JPH01273065A - Adc機能を備えた記録装置 - Google Patents

Adc機能を備えた記録装置

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JPH01273065A
JPH01273065A JP63103713A JP10371388A JPH01273065A JP H01273065 A JPH01273065 A JP H01273065A JP 63103713 A JP63103713 A JP 63103713A JP 10371388 A JP10371388 A JP 10371388A JP H01273065 A JPH01273065 A JP H01273065A
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JP
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toner
adc
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paper
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JP63103713A
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English (en)
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Tomoyuki Goto
後藤 知之
Kazuhiko Maeda
和彦 前田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野〕 本発明は感光体を使用した記録装置に係わり、特に感材
ヘルド上に形成したパッチ領域における表面電位、トナ
ー画像濃度を検出することにより現像バイアス、トナー
ディスベンスモークの制御を行い、高画質、高速生産性
が得られるようにしたADC機能を備えた記録装置に関
するものである。
〔従来の技術〕
近年、複写機やファクシミリ等の記録装置は高画質、多
機能化、高信頼性等進歩がめざましく、各方面に普及さ
れている。しかし、ユーザーからのニーズは多様で、さ
らに高画質、多機能化、高信顧であると共に低コスト化
、低消費エネルギー化の要請に答える必要がある。この
ような性能の記録装置を実現するために、機械の環境変
化や感材および現像剤の特性変化等があっても、長時間
にわたってコピー質の低下を防止することができるよう
にするためにゼログラフィーの各部の状態をセンサーで
検出し、この情報に基づき帯電装置、露光装置、現像バ
イアス、トナーディスペンス等の出力を補正し、常に最
良のコピー条件を維持するようにプロセスコントロール
が行われている。
トナーディスペンスコントロールについて言えば、従来
、原稿のAC(エリアカバレッジ)を検出してトナーデ
ィスペンス時間を決定するAC−DC方式、現像機内に
おいて現像性を検出してトナーディスペンス時間を決定
するADC方式、現像剤透磁率変化からトナー濃度を検
出するATC方式が採用されている。
また、感光体ドラムの画像トナー濃度を検出し、その検
出結果に基づいて現像バイアス電圧を制御し、過剰なト
ナーの付着を防いで高画質を達成するようにしていた。
〔発明が解決すべき課題〕
このような従来のトナーディスペンスコントロールにお
いて、例えばAC−DC方式では、低コスト化が図れ、
機構が簡単であるというメリットがある反面、原稿サイ
ズにより精度が変わってしまい、応答性が悪いという欠
点がある。また従来のADC方式は、現像機内で現像性
を検出するため他のサブシステムの影響を受けGこ<<
、常時データサンプリングを行うことが可能であるが、
各現像機Gこついて現像性を検出する必要が生し、経時
変化があり、温度上昇の影響を受は易いという欠点があ
る。さらにATC方式ではADC方式と同様の利点があ
るが、現像特性変化を吸収できず、また現像剤が流動性
がなければならないという問題がある。
また、従来の現像バイアス制御だけを行うADCでは必
ずしも十分な画質が得られないと共に、読取りセンサー
に異常があったような場合、十分な対応ができなかった
さらに、低コスト化、高生産性、高画質化を図るために
、感光体ドラムに代えて有機感材ベルトを使用した場合
には、フレーム管理を行いながらADCを行う必要があ
り、この点従来のADC技術では対応することができな
かった。
本発明は上記問題点を解決するためのもので、コストを
低減化し、かつADCの信軌性を向上さけると共に、高
画質、高生産性を上げることができるADC機能を備え
た記録装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明は感光体を一様帯電させて露光により
電子潜像を形成し、該電子潜像をトナー現像するように
した記録装置において、第1図に示すように表面電位検
出手段001と、トナー濃度検出手段002と、光学系
動作タイミング手段003と、各センサーからの検出出
力が入力される演算処理制御手段007と、演算処理制
御手段007により駆動制御される補助露光手段014
、現像手段015、トナー供給手段016とを備えてい
る。
補助露光手段で014で基準トナー像現像電位部を形成
し、該電位部の表面電位を検出して現像手段015の現
像バイアスを制御することにより過剰なトナーの付着が
生じないようにし、さらに、トナー濃度検出手段002
でクリーンな面と基準トナー像現像電位部の濃度を検出
し、検出結果に基づきトナー供給手段を制御して現像機
内のトナ−濃度を最適化して常に最適な1−ナー付着が
得られるようにするごとにより、高画質を達成すること
ができる。この場合、基準トナー像現像電位部の電位が
変動しても該電位部に対するコントラスト電位を一定に
保つように現像バイアスを制御しているので、高画質を
達成することができる。また、本発明においては感光体
ドラムでなく、ベルト状の有機感光体を使っているので
、感度を向上させ、高画質を得ると共に、低コス1−化
、高生産性を達成することが可能である。
〔作用〕
本発明の記録装置は、静電潜像形成手段として有機感材
ヘルドを使用し、そのヘルド上に用紙サイズに応じて複
数のフレーム領域を形成し、ヘルドのシーム位置にイメ
ージが形成されるのを防止するために設けられたベルト
ホールセンサーからの検出信号でこれらのフレーム管理
を行い、かつインターイメージ部に基準トナー像現像電
位部、即ちADCバッチ領域を形成し、パンチ領域の表
面電位を検出してADCを行うようにしている。
ごのように表面電位による制御を行うようにしたので、
温度変化により感材ベルトの感度特性等が変動しても常
に正確な制御を行うことができる。
また、本発明はADCパッチ領域の表面電位を検出して
現像バイアスを制御すると共にADCパッチ領域の濃度
検出を行ってディスベンスモークの制御も行うようにし
たので、高画質を達成することができる。さらに、表面
電位センサーの検出値あるいはADCI度センサーの検
出値が所定範囲を外れた場合は、フィードバックコント
ロールからオープンループコントロールへ移行させるよ
うにしたために、パッチジェネレータや読取センサーに
異常があった場合でもコントロールを中断することなく
コピ動作を継続することができ、ADCの信頼性を向上
させることができる。また、感光体ドラムに対して有機
感材ヘルドを使用したので感度が飛躍的に向上すると共
に、低コスト化を達成するごともできる。
また、用紙サイズに応じ、文字のカバリッジ割合が異な
り、その結果トナーの付着量が変化するので、本発明で
は用紙サイズに応じてトナーディスベンスモーク制御に
補正をかけるようにし、また、トナーの色あるいは濃度
に応じて同時にトナーディスベンスモーク制御に補正を
かけるようにしたので、より高画質を達成することが可
能となる。
〔実施例] 以下実施例につき本発明の詳細な説明する。
1〜次 この実施例では複写機を記録装置の一例として説明する
。説明Gに先立って、本実施例の説明についての目次を
示す。なお、以下の説明において、(I)、(IT)は
本発明が適用される複写機の全体構成の概要を説明する
項であって、その構成の中で本発明の詳細な説明する項
が(III)項である。
N)装置の概要 N−1)装置構成 (I−2)システムの機能・特徴 (1−3)複写機の電気制御システムの構成(1−4)
シリアル通信方式 (1−5)ステート分割 (n)具体的な各部の構成 (n−1)光学系 (TI−2)ユーザーインターフェース(II−3)用
紙搬送系 (TI−4)原稿自動送り装置 (I[−5)ソータ (III)ベルト廻り (III−1)ヘルド廻りの概要 (III−2)イメージングモジュール(III−3)
マーキング系 (Ill−4)ヘルド廻りの各要素の説明(III−5
)ADC(本発明の要部)(土Y装T圓微要 (1−1)装置構成 第2図は本発明が適用される複写機の全体構成の1例を
示す図である。
本発明が適用される複写機は、ベースマシン1に対して
幾つかの付加装置が装備可能になったものであり、W本
構成となるベースマシン1は、上面に原稿を載置するプ
ラテンガラス2が配置され、その下方に光学系3、マー
キング系5の各装置が配置されている。他方、ベースマ
シン1には、上段トレイ6−1、中段トレイ6−2、下
段トレイ6−3が取り付けられ、これら各給紙トレイは
全て前面に引き出せるようになっており、操作性の向上
と複写機の配置スペースの節約が図られると共に、ベー
スマシン1に対して出っ張らないメツキリとしたデザイ
ンの複写機が実現されている。
また、給紙トレイ内の用紙を搬送するだめの用紙搬送系
7には、インバータ9.10およびデユープレックスト
レイ11が配置されている。さらに、ベースマシン1上
には、CRTデイスプレィからなるユーザインターフェ
イス12が取付けられると共に、プラテンガラス2の上
にDADF−(デユーブレックスオー1−ト′キュメン
トフィーダ:自動両面原稿送り装置)13が取り付けら
れる。また、ユーザインターフェース12は、スタンド
タイプであり、その下側にカード装置が取り付は可能と
なっている。
次に、ベースマシン1の付加装置を挙げる。DADF1
3の代わりにRDH(リサイクルドキュメントハンドラ
ー:原稿を元のフィード状態に戻し原稿送りを自動的に
繰り返す装置)15或いは通常のADF (オートドキ
ュメントフィーダ:自動原稿送り装置)、エディタパッ
ド(座標入力装置)付プラテン、プラテンカバーのいず
れかを取付けることも可能である。また、用紙搬送系7
の供給側には、MSI(マルチシートインサータ:手差
しトレイ)16およびHCF (ハイキャパシティフィ
ーダ二大容量トレイ)17を取付けるごとが可能であり
、用紙搬送系7の排出側には、1台ないし複数台のソー
タ19が配設可能である。
なお、DADF l 3を配置した場合には、シンプル
キヤツチ!−レイ20或いはソータ19が取付可能であ
り、また、RDH15を取付けた場合には、コピーされ
た1組1組を交互に重ねてゆくオフセットキャッチトレ
イ21、コピーされた1&1111Jlをステープルで
とめるフィニッシャ22が取付可能であり、さらに、紙
折機能を有するフォールダ23が取付可能である。
(1−2)システムの機能・特徴 (A)機能 本発明は、ユーザのニーズに対応した多種多彩な機能を
備えつつ複写業務の入口から出口までを全自動化すると
共に、上記ユーザインターフェイス12においては、機
能の選択、実行条件の選択およびその他のメニュー等の
表示をCRTデイスプレィで行い、誰もが簡単に抛作で
きることを大きな特徴としている。
その主要な機能として、CRTデイスプレィ上で表示画
面を切換えることにより、基本コピー、応用コピーおよ
び専門コピーの各モードに類別して、それぞれのモード
で機能選択や実行条件の設定等のメニューを表示すると
共に、キー人力により画面のカスケードを移動させて機
能を選択指定したり、実行条件データを入力可能にして
いる。
本発明が適用される複写機の機能としては、主要機能、
自動機能、付加機能、表示機能、ダイアグ機能等がある
主要機能では、用紙サイズがA6〜A2.86〜B3ま
での定形は勿論、定形外で使用でき、先に説明したよう
に3段の内蔵トレイを有している。
また、7段階の固定倍率と1%刻みの任意倍率調整及び
99%〜101%の間で0.15%刻みの@調整ができ
る。さらに、固定7段階及び写真モードでの濃度選択機
能、両面機能、1mm〜16mmの範囲での左右単独と
じ代設定機能、ピリング機能等がある。
自動機能では、自動的に原稿サイズに合わせて行う用紙
選択、用紙指定状態で行う倍率選択、濃度コントロール
、パワーオン後のフユーザレディで行うスタート、コピ
ーが終了して一定時間後に行うクリアとパワーセーブ等
の機能がある。
付加機能では、合成コピー、割り込の、予熱モード、設
定枚数のクリア、オートモードへのオールクリア、機能
を説明するインフォメーション、ICカードを使用する
ためのPキー、設定枚数を制限するマキシマムロック原
稿戻しやDADFを使用するフルジョブリカバリー、ジ
ャム部以外の用紙を排紙するパージ、ぶちけしなしの全
面コピー、原稿の部分コピーや部分削除を行うエディタ
、1個ずつジョブを呼び出し処理するジョブプログラム
、白紙をコピーの間に1枚ずつ挿入する台紙、ブックも
のに利用する中消し/枠消し等がある。
表示機能では、CRTデイスプレィ等を用い、ジャム表
示、用紙残量表示、トナー残量表示、回収トナー満杯表
示、フユーザが温まるの待ち時間表示、機能選択矛盾や
マシンの状態に関する情報をオペレータに提供するメツ
セージ表示等の機能がある。
また、ダイアグ機能として、NVRAMの初期化、入力
チエツク、出力チエツク、ジャム回数や用紙フィード枚
数等のヒスドリフアイル、マーキングや感材ベルトまわ
りのプロセスコードに用いる初期値の合わせ込み、レジ
ゲートオンタイミングの調整、コンフィギユレーション
の設定等の機能がある。
さらには、オプションとして、先に説明したようなMS
I、HCF、セカンドデへのカラー(赤、青、緑、茶)
、エディター等が適宜装備可能になっている。
(B)特徴 上記機能を備える本発明のシステム全体として下記の特
徴を有している。
(イ)省電力化の達成 1.5kVAでハイスピード、高性能の複写機を実現し
ている。そのため、各動作モードにおける1、5kVA
実現のためのコントロール方式を決定し、また、目標値
を設定するための機能別電力配分を決定している。また
、エネルギー伝達経路の確定のためのエネルギー系統表
の作成、エネルギー系統による管理、検証を行うように
している。
(ロ)低コスト化 高額部品を内製化し技術改善および標準化を図ると共に
、画材ライフのハード側からの改善、トナー消費の低減
により画材費の低減化を図っている。
(ハ)信頼性の向上 部品故障の低減及び長寿命化を図り、各パラメータのイ
ン/アウト条件を明確化し、設計不具合の低減化し、1
00 kCVノーメンシナンスの実現を図っている。
(ニ)高画質の達成 本装置においてはトナー粒子にフェライトからなるマイ
クロキャリアを使用して精細にし、また反発磁界により
現像する方式を採用している。また感光体としては有機
感材を何層にも塗って形成した高感度混色有機感材ヘル
ドを採用し、さらにセットポイントを駆使したビクトリ
アルモードにより中間調を表現できるようにしている。
これらのことによりジェネレーション・コピーの改善、
黒点低減化を図り、従来にない高画質を達成している。
(ホ)操作性の改善 原稿をセントしコピー枚数を入力するだけでスタートキ
ーの操作により所定のモードでコピーを実行する全自動
モードを有すると共に、基本コピー、応用コピー、専門
コピーに分割した画面によるコピーモードの設定を含め
、多様なモード設定をユーザの要求に応じて選択できる
ようにしている。これらのユーザインターフェースは、
CRTデイスプレィとその周囲に画面と対応して配置し
た少数のキー及びLEDにより行い、見易い表示メニュ
ーと簡単な操作でモード設定を可能にしている。また、
不揮発性メモリやICカードにコピーモードやその実行
条件等を予め記憶しておくことにより、所定の操作の自
動化を可能にしている。
(C)差別化の例 本発明が適用される複写機は、tCカードに格納された
プログラムにより複写機の機能を左右することができる
。従って、ICカードに格納されるプログラムをカード
単位で変化させることで、複写機の使用に対する差別化
が可能になる。これについて、分かり易い例を幾つか挙
げて説明する。
第1の例として、雑居ビルに複数の会社が共同使用する
複写機が備えられていたり、一つの会社内や工場内であ
っても異なった部門間で共同使用する複写機が備えられ
ている場合を説明する。後者の共同使用は、予算管理上
で必要となるものであり、従来ではコピーライザ等の機
器を用いて各部門の使用管理を行っていた。
この複写機は、第2図で示したベースマシン1にrcカ
ード装置、DADF13、ソータ19、U112、供給
トレイ (6−1〜6−3)、およびデユープレックス
トレイ11を備えた比較的高度なシステム構成の複写機
であるとする。共同使用者の中には、DADF 13や
ソータ19を必要とする人あるいは部門もあれば、なん
ら付加装置を必要としない大または部門もある。
これら使用態様の異なる複数の大または部門が複写機の
費用負担を各自のコピーボリュームからだけで決定しよ
うとすれば、低ボリュームのコピーしかとらない大また
は部門は、各種付加装置が装備された複写機の導入に反
対してしまい、複写機を高度に使用しようとする大また
は部門との間の調整が困難となってしまう。
このような場合には、各人または各部門の使用態様に応
じたICカードを用意しておき、高度な機能を望む人あ
るいは部門はど基本的な費用を多く負担すると共に、多
くの機能を活用することができるようにしておけばよい
。例えば最も高度なICカードの所有者は、そのICカ
ードをICカード装置にセットした状態で複写機を動作
させることにより、DADF 13、ソータ19、供給
トレイ(6−1〜6−3)およびデユープレックストレ
イ11を自在に使用することができ、事務効率も向上さ
せることができる。これに対してコピー用紙のソーティ
ングを必要としない人は、ソーティングについてのプロ
グラムを欠<ICカードをセットして、キャッチトレイ
20のみを使用することで経費を節減することができる
第2の例として、コピー業者がICカードでセルフコピ
ーサービス店を営む場合を説明する。
店の中には、複数台の複写機が配置されており、それぞ
れにICカード装置22が取りつけられている。客はサ
ービス態様に応じたICカードを請求し、これを自分の
希望する複写機にセットしてセルフサービスでコピーを
とる。複写機に不慣れな客は、操作説明の表示機能をプ
ログラムとして備えたICカードを請求し、これをセッ
トすることでU112に各種操作情報の表示を可能とし
、コピー作業を間違いなく実行することができる。
DADF 13の使用の可否や、多色記録の実行の可否
等も貸与するICカードによって決定することができ、
また使用機種の制限も可能となって料金にあった客の管
理が可能になる。更にコピー枚数や使用したコピー用紙
のサイズ等のコピー作業の実態をICカードに書き込む
ことができるので、料金の請求が容易になり、常連客に
対するコピー料金の割り引き等の細かなサービスも可能
になる。
第3の例として、特定ユーザ向けのプログラムラ格納し
たICカードを用いたサービスについて説明する。例え
ば特許事務所では写真製版により縮小された特許公報類
を検討するときに原寸と同一のコピーをとる必要から2
00%という比較的大きな拡大率でコピーをとる仕事が
ある。また官庁に提出する図面を作成する際に、その要
請に応えるために元の図面を小刻みに縮小あるいは拡大
する作業が行われる。また、市役所あるいは区役所等の
住民票のコピーを行う部門では、請求の対象外となる人
に関する記載箇所や個人のプライバシを保護するために
秘密にずべき箇所の画情報を削除するようにして謄本や
抄本を作成する。
このように使用者(ユーザ)によっては、複写機を特殊
な使用態様で利用する要求がある。このような要求にす
べて満足するように複写機の機能を設定すると、コンソ
ールパネルが複雑となり、また複写機内部のROMが大
型化してしまう。そこで特定ユーザ別にICカードを用
意し、これをセットさせることでそのユーザに最も適す
る機能を持った複写機を実現することができる。
例えば特許事務所の例では、専用のICカードを購入す
ることで、固定倍率として通常の数種類の縮倍率の他に
200%の縮倍率を簡単に選択できるようになる。また
微調整を必要とする範囲で例えば1%刻みで縮倍率を設
定することができるようになる。更に住民票の発行部門
では、チンキ−等のキーを操作することによって液晶表
示部等のデイスプレィに住民票の種類や削除すべき欄や
項目を指示することができるようになり、この後スター
トボタンを押すことでオリジナルの所望の範囲のみがコ
ピーされたり、必要な部分のみが編集されて記録される
ようになる。
(1−3)複写機の電気系制御システムの構成第3図は
本発明が適用される複写機のサブシステムの構成を示す
図、第4図はCPUによるハード構成を示す図である。
本発明が適用される複写機のシステムは、第3図に示す
ようにメイン基板31上のSQMGRサブシステム32
、CHMサブシステム33、IMMサブシステム34、
マーキングサブシステム35からなる4つのサブシステ
ムと、その周りのU/Iサブシステム36、INPUT
サブシステム37.0UTPUTサブシステム38、O
PTサブシステム39、IELサブシステム40からな
る5つのサブシステムとによる9つのサブシステムで構
成している。そして、SQMGRサブシスサブ システムに対して、CHMザブシステム33及びIMM
サブシステム34は、SQMGRサブシステム32と共
に第4図に示すメインCPU41下にあるソフトウェア
で実行されているので、通信が不要なサブシステム間イ
ンターフェース(実線表示)で接続されている。しかし
、その他のサブシステムは、メインCPU41とは別個
のCPU下のソフトウェアで実行されているので、シリ
アル通信インターフェース(点線表示)で接続されてい
る。次にこれらのサブシステムを簡単に説明する。
SQMGRサブシステム32は、U/Iサブシステム3
6からコピーモードの設定情報を受信し、効率よくコピ
ー作業が実施できるように各サブシステム間の同期をと
りながら、各サブシステムに作業指示を発行すると共に
、各サブシステムの状態を常時監視し、異常発生時には
速やかな状況判断処理を行うシーケンスマネージャーで
ある。
CHMサブシステム33は、用紙収納トレイやデユープ
レックストレイ、手差しトレイの制御、コピー用紙のフ
ィード制御、コピー用Wのパージ動作の制御を行うサブ
システムである。
IMMザブシステム34は、感材ベルト上のパネル分割
、感材ベルトの走行/停止の制御、メインモータの制御
その他感材宋ルト周りの制御を行うサブシステムである
マーキングサブシステム35は、コロトロンや露光ラン
プ、現像機、感材ベルトの電位、トナー濃度の制御を行
うサブシステムである。
U/Iサブシステム36は、ユーザインターフェースの
全ての制御、マシンの状態表示、コピーモード決定等の
ジョブ管理、ジョブリカバリーを行うサブシステムであ
る。
INPUTサブシステム37は、原稿の自動送り(DA
DF)や原稿の半自動送り(SADF)、大型サイズ(
A2)の原稿送り(LDC)、コンピュータフオーム原
稿の送り(CFF)、原稿の2枚自動送り(2−UP)
の制御、原稿の繰り返し自動送り(RDH)の制御、原
稿サイズの検知を行うサブシステムである。
