JPH0127335Y2 - - Google Patents
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- JPH0127335Y2 JPH0127335Y2 JP16212583U JP16212583U JPH0127335Y2 JP H0127335 Y2 JPH0127335 Y2 JP H0127335Y2 JP 16212583 U JP16212583 U JP 16212583U JP 16212583 U JP16212583 U JP 16212583U JP H0127335 Y2 JPH0127335 Y2 JP H0127335Y2
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- JP
- Japan
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- signal
- gain
- output
- input terminal
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 4
- 230000007423 decrease Effects 0.000 claims description 3
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 5
- 238000010897 surface acoustic wave method Methods 0.000 description 4
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000003199 nucleic acid amplification method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Amplification And Gain Control (AREA)
- Television Receiver Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(イ) 産業上の利用分野
本考案はテレビジヨン受像機やVTRなどのテ
レビ放送受信機において、ペイテレビ放送を受信
可能とするデスクランブル用デコーダとテレビ放
送受信機とを好適に接続するインターフエース装
置に関する。
レビ放送受信機において、ペイテレビ放送を受信
可能とするデスクランブル用デコーダとテレビ放
送受信機とを好適に接続するインターフエース装
置に関する。
(ロ) 従来技術
カナダ国におけるCATVの普及の流れは
CATV会社が第1図に示すようにCATVチヤン
ネル(MID,SUPER,HYPER)を3チヤンネ
ルに変換するCATVコンバータ1を消費者に提
供することにより普通のテレビジヨン受像機2で
CATVチヤンネルを受信する方式(CATVコン
バータ方式)が大勢を占めている。そうこうする
うちにカナダ国でもCATVペイテレビ放送が開
始された。ペイテレビシステムは米国において盛
んであるが、このシステムはテレビ放送信号にス
クランブルをかけ、一般のテレビジヨン受像機で
受信しても正常な映像が再生できないようになつ
ていて、ペイテレビ放送を視聴したい人は
CATV会社と契約しスクランブルを解除するデ
コーダをCATV会社から借用するシステムであ
る。
CATV会社が第1図に示すようにCATVチヤン
ネル(MID,SUPER,HYPER)を3チヤンネ
ルに変換するCATVコンバータ1を消費者に提
供することにより普通のテレビジヨン受像機2で
CATVチヤンネルを受信する方式(CATVコン
バータ方式)が大勢を占めている。そうこうする
うちにカナダ国でもCATVペイテレビ放送が開
始された。ペイテレビシステムは米国において盛
んであるが、このシステムはテレビ放送信号にス
クランブルをかけ、一般のテレビジヨン受像機で
受信しても正常な映像が再生できないようになつ
ていて、ペイテレビ放送を視聴したい人は
CATV会社と契約しスクランブルを解除するデ
