JPH0127580Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0127580Y2 JPH0127580Y2 JP1983173700U JP17370083U JPH0127580Y2 JP H0127580 Y2 JPH0127580 Y2 JP H0127580Y2 JP 1983173700 U JP1983173700 U JP 1983173700U JP 17370083 U JP17370083 U JP 17370083U JP H0127580 Y2 JPH0127580 Y2 JP H0127580Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- protection piece
- cylindrical
- semi
- spark plug
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 32
- 238000002788 crimping Methods 0.000 claims description 5
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
- 230000001012 protector Effects 0.000 description 1
- 230000002787 reinforcement Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
- Spark Plugs (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はイグニツシヨンケーブルを自動車等
の内燃機関の点火プラグに接続する用に供する点
火プラグ用端子に関するものである。
の内燃機関の点火プラグに接続する用に供する点
火プラグ用端子に関するものである。
従来この種の端子としては第１図に示すような
ものがある。即ち端子本体Ａは金属板を折曲加工
して円筒状となし、その一端部には高圧電線Ｗの
圧着部A1を形成し、他端部には点火プラグ（図
示せず）に対する円筒状嵌合部A2を形成し、第
２図で示されるように電線導体W1の露出した先
端部を折曲げて絶縁被覆W2上に位置させること
により圧着部A1と加締接続し、導体W1の露出部
には切起した導体保護片１を当接させる構造とし
ているものである。
ものがある。即ち端子本体Ａは金属板を折曲加工
して円筒状となし、その一端部には高圧電線Ｗの
圧着部A1を形成し、他端部には点火プラグ（図
示せず）に対する円筒状嵌合部A2を形成し、第
２図で示されるように電線導体W1の露出した先
端部を折曲げて絶縁被覆W2上に位置させること
により圧着部A1と加締接続し、導体W1の露出部
には切起した導体保護片１を当接させる構造とし
ているものである。
しかし、この構造においては導体保護片１は平
板状であるので、導体W1の露出した折曲部と該
導体保護片１との間に空間が存在し、第２図に示
すように通電時、導体保護片１と導体W1間にお
いてスパーク時にコロナ放電が発生して導体保護
片１から導体W1の露出した折曲げ部へ電子ｅが
飛び込み、導体W1が炭化されて導体W1の焼損に
つながるという問題があつた。
板状であるので、導体W1の露出した折曲部と該
導体保護片１との間に空間が存在し、第２図に示
すように通電時、導体保護片１と導体W1間にお
いてスパーク時にコロナ放電が発生して導体保護
片１から導体W1の露出した折曲げ部へ電子ｅが
飛び込み、導体W1が炭化されて導体W1の焼損に
つながるという問題があつた。
本考案は上記の問題点を解決するためになされ
たもので、その目的とするところは、かかるコロ
ナ放電による焼損事故が生じないようにしつつ露
出導出に対する導体保護片を設けることにある。
たもので、その目的とするところは、かかるコロ
ナ放電による焼損事故が生じないようにしつつ露
出導出に対する導体保護片を設けることにある。
以下図面に基き本考案の構成について説明す
る。
る。
点火プラグ用端子A′の点火プラグへの円筒状
嵌合部A2′にはその合せ目２を被覆するようにし
て金属製の半円筒状拡開防止体３，３がその突起
３ａを本体の孔（図示せず）に係入させて装着さ
れており、内側に位置する第半円筒状の拡開防止
体３の軸方向の端部には軸心方向に向けて折曲し
た導体保護片４を一体的に設けたものであり、該
導体保護片４は圧着部A1′方向に開いた半円筒状
であるので、端子A′に対する高圧電線Ｗの加締
接続時において、折曲された電線導体W1の露出
部分が該半円筒状の導体保護片４内に位置するよ
うに位置決めするもので、導体W1の露出部にお
ける全表面は該導体保護片４で覆われて導体保護
片４と導体１との間にコロナ放電を生ずる空間が
存在しない。
嵌合部A2′にはその合せ目２を被覆するようにし
て金属製の半円筒状拡開防止体３，３がその突起
３ａを本体の孔（図示せず）に係入させて装着さ
れており、内側に位置する第半円筒状の拡開防止
体３の軸方向の端部には軸心方向に向けて折曲し
た導体保護片４を一体的に設けたものであり、該
導体保護片４は圧着部A1′方向に開いた半円筒状
であるので、端子A′に対する高圧電線Ｗの加締
接続時において、折曲された電線導体W1の露出
部分が該半円筒状の導体保護片４内に位置するよ
