JPH01272832A - 結束紡績装置 - Google Patents
結束紡績装置Info
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- JPH01272832A JPH01272832A JP9743888A JP9743888A JPH01272832A JP H01272832 A JPH01272832 A JP H01272832A JP 9743888 A JP9743888 A JP 9743888A JP 9743888 A JP9743888 A JP 9743888A JP H01272832 A JPH01272832 A JP H01272832A
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- Japan
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- fibers
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- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 52
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- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 3
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- 238000002347 injection Methods 0.000 description 2
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- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
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- 235000013351 cheese Nutrition 0.000 description 1
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Classifications
-
- D—TEXTILES; PAPER
- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H1/00—Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
- D01H1/11—Spinning by false-twisting
- D01H1/115—Spinning by false-twisting using pneumatic means
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Textile Engineering (AREA)
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は無撚の芯繊維束とその周囲を螺旋状に巻回結束
する巻は繊維とからなる結束紡績糸を製造する結束紡績
装置に関するものである。
する巻は繊維とからなる結束紡績糸を製造する結束紡績
装置に関するものである。
(従来技術とその問題点)
近年、オープンエンド紡績とは異なる新しい結束紡績法
が注目されており、該結束紡績法における糸形成の原理
は次のように考えられている。すなわち、ドラフトされ
たリボン状のフリースを加熱すると大部分のmvlは加
熱されるが、フリースの両端部の繊維は加熱されずに先
端フリーになり、この先端フリーの繊維が加熱繊維束と
分離された状態で搬送されると遊離繊維が発生する。そ
して、この遊離繊維が加熱繊維束と一体化された状態で
加熱繊維束が解撚されると遊離繊維が結束繊維となって
結束紡績糸が形成される。この技術においては、先端フ
リー繊維を分離した状態で移動させる手段が重要である
ため、先端フリー繊維を分離して遊離繊維にするための
吸引管が種々開発されている。
が注目されており、該結束紡績法における糸形成の原理
は次のように考えられている。すなわち、ドラフトされ
たリボン状のフリースを加熱すると大部分のmvlは加
熱されるが、フリースの両端部の繊維は加熱されずに先
端フリーになり、この先端フリーの繊維が加熱繊維束と
分離された状態で搬送されると遊離繊維が発生する。そ
して、この遊離繊維が加熱繊維束と一体化された状態で
加熱繊維束が解撚されると遊離繊維が結束繊維となって
結束紡績糸が形成される。この技術においては、先端フ
リー繊維を分離した状態で移動させる手段が重要である
ため、先端フリー繊維を分離して遊離繊維にするための
吸引管が種々開発されている。
その代表的なものとしては、例えば、特開昭60−20
9023号公報に記載されているような、ドラフトロー
ラ部から送出されるフリースの幅方向と直角にスリット
が形成される共に、該スリットの片端に入口部から連続
した清が、糸道に対して最終ドラフトローラの金属ロー
ラ側に形成された吸引管を使用することが提案されてい
る。
9023号公報に記載されているような、ドラフトロー
ラ部から送出されるフリースの幅方向と直角にスリット
が形成される共に、該スリットの片端に入口部から連続
した清が、糸道に対して最終ドラフトローラの金属ロー
ラ側に形成された吸引管を使用することが提案されてい
る。
しかし、上述のような吸引管では、入口部の形状が楕円
形になっているため、溝部における気流による繊維分M
力が非常に小さく、かつ吸引管内の繊維の移動速度が速
いため、フリース両端部の先端フリー繊維を遊離繊維と
して確実に分離することができず、十分満足できる結束
繊維を得ることができなかっな、又、上述の吸引管にお
いて十分な分離効果を得るためには吸引管内の移動速度
を遅くしなければならず生産性が悪くなると共に、空気
仮撚ノズルの圧空の消費量が多くなるという問題があっ
た。
形になっているため、溝部における気流による繊維分M
力が非常に小さく、かつ吸引管内の繊維の移動速度が速
いため、フリース両端部の先端フリー繊維を遊離繊維と
