JPH0127337Y2 - - Google Patents

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JPH0127337Y2
JPH0127337Y2 JP16212783U JP16212783U JPH0127337Y2 JP H0127337 Y2 JPH0127337 Y2 JP H0127337Y2 JP 16212783 U JP16212783 U JP 16212783U JP 16212783 U JP16212783 U JP 16212783U JP H0127337 Y2 JPH0127337 Y2 JP H0127337Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案はテレビジヨン受像機やVTRなどのテ
レビ放送受信機において、ペイテレビ放送を受信
可能とするデスクランブル用デコーダとテレビ放
送受信機とを好適に接続するインターフエース装
置に関する。
(ロ) 従来技術 カナダ国におけるCATVの普及の流れは
CATV会社が第1図に示すようにCATVチヤン
ネル(MID,SUPER,HYPER)を3チヤンネ
ルに変換するCATVコンバータ1を消費者に提
供することにより普通のテレビジヨン受像機2で
CATVチヤンネルを受信する方式(CATVコン
バータ方式)が大勢を占めている。そうこうする
うちにカナダ国でもCATVペイテレビ放送が開
始された。ペイテレビシステムは米国において盛
んであるが、このシステムはテレビ放送信号にス
クランブルをかけ、一般のテレビジヨン受像機で
受信しても正常な映像が再生できないようになつ
ていて、ペイテレビ放送を視聴したい人は
CATV会社と契約しスクランブルを解除するデ
コーダをCATV会社から借用するシステムであ
る。
さて、カナダ国のCATVペイテレビは前述し
たCATVの背景から第2図に示すようにデスク
ランブル用デコーダ3がCATVコンバータ1に
接続可能な方式(CATVコンバータとテレビジ
ヨン受像機の間にデコーダを接続してペイテレビ
放送を受信する方式)が採用され、デコーダ3の
入力及び出力は3チヤンネルとして統一されてい
る。
しかしながら第2図のようなCATVコンバー
タ1を使用する方式はテレビジヨン受像機2に入
力される信号が画一的に3チヤンネル信号となる
ことからテレビジヨン受像機2自身がもつている
チユーナの活用が半減し、他言すればチユーナが
コンバータ1とテレビジヨン受像機2で重複して
存在するという欠点があるばかりでなく、テレビ
ジヨン受像機のメーカにとつて付加価値がないこ
とを意味する。このため、第3図に示すようにテ
レビ放送受信機のオールチヤンネル受信可能なチ
ユーナ4とVIF回路5に接続されたインターフエ
ース装置6をテレビ放送受信機内に設け、これに
デスクランブル用デコーダ3を図示の如く接続す
る方式が新たに提案されている。この場合、チユ
ーナ4はアンテナ及びCATVケーブルに接続さ
れ、その出力たるIF信号はインターフエース装
置6の第1入力端子7に供給される。第3図にお
いて、前記IF信号はインターフエース装置6内
の第1ミキサ8によつて3チヤンネルにアツプコ
ンバートされ第1出力端子9からデコーダ3の入
力端子10に供給される。デコーダ3では検波器
11で復調され、一たんベースバンドの信号にな
された後、デスクランブル回路12でデスクラン
ブルされ正常な映像信号に戻される。しかる後、
RFモジユレータ13により3チヤンネルに高域
変換され出力端子14から出力される。この出力
信号はインターフエース装置6の第2入力端子1
5を通してインターフエース装置6内の第2ミキ
サ16に供給され、ここで再びIF信号にダウン
コンバートされ第2出力端子17を経てVIF回路
5に供給される。
尚、上述のテレビジヨン受像機は入力及び出力
が3チヤンネルとして統一されたデスクランブル
用デコーダ3を接続可能な様に、その入出力端子
は3チヤンネルとする必要がある。このため、内
蔵するインターフエース装置6はチユーナ4から
のIF信号を3チヤンネル信号に変換して出力す
ると共に、入力される3チヤンネル信号をIF信
号に変換してVIF回路5へ出力する構成となつて
いるのである。
ところで、アツプコンバート用の第1ミキサ8
は3チヤンネルの107MHzとIFキヤリア45.75MHz
の差、107MHz−45.75MHz=61.25MHzなる3チ
ヤンネルのキヤリア61.25MHzが生じる如くアツ
プコンバートして3チヤンネルの高周波信号に変
換しているが、インターフエース装置6の前段に
使用されているオールチヤンネル受信用のチユー
ナ4の出力には本来のIF信号は勿論生じている
が、それ以外にアンテナ入力信号の漏れやチユー
ナ4におけるローカル信号の漏れが生じることが
あり、これらの漏出した信号の中には後続回路に
おいてビート妨害を生じ擬似信号として画像を劣
下させるものがある。その中で3チヤンネルの信
号(61.25MHz)とAチヤンネルのローカル信号