コーダをCATV会社から借用するシステムであ
る。
さて、カナダ国のCATVペイテレビは前述し
たCATVの背景から第2図に示すようにデスク
ランブル用デコーダ3がCATVコンバータ1に
接続可能な方式(CATVコンバータとテレビジ
ヨン受像機の間にデコーダを接続してペイテレビ
放送を受信する方式)が採用され、デコーダ3の
入力及び出力は3チヤンネルとして統一されてい
る。しかしながら第2図のようなCATVコンバ
ータ1を使用する方式はテレビジヨン受像機2に
入力される信号が画一的に3チヤンネル信号とな
ることからテレビジヨン受像機2自身がもつてい
るチユーナの活用が半減し、他言すればチユーナ
がコンバータ1とテレビジヨン受像機2で重複し
て存在するという欠点があるばかりでなく、テレ
ビジヨン受像機のメーカにとつて付加価値がない
ことを意味する。このため、第3図に示すように
テレビ放送受信機のオールチヤンネル受信可能な
チユーナ4とVIF回路5に接続されたインターフ
エース装置6をテレビ放送受信機内に設け、これ
にデスクランブル用デコーダ3を図示の如く接続
する方式が新たに提案されている。この場合、チ
ユーナ4はアンテナ又はCATVケーブルに接続
され、その出力たるIF信号はインターフエース
装置6の第1入力端子7に供給される。第3図に
おいて、前記IF信号はインターフエース装置6
内の第1ミキサ8によつて3チヤンネルにアツプ
コンバートされ第1出力端子9からデコーダ3の
入力端子10に供給される。デコーダ3では検波
器11で復調され、一たんベースバンドの信号に
なされた後、デスクランブル回路12でデスクラ
ンブルされ正常な映像信号に戻される。しかる
後、RFモジユレータ13により3チヤンネルに
高域変換され出力端子14から出力される。この
出力信号はインターフエース装置6の第2入力端
子15を通してインターフエース装置6内の第2
ミキサ16に供給され、ここで再びIF信号にダ
ウンコンバートされ第2出力端子17を経てVIF
回路5に供給される。
たCATVの背景から第2図に示すようにデスク
ランブル用デコーダ3がCATVコンバータ1に
接続可能な方式(CATVコンバータとテレビジ
ヨン受像機の間にデコーダを接続してペイテレビ
放送を受信する方式)が採用され、デコーダ3の
入力及び出力は3チヤンネルとして統一されてい
る。しかしながら第2図のようなCATVコンバ
ータ1を使用する方式はテレビジヨン受像機2に
入力される信号が画一的に3チヤンネル信号とな
ることからテレビジヨン受像機2自身がもつてい
るチユーナの活用が半減し、他言すればチユーナ
がコンバータ1とテレビジヨン受像機2で重複し
て存在するという欠点があるばかりでなく、テレ
ビジヨン受像機のメーカにとつて付加価値がない
ことを意味する。このため、第3図に示すように
テレビ放送受信機のオールチヤンネル受信可能な
チユーナ4とVIF回路5に接続されたインターフ
エース装置6をテレビ放送受信機内に設け、これ
にデスクランブル用デコーダ3を図示の如く接続
する方式が新たに提案されている。この場合、チ
ユーナ4はアンテナ又はCATVケーブルに接続
され、その出力たるIF信号はインターフエース
装置6の第1入力端子7に供給される。第3図に
おいて、前記IF信号はインターフエース装置6
内の第1ミキサ8によつて3チヤンネルにアツプ
コンバートされ第1出力端子9からデコーダ3の
入力端子10に供給される。デコーダ3では検波
器11で復調され、一たんベースバンドの信号に
なされた後、デスクランブル回路12でデスクラ
ンブルされ正常な映像信号に戻される。しかる
後、RFモジユレータ13により3チヤンネルに
高域変換され出力端子14から出力される。この
出力信号はインターフエース装置6の第2入力端
子15を通してインターフエース装置6内の第2
ミキサ16に供給され、ここで再びIF信号にダ
ウンコンバートされ第2出力端子17を経てVIF
回路5に供給される。
尚、上述のテレビジヨン受像機は入力及び出力
が3チヤンネルとして統一されたデスクランブル
用デコーダ3を接続可能な様に、その入出力端子
は3チヤンネルとする必要がある。このため、内
蔵するインターフエース装置6はチユーナ4から
