JPH01241596A - 表示装置及び該表示装置を備えた記録装置 - Google Patents

表示装置及び該表示装置を備えた記録装置

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JPH01241596A
JPH01241596A JP63068378A JP6837888A JPH01241596A JP H01241596 A JPH01241596 A JP H01241596A JP 63068378 A JP63068378 A JP 63068378A JP 6837888 A JP6837888 A JP 6837888A JP H01241596 A JPH01241596 A JP H01241596A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ユーザインターフェースにディスプレイを使
用した複写機やファクシミリ装置、プリンタ等の画情報
の記録を行う記録装置に関し、特に、同一画面が連続し
て長時間表示されることによりディスプレイが焼付劣化
するのを防止するディスプレイの焼付防止表示方式に関
する。
〔従来の技術〕
近年、複写機等の記録装置では、コンピュータの導入に
より高度な制御技術、データ処理技術を駆使するように
なったため、利用できる機能も多様化しまたそのための
機能選択やR能実行の条件設定に多くの且つ種々の操作
が必要になる。オペレータにとっては、覚える操作の種
類が多く操作が煩雑になるため、操作手順の違い誤操作
が発生しやすくなる。そこで、できるだけオペレータの
操作を容易にするため、コンソールパネルが採用されて
いる。コンソールパネルは、操作選択のための各種キー
スイッチや、テンキー等の操作手段が設けられ、さらに
キー繰作による選択、設定状態、操作案内のメツセージ
を表示する表示ランプや表示器が設けられる。
従来のユーザインターフェースは、キーやLED、液晶
表示器を配置したコンソールパネルが主流を占め、例え
ばバックリフトタイプやメツセージ表示付きのもの等が
ある。バックリフトタイプのコンソールパネルは、予め
所定の位置に固定メツセージが配置された表示板を背後
からランプ等で選択的に照明することによって、その部
分を読めるようにしたものであり、メツセージ表示付き
のコンソールパネルは、例えば液晶表示素子から構成さ
れ、表示面積を大きくすることなく様々なメツセージを
随時表示するようにしたものである。
これらのコンソールパネルにおいて、そのいずれを採用
するかは、複写機のシステム構成の複雑さや操作性等を
考慮して複写機毎に決定されている。
第44図は複写機に採用されるコンソールパネルの一例
を示す図であり、本出願人が既に別途提案(例えば特願
昭62−278653号〜特願昭62−278655号
)しているものである。
このコンソールパネル701には、その上部にメニュー
表示板702が配置されており、それぞれのパネル部分
(703〜708)の内容が文字で表示されている。
このうちソーター用パネル703には、1つのスイッチ
709と2つの表示ランプ710が配置されており、ソ
ーターが接続された場合におけるソーティングのモード
(スタックモードと1合モード)を選択することができ
るようになっている。
機能選択用パネル704には、画像の編築、または修正
・511 認を行うためのスイッチ711、ジョブメモ
リに記憶させるためのスイッチ712、ページ速写機能
やわく消し機能、とじしろ機能その他いろいろな複写形
態をとるためのスイッチ713及び両面コピーをとるた
めのスイッチ714と、これらのスイッチの選択の有無
を表示するための表示ランプ715が配置されている。
単色カラー強調用パネルTO5には、その−容土にカラ
ー現像剤の種類(色)を示す表示ランプ715が4個配
置され、残りの部分には、4つのスイッチ716〜71
9とこれらのスイッチ716〜719のいずれが設定さ
れたかの表示を行うための表示ランプ710が配置され
ている。これらは、マーキングカラースイッチ716、
部分カラー変換スイッチ717、速写カラー合成スイッ
チ718、単色カラースイッチ719である。
コピーa度パネル706には、5段階のコピー濃度のい
ずれが選択されたかを示す表示ランプ710と、これら
のコピー濃度の1つを選択するためのシフトキー720
.721が配置されている。
上側のシフトキー720が押されるとコピー濃度が薄く
なる方向、下側のシフトキー721が押されるとコピー
濃度が濃くなる方向でそれぞれ濃度設定が行われ、例え
ば16段階に調整できるようになってい条、コピー濃度
パネル706の下には自動濃度調整スイッチ723が配
置され、その操作により自動濃度表示ランプ722が点
灯して自動濃度調整モードとなる。
倍率・用紙選択用パネル707には、その左側に倍率の
設定および表示を行う部分が配置されており、右側に用
紙の選択を行う部分が配置されている0倍率の設定およ
び表示を行う部分には、任意倍率を設定するシフトキー
724.725及び倍率表示部723が配置され、その
隣には、予め定められた固定倍率の選択を行う固定倍率
キー726とその倍率表示Fi727と表示ランプ71
0が配置されている。コピー用紙の選択を行う部分には
、用紙サイズあるいは用紙の種類を表示した8種類の表
示板728と、これらのうちの1つを選択するためのジ
フトキー729.730が配置されている。また、8種
類の表示Fi728の左隣りには、いずれの用紙サイズ
あるいは用紙が選択されたかを示す表示ランプ710が
配置されている。さらに、倍率・用紙選択用パネル70
7の下方には、予めセットされた倍率と用紙サイズの組
み合わせを選択する自動用紙/倍率選択スイッチ731
が配置されている。
倍率・用紙選択用パネル707の右側に泣面する表示パ
ネル708には、この複写機の図柄732と液晶表示部
733とが配置されている。図柄732は、供給トレイ
の選択状態や祇づまりの生じた場所等をランプの点灯で
表示し、液晶表示部733は、漢字を含んだ文章により
種々のメツセージを表示し、機能の選択や実行条件の設
定を行う。
さろに、表示パネル708の下方にも、種々のキーまた
はボタンが配置されている。これらは、複写機を基本状
態すなわち優先モードに戻すためのオールクリアボタン
734、コピー枚数をセットしたり、複写機の診断を行
う際の診断内容の特定等を行うための数値入力に用いる
テンキー735、連続コピーを行っているときで、他の
R2、コピーをとる必要があるときに使用される割り込
みボタン736、コピー作業を途中で停止するときや、
コピー枚数の設定時やソータのビンの設定時のクリアボ
タンとして使用するストップクリアボタン737、コピ
ー作業を開始させるためのスタートボタン738、液晶
表示部733に表示されたメツセージに対してカーソル
を動かすための選択キー739、カーソルで措定された
場所に設定するための設定キー740等である。
以上説明したコンソールパネルは、例えば用紙の選択や
コピー濃度の設定といった基本操作のエリアと、例えば
機能選択や単色カラー強調といった応用操作のエリアを
分離した配置となっている。
これに加えて液晶表示部733に漢字カナ混じり文を表
示して応用操作の補助を行うことで、パネル操作におけ
る間違いの発生を可能な限り低下させるよう工夫してい
る。
複写機の場合には、本体マシンに各種の機能を備えたも
の、付加装置としてソータや自動原稿送り装置、用紙ト
レイ、ICカード装置等の装備されたもの等その組み合
わせが非常に多くなる。当然、これらの組み合わせに応
じて利用可能な機能モ異なるので、コンソールパネルに
配置される機能選択のためのスイッチの数や操作に伴う
装置内での処理も異なり、また、それに対応して表示ラ
ンプや表示器の配置や数も異なってくる。そのため、コ
ンソールパネルは、複写機の規模によってスイッチ類や
表示器類の配置、サイズを決定し設計がなされている。
〔発明が解決しようとするi!!!題)複写機等の記録
装置は、オフィスにとってなくてはならない機器となっ
ているが、事務スペースのコストが高騰している状況に
あって、事務スペースを効率的に利用するため、複写機
等の記録装置もコンパクト化し専有面積を小さくするこ
とが強く要請される。また、複写機等において、その利
用度の高まりと共に、ユーザの要求も多様化し高性能、
多機能化の傾向が強くなる。しかし、複写機等を多機能
化しさらにコンパクト化しようとする場合、特にコンソ
ールパネルは多機能化とコンパクト化が相反するため、
コンソールパネルからコンパクト化に限界が生じるとい
う問題がある。
すなわち、コンソールパネルでは、機能が多くなるに伴
って表示内容や摂作内容も増え、配置すぺきキー等の数
が多くなりまた表示器の数やサイズも大きくなるためス
ペースも多く必要となる。そこで、スペースを制限する
と表示手段や操作手段の配置密度等が高(なり、表示内
容が煩雑になると共に艮作も複雑になるという問題が生
じる。
そこで、本出願人は、ユーザインターフェースにディス
プレイを用い、装置全体をコンパクトにでき見易く且つ
原作性のよくした記録装置を別途提案している。しかし
、一般に複写機の場合には、電源を入れたまま何時でも
使用できるように待機状!(予熱モード)等が設定され
、この状態で長時間にわたり放置されたり、また、操作
の途中やジャム等による異常状態発生によるコピー動作
の中断で放置される場合もある。従って、このような複
写機のユーザインターフェースにディスプレイを使用す
ると、ディスプレイでその時々の状態や機能選択等の情
報表示を行うため、待機状態や或いは故障等による中断
状態では、特定の画面が表示されたまま長時間が経過す
ることになる。このような状況では、画面の焼付という
現象が発生し、電源を切って非゛表示状態にしても前の
表示内容が薄く画面に残り、表示品質を低下させると共
にディスプレイの寿命を縮めるという問題がある。
本発明は、上記の問題点を解決するものであって、ディ
スプレイの焼付を防止し、表示品質の低下を防止したデ
ィスプレイの焼付防止表示方式を提供することを目的と
するものである。
〔課題を解決するための手段〕
そのために本発明のディスプレイの焼付防止表示方式は
、ユーザインターフェースO1にディスプレイ02を使
用して複数の画面を切り換え表示し機能選択や実行条件
を入力設定する記録装置において、例えば画面が制御さ
れる毎にタイマー03を起動し、所定の時間経過しても
キーボード04からの入力がない等所定時間以上連続し
て表示内容の変化がなく同一画面が表示されていること
を条件に画面05を所定の時間間隔で表示位置が移動す
る画面(焼付防止画面)に切り換えることを特徴とする
ものである。焼付防止画面は、通常の表示画面とは別に
専用の画面を設定し、キーボード04の丘作により選択
表示可能にし、その表示解除により元の画面を復帰させ
るようにしてもよいし、また、所定時間以上連続して同
一両面が表示された場合には、その画面の表示位置を定
期的に移動させるようにしてもよい。
〔作用〕
本発明のディスプレイの焼付防止表示方式では、所定時
間以上連続して表示内容の変化がなく同一画面が表示さ
れると、所定の時間間隔で表示位置が移動する焼付防止
画面を表示するので、装置が操作途中で放置されたり、
異常状態のメンセージを表示したまま放置された場合に
も、長時間にわたり画面が固定されることがないので、
焼付を防止できる。また、待機状態にも焼付防止画面を
表示することによって遠くからでも装置が待機状態であ
ることをオペレータに知らせることができる。
〔実施例〕
凡人 この実施例では、複写機を記録装置の一例として説明す
る。説明に先立って、本実施例の説明についての目次を
示す、なお、以下の説明において、(1)〜(II)は
、本発明が適用される複写機の全体構成の概要を説明す
る項であって、その構成の中で本発明の詳細な説明する
項が(III)である。
(1)装置の概要 (1−1)装置構成 (1−2)システムの機能・特徴 (1−3)システム構成 (1−4)シリアル通信方式 (T−5)状態遷移と動作シーケンス (■)具体的な各部の構成 (11−1)光学系 (II−2”)ベルト廻り (fl−3)用紙搬送系 (I[−4)原稿自動送り装置 (II−5)ソータ (l[I)ユーザインターフェース(U/I)(I[[
−1)ユーザインターフェースにディスプレイを用いる
メリットと工夫 (Iff−2)表示画面の構成 (Iff−3)キー/LEDボード (III−4)ユーザインターフェースの制御システム
構成 (I[[−5)ディスプレイの焼付防止表示1土Y装ヱ
二A里 (I−1)装置構成 第2図は本発明が適用される複写機の全体構成の1例を
示す図である。
本発明が適用される複写機は、ベースマシン1に対して
幾つかの付加装置が装備可能になったものであり、基本
構成となるベースマシンlは、上面に原稿をi3!iす
るプラテンガラス2が配置され、その下方に光学系3、
マーキング系5の各装置が配置されている。他方、ベー
スマシン1には、上段トレイ6−1、中段トレイ6−2
、下段トレイ6−3が取り付けられ、これら各給紙トレ
イは全て前面に引き出せるようになっており、原作性の
向上と複写機の配置スペースの節約が図られると共に、
ベースマシンlに対して出っ張らないスッキリとしたデ
ザインの複写機が実現されている。
また、給紙トレイ内の用紙を搬送するための用紙搬送系
7には、インバータ9.10およびデユープレックスト
レイ11が配置されている。さらに、ベースマシンl上
には、CRTディスプレイからなるユーザインターフェ
イス12が取付けられると共に、プラテンガラス2の上
にDADF (デューブレックスオートドキュメントフ
ィーダ二自動両面原稿送り装置)13が取り付けられる
。また、ユーザインターフェース12は、スタンドタイ
プであり、その下側にカード装置が取り付は可能となっ
ている。
次に、ベースマシン1の付加装置を挙げる。DADF1
3の代わりにRDH(リサイクルドキュメントハンドラ
ー:原稿を元のフィード状態に戻し原稿送りを自動的に
繰り返す装置)15或いは通常のADF (オートドキ
ュメントフィーダ:自動原稿送り装置)、エディタパッ
ド(座標入力装置)付プラテン、プラテンカバーのいず
れかを取付けることも可能である。また、用紙搬送系7
の供給側には、MSI(マルチシートインサータ:手差
しトレイ)16およびHCF (ハイキャパシティフィ
ーダ:大容量トレイ)17を取付けることが可能であり
、用紙搬送系7の排出側には、1台ないし複数台のソー
タ19が配設可能である。
なお、DADF 13を配置した場合には、シンプルキ
ャッチトレイ20或いはソータ19が取付可能であり、
また、RDH15を取付けた場合には、コピーされた1
tlll&[Iを交互に重ねてゆくオフセットキャッチ
トレイ21、コピーされた1組1組をステープルでとめ
るフィニッシャ22が取付可能であり、さらに、紙折機
能を有するフォールダ23が取付可能である。
(1−2)システムの機能・特徴 (A)機能 本発明は、ユーザのニーズに対応した多種多彩な機能を
備えつつ複写業務の入口から出口までを全自動化すると
共に、上記ユーザインターフェイス12においては、l
I能の選択、実行条件の選択およびその他のメニュー等
の表示をCRTディスプレイで行い、誰もが節単に原作
できることを大きな特徴としている。
その主要な機能として、CRTディスプレイ上で表示画
面を切換えることにより、基本コピー、応用コピーおよ
び専門コピーの各モードに類別して、それぞれのモード
で機能選択や実行条件の設定等のメニューを表示すると
共に、キー入力により画面のカスケードを移動させて機
能を選択指定したり、実行条件データを入力可能にして
いる。
本発明が適用される複写機の機能としては、主要機能、
自動機能、付加機能、表示機能、ダイアグ機能等がある
主要機能では、用紙サイズがA6〜A2.86〜B3ま
での定形は勿論、定形外で使用でき、先に説明したよう
に3段の内蔵トレイを有している。
また、7段階の固定倍率と1%刻みの任意倍率調整及び
99%〜101%の間で0.15%刻みのv&調整がで
きる。さらに、固定7段階及び写真モードでの濃度選択
機能、両面機能、1 mm−16mmの範囲での左右単
独とじ代設定機能、ピリング機能等がある。
自動機能では、自動的に原稿サイズに合わせて行う用紙
選択、用紙指定状態で行う倍率選択、濃度コントロール
、パワーオン後のフユーザレディで行うスタート、コピ
ーが終了して一定時間後に行うクリアとパワーセーブ等
のIa能がある。
付加機能では、合成コピー、削り込み、予熱モード、設
定枚数のクリア、オートモードへのオールクリア、機能
を説明するインフォメーシヨン、ICカードを使用する
ためのPキー、設定枚数を制限するマキシマムロック原
稿戻しやDADFを使用するフルジップリカバリー、ジ
ャム部以外の用紙を排紙するパージ、ぶちけしなしの全
面コピー、原稿の部分コピーや部分削除を行うエディタ
、1個ずつジップを呼び出し処理するジョブプログラム
、白紙をコピーの間に1枚ずつ挿入する合紙、ブックも
のに利用する中消し/枠消し等がある。
表示機能では、CRTディスプレイ等を用い、ジャム表
示、用紙残量表示、トナー残量表示、回収トナー満杯表
示、フユーザが温まるの待ち時間表示、機能選択矛盾や
マシンの状態に関する情報をオペレータに提供するメツ
セージ表示等の機能がある。
また、ダイアグ機能として、NVRAMの初期化、入力
チェツク、出力チェフク、ジャム回数や用紙フィード枚
数等のヒスドリフアイル、マーキングや感材ベルトまわ
りのプロセスコードに用いる初期値の合わせ込み、レジ
ゲートオンタイミングの調整、コンフィギユレーション
の設定等の機能がある。
さらには、オプシヨンとして、先番こ説明したようなM
SI、HCF、セカンドデベのカラー(赤、青、緑、茶
)、エディター等が適宜装備可能になっている。
(B)特徴 上記機能を備える本発明のシステム全体として下記の特
徴を有している。
(イ)省電力化の達成 1.5kVAでハイスピード、高性能の複写機を実現し
ている。そのため、各動作モードにおける1、5kVA
実現のためのコントロール方式を決定し、また、目標値
を設定するための機能別電力配分を決定している。また
、エネルギー伝達経路の確定のためのエネルギー系統表