(167MHz)が特に問題となる。
ここでカナダ国のCATVのチヤンネルについ
て簡単に説明する。CATVチヤンネルはテレビ
の6チヤンネル(中心周波数85MHz)と7チヤン
ネル(中心周波数177MHz)の間の周波数帯にA
−6チヤンネル(中心周波数87MHz)、以下、A
−5,…A−1,A,B…Iチヤンネル(中心周
波数171MHz)まで6MHzきざみで割合てられてい
る。そして、Aチヤンネル(中心周波数123MHz)
はCATVのA−6チヤンネル〜1チヤンネルの
うちの略中間位に割合てられている。
(i) チユーナ4からの3チヤンネル信号の漏れが
あると、該信号も当然第1ミキサ8で周波数変
換されるわけであるが、一部は第1ミキサ8を
スルーして第1出力端子9に到達するものがあ
り、第1ミキサ8で正規に周波数変換されたも
のとの間でデコーダ3においてビートを生じ
る。
(ii) チユーナ4から3チヤンネルのローカル信号
の漏れがあると、この漏れ信号はインターフエ
ース装置のローカル周波数と同一の107MHzで
あるため、IF信号との間で周波数変換作用を
行なうことがあり、ビート妨害の原因となる。
(iii) 次にチユーナ4からAチヤンネルのローカル
信号の漏れがあると、この漏れ信号が167MHz
であることから、インターフエース装置のロー
カル周波数107MHzとの間で|107MHz−167M
Hz|=60MHzが発生し、正規に周波数変換され
た3チヤンネル信号61.25MHzとで1.25MHzの
ビートを生じる。
(ハ) 考案の目的 本考案は上述のビートが生じないように工夫し
たインターフエース装置を提供することを目的と
する。
(ニ) 考案の構成 本考案はテレビ放送受信機におけるチユーナと
VIF回路との間に挿入され前記チユーナからの出
力をデスクランブル用のデコーダに供給し、該デ
コーダからの出力を前記VIF回路に供給するもの
であつて、前記チユーナのIF信号を入力する第
1入力端子と、前記第1入力端子からのIF信号
を所定のテレビチヤンネルの高周波信号に変換す
るアツプコンバート用の第1ミキサと、前記第1
ミキサの出力を前記デコーダに与えるための第1
出力端子と、前記デコーダからの前記所定のテレ
ビチヤンネルの高周波信号を入力する第2入力端
子と、前記第2入力端子からの前記所定のテレビ
チヤンネルの高周波信号をIF信号にダウンコン
バートする第2ミキサと、前記第2ミキサの出力
を前記VIF回路に与えるための第2出力端子とを
有するペイテレビ放送受信用インターフエース装
置において、前記第1ミキサの入力側にチユーナ
からの前記所定のテレビチヤンネル信号を阻止す
る第1トラツプ回路とそのローカル信号と前記所
定のテレビチヤンネル信号のローカル信号との周
波数差がこの所定のテレビチヤンネル信号の映像
キヤリア周波数に近接する周波数である様な所定
のCATVチヤンネルの前記ローカル信号を阻止
する第2トラツプ回路を設けたことを特徴とする
構成である。
(ホ) 実施例 第4図において、6は本考案を実施したインタ
ーフエース装置であり、第3図と同様に第1、第
2入力端子7,15、第1、第2出力端子9,1
7を備えている。18は減衰器、19は45.75M
Hzの中心周波数をもつIF通過用フイルタ、20
は3チヤンネル信号阻止用の第1トラツプ回路、
21はAチヤンネルのローカル信号阻止用の第2
トラツプ回路、22はチユーナ4からのIF信号
を3チヤンネル信号に変換するアツプコンバート
用の第1ミキサ、23は3チヤンネル通過用フイ
ルタである。24は107MHzの発振回路、25は
前記発振回路24の出力を増幅して第1ミキサ2
2に与える増幅器である。26は第2入力端子1
5に接続された非同調型の増幅器、27は3チヤ
ンネル通過用フイルタ、16はデコーダ3からの
3チヤンネル信号をIF信号に変換するダウンコ
ンバート用の第2ミキサ、28はIF同調増幅器
である。
第5図は第4図に示すインターフエース装置の
うち主要部の構成を具体的に示す回路図であつ
て、第1入力端子7とアース間に接続された第1
抵抗R1と、信号路に直列に接続された第2抵抗
R2は減衰器18を形成している。コンデンサC1
C2とインダクタンスL1はIF通過用のフイルタ1
9を形成し、コンデンサC3とインダクタンスL2
で3チヤンネル信号61.25MHzに並列共振する第
1トラツプ回路20を、またコンデンサC4とイ
ンダクタンスL3によりAチヤンネルの167MHzに
並列共振する第2トラツプ回路21をそれぞれ形
成している。前に述べたように3チヤンネルのロ
ーカル信号107MHzも妨害信号となるので阻止し
なければならないが、第5図の如く61.25MHzの
第1トラツプ回路20と167MHzの第2トラツプ
回路21を設けることによつて107MHzも実質的
に阻止されることを確しかめた。8は第1ミキサ
であり、23はLCフイルタよりなる3チヤンネ
ル通過用フイルタである。22は発振器24から
の107MHzのローカル信号が第1ミキサ8を通し
て漏出してくるのを阻止するためのトラツプ回路