OUT P UTサブシステム37は、ソーターやフィ
ニッシャ−を制御し、コピーをソーティングやスクッキ
ング、ノンソーティングの各モードにより出力したり、
綴じ込み出力するサブシステムである。
OPTサブシステム39は、原稿露光時のスキャン、レ
ンズ移動、シャッター、P I S/N0N−PISの
制御を行い、また、LDCモード時のキャリッジ移動を
行うサブシステムである。
IELサブシステム40は、感材ベルト上の不要像の消
し込み、像に対する先端・後端の消し込み、編集モード
に応じた像の消し込みを行うサブシステムである。
上記システムは、第4図に示す7個のCPUを核として
構成され、ベースマシン1とこれを取り巻く付加装置等
の組み合わせに柔軟に対応することを可能にしている。
ここで、メインCPU41が、ベースマシン1のメイン
基板上にあってSQMGRサブシステム32、CHMサ
ブシステム33、IMMサブシステム34のソフトヲ含
み、シリアルハス53を介して各CPO42〜47と接
続される。これらのCPU42〜47ば、第3図に示す
シリアル通信インターフェースで接続された各サブシス
テムと1対1で対応している。シリアル通信は、100
rr+s′ecを1通信サイクルとして所定のタイミン
グに従ってメインCPU41と他の各CPU42〜47
との間で行われる。そのため、機構的に厳密なタイミン
グが要求され、シリアル通信のタイミングに合わせるこ
きができない信号については、そ°れぞれのCPUに割
り込みポート(INT端子信号)が設けられシリアルバ
ス53とは別のホットラインにより割り込み処理される
。すなわち、例えば64cpm(、A4LF、F)、3
09mm/secのプロセススピードでコピー動作をさ
せ、レジゲートのコントロール精度等を±1mmに設定
すると、上記の如き1゜0m5ecの通信サイクルでは
処理できないジョブが発生する。このようなジョブの実
行を保証するためにホットラインが必要となる。
従って、この複写機では、各種の付加装置を取りつける
ことができるのに対応して、ソフトウェアについてもこ
れら各付加装置に対応したシステム構成を採用すること
ができるようになっている。
このような構成を採用した理由の1つは、(i)これら
の付加装置すべての動作制御プログラムを仮にベースマ
シン1に用意させるとすれば、このために必要とするメ
モリの容量が膨大になってしまうことによる。また、(
11)将来新しい付加装置を開発したり、現在の付加装
置の改良を行った場合に、ベースマシン1内のROM 
(リード・オンリ・メモリ)の交換や増設を行うことな
く、これらの付加装置を活用することができるようにす
るためである。
このため、ベースマシンlには、複写機の基本部分を制
御するだめの基本記憶領域と、ICカードから本発明の
機能情報と共に取り込まれたプログラムを記憶する付加
記憶領域が存在する。付加記憶領域には、DADF 1
3の制御プログラム、U112の制御プログラム等の各
種プログラムが格納されるようになっている。そして、
ベースマシン1に所定の付加装置を取りつけた状態でI
CカードをICカード装置22にセットすると、U11
2を通してコピー作業に必要なプログラムが読み出され
、付加記憶装置にロードされるようになっている。この
ロードされたプログラムは、基本記憶領域に書き込まれ
たプログラムと共働して、あるいはこのプログラムに対
して優先的な地位をもってコピー作業の制御を行う。こ
こで使用されるメモリは電池によってバックアップされ
たランダム・アクセス・メモリから構成される不揮発性
メモリである。もちろん、ICカード、磁気カード、フ
ロッピーディスク等の他の記憶媒体も不揮発性メモリと
して使用することができる。この複写機ではオペレータ
による操作の負担を軽減するために、画像の濃度や倍率
の設定等をプリセットすることかできるようになってお
り、このプリセットされた値を不揮発性メモリに記憶す
るようになっている。
(1−4)シリアル通信方式 第5図はシリアル通信の転送データ構成と伝送タイミン
グを示す図、第6図は1通信サイクルにおける相互の通
信間隔を示すタイムシヤードである。
メインCPU41と各CPU(42〜47)との間で行
われるシリアル通信では、それぞれ第5図(a)に示す
ようなデータ量が割り当てられる。同図(a)において
、例えばUIの場合にはメインCPU41からの送信デ
ータTXが7バイト、受信データRXが15バイトであ
り、そして、次のスレーブすなわちオプティカルCPU
45に対する送信タイミング1.(同図(C))が26
m5であることを示している。この例によると、総通信
量は86バイトとなり、96008PSの通信速度では
約100m5の周期となる。そして、データ長は、同図
(1))に示すようにヘッダー、コマンド、そしてデー
タから構成している。同図(a)による最大データ長に
よる送受信を対象とすると、全体の通信サイクルは、第
6図に示すようになる。ここでは、9600BPSの通
信速度から、1バイトの送信に要する時間を1.2mS
とし、スレーブが受信終了してから送信を開始するまで
の時間を1mSとし、その結果、100m5を1通信サ
イクルとしている。
(1−5)ステート分割 第7図はメインシステムのステート分割を示す図である
ステート分割はパワーONからコピー動作、及びコピー
動作終了後の状態をいくつかに分割してそれぞれのステ
ートで行うジョブを決めておき、各ステートてのジョブ
を全て終了しなければ次のステートに移行しないように
してコントロールの能率と正確さを期するようにするた
めのもので、各ステートに対応してフラグを決めておき
、各サブシステムはこのフラグを参照することによりメ
インシステムがどのステートにいるか分かり、自分が何
をずべきか判断する。また各サブシステムもステート分
割されていてそれぞれ各ステートに対応して同様にフラ
グを決めており、メインシステムはこのフラグを参照し
て各サブシステムのステートを把握し管理している。
先ず、パワーオンするとプロセッサーイニシャライズの
状態になり、ダイアグモードかユーザーモード(コピー
モード)かが判断される。ダイアグモードはサービスマ
ンが修理用等に使用するモードで、NVMに設定された
条件に基づいて種々の試験を行う。
ユーザーモードにおけるイニシャライズ状態においては
NVMの内容により初期設定を行う。例えば、キャリッ
ジをホームの位置、レンズを倍率100%の位置にセッ
トしたり、また各サブシステムにイニシャライズの指令
を行う。イニシャライズが終了するとスタンバイに遷移
する。
スタンバイは全てのサブシステムが初期設定を終了し、
スタートボタンが押されるまでのステートであり、全自
動画面で「おまちください」の表示を行う。そしてコル
ツランプを点灯して所定時間フユーザ−空回転を行い、
フユーザ−が所定のコントロール温度に達するとU/I
がメツセージで「コピーできます」を表示する。このス
タンバイ状態は、パワーON1回目では数10秒程度の
時間である。
セットアツプはスタートボタンか押されて起動がかけら
れたコピーの前準備状態であり、メインモーフ、ソータ
ーモータが駆動され、窓材ベルトのV DDP等の定数
の合わせ込みを行う。またADFモータがONI、、1
枚目の原稿送り出しがスタートし、1枚目の原稿がレジ
ゲートに到達して原稿サイズが検知されてAPMSモー
ドではトレイ、倍率の決定がなされ、ADF原稿がプラ
テンに敷き込まれる。そして、ADF2枚目の原稿がレ
ジゲートまで送り出され、サイクルアップに遷移する。
サイクルアンプはベルトを幾つかのピッチに分割してパ
ネル管理を行い、最初のパネルがゲットパークポイント
へくるまでのステートである。即ち、コピーモードに応
してピッチを決定し、オプチカル・サブシステムに倍率
を知らせてレンズ移動を行わせる。そして、CHMサブ
システム、1MMサブシステムにコピーモードを通知し
、倍率セントが認識されると、倍率と用紙サイズにより
スキャン長が決定されてオプチカル・サブシステムに知
らせる。そして、マーキング・サブシステムにコピーモ
ードを通知し、マーキング・サブシステムの立ち上げが
終了すると、1MMサブシステムでピッチによって決ま
るパネルL/Eをチエツクし、最初のコピーパネルが見
つかり、ゲットパークポイントに到達するとゲットパー
クレディとなってサイクルに入る。
サイクルはコピー動作中の状態で、ADC(Autom
atic  Density  Control) 、
AE (Automatic  Exposure )
 、DDPコントロール等を行いながらコピー動作を繰
り返し行う。そしてR/L−カウント枚数になると原稿
交換を行い、これを所定原稿枚数だけ行うとコインシデ
ンス信号が出てサイクルダウンに入る。
サイクルダウンは、キャリッジスキャン、用紙フィード
等を終了し、コピー動作の後始末を行うステートであり
各コロトロン、現像機等をOFFし、最後に使用したパ
ネルの次のパネルがストップパーク位置に停止するよう
にパネル管理して特定のパネルだけが使用されて疲労を
生じないようにする。
このサイクルダウンからは通常スタンバイに戻るが、プ
ラテンモードでコピーしていた場合に再度スタートキー
を押すリスタートの場合にはセットア・ンブに戻る。ま
たセ・ントアソブ、サイクルアップからでもジャム発生
等のサイクルダウン要因が発生するとサイクルダウンに
遷移する。
パージはジャムが発生した場合のステートで原因ジャム
用紙を取り除くと他の用紙は自動的に排出される。通常
、ジャムが発生するとどのようなステートからでもサイ
クルダウン→スタンバイ→バージと遷移する。そしてパ
ージエンドによりスタンバイまたはセットアツプに遷移
するが、再度ジャムが発生するとサイクルダウンへ遷移
する。
ベル1−ダウンはクツキングポイントよりトレイ側でジ
ャムが発生したような場合に生じ、ベルトクラッチを切
ることによりベルト駆動が停止される状態で、ベルトよ
り先の用紙は排出することができる。
ハードダウンはインターロックが開けられて危険な状態
になったり、マシーンクロックフェイルが発生して制御
不能になったような状態で、24■電源供給が遮断され
る。
そして、これらベルトダウン、ハードダウン要因が除去
されるとスタンバイに遷移する。
(n−1’)光学系 第8図(a)は光学系の概略側面図、第8図(b)は平
面図、(c)は(b)のX−X方向側面図である。本実
施例の走査露光装置3は、像を感材4の移動速度よりも
速い速度で感材上に露光するPIS (プリセツション
・イメージング・システム)方式を採用すると共に、第
2走査系Bを固定し、第1走査系Aを独立して移動可能
にする方式を採用している。すなわち、第1走査系Aは
、露光ランプ102および第1ミラー103を有する第
1キヤリツジ101と、第2ミラー106および第3ミ
ラー107を有する第2キヤリツジ105から構成され
、プラテンガラス2上に載置された原稿を走査する。一
方、第2走査系Bは、第4ミラー110および第5ミラ
ー111を有する第3キヤリツジ109と、第6ミラー
113を有する第4キ中リツジ112から構成されてい
る。
また、第3ミラー107と第4ミラー110の光軸上に
はレンズ10日が配置され、倍率に応じてレンズモータ
により移動されるが、走査露光中は固定される。
これら第1走査系Aおよび第2走査系Bは、直流サーボ
モータであるキャリッジモータ114により駆動される
。キャリッジモータ114の出力軸115の両側に伝達
軸116.117が配設され、出力軸115に固定され
たタイミングプーリ115aと伝達軸116.117に
固定されたタイミングプーリ116a、117a間にタ
イミングベル)119a、119bが張設されている。
また、伝達軸116にはキャプスタンプーリ116bが
固定されこれに対向して配置される従動ローラ120a
、120b間には、第1のワイヤーケーブル121aが
たすき状に張設され、該ワイヤーケーブル121aには
、前記第1キヤリンジ101が固定されると共に、ワイ
ヤーケーブル121aは、第2キヤリツジ105に設け
られた減速プーリ122aに巻回されており、キャリッ
ジモータ114を図示矢印方向に回転させた場合には、
第1キヤリツジ101が速度■1で図示矢印方向に移動
すると共に、第2キヤリツジ105が速度■1/2で同
方向に移動するようにしている。
また、伝達軸117に固定されたタイミングプーリ11
7bとこれに対向して配置される伝達軸123のタイミ
ングブー!J123a間には、タイミングベル)119
cが張設され、伝達軸123のキャプスタンプーリ12
3bとこれに対向して配置される従動ローラ120C間
に第2のワイヤーケーブル121bが張設されている。
該ワイヤーケーブル121bには、前記第4キヤリツジ
112が固定されると共に、ワイヤーケーブル121b
は、第3キヤリツジ109に設けられた減速プーリ12
2bに巻回されており、キャリッジモータ114を図示
矢印方向に回転させた場合には、第4キヤリツジ112
が速度■2で図示矢印方向に移動すると共に、第3キヤ
リツジ109が速度V2/2で同方向に移動するように
している。
さらに、第8図(b)に示すように、伝達軸117には
、タイミングプーリ117aの回転をタイミングプーリ
117bに伝達させるためのPISクラッチ125(電
磁クラッチ)が設けられていて、該PISクラッチ12
5の通電がオフになるとこれを係合させ、回転軸115
の回転が伝達軸117.123に伝達される。また、P
ISクラッチ125に通電されこれが解放すると伝達軸
117.123には回転軸115の回転が伝達されない
ように構成されている。また、第8図(C)に示すよう
に、タイミングプーリ116aの側面には、保合突起1
26aが設けられ、LDCロックソレノイド127のオ
ンにより係合片126bが係合突起126aに係合して
、伝達軸116を固定しずなわち第1走査系Aを固定し
、LDCロックスイッチ129をオンさせるようにして
いる。さらに、タイミングプーリ123aの側面には、
係合突起130aが設けられ、PISロソクツレノイド
131のオンにより係合片130bが係合突起130a
に係合して、伝達軸123を固定しすなわち第2走査系
Bを固定しPISロックスイッチ132をオンさせるよ
うにしている。
以上のように構成した走査露光装置おいては、PISク
ラッチ125の保合解放によりPIS(プリセツション
−イメージングシステム)モードとN0N−PrSモー
ドの露光方式が選択される。PrSモードは、例えば倍
率が65%以上の時にPISクラッチ125を係合させ
て第2走査系Bを速度■2で移動させることにより、ベ
ルト状感光体4の露光点を感材と逆方向に移動させ、光
学系の走査速度■、をプロセススピード■、より相対的
に速くして単位時間当たりのコピー枚数を増大させる。
このとき、倍率をMとすると■1=V、X3.5/(3
,5M−1)であり、M−1、Vr =308.9mm
/sとすると■、=432.5mm/sとなる。また、
■2はタイミングプーリ117b、123aの径により
決まり■2 = (1/3〜1/4)V、となっている
。一方、NON−PrSモードにおいては、縮小時にお
りる走査系の速度の増大および照明パワーの増大を防止
し消費電力を抑制するために、例えば64%以下の場合
には、PISクラッチ125を解放させると共にPIS
ロックソレノイドをオンさせることにより、第2走査系
Bを固定し露光点を固定してスキャンし、駆動系の負荷
および原稿照明パワーの増大を回避し、1.5KVAの
実現に寄与するものである。
上記レンズ108は、第9図(a)に示すように、プラ
テンガラス2の下方に配設されるレンズキャリッジ13
5に固定された支持軸136に摺動可能に取付けられて
いる。レンズ108はワイヤー(図示せず)によりレン
ズモータZ137に連結されており、該レンズモータZ
137の回転によりレンズ108を支持軸136に沿っ
てZ方向(図で縦方向)に移動させて倍率を変化させる
また、レンズキャリッジ135は、ベース側の支持軸1
39に摺動可能に取付けられると共に、ワイヤー(図示
せず)によりレンズモータX140に連結されており、
レンズモータX140の回転によりレンズキャリッジ1
35を支持軸139に沿って、X方向(図で横方向)に
移動させて倍率を変化させる。これらレンズモータ13
7.140は4相のステッピングモータである。レンズ
キャリッジ135が移動するとき、レンズキャリッジ1
35に設けられた小歯車142は、レンズカム143の
雲型面に沿って回転しこれにより大歯車144が回転し
ワイヤーケーブル145を介して第2走査系の取付基台
146を移動させる。従って、レンズモータX140の
回転によりレンズ10Bと第1走査系Aおよび第2走査
系Bの距離を所定の倍率に対して設定可能になる。
また、第9図(b)に示すように、レンズ108の1側
面にはレンズシャッタ147がリンク機構148により
開閉自在に設けられ、シャッタソレノイド149のオン
オフにより、イメージスキャン中はレンズシャッタ14
7が開となり、イメージスキャンが終了すると閉となる
。レンズシャッタ147により遮光する目的は、ベルト
感村上にDDPパッチ、ADCパッチを形成することと
、PISモード時において第2走査系Bがリターンする
ときの像の泊込を防止することである。
第10図は光学系のサブシステムの概要を示すブロック
構成図を示している。オプティカルCPU45は、メイ
ンCPU41とシリアル通信およびホットラインにより
接続され、メインCPU41から送信されるコピーモー
ドにより感材上に潜像を形成するために、各キャリッジ
、レンズ等のコントロールを行っている。制御用電源1
52は、ロジック用(5VLアナログ用(±15■)、
ソレノイド、クラッチ用(24V)からなり、モータ用
型llA153は38Vで構成される。
キャリッジレジセンサ155は、第1ミラー101のレ
ジスト位置に対応するように配置され、第1走査系Aに
取付けられたアクチュエータがキャリッジレジセンサ1
55を踏み外すと信号を出力する。この信号はオプティ
カルCPU45に送られレジストレーションを行うため
の位置或いはタイミングを決定したり、第1走査系Aの
リターン時におけるホーム位置Pを決定するようになっ
ている。また、キャリッジの位置を検出するために第1
ホームセンサ156a、第2ホームセンサ156bが設
けられており、第1ホームセンサ156aは、レジスト
位置と第1走査系Aの停止位置との間の所定位置に配置
され、第1走査系Aの位置を検出し信号を出力している
。また、第2ホームセンサ156bは第2走査系の位置
を検出し信号を出力している。
ロークリエンコーダ157は、1個の発光素子に対して
2個の受光素子を有しキャリッジモータ114の回転角
に応じて180°位相のずれたA相、B相のパルス信号
を出力するタイプのものであり、例えば、200パルス
/回転で第1走査系のタイミングプーリの軸ピッチが0
.1571mm/パルスに設計されている。偏倍用ソレ
ノイド159は、CPU45の制御により偏倍レンズ(
図示せず)を垂直方向に移動させ、その結果を偏倍スイ
ッチ161のオンオフ動作で確認している。レンズホー
ムセンサ161.162は、レジズXモータ140およ
びレンズZモータ137のホーム位置を検出するセンサ
である。LDCロツタソレノイド127は、CPU45
の制御により第1走査系Aを所定位置に固定するもので
、その結果をLDCロックスイッチ129により確認し
ている。PISロツタソレノイド131は、N。
N−PISモード時にPISクラッチ125が解放され
たときに、第2走査系Bを固定するもので、その結果を
PISロックスイッチ132で確認している。PISク
ラッチ125は、通電時にクラッチを解放させ非通電時
にクラッチを係合させるタイプのもので、PISモード
時の消費電力を低。
減させ1.5KVAの実現に寄与している。
第11図(a)、(b)は光学系のスキャンサイクルの
制御を示し、本制御は第1走査系Aを指定された倍率、
スキャン長で走査するもので、ホットラインよりスキャ
ンスタート信号を受信すると起動する。メインより受信
したスキャン長データから、レジセンサの割り込みから
スキャン終了までのエンコーダクロツタのカウント数で
あるイメージ・スキャンカウントが演算される。先ず、
倍率に対応した基準クロックデータを設定した後、ステ
ップ■でキャリッジモータをスキャン方向(CW)に回
転させ、スキャン時の加速制御を行う(ステップ■)。
次いでステップ■においてPLL(位相制御)モードに
セットし、ステップ■でレジセンサがオフの割り込み信
号があれば、イメージスキャンを開始しエンコーダクロ
ツタのカウント数が上記スキャン長に相当する値以上に
なると(ステップ■)、PLLモードを解除して速度モ
ードにセットし、キャリッジモータをリターン方向(C
CW)に回転させる。次いで、ステップ■においてCW
からCCW(逆転信号)への割り込みがあるか否かが判
断され、あればリターン時の加速制御を行い(ステップ
■)、エンコーダのカウント数が予め設定されたブレー
キ開始点に到れば(ステップ[相])、リターン時の減
速制御を行い(ステップ■)、再度逆転信号があればキ
ャリッジモータを停止する(ステップ@)。また、(b
)に示すように、シャッタをオン(開)するカウント数
を設定し、エンコーダのクロック数がシャッタオンカウ
ント以上になればシャッタを開き、エンコーダのクロッ
ク数がシャッタオフカウント以上になればてシャッタを
閉じてイメージスキャンを終了する。
(II−2)ユーザインターフェース(U/I)(II
−2−1)ユーザインターフェースの特徴第12図はデ
イスプレィを用いたユーザインターフェースの取り付は
状態を示す図、第13図はデイスプレィを用いたユーザ
インターフェースの外観を示す図である。
従来のユーザインターフェースは、キーやLED、液晶
表示器を配置したコンソールパネルが主流を占め、例え
ばバックリットタイプやメツセージ表示付きのもの等が
ある。バッタリットタイプのコンソールパネルは、予め
所定の位置に固定メツセージが配置された表示板を背後
からランプ等で選択的に照明することによって、その部
分を読めるようにしたものであり、メツセージ表示付き
のコンソールパネルは、例えば液晶表示素子から構成さ
れ、表示面積を大きくすることなく様々なメツセージを
随時表示するようにしたものである。
これらのコンソールパネルにおいて゛、そのいずれを採
用するかは、複写機のシステム構成の複雑さや操作性等
を考慮して複写機毎に決定されている。
(A)取付位置の特徴 本発明は、ユーザインターフェースとして先に述べた如
き従来のコンソールパネルを採用するのではなく、スタ
ンドタイプのデイスプレィを採用することを特徴として
いる。デイスプレィを採用すると、第12図(a)に示
すように複写機本体(ベースマシン)1の上方へ立体的
に取り付けることができるため、特に、ユーザインター
フェース12を第12図(b)に示すように複写機本体
1の右奥隅に配置することによって、ユーザインターフ
ェース12を考慮することなく複写機のサイズを設計す
ることができ、装置のコンパクト化を図ることができる
。また、複写機において、プラテンの高さすなわち装置
の高さは、原稿をナツトするのに程よい腰の高さになる
ように設計され、この高さが装置としての高さを規制し
ている。従来のコンソールパネルは、先に述べたように
この高さと同じ上面に取り付けられ、目から結構離れた
距離に機能選択や実行条件設定のための操作部及び表示
部が配置されることになる。その点、本発明のユーザイ
ンターフェース12では、第12図(C)に示すように
プラテンより高い位置、すなわち目の高さに近くなるた
め、見易くなると共にその位置がオペレータにとって下
方でなく前方で、且つ右側になり操作もし易いものとな
る。しかも、デイスプレィの取り付は高さを目の高さに
近づけることによって、その下側をユーザインターフェ
