JPH01275197A - Icカード及びicカードの製造方法 - Google Patents

Icカード及びicカードの製造方法

Info

Publication number
JPH01275197A
JPH01275197A JP63106928A JP10692888A JPH01275197A JP H01275197 A JPH01275197 A JP H01275197A JP 63106928 A JP63106928 A JP 63106928A JP 10692888 A JP10692888 A JP 10692888A JP H01275197 A JPH01275197 A JP H01275197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
module
sheet
resin
manufacturing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63106928A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshifumi Nishimura
佳史 西村
Yasunori Fukumitsu
福光 保典
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
Priority to JP63106928A priority Critical patent/JPH01275197A/ja
Publication of JPH01275197A publication Critical patent/JPH01275197A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はICモジュールを装着若しくは内蔵した新規な
ICカード、及びこのICカードを簡単にかつ低いコス
トで効率よく製造する方法に関するものである。
従来の技術 一般に、ICカードの機械的性質及び電気的性質はその
構造に大きく左右される上に、その製造の難易はコスト
に影響を与えるために、これまでICカードの構造や製
造方法に関しては種々の検討がなされている。ところで
このICカードは、構造的にはめこみ型とラミネート型
の2種に大別することができる。添付図面の第11図は
、前者の、また第12図は後者の例のそれぞれの断面図
を示すが、これらの図から分かるように、はめこみ型は
通常ICカード基板に穴を開け、ICモジュールを装着
した構造を有し、一方ラミネート型は、通常ICカード
基板に穴を開け、ICモジュールを内蔵し、フィルムで
覆った構造を有している。
そして、これらの中のはめこみ型のICカードは、IC
モジュールに封止枠を設け、該封止枠内に封止樹脂を流
し、埋設用の穴の大きさにICモジュールを研摩するこ
とによって製造されるため、人手がかかり、ICカード
の製造コストが高くつくのを免れない上、使用時に折り
曲げなどの外部からの機械的圧力に対して、ICモジュ
ールとICカード基板との固定が十分でないために、前
記ICモジュールが離脱しやすく、さらにICモジュー
ルの端部でカード表面にしわが生じやすいなどの欠点が
ある。
一方、ラミネート型のICカードは、ICモジュールに
封止枠を設け、前記封止枠内に封止樹脂を流し、埋設用
の穴の大きさにICモジュールを研摩したのち、ICカ
ード基板の上下にフィルムをラミネートすることによっ
て製造されるため、前記はめこみ型と同様に、ICカー
ドの製造コストが高くつくのを免れず、さらに、使用時
における折り曲げなどの外部からの機械的圧力に対して
も前記はめこみ型の場合と同様の欠点を示す。
発明が解決しようとする課題 本発明は、このような従来のICカードが有する欠点を
克服し、製造コストが低く、かつ使用時における折り曲
げなどの外部からの機械的圧力に対しても、表面にしわ
が入りにくいなどの優れた特徴を有するICカードを提
供することを目的としてなされたものである。
課題を解決するための手段 本発明者らは、簡単な構造を有し、優れた物性を示すI
Cカードを開発するために鋭意研究を重ねた結果、IC
モジュールとシートとの固定具を特定の条件に形成する
ことにより、その目的を達成しうろことを見出し、この
知見に基づいて本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、ICモジュール固定具が、ICモ
ジュールの外部電極から信号をとりいれる接点が露出す
る方の印刷を有するシートとICモジュールとカード内
樹脂に接し、前記固定具と該シートは前記ICモジュー
ルの基板底辺よりも広い部分にて接し、かつ前記固定具
と前記シートのなす角は90度未満であり、前記固定具
又は前記ICモジュールがカード内樹脂に接する部分に
おいてカード内樹脂が90度以上の角をはさんでICモ
ジュール固定具又はICモジュールに接することを特徴