のIF信号を3チヤンネル信号に変換して出力す
ると共に、入力される3チヤンネル信号をIF信
号に変換してVIF回路5へ出力する構成となつて
いるのである。
が3チヤンネルとして統一されたデスクランブル
用デコーダ3を接続可能な様に、その入出力端子
は3チヤンネルとする必要がある。このため、内
蔵するインターフエース装置6はチユーナ4から
のIF信号を3チヤンネル信号に変換して出力す
ると共に、入力される3チヤンネル信号をIF信
号に変換してVIF回路5へ出力する構成となつて
いるのである。
ところで、第3図の如くインターフエース装置
を接続する場合、入出力端子間のゲインをどの程
度にするべきかが問題となる。尚、デコーダ3で
のゲインは殆んどないのが普通である。インター
フエース装置のゲインを不適当に選ぶことは信号
対雑音比の悪化やサチリ等の不都合を招来する。
を接続する場合、入出力端子間のゲインをどの程
度にするべきかが問題となる。尚、デコーダ3で
のゲインは殆んどないのが普通である。インター
フエース装置のゲインを不適当に選ぶことは信号
対雑音比の悪化やサチリ等の不都合を招来する。
(ハ) 考案の目的
本考案は入出力端子間のゲインを好適に選ぶこ
とによつて信号対雑音比を良好になすと共にサチ
リ等の問題を生じないように工夫したペイテレビ
放送受信用インターフエース装置を提供するもの
である。
とによつて信号対雑音比を良好になすと共にサチ
リ等の問題を生じないように工夫したペイテレビ
放送受信用インターフエース装置を提供するもの
である。
(ニ) 考案の構成
本考案は、テレビ放送受信機におけるチユーナ
とVIF回路との間に挿入され前記チユーナからの
出力をデスクランブル用のデコーダに供給し、該
デコーダからの出力を前記VIF回路に供給するも
のであつて、前記チユーナのIF信号を入力する
第1入力端子と、前記第1入力端子からのIF信
号を特定のチヤンネルに変換するアツプコンバー
ト用の第1ミキサと、前記第1ミキサの出力を導
出して前記デコーダに与えるための第1出力端子
と、前記デコーダからの高周波信号を入力する第
2入力端子と、前記第2入力端子からの高周波信
号をIF信号にダウンコンバートするための第2
ミキサと、前記第2ミキサの出力を前記VIF回路
に供給するための第2出力端子とを有するペイテ
レビ放送受信用インターフエース装置において、
前記第1入力端子から前記第1出力端子までのゲ
インを前記チユーナのゲインに相当する分だけ下
げる手段と、前記第2入力端子から前記第2出力
端子までのゲインを前記下げた分を補償すべく上
げる手段とを設けたことを特徴とする構成であ
る。
とVIF回路との間に挿入され前記チユーナからの
出力をデスクランブル用のデコーダに供給し、該
デコーダからの出力を前記VIF回路に供給するも
のであつて、前記チユーナのIF信号を入力する
第1入力端子と、前記第1入力端子からのIF信
号を特定のチヤンネルに変換するアツプコンバー
ト用の第1ミキサと、前記第1ミキサの出力を導
出して前記デコーダに与えるための第1出力端子
と、前記デコーダからの高周波信号を入力する第
2入力端子と、前記第2入力端子からの高周波信
号をIF信号にダウンコンバートするための第2
ミキサと、前記第2ミキサの出力を前記VIF回路
に供給するための第2出力端子とを有するペイテ
レビ放送受信用インターフエース装置において、
前記第1入力端子から前記第1出力端子までのゲ
インを前記チユーナのゲインに相当する分だけ下
げる手段と、前記第2入力端子から前記第2出力
端子までのゲインを前記下げた分を補償すべく上
げる手段とを設けたことを特徴とする構成であ
る。
(ニ) 実施例
第3図においてまず、S/N比(信号対雑音
比)の観点から考察すると、チユーナ4でのゲイ
ン分(約30dB)だけゲイン低下が第1入力端子
7と第1出力端子9間に生じてもS/N比の悪化
は生じない。一方、第2入力端子15から第2出
力端子17間のゲインはデコーダ3に対する雑音
指数NFを良くする(小さくする)必要があり、
且つVIF回路5の入力部には一般に表面弾性波
(SAW)フイルタが使用されるので、S/N比を