ースの制御基板やカード装置24の取り付はスペースと
しても有効に活用できる。従って、カード装置24を取
り付けるための構造的な変更が不要となり、全く外観を
変えることなくカード装置24を付加装備でき、同時に
デイスプレィの取り付は位置、高さを見易いものとする
ことができる。また、デイスプレィは、所定の角度で固
定してもよいが、角度を変えることができるようにして
もよいことは勿論である。このように、プラテンの手前
側に平面的に取り付ける従来のコンソールパネルと違っ
て、その正面の向きを簡単に変えることができるので、
第12図(C)に示すようにデイスプレィの画面をオペ
レータの目線に合わせて若干上向きで且つ第12図(b
)に示すように左向き、つまり中央上方(オペレータの
目の方向)へ向けることによって、さらに見易く操作性
のよいユーザインターフェース12を提供することがで
きる。このような構成の採用によって、特に、コンパク
トな装置では、オペレータが装置の中央部にいて、移動
することなく原稿セット、ユーザインターフェースの操
作を行うことができる。
(B)画面上での特徴 一方、デイスプレィを採用する場合においても、多機能
化に対応した情報を提供するにはそれだけ情報が多くな
るため、単純に考えると広い表示面積が必要となり、コ
ンパクト化に対応することが難しくなるという側面を持
っている。コンパクトなサイズのデイスプレィを採用す
ると、必要な情報を全て1画面により提供することは表
示密度の問題だけでなく、オペレータにとって見易い、
判りやすい画面を提供するということからも難しくなる
。そこで、コンパクトなサイズであっても判りやすく表
示するために種々の工夫を行っている。
例えば本発明のユーザインターフェースでは、コピーモ
ードで類別して表示画面を切り換えるようにし、それぞ
れのモードで機能選択や実行条件の設定等のメニューを
表示すると共に、キー人力により画面のカスケード(カ
ーソル)を移動させ選択肢を指定したり実行条件データ
を入力できるようにしている。また、メニューの選択肢
によってはその詳細項目をポツプアップ表示(重ね表示
やウィンドウ表示)して表示内容の拡充を図っている。
その結果、選択可能な機能や設定条件が多くても、表示
画面をメツキリさせることができ、操作性を向上させる
ことができる。このように本発明では、画面の分割構成
、各画面での領域分割、輝度調整やグレイ表示その他の
表示態様の手法で工夫し、さらには、操作キーとLED
とをうまく組み合わせることにより操作部を簡素な構成
にし、デイスプレィの表示制御や表示内容、操作入力を
多様化且つ簡素化し、装置のコンパクト化と多機能化を
併せ実現するための問題を解決している。
CRTデイスプレィを用いて構成したユーザインターフ
ェースの外観を示したのが第13図である。この例では
、CRTデイスプレィ301の下側と右側の正面にキー
/LEDボードを配置している。画面の構成として選択
モード画面では、その画面を複数の領域に分割しその1
つとして選択領域を設け、さらにその選択領域を縦に分
割しそれぞれをカスケード領域として選択設定できるよ
うにしている。そこで、キー/LEDボードでは、縦に
分割した画面の選択領域の下側にカスケードの選択設定
のためのカスケードキー319−1〜319−5を配置
し、選択モード画面を切り換えるためのモード選択キー
308〜310その他のキー(302〜304.306
.307.315〜318)及びLED(305,31
1〜314)は右側に配置する構成を採用している。
(n−2−2)表示画面の構成 画面としては、コピーモードを選択するための選択モー
ド画面、コピーモードの設定状態を確認するためのレビ
ュー画面、標準のモードでコピーを実行するだめの全自
動画面、多機能化したコピーモードについて説明画面を
提供するインフォメーション画面、ジャムが発生したと
きにその位置を適切に表示するジャム画面等により構成
している。
(A)選択モード画面 第14図は選択モード画面を説明するための図である。
選択モード画面としては、第14図(a)〜(C)に示
す基本コピー、応用コピー、専門コピーの3画面が設定
され、モード選択キー308〜310の操作によってC
RTデイスプレィに切り換え表示される。これらの画面
のうち、最も一般によく用いられる機能を類別してグル
ープ化したのが基本コピー画面であり、その次によく用
いられる機能を類別してグループ化したのが応用コピー
画面であり、残りの特殊な専門的機能を類別してグルー
プ化したのが専門コピー画面である。
各選択モード画面は、基本的に上から2行で構成するメ
ソセージ領域A、3行で構成する設定状態表示領域B、
9行で構成する選択領域Cに区分して使用される。メツ
セージ領域Aには、コピー実行条件に矛盾があるときの
Jコードメツセージ、サービスマンに連絡が必要なハー
ド的な故障のときのJコードメツセージ、オペレータに
種々の注意を促すCコードメツセージ等が表示される。
このうち、Jコードメツセージは、各カスケードの設定
内容によるコピー実行条件の組み合わせチエツクテーブ
ルを備え、スタートキー318が操作されると、テーブ
ルを参照してチエツクを行いコピーモードに矛盾がある
場合に出力される。設定状態表示領域Bには、他モード
の選択状態、例えば基本コピー画面に対して応用コピー
と専門コピーの選択状態が表示される。この選択状態の
表示では、選択領域Cのカスケードの状態がデフォルト
(再下段)以外である場合にそのカスケードが表示され
る。選択領域Cには、上段にカスケード塩が表示され、
各カスケード領域の最下段がデフオルIN域、それより
上の領域がデフォルト以外の領域となっていて、カスケ
ードキーの操作によって5つのカスケード領域で個別に
選択できるようになっている。従って、選択操作しない
場合には、デフォルト領域が選択され、すべてデフォル
トの状態が全自動コピーのモードとなる。また、選択領
域は、縦5つに分割されたカスケード領域に対応する下
方のカスケードキー319−1〜319−5で選択設定
が行われる。なお、メツセージ領域Aの右側はセットカ
ウントとメイドカウントを表示するカウント部として、
また、設定状態表示領域Bの下1行はトナーボトル満杯
、トナー補給等のメンテナンス情報部として用いる。以
下に各選択モード画面のカスケード領域の内容を説明す
る。
(イ)基本コピー 基本コピー画面は、第14図(a)に示すように「用紙
トレイ」、「縮小/拡大J、「両面コピ−」、「コピー
濃度」、「ソーター」のカスケードからなる。
「用紙トレイ」では、自動がデフォルトになっていて、
この場合には、原稿サイズと同じ用紙を収容したトレイ
が自動的に選択される。カスケードキーの操作によりデ
フォルト以外の領域を使って手差しトレイや大容量トレ
イ、上段トレイ、中段トレイ、下段トレイのいずれかを
選択できる。
なお、各トレイの欄には図示のように収容されている用
紙を判別しやすいようにその用紙サイズ、種類及びアイ
コン(絵文字)が表示される。用紙は、長手方向に送り
込む設定と、長手方向と直角方向に送り込む設定がある
「縮小/拡大」は、等倍がデフォルトになっていて、カ
スケードキーの操作により自動、固定/任意が選択でき
る。自動では、選択されている用紙サイズに合わせて倍
率を自動的に設定し、コピーする。倍率(線倍率)は、
50%から200%まで任意に1%刻みで設定すること
ができ、固定/任意では、カスケードキーの操作により
具体的な設定対象となる内容がポツプアップ画面により
表示され、50.7%、70%、81%、100%、1
21%、141%、200%の7段階設定からなる固定
倍率を選択することができると共に、1%ずつ連続的に
変化する任意倍率を選択設定することができる。
「両面コピー」は、片面がデフォルトになっていて、デ
フォルト以外として原稿→コピーとの関係において両面
→片面、両面→両面、片面→両面が選択できる。例えば
両面→片面は、両面原稿に対して片面コピーを行うもの
であり、片面→両面は、片面原稿を両面コピーにするも
のである。両面コピーをとる場合には、最初の面にコピ
ーが行゛0           われだコピー用紙が
デー−プレ・・クストレイにまず収容される。次にこの
デユーブレックストレイからコピー用紙が再び送り出さ
れ、裏面にコピーが行われる。
「コピー濃度」は、自動がデフォルトになっていて、デ
フォルト以外として7段階の濃度設定ができ、また写真
モードでも7段階の濃度設定ができる。この内容の設定
はポツプアップ画面により行われる。
「ソーター」は、コピー受けがデフォルトになっていて
、デフォルト以外として丁合いとスタックが選択できる
。丁合いは、ソーグーの各ビンにコピー用紙を仕分けす
るモードであり、スタックモードは、コピー用紙を順に
堆積するモードである。
(ロ)応用コピー 応用コピー画面は、第14図の)に示すように「特殊原
稿」、「とじしろ」、「カラー」、「合紙」、「排出面
」のカスケードからなる。
「特殊原稿」は、A2/83等の大型原稿をコピーする
機能(LDC) 、コンピュータの連帳出力の原稿につ
いて孔をカウントして1頁ずつコピーする機能(CFF
;コンピュータフオームフィーダ)、同一サイズの2枚
の原稿を1枚の用紙にコピーする二丁掛機能(2−UP
)をデフォルト以外で選択することができる。
「とじしろ」は、コピーの右端部または左端部に1mm
〜16mmの範囲で“綴代パを設定するものであり、右
とじ、左とじ、綴代の長さをデフォルト以外で設定する
ことができる― 「カラー」は、黒がデフォルトになっていて、デフォル
ト以外で赤を選択できる。
「合紙」は、OHPコピーの際に中間に白紙を挟みこむ
機能であり、デフォルト以外で選択できる。
「排出面」は、おもて笥とうら面のいずれかを強制的に
指定して排紙させるようにデフォルト以外で選択できる
(ハ)専門コピー 専門コピー画面は、第14図(C)に示すように「ジョ
ブメモリー」、「編集/合成」、「等倍微調整」、「わ
く消し」のカスケードからなる。
「ジョブメモリー」は、カードを使用するページプログ
ラムであって、複数のジョブを登録しておき、それを呼
び出してスタートキーを押すことによって自動的にコピ
ーを行うようにするものであって、その呼び出しと登録
がデフォルト以外で選択できる。
「編集/合成コは、編集機能と合成機能をデフォルト以
外で選択できる。編集機能は、エディタ等を用いて編集
のためのデータを入力するための機能であり、さらにこ
の中でポツプアップ画面により部分カラー、部分写真、
部分削除、マーキングカラーの機能を選択することがで
きる。部分カラーは、指定した領域のみカラー1色でコ
ピーし、残りの部分は黒色でコピーする。部分写真は、
指定した領域に写真をコピーし、部分削除は、指定した
領域をコピーしないようにす・る。マーキングカラーは
、マーキングを行う領域を指定すると、−例としてはそ
の部分にカラーの薄い色を重ねて記録し、あたかもマー
キングを行ったような効果を得るものである。
合成機能は、デユープレックスI−レイを使用し2枚の
原稿から1枚のコピーを行う機能であり、シート合成と
並列合成がある。シート合成は、第1の原稿と第2の原
稿の双方全体を1枚の用紙に重ねて記録する機能であり
、第1の原稿と第2の原稿についてそれぞれ異なった色
でコピーを行うことも可能である。他方、並列合成は、
第1の原稿の全体に第2の原稿の全体をくっつけた形で
1枚の用紙に合成コピーを作成する機能である。
「等倍微調整」は、99%〜101%の倍率で0.15
%の刻みで設定するものであり、この機能をデフォルト
以外で選択できる。
「わく消し」は、原稿の周辺部分の画情報についてはコ
ピーを行わず、あたかも画情報の周辺に“枠゛を設定し
たようにするものであり、わく消しを2.5mmで行う
標準をデフォルトとし、任意の寸法の設定とわく消しを
しない全面コピーモードをデフォルト以外で選択できる
(B)その他の画面 第15図は選択モード画面以外の画面の例を示す図であ
る。
(イ)レビュー画面 レビュー画面は、3つに分割された上記の各選択モード
画面で選択されているコピーモードの状態を表示するも
のであって、第15図(b)に示すように各選択モード
画面のカスケードの設定状態を1画面に表示するもので
ある。このレビュー画面では、選択項目すなわちカスケ
ード名とそのとき選択されているモードすなわち選択肢
を表示し、選択されているモードがデフォルトの場合に
は例えばグレイバックで、デフォルト以外の場合には通
常の輝度を背景にした反転表示を採用している。
(ロ)全自動画面 全自動画面は、第15図(a)に示すような画面で、パ
ワーオンされたときや予熱モードで予熱キー306が操
作されたとき或いはオールクリアキー316が操作され
たときに表示され。各選択モード画面のカスケードがす
べてデフォルトに設定されている状態の画面である。こ
の画面では、その指示のとおりプラテン上に原稿をセッ
トし、テンキーによりコピー枚数を設定してスタートキ
ー318を押ずと、原稿と同じサイズの用紙が選択され
て設定枚数のコピーが実行される。
(ハ)インフォメーション画面 インフォメーション画面は、第15図(C)に示すよう
なコピーモードのそれぞれについてコピーのとり方等の
説明画面を提供するための画面であり、インフォメーシ
ョンキー302の繰作によって表示され、この画面で表
示されたインフォメーションコートをテンキーから入力
することによっ′ζ説明画面が表示される。
(ニ)ジャム画面 ジャム画面は、第15図(d)に示すよう番こコピー実
行中に表示されていた画面の上に重ねて表示され、元の
画面の輝度を1ランクずつ落とすことによってジャム表
示の内容が鮮明になるようにしている。
(C)表示態様 本発明は、第14図及び第15図により説明したように
複数の画面に分割して切り換え表示することによって、
その時々における余分な情報を少なくし1画面の情報を
簡素化し、これらのレイアウトの表示領域やその入力設
定状態等に応じて表示態様を変えることによってアクセ
ントのある見易く判り易い画面を構成している。例えば
選択モ一ド画面では、先に説明したようにメソセージ領
域(カウント領域を含む)と設定状態表示領域(メンテ
ナンス情報領域を含む)と選択領域に分割しているが、
それぞれの領域の表示態様を変えている。例えばカウン
ト部を含むメツセージ領域では、バックを黒にしてメソ
セージの文字列ののを高輝度表示にし、ハックリッドタ
イプのコンソールパネルと同しような表現を採用してい
る。また、設定状態表示領域では、背景を網目表示、す
なわちドツトを成る所定の均等な密度で明暗表示し、カ
スケード塩の表示部分を反転表示(文字を暗、背景を明
表示)にしている。すなわち、この表示は、各カスケー
ド塩をカードイメージで表現したものである。さらに設
定状態表示領域の下1行は、トナーボトルの満杯やトナ
ー補給等のメンテナンス情報領域として使用されるが、
この情報は、設定状態表示情報とはその性格が異なるの
で、その違いが明瞭に認識できるようになるため、メツ
セージ領域と同様の表示態様を採用している。
そして、選択領域では、周囲を網目表示にし、力スケー
ト表示領域全体を輝度の低いグレイ表示にして選択肢や
カスケード塩を反転表示している。
さらに、この表示に加えて設定された選択肢の領域のバ
ックを高輝度表示(反転表示)とし、また、例tば基本
コピー画面において用紙トレイのカスケードで用紙切れ
となったトレイの選択肢はバックを黒にして文字を高輝
度表示としている。
また、第15図(a)に示す全自動画面では、表示領域
の背景を賄い網目表示にし、「原稿セット」等の各操作
指示を表示した領域を明るい網目表示にすると共にその
境界を縁取りして表示の明瞭性を向上させ見易くしてい
る。このように背景の表示態様は、適宜自由に変更して
組み合わせることができることは勿論である。
特に、ハックを高輝度(ペーパーホワイトによる通常の
輝度)表示或いは輝度を落としたグレイ階調表示、所定
の明110ドツト密度による表示等の領域の境界につい
て、図示のように縁取りをするごとによって視覚的に立
体感を持たせ、カードのイメージを与えている。このよ
うに各領域の背景の表示態様を変えつつ縁取り表示を行
うことによって、オペレータにとって各領域の表示内容
を明瞭に区別でき、見易い画面を提供している。また、
文字の表示においても、反転表示やブリンク表示するこ
とによって、表示情報毎にそれぞれ特徴のある注意をユ
ーザに喚起できるようにしている。
また、上記のように文字列におけるバックとその文字の
輝度の変化を工夫するだけでなく、本発明は、選択肢や
カスケード塩その他の文字列に対してアイコン(絵文字
)を付加しよりイメージ的に特徴付けした表示態様を採
用している点でも特徴がある。例えば基本コピー画面で
は、カスケード塩「縮小/拡大」、「両面コピー」、「
コピー濃度」、「ソーター」のそれぞれ頭に付加したも
の、また「用紙トレイ」の選択肢で、下段、中段、上段
の用紙サイズの後ろに付加したものがそれである。この
アイコンは、文字列だけにより情報のアクセントが薄ま
るのを別の面からすなわちイメージにより視覚的にユー
ザに情報を伝達するものであり、情報の内容によっては
文字列よりも正確且つ直観的に必要な情報をユーザに伝
達できるという点で大きなメリットがある。
(11−2−3)キー/LEDボード ユーザインターフェースは、第13図に示すようにCR
Tデイスプレィとキー/LEDボードにより構成される
が、本発明では、特にCRTデイスプレィの画面を使っ
て選択肢の表示及びその設定を行うように構成している
ため、キー/LEDボードにおけるキー及びLEDの数
を最小限に抑えるように工夫している。
画面切り換えのためのモード選択キー308〜310と
、各カスケード領域の選択のためのカスケードキー31
9−1〜319−5による8つのキーで機能の選択、設
定をできるようにしている。
従って、モード選択キー308〜310を操作して基本
コピー画面、応用コピー画面、専門コピー画面のいずれ
かを選択すると、その後はカスケードキー319−1〜
319−5の操作以外、テンキー307による数値入力
だけで全ての機能を選択し、所望の機能によるコピーを
実行させることができる。カスケードキー319−1〜
319−5は、それぞれのカスケード領域で設定カーソ
ルを上下させて機能を選択設定するため、上方への移動
キーと下方への移動キーがペアになったものである。こ
のように選択モードの画面は、3つの中からモード選択
キー308〜310によって選択されその1つが表示さ
れるだけであるので、その画面がどのモード選択キー3
08〜310によって選択されているのかを表示するの
にLED311〜313が用いられる。つまり、モード
選択キー308〜310を操作して選択モードの画面を
表示させると、そのモード選択キー308〜310に対
応するLED311〜313が点灯する。
多(の機能を備えると、ユーザにとってはその全ての機
能を覚え、使いこなすことが容易ではなくなる。そこで
、コピーモードのそれぞれについてコピーのとり方の説
明画面を提供するのにインフォメーションキー302が
用いられる。このインフォメーション機能は、次のよう
にして実行される。まず、インフォメーションキー30
2が操作されると第15図(C)に示すようなインフォ
メーションインデックス画面でインフォメーションコー
ドの一覧表を表示する。この画面に指定されたインフォ
メーションコードをテンキー307により選択入力する
と、そのコードに対応するインフォメーションポツプア
ップ画面に移行し、そこでコピーモードの説明画面を表
示する。
また、上記のように選択モードの画面が3つに分割され
、3つの画面で定義される各種の機能の選択設定が行わ
れるため、他の画面も含めた全体の設定状態を確認でき
るようにすることも要求される。そこで、このような全
画面の設定状態を確認するのにレビューキー303が用
いられる。
デュアルランゲージキー304は、表示画面の言語を切
り換えるキーである。国際化に伴って種々の異なる言語
を使用するユーザが装置を共有する場合も多い。このよ
うな環境においても、言語の障害をなくすために例えば
日本語と英語の2言語により表示データ及びフォントメ
モリを用意し、デュアルランゲージキー304の操作に
よって表示データ及びフォントメモリを切り換えること
によって、日本語と英語を自由に切り換えて表示画面を
出力できるようにする。なお、2言語に限らずさらに複
数の言語を容易し、デュアルランゲージキー304の操
作によって所定の順序で言語を切り換えるようにしても
よい。
予熱キー306は、非使用状態における消費電力の節約
と非使用状態からコピー動作への迅速な移行を可能にす
るために予熱モードを設定するものであり、この予熱キ
ー306の操作によって予熱モードと全自動モードとの
切り換えを行う。従って、そのいずれの状態にあるかを
表示するものとしてLED305が使用される。
オールクリアキー316は、複写機をクリアすなわち各
選択モード画面のデフォルトに設定した全自動モードと
するもであり、全自動画面を表示する。これは第15図
(a)に示すようにオペレータに現在のコピーモードが
全自動のモードであることを伝える画面の内容になって
いる。
割り込みキー315は、連続コピーを行っているときで
、他のW’lコピーをとる必要があるときに使用される
キーであり、割り込みの処理が終了した際には元のコピ
ー作業に戻すだめの割り込みの解除も行われる。LED
314は、この割り込みキー315が割り込み状態にあ
るか解除された状態にあるかを表示するものである。
ストップキー317は、コピー作業を途中で停止すると
きや、コピー枚数の設定時やソーターのビンの設定時に
使用する。
スタートキー318は、機能選択及びその実行条件が終
了しコピー作業を開始させるときに操作するものである
(II−2−4)ユーザインターフェースの制御システ
ム構成 第16図はユーザインターフェースのハードウェア構成
を示す図、第17図はユーザインターフェースのソフト
ウェア構成を示す図である。
(A)ハードウェア構成 U/I用CPU46を備えたユーザインターフェースの
システムは、ハードウェアとして第16図に示すように
基本的にCRT基板331とCRTデイスプレィ301
とキー/LEDボード333より構成される。そして、
CRT基板331は、全体を統括制御するU/I用CP
U46、CRTデイスプレィ301を制御するCRTコ
ントローラ335、キー/LEDボード333を制御す
るキーボード/デイスプレィコントローラ336を備え
、さらに、メモリとして上記の各プログラムを格納する
プログラムメモリ(ROM)337、フレームデータを
格納するフレームメモリ (ROM)338、一部は不
揮発性メモリとして構成され各テーブルや表示制御デー
タ等を格納すると共に作業領域として使用されるRAM
339.2組のV−RAM(ビデオ用RAM)340、
キャラクタジェネレータ342等を有している。
CRTデイスプレィ301は、例えば9インチサイズの
ものを用い、ペーパーホワイトの表示色、ノングレアの
表面処理を施したものが用いられる。
このサイズの画面を使って、160mm (H) Xl
 10mm (V)の表示領域に総ドツト数480×2
40、ドツトピッチ0.33mmX0,46mm、タイ
ル(キャラクタ)のドツト構成を8×16にすると、タ
イル数は60x15になる。そこで、漢字やかなを16
ドツト×16ドツト、英数字や記号を8ドツト×16ド
ツトで表示すると、漢字やかなでは、2つのタイルを使
って30x15文字の表示が可能になる。また、タイル
単位で通常輝度、グレー1、グレー2、黒レベルの4階
調で指定し、リバースやブリンク等の表示も行う。
このような表示の人力信号タイミングは、ドツト周波数
f、を10MHz、480x240とすると、64μs
を水平同期信号の周期・で48μsの間ビデオデータを
処理し、16.90m5の垂直同期信号の周期で15.