とするICカードを提供するものである。
このICカードは、本発明に従えば、ICモジュールを
ICモジュールの外部電極から信号をとりいれる接点が
露出する方の印刷を有するシートに設置した設置シート
において、ICモジュール固定具が前記シートと前記I
Cモジュールの基板底辺よりも広い部分で接し、かつ前
記固定具と前記シートのなす角は90度未満であり、前
記固定具又は前記ICモジュールがカード内樹脂に接す
る部分において、カード内樹脂が90度以上の角をはさ
んでICモジュール固定具又はICモジュールに接する
ようにしてICモジュールを前記シートに固定し、IC
モジュールと前記シートと前記固定具を一体化した一体
化シートを作製し、前記一体化シートと、カード裏側の
印刷を施したシート又はカード裏側印刷形成用シートを
成形用金型内の所定の位置に設置したのち、成形用金型
を閉じ、前記一体化シートと、前記カード裏側の印刷を
施したシート又は前記カード裏側印刷形成用シートの空
隙にカード基材成形用樹脂を射出することによって、I
Cモジュールを組み込んだICカードを製造することが
できるし、あるいは前記−体化シートを成形用金型の所
定の位置に設置したのち、成形用金型を閉じ、前記一体
化シートと成形用金型の空隙にカード基材成形用樹脂を
射出し、ICカード基材を作製したのち、カード裏面印
刷層を形成することによって、ICモジュールを組み込
んだtCカードを製造することができる。
本発明におけるICモジュール固定具は、カード内樹脂
を射出成形によって形成する際に、ICモジュールが樹
脂の流れにより設定位置から移動するのを防ぐ目的で、
ICモジュールを固定するために用いられる。このIC
モジュール固定具の基材としては、ICモジュールを構
成している基材と同一のもの、あるいは相容性若しくは
部分的に架橋を形成するものが好適である。例えばIC
モジュール基板にガラス・エポキシ複合材を用いた場合
には、ICモジュール固定具としては、エポキシ樹脂を
基材とするものを用いることが望ましい。また、ICモ
ジュール固定具の基材とカード内樹脂を同一のものにす
ると、カード内樹脂とICモジュール固定具との接着性
は良くなるが、ICモジュールとICモジュール固定具
との接着性が不良となって、ICモジュールが離脱しや
すくなり、ICカードは実用に耐えないものとなる。
さらに、封止樹脂を用い、封止工程と固定工程を同時に
行う方が効率的で有利である。
本発明におけるICモジュール固定具と、ICモジュー
ルの外部電極から信号をとりいれる接点が露出する方の
印刷を有するシート(以下、表側印刷シートと略す)と
のなす角とは、第13図のaに示す角のことであって、
本発明においては、この角は90度未満にすることが必
要である。また、前記シートがICモジュールの基板底
辺よりも広い部分で接しているため、ICモジュール固
定員がつばのような働きをしてICモジュールが離脱し
にくくなっている。したがって、ICモジュール固定具
としては、たわみ性のあるものを使用することが望まし
い。
また、本発明においては、ICモジュール固定具又はI
Cモジュールがカード内樹脂に接する部分において、カ
ード内樹脂が90度以上の角をはさんでICモジュール
固定具又はICモジュールに接することが必要であり、
これは、第13図のbに示すように、ICモジュール固
定具と封止樹脂により形成される断面輪郭部において、
接線のなす角が90度以上であることを意味する。この
結果、ICモジュールの端でカード内樹脂に局所的な力
が働くのが防止され、ICモジュールの端でカード表面
にしわが入りにくくなる。
なお、ICモジュールとは、ICチップと回路基板を一
体化したものであって、その表面には外部電極から信号
などを入力するために必要な接点を有しており、前記I
Cチップと前記接点とはなんらかの方法にて電気的に接
続されている。また、本発明のICカードは、通常その
表面に磁気ストライプ層が設けられる。
実施例 次に、添付図面に従って、本発明のICカードを説明す
る。
第1図は、本発明に係る封止していないICモジュール
の1例の断面図であって、ICモジュール1は、ガラス
エポキシ複合材(ガラス布にエポキシ樹脂を含浸させて
硬化させた複合材)などから成るICモジュール基材層
1aとその表面にめっき処理などにより形成された端子
1c及び回路パターン1bと、基材Nlaの裏面にエポ
キシ銀ペーストなとより成るダイポンディング剤1dに
より取り付けられたCPtJ、  メモリなどのICチ
ップ1eと、端子1cと回路パターンlbを接続するス
ルーホールif、ICチップ1eと回路パターン1bを
接続する導体1gなどから構成されている。前記封止し
ていないICモジュールlは、ICモジュール基材層1
aにICチップleをダイポンディングしたのち、ワイ
ヤー1gにより前記ICチップ1eと前記回路パターン
1bとをワイヤーポンディングするなどの手段で作製す
ることができる。