良好にしなければならず、第2入力端子15と第
2出力端子17間のゲインは30dB以上必要とな
る。尚、SAWフイルタの前段が高ゲインでなけ
ればならないのは雑音指数NFは一般に(次段の
雑音指数−1)/(前段のゲイン)という関係に
あり、SAWフイルタのNFが30と大きいからであ
る。それは前記関係式における次段の雑音指数と
して30を代入した場合にNFを小さくしようとす
ると前段のゲインを大きくとらなければならない
からである。
比)の観点から考察すると、チユーナ4でのゲイ
ン分(約30dB)だけゲイン低下が第1入力端子
7と第1出力端子9間に生じてもS/N比の悪化
は生じない。一方、第2入力端子15から第2出
力端子17間のゲインはデコーダ3に対する雑音
指数NFを良くする(小さくする)必要があり、
且つVIF回路5の入力部には一般に表面弾性波
(SAW)フイルタが使用されるので、S/N比を
良好にしなければならず、第2入力端子15と第
2出力端子17間のゲインは30dB以上必要とな
る。尚、SAWフイルタの前段が高ゲインでなけ
ればならないのは雑音指数NFは一般に(次段の
雑音指数−1)/(前段のゲイン)という関係に
あり、SAWフイルタのNFが30と大きいからであ
る。それは前記関係式における次段の雑音指数と
して30を代入した場合にNFを小さくしようとす
ると前段のゲインを大きくとらなければならない
からである。
次に、信号のサチリ(飽和)や歪みの点に関し
て考案するとと、デコーダ3の入力端子10での
サチリの配慮が特に必要になる。デコーダ3に入
力される信号のゲインが高いとデコーダ3内でサ
チリが生じる虞れがあるからである。一方、第2
出力端子17の信号が大きくなつていてもVIF回
路5でのサチリの問題はそれほど生じない。これ
はVIF回路5ではAGCが働くようになつている
と共に比較的増幅系の能動領域が広いからであ
る。
て考案するとと、デコーダ3の入力端子10での
サチリの配慮が特に必要になる。デコーダ3に入
力される信号のゲインが高いとデコーダ3内でサ
チリが生じる虞れがあるからである。一方、第2
出力端子17の信号が大きくなつていてもVIF回
路5でのサチリの問題はそれほど生じない。これ
はVIF回路5ではAGCが働くようになつている
と共に比較的増幅系の能動領域が広いからであ
る。
以上のような諸点から前記第1入力端子7と第
1出力端子9間のゲインはチユーナ4のゲイン
(例えば30dB)分だけ下げるよう−30dBに設定
し、第2入力端子15と第2出力端子17間のゲ
インは前記ゲインの低下を補償するゲイン
(30dB)に設定する。
1出力端子9間のゲインはチユーナ4のゲイン
(例えば30dB)分だけ下げるよう−30dBに設定
し、第2入力端子15と第2出力端子17間のゲ
インは前記ゲインの低下を補償するゲイン
(30dB)に設定する。
第4図において、6は本考案を実施したインタ
ーフエース装置であつて、第3図と同様に第1、
第2入力端子7,15及び第1、第2出力端子
9,17を備えている。18は減衰器、19は
IF通過用フイルタ、20は妨害信号阻止用トラ
ツプ回路、8はアツプコンバート用の第1ミキ
サ、21は3チヤンネル通過用のフイルタであ
る。ここで3チヤンネルとはカナダ国の3チヤン
ネルを意味する。22は107MHzの発振回路、2
3は前記発振回路22の出力を増幅して第1ミキ
サ8に与える増幅器である。24は第2入力端子
15に接続された高周波増幅器、16はダウンコ
ンバート用の第2ミキサ、25はIF同調増幅器
である。
ーフエース装置であつて、第3図と同様に第1、
第2入力端子7,15及び第1、第2出力端子
9,17を備えている。18は減衰器、19は
IF通過用フイルタ、20は妨害信号阻止用トラ
ツプ回路、8はアツプコンバート用の第1ミキ
サ、21は3チヤンネル通過用のフイルタであ
る。ここで3チヤンネルとはカナダ国の3チヤン
ネルを意味する。22は107MHzの発振回路、2
3は前記発振回路22の出力を増幅して第1ミキ
サ8に与える増幅器である。24は第2入力端子
15に接続された高周波増幅器、16はダウンコ
ンバート用の第2ミキサ、25はIF同調増幅器
である。