の作成、エネルギー系統による管理、検証を行うように
している。
(ロ)低コスト化 高額部品を内製化し技術改善および標準化を図ると共に
、画材ライフのハード側からの改善、トナー消費の低減
により画材費の低減化を図っている。
(ハ)信鯨性の向上 部品故障の低減及び長寿命化を図り、各パラメータのイ
ン/アウト条件を明確化し、設計不具合の(Ilt N
 化し、100 kCVノーメンシナンスの実現を図っ
ている。
(ニ)高画質の達成 本装置においてはトナー粒子にフェライトからなるマイ
クロキャリアを使用して精細にし、また反発磁界により
現像する方式を採用している。また怒光体としては有機
感材を何層にも塗って形成した高感度汎色有機感材ベル
トを採用し、さらにセントポイントを駆使したビクトリ
アルモードにより中間調を表現できるようにしている。
これらのことによりジェネレーション・コピーの改善、
黒点低減化を図り、従来にない高画質を達成している。
(ホ)操作性の改善 原稿をセットしコピー枚数を入力するだけでスタートキ
ーの操作により所定のモードでコピーを実行する全自動
モードを有すると共に、基本コピー、応用コピー、専門
コピーに分割した画面によるコピーモードの設定を含め
、多様なモード設定をユーザの要求に応じて選択できる
ようにしている。これらのユーザインターフェースは、
CRTディスプレイとその周囲に画面と対応して配置し
た少数のキー及びLEDにより行い、見易い表示メニエ
ーと節単な操作でモード設定を可能にしている。また、
不運発性メモリやICカードにコピーモードやその実行
条件等を予め記憶しておくことにより、所定の操作の自
動化を可能にしている。
(C)差別化の例 本発明が適用される複写機は、ICカードに格納された
プログラムにより複写機の機能を左右することができる
。従って、ICカードに格納されるプログラムをカード
単位で変化させることで、複写機の使用に対する差別化
が可能になる。これについて、分かり易い例を幾つか挙
げて説明する。
第1の例として、雑居ビルに複数の会社が共同使用する
複写機が備えられていたり、一つの会社内や工場内であ
っても異なった部門間で共同使用する複写機が備えられ
ている場合を説明する。後者の共同使用は、予算管理上
で必要となるものであり、従来ではコピーライザ等の機
器を用いて各部門の使用管理を行っていた。
この複写機は、第2図で示したベースマシンlにICカ
ード装置、DADF 13、ソータ19、ユーザインタ
ーフェース12、供給)レイ(6−1〜6−3)、およ
びデユープレックストレイ11を備えた比較的高度なシ
ステム構成の複写機であるとする、共同使用者の中には
、DADF 13やソータ19を必要とする人あるいは
部門もあれば、なんら付加装置を必要としない大または
部門もある。
これら使用態様の異なる複数の大または部門が複写機の
費用負担を各自のコピーボリュームからだけで決定しよ
うとすれば、低ボリュームのコピーしかとらない大また
は部門は、各種付加装置が装備された複写機の導入に反
対してしまい、複写機を高度に使用しようとする大また
は部門との間の調整が困難となってしまう。
このような場合には、各人または各部門の使用態様に応
じたICカードを用意しておき、高度な機能を望む人あ
るいは部門はど基本的な費用を多く負担すると共に、多
くの機能を活用することができるようにしておけばよい
。例えば最も高度なICカードの所有者は、そのICカ
ードをICカード装置にセットした状態で複写機を動作
させることにより、DADF 13、ソータ19、供給
トレイ(6−I〜6−3)およびデエープレックストレ
イ11を自在に使用することができ、事務効率も向上さ
せることができる。これに対してコピー用紙のソーティ
ングを必要としない人は、ソーティングについてのプロ
グラムを欠くICカードをセットして、キャッチトレイ
20のみを使用することで経費を節減することができる
第2の例として、コピー業者がICカードでセルフコピ
ーサービス店を営む場合を説明する。
店の中には、複数台の複写機が配置されており、それぞ
れにICカード装置i!22が取りつけられている0客
はサービス態様に応じたICカードを請求し、これを自
分の希望する複写機にセットしてセルフサービスでコピ
ーをとる。複写機に不慣れな客は、操作説明の表示機能
をプログラムとして備えたICカードを請求し、これを
セットすることでUl 12に各種原作情報の表示を可
能とし、コピー作業を間違いなく実行することができる
DADF13の使用の可否や、多色記録の実行の可否等
も貸与するICカードによって決定することができ、ま
た使用機種の制限も可能となって料金にあった客の管理
が可能になる。更にコピー枚数や使用したコピー用紙の
サイズ等のコピー作業の実態をICカードに1き込むこ
とができるので、料金の請求が容易になり、常連客に対
するコピー料金の割り引き等の細かなサービスも可能に
なる。
第3の例として、特定ユーザ向けのプログラムを格納し
たICカードを用いたサービスについて説明する。例え
ば特許事務所では写真製版により縮小された特許公報類
を検討するときに原寸と同一のコピーをとる必要から2
00%という比較的大きな拡大率でコピーをとる仕事が
ある。また官庁に提出する図面を作成する際に、その要
請に応えるために元の図面を小亥号みに縮小あるいは拡
大する作業が行われる。また、市役所あるいは区役所等
の住民票のコピーを行う部門では、請求の対象外となる
人に関する記載箇所や個人のプライバシを保護するため
に秘密にすべき箇所の画情報を削除するようにして謄本
や抄本を作成する。
このように使用者(ユーザ)によっては、複写機を特殊
な使用態様で利用する要求がある。このような要求にす
べて満足するように複写機の機能ヲ設定すると、コンツ
ールパネルが複雑となり、また複写機内部のROMが大
型化してしまう。そこで特定ユーザ別にICカードを用
意し、これをセットさせることでそのユーザに最も適す
る機能を持った複写機を実現することができる。
例えば特許事務所の例では、専用のICカードを購入す
ることで、固定倍率として通常の数種類の縮倍率の他に
200%の縮倍率を簡単に選択できるようになる。また
微調整を必要とする範囲で例えば1%刻みで縮倍率を設
定することができるようになる。更に住民票の発行部門
では、テンキー等のキーを操作することによって液晶表
示部等のディスプレイに住民票の種類や削除すべき欄や
項目をI指示することができるようになり、この後スタ
ートボタンを押すことでオリジナルの所望の範囲のみが
コピーされたり、必要な部分のみが編集されて記録され
るようになる。
(J−3)複写機の電気系制御システムの構成第3図は
本発明が適用される複写機のサブシステムの構成を示す
図、第4図はCPUによるハード構成を示す図である。
本発明が通用される複写機のシステムは、第3図に示す
ようにメイン基板31上のSQMGRサブンステム32
、CHMサブシステム33.1MMサブシステム34、
マーキングサブシステム35からなる4つのサブシステ
ムと、その周りのU/Iサブシステム36、INPUT
サブシステム37、OUT P UTサブシステム38
、OPTサブシステム39、IELサブシステム40か
らなる5つのサブシステムとによる9つのサブシステム
で構成している。そして、SQMGRサブシステム32
に対して、CHMサブシステム33及び1MMサブシス
テム34は、SQMGRサブシステム32と共に第4図
に示すメインCPU41下にあるソフトウェアで実行さ
れているので、通信が不要なサブシステム間インターフ
ェース(実線表示)で接続されている。しかし、その他
のサブシステムは、メインCPU41とは別個のCPU
下のソフトウェアで実行されているので、シリアル通信
インターフェース(点線表示)で接続されている。次に
これらのサブシステムを節単に説明する。
SQMGRサブシステム32は、U/Tサブシステム3
6からコピーモードの設定情報を受信し、効率よくコピ
ー作業が実施できるように各サブシステム間の同期をと
りながら、各サブシステムに作業指示を発行すると共に
、各サブシステムの状態を常時監視し、異常発生時には
速やかな状況判断処理を行うシーケンスマネージャーで
ある。
CHMサブシステム33は、用紙収納トレイやデユーブ
レックストレイ、手差しトレイの制御、コピー用紙のフ
ィード制御、コピー用紙のパージ動作の制御を行うサブ
システムである。
1MMサブシステム34は、感材ベルト上のパネル分割
、感材ベルトの走行/停止の制御、メインモータの制御
その他感材ベルト周りの制御を行うサブシステムである
マーキングサブシステム35は、コロトロンや露光ラン
プ、現像機、感材ベルトの電位、トナー濃度の制御を行
うサブシステムである。
U/Iサブシステム36は、ユーザインターフェースの
全ての制御、マシンの状態表示、コピーモード決定等の
ジョブ管理、ジョブリカバリーを行うサブシステムであ
る。
INPUTサブシステム37は、原稿の自動送り(DA
DF)や原稿の半自動送り(SAI)F)、大型サイズ
(A2)の原稿送り(LDC)、コンピュータフオーム
原稿の送り(CFF)、原稿の2枚自動送り(2−UP
)の制御、原稿の繰り返し自動送り(RDH)の制御、
原稿サイズの検知を行うサブシステムである。
0UTPUTサブシステム37は、ソーターやフィニッ
シャ−を制御し、コピーをソーティングやスタッキング
、ノンソーティングの各モードにより出力したり、綴じ
込み出力するサブシステムである。
○PTサブシステム39は、原稿露光時のスキャン、レ
ンズ移動、シャッター、PrS/N0N−prsの制御
を行い、また、LDCモード時のキャリッジ移動を行う
サブシステムである。
置サブシステム40は、感材ベルト上の不要像の消し込
み、像に対する先端・後端の消し込み、編集モードに応
じた像の消し込みを行うサブシステムである。
上記システムは、第4図に示す7個のCPUを核として
構成され、ペースマシン1とこれを取り巻く付加装置等
の組み合わせに柔軟に対応することを可能にしている。
ここで、メインCPU41が、ベースマシンlのメイン
基板上にあってSQMGRサブシステム32、CIT 
Mサブシステム33.1MMサブシステム34のソフト
を含み、シリアルバス53を介して各CPU42〜47
と接続される。これらのCPO42〜47は、第3図に
示すシリアル通信インターフェースで接続された各サブ
システムと1対1で対応している。シリアル通信は、1
00m5ecを1通信サイクルとして所定のタイミング
に従ってメインCPU41と他の各CPU42〜47と
の間で行われる。そのため、機構的に厳密なタイミング
が要求され、シリアル通信のタイミングに合わせること
ができない信号については、それぞれのCPUに割り込
みボー)(INT端子信号)が設けられシリアルバス5
3とは別のホットラインにより割り込み処理される。す
なわち、例えば64cpm(A4LEF)、309mm
/secのプロセススピードでコヒー動作をさせ、レジ
ゲートのコントロール精度等を±1mmに設定すると、
上記の如き100m5 e cの通信サイクルでは処理
できないジョブが発生する。このようなジップの実行を
保証するためにホットラインが必要となる。
従って、この複写機では、各種の付加装置を取りつける
ことができるのに対応して、ソフトウェアについてもこ
れら各付加装置に対応したシステム構成を採用すること
ができるようになっている。
このような構成を採用した理由の1つは、(i)これら
の付加装置すべての動作制御プログラムを仮にベースマ
シン1に用意させるとすれば、このために必要とするメ
モリの容量が膨大になってしまうことによる。また、(
ii)将来新しい付加装置を開発したり、現在の付加装
置の改良を行っり場合に、ベースマシン1内のROM(
リード・オンリ・メモリ)の交換や増設を行うことなく
、これらの付加装置を活用することができるようにする
ためである。
このため、ベースマシン1には、複写機の基本部分を8
mするための基本記憶領域と、ICカードから本発明の
機能情報と共に取り込まれたプログラムを記憶する付加
記憶領域が存在する。付加記憶領域には、DADF 1
3の制御プログラム、ユーザインターフェース12の制
御プログラム等の各種プログラムが格納されるようにな
っている。
そして、ベースマシンlに所定の付加装置を取りつけた
状態でICカードをICカード装置22にセットすると
、ユーザインターフェース12を通してコピー作業に必
要なプログラムが読み出され、付加記憶装置にロードさ
れるようになっている。
このロードされたプログラムは、基本記憶領域に書き込
まれたプログラムと共働して、あるいはこのプログラム
に対して優先的な地位をもってコピー作業の制御を行う
、ここで使用されるメモリは電池によってバックアップ
されたランダム・アクセス・メモリから構成される不揮
発性メモリである。もちろん、ICカード、磁気カード
、フロッピーディスク等の他の記憶媒体も不揮発性メモ
リとして使用することができる。この複写機ではオペレ
ータによる操作の負担を軽減するために、画像の濃度や
倍率の設定等をプリセットすることかできるようになっ
ており、このプリセットされた値を不揮発性メモリに記
憶するようになっている。
(T−4)シリアル通信方式 第5図はシリアル通信の転送データ構成と伝送タイミン
グを示す図、第6図は1通信サイクルにおける相互の通
信間隔を示すタイムシヤードである。
メインCPU41と各CPU(42〜47)との間で行
われるシリアル通信では、それぞれ第5図(a)に示す
ようなデータ量が割り当てられる。同図(a)において
、例えばユーザインターフェースの場合にはメインCP
U41からの送信データTXが7バイト、受信データR
Xが15バイトであり、そして、次のスレーブすなわち
オプティカルCPU45に対する送信タイミングtム 
(同図(C))が26m5であることを示している。こ
の例によると、総通信量は86バイトとなり、9600
8PSの通信速度では約100mSの周期となる。そし
て、データ長は、同図(ロ)に示すようにヘングー、コ
マンド、そしてデータから構成している。同図(a)に
よる最大データ長による送受信を対象とすると、全体の
通信サイクルは、第6図に示すようになる。ここでは、
96008PSの通信速度から、1バイトの送信に要す
る時間を1.2mSとし、スレーブが受信終了してから
送信を開始するまでの時間を1mSとし、その結果、1
00m5を1通信サイクルとしている。
(1−5)ステート分割 第7図はメインシステムのステート分割を示す図である
ステート分割はパワーONからコピー動作、及びコピー
動作終了後の状態をいべつかに分割してそれぞれのステ
ートで行うジップを決めておき、各ステートでのジョブ
を全て終了しなければ次のステートに移行しないように
してコントロールの能率と正確さを期するようにするた
めのもので、各ステートに対応してフラグを決めておき
、各サブシステムはこのフラグを参照することによりメ
インシステムがどのステートにいるか分かり、自分が何
をすべきか判断する。また各サブシステムもステート分
割されていてそれぞれ各ステートに対応して同様にフラ
グを決めており、メインシステムはこのフラグを参照し
て各サブシステムのステートを把握し管理している。
先ず、パワーオンするとプロセッサーイニシャライズの
状態になり、ダイアグモードかユーザーモード(コピー
モード)かが判断される。ダイアグモードはサービスマ
ンが修理用等に使用するモードで、NVMに設定された
条件に基づいて種々の試験を行う。
ユーザーモードにおけるイニシャライズ状態においては
NVMの内容により初期設定を行う0例えば、キャリッ
ジをホームの位置、レンズを倍率100%の位置にセッ
トしたり、また各サブシステムにイニシャライズの指令
を行う。イニシャライズが終了するとスタンバイに遷移
する。
スタンバイは全てのサブシステムが初期設定を終了し、
スタートボタンが押されるまでのステートであり、全自
動画面で「おまちください」の表示を行う、そしてコル
ッランプを点灯して所定時間フユーザ−空回転を行い、
フユーザ−が所定のコントロール温度に達するとU/I
がメツセージで「コピーできます」を表示する。このス
タンバイ状態は、パワーON1回目では数10秒程度の
時間である。
セットアツプはスタートボタンか押されて起動がかけら
れたコピーの前準備状態であり、メインモータ、ソータ
ーモータが駆動され、感材ベルトのV IIIP等の定
数の合わせ込みを行う、またADFモータがONL、1
枚目の原稿送り出しがスタートし、1枚目の原稿がレジ
ゲートに到達して原稿サイズが検知されてAPMSモー
ドではトレイ、倍率の決定がなされ、ADF原稿がプラ
テンに敷き込まれる。そして、ADF2枚目の原稿がレ
ジゲートまで送り出され、サイクルアップに遷移する。
サイクルアップはベルトを幾つかのピッチに分割してパ
ネル管理を行い、最初のパネルがゲットパークポイント
へくるまでのステートである。即ち、コピーモードに応
じてピッチを決定し、オプチカル・サブシステムに倍率
を知らせてレンズ移動を行わせる。そして、CHMサブ
システム、1MMサブシステムにコピーモードを通知し
、倍率セットが認識されると、倍率と用紙サイズにより
スキャン長が決定されてオプチカル・サブシステムに知
らせる。そして、マーキング・サブシステムにコピーモ
ードを通知し、マーキング・サブシステムの立ち上げが
終了すると、1MMサブシステムでピッチによって決ま
るパネルL/Eをチエツクし、最初のコピーパネルが見
つかり、ゲットパークポイントに到達するとゲットパー
クレディとなってサイクルに入る。
サイクルはコピー動作中の状態で、ADC(Auto+
5atic   Density   Controり
  、 AE  (Autosarc  Exposu
re ) 、DD Pコントロール等を行いながらコピ
ー動作を繰り返し行う、そしてR/L−カウント枚数に
なると原稿交換を行い、これを所定原稿枚数だけ行うと
コインシデンス信号が出てサイクルダウンに入る。
サイクルダウンは、キャリッジスキャン、用紙フィード
等を終了し、コピー動作の後始末を行うステートであり
各コロトロン、現像機等をOFFし、最後に使用したパ
ネルの次のパネルがストップパーク位置に停止するよう
にパネル管理して特定のパネルだけが使用されて疲労を
生じないようにする。
このサイクルダウンからは通常スタンバイに戻るが、プ