次に、封止していないICモジュールをカード表側印刷
シートの所定の位置に設置した設置シートを作製する。
次に第2図は封止していないICモジュールをカード表
側印刷シートの所定の位置に設置したシートを作製する
工程を説明するための説明図であって、(A)ははめこ
み型、(B)はラミネート型を示す。前記設置したシー
ト2は、オーバーフィルム2aとシート2bのどちらか
にカード表側の印刷を施した表側印刷層2cを形成し、
オーバーフィルム2aとシート2bをラミネートしたの
ち、ICモジュール穴2d又は端子穴2eを開け、封止
していないICモジュールlを所定の位置に配置するこ
とにより得られる。
この場合、オーバーフィルム2aとシート2bの基材と
しては、ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート
、ポリカーボネートなどを用いることができ、オーバー
フィルム2aとシート2bの基材は、同一でも異なって
いても良い。オーバーフィルム2aとシート2bをラミ
ネートするには、熱融着又は接着剤により接着するなど
の方法をとることができる。JCモジュール穴2d又は
端子穴2eは、打ち抜きなどの手段で設ける。
封止していないICモジュール1の設置に関しては、I
Cモジュール穴2dを開けた場合は、前記封止していな
いICモジュール1に軽く機械的な圧力を加えてその穴
にはめこみ、IC端子穴2eを開けた場合は、裏面に感
圧接着剤又は感熱接着剤などの接着剤2fを塗布し、軽
く機械的な圧力を加えてシート2b上に固着又は仮着し
ておくとよい。
さらに、オーバーフィルム2aの表面には、所望に応じ
磁気ストライプ層2gを設けることができる。
次いで、ICモジュール固定具として封止樹脂を用い、
一体止シートを作製する。第3図はこの一体化シートの
1例の断面図であって、(A)ははめこみ型、(B)は
ラミネート型を示す。一体化シ−ト4は、前記封止して
いないICモジュール1と前記設置ンート2と封止樹脂
3とを一体化することにより得られる。
この場合、封止樹脂3は、光硬化型、熱硬化型又は常温
硬化型、あるいはこれらの複合型エポキシ封止樹脂を用
いることができる。
前記封止していないICモジュール1上に封止樹脂3を
ポツティングなどにより施し封止を行う際に、封止樹脂
3は、前記封止していないICモジュール1の基板底辺
よりも広く広がるようにして前記設置シート2とも接着
するようにし、封止樹脂3と設置シート2のなす角は9
0度未満になるようにする。また、設置シート2上で凸
になっている封止樹脂3で形成される部分はなだらかに
傾斜をつけるようにし、後に射出成形により形成される
カード内樹脂が90度以上の角をはさんで封止樹脂に接
するようにする。
また、封止を行うに当っては、封止樹脂の厚みがカード
厚み内になるようにナイフコーターなどで封止樹脂の厚
みを調整してから硬化させるのがよい。
次に、このようにして得られた一体止ンートを用いて、
ICカードを製造する。第4図は、本発明のICカード
の製造方法の例を説明するための断面による説明図であ
って、まず、第4図(A)のごとく一体止シート4とカ
ード裏側印刷形成用転写シート5を成形用金型内に設置
する。該カード裏側印刷形成用転写シート5は、カード
裏側印刷部5aとベースシート部5bより構成されてお
り、その設置は、前記一体止シート4を成形用金型内に
設置する際に、はぼ同時に設置するのが実用的な面から
有利である。
また、一体止シート4を固定側金型6aの所定の位置に
固定するには、静電気力又は前記金型6a壁面に設けら
れた通気孔からの吸引力などを利用し、カード裏印刷形
成用転写シート5を可動側金型6bの所定の位置に固定
するには、クランプ機構8又は静電気力又は前記金型6
b壁面に設けられた通気孔7からの吸引力などを利用す
ればよい。
次に、第4図(B)のごとく前記一体止シート4を配置
した固定側金型6a及び前記カード裏側印刷形成用転写
シート5を設置した可動側金型6bとを閉じたのち、一
体止シート4とカード裏側印刷形成用転写シート5との
間に形成された空隙に、成形用金型6のサイド部から、
カード内樹脂9となる塩化ビニル、ABS樹脂などの熱
可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂などを用いて、溶融状
態のまま一定の圧力にて成形用金型6内に射出し、カー
ド内樹脂成形後、冷却し、次いで型開きを行い、カード
裏側印刷形成用転写シート5のカード裏側印刷部5aと
ベースシート部5bを剥離し、一体止シート4とカード
内樹脂9とカード裏側印刷形成用転写シートのカード裏
側印刷部5aを合わせたICカードを作製する。
このようにして、カード内樹脂の成形と同時に、ICモ
ジュールを組み込んだICカードを作製することができ
る。第5図はこのようにして得られた、ICカードの1
例の断面図であって、ICモジュール1がICカード1
0に組み込まれた状態を示している。なお、カード内樹
