に誘導画面を表示し、データの
入出力操作を行うカーネル部と、乗車料金情報やダイヤ
ル情報等を格納する検索情報格納部と、キー操作により
蓄えられるデータを格納するデータ格納部とを有するＩ
Ｃメモリカードを設け、端末装置内の制御装置が上記カ
ーネル部を制御するようにし、また、プリペイドカード
読取器を付加した構成として達成するようにした。

〔作用〕

端末装置にＩＣメモリカードが挿入されると、ＩＣメモ
リカード内のカーネル部は、端末装置内の制御装置へ処
理指令を渡して動作する。それによって、ＩＣメモリカ
ード内の情報のみを変えるだけで、端末装置はそのまま
で機能を変えることができるので、各種の処理を容易に
ＩＣメモリカードを切り替えて使用でき、かつ、大量の
情報を扱う処理もサポートできる。

また、プリペイドカードを利用して料金精算を行う場合
、端末装置にプリペイドカード読取器を設け、これにプ
リペイドカードを挿入し、利用金額を差し引くようにす
ることにより、車内において現金なしでもプリペイドカ
ードを利用して料金精算ができる。

〔実施例〕

以下本発明の実施例を第１図〜第３図を用いて詳細に説
明する。

第１図は本発明の携帯型端末装置の構成とそれに脱着可
能なＩＣメモリカードの一実施例を示す構成図である。

第１図において、１は携帯型端末装置で、制御装置２を
核に各種の装置が配置されている。３はキーボードで、
使用者が液晶表示板（以下ＬＣＤという）４に表示され
る誘導画面に従ってデータの入力を行う部分である。Ｌ
ＣＤ４は表示される誘導画面に従ってデータの入力を行
う部分で、使用者への誘導画面を表示するとともに、使
用者が要求する情報を表示する。５はプリンタで、ＬＣ
Ｄ４の画面のハードコピーを行ったり、乗車両全の領収
書を書式化して出力する部分である。６はＩＯインタフ
ェースである。

７はＩＣメモリカードで、携帯型端末装置１とは分離し
てあり、脱着式になっている。ＩＣメモリカード７は、
携帯型端末装置１に挿入されると、携帯型端末装置１で
乗車料金算出やダイヤ情報の検索などを行い、制御装置
２へＬＣＤ表示、キー人力、プリンタ出力などの制御指
令を渡す。ＩＣメモリカード７は、カーネル部８と、駅
区間毎の乗車料金情報や各路線のダイヤ情報を格納する
検索情報格納部９と、データを蓄積する収集データ格納
部１０とから構成されている。

第２図は乗車料金情報を格納して乗車料金算出の例を示
した説明図で、第２図（、）はＩＣメモリカード７に格
納された座席料金テーブル１１と乗車料金テーブル１２
を示す。乗車料金テーブル１２には１乗車券料金と特急
券料金が駅区間毎に格納されていて、乗車区間を指定す
ることにより、それぞれの料金が取り出せるようになっ
ている。

座席料テーブル１１は１乗車料金に付加される指定席券
や自由席巻の料金が格納されている。指定席券は、！１
１忙期１通常期、閑散期毎に料金補正があるため、携帯
型端末装置１上の時計を見ながら自動的に選択できるよ
うになっている。

第２図（ｂ）は、乗車券料金算出を示す図で、上野乗車
で途中乗り越し水戸までの例を示す。乗り越し時には、
乗り越し駅までの乗車距離Ｑ１が１１００ｋより長い場
合は、乗り越し地点からの距離Ｑ２の料金を、また、乗
り越し駅までの乗車距離ｙ１１　　が１１００ｋ以下の
場合は、第２図（Ｑ）に示すように、全乗車区間ａ３の
料金Ｃ３から乗車距ｉｌｌ’！　Ｑｘ’　　の料金ｃ１
　を差し引いた料金を支払うことになる。これを乗車料
金テーブル１２の駅間距離を参照して自動的に算出する
ことができる。

特急券料金算出は、乗り越し時でも距離に関係なくその
差額が算出され、料金が支払われることになるが、これ
を乗車料金テーブル１２の特急券料金を参照して自動的
に算出できる。

第３図はダイヤ情報を検索するためのＩＣメモリカード
を示す図である。第３図において、ダイヤテーブル１３
は、時間帯がとられ、ダイヤ検索のための駅名（駅コー
ド）に対応している。第１図のＬＣＤ４上に表示される
誘導画面から時間帯と駅名（駅コード）を指定すること
により、制御装置２からＩＣメモリカード７上のカーネ
ル部８に入力されたデータが渡り、そのデータに基づき
、列車テーブル１４を検索し、その時間帯と駅名（駅コ
ード）に関係の列車名と始発・到着駅名及び時刻等を第
１図のＬＣＤ４に表示する。