ラテンモードでコピーしていた場合に再度スタートキー
を押すリスタートの場合にはセットアンプに戻る。また
セットアツプ、サイクルアップからでもジャム発生等の
サイクルダウン要因が発生するとサイクルダウンに遷移
する。
パージはジャムが発生した場合のステートで原因ジャム
用紙を取り除くと他の用紙は自動的に排出される0通常
、ジャムが発生するとどのようなステートからでもサイ
クルダウン→スタンバイ→パージと遷移する。そしてパ
ージエンドによりスタンバイまたはセットアツプに遷移
するが、再度ジャムが発生するとサイクルダウンへ遷移
する。
ベルトダウンはクツキングポイントよりトレイ側でジャ
ムが発生したような場合に生じ、ベルトクラッチを切る
ことによりベルト駆動が停止される状態で、ベルトより
先の用紙は排出することができる。
ハードダウンはインターロックが開けられて危険な状態
になったり、マシーンクロックフェイルが発生して制御
不能になったような状態で、24vT4源供給が遮断さ
れる。
そして、これらベルトダウン、ハードダウン要因が除去
されるとスタンバイに遷移する。
(If−1)光学系 第8図(a)は光学系の概略側面図、第8図(b)は平
面図、(c)は(b)のX−X方向側面図である。
本実施例の走査露光袋W13は、像を感材ベルト4の移
動速度よりも速い速度で感材上に露光するPIS(ブリ
セラシラン・イメージング・システム)方式を採用する
と共に、第2走査系Bを固定し、第1走査系Aを独立し
て移動可能にする方式を採用している。すなわち、第1
走査系Aは、露光ランプ102および第1ミラー103
を有する第1キヤリツジ101と、第2ミラー106お
よび第3ミラー107を有する第2キヤリツジ105か
ら構成され、プラテンガラス2上にIIIされた原稿を
走査する。一方、第2走査系Bは、第4ミラー110お
よび第5ミラー111を有する第3キヤリツジ109と
、第6ミラー113を有する第4キヤリツジ112から
構成されている。また、第3ミラー107と第4ミラー
11(lの光軸上にはレンズ10Bが配置され、倍率に
応じてレンズモータにより移動されるが、走査露光中は
固定される。
これら第1走査系Aおよび第2走査系Bは、直流サーボ
モータであるキャリッジモータ114により駆動される
。キャリッジモータ114の出力軸115の両側に伝達
軸116.117が配設され、出力軸115に固定され
たタイミングプーリ115aと伝達軸116.117に
固定されたタイミングプーリ116a、117a間にタ
イミングベル)119a、119bが張設されている。
また、伝達軸116にはキャプスタンプーリ116bが
固定されこれに対向して配置される従動ローラ120a
、120b間には、第1のワイヤーケーブル121aが
たすき状に張設され、該ワイヤーケーブル121aには
、前記第1キヤリツジ101が固定されると共に、ワイ
ヤーケーブル121aは、第2キヤリツジ105に設け
られた減速プーリ122aに巻回されており、キャリッ
ジモータ114を図示矢印方向に回転させた場合には、
第1キヤリツジ101が速度■1で図示矢印方向に移動
すると共に、第2キヤリツジ105が速度V、/2で同
方向に移動するようにしている。
また、伝達軸117に固定されたタイミングブー+J1
17bとこれに対向して配置される伝達軸123のタイ
ミングプーリ123a間には、タイミングベル)119
cが張設され、伝達軸123のキャプスタンプーリ12
3bとこれに対向して配置される従動ローラ120c間
に第2のワイヤーケーブル121bが張設されている。
該ワイヤーケーブル121bには、前記第4キヤリツジ
112が固定されると共に、ワイヤーケーブル121b
は、第3キヤリツジ109に設けられた減速プーリ12
2bに巻回されており、キャリッジモータ114を図示
矢印方向に回転させた場合には、第4キヤリフジ112
が速度V!で図示矢印方向に移動すると共に、第3キヤ
リツジ109が速度v!/2で同方向に移動するように
している。
さらに、第8図(b)に示すように、伝達軸117には
、タイミングプーリ117aの回転をタイミングプーリ
117bに伝達させるためのPISクラッチ125(電
磁クラッチ)が設けられていて、1tPIsクラツチ1
25の通電がオフになるとこれを係合させ、回転軸11
5の回転が伝達軸117.123に伝達される。また、
PISクラッチ125に通電されこれが解放すると伝達
軸117.123には回転軸115の回転が伝達されな
いように構成されている。また、第8図(C)に示すよ
うに、タイミングプーリ116aの側面には、保合突起
126aが設けられ、LDCロックソレノイド127の
オンにより係合片126bが係合突起126aに係合し
て、伝達軸116を固定しすなわち第1走査系Aを固定
し、LDCロツタスイッチ129をオンさせるようにし
ている。さらに、タイミングプーリ123aの側面には
、保合突起130aが設・けられ、PISロックソレノ
イド131のオンにより係合片130bが係合突起13
0aに係合して、伝達軸123を固定しすなわち第2走
査系Bを固定しPTSロックスイッチ132をオンさせ
るようにしている。
以上のように構成した走査露光装置おいては、PISク
ラッチ125の保合解放によりPIS(ブリセラシラン
・イメージングシステム)モードとN0N−PISモー
ドの露光方式が選択される。PISモードは、例えば倍
率が65%以上の時にPISクラッチ125を係合させ
て第2走査系Bを速度v2で移動させることにより、感
材ベルト4の露光点を感材と逆方向に移動させ、光学系
の走査速度v1をプロセススピードvPより相対的に速
くして単位時間当たりのコピー枚数を増大させる。この
とき、倍率をMとするとV、 =VP xa、5/ (
3,5M  1)であり、M=1゜VP−308,9m
m/sとするとVI=432゜5mm/sとなる。また
、■!はタイミングプーリIL7b、123aの径によ
り決まりv8==(1/3〜1/4)V、となッテイル
。一方、N0N−PISモードにおいては、縮小時にお
ける走査系の速度の増大および照明パワーの増大を防止
し消費電力を抑制するために、例えば64%以下の場合
には、PISクラッチ125を解放させると共にPIS
ロックソレノイドをオンさせることにより、第2走査系
Bを固定し露光点を固定してスキャンし、駆動系の負荷
および原稿照明パワーの増大を回避し、1.5KVAの
実現に寄与するものである。
上記レンズ10日は、第9図(a)に示すように、プラ
テンガラス2の下方に配設されるレンズキャリッジ13
5に固定された支持軸136に摺動可能に取付けられて
いる。レンズ108はワイヤー(図示せず)によりレン
ズモータZ137に連結されており、該レンズモータZ
137のFM転によりレンズ108を支持軸136に沿
ってZ方向(図で縦方向)に移動させて倍率を変化させ
る。
また、レンズキャリッジ135は、ベース側の支持軸1
39に摺動可能に取付けられると共に、ワイヤー(図示
せず)によりレンズモータX140に連結されており、
レンズモータx140の回転によりレンズキャリッジ1
35を支持軸139に沿って、X方向(図で横方向)に
移動させて倍率を変化させる。これらレンズモータ13
7.140は4相のステッピングモータである。レンズ
キャリッジ135が移動するとき、レンズキャリッジ1
35に設けられた小歯車142は、レンズカム143の
雲型面に沿って回転しこれにより大歯車144が回転し
ワイヤーケーブル145を介して第2走査系の取付基台
146を移動させる。従って、レンズモータX140の
回転によりレンズ10日と第2走査系Bの距犀を所定の
倍率に対して設定可能になる。
また、第9図(b)に示すように、レンズ10日の1側
面にはレンズシャワタ147がリンク機構148により
開閉自在に設けられ、シャッタソレノイド149のオン
オフにより、イメージスキャン中はレンズシャッタ14
7が開となり、イメージスキャンが終了すると閉となる
。レンズシャッタ147により遮光する目的は、ベルト
感材上にDDPパッチ、ADCパッチを形成することと
、PISモード時において第2走査系Bがリターンする
ときの像の漬込を防止することである。
第10図は光学系のサブシステムの概要を示すブロック
構成図を示している。オプティカルCPU45は、メイ
ンCPU41とシリアル通信およびホットラインにより
接続され、メインCPU4lから送信されるコピーモー
ドにより感材上に潜像を形成するために、各キャリッジ
、レンズ等のコントロールを行っている。制御用電源1
52は、ロジック用(5V)、アナログ用(±15V)
、ソレノイド、クラッチ用(24V)からなり、モータ
用電′a153は38Vで構成される。
キャリッジレジセンサ155は、第1ミラー101のレ
ジスト位置に対応するように配置され、第1走査系Aに
取付けられたアクチュエータがキャリッジレジセンサ1
55を踏み外すと信号を出力する。この信号はオプティ
カルCPU45に送られレジストレージぢンを行うため
の位置或いはタイミングを決定したり、第1走査系Aの
リターン時におけるホーム位置Pを決定するようになっ
ている。また、キャリッジの位置を検出するために第1
ホームセンサ156a、第2ホームセンサ156bが設
けられており、第1ホームセンサ156aは、レジスト
位置と第1走査系Aの停止位置との間の所定位置に配置
され、第1走査系Aの位置を検出し信号を出力している
。また、第2ホームセンサ156bは第2走査系の位置
を検出し信号を出力している。
ロータリエンコーダ157は、キャリッジモータ114
の回転角に応じて90@位相のずれたA相、B相のパル
ス信号を出力するタイプのものであり、例えば、200
パルス/回転で第1走査系のタイミングプーリの軸ピッ
チが0.1571mm/パルスに設計されている。偏倍
用ソレノイド159は、CPU45の制御により偏倍レ
ンズ(図示せず)を垂直方向に移動させ、偏倍レンズの
移動を偏倍スイッチ161のオンオフ動作で確認してい
る。レンズホームセンサ161S 162は、レンズX
モータ140およびレンズXモータ137のホーム位置
を検出するセンサである。LDCロツタソレノイド12
7は、CPU45の制御により第1走査系Aを所定位置
に固定するもので、ロックしたことをLDCロツタスイ
ッチ129により確認している。P■Sロックソレノイ
ド131は、N0N−P I Sモー)’時にPISク
ラッチ125が解放されたときに、第2走査系Bを固定
するもので、ロックしたことをPISロツタスイソチ1
32で確認している。PISクラッチ125は、通電時
にクラッチを解放させ非通電時にクラッチを係合させる
タイプのもので、PISモード時の消費電力を低減させ
1.5KVAの実現に寄与している。
第11図(a)、(b)は光学系のスキャンサイクルの
制御を示し、本制御は第1走査系Aを指定された倍率、
スキャン長で走査するもので、ホットラインよりスキャ
ンスタート信号を受信すると起動する。メインより受信
したスキャン長データから、レジセンサの割り込みから
スキャン終了までのエンコーダクロックのカウント数で
あるイメージ・スキャンカウントが演算される。先ず、
倍率に対応した基準クロックデータを設定した後、ステ
ップ■でキャリッジモータをスキャン方向(CW)に回
転させ、スキャン時の加速制御を行う(ステップ■)。
次いでステップ■においてPLL(位相制御)モードに
セットし、ステップ■でレジセンサがオフの割り込み信
号があれば、イメージスキャンを開始しエンコーダクロ
ックのカウント数が上記スキャン長に相当する値以上に
なると(ステップ■)、PLLモードを解除して速度モ
ードにセットし、キャリッジモータをリターン方向(C
CW)に回転させる0次いで、ステップ■においてCW
からCCW(逆転信号)への割り込みがあるか否かが判
断され、あればリターン時の加速制御を行い(ステップ
■)、エンコーダのカウント数が予め設定されたブレー
キ開始点に到れば(ステップ[株])、リターン時の減
速制御を行い(ステップ■)、再度逆転信号があればキ
ャリッジモータを停止する(ステップ@)、また、(b
)に示すように、シャッタをオン(開)するカウント数
を設定し、エンコーダのクロック数がシャッタオンカウ
ント以上になればシャッタを開き、エンコーダのクロッ
ク数がシャッタオフカウント以上になればてシャッタを
閉じてイメージスキャンを終了する。
11−2  ベル ベルト廻りはイメージング系とマーキング系からなって
いる。
イメージング系は1MMサブシステム34によって管理
され、潜像の書込み、消去を行っている。
マーキング系はマーキングサブシステム35により管理
され、帯電、露光、表面電位検出、現像、転写等を行っ
ている0本発明においては、以下に述べるようにベルト
上のパネル管理、バッチ形成等を行ってコピーの高速化
、高i!j質化を達成するために、1MMサブシステム
34とマーキングサブシステム35とが互いに協動して
いる。
第12図はベルト廻りの概要を示す図である。
k−スマシーンl内には有’IJ、WJ材ベルト4が配
置されている。有機感材ベルトは1を荷発生層、トラン
スファ層等何層にも塗って感材を形成しているので、S
eを蒸着して感材を形成する感光体ドラムに比して自由
度が大きく、製作が容易になるのでコストを安くするこ
とができ、またベルト回りのスペースを大きくすること
ができるので、レイアウトがやり易くなるという特徴が
ある。
一方、ベルトには伸び縮みがあり、またロールも温度差
によって径が変化するので、ベルトのシームから一定の
距離にベルトホールを設けてこれを検出し、またメイン
モータの回転速度に応じたパルスをエンコーダで発生さ
せてマシーンクロックを形成し、−周のマシーンクロッ
クを常時カウントすることにより、ベルトの伸び縮みに
応じてキャリッジのスタートの基準となるピッチ信号、
レジゲートのタイミングを補正する。
本装置における有機感材ベルト4は長さが1m以りあり
、A4サイズ4枚、A3サイズ3枚が載るようにしてい
るが、ベルトにはシームがあるため常にパネル(ベルト
上に形成される像形成領域)管理をしておかないと定め
たパネルのコピーがとれない、そのため、シームから一
定の距離に設けられたベルトホールを基準にしてパネル
の位置を定め、ユーザーの指定するコピーモード、用紙
サイズに応じてベルト上に載るパネル数(ピッチ数)を
決め、またスタートボタンを押して最初にコピーをとる
パネルがロール201の近傍のゲットパークの位置にき
たとき信号を出し、ここからコピーがとれるという合図
をするようにしている。
有機感材ベルト4はチャージコロトロン(帯電35)2
11によって一様に帯電されるようになっており、図の
時計方向に定速駆動されている。そして最初のパネルが
レジ(露光箇所)231の一定時間前にきたときピッチ
信号を出し、これを基準としてキャリッジスキャンと用
紙フィードのタイミングがとられる。チャージコロトロ
ン211によって帯電されたベルト表面は露光箇所23
1において露光される。n光箇所231には、ベースマ
シンlの上面に配置されたプラテンガラス2上にi置さ
れた原稿の光像が入射される。このために、露光ランプ
102と、これによって照明された原稿面の反射光を伝
達する複数のミラー101−113および光学レンズ1
08とが配置されており、このうちミラー101は原稿
の読み取りのためにスキャンされる。またミラー110
.111.113は第2の走査光学系を構成し、これは
P I S (Precession IsageSc
an )と呼ばれるもので、プロセススピードを上げる
のには限界があるため、プロセススピードを上げずにコ
ピー速度が上げられるように、ベルトの移動方向と反対
方向に第2の走査光学系をスキャンして相対速度を上げ
、最大64枚/min(CPM)を達成するようにして
いる。
露光箇所231でスリント状に露光された画情報によっ
て有機感材ベルト4上には原稿に対応した静電潜像が形
成される。そして、置(インターイメージランプ)21
5で不要な像や像間のイレーズ、サイドイレーズを行っ
た後、静′:4潮像は、通常黒色トナーの現像装置21
6、またはカラートナーの現像装置!!217によって
現像されてトナー像が作成される。トナー像は有機窓材
ヘルド4の回転と共に移動し、プリトランスファコロト
ロン(転写H)218、)ランスファコロトロン220
の近傍を通過する。プリトランスファコロトロン21B
は、通常、交流印加によりトナーの電気的付着力を弱め
トナーの移動を容易にするためのものである。また、ベ
ルトは透明体で形成されているので、転写前にプリトラ
ンスファランプ225(イレーズ用に兼用)で背面から
ベルトに光を照射してさらにトナーの電気的付着力を弱
め、転写が行われ易くする。
一方、ベースマシン1の供給トレイに収容されているコ
ピー用紙、あるいは手差しトレイ16に沿って手差しで
送り込まれるコピー用紙は、送りロールによって送り出
され、搬送路501に案内されて有機感材ベルト4とト
ランスファコロトロン220の間を通過する。用紙送り
は原則的にLEF (Long Edge Feed 
)によって行われ、用紙の先端と露光開始位置とがタッ
キングポイントで一致するようにレジゲートが開閉制御
されてトナー像がコピー用紙上に転写される。そしてデ
タソクコロトロン22I、ストリップフィンガ222で
用紙と感材ベルト4とが剥がされ、転写後のコピー用紙
はヒートロール232およびプレッシャロール233の
間を通過して熱定着され、搬送ロール234.235の
間を通過して図示しない排出トレイ上に排出される。
コピー用紙が剥がされた感材ベルト4はプレクリーンコ
ロトロン224によりクリーニングし易くされ、ランプ
225による背面からの光照射により不要な電荷が消去
され、ブレード226によって不要なトナー、ゴミ等が
掻き落とされる。
なお、ベルト4上にはパッチジェネレータ212により
像間にパッチを形成し、パッチ部の静電電位をESVセ
ンサ214で検出して濃度11整用としている。またベ
ルト4には前述したようにホールが開けられており、ベ
ルトホールセンサ213でこれを検出してベルトスピー
ドを検出し、プロセススピード制御を行っている。また
ADC(Auto Density  Control
)センサ219で、パッチ部分に載ったトナーからの反
射光量とトナーがない状態における反射光景とを比較し