脂は、シート2bと同−又は熱融着性若しくは相容性の
ある樹脂を用いることが望ましい。熱融着性である樹脂
としては、例えばポリ塩化ビニルとABS樹脂などが挙
げられる。一方、相容性である樹脂としては、例えばポ
リ塩化ビニルとポリカプロラクタムなどが挙げられる。
また、カード内樹脂9とシート2bの接着性が不良な場
合は、あらかじめ2bに接着剤を塗布しておいてもよい
第6図(A)及び(B)はICカード基材の製造工程を
示す説明断面図で、まず、第6図(A)に示すように、
一体止シート4を成形用金型内に設置し、前記一体止シ
ート4を設置した可動側金fi6b及び固定側金型6a
とを閉じたのち、第6図(B)のように金型を閉じ、一
体止シート4と固定側金型6aとの間に形成された空隙
に、成形用金型のサイド部又は固定側金型6aの金型側
からカード内樹脂9となる塩化ビニル、ABS樹脂など
の熱可塑性樹脂あるいは熱硬化性樹脂などを用いて、溶
融状態のまま一定の圧力にて成形用金型内に射出し、カ
ード内樹脂成形後、冷却し、次いで型開きを行い、IC
カード基材を作製する。
次に、ICカード基材にカード裏面印刷層を形成する。
カード裏面印刷層を形成するには、ベースシート上にカ
ード裏側印刷を形成されて成るカード裏側印刷層転写シ
ート5をICカード基材の裏面に重ね合わせ、次いでこ
れを加熱押圧してICカード基材とカード裏側印刷層転
写シート5のカード裏側印刷層5aとを熱融着させたの
ち、転写シート5のベースシート5bを剥離するなどの
手段によりICカード10を、カード裏側印刷を施し印
刷層11aを形成したフィルム11などを接着するなど
の手段により作製することができる。第7図は、このよ
うにして得られたICカードの断面図である。
第8図は、ICカードの別の断面図で、封止していない
ICモジュールにあらかじめ封止樹脂3にて封止を行っ
たICモジュールを使用し、ICモジュール固定具13
として封止樹脂を用い、封止樹脂13は、前記封止して
いないICモジュール1の基板底辺よりも広く広がるよ
うにして前記設置シート2とも接着するようにし、封止
樹脂13と設置シート2のなす角は90度未満になるよ
うにする。また、設置シート2上で凸になっている封止
樹脂13で形成される部分はなだらかに傾斜をつけるよ
うにし、後に射出成形により形成されるカード内樹脂が
90度以上の角をはさんで封止樹脂3または13に接す
るようにし、一体止シート4を作製する。
なお、ICモジュール封止枠内の封止樹脂とICモジュ
ール固定具に使用する封止樹脂の種類は異なっていても
よく、例えば、封止樹脂3として熱硬化型封止樹脂、固
定具としては光硬化型又は常温硬化型の封止樹脂を用い
ることができる。
第9図は、さらに別のICカードの例を示す断面図であ
って、封止していないICモジュールにあらかじめ封止
樹脂3にて封止を行ったICモジュールを使用し、IC
モジュール固定具13として封止樹脂を用い、封止樹脂
13は、前記封止していないICモジュールlの基板底
辺よりも広く広がるようにして前記設置シート2とも接
着するようにし、封止樹脂13と設置シート2のなす角
は90度未満になるようにする。また、設置シート2上
で凸になっている封止樹脂13bで形成される部分は、
なだらかに傾斜をつけるようにし、後に射出成形により
形成されるカード内樹脂が90度以上の角をはさんで封
止樹脂3又は13に接するようにし、一体止シートを作
製する。
なお、ICモジュール封止枠内の封止樹脂とICモジュ
ール固定具に使用する封止樹脂の種類は異なっていても
よい。
第10図は、さらに別のICカードの例の断面図であっ
て、設置シート2としてカード裏側の印刷を施したオー
バーシートを使用した以外は、前記と同様にして作製す
ることができる。
このようにして作製された本発明のICカードは、その
表面に、公知の方法によって忘気ストライプ層を設ける
ことができる。
発明の効果 本発明は以上のような構成であるので次のような優れた
効果を有する。
(1)従来のICカードと比較して、本発明は、封止枠
作製工程、研摩工程を省略し、製造工程が少なく、シた
がって、ICカード−枚のコストを安くすることができ
る。
(2)従来のICカードと比較して、本発明は、印刷位
置及びICモジュール位置を正確に位置決めすることが
できる。
(3)従来のICカードと比較して、本発明は、ICモ
ジュール固定具がICモジュールのカード基板からの飛
び出しを防止することができる。
(4)従来のICカードと比較して、本発明は、ICモ
ジュールの角がICモジュール固定具により丸められて
いるので、使用時に折り曲げなどの外からかかる機械的
圧力に対して、ICモジュールの端でカード表面にしわ
が入りにくい。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る封止していないICモジュール
の断面図、第2図は封止していないICモジュールをカ