36m5の間ビデオデータを処理されるごとになる。
キーボード/デイスプレィコントローラ336は、U/
T用CPU46に入力しているクロック発生器346の
出力をカウンタ347で1/4に分周して2.7648
MHzにしたクロックを入力し、さらにプリスケーラに
より1/27に分周して102kHzにすることにより
4.98m5のキー/LEDスキャンタイムを作り出し
ている。
このスキャンタイムは、長ずきると入力検知に長い時間
を要することになるためオペレータによるキー操作時間
が短いときに入力データの取り込のがなされなくなると
いう問題が生じ、逆にあまり短くするとCPUの動作頻
度が多くなリスループツトを落とすことになる。従って
、これらの状況を勘案した最適のスキャンタイムを選択
する必要がある。
(B)ソフトウェア構成 ユーザインターフェースのソフトウェア構成は、第17
図に示すようにI10管理やタスク管理、通信プロトコ
ルの機能を有するモニターと、キー人力管理、画面出力
管理の機能を有するビデオコントローラと、ジョブの管
理、制御、選択の判定、モード決定等の機能を有するジ
ョブコントローラからなる。そして、キー人力に関して
は、ビデオコントローラでキーの物理的情報を処理し、
ジョブコントローラでモードを認識して受付条件のチニ
ックを行いジョブのコントロールを行う。画面表示では
、ジョブコントローラでマシンの状態情報や選択モード
情報等により画面制御を行ってビデオコントローラにイ
ンターフェースコマンドを発行することによって、ビデ
オコントローラでそのコマンドを実行し画面の編集、描
画を行う。なお、以下で説明するキー変化検出部362
、その他のデータの処理や生成、コントロールを行うブ
ロックは、それぞれ一定のプログラム単位(モジュール
)で示したものであり、これらの構成単位は説明の便宜
上まとめたものであって、さらにあるものはその中を複
数のモジュールで構成したり、或いは複数のモジュール
をまとめて構成するのもあることは勿論である。
ビデオコントローラにおいて、キー変化検出部362は
、物理キーテーブル361によりモニターから渡される
物理キーの情報について二重押しチエツクやキ一連続押
し状態検知を行うものである。キー変換部363は、こ
のようにして検知された現在押状態の物理キーを論理キ
ー(論理的情報)に変換するものであり、その論理キー
(カーレントキー)のキー受付条件のチエツクをジョブ
コントローラに依頼する。変換テーブル364は、この
物理キーから論理キーへの変換の際にキー変換部363
が参照するものであり、例えばカスケードキーは同じ物
理キーであっても画面によって論理的情報は異なるので
、表示制御データ367の表示画面情報により物理キー
から論理キーへの変換が制御される。
画面切り換え部368は、ジョブコントローラからキー
受付信号と論理キーを受け、或いはビデオコントローラ
内で直接キー変換部363から論理キーを受けて、論理
キーが基本コピー画面や応用コピー画面を呼び出し、或
いはカスケードの移動によってポツプアップ画面を展開
するような単なる画面切り換えキーで、モード更新やス
テート更新のないキーの場合には表示制御データ367
を当該画面番号に表示画面の番号を更新する。そのため
、画面切り換え部368では、テーブルとしてポツプア
ップ画面を展開する論理キーを記憶し、当該論理キーが
操作され且つ750m5ec以内に他のキー人力がなか
った場合には、ポンプアンプ画面を展開するように表示
制御データ367の更新を行う。この処理は、ある選択
肢の選択過程において一時的にカスケードキーの繰作に
よってポツプアップ画面を展開する選択肢が選択される
場合があり、このような場合にもポツプアップ画面が−
々展開されるのを防止するために行うものである。従っ
て、ポツプアップ画面を展開する論理キーであっても7
50m5ec以内に他のキー人力があった場合には、−
時的なキー人力として無視されることになる。また、ジ
ャムの発生等のステートの更新、カスケードの移動その
他のコピーモードの更新、メツセージやカランl−値の
更新の場合には、表示制御部369がジョブコントロー
ラからインターフェースコマンドを受けて解析し、表示
制御データ367の更新を行う。
表示制御データ367は、表示する画面番号や画面内の
表示変数情報等、各画面の表示を制御するデータを持ち
、ダイアログデータ370は、各画面の基本フレーム、
各フレームの表示データ、表示データのうち変数データ
の参照アドレス(表示変数情報を格納した表示制御デー
タ367のアドレス)を持つ階層構造のデータベースで
ある。
ダイアログ編集部366は、表示制御データ367の表
示する画面番号をもとに表示する画面の基本フレーム、
表示データをダイアログデータ370から読み出し、さ
らに変数データについては表示制御データ367の表示
変数情報に従って表示データを決定して画面を編集しV
−RAM365に表示画面を描画展開する。   − ジョブコントローラにおいて、キー管理部14は、ステ
ートテーブル371を参照して論理キーが全受付可能な
状態か否かをチエツクするものであり、受は付は可であ
ればその後750m5ec経過するまで他のキー情報が
入力されないことを条件としてキー情報を確定しキーコ
ントロール部375に送る。キーコントロール部375
は、キーの受付処理を行ってコピーモード378の更新
、モードチエックやコピー実行コマンドの発行を行い、
マシン状態を把握して表示管理部377に表示制御情報
を渡すことによって表示制御を行うものである。コピー
モード378には、基本コピー、応用コピー、専門コピ
ーの各コピー設定情報がセットされる。表示管理部37
7は、キー管理部14又はキーコントロール部375に
よる処理結果を基にインターフェースコマンドをビデオ
コントローラに発行し、インターフェースルーチン(表
示制御部369)を起動させる。ジョブコントロール部
376は、スタートキーの操作後、マシンの動作情報を
受けてマシン制御のためのコマンドを発行して原稿1枚
に対するコピー動作を実行するための管理を行うもので
ある。コマンドコントロール部373は、本体から送信
されてきた受信コマンドの状態をステート管理部372
及びジョブコン1−ロール部376に通知すると共に、
ジョブ実行中はジョブコントロール部376からその実
行のためのコマンドを受けて本体に送信する。
従って、スタートキーが操作され、キーコントロール部
375がコピーモードに対応したコマンドを送信バッフ
ァ380にセットすることによってコピー動作が実行さ
れると、マシンの動作状態のコマンドが逐次受信バッフ
ァ379に受信される。
コマンドコントロール部373よりこのコマンドをジョ
ブコントロール部376に通知することによって所定枚
数のコピーが終了してマシン停止のコマンドが発行され
るまで、1枚ずつコピーが終了する毎に次のコピー実行
のコマンドが発行される。コピー動作中において、ジャ
ム発生のコマンドを受信すると、コマンドコントロール
部373を通してステート管理部372でジャムステー
トを認識し、ステートテーブル371を更新すると同時
にキーコントロール部375を通して表示管理部377
からビデオコントローラにジャム画面制御のインターフ
ェースコマンドを発行する。
(II−3)用紙搬送系 第18図において、用紙トレイとして上段トレイ6−1
、中段トレイ6−2、下段トレイ6−3、そしてデユー
プレックストレイ11がベースマシン内に装備され、オ
プションによりサイドに人界量トレイ (HCF)17
、手差しトレイ (MS■)16が装備され、各トレイ
には適宜ノーペーパーセンサ、サイズセンサ、およびク
ラッチ等が備えられている。ここで、ノーベーパーセン
サは、供給トレイ内のコピー用紙の有無を検知するため
のセンサであり、サイズセンサはトレイ内に収容されて
いるコピー用紙のサイズを判別するためのセンサである
。また、クラッチは、それぞれの紙送りロールの駆動を
オン・オフ制御するための部品である。このように複数
の供給トレイに同一サイズのコピー用紙をセットできる
ようにすることによって、1つの供給トレイのコピー用
紙がなくなったとき他の供給トレイから同一サイズのコ
ピー用紙を自動的に給送する。
コピー用紙の給送は、専用に設けられたフィードモータ
によって行われ、フィードモータにはステップモータが
使用されている。コピー用紙の給送が正常に行われてい
るかどうかはフィードセンサによって検知される。そし
て、−旦送り出されたコピー用紙の先端を揃えるための
レジストレーション用としてゲートソレノイドが用いら
れる。
このゲートソレノイドは、通常のこの種のソレノイドと
異なり通電時にゲートが開きコピー用紙を通過させるよ
うな制御を行うものである。従って、コピー用紙の到来
しない待機状態ではゲートソレノイドに電源の供給がな
く、ゲートは開いたままとなって消費電力の低減を図っ
ている。そして、コピー用紙が到来するわずか手前の時
点にゲートソレノイドが通電され、通過を阻止するため
にゲートが閉じる。しかる後、所定のタイミングでコピ
ー用紙の搬送を再開する時点で通電を停止しゲートを開
くことになる。このような制御を行うと、コピー用紙の
先端が通過を阻止されている時点でのゲートの位置の変
動が少なくなり、コピー用紙が比較的強い力でゲートに
押し当てられた場合でもその位置決めを正確に行うこと
ができる。
用紙の両面にコピーする両面モードや同一面に複数回コ
ピーする合成モードにより再度コピーする場合には、デ
ユープレックストレイ11へスタックする搬送路に導か
れる。両面モードの場合には、搬送路から直接デユープ
レックストレイ11ヘスタツクされるが、合成モードの
場合には、−旦搬送路から合成モード用インバータ10
へ搬送され、しかる後反転してデユープレックストレイ
11へに導かれる。なお、搬送路501からソーター等
への排紙出口502とデユープレックストレイ11側と
の分岐点にはゲート503が設けられ、デユープレック
ストレイ11側において合成モード用インバータ10へ
導く分岐点には搬送路を切り換えるためのゲート505
.506が設けられ、さらに、排紙出口502はゲート
507が設けられトリロールインバータ9で反転させる
ことにより、コピーされた面を表側にして排出できるよ
うにしている。
上段トレイ及び中段トレイは、用紙枚数が500枚程1
、A3−B5、リーガル、レター、特B4.11X17
の用紙サイズが収容可能なトレイである。そして、第1
9図に示すようにトレイモータ551を有し、用紙が少
なくなるとトレイ552が傾く構造になっている。セン
サとしては、用紙サイズを検知する3つのペーパーサイ
ズセンサ553〜555、用紙切れを検知するノーペー
パーセンサ556、トレイ高さの調整に使用するサーフ
エースコントロールセンサ557を備えている。また、
トレイの上がりずぎを防止するためのイマージェンシイ
スイッチ558がある。下段トレイは、用紙枚数が11
00枚程度1上段トレイ及び中段トレイと同様の用紙サ
イズが収納可能なトレイである。
第18図において、デユープレックストレイは、用紙枚
数が50枚程度、上記各トレイと同じ用紙サイズが収容
可能なトレイであり、用紙の1つの面に複数回のコピー
を行ったり、2つの面に交互にコピーを行う場合にコピ
ー済の用紙を一時的に収容するトレイである。デユープ
レックストレイ11の入口側搬送路には、フィードロー
ル507、ゲート505が配置され、このゲート505
により合成モードと両面モードに応じた用紙搬送の切り
換え制御を行っている。例えば両面モードの場合には、
上方から搬送されてきた用紙がゲート505によりフィ
ードロール509側に導かれ、合成モードの場合には、
上方から搬送されてきた用紙がゲー1505.506に
より一旦合成モード用インバータ10に導かれ、しかる
後反転するとゲート506によりフィードロール510
、デユープレックストレイ11側に導かれる。デユープ
レックストレイ11に用紙を収納して所定のエツジ位置
まで自由落下させるには、一般に17°〜20°程度の
トレイ傾斜角が必要である。しかし、本発明では、装置
のコンパクト化を図りデユープレックストレイ11を狭
いスペースの中に収納したため、最大で8°の傾斜角し
かとれない。そこで、デユープレックストレイ11には
、第20図に示すようにサイドガイド561とエンドガ
イド562が設けられている。これらサイドガイドとエ
ンドガイドの制御では、用紙サイズが決定されるとその
用紙サイズに対応する位置で停止させる。
大容量トレイ(HCF)は、数十枚のコピー用紙を収容
することのできる供給トレイである。例えば原稿を拡大
したり縮小してコピーをとる必要のない顧客や、コピー
量が少ない顧客は、ベースマシン単体を購入することが
適切な場合が多い。
これに対して、多量のコピーをとる顧客や複雑なコピー
作業を要求する顧客にとってはデユープレックストレイ
や大容量トレイが必要とされる場合が多い。このような
各種要求を実現する手段として、この複写機システムで
はそれぞれの付加装置を簡単に取りつけたり取り外すこ
とができる構造とし、また付加装置の幾つかについては
独立したCPU (中央処理装置)を用意して複数のC
PUによる分散制御を行うことにしている。このことは
、単に顧客の希望する製品が容易に得られるという利点
があるばかりでなく、新たな付加装置の取り付けの可能
性は顧客に対して新たなコピー作業の可能性を教示する
ことになり、オフィスの事務処理の進化を推進させると
いう点でこの複写機システムの購入に大きな魅力を与え
ることになる。
手差しトレイ(MSI)16は、用紙枚数50枚程度、
用紙サイズA2F−A6Fが収容可能なトレイであって
、特に他のトレイに収容できない大きなサイズの用紙を
使うことができるものである。従来のこの種の手差しト
レイは、1枚ずつ手差しを行うので、手差しが行われた
時点でコピー用紙を手差しトレイから優先的に送り出せ
ばよく、手差しトレイ自体をオペレータが選択する必要
はない。これに対して本発明の手差しトレイ16は複数
枚のコピー用紙を同時にセットすることができる。従っ
て、コピー用紙のセントをもってその手差しトレイ16
からの給送を行わせると、コピー用紙を複数枚セットし
ている時点でそのフィードが開始される可能性がある。
このような事態を防止するために、手差しトレイ16の
選択を行わせるようにしている。
本発明では、トレイにヌジャーロール513、フィード
ロール512、ティクアウェイロール511を一体に取
り付ける構成を採用することによってコンパクト化を図
っている。用紙先端がティクアウェイロール511にニ
ップされた後、フィードアウトセンサーで先端を検知し
て一時停止させることによって、転写位置を合わせるた
めのプ9ル レジストレーションを行い、フィーダ部での用紙の送り
出しばらつきを吸収している。送り出された用紙は、ア
ライナ装置515を経て感材ベルト4の転写位置に給送
される。
(II−4)自動原稿送り装置 (DADF)第21図
においてDADF13は、ベースマシン1のプラテンガ
ラス2の上に取りつけられている。このDADF 13
には、原稿601を載置する原稿トレイ602が備えら
れている。原稿トレイ602の原稿送り出し側には、送
出パドル603が配置されており、これにより原稿60
1が1枚ずつ送り出される。送りだされた原稿601は
、第1の駆動ローラ605とその従動ローラ606およ
び第2の駆動ローラ607とその従動ローラ608によ
り円弧状搬送路609に搬送される。
さらに、円弧状搬送路609は、手差し用搬送路610
と合流して水平搬送路611に接続されると共に、円弧
状搬送路609の出口には、第3の駆動ローラ612と
その従動ローラ613が設けられている。この第3の駆
動ローラ612は、ソレノイド(図示せず)により上下
に昇降自在になっており、従動ローラ613に対して接
離可能に構成されている。水平搬送路611には、図示
しない駆動モータにより回動される停止ゲート615が
設けられると共に、水平搬送路611から円弧状搬送路
609に向けて反転用搬送路616が接続されている。
反転用搬送路616には、第4の駆動ローラ617が設
けられている。また、水平搬送路611の出口と対向し
てプラテンガラス2の上にベルト駆動ローラ619が設
けられ、その従動ローラ620間に張設されたベルト6
21を正逆転可能にしている。このベルト搬送部の出口
には、第5の駆動ローラ622が設けられ、また、前記
手差し用搬送路610には第6の駆動ローラ623が配
設されている。該駆動ローラ623はベースマシン1の
前後方向(図で紙面と垂直方向)に2個設けられ、同一
サイズの原稿を2枚同時に送ることが可能に構成されて
いる。なお、625は第7の駆動ローラ626により送
出バドル¥03の表面をクリーニングするクリーニング
テープである。
次に第22図をも参照しつつフォトセンサ81〜St□
について説明する。Slは原稿トレイ602上の原稿6
01の有無を検出するノーペーパーセンサ、S2は原稿
の通過を検出するティクアウェイセンサ、S’+、S<
は手差し用搬送路610の前後に設けられるフィードセ
ンサ、S、はスキューローラ627により原稿の斜め送
りが補正され停止ゲート615において原稿が所定位置
にあるか否かを検出するレジセンサ、86〜S1゜は原
稿のサイズを検出するペーパサイズセンサ、S。
は原稿が排出されたか否かを検出する排出センサ、S1
□はクリーニングテープ625の終端を検出するエンド
センサである。
次に第23図をも参照しつつ上記構成からなるDADF
13の作用について説明する。(イ)はプラテンモード
であり、プラテン2上に原稿601を載置して露光する
モードである。
(ロ)はシンプレックスモードであり、原稿)レイロ0
2には、原稿601をそのコピーされる第1の面が上側
となるようにして積層する。スタートボタンを押すと先
ず、第1の駆動ローラ605および第2の駆動ローラ6
07が回転するが、第3の駆動ローラ612は上方に移
動して従動ローラ613と離れると共に、停止ゲート6
15は下降して水平搬送路611を遮断する。これによ
り原稿601は円弧状搬送路609を通り、停止ゲート
615に押し当てられる(■〜■)。この停止ゲート6
15の位置でスキューローラ627により、原稿はその
端部が水平搬送路611と直角になるように補正される
と共に、センサS6〜S1oで原稿サイズが検出される
。次いで、第3の駆動ローラ612が下方に移動して従
動ローラ613と接触すると共に、停止ゲート615は
上昇して水平搬送路611を開き、第3の駆動ローラ6
12、ヘルド駆動ローラ619および第5の駆動ローラ
622が回転し、原稿のコピーされる面が下になってプ
ラテン2上の所定位置に送られ露光された後、排出され
る。なお、手差し用搬送路610から単一原稿を送る場
合にも同様な作用となす、原稿を1枚づつ送る機能に加
え、同一サイズの2枚の原稿を同時に送る機能(2−U
P)、大型原稿を送る機能(LDC) 、コンピュータ
用の連続用紙を送るコンピュータフオームフィーダ(、
CCF )機能を有する。
(ハ)はデユープレックスモードであり、原稿の片面を
露光する工程は上記(ロ)の■〜■の工程と同様である
が、片面露光が終了するとベルト駆動ローラ619が逆
転し、かつ、第3の駆動ローラ612は上方に移動して
従動ローラ613と離れると共に、停止ゲート615は
下降して水平搬送路611を遮断する。従って、原稿は
反転用搬送路616に搬送され、ざらに第4の駆動ロー
ラ617および第2の駆動ローラ607により、円弧状
搬送路609を通り、停止ゲート615に押し当てられ
る(■〜■)。次いで、第3の駆動ローラ612が下方
に移動して従動ローラ613と接触すると共に、停止ゲ
ート615は上昇して水平搬送路611を開き、第3の
駆動ローラ612、ベルト駆動ローラ619および第5
の駆動ローラ622が回転し、原稿の裏面が下になって
プラテン2上の所定位置に送られ露光される。両面の露
光が終了すると再びヘルド駆動ローラ619が逆転し、
再度反転用搬送路616に搬送され以下同様にしてプラ
テン2上を通って第5の駆動ローラ622により排出さ
れる(■〜[相])。従って排出された原稿は、コピー
される第1の面が下側になって最初に原稿トレイ602
に積層した順番で積層されることになる。
(n−5)ソータ 第24図においてソータ19は、可動台車651上にソ
ータ本体652と20個のビン653を有している。ソ
ータ本体652内には、搬送ベルト655を駆動させる
ヘルド駆動ローラ656およびその従動ローラ657が
設けられると共に、チェーン659を駆動させるチェー
ン駆動スプロケット660およびその従動スプロケット
661が設けられている。これらベルト駆動ローラ65
6およびチェーン駆動スプロケット660は1個のソー
タ用モータ658により駆動される。搬送ベルト655
の上部には用紙人口662、用紙出口663および図示
しないソレノイドにより駆動される切換ゲート665が
設けられている。また、チェーン659には、コピー用
紙を各ビンへ切換供給するだめのインデクサ−666が
取付けられている。第25図に示すように、ソータ用モ
ータ658のドライブシャフト671の回転はタイミン
グベルト672を介してプーリ673に伝達される。該
プーリ673の回転は、ベルト駆動ローラ656に伝達
されると共に、ギヤ装置674を介してチェーン駆動ス
プロケット660に伝達される。
次にその作用を第26図により説明する。(イ)はノン
ソートモードを示し、切換ゲート665はノンソートの
位置にあってコピー用紙を最上  ・段の排出トレイに
送るものである。(ロ)はソートモードを示し、切換ゲ
ート665がソート位置に切換えられ、奇数枚目の用紙
が上から下のビンに向けて奇数段目のビンに搬送され、
偶数枚目の用紙が下から上のビンに向けて偶数段目のビ
ンに搬送される。これによりソート時間が短縮される。
(ハ)および(ニ)はスタックモードを示し、(ハ)は
4枚の原稿を原稿毎に4部コピーした例を示し、(ニ)
は1ビン当たりの最大収納枚数を越えた場合であり、例
えば50枚を越えた場合には次の段のビンに収納するよ
うにしている。
ヘルド廻りはイメージング系とマーキング系からなって
いる。
イメージング系は1MMサブシステム34によって管理
され、潜像の書込め、消去を行っている。
マーキング系はマーキングサブシステム35により管理
され、帯電、露光、表面電位検出、現像、転写等を行っ
ている。本発明においては、以下に述べるようにヘルド
上のパネル管理、バッチ形成等を行ってコピーの高速化
、高画質化を達成するために、1MMサブシステム34
とマーキングサブシステム35とが互いに協動している
第27図はベルト廻りの概要を示す図である。
ベースマシーン1内には有機感材ベルト4が配置されて
いる。有機感材ベルトは電荷発生層、トランスファ開環
何層にも塗って感材を形成しているので、Seを蒸着し
て感材を形成する感光体ドラムに比して自由度が大きく
、製作が容易になるのでコストを安くすることができ、
またベルト回りのスペースを大きくすることができるの
で、レイアウトがやり易くなるという特徴がある。
一方、ベルトには伸び縮みがあり、またロールも温度差
によって径が変化するので、ベルトのシームから一定の
距離にベルトボールを設けてこれを検出し、またメイン
モータの回転速度に応じたパルスをエンコーダで発生さ
せてマシーンクロックを形成し、−周のマシーンクロッ
クを常時カウントすることにより、ベルトの伸び縮のに
応じてキャリッジのスタートの基準となるピッチ信号、
レジゲートのタイミングを補正する。
本装置における有機感材ヘルド4は長さが1m以上あり
、A4サイズ4枚、A3サイズ3枚が載るようにしてい
るが、ベルトにはシームがあるため常にパネル(ベルト
上に形成される像形成領域)管理をしておかないと定め
たパネルのコピーがとれない。そのため、シームから一
定の距離に設けられたベルトホールを基準にしてパネル
の位置を定め、ユーザーの指定するコピーモード、用紙
サイズに応じてベルト上に載るパネル数(ピーチ数)を
決め、またスタートボタンを押して最初にコピーをとる
パネルがロール201の近傍のゲットパークの位置にき
たとき信号を出し、ここからコピーがとれるという合図
をするようにしている。
有機感材ベルト4はチャージコロトロン(帯電器)21
1によって一様に帯電されるようになっており、図の時
計方向に定速駆動されている。そして最初のパネルがレ
ジ(露光箇所)231の一定時間前にきたときピッチ信
号を出し、これを基準としてキャリッジスキャンと用紙
フィードのタイミングがとられる。チャージコロトロン
211によって帯電されたベルト表面は露光箇所231
において露光される。露光箇所231には、ベースマシ
ン1の上面に配置されたプラテンガラス2上に載置され
た原稿の光像が入射される。このために、露光ランプ1
02と、これによって照明された原稿面の反射光を伝達
する複数のミラー101〜113および光学レンズ10
8とが配置されており、このうちミラー101は原稿の
読み取りのためにスキャンされる。またミラー110.