てトナーの付着具合を検出し、またポツプセンサ223
で用紙が剥がれずにベルトに巻きついてしまった場合を
検知している。
第13図は感材ベルト4上のパネル分割の様子を示すも
のである。
ベルト4はシーム部251があるので、ここに像がのら
ないようにしており、シーム部から一定距fileの位
置にベルトホール252が設けられ、例えば周長115
8msの場合で2は70■としている。図の253.2
54は感材ベルト面をNピッチ分割したときの先頭と最
後のパネルで、図のBはパネルの間隔、Cはパネル長、
Dはパネルのピンチ長さであり、4ピッチ分割の場合は
289゜5鴫、3ピッチ分割の場合は386閣、2ピッ
チ分割の場合は579amである。シーム251は、パ
ネル253のL E (Lead Edge )とパネ
ル254のTE (Tail Edge )との中央に
くるようにA=B/2とする。
なお、パネルのLEは用紙のLEと一致させる必要があ
るが、TEは必ずしも一致せず、パネル適用の最大用紙
TEと一致する。
第14図はIMMサブシステムの機能のg1略を示すブ
ロック構成図である。
IMMサブシステム34の機能を概説すると、IELサ
ブシステム40とパスラインによるシリアル通信を行い
、高精度のコントロールを行うためにホットラインによ
り割り込み信号を送って像形成の管理を行うと共に、マ
ーキングサブシステム35、CHMサブシステム33に
制御信号を送ってベルト廻りのコントロールを行ってい
る。
また有機感材ベルト4に開けたホールを検出してメイン
モータの制御を行うと共に、パネルの形成位置を決定し
てパネル管理を行っている。また低温環境の場合にはフ
ユーザ−の空回転を行わせて定着ロールを所定温度に維
持し、迅速なコピーが行えるようにしている。そして、
スタートキーが押されるとセットアツプ状態になり、コ
ピーに先立ってV IIIIP等の定数の合わせ込みを
行い、コピーサイクルに入ると原稿サイズに基づいてイ
メージ先端、後端の緑消しを行って必要な像領域を形成
する。またインターイメジ領域にパッチを形成してトナ
ー濃度調整用のパンチの形成を行っている。さらにジャ
ム要因、ベルトフェール等のハードダウン要因が検出さ
れると、ベルトの停止、あるいはシーケンスマネージャ
と交信してマシンの停止を行う。
次に1MMサブシステムの入出力信号、及び動作につい
て説明する。
プラックトナーボトル261、カラートナーボトル26
2におけるトナーの検出信号が入力されてトナー残量が
検出される。
オプチカルレジセンサ155からは1MMサブシステム
からマーキングサブシステムへ出すPGリクエスト信号
、バイアスリクエスト信号、ADCリクエスト信号の基
準となるオプチカルレジ信号が入力される。
プラテン原稿サイズセンサS、〜S1゜からは原稿サイ
ズが入力され、これと用紙サイズとからIEL215に
よる消し込み領域が決定される。
ベルトホールセンサ213からはベルトホール信号が入
力され、メインモータ264.265によりプロセスス
ピードの制御を行うてベルトが一周する時間のバラツキ
に対する補正を行っている。
メインモータは2個設けて効率のよい動作点で運転でき
るようにし、負荷の状態に応じてモータのパワーを効率
よく出せるようにし、また電力の有効利用を図ると共に
、停止位置精度を向上させるためにモータによる回生制
動を行っている。またモータは逆転駆動を行うことがで
きる。これはブレードを感材ベルトに密着させてクリー
ニングを行うとブレードの手前側に紙粉やトナーの滓が
溜るのでこれを落とすためである。またモータによるベ
ルト駆動はベルトクラッチ267を介して行っており、
ベルトのみ選択的に停止することができる。このモータ
の回転と同期してエンコーダからパルスを発生させ、こ
れをマシンクロックとして使用してベルトスピードに応
じたマシンクロックを得ている。
なお、ベルトホールセンサ213で一定時間ホールが検
出できなかったり、ホールの大きさが変わってしまった
ような場合にはこのことがIMMからシーケンスマネー
ジャに伝えられてマシンは停止される。
また、1MMサブシステムは、IELサブシステム40
とシリアル通信を行うと共に、ホントラインを通じて割
り込み信号を送っており、IELイネーブル信号、IE
Lイメージ信号、ADCパッチ信号、IELブラックバ
ンド信号を送出している。IELイメージ信号で不要な
像の消し込みを行い、ADCバンチ信号でIELサブシ
ステム40により、バッチジェネレータ212で形成さ
れたバッチ領域の形状、面積を規定すると共に、電荷量
を調整して静を電位を500〜600■の一定電位に調
整する。IELブラックバンド信号はブレード226に
よりベルト4を損傷しないように、所定間隔毎に像間に
ブラックバンドを形成してトナーを付着させて一種の潤
滑剤の役割りを行わせ、特に白紙に近いような状態のよ
うなトナーIが極めて少ないときコピーの場合でもベル
ト4をt14r!jシないようにしている。
さらに、IMMはマーキングサブシステム35とはホッ
トラインによる通信を行っており、オブチカチカルレジ
信号を基準にしてバッチ形成要求信号、バイアス要求信
号、ADC要求信号を送出する。マーキングサブシステ
ム35はこれを受けてバッチジェネレータ212を駆動
してバッチを形成すると共に、ESVセンサ214を駆
動して静電電位を検出し、また現像l11216.21
7を駆動してトナー画像を形成している。またブリトラ
ンスファコロトロン218.1−ランスノアコロトロン
2201デタツクコロトロン221の駆動制御を行って
いる。
IMMからはピッチリセット信号のが送出されており、
これを基準にしてキャリッジのスタートのタイミングを
とるようにしている。
またカラー現像器ユニットが装着されているか否かの検
知信号が入力され、現像器のトナーが黒色かカラーかを
検出している。
CHMサブシステム33へはIMMからレジゲートトリ
ガ信号を送ってタッキングポイントで用紙と像の先端と
が一致するように制御すると共に、レジゲートの開くタ
イミングを補正する必要がある場合は、その補正量を算
出して送っている。
またブレード226で掻き落としたトナーは回収トナー
ボトル268に回収され、ボトル内のトナー曾の検出信
号がIMMに入力され、所定量を超えると警報するよう
にしている。
またIMMはファンモータ263を駆動して異常な温度
上昇を防止し、環境温度が許容温度範囲内にあって安定
した画質のコピーが得られるようにしている。
第15図はタイミングチャートを示すものである。
制御の基準となる時間はオプチカルレジセンサ位置であ
る。オプチカルレジセンサオン/オフ信号の所定時間(
T1)後よりIELがオフされる。
すなわちT1まではオンしていて先端消し込みを行い、
T2以後はオンして後端消し込みを行っている。こうし
てIELイメージ信号により像形成が行われ、またレジ
ゲートのタイミングを制御することでクツキングポイン
トでの用紙の先端と像の先端とを一致させている。像形
成終了後、パッチジェネレータ要求信号(基準時よりT
5後)によりADCパンチ信号が発生し、インターイメ
ージにパッチを形成する。またパッチ形成後、バイアス
要求信号が発せられて(T6後)現像が行われ、その後
ADC要求信号が発せられ(T7後)でトナー濃度の検
出が行われる。またブラックバンド信号によりインター
イメージにブラックバンドが形成される。
なお、AE (Auto Exposure )スキ+
7中においては、IELイメージ信号のON10 F 
Fは行わない。
(II−3)用紙搬送系 第16図において、用紙トレイとして上段トレイ6−1
1中段トレイ6−2、下段トレイ6−3、そしてデユー
ブレックストレイ11がベースマシン内に装備され、オ
プシヨンによりサイドに大容量トレイ(HCF)17、
手差し)L、イ(MSl)16が装備され、各トレイに
は適宜ノーペーパーセンサ、サイズセンサ、およびクラ
ッチ等が備えられている。ここで、ノーペーパーセンサ
は、供給トレイ内のコピー用紙の有無を検知するための
センサであり、サイズセンサはトレイ内に収容されてい
るコピーm紙のサイズを判別するためのセンサである。
また、クラッチは、それぞれの紙送りロールの駆動をオ
ン・オフ制御するための部品である。このように複数の
供給トレイに同一サイズのコピー用紙をセットできるよ
うにすることによって、1つの供給トレイのコピー用紙
がなくなったとき他の供給トレイから同一サイズのコピ
ーm紙を自動的に給送する。
コピーm紙の給送は、専用に設けられたフィードモータ
によって行われ、フィードモータにはステノプモークが
使用されている。コピー用紙の給送が正常に行われてい
るかどうかはフィードセンサによって検知される。そし
て、−旦送り出されたコピー用紙の先端を揃えるための
レジストレーション用としてゲートソレノイドが用いら
れる。
このゲートソレノイドは、通常のこの種のソレノイドと
異なり通電時にゲートが開きコピー用紙を通過させるよ
うな制御を行うものである。従って、コピー用紙の到来
しない待機状態ではゲートソレノイドに電源の供給がな
く、ゲートは開いたままとなって消費電力の低減を図っ
ている。そして、コピー用紙が到来するわずか手前の時
点にゲートソレノイドが通電され、通過を阻止するため
にゲートが閉じる。しかる後、所定のタイミングでコピ
ー用紙の搬送を再開する時点で通電を停止しゲートを開
(ことになる。このような制御を行うと、コピー用紙の
先端が通過を阻止されている時点でのゲートの位置の変
動が少なくなり、コピー用紙が比較的強い力でゲートに
押し当てられた場合でもその位置決めを正確に行うこと
ができる。
用紙の両面にコピーする両面モードや同−而に複数回コ
ピーする合成モードにより再度コピーする場合には、デ
ユーブレックストレイ11ヘスタツクする搬送路に導か
れる。両面モードの場合には、搬送路から直接デユーブ
レックストレイ11ヘスタツクされるが、合成モードの
場合には、−旦搬送路から合成モード用インバータ10
へ搬送され、しかる後反転してデユーブレックストレイ
11へに導かれる。なお、搬送路501からソーター等
への排紙出口502とデユープシンクストレイ11側と
の分岐点にはゲート503が設けろれ、デユーブレック
ストレイ11側において合成モード用インバータ10へ
導く分岐点には搬送路を切り換えるためのゲート505
.506が設けられ、さらに、排紙出口502はゲート
507が設けられトリロールインバータ9で反転させる
ことにより、コピーされた面を表側にして排出できるよ
うにしている。
上段トレイ及び中段トレイは、用紙枚数が500枚程1
、A3−B5、リーガル、レター、特B4.11XI 
7の用紙サイズが収容可能なトレイである。そして、第
17図に示すようにトレイモータ551を有し、用紙が
少なくなるとトレイ552が傾く構造になっている。セ
ンサとしては、用紙サイズを検知する3つのペーパーサ
イズセンサ553〜555、用紙切れを検知するノーペ
ーパーセンサ556、トレイ高さの調整に使用するサー
フエースコントロールセンサ557を備えている。また
、トレイの上がりすぎを防止するためのイマージェンシ
イスイッチ558がある。下段トレイは、用紙枚数が1
100枚程度1上段トレイ及び中段トレイと同様の用紙
サイズが収納可能なトレイである。
第16図において、デユーブレックストレイは、用紙枚
数が50枚程度、上記各トレイと同じ用紙サイズが収容
可能なトレイであり、用紙の1つの面に複数回のコピー
を行ったり、2つの面に交互にコピーを行う場合にコピ
ー済の用紙を一時的に収容するトレイである。デユーブ
レックストレイ11の入口側搬送路には、フィードロー
ル507、ゲート505が配置され、このゲート505
により合成モードと両面モードに応じた用紙搬送の切り
換え制御を行っている0例えば両面モードの場合には、
上方から搬送されてきた用紙がゲート505によりフィ
ードロール509側に導かれ、合成モードの場合には、
上方から搬送されてきた用紙がゲート505.506に
より一旦合成モード用インバータ10に導かれ、しかる
後反転するとゲート506によりフィードロール510
、デユープレックストレイll側に導かれる。デユーブ
レックストレイ11に用紙を収納して所定のエツジ位置
まで自由落下させるには、一般に17°〜20°程度の
トレイ傾斜角が必要である。しかし、本発明では、装置
のコンパクト化を図りデユーブレックストレイ11を狭
いスペースの中に収納したため、最大で8°の傾斜角し
かとれない、そこで、デユーブレックストレイ11には
、第18図に示すようにサイドガイド561とエンドガ
イド562が設けられている。これらサイドガイドとエ
ンドガイドの制御では、用紙サイズが決定されるとその
用紙サイズに対応する位置で停止させる。
大容量トレイ(HCF)は、数十枚のコピー用紙を収容
することのできる供給トレイである0例えば原稿を拡大
したり縮小してコピーをとる必要のない顧客や、コピー
量が少ない顧客は、ベースマシン単体を購入することが
適切な場合が多い。
これに対して、多量のコピーをとる顧客や複雑なコピー
作業を要求する顧客にとってはデユーブレックストレイ
や大容量トレイが必要とされる場合が多い、このような
各種要求を実現する手段として、この複写機システムで
はそれぞれの付加装置を簡単に取りつけたり取り外すこ
とができる構造とし、また付加装置の幾つかについては
独立したCPU (中央処理装置)を用意して複数のC
PUによる分散制御を行うことにしている。このことは
、単に顧客の希望する製品が容易に得られるという利点
があるばかりでなく、新たな付加装置の取り付けの可能
性は顧客に対して新たなコピー作業の可能性を教示する
ことになり、オフィスの事務処理の進化を推進させると
いう点でこの複写機システムの購入に大きな魅力を与え
ることになる。
手差しトレイ(MSI)16は、用紙枚数50枚程度、
用紙サイズA2F−A6Fが収容可能なトレイであって
、特に他のトレイに収容できない大きなサイズの用紙を
使うことができるものである。従来のこの種の手差しト
レイは、1枚ずつ手差しを行うので、手差しが行われた
時点でコピー用紙を手差しトレイから優先的に送り出せ
ばよく、手差しトレイ自体をオペレータが選択する必要
はない、これに対して本発明の手差しトレイ16は複数
枚のコピー用紙を同時にセットすることができる、従っ
て、コピニ用紙のセントをもってその手差しトレイ16
からの給送を行わせると、コピー用紙を複数枚セットし
ている時点でそのフィードが開始される可能性がある。
このような事態を防止するために、手差しトレイ16の
選択を行わせるようにしている。
本発明では、トレイにヌジャーロール513、フィード
ロール512、ティクアウェイロール511を一体に取
り付ける構成を採用することによってコンパクト化を図
っている。用紙先端がティクアウェイロール511にニ
ップされた後、フィードアウトセンサーで先端を検知し
て一時停止させることによって、転写位置を合わせるた
めのプレレジストレーシランを行い、フィーダ部での用
紙の送り出しばらつきを吸収している。送り出された用
紙は、アライナ装置515を経て感材ベルト4の転写位
置に給送される。
(TI−4)原稿自動送り装置 (DADF)第19図
においてDADFl 3は、ベースマシン1のプラテン
ガラス2の上に取りつけられている。このDADF 1
3には、原稿601をi3!置する原稿トレイ602が
備えられている。原稿トレイ602の原稿送り出し側に
は、送出バドル6゜3が配置されており、これにより原
稿601が1枚ずつ送り出される。送りだされた原稿6
01ば、第1の駆動ローラ605とその従動ローラ60
6および第2の駆動ローラ607とその従動ローラ60
8により円弧状搬送路609に搬送される。
さらに、円弧状搬送路609は、手差し用搬送路610
と合流して水平搬送路611に接続されると共に、円弧
状搬送路609の出口には、第3の駆動ローラ612と
その従動ローラ613が設けられている。この第3の駆
動ローラ612は、ソレノイド(図示せず)により上下
に昇降自在になっており、従動ローラ613に対して接
層可能に構成されている。水平搬送路611には、図示
しない駆動モータにより回動される停止ゲート615が
設けられると共に、水平搬送路611がら円弧状搬送路
609に向けて反転用搬送路616が接続されている0
反転用搬送路616には、第4の駆動ローラ617が設
けられている。また、水平搬送路611の出口と対向し
てプラテンガラス2の一ヒにベルト駆動ローラ619が
設けられ、その従動ローラ620間に張設されたベルト
621を正逆転可能にしている。このベルト搬送部の出
口には、第5の駆動ローラ622が設けられ、また、前
記手差し用搬送路610には第6の駆動ローラ623が
配設されている。該駆動ローラ623はベースマシンl
の前後方向(図で紙面と垂直方向)に2個設けられ、同
一サイズの原稿を2枚同時に送ることが可能に構成され
ている。なお、625は第7の駆動ローラ626により
送出パドル¥03の表面をクリーニングするクリーニン
グテープである。
次に第20図をも参照しつつフォトセンサS。
〜S+Zについて説明する。Slは原稿トレイ602上
の原稿601の有無を検出するノーペーパーセンサ、S
、は原稿の通過を検出するティクアウェイセンサ、Ss
 、Saは手差し用搬送路610の前後に設けられるフ
ィードセンサ、Ssはスキューローラ627により原稿
の斜め送りが補正され停止ゲート615において原稿が
所定位置にあるか否かを検出するレジセンサ、S、〜s
rsは原稿のサイズを検出するペーパサイズセンサ、S
llは原稿が排出されたか否かを検出する排出センサ、
sagはクリーニングチー1625の終端を検出するエ
ンドセンサである。
次に第21図をも参照しつつ上記構成からなるDADF
 13の作用について説明する。(イ)はプラテンモー
ドであり、プラテン2上に原稿6゜lを載置して露光す
るモードである。
(ロ)はシンプレックスモードであり、原稿トレイ60
2には、原稿601をそのコピーされる第1の面が上側
となるようにして積層する。スタートボタンを押すと先
ず、第1の駆動ローラ605および第2の駆動ローラ6
07が回転するが、第3の駆動ローラ612は上方に移
動して従動ローラ613と離れると共に、停止ゲート6
15は下降して水平搬送路611を遮断する。これによ