ード表側の印刷を施したシートの所定の位置に設置した
シートを作製する工程を説明するための断面図、第3図
は、本発明の一体化シートの1例の断面図、第4図は本
発明のICカードの製造工程の1例を説明するための断
面図、第5図は、本発明のtCカードの1例の断面図、
第6図は、ICカード基材の製造工程を説明するための
断面図、第7図、第8図、第9図及び第10図はそれぞ
れ本発明の異なった例を示す断面図、第11図は従来の
はめこみ型のICカードの1例を示す断面図、第12図
は従来のラミネート型のICカードの1例を示す断面図
、第13図は、本発明のICカードにおいて、ICモジ
ュール固定具と表側印刷シートとのなす角、及びICモ
ジュール固定具又はICモジュールがカード内樹脂に接
する角を説明するための断面図である。 なお、図中の符号1は封止していないICモジュール、
1aはICモジュール基材層、1bは回路パターン、1
cはICモジュール端子、1dはダイポンディング剤、
1eはICチップ、Ifはスルーホール、1gは導体、
2は熱融着により作製した設置シート、2aはオーバー
フィルム、2bはシート、2cは表側印刷層、2dはI
Cモジュール穴、2eはIC14I子穴、2fは接着剤
、2gは磁気ストライプ層、3は封止樹脂、4は一体化
シート、5はカード裏側印刷形成用転写シート、5aは
カード裏側印刷部、5bはペースシート、6aは固定側
金型、6bは可動側金型、7は通気孔、8はクランプ、
9はカード内樹脂である。 特許出願人 旭化成工業株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ICモジュール固定具が、ICモジュールの外部電
    極から信号をとりいれる接点が露出する方の印刷を有す
    るシートとICモジュールとカード内樹脂に接し、前記
    固定具と前記シートは前記ICモジュールの基板底辺よ
    りも広い部分で接し、かつ前記固定具と前記シートのな
    す角は90度未満であり、前記固定具又は前記ICモジ
    ュールがカード内樹脂に接する部分においてカード内樹
    脂が90度以上の角をはさんでICモジュール固定具又
    はICモジュールに接することを特徴とするICカード
    。 2、ICモジュール固定具が封止樹脂から成るものであ
    る請求項1記載のICカード。 3、表面に磁気ストライプ層を有する請求項1又は2記
    載のICカード。 4、ICモジュールの外部電極から信号をとりいれる接
    点が露出する方の印刷を有するシートに、ICモジュー
    ル固定具が前記シートと前記ICモジュールの基板底辺
    よりも広い部分にて接し、かつ前記固定具と前記シート
    のなす角は90度未満であり、前記固定具又は前記IC
    モジュールがカード内樹脂に接する部分において、カー
    ド内樹脂が90度以上の角をはさんでICモジュール固
    定具又はICモジュールに接するようにしてICモジュ
    ールを固定し、ICモジュールと前記シートと前記固定
    具を一体化した一体化シートを作製し、前記一体化シー
    トと、カード裏側の印刷を施したシート又はカード裏側
    印刷形成用シートを成形用金型内の所定の位置に設置し
    たのち、成形用金型を閉じ、前記一体化シートと、前記
    カード裏側の印刷を施したシート又は前記カード裏側印
    刷形成用シートの空隙にカード基材成形用樹脂を射出す
    ることを特徴とするICモジュールを組み込んだICカ
    ードの製造方法。 5、請求項4記載の一体化シートを成形用金型の所定の
    位置に設置したのち、成形用金型を閉じ、前記一体化シ
    ートと成形用金型の空隙にカード基材成形用樹脂を射出
    し、ICカード基材を作製したのち、カード裏面印刷層
    を形成させるICモジュールを組み込んだICカードの
    製造方法。 6、ICモジュール固定具が封止樹脂から成る請求項4
    又は5記載の製造方法。 7、一体化シートが長尺であり、かつ成形用金型内に設
    置される前に所定の大きさに打ち抜かれたものである請
    求項4、5又は6に記載の製造方法。 8、一体化シートが長尺であり、かつ成形用金型内に設
    置後、型閉めと同時に所定の大きさに打ち抜かれたもの
    である請求項4、又は6に記載の製造方法。 9、一体化シートが長尺であり、かつICカード成形後
    、所定の大きさに打ち抜かれたものである請求項4、5
    又は6に記載の製造方法。 10、カード裏側印刷形成用シートが転写シートから成
    る請求項4〜9の中のいずれかに記載の製造方法。 11、転写シートが長尺体である請求項10記載の製造
    方法。 12、カード裏側の印刷を施したシートが長尺であり、
    かつカード基材に接着される前に所定の大きさに打ち抜
    かれたものである請求項4〜9の中のいずれかに記載の