111.113は第2の走査光学系を構成し、これはP
 I S (Precession ImageSca
n )と呼ばれるもので、プロセススピードを上げるの
には限界があるため、プロセススピードを上げずにコピ
ー速度が上げられるように、ベルトの移動方向と反対方
向に第2の走査光学系をスキャンして相対速度を上げ、
最大64枚/min(CPM)を達成するようにしてい
る。
露光箇所231でスリット状に露光された画情報によっ
て有機感材ベルト4上には原稿に対応した静電潜像が形
成される。そして、IEL(インターイメージランプ)
215で不要な像や像間のイレーズ、サイドイレーズを
行った後、静電潜像は、通常黒色トナーの現像装置21
6、またはカラートナーの現像装置217によって現像
されてトナー像が作成される。トナー像は有機感材ベル
ト4の回転と共に移動し、プリトランスファコロトロン
(転写器)218、トランスファコロトロン220の近
傍を通過する。プリトランスファコロトロン218は、
運営、交流印加によりトナーの電気的付着力を弱めトナ
ーの移動を容易にするためのものである。また、ベルト
は透明体で形成されているので、転写前にプリトランス
ファランプ225(イレーズ用に兼用)で背面からベル
トに光を照射してさらにトナーの電気的付着力を弱め、
転写が行われ易くする。
一方、ベースマシン1の供給トレイに収容されているコ
ピー用紙、あるいは手差しトレイ16に沿って手差しで
送り込まれるコピー用紙は、送りロールによって送り出
され、搬送路501に案内されて有機感材ヘルド4とト
ランスファコロトロン220の間を通過する。用紙送り
は原則的にLEF (Long Edge Feed 
)によって行われ、用紙の先端と露光開始位置とがクツ
キングポイントで一致するようにレジゲートが開閉制御
されてトナー像がコピー用紙上に転写される。そしてブ
タツクコロトロン221、ストリップフィンガ222で
用紙と感材ベルト4とが剥がされ、転写後のコピー用紙
はヒートロール232およびプレッシャロール233の
間を通過して熱定着され、搬送ロール234.235の
間を通過して図示しない排出トレイ上に排出される。
コピー用紙が剥がされた感材ベルト4はプレクリーンコ
ロトロン224によりクリーニングし易くされ、ランプ
225による背面からの光照射により不要な電荷が消去
され、ブレード226によって不要なトナー、ゴミ等が
掻き落とされる。
なお、ベルト4上にはパッチジェネレータ212により
像間にパッチを形成し、パッチ部の静電電位をESVセ
ンサ214で検出して濃度調整用としている。またベル
ト4には前述したようにホールが開けられており、ベル
トホールセンサ213でこれを検出してベルトスピード
を検出し、プロセススピード制御を行っている。またA
DC(Auto Density  Control)
センサ219で、パンチ部分に載ったトナーからの反射
光量とトナーがない状態における反射光量とを比較して
トナーの付着具合を検出し、またポツプセンサ223で
用紙が剥がれずにベルトに巻きついてしまった場合を検
知している。
第28図は感材ベルト4上のパネル分割の様子を示すも
のである。
ベルト4はシーム部251があるので、ここに像がのら
ないようにしており、シーム部から一定距離lの位置に
ヘルドホール252が設けられ、例えば周長1158m
mの場合ででは70mmとしている。図の253.25
4は感材ヘルド面をNピッチ分割したときの先頭と最後
のパネルで、図のBはパネルの間隔、Cはパネル長、D
はパネルのピッチ長さであり、4ピッチ分割の場合は2
89゜5mm、3ピッチ分割の場合は386mm、2ピ
ッチ分割の場合は579mである。シーム251は、パ
ネル253のLE (Lead Edge )とパネル
254のTE (Tail Edge )との中央にく
るようにA=B/2とする。
なお、パネルのLEは用紙のLEと一致させる必要があ
るが、TEは必ずしも一致せず、パネル適用の最大用紙
TEと一致する。
次にIMM(イメージングモジュール)の機能について
説明する。
第29図はIMMサブシステムの機能の概略を示すブロ
ック構成図である。
1MMサブシステム34の機能を概説すると、IELザ
ブシステム40とハスラインによるシリアル通信を行い
、高精度のコントロールを行うためにホットラインによ
り割り込の信号を送って像形成の管理を行うと共に、マ
ーキングサブシステム35、CHMサブシステム33に
制御信号を送ってヘルド廻りのコントロールを行ってい
る。
また有機感材ベルト4に開けたホールを検出してメイン
モータの制御を行うと共に、パネルの形成位置を決定し
てパネル管理を行っている。また低温環境の場合にはフ
ユーザ−の空回転を行わせて定着ロールを所定温度に維
持し、迅速なコピーが行えるようにしている。そして、
スタートキーが押されるとセントアンプ状態になり、コ
ピーに先立って■982等の定数の合わせ込みを行い、
コピーサイクルに入ると原稿サイズに基づいてイメージ
先端、後端の縁消しを行って必要な像領域を形成する。
またインターイメジ領域にパッチを形成してトナー濃度
調整用のパッチの形成を行っている。さらにジャム要因
、ヘルドフェール等のハードダウン要因が検出されると
、ベルトの停止、あるいはシーケンスマネージャと交信
してマシンの停止を行う。
次に1MMサブシステムの入出力信号、及び動作につい
て説明する。
ブラックトナーボトル261、カラートナーボトル26
2におけるトナーの検出信号が入力されてトナー残量が
検出される。
オプチカルレジセンサ155からは1MMサブシステム
からマーキングサブシステムへ出すPGリクエスト信号
、バイアスリクエスト信号、ADCリクエスト信号の基
準となるオプチカルレジ信号が入力される。
プラテン原稿サイズセンサS6〜310からは原稿サイ
ズが入力され、これと用紙サイズとから置215による
消し込み領域が決定される。
ベルトホールセンサ213からはベルトホール信号が入
力され、メインモータ264.265によりプロセスス
ピードの制御を行ってヘルドが一周する時間のバラツキ
に対する補正を行っている。
メインモータは2個設けて効率のよい動作点で運転でき
るようにし、負荷の状態に応じてモータのパワーを効率
よく出せるようにし、また電力の有効利用を図ると共に
、停止位置精度を向上させるためにモータによる回生制
動を行っている。またモータは逆転駆動を行うことがで
きる。これはブレードを感材ベルトに密着させてクリー
ニングを行うとブレードの手前側に紙粉やトナーの滓が
溜るのでこれを落とすためである。またモータによるベ
ルト駆動はへルトクラソヂ267を介しζ行っでおり、
ベルトのみ選択的に停止することができる。このモータ
の回’JBと同期してエンコーダからパルスを発生させ
、これをマシンクロックとして使用してヘルドスピード
に応じたマシンクロックを得ている。
なお、ヘルドホールセンサ213で一定時間ホールが検
出できなかったり、ボールの大きさが変わってしまった
ような場合にはこのことがIMMからシーケンスマネー
ジャに伝えられてマシンは停止される。
また、1MMサブシステムは、IELサブシステム40
とシリアル通信を行うと共に、ホットラインを通して割
り込み信号を送っており、IELイネーブル信号、置イ
メージ信号、ADCパンチ信号、IELブラックバンド
信号を送出している。置イメージ信号で不要な像の消し
込のを行い、ADCパッチ信号でIELサブシステム4
0により、パッチジェネレータ212で形成されたパッ
チ領域の形状、面積を規定すると共に、電荷量を調整し
て静電電位を500〜600■の一定電位に調整する。
IELブラックバンド信号はブレード226によりベル
ト4を損傷しないように、所定間隔毎に像間にブラック
バンドを形成してトナーを付着させて一種の潤滑剤の役
割りを行わせ、特に白紙に近いような状態のようなトナ
ー量が極めて少ないときコピーの場合でもヘルド4を損
傷しないようにしている。
さらに、IMMはマーキングサブシステム35とはホッ
トラインによる通信を行っており、オプチカルレジ信号
を基準にしてパッチ形成要求信号、バイアス要求信号、
ADC要求信号を送出する。
マーキングサブシステム35はこれを受けてパッチジェ
ネレータ212を駆動してパッチを形成すると共に、E
SVセンサ214を駆動して静電電位を検出し、また現
像@216.217を駆動してトナー画像を形成してい
る。またプリトランスファコロトロン218、トランス
ファコロトロン220、デタックコロトロン221の駆
動制御を行っている。
IMMからはピッチリセット信号■が送出されており、
これを基準にしてキャリッジのスタートのタイミングを
とるようにしている。
またカラー現像器ユニットが装着されているか否かの検
知信号が入力され、現像器のトナーが黒色かカラーかを
検出している。
CHMサブシステム33へはIMMからレジゲートトリ
ガ信号を送ってクツキングポイントで用紙と像の先端と
が一致するように制御すると共に、レジゲートの開くタ
イミングを補正する必要がある場合は、その補正量を算
出して送っている。
またブレード226で掻き落としたトナーは回収トナー
ボトル268に回収され、ボトル内のトナー量の検出信
号がIMMに入力され、所定量を超えると警報するよう
にしている。
またIMMはファンモータ263を駆動して異常な温度
上昇を防止し、環境温度が許容温度範囲内にあって安定
した画質のコピーが得られるようにしている。
(−−m二λ二又尤)y%ミングチ”L1上第30図は
タイミングチャートを示すものである。
制御の基準となる時間はオプチカルレジセンサ位置であ
る。オプチカルレジセンサオン/オフ信号の所定時間(
TI)後よりIELがオフされる。
すなわちT1まではオンしていて先端消し込のを行い、
T2以後はオンして後端消し込みを行っている。こうし
て置イメージ信号により像形成が行われ、またレジゲー
トのタイミングを制御することでクツキングポイントで
の用紙の先端と像の先端とを一致させている。像形成終
了後、パッチジェネレータ要求信号(基準時よりT5後
)によりADCパッチ信号が発生し、インターイメージ
にパッチを形成する。またパッチ形成後、バイアス要求
信号が発せられて(T6後)現像が行われ、その後AD
C要求信号が発せられ(T7後)でトナー濃度の検出が
行われる。またブラックバンド信号によりインターイメ
ージにブラックバンドが形成される。
なお、AE (Auto Exposure )スキャ
ン中においては、IELイメージ信号のON10 F 
Fは行わない。
工見二(二l上月J)… 第31図はメインCPUと置との接続を示す図である。
IELCPU47はベルト移動方向に対して直角に配置
された2、4mm角の189個の発光ダイオードからな
るIEL215を制御して像形成、パッチ形成、電位制
御等を行っている。T ELCPU47とメインCPU
41とはシリアル通信が行っているが、メインCPU側
でこれを担当しているのがメインCPUに搭載されてい
る1MM34であり、1MM34はシーケンスマネージ
ャ32と共にメインCPUに搭載されたモジュールで、
シーケンスマネージャ32とはソフト上での通信で情報
のやりとりをしている。第31図ではこのモジュールを
回路的存在のように図示したものである。そして置サブ
システム40とのシリアル通信で、置イネーブル信号、
置イメージ信号、SDCパッチ信号、ブラックバンド信
号をホットラインを通して割り込み処理により送ってい
る。
第32図はマーキング用CPUとシリアル通信で接続さ
れたメインCPUとの関係を示す図、第33図はマーキ
ングCPUの各要素との接続構成を示す図、第34図は
マーキング系のソフトウェア構成を示す図である。
(A)ハードウェア構成 メインCPU41は、第32図に示すようにROM32
3、NVRAM (不揮発性メモリ)324、ベースマ
シンとのデータの授受を行うインターフェース321、
付加装置(OPTION)とのデータの授受を行うイン
ターフェース322を有し、バスがバスアービター32
6を介して通信制御回路327に接続され、通信制御回
路327を通してシリアルの通信ライン上でU/I用C
PU46その他のCPUとの通信を行うように構成され
ている。ROM323は、先に説明したシーケンスマネ
ージャーやイメージングモジュール、コピーハンドリン
グモジュール等の各サブシステムを含むプログラムを格
納するものである。パスアービター326は、システム
RAM325を有し、メインCPU41から他のCPU
に送出するデータ及び他のCPUから受信するデータを
保持し、メインCPU41がシリアル通信のタイミング
と非同期でデータを授受できるようにするものであり、
ROM328は、通信制御回路327によりシリアル通
信ラインでのデータの送受信を行う通信プログラムを格
納するものである。なお、通信に関するこれらのパスア
ービター326や通信制御回路327に関する機能を全
てメインCPU41で行うように構成してもよい。メイ
ンCPU41におけるシーケンスマネージャーのサブシ
ステムは、シリアル通信により各サブシステムの状態を
監視し、ユーザインターフェースからコピーモードの信
号を受信すると、所定のタイミングで効率よくコピー作
業が実施できるように各ザブシステムに作業指示を行う
マーキングCPU42は、第33図に示すようにメイン
CPU41と共にメインボードに実装されている。図中
、IELの制御、サーボ系を連してのメインモータの制
御、クリーナー760の制御部はIMM34が担当して
いる。
マーキングCPU42は、露光ランプ用電源703、感
材を帯電させるチャージコロトロン用電源(CCHVP
S)702、現像したトナーの転写を行い易くさせるた
めのプリトランスファコロトロン用電源(PTCHVP
S)904、現像したトナーを転写させるためのトラン
スファコロトロン用電源(TCHVPS)905、感材
から用紙を剥がずための放電を行うブタツクコロトロン
用型源(DTCHVPS)906、トナークラウドが機
内に入るのを防止するだめのキ中ツチアソプバイアス用
電源、現像バイアス電源712.713、感材をクリー
ニングするためのプレクリーンコロトロン用ftfi(
PCCHVPS)907の制御を行っている。またブラ
ック用及びカラー用現像機715.716はメインモー
タの動力を利用してマグロールの駆動を行っており、こ
の駆動はマーキングCPU42により制御されるクラッ
チ715.716を介して行っている。またブラック用
及びカラー用現像機715.716は選択的に切り換え
て使用し、一方がベルトに接近したとき他方はベルトか
ら離れる構成になっており、ベルトとに接近して所定の
位置にセントされたかどうかをマーキングCPUに管理
されているセンサで検出している。またマーキングCP
U42は、リレーボード902を介して5SR(ソリッ
ドステートリレー)によりコルッランプの駆動制御を行
うと共に、フユーザ温度をセンサにより検出して温度監
視している。なお、フユーザのサーモスタットはオフラ
インで作動しており、マーキングでの制御は行っていな
い。また、マーキングCPU42はFLPS703を通
してランプ102の駆動電流を制御することにより露光
量制御を行うと共に、露光ランプヒータを駆動制御し、
またリレーボード902を介してイレーズ/プリトラン
スファランプ用電源903の駆動制御を行ってイレーズ
/プリトランスファランプを制御している。
(B)ソフトウェア構成 第33図はマーキグCPUのソフトウェア構成を示す図
である。
マーキングシステムは、システム初期設定部921、シ
ーケンス制御部922、インターフェースデータハンド
ラー923からなっており、システム初期設定部921
はROM、RAMのヂエソクとNVMチエツクのみを行
っている。シーケンス制御部922は状態制御部924
と状態分析部925からなり、状態分析部925でどの
ステートにいるか、またそのステー1・におけるジョブ
は全て終了したか否か分析し、その結果に基づき状態制
御部924で次にどのステートへ移行するかの制御を行
っている。インターフェースデータハンドラー923は
入力信号監視部926、入力データ解析部927、入力
データハンドラー928、出力データハンドラ−929
からなっており、入力信号監視部926はメインシステ
ムからのマーキングシステムに対する通信の監視を行い
、通信割り込みが発生してそれを検知すると、受信ハソ
ファを読みに行き、入力データハンドラー928でデー
タの取り込みを行っている。取り込んだデータは入力デ
ータ解析部927で解析し、入力データが何を意味し、
何を行わなけれればならないかを解析する。そして出力
データハントラ−929によりメインシステムに送信す
べきデータを送信ハソファを通して送信する。
J州灼刷1換 第35図はマーキングシステムの状態遷移を示す図であ
る。
電源オンした状態はパワーオン・イニシャライズ状態で
あり、NVM&こ書き込まれた内容により各種データ及
びフラグの初期設定をし、また、Iloの入出力時間設
定のためのタイマー処理テーブルの登録を行うと共に、
通常コピーモード、ダイアグモードのどちらが選択され
たかの判断を行う。
ダイアグモードはサービスマンが機械の調整等を行うた
めに設けられたモードで、フェールヒストリー等のチエ
ツク、各種セットアツプを行うモードである。ダイアグ
モードが選択されると、ダイアグスタンバイに移る(■
)。ダイアグスタンバイはP3、P5、PIO等のコー
ド番号を選択し、スタートキーが押されるまでの状態で
ある。
スタートキーを押すとダイアグランの状態になり([相
])、コード番号を読んでP5、PIO等を実行し、各
種調整を行う。終了するとダイアグスタンバイの状態に
戻る(■)。ダイアグモードから通常モードへの復帰は
パワーオフ/オンにより行う。
通常モードが選択されて初期設定が終了すると(■)、
通常モードにおけるスタンバイに移る。
スタンバイの状態はスタートキーが押されるまでの状態
であり、(イ)スタンバイNOT  READYの状態
と、(ロ)スタンバイREADYの状態とがあり、スタ
ンバイNOT  READYは、定着機能の準備として
フユーザを一定温度に上げると共に、温度分布を一様に
する。この動作が完了すると、スタンバイ READY
に移り、スタートキーが押されるとアイドルの状態に移
行する(■)。なお、スタンバイNOT  READY
の状態でもスタートキーは受は付けられ、フユーザが一
定温度になったときに自動スタートとなる。
スタンバイNOT  READYの状態とスタンバイR
EADYの状態に分けたのはフユーザ−コントロールを
やり易くするためである。
アイドルはスタートキーが押されて100m5ecの時
間であり、ベルト回転と同時に実行する必要がある処理
、例えば現像機バイアスの印加、イレーズ/プリトラン
ファーランプへの電圧印加を行うためのステートである
と共に、メインシステムからコピー・スタート・コマン
ドを待っている状態であり、メインシステムよりヘルド
・スタート停止コマンドを受信するとスタンバイREA
DYへ戻す(■)、メインシステムからのセットアツプ
・リクエスト・コマンドによりセットアツプの状態に移
行する(■)。またメインシステムよりパージ・リクエ
スト・コマンドを受信するとパージの状態に移行する。
このアイドルの状態をおいているのは、各ステートの出
入りをシンプルにしてステートコントロールを容易にす
るためである。
セットアツプの状態は、感材上のTALCをクリーニン
グし、各コロトロンの電流値の目標値への合わせ込み、
V DDPの目標値への合わせこみ、露光量の調整等を
行う。これらの処理が終了するとアイドルの状態へ戻り
(■)、コピーサイクルへ移行する(■)。
サイクルの状態は、帯電、露光、現像、転写、定着、ク
リーニングをオール・リクエスト・コマンド受信まで繰
り返す。そして、マーキングシステムの立ち下げが終了
し、BIAS、 イレーズ/プリ・トランスファー・ラ
ンプ以外の出力を停止し、スタンバイ・コマンドをメイ
ンシステムに送信してアイドル状態に移行しく■)、ス
タンバイに戻る(■)。
パージへはジャムが発生ずると移行し、原因ジャムを取
り除くとそれ以外の既にフィードしてしまった用紙を自
動的に排出するステートであり、P/R(Photo・
Recepter)のベルトのクリーニングを行い、ま
た、パージ・エンド・コマンドによりアイドルの状態へ
移行する(■) アイドルの状態でコピーモード・コマンドを受信すると
サイクルの状態へ移行する([相])。
エマージエンシの状態は、マシンラン中にエマージェン
シジャムが発生したり、フロントインターロックが開け
られたような緊急、停止要因が発生ずると、あらゆる状
態から遷移し、後処理が必要になるのでマーキングがコ
ントロールしているアウトプットを全部OFFするとい
うような処理を行う。そして、緊急停止処理が終了する
とスタンバイに移行する(o)。
また、フェールはマシンラン中、スタンバイ中等に関係
なくフェールの条件、例えばフユーザ−のオーバーヒー
ト、サーミスタの断線等が発生すると、すべてのアウト
プットをOFFするステートである。
11[−4ヘルド乍 の ” の蕾゛H第36図はチャ
ージコロトロンの制御の概略構成を示す図である。
有機感材ベルト4の電位は感光体の疲労、湿度や温度等
の環境条件、チャージコロトロンの汚れ、劣化、感材の
種類等によって変動するが、所定濃度の複写を行うには
D D P (Dark Development P
otential)を目標値に保つ必要がある。
そこで■パワーオン後、1回目のスタートでのみセット
アツプサイクルを実施し、その中で感材ベルトの暗電位
(VDDP)を目標値に合わせ込む。■コントロール中
、ベルト上のVDDPを保持しているインターイメージ
中のVDDPパッチ領域を毎サイクルサンプリングする
ことによりVDDPを目標値に保持する。■チャージコ
ロトロンのOFF時間(9段階)に応じて次のスタート
時にVDDPを減少補正する。■セットアツプ時、セッ
トアツプ終了時、コピー中の3種のタイミングでVDD
Pをチエツクし、許容範囲外であればオープンループモ
ードに遷移させる。
以上の補正を行うために、メイン基板に配置されたマー
キングCPU42へはESVセンサー214で検出した