り原稿601は円弧状搬送路609を通り、停止ゲ−)
615に押し当てられる(■〜■)、この停止ゲート6
15の位置でスキューローラ627により、原稿はその
端部が水平搬送路611と直角になるように補正される
と共に、センサS、〜S1゜で原稿サイズが検出される
。次いで、第3の駆動ローラ612が下方に移動して従
動ローラ613と接触すると共に、停止ゲート615は
上昇して水平搬送路611を開き、第3の駆動ローラ6
12、ベルト駆動ローラ619および第5の駆動ローラ
622が回転し、原稿のコピーされる面が下になってプ
ラテン2上の所定位置に送られ露光された後、排出され
る。なお、手差し用搬送路610から単一原稿を送る場
合にも同様な作用となり、原稿を1枚づつ送る機能に加
え、同一サイズの2枚の原稿を同時に送る機能(2−U
P)、大型原稿を送る機能(LDC)、コンピュータ用
の連続用紙を送るコンピュータフオームフィーダ(CC
F)機能を有する。
(ハ)はデユープレックスモードであり、原稿の片面を
露光する工程は上記(ロ)の■〜■の工程と同様である
が、片面露光が終了するとベルト駆動ローラ619が逆
転し、かつ、第3の駆動ローラ612は上方に移動して
従動ローラ613と離れると共に、停止ゲート615は
下降して水平搬送路611を遮断する。従って、原稿は
反転用搬送路616に搬送され、さらに第4の駆動ロー
ラ617および第2の駆動ローラ607により、円弧状
搬送路609を通り、停止ゲート615に押し当てられ
る(■〜■)。次いで、第3の駆動ローラ612が下方
に移動して従動ローラ613と接触すると共に、停止ゲ
ート615は上昇して水平搬送路611を開き、第3の
駆動ローラ612、ベルト駆動ローラ619および第5
の駆動ローラ622が回転し、原稿の裏面が下になって
プラテン2上の所定位置に送られ露光される。両面の露
光が終了すると再びベルト駆動ローラ619が逆転し、
再度反転用搬送路616に搬送され以下同様にしてプラ
テン2上を通って第5の駆動ローラ622により排出さ
れる(■〜[相])。従って排出された原稿は、コピー
される第1の面が下側になって最初に原稿トレイ602
に積層した順番で積層されることになる。
(TI−5)ソータ 第22図においてソータ19は、可動台車651Fにソ
ータ本体652と20個のビン653を有している。ソ
ータ本体652内には、搬送ベルト655を駆動させる
ベルト駆動ローラ656およびその従動ローラ657が
設けられると共に、チェーン659を駆動させるチェー
ン駆動スプロケット660およびその従動スプロケット
661が設けられている。これらベルト駆動ローラ65
6およびチェーン駆動スプロケット660は1個のソー
タ用モータ658により駆動される。搬送ベルト655
の上部には用紙入口662、用紙出口663および図示
しないソレノイドにより駆動される切換ゲート665が
設けられている。また、チェーン659には、コピー用
紙を各ビンへ切換供給するためのインデクサ−666が
取付けられテイル。第23図に示すように、ソータ用モ
ータ658のドライブシャフト671の回転はタイミン
グベルト672を介してプーリ673に伝達される。該
プーリ673の回転は、ベルト駆動ローラ656に伝達
されると共に、ギヤ装置674を介してチェーン駆動ス
プロケット660に伝達される。
次にその作用を第24図により説明する。(イ)はノン
ソートモードを示し、切換ゲート665はノンソートの
位置にあってコピー用紙を最上段の排出トレイに送るも
のである。(ロ)はソートモードを示し、切換ゲート6
65がソート位置に切換えられ、奇数枚目の用紙が上か
ら下のビンに向けて奇数段目のビンに搬送され、偶数枚
目の用紙が下から上のビンに向けて偶数段目のビンに搬
送される。これによりソート時間が短縮される。
(ハ)および(ニ)はスタックモードを示し、(ハ)は
4枚の原稿を原稿毎に4部コピーした例を示し、(ニ)
は1ビン当たりの最大収納枚数を越えた場合であり、例
えば50枚を越えた場合には次の段のビンに収納するよ
うにしている。
(III)ユーザインターフェース(U/I)(I[1
−1)ユーザインターフェースにディスプレイを用いる
メリットと工夫 第25図はディスプレイを用いたユーザインターフェー
スの取り付は状態を示す図、第26図はディスプレイを
用いたユーザインターフェースの外観を示す図である。
(A)取付位置の特徴 本発明は、ユーザインターフェースとして先に述べた如
き従来のコンソールパネルを採用するのではなく、スタ
ンドタイプのディスプレイを採用することを特徴として
いる。ディスプレイを採用すると、第25図(a)に示
すように複写機本体(ベースマシン)lの上方へ立体的
に取り付けることができるため、特に、ユーザインター
フェース12を第25図Φ)に示すように複写機本体1
の右夷隅に配置することによって、ユーザインターフェ
ース12を考慮することなく複写機のサイズを設計する
ことができ、装置のコンパクト化を図ることができる。
また、複写機において、プラテンの高さすなわち装置の
高さは、原稿をセットするのに程よい腰の高さになるよ
うに設計され、この高さが装置としての高さを規制して
いる。従来のコンソールパネルは、先に述べたようにこ
の高さと同じ上面に取り付けられ、目から結構熱れた距
離に機能選択や実行条件設定のための操作部及び表示部
が配置されることになる。その点、本発明のユーザイン
ターフェース12では、第25図(C)に示すようにプ
ラテンより高い位置、すなわち目の高さに近くなるため
、見易くなると共にその位置がオペレータにとって下方
でなく前方で、且つ右側になり操作もし易いものとなる
。しかも、ディスプレイの取り付は高さを目の高さに近
づけることによって、その下側をユーザインターフェー
スの制御基板やカード装置24の取り付はスペースとし
ても有効に活用できる。従って、カード装置24を取り
付けるための構造的な変更が不要となり、全く外観を変
えることなくカード装置24を付加装備でき、同時にデ
ィスプレイの取り付は位置、高さを見易いものとするこ
とができる。また、ディスプレイは、所定の角度で固定
してもよいが、角度を変えることができるようにしても
よいことは勿論である。このように、プラテンの手前側
に平面的に取り付ける従来のコンソールパネルと違って
、その正面の向きを簡単に変えることができるので、第
25図(C)に示すようにディスプレイの画面をオペレ
ータの目線に合わせて若干上向きで且つ第25図ら)に
示すように左向き、つまり中央上方(オペレータの目の
方向)へ向けることによって、さらに見易く操作性のよ
いユーザインターフェース12を提供することができる
。このような構成の採用によって、特に、コンパクトな
装置では、オペレータが装置の中央部にいて、移動する
ことなく原稿セット、ユーザインターフェースの操作を
行うことができる。
(B)画面上での特徴 一方、ディスプレイを採用する場合においても、多i能
化に対応した情報を提供するにはそれだけ情報が多くな
るため、単純に考えると広い表示面積が必要となり、コ
ンパクト化に対応することが難しくなるという側面を持
っている。コンパクトなサイズのディスプレイを採用す
ると、必要な情報を全て1画面により提供することは表
示密度の問題だけでなく、オペレータにとって見易い、
判りやすい画面を提供するということからも難しくなる
そこで、コンパクト化を命題としてユーザインターフェ
ースにディスプレイを採用する場合には、そのバランス
上からディスプレイもコンパクトなサイズのものを採用
して、その中で表示制御に工夫をすることが必要となる
0本発明では、ディスプレイが、コンソールパネルで使
用されているLEDや液晶表示器に比べ、多様な表示態
様、表示制御を採用することができるというメリットを
活用し、コンパクトなサイズであっても判りやすく表示
するために種々の工夫を行っている。
例えば本発明のユーザインターフェースでは、基本コツ
−、応用コピー、専門コピーの各コピーモードに類別し
て表示画面を切り換えるようにし、それぞれのモードで
機能選択や実行条件の設定等のメニューを表示すると共
に、キー入力により画面のカスケード(カーソル)を移
動させ選択肢を指定したり実行条件データを入力できる
ようにしている。また、メニューの選択肢によってはそ
の詳細項目をポツプアップ表示(重ね表示やウィンドウ
表示)して表示内容の拡充を図っている。その結果、選
択可能な機能や設定条件が多くても、表示画面をスッキ
リさせることができ、操作性を向上させることができる
。このように本発明では、両面の分割構成、各画面での
領域分割、輝度調整やグレイ表示その他の表示態様の手
法で工夫し、さらには、操作キーとLEDとをうまく組
み合わせることにより操作部を簡素な構成にし、ディス
プレイの表示制御や表示内容、操作入力を多様化且つ簡
素化し、装置のコンパクト化と多機能化を併せ実現する
ための問題を解決している。
このような考えによりCRTディスプレイを用いて構成
したユーザインターフェースの外観を示したのが第26
図である。この例では、CRTディスプレイ301の下
側と右側の正面にキー/LEDボードを配置している。
ii!ii面の構成として選択モード画面では、その画
面を複数の領域に分割しその1つとして選択領域を設け
、さらにその選択領域を縦に分割しそれぞれをカスケー
ド領域として選択設定できるようにしている。そこで、
キー/LEDボードでは、縦に分割した画面の選択領域
の下側にカスケードの選択設定のためのカスケードキー
319−1〜319−5を配置し、選択モード画面を切
り換えるためのモード選択キー308〜310その他の
キー(302〜304.306.307.315〜31
8)及びLED(305,311〜314)は右側に配
置する構成を採っている。このようにキー及びLEDの
数を少なくし、かつこれらをCRTディスプレイ301
の横と下に配置しているので、サイズをCRTディスプ
レイ301より僅かに大きくするだけでよく、コンパク
トなユーザインターフェースを提供することができる。
(III−2)表示画面の構成 本発明のユーザインターフェースでは、CRTディスプ
レイを最大限に有効活用し、キー/LEDボードの構成
を簡素化したものである。その中でも画面をシンプル且
つ見易く、選択設定や確認、メソセージの伝達機能を効
果的に発揮させるため、画面の分割に工夫をしている0
画面としては、コピーモードを選択するための選択モー
ド画面、コピーモードの設定状態を確認するためのレビ
ュー画面、標準のモードでコピーを実行するための全自
動画面、多機能化したコピーモードについて説明画面を
提供するインフォメーション両面、ジャムが発生したと
きにその位置を適切に表示するジャム画面等により構成
している。さらに、選択モード画面は、機能が多く1画
面では煩雑になり、また、機能の中には掻一般に使用さ
れる機能だけでなく専門的な機能もあることから、これ
らを使用される内容に応じて3分割している。この分割
した画面は、適宜モード選択キー308〜310により
選択して切り換え表示させることができ、それぞれの画
面により所望の機能を選択設定できる。さらに、これら
の画面の中を選択領域や他のモードの設定状態表示領域
、メツセージ領域等に分割することにより、操作状態に
応じてユーザに情報の的確な伝達を行えるように構成し
ている。
(A)選択モード画面 第27図は選択モード画面を説明するための図である。
選択モード画面としては、第27図(a)〜(C)に示
す基本コピー、応用コピー、専門コピーの3画面が設定
され、モード選択キー308〜310の操作によってC
RTディスプレイに切り換え表示される。これらの画面
のうち、最も一般によく用いられる機能を類別してグル
ープ化したのが基本コピー画面であり、その次によく用
いられる機能を類別してグループ化したのが応用コピー
画面であり、残りの特殊な専門的機能を類別してグルー
プ化したのが専門コピー画面である。
各選択モード画面は、基本的に上から2行で構成するメ
ツセージ領域A、3行で構成する設定状態表示領域B、
9行で構成する選択領域Cに区分して使用される。メツ
セージ領域Aには、コピー実行条件に矛盾があるときの
Jコードメツセージ、サービスマンに連絡が必要なハー
ド的な故障のときのUコードメツセージ、オペレータに
種々の注、tを促すCコードメツセージ等が表示される
。このうち、Jコードメツセージは、各カスケードの設
定内容によるコピー実行条件の組み合わせチエツクテー
ブルを備え、スタートキー318が操作されると、テー
ブルを参照してチエツクを行いコピーモードに矛盾があ
る場合に出力される。設定状態表示領域Bには、他モー
ドの選択状態、例えば基本コピー画面に対して応用コピ
ーと専門コピーの選択状態が表示される。この選択状態
の表示では、選択領域Cのカスケードの状態がデフォル
ト(再下段)以外である場合にそのカスケードが表示さ
れる0選択領域Cには、上段にカスケード名が表示され
、各カスケード領域の最下段がデフオルBl域、それよ
り上の領域がデフォルト以外の領域となっていて、カス
ケードキーの操作によって5つのカスケード領域で個別
に選択できるようになっている。従って、選択操作しな
い場合には、デフオルDI域が選択され、すべてデフォ
ルトの状態が全自動コピーのモードとなる。また、選択
領域は、縦5つに分割されたカスケード領域に対応する
下方のカスケードキー319−1〜319−5で選択設
定が行われる。なお、メツセージ領域Aの右側はセット
カウントとメイドカウントを表示するカウント部として
、また、設定状態表示領域Bの下1行はトナーボトル満
杯、トナー補給等のメンテナンス情報部として用いる。
以下に各選択モード画面のカスケード領域の内容を説明
する。
(イ)基本コピー 基本コピー画面は、第27図(a)に示すように「用紙
トレイ」、「縮小/拡大」、「両面コピー」、「コピー
濃度」、「ソーター」のカスケードからなる。
「用紙トレイ」では、自動がデフォルトになっていて、
この場合には、原稿サイズと同じ用紙を収容したトレイ
が自動的に選択される。カスケードキーの操作によりデ
フォルト以外の領域を使って手差しトレイや大容量トレ
イ、上段トレイ、中段トレイ、下段トレイのいずれかを
選択できる。
なお、各トレイの欄には図示のように収容されている用
紙を判別しやすいようにその用紙サイズ、種類及びアイ
コン(絵文字)が表示される。用紙は、長手方向に送り
込む設定と、長手方向と直角方向に送り込む設定がある
「縮小/拡大」は、等倍がデフォルトになっていて、カ
スケードキーの操作により自動、固定/任意が選択でき
る。自動では、選択されている用紙サイズに合わせて倍
率を自動的に設定し、コピーする。倍率(線倍率)は、
50%から200%まで任意に1%刻みで設定すること
ができ、固定/任意では、カスケードキーの操作により
具体的な設定対象となる内容がポツプアップ画面により
表示され、50.7%、70%、81%、100%、1
21%、141%、200%の7段階設定からなる固定
倍率を選択することができると共に、1%ずつ連続的に
変化する任意倍率を選択設定することができる。
「両面コピー」は、片面がデフォルトになっていて、デ
フォルト以外として原稿→コピーとの関係において両面
→片面、両面→両面、片面→両面が選択できる0例えば
両面→片面は、両面原稿に対して片面コピーを行うもの
であり、片面→両面は、片面原稿を両面コピーにするも
のである0両面コピーをとる場合には、最初の面にコピ
ーが行われたコピー用紙がデユーブレックストレイにま
ず収容される0次にこのデユーブレックストレイからコ
ピー用紙が再び送り出され、裏面にコピーが行われる。
「コピー濃度」は、自動がデフォルトになっていて、デ
フォルト以外として7段階の濃度設定ができ、また写真
モードでも7段階の濃度設定ができる。この内容の設定
はポツプアップ画面により行われる。
「ソーター」は、コピー受けがデフォルトになっていて
、デフォルト以外としてT合いとスタックが選択できる
0丁合いは、ソーターの各ビンにコピー用紙を仕分けす
るモードであり、スタックモードは、コピー用紙を順に
堆積するモードであ(ロ)応用コピー 応用コピー画面は、第27図(b)に示すように「特殊
原稿」、「とじしろ」、「カラー」、「合紙」、「排出
面」のカスケードからなる。
「特殊原稿」は、A2/B3等の大型原稿をコピーする
機能(LD’C)、コンピュータの連帳出力の原稿につ
いて孔をカウントして1頁ずつコピーする機能(CFF
;コンビエータフオームフィーダ)、同一サイズの2枚
の原稿を1枚の用紙にコピーする二丁掛機能(2−UP
)をデフォルト以外で選択することができる。
「とじしろ」は、コピーの右端部または左端部に1mm
〜16mmの範囲で″綴代”を設定するものであり、右
とじ、左とじ、綴代の長さをデフォルト以外で設定する
ことができる。
「カラー」は、黒がデフォルトになっていて、デフォル
ト以外で赤を選択できる。
「合紙」は、OHPコピーの際に中間に白紙を挟みこむ
機能であり、デフォルト以外で選択でき「排出面」は、
おもて面とうら面のいずれかを強制的に指定して排紙さ
せるようにデフォルト以外で選択できる。
(ハ)専門コピー 専門コピー画面は、第27図(C)に示すように「ジョ
ブメモリー」、「編集/合成」、「等倍微調整」、「わ
く消し」のカスケードからなる。
「ジョブメモリー」は、カードを使用するページプログ
ラムであって、複数のジョブを登録しておき、それを呼
び出してスタートキーを押すことによって自動的にコピ
ーを行うようにするものであって、その呼び出しと登録
がデフォルト以外で選択できる。
「編集/合成」は、編集機能と合成機能をデフォルト以
外で選択できる0編集機能は、エディタ等を用いて編集
のためのデータを入力するための機能であり、さらにこ
の中でポツプアップ画面により部分カラー、部分写真、
部分削除、マーキングカラーの機能を選択することがで
きる0部分カラーは、指定した領域のみカラー1色でコ
ピーし、残りの部分は黒色でコピーする0部分写真は、
指定した領域に写真をコピーし、部分削除は、指定した
領域をコピーしないようにする。マーキングカラーは、
マーキングを行う領域を指定すると、−例としてはその
部分にカラーの薄い色を重ねて記録し、あたかもマーキ
ングを行ったような効果を得るものである。
合成機能は、デユープレックストレイを使用し2枚の原