第5図は第4図に示すインターフエース装置を
具体的回路で示しており、第1入力端子7とアー
ス間に接続された第1抵抗R1と信号路に直列に
なるように接続された第2抵抗R2は減衰器18
を形成しており、第1抵抗R1は第1入力端子(7)
からチユーナ側に対するインピーダンスマツチン
グ用としての機能が主目的であるが、第1入力端
子7から与えられるIF信号を数dB減衰する。第
2抵抗R2は270Ωに選ばれIF信号を15dB減衰さ
せる。そのほか、コンデンサC1,C2、インダク
タンスL1よりなるIF通過用フイルタ19、コン
デンサC3とインダクタンスL2で3チヤンネルの
61.25MHzに並列共振するトラツプ回路20a、
コンデンサC4とインダクタンスL3によりAチヤ
ンネルの167MHzに並列共振する第2トラツプ回
路20b、第1ミキサ8、3チヤンネル通過用フ
イルタ21、インダクタンスL4とコンデンサC5
によりなる107KHzのトラツプ回路26等で10dB
程度の減衰を行なう。従つて第1入力端子7から
第1出力端子9までのトータルなゲインは−
30dBとなる。尚、前記において、第1トラツプ
回路20aはチユーナ4が3チヤンネルを受信し
たときに、そのIF信号以外に3チヤンネル信号
が漏出して入力され、これが妨害信号として働く
のを阻止するためであり、第2トラツプ回路20
bはAチヤンネルのローカル信号167MHzが第1
ミキサ8に供給されるとインターフエース装置6
内の発振回路22〔第4図参照〕の出力107MHz
との間で167MHz−107MHz=60MHzを生じ、これ
が正規に周波数変換された3チヤンネル信号
(61.25MHz)との間で1.25MHzのビートを生じる
結果となるのを阻止する。発振回路22の主要部
はIC27内に設けられていて、IC27の8番ピ
ンから出力されコンデンサC6を通して増幅器
23を形成するトランジスタQ1のベースに加え
られ、そのコレクタから出力されて第1ミキサ8
に導びかれる。L5はコンデンサC′6と共に107MHz
の同調回路を形成するインダクタンスである。第
2入力端子15には高周波増幅器24が接続され
るが、その出力はIC27の6番ピンに入力さ
れる。第4図の第2ミキサ16と発振回路22と
IF同調増幅器25はいずれもIC27内に形成さ
れており、僅かにそれらの付属部品が外付けされ
ているに過ぎない。IF出力はIC27の11番ピン
からコンデンサC7,C8、インダクタンスL7の
ローパスフイルタを通して第2出力端子17に導
びかれる。増幅器24及びIC27内の第2ミキ
サ16及びIF増幅器25のゲインは第2入力端
子15から第2出力端子17までのフイルタ等に
よる減衰をも考慮し、第2入力端子15と第2出
力端子17間のトータル30dBのゲインが得られ
るように設定されている。尚、第4図、第5図に
おいて、第1入力端子7と第1出力端子9間のゲ
インを下げる手段は減衰器18をはりめ、その経
路間のゲイン決定素子全部である。同様に第2入
力端子15と第2出力端子17間においてゲイン
を上げる手段は、その入出力端子間に存する回路
のゲインを決定素子の全部である。尚、本考案の
インターフエースに接続するデコーダ3〔第3図
参照〕の形式としてはベースバンドでデスクラン
ブルせずに高周波のままデスクランブルするもの
があるが、本考案はそのようなデコーダに対して
も有効である。
具体的回路で示しており、第1入力端子7とアー
ス間に接続された第1抵抗R1と信号路に直列に
なるように接続された第2抵抗R2は減衰器18
を形成しており、第1抵抗R1は第1入力端子(7)
からチユーナ側に対するインピーダンスマツチン
グ用としての機能が主目的であるが、第1入力端
子7から与えられるIF信号を数dB減衰する。第
2抵抗R2は270Ωに選ばれIF信号を15dB減衰さ
せる。そのほか、コンデンサC1,C2、インダク
タンスL1よりなるIF通過用フイルタ19、コン
デンサC3とインダクタンスL2で3チヤンネルの
61.25MHzに並列共振するトラツプ回路20a、
コンデンサC4とインダクタンスL3によりAチヤ
ンネルの167MHzに並列共振する第2トラツプ回
路20b、第1ミキサ8、3チヤンネル通過用フ