感材面の電位信号が入力される。
マーキングCPU42では表面電位が基準電位になるよ
うに制御信号を出力し、D/Aコンバータ701でアナ
ログ制御信号に変換して高圧電1g、702を制御する
。その結果、高圧電′a702からはチャージコロトロ
ン211に所定のグリッド電圧が印加されてヘルドへの
帯電が行われる。そして、その帯電を再度ESVセンサ
ーでサンプリングして同様にCPU87で制御信号を出
す。このことを繰り返すことにより、ベルト上の電位を
所定電位に合わせ込み、この時のリモート値を保持して
おく。なお、基準電位は例えば800vでROMデータ
として保持している。そして、コピーサイクル中には所
定のインターイメージ中にVDDPパッチ領域を形成し
、各コピーサイクル中に1同型位検出を行って、VDD
Pを目標値に保持するようにコントロールする。また、
チャージコロトロンOFFにより感材ベルトの帯電特性
が回復するが、OFF時間に応じてVDDPを減少補正
する。なお、セットアツプ1回目、セットアツプ終了時
、コピー中の3種のタイミングでVDDPをチエツクし
、許容範囲を外れている場合にはオープンループモード
でセットアツプ時の目標チャージコロトロンでコントロ
ールヲ行つ。
m −4−2′−1唄p受廻り≧ニル 第37図はマーキングCPUによる光学系の照明コント
ロールを行うための構成を示したものである。
光学系の汚れによる光量の変動、倍率選択による必要光
量の変化、濃度選択による必要光量の変化、ランプ管壁
温度の変化による光量の変動等の原因によって光量変動
が生じるが、良好な複写を行うためにはこのような変動
を補正する必要がある。
本装置における照明コントロールは、露光ランプの管壁
温度制御と露光量調節の2つの方法で制御を行っている
ランプ102からの光で直接レンズ108、ミラー11
0.111.113を介して感材ヘルド4を露光し、そ
れによる静電電位をESVセンサ214で検出し、露光
量検出信号として、またランプサーミスタ706で管壁
温度を検出し、管壁検出信号としてそれぞれマーキング
CPtJ42へ入力している。またM/Cクロック、ヘ
ルドホールセンサ、スキャン終了信号、倍率設定、濃度
設定等のインターフェース信1人力される。これらの入
力を受けて、マーキングCPU42は、ランプ用電源7
03をON10 F F制御したり、供給電流の制御を
行うと共に、ランプヒーター705の制御を行い、また
クーリングファン263を駆動制御することにより冷却
して光量制御、温度制御を行っている。
−(1:1:111鷹員2)上旦二歩 第38図はマーキングCPUによる現像機コントロール
を説明する図である。
マーキングCPU42へは、センサ718.719から
現像機216.217のブラックトナー、カラートナー
の検出信号が入力されている。そしてD/Aコンバータ
711からの信号でデヘハイアス電源712.713を
制御してマグロ−ルア21a、721bへの印加電圧、
マグロ−ルア22aへの印加電圧を制御してトナー現像
量を調整すると共に、キャッチアップバイアス電圧を0
N10F、Fしてデベバイアス電源714からキャッチ
アンプロールへの印加電圧を制御してキャリアが感材番
こ付着するのを防止するようにしている。
またトナーをベルトへ載せるためにデベクラソチ715
.716のON/○FF制御を行うと共に、デベハウジ
ングをベルトから離すためにリトラクトモータ717の
制御を行っている。
I[[−4−4の   11葭 第39図は現像機の概略構成を示す図である。
第39図(イ)に示すように、本発明の複写機において
は、黒色トナー用の第1現像機およびカラートナー用の
第2現像機を有しており、それぞれ第1マグロール、第
2マグロ−ルア21a、722a、721b、722b
を備えている。第1現像機、第2現像機はそれぞれカム
735.736により、ピボット738.739を中心
に回転可能で、一方がベルトに接している状態では他方
は離れるようになっている。また、各現像機にはキャッ
チアップロール723a、723bが設けられ、トナー
がクラウド状になってマシーン内に拡散し、マシーン内
部を汚したりパッチ領域での光量を落とすことがないよ
うにトナーと逆に帯電させて、これを引きつけてしまう
ようにしている。
第39(ロ)に示すように、トナーはトナーボックス7
44により、アジテータ745、ディスペンスオーガー
746を通して分配され、パイプ747を通してインオ
ーガー731に導入されて、  分配される。これらの
駆動はディスベンスモーク743によって行われている
。このトナーはバドル733.734によってマグロー
ル側に運ハレ、マグロールによってベルト表面に運ばれ
る。このときのトナー供給量はトリマー739a、73
9bによって調整され、また、スクレーパ740 a。
740bでマグロール表面の付着トナーはかき落とされ
る。
l111−4−5  コロ ロンの′L□値1浸(Lμ
ニー火第40図はマーキングCPUによるコロトロンの
電流値コントロールを説明するためのものである。
マーキングCPU42は、感材ベルトに付着したトナー
の電気的付着力を弱めて転写を行い易くするためのプリ
トランスファコロトロン218、感材ベルトに付着した
トナーを用紙上にトランスファさせて転写を行うための
トランスファコロトロン220、用紙と感材ベルトとを
剥がすために両者間の電気的吸引力を弱めさせるための
ブタツクコロトロン221の状態をモニタし、それぞれ
への印加電圧をON10 F F制御して供給電流をコ
ントロールし、同様に、不要電荷を除電すると共に、転
写を行い易くするためにベルト背面から光を照射するだ
めのイレーズ/プリトランスファランプ225、及びク
リーニングし易くするためのプレクリーンコロトロン2
24への供給電流の制御を行っている。
■」ニソ[二LL扛動   ”コア)1:l −/L。
第41図はA P (Automatic  Expo
sure )の概略を説明するだめのものである。
AEモードはU/IでAEモードが選択されたとき、ま
たプラテンモード時はスタートプリントごとに実施し、
DADF、5ADF、LDC,、CCF、RDH,バイ
パスモード時はスタートプリントおよび原稿交換ごとに
実施する。ただし原稿は所定位置で停止している必要が
ある。なお、AEは原稿濃度測定のためのAEプリスキ
ャンを行うモードと行わないモードとがある。
露光ランプ102が原稿を走査すると有機感材ベルト4
上に原稿に対応した潜像電位が形成される。これをES
Vセンサ214で読み取り、指定のタイミングでESV
センサの出力をA/Dコンバータ751から指定回数マ
ーキングCPUに取り込む。取り込んだデータ中、最小
値より原稿濃度を判断し、現像バイアス、光量等をコン
トロールする。
■に」−ヨよ先板:九二■臓見構戒 第42図はクリーナーの概略を説明するためのものであ
る。
クリーナー760におけるクリーニングブレード761
はクリーナハウジング768内に設けられ、自己保持形
のりトラクトソレノイド765によって駆動され、ベル
ト4に接触したり、離脱するように構成されている。ク
リーニングブレード761で掻き落とされたトナーは、
フィルムシール762で下方への落下が防止されてクリ
ーナハウジング768内に収集され、オーガー764に
よって移送されるようになっている。なお、769はガ
イドレール、770はプレクリーンチャージコロトロン
である。
111−4−8   ADCの抽 第43図はADCを行うための概略構成を示すものであ
る。
ADCはADCパッチの1−ナー付着量を検出して基準
値と比較することにより現像器のトナー濃度の過不足を
判定し、用紙サイズと検出時のトナー付着量の大小によ
り現像器ハウジング内のトナー供給量を制御するごとに
より、高濃度のソリッド部の再現性を向上し、かつその
維持性を保証するものである。
ADCを行う場合には光学系をスキャンハックするとき
にレンズシャッタ707で光を遮断してパッチ領域が消
去されないようにしておき、パッチジェネレータで所定
の電位V ADCまで調整してその電位をESVセンサ
214で測定する。測定結果に応じてVADCVHIA
S−VCONTが一定になるようにVBIASを制御す
る。なお、この場合、パンチ部以外の不要な電荷はIE
L215により除電する。そしてパッチ部が現像器を通
過するときに感材ヘルド上にトナー像が形成されるので
、ADCセンセン検出し、これをADC増幅器で増幅し
て光反射出力を電圧値に変換し、マーキング用CPU4
2に取り込む。一方、ベルト上のクリーンな面の出力ば
あらかしめ測定しておく。こうして、VPATCH’ 
VCLEAN X 200がアラ力じめ設定した値より
大きいか小さいかを判定し、低い場合はi・ナーボック
ス781.782のモータを0FFL、高い場合はその
度合と用紙サイズによりモークON時間を設定し、0N
10FF時間の制御を行う。
第43図はADCの概略構成を示すものである。
ADCはADCパッチのトナー付着量を検出して基準値
と比較することにより現像器のトナー濃度の過不足を判
定し、用紙サイズと検出時のトナー付着量の大小により
現像器ハウジング内のトナー供給量を制御することによ
り、高濃度のソリッド部の再現性を向上し、かつその維
持性を保証するだめのものである。
ADCを行う場合には光学系をスキャンハックするとき
にレンズシャッタ707で光を遮断してパッチ領域が消
去されないようにしておき、パッチジェネレータで所定
の電位■。9.まで調整してその電位をESVセンサ2
14で測定する。測定結果に応じて■。c  V[1I
AS=VC+IN□が一定になるようにV111A8を
制御する。なお、この場合、パソチ部以外の不要な電荷
は置214により除電する。そしてバソヂ部が現像器を
通過するときに感材ヘルド上にトナー像が形成されるの
で、ADCセンサで検出し、これをADC増幅器で増幅
して光反射出力を電圧値に変換し、マーキング用CPU
42に取り込む。一方、ベルト上のクリーンな面の出力
はあらかじめ測定しておく。こうして、VPATCH÷
VCLEAN X 200があらかじめ設定した値より
大きいか小さいかを判定し、低い場合はトナーボックス
781または782のモータを0FFL、高い場合はそ
の度合と用紙サイズによりモークON時間を設定し、0
N10FF時間の制御を行う。
−(にj二1丁lちびジ54歩:l勿且爪第44図はパ
ッチジェネレータ790の構造を示し、LEDチップ8
個を搭載した基板794をハウジング792のスリット
793に対向して嵌合させ、その反対側(ベルト側)に
フィルタ791を設けた構造になっており、これをネジ
止め固定している。LED基板794へはコネクタ79
5を介して電流が供給される。
第45図はパッチジェネレータの回路構成を示し、ON
/○FF信号によりL E Dへの電流制御を行うと共
に、電流の大きさはアナログ量であるリモート値でコン
トロールされ、LEDに流れる電流を入力端へフィード
ハックして定電流制御を行っている。こうして発光した
光は第40図のスリット793、フィルタ791を通し
てベルト上に照射され、パッチエリアが形成される。
111−5−3ESぶ□乙す:ヅキ帽戊第46図(イ)
は振動容量型のESVセンサーを示し、電位検出用電極
803とベルトとの間に音叉振動子802を配置し、音
叉振動子802が検出窓801の中で振動して感材の表
面電位を交流電位として検出し増幅する構成となってい
る。
第46図(ロ)はチジソパー型のESVセンサーを示し
、回転セクタ807で検出窓801を通して電位検出電
極806に対する感材の表面電位をチョッピングし、零
と表面電位が交互に電極にかかるようにし、零点ドリフ
トを抑制しつつ直流的に電位を検出する。ガード805
に一定の電圧を加えることで距離特性を補正することが
できる。
」l:」ニソiJ ADCセンサーの創M第47図(イ
)はADCセンサを示ず図で、発光素子811からの光
をトナー像に照射し、その反射光を受光素子812で検
出して電気信号に変換して増幅する構成である。赤外線
ホトセンサの場合、クリーン面における反射光量VCL
と、トナー像における反射光量VIMの比は、トナー像
濃度に対して第47図(ロ)に示すような特性を存して
おり、トナー像変化をセンサ出力で見ることが可能であ
る。
−(にj二51]&JJ生 本装置における画質の目標値は、DIN(原稿濃度) 
=1.05AD(Solid  Area Densi
ty)をDOII7  (コピー濃度)=1.3±O,
1saoに制御することにある。
第48図(イ)、(ロ)の現像特性で示すように、D 
IN= 1 、  OSADの場合、TC(トナー濃度
)が変動することで大きくり。lITを変動させる。
例えば、TC=3.4%でり。u’r=0.85、TC
=12.2%でり。at ”i 1. 55である。し
たがって、DQUT = 1 、 3±0.1−ADに
制御するにはTCを7±1.5%程度にする必要がある
一方、従来よりADCで用いられているパッチ濃度はり
。LITζ0.7.。程度である。これは現像特性曲線
の傾き(ゲイン)がリニアであること、むだなトナー消
費を少なくすること、パッチ濃度に現像ムラが少ないこ
と、センサ感度(S/N比)が大きくとれること等から
判断して経験的に求められている。トナー濃度に対する
センサー特性は第49図に示すようなものであり、単位
面積当たりのトナー量DMA (Density  M
ass Area)、画像濃度Dour 、 A D 
Cセンサ検出値I)s。
o、トナー濃度Tcの関係を4象限で表示したものであ
る。この図から、画像濃度り。lITが0.5〜1.0
の範囲でほぼリニアな検出出力か得られることが分かる
そしてり。LITζ0.7SADになるDINは、第4
8図(ロ)からほぼ0. 5SAD相当であることが分
かる。またPIDCカーブより、VnDr−80OV前
後、VBxc  (使用する感材と現像機構によりほぼ
決まる)=150V前後に設定した場合、D +N= 
0 、 5−nDのVlllGtは、はぼ■。、5=4
50±30Vとなる。したがって、Vony = 80
0■をバッチジェネレータで露光して■49.ζ500
■に落とす必要が生じる。そして、■。、5−■111
AS= 450 300 = 150−VCONTとな
る。
111−5−6  ADCの イミングヂ −第50図
はADCを説明するためのタイミングチャートである。
図は横軸に時間、縦軸にオプチカルレジセンサーの位置
を基準としたときの各コンポーネントの位置を示してい
る。そして、図の斜めの実線はコピーフレームの先端、
点線はコピーフレームの後端ヲ示し、4ピツチでコピー
フレームが4枚、スタートコピーフレームがNo3の場
合を示している。4ピツチの場合には、ADC用のバッ
チは第3フレームと第4フレーム間のインターイメージ
に形成され、ESVセンサーで5m5ec間隔で2回の
サンプリングが行われ、この平均が取られる。そして、
置において、先端と後端はALL  ON、真中は指定
セグメントをOFFとすることにより、所定の大きさの
パッチ領域を形成する。
そして、第1現像機選択時あるいは第2現像機選択時に
、それぞれパッチ領域がその位置に到達すると、第1マ
グロール、第2マグロール毎にバイアス電圧が与えられ
、パッチ領域の現像が行われる。そして、現像されたパ
ッチ領域がADCセンサーの位置にくるとLEDをON
にして2回サンプリングが行われ、その平均値がとられ
る。そして、あらかじめスタート直後にLEDをONに
して6回のサンプリングを行うことにより、クリーン面
の濃度信号を得ており、このクリーン面濃度信号とパッ
チ領域の濃度信号とからトナー濃度信号が得られる。
1:ユエギll宏l工ζバj」」1酸 第51図はピッチ分割数に対するフレーム番号とADC
パッチ領域の位置を説明するための図である。
トナー濃度は短期間ではそれほど変化しないので、AD
Cパッチエリアはインターイメージ毎に作る必要はない
。逆につくり過ぎるとクリーナーへの負荷が増大してし
まう。そこで最低限度の濃度が保障できればよいという
ことで本実施例ではヘルド2周に1回の割合で作成し、
またソフト作成を容易にするためGここのパッチエリア
を作成するためのインターイメージを固定している。各
ピッチ分割数の場合、それぞれシーム側から順次No1
、No2・・・・・・の順にフレーム番号がつけられ、
パッチ領域は、4ピツチの場合には第3と第4フレーム
の間のインターイメージ部、3ピツチの場合には第2と
第3フレームの間のインターイメージ部、2ピツチの場
合には第2フレームの後、■ピッチの場合は第1フレー
ムの後のインターイメージ部にそれぞれ形成される。な
お、潜像が形成されるコピーフレームはベルトホールを
基準として形成され、ピッチ分割数は、ユーザーの指定
するコピーモード、用紙サイズにより決定される。
m−5−8ADCのソフ ウェア 2成。
第52図はADCのソフトウェア構成を示す図である。
マーキングサブシステムではジョブを複数のモジュール
に分けており、ADCはそのうちのADCモジュールに
より行われる。図の点線の上側Aはマーキングシステム
、下側BはADCモジュールを示している。
マーキングシステムは時間管理部824で時間管理しつ
つ、ステート管理部822でジョブテーブル821を参
照しながら現在どのジョブを行うステートにいるかのス
テート管理を行っている。
各ステートには行うべきジョブが割り当てられており、
これをすべて実行してから次のステートに移行する。そ
してメインシステムとは送受信バッファ825.826
を通して交信し、コマンドコントロール部823でコマ
ンドの解析を行い、ADCに対して用紙サイズ等のデー
タ通知サービス、キャリッジスタート、ベルトホール位
置等のタイミング通知サービスを行っている。また、マ
ーキングシステムにはデータ登録サービス部820を設
け、各モジュールがジョブ実行中か否かのフラグを登録
するようにしてどのモジュールも参照できるようにして
おり、各モジュールはこのフラグを参照するごとにより
、各モジュールが現在ジョブ実行中か否かを見て各モジ
ュールのジョブが競合しないようにしている。ADCモ
ジュールは、マーキングシステムからのタイミング通知
サービスを受り、上限/下限値テーブル829を参照し
てESVセンサ214で検出した値、ADCセンサ21
9で検出した値をA/D値サンすリング処理部830で
サンプリングする。同時にADCモジュールは、パッチ
ジェネレータリモート補正値テーブル833を参照し、
用紙サイズ等のデータサービスを受けてパッチジェネレ
ータ’)モー)W演算処理部832でリモート値を算出
し、パンチジェネレータON10 F F処理部831
を介してパッチジェネレータを0N10FFL、またD
/Aコンバータを介してパッチジェネレータリモート値
を出力する。さらに、A/D値サンプリング処理結果を
受け、目標コントラスト電位データ、用紙サイズ等のデ
ータサービスを受けて適正BIAS演算処理部835で
適正BIASを算出し、BIAS変更処理部834、D
/Aコンバークを介してBIASリモート値を出力する
。また、オープンループかフィードバックループかの判
断処理部838は、A/D値サンプリング処理結果、ま
たデータ通知サービス受けてオープンループかフィード
バックループかの判断を行い、その結果を基に、ディス
ベンスモークON時間演算処理部837はA/D値サン
プリング処理結果、コントロール濃度目標値テーブル、
用紙サイズ別基準ディスペンス時間デープルを参照して
ディスベンスモークON時間を算出し、デヘスペンスモ
ークON処理部839を介してディスベンスモークを駆
動制御している。
る。
本発明のADCでは、通常はフィードバックコンI〜ロ
ールによりトナー濃度コントロール、バイアスコントロ
ールを行い、センサ異常、あるいは演算結果に異常が発
生したような場合、直ちにマシンを停止させることなく
オープンループコントロールに遷移させてそこそこの画
質でのコピーが継続してとれるようにし、−旦オープン
ループコントロールに遷移した場合は自動復帰させるこ
とはなく、電源の0FF10Nで復帰させている。
次に各処理を説明すると、第53図(イ)で、ステップ
1001でコピースタートすると、ステップ1002の
パッチ作成判断アルゴリズムを実行する。このアルゴリ
ズムはどこにパンチを作るかということを行う判断をす
るものである。
第53図(ロ)において、ステップ1011でコピース
タートし、まず、クリーン面の表面電位サンプリングを
行う(ステップ1012)。次にパッチジェネレータを
○N10 F F L、パッチ領域の電位をESVセン
サーでサンプリングする(ステップ1013.1014
)。そして、BS■センサーでサンプリングした電位V
 ADCが規定範囲内か否か判断しくステップ1015
)、規定範囲になければオープンループ制御に入る。こ
こで、vAD、が規定範囲内かどうか判断しているのは
、パッチ部分の電位をある程度規制しないと現像バイア
スの印加に影響してくるためである。即ち、パッチ部分
の電位が非常に高いと現像バイアスを大きくする必要が
あり、そうするとキャリアが現像されてしまう可能性が
生じ、また逆に現像バイアスを非常に小さくするとバッ
クグランドが現像されてしまう。そのため、パッチ部分
の電位はある範囲内でなければならない。そして規定範
囲にあればバッチジェネレータのリモート値(制御信号
)を計算して補正をかけてやる(ステップ1016)。
これはパンチで落とす電位を一定範囲内にするための操
作で、例えばベルトが疲労してきてチャージコロトロン
で一定電圧を印加して帯電させようとしても、規定の帯
電電位がサンプリングできないような場合、一定範囲以
内に収めないとコントロールができないためである。そ
して、VADCVBIASが一定となるようにバイアス
電圧をコンl司コールして現像を行う(ステップ101
7)。
次にオープンループの制御を行うのか否かの判断しくス
テップ1018)、フィードハックコントロールを行う
場合にはADCセンサーで濃度サンプリングを行う(ス
テップ1019)。そして濃度の平均値D AVEが規
定範囲以内であれば後述するDTを計算し、規定範囲以
内でなければオープンループ制御を行い、それぞれフィ