本実施例によれば、第１図のＩＣメモリカード７上の検
索情報格納部９だけを変更することにより、カードの差
し換えだけで容易に検札業務が行えるという効果がある
。

また、第１図に破線で示したプリペイドカード読取器１
５を制御装置２に接続し、プリペイドカードを利用して
料金精算を行うようにすることもできる。

第４図は、そのときの一実施例を示す操作フロー図であ
る。車内における券売では、ステップ１０１でＬＣＤ４
に示されるガイダンスに従い、乗車駅。

降車駅９乗り越し駅等のデータをキーボード３より入力
する。ステップ１０２で制御装置２はキーボード３より
入力されたデータに従い、ＩＣメモリカード７より乗車
料金情報を検索し、料金を計算する。ステップ１０３で
はお客からプリペイドカードをあずかり、それをプリペ
イドカード読取器１５に挿入して料金の精算を行う。制
御装置２は挿入されたプリペイドカードの残金をチエツ
クし、その中から乗車券の金額を引き、残り金額をカー
ドにセットする。ステップ１０４ではプリンタ５から領
収書をプリントアウトする。ステップ１０５では売り上
げのデータをＩＣメモリカード７に格納する。

本実施例によれば、料金の精算が現金を扱わなくともで
きるので、業務が簡略化されるばかりでなく、お客とし
ても車内においてプリペイドカードが利用できるので非
常に便利である。

また、ＩＣメモリカード７の中にダイヤ情報も格納され
ているので、お客からの間合わせに対し、必要情報をキ
ーボード３より入力することにより、その内容をＬＣＤ
４に表示し、お客にすばやく回答することができる。

また、ＩＣメモリカード７を交換して利用することによ
り、他の路線の料金情報やダイヤ情報も検索できるので
、１つの携帯型端末装置１でＩＣメモリカード７を複数
枚準備し、交換して利用することにより様々な路線に対
応できる。

また、パソコン等により売り上げデータを管理　４する
場合、売り上げデータはＩＣメモリカード７に蓄積され
るので、伝票等に記入し、その後パソコンのキーボード
よりデータを入力するなどの方法をとらずに、直接ＩＣ
メモリカード７よりパソコンへ伝送でき、キー人力ミス
等の間違いがなく、速く、確実にパソコンへデータを入
力することができる。

〔発明の効果〕

以上説明したように、本発明によれば、車内の検札業務
で乗車料金情報やダイヤ情報をＩＣメモリカードに格納
し、これらの情報の管理を行うカーネル部をＩＣメモリ
カードに設けることにより、ＩＣメモリカードの差し換
えだけで、乗車料金算出、印刷、ダイヤ情報の検索など
の業務を容易にでき、また、データ入出力時の情報をＩ
Ｃメモリカード上に記録しておくことができ、さらにプ
リペイドカードが利用できるので、現金の管理が少なく
なり、業務の簡略化がはかれるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の携帯型端末装置の構成とそれに脱着可
能のＩＣメモリカードの一実施例を示す構成図、第２図
は乗車料金情報を格納して乗車料全算出の例を示した説
明図、第３図はダイヤ情報を検索するためのＩＣメモリ
カードを示す図、第４図はプリペイドカード利用の一実
施例を示す操作フロー図である。 １・・・携帯型端末装置、２・・・制御装置、３・・・
キーボード、４・・・ＬＣＤ、５・・・プリンタ、６・
・・ＩＯインタフェース、７・・・ＩＣメモリカード、
８・・・カーネル部、９・・・検索情報格納部、１０・
・・収集データ格納部、１５・・・プリペイドカード読
取器。 高１区 １Ｓ−一一プリ公イトカート亀た薯に老瓢第２日 （ＣＬ） ユ Ω、　）　１００Ｋ重めヒセＣ１：　ｐ、間の糾令（Ｃ
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３図 ］ ■

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、使用者が操作する誘導画面を表示する液晶表示板と
   、前記誘導画面に従つてキー操作を行うキーボードと、
   乗車料金の領収書等を印刷するプリンタと、乗車料金情
   報やダイヤ情報の入出力を行うＩ／Ｏインタフェースと
   、これらを制御する制御装置とからなる携帯型端末装置
   において、前記液晶表示板に誘導画面を表示し、データ
   の入出力操作を行うカーネル部と、前記乗車料金情報や
   ダイヤ情報等を格納する検索情報格納部と、前記キー操
   作により蓄えられるデータを格納するデータ格納部とを
   有するＩＣメモリカードを設けたことを特徴とする携帯
   型端末装置を利用した車内検札装置。 ２、前記端末装置にプリペイドカード読取器を設け、料
   金精算をキャシュレスで行うことができるようにしたこ
   とを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の携帯型端末
   装置を利用した車内検札装置。