イルタ21、インダクタンスL4とコンデンサC5
によりなる107KHzのトラツプ回路26等で10dB
程度の減衰を行なう。従つて第1入力端子7から
第1出力端子9までのトータルなゲインは−
30dBとなる。尚、前記において、第1トラツプ
回路20aはチユーナ4が3チヤンネルを受信し
たときに、そのIF信号以外に3チヤンネル信号
が漏出して入力され、これが妨害信号として働く
のを阻止するためであり、第2トラツプ回路20
bはAチヤンネルのローカル信号167MHzが第1
ミキサ8に供給されるとインターフエース装置6
内の発振回路22〔第4図参照〕の出力107MHz
との間で167MHz−107MHz=60MHzを生じ、これ
が正規に周波数変換された3チヤンネル信号
(61.25MHz)との間で1.25MHzのビートを生じる
結果となるのを阻止する。発振回路22の主要部
はIC27内に設けられていて、IC27の8番ピ
ンから出力されコンデンサC6を通して増幅器
23を形成するトランジスタQ1のベースに加え
られ、そのコレクタから出力されて第1ミキサ8
に導びかれる。L5はコンデンサC′6と共に107MHz
の同調回路を形成するインダクタンスである。第
2入力端子15には高周波増幅器24が接続され
るが、その出力はIC27の6番ピンに入力さ
れる。第4図の第2ミキサ16と発振回路22と
IF同調増幅器25はいずれもIC27内に形成さ
れており、僅かにそれらの付属部品が外付けされ
ているに過ぎない。IF出力はIC27の11番ピン
からコンデンサC7,C8、インダクタンスL7の
ローパスフイルタを通して第2出力端子17に導
びかれる。増幅器24及びIC27内の第2ミキ
サ16及びIF増幅器25のゲインは第2入力端
子15から第2出力端子17までのフイルタ等に
よる減衰をも考慮し、第2入力端子15と第2出
力端子17間のトータル30dBのゲインが得られ
るように設定されている。尚、第4図、第5図に
おいて、第1入力端子7と第1出力端子9間のゲ
インを下げる手段は減衰器18をはりめ、その経
路間のゲイン決定素子全部である。同様に第2入
力端子15と第2出力端子17間においてゲイン
を上げる手段は、その入出力端子間に存する回路
のゲインを決定素子の全部である。尚、本考案の
インターフエースに接続するデコーダ3〔第3図
参照〕の形式としてはベースバンドでデスクラン
ブルせずに高周波のままデスクランブルするもの
があるが、本考案はそのようなデコーダに対して
も有効である。
(ヘ) 考案の効果
以上の通り本考案によればチユーナからのIF
信号を特定チヤンネルの信号にアツプコンバート
してデスクランブル用のデコーダに与え、且つ前
記デコーダからの特定チヤンネル信号をIF信号
にダウンコンバートしてVIF回路に供給するイン
ターフエース装置において、そのゲインをチユー
ナのIF信号をレシーブする第1入力端子とデコ
ーダに特定チヤンネル信号を供給する第1出力端
子間についてはチユーナでのゲイン分だけ降下
し、デコーダからの特定チヤンネル信号をレシー
ブする第2入力端子とIF信号をVIF回路に供給す
る第2出力端子間については前記降下したゲイン
を補償するよう上げているのでS/N比の劣化や
信号のサチリ、歪み等は生じないという効果があ
る。
信号を特定チヤンネルの信号にアツプコンバート
してデスクランブル用のデコーダに与え、且つ前
記デコーダからの特定チヤンネル信号をIF信号
にダウンコンバートしてVIF回路に供給するイン
ターフエース装置において、そのゲインをチユー
ナのIF信号をレシーブする第1入力端子とデコ
ーダに特定チヤンネル信号を供給する第1出力端
子間についてはチユーナでのゲイン分だけ降下
し、デコーダからの特定チヤンネル信号をレシー
ブする第2入力端子とIF信号をVIF回路に供給す
る第2出力端子間については前記降下したゲイン
を補償するよう上げているのでS/N比の劣化や
信号のサチリ、歪み等は生じないという効果があ
る。
第1図は従来のCATV受信システムを示すブ
ロツク図である。第2図は従来のCATVペイテ
レビ放送受信構成を示すブロツク図である。第3
図は本考案が対象とする先行技術のCATVペイ