うに位置決めするもので、導体W1の露出部にお
ける全表面は該導体保護片４で覆われて導体保護
片４と導体１との間にコロナ放電を生ずる空間が
存在しない。
本考案は上記した如くに、円筒状嵌合部A2′に
設ける拡開防止体３に軸心方向に向いた半円筒状
の導体保護片４を設け、該半円筒状の導体保護片
４が高圧電線Ｗの端部において折曲した露出して
いる導体W1の略全表面を被覆するようにして成
るものであるから、コロナ放電の影響が導体に及
ぶことなくして導体の焼損を防止でき、電線を端
子に対して加締めるとき半円筒状を有することに
より導体を位置決めする構造の導体保護片がガイ
ドとなつて導体の折曲げ不良を防止し、導体保護
片は拡開防止体の補強となり、また、従来の如く
に端子本体から切り起した場合の如くに端子本体
の強度を低下させることがない等の特長を有す
る。
設ける拡開防止体３に軸心方向に向いた半円筒状
の導体保護片４を設け、該半円筒状の導体保護片
４が高圧電線Ｗの端部において折曲した露出して
いる導体W1の略全表面を被覆するようにして成
るものであるから、コロナ放電の影響が導体に及
ぶことなくして導体の焼損を防止でき、電線を端
子に対して加締めるとき半円筒状を有することに
より導体を位置決めする構造の導体保護片がガイ
ドとなつて導体の折曲げ不良を防止し、導体保護
片は拡開防止体の補強となり、また、従来の如く
に端子本体から切り起した場合の如くに端子本体
の強度を低下させることがない等の特長を有す
る。
第１図は従来のプラグ用端子と電線の接続を示
した一部破断側面図、第２図は同上の要部の平面
図、第３図は本考案に係る点火プラグ用端子の斜
視図、第４図は第３図に示した端子と電線との接
続を示した一部破断側面図、第５図は同上の一部
を破断した平面図である。 A′……点火プラグ用端子、A1′……電線の圧着
部、A2′……円筒状嵌合部、３……拡開防止体、
４……導体保護片。
した一部破断側面図、第２図は同上の要部の平面
図、第３図は本考案に係る点火プラグ用端子の斜
視図、第４図は第３図に示した端子と電線との接
続を示した一部破断側面図、第５図は同上の一部
を破断した平面図である。 A′……点火プラグ用端子、A1′……電線の圧着
部、A2′……円筒状嵌合部、３……拡開防止体、
４……導体保護片。
Claims (1)
- 電線の圧着部と点火プラグに対する円筒状嵌合
部を有する点火プラグ用端子において、円筒状嵌
合部A2′に設ける拡開防止体３に軸心方向に向い
た半円筒状の導体保護片４を設け、該半円筒状の
導体保護片４が高圧電線Ｗの端部において折曲し
た露出している導体W1の略全表面を被覆するこ
とを特徴とする点火プラグ用端子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17370083U JPS6084088U (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | 点火プラグ用端子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17370083U JPS6084088U (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | 点火プラグ用端子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6084088U JPS6084088U (ja) | 1985-06-10 |
| JPH0127580Y2 true JPH0127580Y2 (ja) | 1989-08-18 |
Family
ID=30378335
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17370083U Granted JPS6084088U (ja) | 1983-11-11 | 1983-11-11 | 点火プラグ用端子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6084088U (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5443211U (ja) * | 1977-08-31 | 1979-03-24 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS47520U (ja) * | 1971-01-21 | 1972-08-03 | ||
| JPS6321102Y2 (ja) * | 1981-06-03 | 1988-06-10 |
-
1983
- 1983-11-11 JP JP17370083U patent/JPS6084088U/ja active Granted
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5443211U (ja) * | 1977-08-31 | 1979-03-24 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6084088U (ja) | 1985-06-10 |
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