であつて、インダクタンスL4とコンデンサC5
からなる。
(ヘ) 考案の効果 以上の通り、本考案によれば、特にカナダ国の
CATVペイテレビ放送受信機に好適なインター
フエース装置としてアツプコンバート用の第1ミ
キサとダウンコンバート用の第2ミキサを具備し
ていてチユーナからのIF信号を3チヤンネル信
号に変換してデスクランブル用のデコーダに供給
し該デコーダからの3チヤンネル信号をIF信号
に変換してVIF回路に供給するようにしたインタ
ーフエース装置において、ビート妨害となる3チ
ヤンネル信号及びAチヤンネルのローカル信号
は、いずれも阻止されて第1ミキサには到達しな
い構成となつているので、ビート妨害による画像
の劣下が生じないという効果があり、有効であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のCATV受信システムを示すブ
ロツク図である。第2図は従来のCATVペイテ
レビ放送受信構成を示すブロツク図である。第3
図は本考案が対象とする先行技術のCATVペイ
テレビ放送受信機の構成を示すブロツク図であ
る。第4図は本考案を実施したペイテレビ放送受
信用インターフエース装置のブロツク図であり、
第5図はその具体的構成図である。 3……デコーダ、4……チユーナ、5……VIF
回路、7……第1入力端子、8……第1ミキサ、
9……第1出力端子、15……第2入力端子、1
6……第2ミキサ、17……第2出力端子、20
……第1トラツプ回路、21……第2トラツプ回
路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. テレビ放送受信機におけるチユーナとVIF回路
    との間に挿入され前記チユーナからの出力をデス
    クランブル用のデコーダに供給し、該デコーダか
    らの出力を前記VIF回路に供給するものであつ
    て、前記チユーナのIF信号を入力する第1入力
    端子と、前記第1入力端子からのIF信号を所定
    のテレビチヤンネルの高周波信号に変換するアツ
    プコンバート用の第1ミキサと、前記第1ミキサ
    の出力を前記デコーダに与えるための第1出力端
    子と、前記デコーダからの前記所定のテレビチヤ
    ンネルの高周波信号を入力する第2入力端子と、
    前記第2入力端子からの前記所定のテレビチヤン
    ネルの高周波信号をIF信号にダウンコンバート
    する第2ミキサと、前記第2ミキサの出力を前記
    VIF回路に与えるための第2出力端子とを有する
    ペイテレビ放送受信用インターフエース装置にお
    いて、前記第1ミキサの入力側にチユーナからの
    前記所定のテレビチヤンネル信号を阻止する第1
    トラツプ回路とそのローカル信号と前記所定のテ
    レビチヤンネル信号のローカル信号との周波数差
    がこの所定のテレビチヤンネル信号の映像キヤリ
    ア周波数に近接する周波数である様な所定の
    CATVチヤンネルの前記ローカル信号を阻止す
    る第2トラツプ回路を設けたことを特徴とするペ
    イテレビ放送受信用インターフエース装置。
JP16212783U 1983-10-19 1983-10-19 ペイテレビ放送受信用インタ−フエ−ス装置 Granted JPS6068766U (ja)

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JP16212783U JPS6068766U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 ペイテレビ放送受信用インタ−フエ−ス装置

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JP16212783U JPS6068766U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 ペイテレビ放送受信用インタ−フエ−ス装置

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Publication Number Publication Date
JPS6068766U JPS6068766U (ja) 1985-05-15
JPH0127337Y2 true JPH0127337Y2 (ja) 1989-08-15

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ID=30356111

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JP16212783U Granted JPS6068766U (ja) 1983-10-19 1983-10-19 ペイテレビ放送受信用インタ−フエ−ス装置

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