テレビ放送受信機の構成を示すブロツク図であ
る。第4図は本考案を実施したペイテレビ放送受
信用インターフエース装置のブロツク図であり、
第5図はその具体的回路構成図である。 3……デコーダ、4……チユーナ、5……VIF
回路、7……第1入力端子、8……第1ミキサ、
9……第1出力端子、15……第2出力端子、1
6……第2ミキサ、17……第2出力端子、18
……減衰器、24……高周波増幅器、25……
IF同調増幅器。
ロツク図である。第2図は従来のCATVペイテ
レビ放送受信構成を示すブロツク図である。第3
図は本考案が対象とする先行技術のCATVペイ
テレビ放送受信機の構成を示すブロツク図であ
る。第4図は本考案を実施したペイテレビ放送受
信用インターフエース装置のブロツク図であり、
第5図はその具体的回路構成図である。 3……デコーダ、4……チユーナ、5……VIF
回路、7……第1入力端子、8……第1ミキサ、
9……第1出力端子、15……第2出力端子、1
6……第2ミキサ、17……第2出力端子、18
……減衰器、24……高周波増幅器、25……
IF同調増幅器。
Claims (1)
- テレビ放送受信機におけるチユーナとVIF回路
との間に挿入され前記チユーナからの出力をデス
クランブル用のデコーダに供給し、該デコーダか
らの出力を前記VIF回路に供給するものであつ
て、前記チユーナのIF信号を入力する第1入力
端子と、前記第1入力端子からのIF信号を特定
のチヤンネルに変換するアツプコンバート用の第
1ミキサと、前記第1ミキサの出力を前記デコー
ダに与えるための第1出力端子と、前記デコーダ
からの高周波信号を入力する第2入力端子と、前
記第2入力端子からの高周波信号をIF信号にダ
ウンコンバートするための第2ミキサと、前記第
2ミキサの出力を前記VIF回路に供給するための
第2出力端子とを有するペイテレビ放送受信用イ
ンターフエース装置において、前記第1入力端子
から前記第1出力端子までのゲインを前記チユー
ナのゲインに相当する分だけ下げる手段と、前記
第2入力端子から前記第2出力端子までのゲイン
を前記下げた分を補償するべく上げる手段とを設
けたことを特徴とするペイテレビ放送受信用イン
ターフエース装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16212583U JPS6068764U (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | ペイテレビ放送受信用インタ−フエ−ス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16212583U JPS6068764U (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | ペイテレビ放送受信用インタ−フエ−ス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6068764U JPS6068764U (ja) | 1985-05-15 |
JPH0127335Y2 true JPH0127335Y2 (ja) | 1989-08-15 |
Family
ID=30356107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16212583U Granted JPS6068764U (ja) | 1983-10-19 | 1983-10-19 | ペイテレビ放送受信用インタ−フエ−ス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6068764U (ja) |
-
1983
- 1983-10-19 JP JP16212583U patent/JPS6068764U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6068764U (ja) | 1985-05-15 |
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