稿から1枚のコピーを行う機能であり、シート合成と並
列合成がある。シート合成は、第1の原稿と第2の原稿
の双方全体を1枚の用紙に重ねて記録する機能であり、
第1の原稿と第2の原稿についてそれぞれ異なった色で
コピーを行うことも可能である。他方、並列合成は、第
1の原稿の全体に第2の原稿の全体をくっつけた形で1
枚の用紙に合成コピーを作成する機能である。
「等倍微調整」は、99%〜101%の倍率で0.15
%の刻みで設定するものであり、この機能をデフォルト
以外で選択できる。
「わく消し」は、原稿の周辺部分の画情報についてはコ
ピーを行わず、あたかも画情報の周辺に1枠”を設定し
たようにするものであり、わく消しを2.5mmで行う
標準をデフォルトとし、任意の寸法の設定とわ(消しを
しない全面コピーモードをデフォルト以外で選択できる
(B)その他の両面 第28図は選択モード画面以外の画面の例を示す図であ
る。
(イ)レビュー画面 レビュー画面は、3つに分割された上記の各選択モード
画面で選択されているコピーモードの状態を表示するも
のであって、第28図(b)に示すように各選択モード
画面のカスケードの設定状態を1画面に表示するもので
ある。このレビュー画面では、選択項目すなわちカスケ
ード名とそのとき選択されているモードすなわち選択肢
を表示し、選択されているモードがデフォルトの場合に
は例えばグレイバックで、デフォルト以外の場合には通
常の輝度を背景にした反転表示を採用している。
このようにデフォルトの状態かデフォルト以外の状態か
で区別することによって、特に全自動モードから変えた
デフォルト以外の場合の選択肢を目立つようにしている
。また、画面構成は、基本コピー、応用コピー、専門コ
ピーの各コピーモードに分シナで3段表示し、この表示
位置をモード選択キーの位置と対応させることによって
、レビュー画面から各モード画面への切り換えをわかり
やすくしている。この表示によりオペレータは、各カス
ケードの設定状態を確認することができ、操作性を向上
させ、コピーミスを少なくすることができる。
(ロ)全自動画面 全自動画面は、第28図(a)に示すような画面で、パ
ワーオンされたときや予熱モードで予熱キー306が操
作(解除)されたとき或いはオールクリアキー316が
操作されたときに表示され、各選択モード画面のカスケ
ードがすべてデフォルトに設定されている状態の両面で
ある。この画面では、その指示のとおりプラテン上に原
稿をセットし、テンキーによりコピー枚数を設定してス
タートキー318を押すと、原稿と同じサイズの用紙が
選択されて設定枚数のコピーが実行される。
(ハ)インフォメーション画面 インフォメーション画面は、第28図(C)に示すよう
なコピーモードのそれぞれについてコピーのとり方等の
説明画面を提供するための画面であり、インフォメーシ
ョンキ−302の操作によって表示され、この画面で表
示されたインフォメーションコードをテンキーから入力
することによって説明画面が表示される。
(ニ)ジャム画面 ジャム画面は、第28図(d)に示すようにコピー実行
中に表示されていた画面の上に重ねて表示され、元の画
面の輝度を1ランクずつ落とすことによってジャム表示
の内容が鮮明になるようにしている。
(C)表示態様 第29図は画面レイアウトの類別例を示す図である1本
発明は、第27図及び第28図により説明したように複
数の画面に分割して切り換え表示することによって、そ
の時々における余分な情報を少なく LIN面の情報を
面素化しているが、これらは例えば第29図に示す画面
レイアウトに類別化される。すなわち、同図(a)は選
択モード両面のレイアウト、同図(b)はレビュー画面
や全自動画面、編集入力画面、ジョブプログラム画面等
のレイアウト、同図(C)は予熱画面や焼付防止画面、
インフォメーション画面、ダイアグ画面等のレイアウト
である。
本発明では、これらのレイアウトの表示領域やその入力
設定状態等に応じて表示態様を変えることによってアク
セントのある見易く判り易い画面を構成している。例え
ば第29図(a)に示すレイアウトの選択モード画面で
は、先に説明したようにメツセージ領域(カウント領域
を含む)と設定状態表示領域(メンテナンス情報領域を
含む)と選択領域に分割しているが、それぞれの領域の
表示態様を変えている0例えばカウント部を含むメツセ
ージ領域では、バックを黒にしてメツセージの文字列の
みを高輝度表示にし、バッタリッドタイプのコンソール
パネルと同じような表現を採用することによって、親し
みやすくわかりやすいメンセージ表示を行っている。ま
た、設定状態表示領域では、背景を網目表示、すなわち
ドツトを成る所定の均等な密度で明暗表示し、カスケー
ド塩の表示部分を反転表示(文字を暗、背景を明表示)
にしている、すなわち、この表示では、各カスケード塩
をカードイメージで表現して視覚的に立体感を持たせて
いる。さらに設定状態表示領域の下1行は、トナーボト
ルの満杯やトナー補給等のメンテナンス情報領域として
使用されるが、この情報は、設定状態表示情報とはその
性格が異なるので、その違いが明瞭に認識できるように
なるため、メツセージ領域と同様の表示!3欅を採用し
ている。
そして、選択領域では、周囲を網目表示にし、カスケー
ド表示領域全体を輝度の低いグレイ表示にして選択肢や
カスケード塩を反転表示し、設定状態表示領域と同様に
カードイメージの表現を採用している。さらに、この表
示に加えて設定された選択肢の領域のバックを高輝度表
示(反転表示)とし、また、例えば基本コピー画面にお
いて用紙トレイのカスケードで用紙切れとなったトレイ
の選択肢はバックを黒にして文字を高輝度表示としてい
る。
第28図(a)に示す全自動画面は第29図(b)に示
す両面レイアウトになるが、この画面では、表示領域の
背景を暗い網目表示にし、「原稿セット」等の各繰作指
示を表示した領域を明るい網目表示にすると共にその境
界を峰取りして表示の明瞭性を向ヒさせ見易くしている
。このように背景の表示M+、1)は、適宜自由に変更
して組み合わせることができることは勿論である。
特に、バックを高輝度(ペーパーホワイトによる通常の
輝度)表示或いは輝度を落としたグレイ階調表示、所定
の明暗ドツト密度による表示等の領域の境界について、
図示のように縁取りをすることによって視覚的に立体感
を持たせ、カードのイメージで業務の発注を行うように
して日常的な業務と違和感をなくしている。このように
各領域の背景の表示態様を変えつつ縁取り表示を行うご
とによって、オペレータにとって各領域の表示内容を明
瞭に区別でき、見易い画面を提供している。
また、文字の表示においても、反転表示やブリンク表示
することによって、表示情報毎にそれぞれ特徴のある注
意をユーザに喚起できるようにしている。
また、上記のように文字列におけるバックとその文字の
輝度の変化を工夫するだけでなく、本発明は、選択肢や
カスケード名その他の文字列に対してアイコン(絵文字
)を付加しよりイメージ的に特徴付けした表示態様を採
用している点でも特徴がある0例えば基本コピー画面で
は、カスケード名「縮小/拡大」、「両面コピー」、「
コピー濃度」、「ソーター」のそれぞれ頭に付加したも
の、また「用紙トレイ」の選択肢で、下段、中段、上段
の用紙サイズの後ろに付加したものがそれである。この
アイコンは、文字列だけにより情報のアクセントが薄ま
るのを別の面からすなわちイメージにより視覚的にユー
ザに情報を伝達するものであり、情報の内容によっては
文字列よりも正確且つ直観的に必要な情報をユーザに伝
達できるという点で大きなメリットがある。
(Iff−3)キー/LEDボード ユーザインターフェースは、第26図に示すようにCR
Tディスプレイとキー/LEDボードにより構成される
が、本発明では、特にCRTディスプレイの画面を使っ
て選択肢の表示及びその設定を行うように構成している
ため、キー/LEDボードにおけるキー及びLEDの数
を最小限に抑えるように工夫している。
すなわち、先に説明しているようにCRTディスプレイ
を有効に活用するために、CRTディスプレイに表示す
る画面を分割し、且つそれぞれの両面においても領域を
分割して表示内容の整理、見易い画面を構成するように
工夫している。例えば選択モードの画面は、基本コピー
と応用コピiと専門コピーに3分割して切り換え表示し
、さらにそれぞれの画面の選択領域を5つのカスケード
領域に分割してそれぞれのカスケード領域で機能の選択
設定を行うようにしている。そして、両面切り換えのた
めのモード選択キー308〜310と、各カスケード領
域の選択のためのカスケードキー319−1〜319−
5による8つのキーで機能の選択、設定をできるように
している。従って、モード選択キー308〜310を操
作して基本コピー画面、応用コピー画面、専門コピー画
面のいずれかを選択すると、その後はカスケードキー3
19−1〜319−5の原作以外、テンキー307によ
る数値入力だけで全ての機能を選択し、所望の機能によ
るコピーを実行させることができる。カスケードキー3
19−1〜319−5は、それぞれのカスケード領域で
設定カーソルを上下させて機能を選択設定するため、上
方への移動キーと下方への移動キーがペアになったもの
である。
このように選択モードの画面は、3つの中からモード選
択キー308〜310によって選択されその1つが表示
されるだけであるので、その画面がどのモード選択キー
308〜310によって選択されているのかを表示する
のにLED311〜313が用いられる。つまり、モー
ド選択キー308〜310を操作して選択モードの画面
を表示させると、そのモード選択キー308〜310に
対応するLED311〜313が点灯する。
多くの機能を備えると、ユーザにとってはその全ての機
能を覚え、使いこなすことが容易ではなくなる。そこで
、コピーモードのそれぞれについてコピーのとり方の説
明画面を提供するのにインフォメーションキー302が
用いられる。このインフォメーション機能は、次のよう
にして実行される。まず、インフォメーションキー30
2が操作されると第28図(C)に示すようなインフォ
メーションインデックス両面でインフォメーションコー
ドの一覧表を表示する。この画面に指定されたインフォ
メーションコードをテンキー307により選択入力する
と、そのコードに対応するインフォメーションポツプア
ップ画面に移行し、そこでコピーモードの説明画面を表
示する。
また、上記のように選択モードの画面が3つに分割され
、3つの画面で定義される各種の機能の選択設定が行わ
れるため、他の画面も含めた全体の設定状態をli!認
できるようにすることも要求される。そこで、このよう
な全画面の設定状態を確認するのにレビューキー303
が用いられる。このレビューキー303は、レビュー画
面を表示させるキーであり、このキーを操作すると、基
本コピー、応用コピー、専門コピーの全画面に関する設
定状態を示した第28図(b)に示すようなレビュー両
面が表示される。
デュアルランゲージキー304は、表示画面の言語を切
り換えるキーである8国際化に伴って種   々の異な
る言語を使用するユーザが装置を共有する場合も多い、
このような環境においても、言語の障害をなくすために
例′えば日本語と英語の2言語により表示データ及びフ
ォントメモリを用意し、デュアルランゲージキー304
の操作によって表示データ及びフォントメモリを切り換
えることによって、日本語と英語を自由に切り換えて表
示画面を出力できるようにする。なお、2言語に限らず
さらに複数の言語を容易し、デュアルランゲージキー3
04の操作によって所定の順序で言語を切り換えるよう
にしてもよい。また、日本語の方言を加えてもよい。
予熱キー306は、非使用状態における消費電力の節約
と非使用状態からコピー動作への迅速な移行を可能にす
るために予熱モードを設定するものであり、この予熱キ
ー306の操作によって予熱モードと全自動モードとの
切り換えを行う。従って、そのいずれの状態にあるかを
表示するものとしてLED305が使用される。
オールクリアキー316は、複写機をクリアすなわち各
選択モード画面あデフォルトに設定した全自動モードと
するもであり、全自動画面を表示する。これは第28図
(a)に示すようにオペレータに現在のコピーモードが
全自動のモードであることを伝える両面の内容になって
いる。
割り込みキー315は、連続コピーを行っているときで
、他の緊急コピーをとる必要があるときに使用されるキ
ーであり、割り込みの処理が終了した際には元のコピー
作業に戻すための割り込みの解除も行われる。LED3
14は、このた1り込みキー315が割り込み状態にあ
るか解除された状態にあるかを表示するものである。
ストップキー317は、コピー作業を途中で停止すると
きや、コピー枚数の設定時やソーグーのビンの設定時に
使用する。
スタートキー318は、機能選択及びその実行条件が終
了しコピー作業を開始させるときに操作するものである
(I[[−4)ユーザインターフェースの制御システム
構成 第30図はU/I用CPUとシリアル通信で接続された
メインCPUとの関係を示す図、第31図はユーザイン
ターフェースのハードウェア構成を示す図、第32図は
ユーザインターフェースのソフトウェア構成を示す図、
第33図は画面の切り換え制御を説明するための図であ
る。
(A)ハードウェア構成 メインCPU41は、第30図に示すようにROM32
3、NVRAM (不揮発性Jモ’))324、ベース
マシンとのデータの授受を行うインターフェース321
、付加装置(OPTION)とのデータの授受を行うイ
ンターフェース322を有し、ハスがバスアービター3
26を介して通信制御回路327に接続され、通信制御
回路327を通してシリアルの通信ライン上でU/I用
CPU46その他のCPUとの通信を行うように構成さ
れている。ROM323は、先に説明したシーケンスマ
ネージャーやイメージングモジュール、コピーハンドリ
ングモジュール等の各サブシステムを含むプログラムを
格納するものである。バスアービター326は、システ
ムRAM325を有し、メインCPU41から他のCP
Uに送出するデータ及び他のCPUから受信するデータ
を保持し、メインCPU41がシリアル通信のタイミン
グと非同期でデータを授受できるようにするものであり
、ROM328は、通信制御回路327によりシリアル
通信ラインでのデータの送受信を行う通信プログラムを
格納するものである。なお、通信に関するこれらのバス
アービター326や通信制御回路327に関する機能を
全てメインCPU41で行うように構成してもよい、メ
インCPU41におけるシーケンスマネージャーのサブ
システムは、シリアル通信により各サブシステムの状態
を監視し、ユーザインターフェースからコピーモードの
信号を受信すると、所定のタイミングで効率よくコピー
作業が実施できるように各サブシステムに作業指示を行
う。
U/T用CPU46を備えたユーザインターフェースの
システムは、ハードウェアとして第31図に示すように
基本的にCRT5仮33仮止31Tディスプレイ301
とキー/LEDボード333より構成される。そして、
CRT、Itlli331は、全体を統括制御するU/
I用CPU46、CRTディスプレイ301を制御する
CRTコントローラ335、キー/LEDボード333
を制御するキーボード/ディスプレイコントローラ33
6を備え、さらに、メモリとして上記の各プログラムを
格納するプログラムメモリ(ROM)337、フレーム
データを格納するフレームメモリ(ROM)338、一
部は不揮発性メモリとして構成され各テーブルや表示制
御データ等を格納すると共に作業領域として使用される
RAM339.2&11のV−RAM(ビデオ用RAM
)340、キャラクタジェネレータ342等を有してい
る。
メインCPU41とCRT基板331のU/1用CPU
46との間では、ドライバ344とレシーバ343を介
してシリアルの通信ラインによりデータの送受信が行わ
れる。TXDがCRT5仮33仮止31送信信号、RX
DがCRT基板331への受信信号である。クロック発
生器346には、例えば11.0592MHzの水晶発
振器が用いられ、これをU/I用CPU46内部で1/
12に分周することによって、0.9216MH2の基
本周波数を生成している。そして、U/I用CPU46
の通信では、これを内部タイマにより1〜256分周(
プログラマブル)することにより転送りロックを設定し
ている。従って、基本周波数0.9216MHzをプロ
グラムで1/3に分周決定し、さらにl/32に分周す
ると、転送りロックは9600Hz (送信ビット速度
は96008PS)になる。
U/T用CPU46は、メインCPU41からマシンの
状態信号を受信し、また、キーボード/ディスプレイコ
ントローラ336からキー/LEDボード333の操作
信号を入力してCRTディスプレイ301に表示する画
面の切り換え、コピーモードの設定、CRTディスプレ
イ301に表示するメツセージの生成を行う、そして、
キー/LEDボード333の操作信号の入力処理におい
て、スタートキー318が操作されると、そのときのコ
ピーモードをチエツクし矛盾がなければメインCPU4
1へそのコピーモードを送信し、コピーモードに矛盾が
ある場合にはJコードメツセージを生成してCRTディ
スプレイ301に表示するような処理を行う。CRTデ
ィスプレイ301の表示処理では、表示画面に対応して
キャラクタジェネレータのコードを設定し、そのコード
をV−RAM340に書き込む、そのキャラクタジェネ
レータのコードを設定する情報を格納したものがフレー
ムメモリ338である。V−RAM340にコードが書
き込まれると、CRTコントローラ335の制御によっ
てタスクアドレスに同期してキャラクタジェネレータ3
42のドツトデータが読み出され、並/直変換回路35
5でシリアルデータに変換され、CRTディスプレイ3
01に表示される。
ウォッチドッグタイマ(W、D、T)345は、U/I
用CPU46の暴走をチエツクするものであり、U/I
用CPU46がある特定の番地例えばデータ領域700
0〜77FFのいずれかの番地をリードした時リセット
される。従って、150m5以内にこの特定番地をリー
ドするようにプログラムを作成しておくことによって、
U/I用CPU46が暴走すると、150mS以上経過