ードバック制御、オープンループ制御におけるトナーモ
ーターONのための計算を行う(ステップ1021゜1
022)。こうして計算された値に基づいてトナーモー
ターのON10 F F制御を行い、以上のことを現像
機クラッチがOFFにならずコピーがとられている間中
行い、現像機クラッチがOFFになると終了する(ステ
ップ1023〜1025)。オーフンループへは、AD
Cセンサの異常で出力が得られない場合、コネクタ接触
不良でCPUへ入力がない場合等に遷移する。
なお、フィードバックコントロールとオープンループコ
ントロール間の遷移はマーキングザブシステムが判断す
る場合と、IMMが判断する場合があり、両者が競合し
ないようにしている。IMMにおいては、パンチが作成
できるかどうかの状況を判断してその結果をシリアル通
信コマンドでマーキングサブシステムへ知らせており、
例えばベルト5周にわたってADCバッチが作成できな
かったときは、オープンループへ遷移し、再びADCパ
ッチが作成できるようになったときはフィードバックコ
ントロールへ戻るように指示している。そして、これ以
外のフィードバックコントロールとオープンループ間の
遷移はマーキングサブシステムが判断している。
また、上記処理においてフィードバック制御からオープ
ンループへ遷移した場合、ユーザーはそのことは分から
ないが、その処理のヒストリーは記録するようにしてお
り、ごれをトレースするごとによりどんな状態で遷移し
たか後で判別することができる。このような処理を含む
ADCにおけろバイアス変更リクエスト、ADCリクエ
スト処理を第54図により説明する。
第54図(イ)において、IMMからBIAS変更RE
Qがあると、マーキングCPUはマシンが走っているサ
イクル中か否か、また、オープンループでないか、ES
Vセンサーの出力が規定の範囲に入っているか否か判断
し、サイクル中であり、かつオープンループでなく、E
SVセンサーの値が規定の範囲に入っている場合にAD
Cを実行する。
BTAS1コントロールでは、それまでのバイアス電圧
をセーブして一時退避させておき、BIASIを変更し
、次にBIAS2を変更して、BrAs1のリターンタ
イマーをセットする。BIASIアウトはBIASIを
10ms e cの精度で出力する。BIAS2コント
ロールはBIAS2の値を変更し、BIAS2のリター
ンタイマーをセットする。また、BIASIリターンで
はAEが重なる場合には、これを待たせる。これはAD
Cモジュール側でバイアス変更のフラグを立てAEモジ
ュール側がこれを読んで、フラグが立つている場合は待
つというかたちで行われる。
そして、このバイアス変更においては各部にトレーサー
を配置して各データをセーブするようにしている。これ
はADCの処理が複雑なので、各データを保存すること
により、後から順番に格納しているデータを取り出して
、デバッグすることができるようにするためである。
同様に第54図(ロ)において、ADCリクエストがあ
ると、サイクル中か否か、オープンループでないか否か
、ESVの値が規定の範囲以内に入っていかる否かを判
断し、入っている場合にADCを実行する。
ADC用LEDをONEこし、サンプル1stADCで
は、1回めのサンプリングを行ってタイマーをセットす
る。そして、サンプル2ndADCで2回目のサンプリ
ングを行い、ADCサンプリン、グツラグをセットする
。この場合も、各部におけるデータをセーブしておくた
めに、それぞれトレーサーが設けられている。このよう
な機能によりADCが実行される。
第55図はベルI・上のトナーが付着していないクリー
ンな面のADCセンサー出力をサンプリングし、V C
LEANを求める場合のフIコーを示す図である。
ステップ1031でV CLEANサンプリングがスタ
ートし、オプチカルレジセンサーがOFFしてコピーが
スタートした場合に、レジセンサーOFFの70  m
5ec後にADCセンサーのLEDをONにする。ごれ
は、レジセンサを基準にしたとき、実際に像の載ったフ
レームのリードエツジがADCセンサにかかるまでに始
まって終了する必要があり、70  m5ec後であれ
ば、ADCセンサーが必ずクリーンな面にあるように制
御されているためである。次にLED  ONの70m
5ec後から40+0−0−1Oecおきに計6回、A
DCセンサー出力をサンプリングして、VCLEAN 
1〜V CLEAN Gを得る(ステップ1034)。
このサンプリング回数は、多い分には構わないが、余り
少ないと面内むらが発生ずるので、それほど少なくはで
きない。
ごうしてサンプリング終了後直ちにADCセンサーのL
EDを0FFL (ステップ1035)、■CLEAN
l〜V CLEAN 6の中で最大と最小を除去し、残
りの4個のデータの平均値を計算してVCLEANとす
る(ステップ1036.1038)。
なお、V CLEANサンプリングはコピースターI・
する毎に1回だけ実施し、リスク−1−時は実施しない
。そして、V CLEANを計算した後、この値をNV
Mにメモリする。ごのNVMに入れており、lばダイア
グモードで読み取ることができ、スタートボタン毎に書
き換えているので、後で故障を特定できるからである。
第56図はバッチジェネレータのON10 F F制御
を示すフローである。
VDDP  (Dark Development P
otential)はユーザーが指定した濃度値で変動
する。すなわち、濃い濃度を指定すればV 、o、は大
きくなり、薄い濃度を指定すればV DDPは小さくな
る。これに応じてパンチ部の電位をコントロールする必
要がある。
そこで■99.に応じて必要な光量を計算し、算出した
光量に相当するリモート値でLEDドライブ1    
       電流を制御することでADCパンチ部の
パンチ電位をほぼ一定にしている。なお、駆動するタイ
ミングは別途送出したO N10 F F信号によって
行っている。
ステップ1041でバッチジェネレータをON/ OF
 F 制?lフローには入り、レジセンサーがOFFし
てコピーがとられると(ステップ1042)、■、ll
、が204以下か否か判断する(ステップ1043)。
V DDPが204より大きいと、PGRMT (パッ
チジェネレータクモ−1−値(工場出荷時にセットされ
る))を大きくする。このとき濃度は22段階の濃度を
持ち、固定15段階、写真濃度7段階となっており、第
57図に示すように濃度ボタンに応してVDDrsが設
定され、それに対してV DDPSが決まり、それに対
する補正係数Xが図のように設定されている。そして、
ステップ1043で■。DPSが204より大きい場合
には、P G RM T (1−1−x )とし、また
、VDUPSが204以下であれば、VIIDPが小さ
いので、PGRMT(1−x)としC1これをPGMT
Iとする。
そして補正したPGRMTIが0より大きいがどうか判
断しくステップ1046L負であれば0とし、さらにP
GRMTが1が255より大きいか否かを判断し、それ
より大きければ255とし、つまりO〜255の1ハイ
l−の範囲に収める(ステップ1046〜1049)。
次にレジセンサーOFFの所定時間後にPGRMTIで
バッチジェネレータをONする(ステップ1050)。
ごの所定時間後はピッチ分割数によって異なっている。
そして、パンチジェネレータONの140±10m5e
c後にバッチジェネレータをOFFして所定の大きさの
パンチエリアを形成し、バッチジェネレータON10 
F Fは終了する(ステップ1051.1052)。な
お、パンチエリアの大きさは、ベルトの長さ、コピーフ
レームの枚数が決定されるとインターイメージの長さが
決定され、インターイメージの領域の中でシャッターの
0N10FFの精度により安定した電位の領域、安定し
て現像ができる領域が決まり、VDDPが保障される領
域の中でコピーフレームに対しである程度余裕をもたせ
るようにして決定されろ。
第58図はV ADCザンブリングフローを示ず図であ
る。
ESVの出力サンプルを行い、VADCIとする(ステ
ップ1062)。次にバッチジェネレータONの232
  mm/sec後にESVの出力サンプリングを行い
、V ADC2とする(ステップ1063)。この場合
のサンプリングはバッチ部分を行う必要があり、またA
DCのLEDがONしている期間で、さらにパッチの中
で濃度が安定している領域でなるべく広い範囲を行わな
ければならない。しかしサンプリングの最小間隔はA/
Dコンバータの性能から決定され、その性能の限界のと
ごろでのサンプリングでは2回が限度であり、2回行う
ために上記のような時間間隔で行っている。
そして、V ADCI +V ADC2の平均値を■4
9.として、■48.サンプルのフローが終わる(ステ
ップ1064)。こうして測定した結果は現像バイアス
リモート僅の計算およびパッチジェネレータリモート値
の計算に使用される。
第59図はADCパッチ部の電位■。、と現像バイアス
電圧の差■CoN□が一定になるようにVll+0.リ
モート値を計算し、出力ずろフローを示す図である。
感材さのトナーの付着足は感材の表面電位と現像バイア
ス電圧の差、及びトナー濃度によって決まる。従って、
ADCセンサー出力に現像機内部のトナー濃度を反映さ
セるためには、ADCパッチ部の電位V ADCと現像
バイアス電圧の差VCONTを一定としておく必要があ
る。第59図のフローはそのための処理を説明ずろため
のものである。
パンチ部の電位V ADCからもともと持っている定数
であるV C0NTを引いてその差をSとする(ステッ
プ1072)。そして、Sがβ以上かγ以下か判断し、
その範囲に入っていれば((146xS)1511−1
11を計算してその値を■8とする。こうして得られた
■8がパンチ部における現像バイアス電圧リモート出力
である。例えば、ノーマル条件において、Vnoc −
’−500V、VCONT=200Vのとき、求めろV
、はVg+ns= 300Vが得られろリモート値で、
上式からVB=106のように求める。次に、置の○N
10 F Fを実行し、指定セグメントの、7t、OF
Fしてパッチ領域を除電しないようにする(ステップ1
075)。そして、レジセンサーOFFの所定時間後に
BIASIのリモート値として■8を出力する。
(ステップ1076)。次にBIASIリモートに出力
した後、所定時間後にBIAS2のリモート(直として
■8を出力する。(ステップ1077)。そして、BI
ASIのリモート出力を行った後、所定時間後G二BI
ASIリモート値を元のVBIASリモート値に戻し、
また、BlΔS2についても元のリモート出力に戻す(
ステップ1078゜1079)。ごの場合、イメージは
イメージのバイアスで現像し、パンチはパンチのバイア
スで現像したいために、HV P Sの応答性、D/A
コンバータの性能、マシーンの公差等を考慮し、イメー
ジとパンチの中間、即ちインターイメージの長さからパ
ッチの長さを引いた値の1/2の位置に相当するタイミ
ングでイメージとパッチのリモート値を変更する。なお
、BIASIとBrAS2のリモート値の変更タイミン
グについての時間関係は、現像機の配置関係とヘルドス
ピードによって決まり、ヘルドスピードが遅いと、リモ
ート値の変更はBIASIとBTAS2とば重ならない
が、スピードが速いと重なってくる。
第60図はパッチジェネレータリモート値を補正する処
理フローを示す図である。
ごの処理ではADCバッチ部の電位■。、がほぼ狙いの
値になるようにサンプリングによって得られたV II
Dcが規定のレンジを外れた時にバッチジェネレータの
リモート値PGリモートを更新するだめの計算を実施す
る。すなわち、■A−はVDDPの値によって変化し、
目標の値と余り離れるとVIIIASによるコントロー
ルができなくなるためである。なお、PGRMTはユー
ザーが選択した濃度に対応して変えているが、この処理
により出力したPGRMTがその通りになっているかど
うかチエツクして補正し、マシンに異常があってだんだ
ん大きくなったり、小さくなったりすることがないよう
にしている。
ステップ1091でパッチジェネレータのリモート値計
算処理に入り、まず濃度は自動濃度(A、      
     E)か、ノーマルか否か判断しくステップ1
092) 、DARKER,L I GHTER,P 
I CTUREの場合は補正は行わない。これは、PG
RMT自体は濃度に応じて変えているが1.その後の補
正については、AE、ノーマル以外についても ”行う
とすると、どの濃度が選択されているか判断しなければ
ならず、処理が複雑になるのでこれを簡略化するためで
ある。そして、AE、ノーマルの場合には■。8.が■
AIICM (目標値)より大きいか否か判断しくステ
ップ1093)、大きければ、VADCとVADCNと
の差が10以上か、あるいはもLVΔDCがVADCN
より小さければ、その差が■。
CM  VADCが10以」二か否か、それぞれ判断し
、差が10以上であればそれぞれ1/8だけ補正しくス
テップ1,096,1097)、PGRMTが10〜2
55の中に入るような処理をしてPGRMT出力を行う
。1/8の補正は計算機による処理を容易にするためで
ある。PGRMTを10以上としたのは、10より小に
なると1/8ずつの補正では切り捨てられて変化しなく
なってしまうためで、そのため、10より小さい場合は
PGRMTを10としている。また、255より大きい
場合、すなわち1バイトを超えた場合も255としてい
る。
第61図ばベルト上に現像されたADCバッチのトナー
濃度を測定するVFATC11サンプリング処理のフロ
ーを示す図である。
ADCバッチ部1−ナー濃度を測定するためには、パッ
チの中で比較的濃度が安定する領域を数多くサンプリン
グして平均するのが好ましいが、何回もサンプリングす
るにはパッチが小さすぎろ。そして、パッチのサイズの
巾で濃度が安定する領域は非常に狭く、またA/Dコン
バータの分解能(7)関係で10ms程度の間隔をあけ
ないと分解できないので、サンプリングは2回程度しか
できない。
この2回のナンプリングの平均値をもってV PATC
o、を得ている。
ステップ1111でV PATCHサンプリング処理に
入り、イメージを消さないようすると共に、ADCセン
サーの立ち上がり時間15m5を考慮してA D C,
AT、、、、突入の15m5c’c以前にLEDをON
させる(ステップ1112)。そして、パッチ領域の濃
度が安定した領域を選択するためにLEDのON後65
±2m5ecにADCセンサー出力をサンプリングし、
これをVPATCIllとする(ステップ1113)。
次に、A/Dコンバータの分解能を考慮して79±4m
5ec後にADCセンサー出力をサンプリングし、これ
をvpntcHzとする(ステップ1114)。そして
サンプリング終了後、直ちにADCセンサーのLEDを
OFFし、V I’ATC1ll +V PATCH2
の平均値をVPATCllとする(ステップ1115,
1116)。
このように、たえずLEDを0N10FFしているのは
ヘルドの疲労を防くためで、本発明ではなるべく疲労が
少ないようにLEDは赤外領域のものを使用している。
また、A D Cpxtcuのサンプリングはインター
イメージ部で実施されるのでADCセンサーのLEDで
イメージ部を照則せぬように0N10FFタイミングを
決定している。
第62図はADCにおLノるトナーモータ08時間のフ
ィードバンクコントロール処理フローを示す図である。
常時所定のコピー濃度を得るためには、現像機内の1〜
ナ一濃度が低くなった場合にはトナーディスベンスモー
クをONして現像機へトナーを補給し、トナー濃度が高
くなった場合にはOFFしてトナーの補給を停止する必
要がある。即ち、DAvt = VrATc++ / 
VCLEAN X 200と定義したとき、これとトナ
ー濃度との関係は、第63図に示すように、DAVEは
トナー濃度が低いほど大きな値になり、ADCパッチ部
分が全く現像されない場合にはV PA1’CII =
 V CLEANとなる。従って、理論的にはDAVE
200となる。ずなわち、D AVEがり、o8.より
大きい場合はトナー濃度が低いので、トナーディスベン
スモークはONずろ必要があり、一方、D AVEがり
、。NTより小さい場合はトナー濃度が高いので、トナ
ーディスベンスモークをOFFする必要がある。また、
I・ナー消費量は用紙サイズによっても異なるので、こ
の処理においては、D AVEをコントロールポインI
−DCONTと比較し、また、用紙サイズによりディス
ペンスタイムテーブルから必要なディスペンスタイムD
TNORMALを呼び出しディスペンスタイムを決定し
ている。
ステップ1121でモータON、計算処理に入り、次に
VPATCH/ VCLEAN X 200によりDA
V、を計邊する(ステップ1122)。前述したように
D AVEはトナー濃度が低い程大きく、トナー濃度が
高くなると小さくなる星であるのでD AYEO値が1
90より大きく10より小さい場合には、オープンルー
プコントロールに入り、両者の間にあってD AIIE
があらかしめ設定されているコントロールポイントD、
。8アより大きい場合には、用紙サイズより必要なディ
スペンスタイムをディスペンスタイムテーブルより呼び
出してDTNORMALとする。用紙サイズによるディ
スペンスタイムテーブルは第64図に示されている。こ
のタイ1、テーブルに参考値として示されているように
エリアカバレッジ(AC)1%あたりのディスペンス量
はそれぞれ用紙サイズによって異なっている。この表に
おけるDTNOR14ALはB4原稿でエリアカバレッ
ジ4.5%の時のトナー消費量を50 m g/ co
py、またトナー供給量を500 m g / s e
 cとして算出したものである。
なお、この表に出ていない異形サイズ、特・す″イズの
時のD’l”NORMALは、長辺をL(cm)短辺を
S(cm)とした時、LXSX5/100で算出する。
ごうしてDTNOIIMALを読めだし、また、Rを3
0とし′ζ、さらに第65図に示すようにトナーの色毎
あるいは濃度毎の補正値テーブルから補正値を呼び出し
て、ステップ1130の計算式に算入し、DTの値を求
める。
ステップ1125でD AWEの値がコントロールポイ
ントより大きい場合は、Rを0とする。ごうしてDAV
E、用紙サイズ、トナーの色およびトナー濃度からトナ
ーモーターON時間の算出処理を行う。
第66図はオープンループコントロールの時のl・ナー
モータON時間算出処理フローを示す図である。
オープンループは、何らかの原因でD AVEが非常に
大きい、即ちトナーが殆ど付着しない状態、またはDA
VEが非常に小さい、即ちトナーが過剰に付着する状態
にあると検出された場合である。
第67図(イ)に示すように用紙サイズとエリアカバレ
ンジによってトナー消費量は異なり、また、エリアカバ
レッジが同じであっても第67図(ロ)に示すように選
択した濃度によってもトナー消費量は異なる。そして、
オープンループ時にもトナーディスペンス時間に関する
考えかたはADCのときと同様であるが、オープンルー
プにあるためその時の状態が分からず、比較する値がな
いので、便宜的に用紙サイズのめでディスペンス量を決
定し、コピー1枚あたりのディスペンス量をエリアカバ
レッジ4〜6%に設定している。そこで、第66図の処
理では、ステップ1142でディスペンスタイムテーブ
ルより用紙サイズに応したディスペンスタイムを呼び出
してD ’I”NORMALとし、さらにカラーと濃度
の補正値をかけてDTを算出している。
第68図はトナーモータのON/○FF制御処理フロー
を示す図で、第62図、第66図の処理により、計算さ
れたD T NORMALを基にトナーディスベンスモ
ークを0N10FF制御する。
ステップ1152でトナーモータON10 F F処理
に入り、1 s tDEVE (ブラック用)が使用さ
れているか否か判断する(ステップ1152)。1 s
 tDEVEが使用されている場合には、前回のI S
 tDEVEが使われた時の情報(DD31)をNVM
より読の出してきてその値をT。Hとし、1 s tD
EVEが使用されていない場合には、前回の2 ndD
EVEが使われた時の情報(DDS2)を持ってきてT
。Hの値とする(ステップ1153.1154)。そし
て、レジセンサーがOFFになる毎に、すなわち1枚コ
ピーがとられる毎にT。NにDTを加算したものをT。
Hの値とし、その後、DEVE  CLがOFFか否か
、ずなわぢコピー動作中か否かの判断を行う(ステップ
1155〜1157)。DEVE  CLがOFFでな
ければ、ToHの値がm a X以上か否か判断し、そ
れ以」−であればT。Nmaxの何倍かを計算し、その
値をnとする。ToNm a xはディスベンスモーク
をONする基準の時間であり、DTの積算時間がT。H
TnaXを越えたときにデスペンスモークをONする。
そして、TONから1XToNmaxを引いた値をDT
Sとして対比させ、このDTSの値をT。Nとする(ス
テップ1160.1161)。
次にn X TaNm a XをT。Nとし、トナーモ
ータをONする(ステップ1162.1163)。そし
て、DEVE  CLがOFFでなければ、すなわち複
写機動作が行われている間はDToNから08時間を引
いた値をDT、、とじ、DT、、が0になるまでトナー
モータをONL、DToNがOになったらトナーモータ
をOFFとする(ステップ1164〜1171)。そし
て、ステップ1164でDEVE  CLがOFFであ
れば、ステップ1157のDEVE  CLのOFF同
様トナーモータをOFFとし、1 s tDBVBが使
用されていれば、TON+DTOHの値をDTS 1と
して退避させ、また、5TDEVEが使用されていなけ
ば、TON+DTONの値をDTS2として退避してお
く (ステップ1165〜1168)。なお、積算時間
T。8がT。、、maXを越えるとモータONとなるの
で、nが2以七になるケースは通常では考えられないが
、T、、maxはNVMに設定されるので、たまたまD
Tより小さい値が設定されてしまったような場合にはT
。Hの値は直ぐにT。、、maXを越えてしまう。そこ