    製造方法。 13、カード裏側の印刷を施したシートが長尺であり、
    かつ成形用金型内に配置後、型閉めと同時に所定の大き
    さに打ち抜かれたものである請求項4〜9の中のいずれ
    かに記載の製造方法。 14、カード裏側の印刷を施したシートが長尺であり、
    かつICカード成形後、所定の大きさに打ち抜かれたも
    のである請求項4〜9の中のいずれかに記載の製造方法
    。 15、ICカードが表面に磁気ストライプ層を有するも
    のである請求項4〜14の中のいずれかに記載の製造方
    法。
JP63106928A 1988-04-28 1988-04-28 Icカード及びicカードの製造方法 Pending JPH01275197A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63106928A JPH01275197A (ja) 1988-04-28 1988-04-28 Icカード及びicカードの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63106928A JPH01275197A (ja) 1988-04-28 1988-04-28 Icカード及びicカードの製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01275197A true JPH01275197A (ja) 1989-11-02

Family

ID=14446069

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63106928A Pending JPH01275197A (ja) 1988-04-28 1988-04-28 Icカード及びicカードの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01275197A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH039893A (ja) * 1989-06-07 1991-01-17 Ibiden Co Ltd Icカード用プリント配線板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH039893A (ja) * 1989-06-07 1991-01-17 Ibiden Co Ltd Icカード用プリント配線板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0390996B1 (en) IC card module
EP2013821B1 (en) An electronic inlay module for electronic cards and tags, electronic card and methods for manufacturing such electronic inlay modules and cards
JPH0696357B2 (ja) Icカードの製造方法
KR950034639A (ko) 반도체 디바이스 및 그 제조방법과, 반도체 칩을 장착하기 위한 가요성 막
JPH08276459A (ja) 非接触icカード及びその製造方法
JP2000148949A (ja) 非接触icカードおよびその製造方法
JPH01275197A (ja) Icカード及びicカードの製造方法
JPH0439011A (ja) 複合プリント配線板及びその製造方法
JPH031992A (ja) Icカードおよびicカード製造方法
JPH0262398B2 (ja)
JP2000155820A (ja) 非接触icカードおよびその製造方法
JPS6232094A (ja) Icカ−ド
JP2001236480A (ja) 非接触式のicカードとその製造方法
JPH02160594A (ja) Icカード及びicカード製造方法
JPH02151496A (ja) 集積回路装置の製造方法
JP2000306068A (ja) ハイブリッド型icカードの製造方法
JPH02107495A (ja) Icカードおよびicカード製造方法
JP2000058575A (ja) 樹脂封止形リードフレーム組立体及びその製造方法
JPH10166771A (ja) 非接触型icカードとその製造方法
JPH0767874B2 (ja) Icカードの製造方法
WO2000036557A1 (en) Chip card with a shaped lead frame module and mehtod of its manufacturing
JP3081926B2 (ja) Icカード
JPH0295826A (ja) 回路付き樹脂成形体の製造方法
JPH0726139Y2 (ja) Icカード
JPS60189586A (ja) Icカ−ド用キヤリア