しても特定番地がリードされなくなりウォッチドッグタ
イマ(W、D、T)345がリセットされないので、U
/I用CPU46暴走に対する処理がなされる。
キーボード/ディスプレイコントローラ336は、U/
■用CPU46に入力しているクロック発生器346の
出力をカウンタ347で1/4に分周して2,7648
MH2にしたクロックを入力し、さらにプリスケーラに
よりl/27に分周して102kHzにすることにより
4.98m5のキー/LEDスキャンタイムを作り出し
ている。
このスキャンタイムは、長ずざると入力検知に長い時間
を要することになるためオペレータによるキー操作時間
が短いときに入力データの取り込みがなされなくなると
いう問題が生じ、逆にあまり短くするとCPUの動作頻
度が多くなりスルーブツトを落とすことになる。従って
、これらの状況を勘案した最適のスキャンタイムを選択
する必要がある。
(B)ソフトウェア構成 ユーザインターフェースのソフトウェア構成は、第32
図に示すようにI10管理やタスク管理、通信プロトコ
ルの機能を有するモニターと、キー入力管理、両面出力
管理の機能を有するビデオコントローラと、シップの管
理、制御、選択の判定、モード決定等の機能を有するジ
ョブコントローラからなる。そして、キー入力に関して
は、ビデオコントローラでキーの物理的情報を処理し、
ジップコントローラでモードを認識して受付条件のチエ
ツクを行いジョブのコントロールを行う0画面表示では
、ジョブコントローラでマシンの状態情報や選択モード
情報等により画面制御を行ってビデオコントローラにイ
ンターフェースコマンドを発行することによって、ビデ
オコントローラでそのコマンドを実行し画面の編集、t
i画を行う。なお、以下で説明するキー変化検出部36
2、その他のデータの処理や生成、コントロールを行う
ブロックは、それぞれ一定のプログラム単位(モジュー
ル)で示したものであり、これらの構成単位は説明の便
宜上まとめたものであって、さらにあるものはその中を
複数のモジュールで構成したり、吸いは複数のモジュー
ルをまとめて構成するのもあることは勿論である。
ビデオコントローラにおいて、キー変化検出部362は
、物理キーテーブル361によりモニターから渡される
物理キーの情報について二重押しチエツクやキ一連続押
し状態検知を行うものである。キー変換部363は、こ
のようにして検知された現在押状態の物理キーを論理キ
ー(論理的情報)に変換するものであり、その論理キー
(カーレントキー)のキー受付条件のチエツクをジョブ
コントローラに依願する。変換テーブル364は、この
物理キーから論理キーへの変換の際にキー変換部363
が参照するものであり、例えばカスケードキーは同じ物
理キーであっても画面によって論理的情報は異なるので
、表示制御データ367の表示画面情報により物理キー
から論理キーへの変換が制御される。
画面切り換え部368は、ジョブコントローラからキー
受付信号と論理キーを受け、或いはビデオコントローラ
内で直接キー変換部363から論理キーを受けて、論理
キーが基本コピー画面や応用コピー画面を呼び出し、或
いはカスケードの移動によってポツプアップ画面を展開
するような単なる画面切り換えキーで、モード更新やス
テート更新のないキーの場合には表示制御データ367
を当該画面番号に表示画面の番号を更新する。そのため
、画面切り換え部368では、テーブルとしてポツプア
ップ画面を展開する論理キーを記憶し、当該論理キーが
操作され且つ750m5ec以内に他のキー入力がなか
った場合には、ポツプアップ画面を展開するように表示
制御データ367の更新を行う。この処理は、ある選択
肢の選択過程において一時的にカスケードキーの概作に
よってポツプアップ画面を展開する選択肢が選択される
場合があり、このような場合にもポツプアップ画面が一
々展開されるのを防止するために行うものである。従っ
て、ポツプアップ画面を展開する論理キーであっても7
50m5ec以内に他のキー入力があった場合には、−
時的なキー入力として無視されることになる。また、ジ
ャムの発生等のステートの更新、カスケードの移動その
他のコピーモードの更新、メツセージやカウント値の更
新の場合には、表示制御部369がジップコントローラ
からインターフェースコマンドを受けて解析し、表示制
御データ367の更新を行う。
表示制御データ367は、表示する両面番号や画面内の
表示変数情報等、各画面の表示を制御するデータを持ち
、ダイアログデータ370は、各画面の基本フレーム、
各フレームの表示データ、表示データのうち変数データ
の参照アドレス(表示変数情報を格納した表示制御デー
タ367のアドレス)を持つ階層構造のデータベースで
ある。
ダイアログ編集部366は、表示制御データ367の表
示する画面番号をもとに表示する画面の基本フレーム、
表示データをダイアログデータ370から読み出し、さ
らに変数データについては表示制iTjデータ367の
表示変数情報に従って表示データを決定して画面を編集
しV−RAM365に表示画面を描画展開する。
ジョブコントローラにおいて、キー管理部14は、ステ
ートテーブル371を参照して論理キーが全受付可能な
状態か否かをチエツクするものであり、受は付は可であ
ればその後750m5ec経過するまで他のキー情報が
入力されないことを条件としてキー情報を確定しキーコ
ントロール部375に送る。キーコントロール部375
は、キーの受付処理を行ってコピーモード378の更新
、モードチエツクやコピー実行コマンドの発行を行い、
マシン状態を把握して表示管理部377に表示制御情報
を渡すことによって表示制御を行うものである。コピー
モード378には、基本コピー、応用コピー、専門コピ
ーの各コピー設定情報がセントされる。表示管理部37
7は、キー管理部14又はキーコントロール部375に
よる処理結果を基にインターフェースコマンドをビデオ
コントローラに発行し、インターフェースルーチン(表
示制御部369)を起動させる。ステート管理部37:
N;!、キー受付状態やジャムやフェイルの発生、イン
ターロックが開いている等のマシンの状態情報からステ
ートの変化を判断してキー受付のためのステートテーブ
ル371を更新する。ステートテーブル371には、ジ
ョブステート、マシンステート、ランケース、コンステ
ート、ステートケース、モード情報等がセットされてい
る0例えば、ジョブステートは、通常のジョブか割り込
みジップか、さらにそのジョブが実行中か終了したか、
デユーブレックスモードか等のステートが、マシンステ
ートには、イニシャライズ(初期化)、プログレス、ソ
フトダウンコイン、ソフトダウンボーズ、パージ、スタ
ンドバイ、パージスタンド゛バイ、ジャム等のステート
がセットされ、また、ランケースには、上記各ステート
での状態がセットされる。そして、これらのステート情
報によってキーの受付条件がチエツクされる。ジップコ
ントロール部376は、スタートキーの扼作後、マシン
の動作情報を受けてマシン制御のためのコマンドを発行
して原稿1枚に対するコピー動作を実行するための管理
を行うものである。コマンドコントロール部373は、
本体から送信されてきた受信コマンドの状態をステート
管理部372及びジョブコントロール部376に通知す
ると共に、ジョブ実行中はジップコントロール部376
からその実行のためのコマンドを受けて本体に送信する
。従って、スタートキーが操作され、キーコントロール
部375がコピーモードに対応したコマンドを送信バッ
ファ380にセットすることによってコピー動作が実行
されると、マシンの動作状態のコマンドが逐次受信バッ
フ1379に受信される。コマンドコントロール部37
3よりこのコマンドをジョブコントローラ部376に通
知することによって所定枚数のコピーが終了してマシン
停止のコマンドが発行されるまで、1枚ずつコピーが終
了する毎に次のコピー実行のコマンドが発行される。コ
ピー動作中において、ジャム発生のコマンドを受信する
と、コマンドコントロール部373を通してステート管
理部372でジャムステートを認識し、ステートテーブ
ル371を更新すると同時にキーコントロール部375
を通して表示管理部377からビデオコントローラにジ
ャム画面制御のインターフェースコマンドを発行する。
インターフェースコマンドでは、登録コマンドとして、
例えばトレイに関して階、用紙サイズ、向き、付加装置
に関して装置名、有無、セカンドデベに関してその有無
、カラー等があり、通常設定コマンドとして、カスケー
ド、カスケード、設定枚数、とじしろ等がある。また、
編集設定コマンドとしてボックス表示、座標表示等があ
り、ジョブ設定コマンドとして、呼び出し数値、’f2
録数値数値表示コマンドとして、通常メツセージ、ステ
ート表示、メイド表示、トナー残留表示、回収トナー表
示、ノーベーパー表示等、モードコマンドとして、ジャ
ム、ジャムクリア、インフォメーション変更、予熱、割
り込み、復帰、変更等がある。さらに、表示コントロー
ルコマンド、マシン動作状態コマンド、イニシャライズ
コマンド、ダイアグコマンド等がある。ビデオコントロ
ーラの表示制御部369では、これらのコマンドを解析
して表示制御データ367の更新処理を行う0例えば登
録コマンドでは、各両面の初期設定を行い、通常設定コ
マンドでは、通常設定画面におけるカスケードの設定状
態表示や不要カスケードの消去、設定枚数(セットカウ
ント)の表示、とじしろ値の表示を行い、モード変換コ
マンドでは、それぞれのモード画面の表示やLED (
図示省略)のオン/オフを行う。
上記のようにしてカスケードキーの操作では、カスケー
ドキーがオンからオフになった時、引き続き750m5
ec押され続けた時、その後もさらに引き続き押され続
け125m5ec経過した時、を契機として対応するキ
ーが受付可であれば1ランク移動する。また、その移動
先がモード受付不可であれば1ランクスキツプされ次の
キーが選択される。この動作は、カスケードがアップし
たことによりそれに対応する論理コードがジョブコント
ローラにキー受付として渡され、表示データとしてジョ
ブコントローラからビデオコントローラにフィードバッ
クされる。
画面の変化は、それぞれ第33図に示す条件を契機にし
て行われる。まず、電源が投入され、初期化(イニシャ
ル)が終了すると、ダイアグモードへの移行指示がない
場合には基本コピー画面が表示される。この基本コピー
画面は、さらにオールクリアキー、基本コピーのモード
選択キー、予熱画面時の予熱キーを操作することによっ
て表示され、応用コピー画面、専門コピー画面、レビュ
ー画面は、それぞれのモード選択キーの操作によって切
り換え表示される。これらの画面においてのみスタート
キーが受は付けられ、コピー動作の実行が可能となる。
また、専門コピー画面では、編集やジョブプログラムが
選択されると、その入力両面、に変化し、入力が終了す
ると元の専門コピー画面に戻る。また、これらの画面か
らインフォメーションキーの操作、さらにそのコードの
入力ではインフォメーション画面に移行し、予熱キー(
パワーセーブキー)の操作で予熱画面に移行する。そし
て、ジャムが発生した場合には、そのコピー実行時の選
択モード画面上にジャム画面が重表示される。焼付防止
画面は、上記のいずれかの画面のままで所定の時間経過
してもキー入力が一切ない場合にタイマーの動作によっ
て移行し、キー操作によって元の画面に復帰する。
次に、オペレータによる操作及びマシンの状態に対応し
た処理の例を説明する。
まず、電源がオンされ初期化されると、ステートテーブ
ル371が初期ステートでキー入力がないことを条件に
キー管理部374から画面切り換え部368に初期画面
の指示を出す。ビデオコントローラでは、この指示を受
けて画面切り換え部368が表示制御データ367の表
示画面を初期画面にする。
表示制御データ367において初3III画面が基本コ
ピー画面とされている場合には、ダイアログ編集部36
6がダイアログデータ370から基本コピーのフレーム
を読み出す。このフレームには各領域毎に表示制御デー
タ367のアドレスが示されているので、ダイアログ編
集部i部366によってこのアドレスを基に表示制御デ
ータ367を読み出しwI集してV−RAM365に基
本コピー画面を描画する。同時に基本コピーのLEDを
点灯する。ここで、キーボードの応用コピー、専門コピ
ーのモード選択キーが操作されると、キー管理部374
でキー受付条件のチエツクを行って同様に両面切り換え
部368に対応する画面の指示を出す、なお、表示制御
データ367において初期画面が全自動画面とされてい
れば全自動画面が描画される。この設定は、ダイアグモ
ードで行われる。
これらの画面の表示状態において、オペレータによって
カスケードキーが操作され物理キーテーブル361が更
新されると、キー変化検出部361でそれを検知し、キ
ー変換部363で論理キーに変換する。カスケードキー
は、画面によって論理キーへの変換が異なるので、表示
制御データ367の画面情報より変換テーブル364の
参照位置を制御し論理キーへの変換が行われる。例えば
、第26図においてカスケードキー19−3が繰作され
た場合、画面が第27図(a)に示す基本コピー画面で
あれば両面コピーカスケードの論理キーに変換されるが
、第27図(ロ)に示す応用コピー画面であればカラー
カスケードの論理キーに変換される。
キー管理部374では、ステートテーブル371より台
受は付けられる状態か否かを判断し、この場合には選択
モード画面でのカスケードキーという条件で受付許可し
、このキーをキーコントロール部375さらにはここか
らステート管理部372に送る。キーコントロール部3
75では、このキーからコピーモード378を更新する
と共に表示管理部377にカスケードの表示情報を渡し
、表示管理部377でインターフェースコマンドを生成
して表示制御部369に発行する。表示制御部369は
、このインターフェースコマンドを受けて表示制御デー
タ367のカスケード設定情報を更新する。以後、この
内容はダイアログ編集部366により画面に反映される
ことは、先に説明した通りである。このようにして各選
択モード画面の切り換えを行い、各カスケードが設定さ
れると、その設定状態がディスプレイに表示されると共
に、ジョブコントローラのコピーモード378、ステー
トテーブル371が更新されてゆく。
そして、スタートキーが操作されると、キーコントロー
ル部375は、コピーモード378をチェンクヲ行いコ
ヒー実行コマンドを発行する。このコピー実行コマンド
の発行は、送信バッファ380にセットすることにより
行われ、モニターによりシリアルの通信ラインを介して
メインCPUに送信される。モード設定が矛盾している
場合には、表示管理部377から表示制御コマンドを生
成、発行させてメツセージを制御する。
コピー実行コマンドの発行を契機にジョブコントロール
部376は、コピー1枚毎にコピー動作を管理する0例
えばマシンがコピー動作を開始してマシン状態コマンド
が受信バッファ379に刻々と受信されると、コマンド
コントロール部373でこれを解析してステート管理部
372及びジョブコントロール部376に通知する。ジ
ョブコントロール部376は、マシン状態コマンドヲ受
けてコピー1枚毎に設定枚数までマシン動作に必要なコ
マンドを発行する。これは、コマンドコントロール部3
73を通して送信バッファ380にセットされる。他方
、ステート管理部372は、このマシン状態コマンドに
従ってステートテーブル371を更新する。従って、こ
のステートになるとキー管理部374でモード選択キー
やカスケ−ドキー等が受付許可されなくなる。
コピー実行中にジャムが発生しマシンからジャム発生コ
マンドを受信すると、その情報がコマンドコントロール
部373を通してジョブコントロール部376及びステ
ート管理部372に渡される。その結果、ステートテー
ブル371はジャム発生状態で更新され、ジョブは中断
される。そして、キーコントロール部375でジャムの
発生位置を認識してその情報を表示管理部377に渡す
ことによって、表示管理部377からジャムゾーンのパ
ラメータを付加した例えばモードの分類でジャムの処理
コードによるインターフェースコマンドを生成し発行す
る。そこで、表示制御部369がこのコマンドを処理し
表示制御データ367をジャム画面表示の内容に更新す
ることによって、その時の画面の輝度を1ランク下げそ
の上にジャムゾーンを表した画面が上書きされたジャム
画面がディスプレイに表示される。
また、マシン状態コマンドでは、トナー残量や回収ボト
ルの状態、用紙切れ、インターロック開等の状態をキー
コントロール部375で認識して表示管理部377を通
してメツセージ領域、メンテナンス情報領域、カウント
部等の制御を行う。
ダイアグモードは、例えば電源をオンするときに、オー
ルクリアキーを同時に繰作するという特殊の撮作によっ
て移行する。このモードも、キー管理部374を通して
キーコントロール部375において認識される。そして
、表示管理部377を通してダイアグコマンドを発行し
て、ダイアグ画面を制御する。このモードでは、表示制
御データ367の特定領域について登録、設定でき、ダ
イアグモード以外の通常のモードでは設定できないよう
になっている0例えば全自動画面を表示するか、全自動
画面を表示しないようにするかの設定はその1つである
(C)キー/LED及びディスプレイの表示制御第34
図(a)はキーボードスキャンの設定マツプの例を示す
図であり、第34図[有])はLEDスキャンの設定マ
ツプの例を示す図、第35図は表示タイミングを示す図
である。
キー/LEDは、先に説明したようにキーボード/ディ
スプレイコントローラ336で102kHzのクロック
より4.98m5ecのスキャンタイl、を作り出して
処理しているが、そのスキャンで:、=、第34図(a
jに示すように「0」〜「7」までの8スキヤンを1サ
イクルとし、各スキャンを「0」〜「7」までの1バイ
トのデータで構成し、先に説明した物理テーブルを生成
している。
同様にLEDも第34図[有])に示すようなスキャン
マツプによりオン/オフ制御している。
CRTディスプレイ301は、例えば9インチサイズの
ものを用い、ペーパーホワイトの表示色、ノングレアの
表面処理を施したものが用いられる。
このサイズの画面を使って、160mm (H) Xl