でこのような場合にも対応できるように前述のような処
理をしている。
こうしてレジセンザーがOFF毎にT。Nへの加算が行
われ、ToHがmaxを超えた時に初めてトナーモータ
がONされ、また、トナーモータがONしている間でも
DTをT。Nに加算して行く作業は中断されず、2つの
仕事が平行処理される。そして、退避格納されたDTS
 1、DTS2により次回のT。Hの初期設定が行われ
る。
なお、レジセンサーOFF毎にT。Hの加算が行われて
いるが、AE空ススキャンOHPのコピーの時のように
コピー用紙の間に白紙を挟み込むような合紙スキ、トン
の場合、また、倍率選択時のレジ信号のスキャン時はト
ナーが消費されないので、ToHの加算は行わない。ま
た、L D Cモード時はレジ信号は発生しないので、
リードエツジ信号をもってT。8の加算を行う。
これはTMMがADc/DDPコントロールのタイミン
グをマーキングサブシステムへ知らせ、両方のコントロ
ールが競合しないようにするための処理である。
PC−REQE号、B IASCHG −REQE号、
5DC−RF、Q信号の3つの基準の信号がIMMから
マーキングサブシステムへ各タイミングで送信される。
ADCコントロールにおいては、各PITCHにおいて
、ADCサンプリング用に使用されるインターイメージ
に対してPG −REQE号、BTASCHG・REQ
E号、ADC・REQ(3号の3つの基準信号をシーケ
ンシャルに出力する。その出力タイミングはPC−RE
QE号の場合は指定されたインターイメージがパッチジ
ェネレータに到達するタイミングであり、BIASCH
G−REQE号の場合は指定されたインターイメージが
使用するDEVEに到達するタイミングであり、SDC
−REQE号の場合は指定されたインターイメージがA
DCセンサーに到達するタイミングである。そして、出
力条件は指定されたインターイメージが1stコピーフ
レーム以後にあり、かつ前後いすかのフレームに対して
コピーが行われた場合とする。また、ADCサンプリン
グは2サイクル(ヘルド2周)に1回行われることとし
、連続して5サイクル以上行わない場合はオープンルー
プ状態としてマーキングサブシステムへ通知する。AD
Cコントロールに使用されるインターイメージはADC
サンプリングのためIELで電位を残し現像させろ。
次にVDDPコントロールについて説明すると、各P 
I T CI(において、ADCサンプリング用に指定
されるインターイメージに対して、PC・REQ信号を
出力ずろ。出力タイミングは指定されたインターイメー
ジがP A T CHG E N Eに到達するタイミ
ングであり、出力条件は指定されたインターイメージが
1stコピーフレーム以降にある場合である。なお、P
C−REQ信号はDDPコントロールのため、ES■S
ノナンングのタイミングをマーキングサブシステムへ知
らせる基準信号であると共に、ADCコントロールのた
めのPへT CI(G E N E点灯、ESVサンプ
リングのタイミングを一ンーキングサフ゛システムへ知
らせる基準信号であり、B I A S CI−I C
・REQ信号はADCコントローJしのために割り当て
られたインターイメージ部(’IELで作製したパンチ
エリア)o)BTASを切り変えるタイミング信号をマ
ーキングサブシステムへ知らせる基準信号であり、S 
D C−REQ信号はAn)C,:J7)t:l−ルの
ために置で作製したパンチエリアに対してSDCサンプ
リングを開始するタイミングをマー;1−ングサプシス
テムへ知らせる基準信号である。
次に、ADC/DDPコントロールが競合しないように
するためのパンチエリアの配置について説明する。
トナー濃度は短期間ではそれほど変化しないので、AD
Cパッチエリアはインターイメージ毎に作る必要はない
。逆につくり過ぎるとクリーナーへの負荷が増大してし
まう。そごで最低限度の濃度が保障できればよいという
ことで本実施例ではベルト2周に1回の割合で作成し、
またソフI・作成を容易にするためにごのパンチエリア
を作成するだめのインターイメージを固定している。こ
うして、ADCバッチエリアがまず決定されろ。−方、
VDDPは短期間に変動するためなるべく沢山形成した
方がよく、そのためベルト1周に1回とし、またインタ
ーイメージの幅が狭い4ピツチ、3ピツチの場合はAD
Cバッチエリアが形成されたインターイメージを避けて
形成している。
第69図は各P I T CI−1分割に対ずろADC
パッチエリアとVDDPパ・ンチコニリアを示し、4P
ITCHの場合にはVDDPパッチエリアは第1または
第2インターイメージ部、ADCパッチエリアは第3イ
ンターイメージ部、3 P I T CHの場合にはV
DDPパッチエリアは第1インターイメージ部、ADC
パッチエリアは第2インターイメージ部、2PITCH
の場合にはVDDPパッヂエリアは第1または第2イン
ターイメージ部、ADCパッチエリアは第2インターイ
メージ部、IPITCHの場合にはフレームの後のイン
ターイメージ部であり、いずれも、V、 D D Pパ
ッチエリアとADCパッチエリアとの位置が物理的に重
ならないようにして競合するのを防止するようにしてい
る。
第70図は4PITCH分割におけるVDDPとADC
ザンプリング位置(条件)を示し、ADCパッチエリア
(図の斜線部分)は2サイクルに1回の割合、VDDP
は各サイクル毎に行われていることが分かる。
第71図は3PITCT−TにおけろVDDPとADC
・す・ンプリング位置(条(′1)を示し、同様にAD
Cは2サイクルに1回の割合のサンプリングであり、V
DDPはlサイクルに1回の割合のサンプリングである
ことが分かる。
第72図は2 P I T CI−1におけるVDDP
とADCサンプリング位置(条件)を示し、この場合も
VDDPは各サイクルであるサンプリングし、ADCは
2サイクルに1回の割合で行う。
第73図はIPITCH(7)場合(7)VDDPとA
DCサンプリング位M(条件)を示し、VDDP、AD
C共各サイクルに1回の割合でサンプリングを行ってい
る。
第74図はADC/VDDPタイミングチャー1−を示
し、PC、REQ信号のタイミングでPATCHGEN
Eが動作し、SDC−PATCH信号でTLが動作し、
パンチエリアが形成され、BIASCHG −REQ信
号のタイミングで1stMAGROLLが動作し、AD
C−REQ信ぢのタイミングでADCセンサーが動作し
ていることが分かる。なお、横方向は時間で、立方向は
ヘル1・廻りのコンポーネント位置、斜めの線がパネル
のり=ドエッジとテールエツジとを示しζいる。
■」L二重−二11美A F、六ノリΣC0QUL合−
防−止第75図はAE(Automatic Expo
sure)とA、DCとの競合防止方法を説明するため
の図である。
例えば4ピツチの場合では第3フレー1、と第4フレー
ムとの間のインターイメージ部にADCパンチが形成さ
れ、このパンチの表面電位を検出して現像バイアスの制
御を行っている。このよき同時にAEを起動さ一已て同
様に表面電位をサンプリング検出して現像バイアス制御
を行うと、両者が干渉を起ごして制御不能になる可能性
がある。そのため本発明では、ADCが行われている間
はADCモジュール側のフラグを1にし、AEモジュー
ル側でこのフラグを読んで、ADCフラグが1の場合は
A P、を行わないようにし、ADCの現像バイアス切
り換えが終了して所定時間後にAEによる現像バイアス
の切り換えを行うようにして両者の競合を回避している
[発明の効果〕 以上のように本発明によれば、静電潜像形成手段として
有機感材ベルトを使用し、そのベルト上に用紙()・イ
ズに応じて複数のフレーム領域を形成し、ヘルドのシー
ム位置にイメージが形成されるのを防止するために設け
られたベルトボールセンザーからの検出信号でごれらの
フレーム管理を行い、かつインターイメージ部にADC
パッチ領域を形成し、パッチ領域の表面電位を検出して
ADCを行うようにして現像バイアスを制御すると共に
ADCバンチ領域の濃度検出を行ってディスベンスモー
クの制御も行うようにしたので、高画質を達成すること
ができろ。さらに、表面電位センサーの検出値あるいは
ADC濃度センサーの検出値が所定範囲を外れた場合は
、フィードバックコントロールからオープンループコン
トロールへ移行させるようにしたために、バッチジェネ
レータや読取センサーに異常があった場合でもコントロ
ールを中断することなく、ADCの信顛性を向上さ一已
ろことができろ。また、有機感材ベルトを使用したので
感度が飛躍的に向上すると共に、低コスト化を達成ず乙
こともできる。用紙サイズに応じてトナーディスベンス
モーク制御に補正をかけるようにし、また、トナーの色
あるいは濃度に応して同時にトナーディスベンスモーク
制御に補正をかけるようにしたので、より高画質を達成
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のADC機能を備えた記録装置の構成を
示す図、第2図は全体の概略構成を示す図、第3図は制
御系のシステム構成を示す図、第4図はCPUのハート
構成を示す図、第5図はシリアル通信の転送データ構成
と伝送タイミングを示す図、第6図は1iill信サイ
クルにおける相互の通信間隔を示すタイムチャートを説
明するための図、第7図はメインシステムの状態遷移図
、第8回は走査露光装置の構成を示す図、第9図はレン
ズ駆動系の構成を示す図、第10図は光学系の制御シス
テム構成を示す図、第11図は光学系の動作を説明する
だめの図、第12図はデイスプレィを用いたユーザーイ
ンターフェースの取りつけ状態を示す図、第13図はデ
イスプレィを用いたユーザーインタフェースの外観を示
す図、第14図は選択モートを説明するための図、第1
5図は選択モード画面以外の画面の例を示す図、第16
図はユーザーインターフェースのハードウェア構成を示
す図、第17図はユーザーインターフェースのソフトウ
ェア構成を示す図、第18図は用紙搬送系を説明するた
めの側面図、第19図は用紙トレイの側面図、第20図
はデユープレックストレイの平面図、第21図は原稿自
動送り装置の側面図、第22図はセンサの配置例を示す
図、第23図は原稿自動送りの作用を説明するだめの図
、第24図はソータの構成を示す側面図、第25図はソ
ータの駆動系を示す側面図、第26図はソータの作用を
説明するための図、第27図はヘルド廻りの概要を示す
図、第28図は感材ベルト上のパネル分割の様子を示す
図、第29図はイメージングモジュールの機能を説明ず
ろための図、第30図はタイミングチャートを示す図、
第31図はイメージングモジュールの回路ブロック図、
第32図はマーキングCPUとシリアル通信で接続され
たメインCP Uとの関係を示す図、第33図はマーキ
ングCPUと制御要素との接続関係を示す図、第34図
はマーキングCP Uのソフトウェア構成を示す図、第
35図はマー;1−ングシステムの状態遷移図、第36
図はチャージコロトロンのグリッド電位コントロールを
説明するだめの図、第37回は光学系の照明コントロー
ルを説明するだめの図、第38図は現像機コントロール
を説明するための図、第39図は現像機の概略構成を示
す図、第40図はコロトロンの電流値コントロールを示
す図、第41図は自動露光量制御を説明するための図、
第42図はクリーナーの概略構成を示す図、第43図は
ADCの概略構成を示す図、第44図はパッチジェネレ
ータの構造を示す図、第45図はパンチジェネレータの
回路構成を示す図、第46図(イ)は振動容量型のES
Vセンセンを示す図、第46図(ロ)はチョッパー型の
ESVセンセンを示す図、第47図(イ)はADCセン
サを示ず図、第47図(ロ)はクリーン面における反射
光fJVcLとトナー像における反射光IVIMとの関
係を示す図、第48図は現像特性を示す図、第49図は
トナー濃度に対するセンサー特性を示す図、第50図は
ADCを説明ずろためのタイミングチャートを示す図、
第51図はピッチ分割数に対するフレーム番号とADC
パッチ領域の位置を説明するための図、第52図はAD
Cのソフトウェア構成を示す図、第53図はADCのメ
インフローを示ず図、第54図はADCリクエスト処理
を説明するための図、第55図はクリーン面のADCセ
ンサー出力をサンプリングしてV CLEANを求めろ
場合のフローを示す図、第56図はパッチジェネレータ
のON10 F F制御のフ11−を示す図、第57図
は濃度ホタンに対する補正係数を示す図、第58図ばv
AD、ザンプリングフIコーを示ず図、第59図はAD
Cパッチ部の電位V。、。 と現像バイアス電圧の差VCONアが一定になるように
VRIASリモート値を計算・出力するフローを示す図
、第60図はパッチジェネレータリモート値を補正する
処理フローを示す図、第61図はヘルト−ヒに現像され
たADCパ・7ヂのトナー濃度を測定するV PATC
Hサンプリング処理のフローを示す図、第62図はAD
Cにおけるトナー士−タON時間のフィードバンクコン
トロール処理フローを示す図、第63図は工均画像濃度
とトナー濃度との関係を示す図、第64図は用紙サイズ
Gこよろディスペンスタイムテーブルを示す図、第65
図はトナーの色毎あるいは濃度毎の補正値テーブルを示
す図、第66図はオープンループコントロールの時のト
ナーモータON時間算出処理フローを示す図、第67図
は濃度、用紙サイズ、エリアカバレッジに対するトナー
消費量の関係を示す図、第68図はトナーモータのON
10 F F制御処理フローを示す図、第69図はPI
TC,H分割に対するADCパッチエリアとVDDPパ
ッチエリアを示す図、第70図は4PITCH分割にお
けるVDDPとADCサンプリング位置(条件)を示す
図、第71図は3PITCH!:おけろvDDPとAD
Cす・ンプリング位置(条件)を示す図、第72図は2
 P I T CHにおけろVDDPとADCサンプリ
ング位置(条件)を示す図、第73図はIPITCHの
場合のVDDPとADCサンプリング位置(条件)を示
す図、第74図はA D C/VDDPタイミングチャ
ートを示す図、第75図はAEとADCとの競合防止方
法を説明するための図である。 001・・・表面電位検出手段、002・・・トナー濃
度検出手段、003・・・光学系動作タイミング手段、
005・・・用紙サイズ検出手段、006・・・コピー
モード選択手段、007・・・演算処理制御手段、00
8・・・ディスベンスモーク、009・・・トナー色補
正値テーブル、010・・・濃度補正値テーブル、01
4−・・補助露光手段、015・・・現像手段、016
・・・トナー供給手段。 出  廓  人  富士ゼロックス株式会社代理人 弁
理士  蛭 川 昌 信(外4名)第22図 第24図 659    /19 第26図 驚、           7655 工h−fに−

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トナー濃度検出手段と、光学系動作タイミング検
    出手段と、各検出手段の検出信号が入力される演算処理
    制御手段と、演算処理制御手段により駆動制御される現
    像手段と、トナー供給手段とを備え、トナー濃度検出手
    段で検出したトナー像の濃度値と感光体クリーン面の濃
    度値とに基づきトナー供給手段を制御することを特徴と
    するADC機能を備えた記録装置。
  2. (2)検出信号が演算処理制御手段へ入力される表面電
    位検出手段と、演算処理制御手段により駆動制御され、
    基準トナー像現像電位部を形成する補助露光手段とを備
    えた請求項1記載のADC機能を備えた記録装置。
  3. (3)表面電位検出手段で検出した基準トナー像現像電
    位部の電位により現像バイアス電圧をコントロールする
    ことを特徴とする請求項2記載のADC機能を備えた記
    録装置。
  4. (4)基準トナー像現像電位部の電位と所定値との差が
    所定範囲を越えたとき、補助露光手段へのリモート電圧
    を補正する請求項2又は3記載のADC機能を備えた記
    録装置。
  5. (5)補助露光手段へのリモート電圧を濃度補正値テー
    ブルを参照して補正する請求項2〜4のうち何れか1項
    記載のADC機能を備えた記録装置。
  6. (6)感光体クリーン面の濃度は、スタートボタンが押
    された直後のみ検出する請求項2〜5記載のうち何れか
    1項記載のADC機能を備えた記録装置。
  7. (7)感光体クリーン面の濃度は、複数回のサンプリン
    グにより得られた値の平均値により求めて不揮発性メモ
    リに記憶させ、検出毎に記憶内容を更新する請求項2〜
    6のうち何れか1項記載のADC機能を備えた記録装置
  8. (8)現像バイアス電圧の制御は、基準トナー像現像電
    位部の電位と所定値との差が所定範囲を越えたときオー
    プンループで行われ、前記差が所定範囲内のときはフィ
    ードバックループで行う請求項2〜7のうち何れか1項
    記載のADC機能を備えた記録装置。
  9. (9)ADCによる現像バイアスの切り換えとAEによ
    る現像バイアスの切り換えとが同一のタイミングで行わ
    れる必要のあるときは、ADCの現像バイアスの切り換
    え終了後の所定の時間後にAEによる現像バイアスの切
    り換えを実施する請求項2〜8のうち何れか1項記載の
    ADC機能を備えた記録装置。
  10. (10)基準トナー像の濃度値と感光体クリーン面の濃
    度値とに基づくトナー供給手段の制御は、両者の比が所
    定範囲外のときオープンループで行い、両者の比が所定
    範囲内のときはフィードバックループで行う請求項2〜
    9のうち何れか1項記載のADC機能を備えた記録装置
  11. (11)オープンループ時は用紙サイズによりトナー供
    給手段の制御を行う請求項2〜10のうち何れか1項記
    載のADC機能を備えた記録装置。
  12. (12)基準トナー像の濃度検出は、インターイメージ
    部の濃度が安定した領域で行う請求項2〜11のうち何
    れか1項記載のADC機能を備えた記録装置。
  13. (13)トナー供給手段の制御は、用紙サイズに対する
    ディスペンスタイム補正値テーブル、トナー色補正値テ
    ーブル、濃度値補正値テーブルを参照して行う請求項2
    〜12のうち何れか1項記載のADC機能を備えた記録
    装置。
  14. (14)トナー供給手段の制御は、特別のサイズの用紙
    が選択された場合は、用紙の長辺と短辺とから算出した
    面積と単位面積当たりの基準ディスペンスタイム補正値
    とにより行う請求項2〜13のうち何れか1項記載のA
    DC機能を備えた記録装置。
  15. (15)トナー供給手段の制御は、メモリに記憶した前
    回の値にコピー動作毎に単位時間を加算し、加算値が所
    定値を越えたときにトナーモータをONすることにより
    行う請求項2〜14記載のADC機能を備えた記録装置
  16. (16)単位時間はフィードバックループ時は各テーブ
    ルを参照して行い、オープンループ時は用紙サイズを参
    照して行う請求項15記載のADC機能を備えた記録装
    置。
  17. (17)基準トナー像の形成は、連続コピー中において
    所定のコピーサイクルに1度の割合で行われる請求項2
    〜16のうち何れか1項記載のADC機能を備えた記録
    装置。
  18. (18)基準トナー像の形成位置を、感光体のピッチ分
    割数に応じてあらかじめ決めてある請求項2〜17のう
    ち何れか1項記載のADC機能を備えた記録装置。
  19. (19)コピー中においてもイメージに対応するトナー
    像が形成されないときは、基準トナー像の形成を行わな
    い請求項2〜18のうち何れか1項記載のADC機能を
    備えた記録装置。
  20. (20)イメージに対応するトナー像が形成されるか否
    かの検出は、キャリッジスキャン信号の有無、あるいは
    LDCリードエッジ信号の有無により行う請求項19記
    載のADC機能を備えた記録装置。
  21. (21)所定期間、基準トナー像の形成が行われないと
    きは、トナー供給手段の制御をオープンループで行うと
    共に、トナー供給手段の制御をオープンループで行って
    いるときに再びトナー像の形成が可能になったときはト
    ナー供給手段の制御をフィードバックループで行う請求
    項2〜20のうち何れか1項記載のADC機能を備えた
    記録装置。
  22. (22)モジュール間のデータ通知サービスを持つ請求
    項2〜21記載のADC機能を備えた記録装置。
  23. (23)複数モジュールが共に参照することができるデ
    ータ登録サービスを持つ請求項2〜22のうち何れか1
    項記載のADC機能を備えた記録装置。
  24. (24)記録装置のステートを分割し、ステートに応じ
    て実行するプログラムの範囲を制御する請求項2〜23
    のうち何れか1項記載のADC機能を備えた記録装置。
JP63103713A 1988-04-26 1988-04-26 Adc機能を備えた記録装置 Pending JPH01273065A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001075318A (ja) * 1999-09-06 2001-03-23 Seiko Epson Corp 画像形成装置における濃度調整方法および濃度調整装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6050550A (ja) * 1983-08-31 1985-03-20 Fuji Xerox Co Ltd 画像濃度制御方法及び装置
JPS6263966A (ja) * 1985-09-17 1987-03-20 Canon Inc 画像記録装置

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