 10mm (V)の表示領域に総ドツト数480×2
40、ドツトピッチ0.33mmX0.46mm、タイ
ル(キャラクタ)のドツト構成を8×16にすると、タ
イル数は60X15になる。そこで、漢字やかなを16
ドツト×16ドツト、英数字や記号を8ドツト×16ド
ツトで表示すると、漢字やかなでは、2つのタイルを使
って30X15文字の表示が可能になる。また、タイル
単位で通常輝度、グレー1、グレー2、黒レベルの4階
調で指定し、リバースやプリンク等の表示も行う。
このような表示の入力信号タイミングは、ドツト周波数
r4を10MHz、480x240とすると、第35図
に示すように64μsを水平同期信号の周期で48μs
の間ビデオデータを処理し、16.90m5の垂直同期
信号の周期で15.36m5の間ビデオデータを処理さ
れることになる。
クロック発生回路353は、並/直変換回路355から
出力するドツトの周波数のクロックを発生するものであ
り、カウンタ354でキャラクタジェネレータ342か
ら読み出す並列のドツトデータの読み出し周期に分周し
ている。従って、カウンタ354の出力クロックにより
キャラクタジェネレータ342から複数ビットのドツト
データを並/直変換回路355に入力し、シリアルデー
タにして属性付加回FIPI356へ送出する。属性付
加回路356は、CRTコントローラ335からブラン
キング信号を入力して、表示期間のみ属性データに応じ
てビデオ信号を制御するものである。
また、ワンシジット回路348は、CRTコントローラ
335から出力されるブランキング信号のうち垂直同期
のブランキング信号でU/I用CPU46の割り込み信
号を生成するものである。
第36図はV−RAMのアドレス対応例を示す図、第3
7図は第1のv−RAMの番地とCR7表示位置との対
応を示す図、第38図はキャラクタジェネレータの読み
出し回路を説明するための図、第39図はドツトパター
ンとデータ及びスキャンアドレスの対応例を示す図であ
る。
V−RAM340に書き込まれるビデオデータは、lタ
イルにつき16ビツトで構成され、そのうちの12ビツ
トを使ってキャラクタジェネレータのコードを表し、さ
らに残り4ビツトを使って属性を表す。そのため、V−
RAM340は、027画面の番地に対応させてキャラ
クタジェネレータのコードを下位8ビツトはRAM−L
に、上位4ビツト及び属性の4ビツトはRAM−Hに書
き込むように構成され、これらを2画面分保持している
V−RAM340(7)7ドレスは、第36図に示すよ
うにU/I用CPU46とCRTコントローラ335が
それぞれ独自に管理し、V−RAM340へのビデオデ
ータの書き込みはU/I用CPU46で行い、CRTデ
ィスプレイ301への表示はCRTコントローラ335
で行う0例えばCRT:+ン)O−ラ335からV−R
AM340(7)アドレスを見ると第37図に示すよう
になり、「0」番地、「1」番地、・・・・・・にそれ
ぞれキャラクタジェネレータのコード及び属性がJき込
まれている。従ってCRTコントローラ335は、第3
8図に示す回路により表示タイミングに同期して対応す
る番地のデータrDo−DIJ  (左側)、rDO→
D4J  (Hl)を読み出すと共に、タスクアドレス
rRAJを生成してキャラクタジェネレータをアクセス
することによって各タイルのスキャンラインのデータ「
DO→D7Jを並/直変換回路355に出力する0例え
ば「冨」の漢字のドツトパターンは、第39図のように
表すことができるが、先に述べたように漢字は2タイル
で構成しているので、スキャンアドレスrAo−+A3
」に対応してまず左側半分をタイルとする出力rDO→
D7」、続いて右側半分をタイルとする出力rDo→D
7Jがキャラクタジェネレータ341の出力となる。
なお、このタイルの出力に対応して4ビツトの属性も読
み出されるが、第40図はその属性データに従ったビデ
オ信号の制御回路の構成例を示す図である。この図に示
すように属性の制御は、ビデオデータとリバース信号の
属性データはEXOR回路によって論理処理し、リバー
ス信号がオン(ハイレベル)の場合にビデオデータを反
転させ、さらにその出力をアンド回路で処理することに
よってブリンク信号がオンの場合には、クロックでオン
/オフさせ、グレイ信号により信号レベルを変えるよう
にすればよい、先に選択モード画面で説明したように分
割5■域を明瞭に表示し、或いはカスケードの位置等の
注目領域を明瞭に表示するために背景を変化させている
が、その手法として表示属性の制御によるグレイ表示、
リバース表示が利用される。さらに、例えば第28図(
a)で示しているようにドツトによる背景の表示態様の
制御は、タイルのドツトパターンによって発生される。
すなわち、第28図(a)における「原稿セント」、「
枚数セット」、「スタート」の表示領域の背景と、その
外側の背景とは、タイルのドツト密度を変えることによ
って表示態様を変えている。
上記のようにして027画面の表示されるビデオ信号は
、CRTコントローラ335のスタートアドレスをダイ
ナミックに変更することにより第1のV−RAMと第2
のV−RAMを切り換えてそのいずれかを選択して読み
出し表示される。そのために、U/I用CP U 46
には、ブランキング開始信号及び表示期間信号を入力す
るポート、表示許可信号を出力するボートがそれぞれル
音される。そして、U/T用CPU46では、ブランキ
ング開始信号によりCRTのブランキング期間の開始時
の立ち下がりエツジで割り込みがかかり、表示期間信号
によりCRT表示状態を認識する。
また、表示許可信号によりCRTへの表示許可及び禁止
を指示する。
(ITT−5)ディスプレイの焼付防止表示第41図は
コピー動作が開始するまでの全体の処理の流れを説明す
るための図、第42図は待機状態の表示への処理の流れ
を説明するための図、第43図は待機状態の表示両面の
変化の様子を示す図である。
まず、電源スィッチがオンされてからコピー動作が開始
されるまでの全体の処理の概要を第41図により説明す
る。
電源スィッチがオンされると、第28図(a)に示す初
期画面(全自動画面)を表示し、次のキー入力を待ち、
その操作内容を判定する。ここで、テンキー307の入
力があると、全自動による等倍コピーの枚数設定入力と
判断し、スタートキー318の操作によってコピーモー
ド及びその実行条件をメインCPU41に送信する。こ
れによってメインCPtJ41がコピー動作スタートの
制御を行い、設定枚数のコピーモードを開始する。
初3Illrq面において、テンキー307ではなくモ
ード選択キー(308〜310)の入力があった場合に
は、そのキーが基本コピーのモード選択キー310か、
応用コピーのモード選択キー309か、専門コピーめモ
ード選択キー308かに応じて対応する選択モード画面
を表示する。そして、当該選択モード画面で各カスケー
ドの設定が終了するまでカスケードキー319−1〜3
19−5によるカスケードの設定処理を行い、続いて別
のモード選択の入力があるか否かを判断し、別のモード
選択があれば同様にモード選択、カスケードの設定処理
を行う。モード選択がなくテンキー307の入力がある
と、コピー枚数の入力を判定し、スタートキー318の
操作によってコピーモード及びその実行条件をメインC
PU41に送信する。
これによってメインCPU41がコピー動作スタートの
制御を行い、設定枚数のコピー動作を開始する。
次に待機状態の表示両面の制御を第42図及び第43図
により説明する。
ユーザインターフェースとしてCRTディスプレイを用
いた場合、複写機等の装置では、非使用状態における消
費電力の節約と非使用状態からコピー動作への迅速な移
行を可能にするために待機状態では予熱モードにしてお
くのが普通である。
この予熱モードは、オペレータが使用を終了したときに
予熱キー306を操作すると、その原作毎に設定/解除
されるが、オペレータが予熱キー306の操作を忘れた
場合にも消費電力の節約を図るために自動的に予熱モー
ドに移行するようにしている。この場合、待機状態にお
ける予熱モードであることをオペレータに判りやすくす
るためにそのモート画面をCRTディスプレイに表示す
る。
ところが、この待機状態は、使用頻度が低くなると長い
時間同じモード画面を表示することになる。
このような固定表示は、CRTディスプレイを劣化させ
、表示画質を低下させると共にディスプレイの寿命を短
くすることになる。そこで、本発明では、このような固
定表示によるCRTディスプレイの劣化を第42図に示
す表示制御によって防止している。
第42図に示す処理では、成る画面が表示されてから一
定時間、例えば15分以上にわたり何も操作がない場合
、或いはマシンの操作や状態変化がない場合には待機状
態(予熱モード)の画面を表示する。さらに、待機状態
画面を表示した後は、一定時間内に何等かの操作があれ
ばその操作内容に対応した表示画面の切り換えを行うが
、何も操作がない場合にはタイマーをリセットして一定
時間毎、例えば1.5秒毎に第43図(al〜(C)に
示すように待機状態画面の表示位置を変更する。なお、
予熱モードにおいて予熱キー306を操作すると、全自
動画面に切り替わりミ全自動のコピーモードとなる。待
機状態両面の表示位置を変化させる処理は、予め複数の
表示位置及び表示順序を設定しておき、その順序に従っ
て変更してもよいし、乱数発生手段等を用いてランダム
に表示位置を変更してもよい、このようにすると、一定
時間以上の長時間にわたって固定表示を行うことがなく
なるので、部分的に一部の画素だけが著しく焼は付いて
劣化するということを防ぐことができる。また、上記焼
付防止画面と同じようにディスプレイの一部に両面を表
示し時々移動させる表示(ムービングクロツタ)をオペ
レータの操作やマシン動作の中断時に利用してもよい。
この制御は、スタートキーが操作される前のモード設定
段階において、あるキー入力があった後、一定時間経過
しても次のキー入力がない場合、或いはスタートキーが
操作され、マシンがコピー動作を開始した後、ジャム等
の発生により一定時間画面が固定表示された場合に行う
、そして、キー入力その他何等かの状態変化があったと
き、例えばオートスタートでマシンが動作したとき、オ
ペレータがマシンを操作してインターロックの開閉や用
紙トレイの抜き差し等があったとき、メツセージ(U、
J、CAUT I ON)の表示事由の発生/クリア、
ジャムの発生/クリア等のマシンの状態が変化したとき
には、元の画面に復帰させる。なおこの場合、グラフィ
ックが常に画面上に収まるように表示することは勿論で
ある。
なお、本発明は、上記の実施例に限定されるものではな
く、種々の変形が可能である。例えばh記の実施例では
、ユーザインターフェースにCRTディスプレイを用い
たが、プラズマディスプレイやELディスプレイ、液晶
ディスプレイ、蛍光表示管等を用いてもよいし、さらに
タッチパネルを装着してもよい、また、CRTディスプ
レイの表示態様を制御することによってアクセントのあ
る表示を行うようにしたが、カラーディスプレイを使用
して色彩的な変化を持たせるようにしてもよいし、選択
モード画面を上段からメツセージ領域、設定状態表示領
域、選択領域に領域分割したが、選tR8N域を真中に
メツセージ領域、設定状態表示領域をその両側に領域割
り当てる他、様々に変形できることはいうまでもない。
さらには、モード選択キーを分割した画面の数に対応し
て配置したが、1個のモード選択キーだけで画面の切り
換え操作を行うように構成してもよい。
〔発明の効果〕
以との説明から明らかなように、本発明によれば、ユー
ザインターフェースにディスプレイを用いるので、多く
の情報の中から分割した画面構成により必要な部分の情
報を読みやすい大きさやキャラクタ、表示態様、表示属
性で表示でき、また、その内容を容易に変更することが
できる。特にこのようなディスプレイの使用した場合に
問題となる画面の焼付を画面の移動表示によって防止す
るので、複写機のような一日中稼動可能状態におかれる
装置でも、ディスプレイの寿命を長く維持することがで
きる。また、例えば使用頻度等を配慮して選択モードを
複数の画面に分割し、見易い画面構成で表示しているの
で、9インチ程度のコンパクトなCRTディスプレイを
ユーザインターフェースに用いて豊富な情報量を扱うこ
とができ、安価でコンパクトなユーザインターフェース
を提供できる。しかも、分割した画面を表示する際にも
その画面に他の画面の設定状態の表示領域を設けてポイ
ント表示し、また、それぞれの画面の設定状態をIN面
に一覧表示するので、−目で設定状態の確認を行うこと
ができ、操作性が向上しコピーミスを少なくすることが
できる。画面を分割して切り換え表示し、それぞれの両
面で機能の選択や実行条件の設定を行うので、1画面の
操作入力に必要なキーを配置するだけで、各画面の操作
入力が可能になり、キーボードの構成を簡素化すること
ができる。さらには、設定位置がデフォルトか否かによ
り表示態様を変えることにより、デフォルト以外の設定
状態の確認がし易い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るディスプレイを使用した記録装置
の1実施例構成を示す図、第2図は全体の概略構成を示
す図、第3図は制御系のシステム構成を示す図、第4図
は’CP Uのハード構成を示す図、第5図はシリアル
通信の転送データ構成と伝送タイミングを示す図、第6
図は1通信サイクルにおける相互の通信間隔を示すタイ
ムチャート、第7図はプロセッサの状態遷移図、第8図
は走査露光装置の構成を示す図、第9図はレンズ駆動系
の構成を示す図、第10図は光学系の制御システム構成
を示す図、第1111ifiは光学系の動作を説明する
ための図、第12図はマーキング系を説明するための概
略構成図、第13図は感材ベルト上のパネル分割を説明
するための図、第14図はマーキング系の機能の概略を
示すブロック構成図、第15図はマーキング系制御シー
ケンスのタイミングチャートを示す図、第16図は用紙
搬送系を説明するための側面図、第17図は用紙トレイ
の側面図、第18図はデユープレックストレイの平面図
、第19図は原稿自動送り装置の側面図、第20図はセ
ンサの配置例を示す平面図、第21図は原稿自動送りの
作用を説明するための図、第22図はソータの構成を示
す側面図、第23図はソータの駆動系を説明するための
図、第24図はソータの作用を説明するための図、第2
5図はディスプレイを用いたユーザインターフェースの
取り付は状態を示す図、第26図はディスプレイを用い
たユーザインターフェースの外観を示す図、第27図は
選択モード画面を説明するための図、第28図は選択モ
ード画面以外の画面の例を示す図、第29図は両面レイ
アウトの類別例を示す図、第30図はU/I用CPUと
シリアル通信で接続されたメインCPUとの関係を示す
図、第32図はユーザインターフェースのソフトウェア
構成を示す図、第33図は両面の切り換え制御を説明す
るための図、第31図はユーザインターフェースのハー
ドウェア構成を示す図、第34図(a)はキーボードス
キャンの設定マツプの例を示す図であり、第34図(ロ
)はLEDスキャンの設定マツプの例を示す図、第35
図は表示タイミングを示す図、第36図はV−RAMの
アドレス対応例を示す図、第37図は第1のV−RAM
の番地とCRT表示位置との対応を示す図、第38図は
キャラクタジェネレータの読み出し回路を説明するため
の図、第39図はドツトパターンとデータ及びスキャン
アドレスの対応例を示す図、第40図は属性データに従
ったビデオ信号の制御回路の構成例を示す図、第41図
はコピー動作が開始するまでの全体の処理の流れを説明
するための図、第42図は待機状態表示の処理の流れを
説明するための図、第43図は待機状態の表示画面の変
化の様子を示す図、第44図はコンソールパネルを用い
た従来のユーザインターフェースの例を示す図である。 01・・・ユーザインターフェース、02・・・ディス
プレイ、03・・・タイマー、04・・・キーボード。 出 願 人  富士ゼロックス株式会社代理人弁理士 
阿 部 龍 吉 (外4名)第2図 第3図 第40 第5図 (a) (b) モ=り上物τる   APPSC便周する第7図 ベルトターワン @8 図(b) 第8図(C> 第9 図(a) 第9 図(b) 第10図 不−4吃〉す 第11図(α) 覗 第11図(し) 第17図 第1S図 FRONTヤ 第20図 第21図 第22図 (C)           (d) 第25図(a) 第25図(b) ブ°うテン 7−ン で)ブー  セーツー I 第27図 第28図(a) 第28図(b) 第28図(C) 箭28図(d) 第29図 (F)) 第33図 第34図 (b) 第35図 開門げばトル 第37図 第39図 第41図 第43図 (b)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ユーザインターフェースにディスプレイを使用し
    て複数の画面を切り換え表示し機能選択や実行条件を入
    力設定する記録装置において、所定時間以上連続して表
    示内容の変化がなく同一画面が表示されていることを条
    件に所定の時間間隔で表示位置が移動する画面に切り換
    えることを特徴とするディスプレイの焼付防止表示方式
  2. (2)所定の時間間隔で表示位置が移動する画面を選択
    表示可能にしたことを特徴とする請求項1記載のディス
    プレイの焼付防止表示方式。
  3. (3)焼付防止画面の表示解除により元の画面を復帰さ
    せることを特徴とする請求項1記載のディスプレイの焼
    付防止表示方式。
  4. (4)ユーザインターフェースにディスプレイを使用し
    て複数の画面を切り換え表示して機能選択や実行条件を
    入力設定する記録装置において、所定時間以上連続して
    同一画面の表示を行う場合には、表示位置を移動させる
    ことを特徴とするディスプレイの焼付防止表示方式。
JP63068378A 1988-03-23 1988-03-23 表示装置及び該表示装置を備えた記録装置 Expired - Lifetime JP2817138B2 (ja)

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