して確実に分離することができず、十分満足できる結束
繊維を得ることができなかっな、又、上述の吸引管にお
いて十分な分離効果を得るためには吸引管内の移動速度
を遅くしなければならず生産性が悪くなると共に、空気
仮撚ノズルの圧空の消費量が多くなるという問題があっ
た。
(目的)
本発明は先端フリー繊維が吸引管に入る前から積極的に
分離して移送できるようにし、十分満足できる強力、お
よび柔らかさを有する結束紡績糸を少ない圧空量で、し
かも高速度で形成することができる装置を提供すること
を目的とするものである。
分離して移送できるようにし、十分満足できる強力、お
よび柔らかさを有する結束紡績糸を少ない圧空量で、し
かも高速度で形成することができる装置を提供すること
を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段)
すなわち、本発明はローラドラフト部の最終ニップロー
ラから送出されるフリースの幅方向と直角に形成された
スリットと、該スリットの片側に形成され入口部から出
口部まで連続している消を有する吸引管を、前記最終ニ
ップローラ直後に設けた結束紡績装置において、前記吸
引管のスリッ°トを吸引管の入口部まで延長してスリッ
トと清が繋がった形状に形成すると共に、入口部におけ
る糸道がスリット部を通る如く構成せしめ、先端フリー
繊維が吸引管に入る前からli的に分離して移送される
ようにするものである。又、上述のスリットと溝の入口
部が幅方向に拡がるようデーパ状に形成すると、フリー
スの幅が変っても遊離繊維の集束を円滑に行なうことが
できる。
ラから送出されるフリースの幅方向と直角に形成された
スリットと、該スリットの片側に形成され入口部から出
口部まで連続している消を有する吸引管を、前記最終ニ
ップローラ直後に設けた結束紡績装置において、前記吸
引管のスリッ°トを吸引管の入口部まで延長してスリッ
トと清が繋がった形状に形成すると共に、入口部におけ
る糸道がスリット部を通る如く構成せしめ、先端フリー
繊維が吸引管に入る前からli的に分離して移送される
ようにするものである。又、上述のスリットと溝の入口
部が幅方向に拡がるようデーパ状に形成すると、フリー
スの幅が変っても遊離繊維の集束を円滑に行なうことが
できる。
(実施例)
本発明の結束紡績装置の全体の構成は第1図に示す通り
であって、スライバー20はバックローラ1、ミドルロ
ーラ2、フロントローラ3、によリドラフトされ、リボ
ン状のフリース20aにな一〕てフロントローラ3から
送出されて吸引管4に吸引される。そして、吸引された
フリース20aは吸引管4の下流側に設けられた空気仮
撚ノズル5によって加熱される。この加熱による撚はフ
ロントローラ3のニップ点直後まで及び、ドラフトされ
たフリース20aの大部分は加熱される。しかし、フリ
ースの両端部の繊維は加熱されずに遊iJ[IIFとな
り、吸引管4内に移送された後加熱された繊維束が解撚
されるに伴い遊離繊維が繊維束の表面を巻回結束する巻
付は繊維となる。この様にして形成された結束紡績糸2
0dはデリベリローラ6を経てワインダー7にチーズ、
又はコーンとして巻取られるようになっている。
であって、スライバー20はバックローラ1、ミドルロ
ーラ2、フロントローラ3、によリドラフトされ、リボ
ン状のフリース20aにな一〕てフロントローラ3から
送出されて吸引管4に吸引される。そして、吸引された
フリース20aは吸引管4の下流側に設けられた空気仮
撚ノズル5によって加熱される。この加熱による撚はフ
ロントローラ3のニップ点直後まで及び、ドラフトされ
たフリース20aの大部分は加熱される。しかし、フリ
ースの両端部の繊維は加熱されずに遊iJ[IIFとな
り、吸引管4内に移送された後加熱された繊維束が解撚
されるに伴い遊離繊維が繊維束の表面を巻回結束する巻
付は繊維となる。この様にして形成された結束紡績糸2
0dはデリベリローラ6を経てワインダー7にチーズ、
又はコーンとして巻取られるようになっている。
上述の吸引管4部の詳細は第2図に示す通りであって、
繊維束20bが通過するためのスリット部と、遊離繊維
20cが通過するための円形、楕円形、あるいは矩形等
の断面を有する溝部が穿設されている。そして、スリッ
ト部と溝部の関係は第3図に示すように入口部4Aにお
いてはスリブ1−4 aと楕円形の清4bが繋がった状
態に形成され、出口部4Bにおいては円形の清4bが穿
設されていると共に、入口部4Aと出口部4Bの中間部
4Cは、入口部4Aから出口部4Bに向って円形の溝4
Cがフロントローラ3の金属ローラ3a側に漸次下降し
、入口部4Aと出口部4Bの略中央位置を境にして今度
はゴムローラ3b側に上昇し、出口部4Bにおいて溝4
bに連通ずるように形成されている。一方、スリット4
aは清4bとは反対に入口部4Aから出口部4Bに向か
って漸次上昇し、入口部4Aと出口部4Bの略中央位置
を境にして下降し、出口部4Bにおいて該スリット4a
が無くなるように形成されている。又、入口部4Aは遊
離繊維の集束が円滑に行われるように、第4図に示すよ
うに、スリット、及び清が幅方向に拡がるようテーパ状
に形成するのが好ましい。
繊維束20bが通過するためのスリット部と、遊離繊維
20cが通過するための円形、楕円形、あるいは矩形等
の断面を有する溝部が穿設されている。そして、スリッ
ト部と溝部の関係は第3図に示すように入口部4Aにお
いてはスリブ1−4 aと楕円形の清4bが繋がった状
態に形成され、出口部4Bにおいては円形の清4bが穿
設されていると共に、入口部4Aと出口部4Bの中間部
4Cは、入口部4Aから出口部4Bに向って円形の溝4
Cがフロントローラ3の金属ローラ3a側に漸次下降し
、入口部4Aと出口部4Bの略中央位置を境にして今度
はゴムローラ3b側に上昇し、出口部4Bにおいて溝4
bに連通ずるように形成されている。一方、スリット4
aは清4bとは反対に入口部4Aから出口部4Bに向か
って漸次上昇し、入口部4Aと出口部4Bの略中央位置
を境にして下降し、出口部4Bにおいて該スリット4a
が無くなるように形成されている。又、入口部4Aは遊
離繊維の集束が円滑に行われるように、第4図に示すよ
うに、スリット、及び清が幅方向に拡がるようテーパ状
に形成するのが好ましい。
上述のように吸引管4の入口部がスリット4aと溝4b
が繋がった形状になっているため、吸引空気流は断面積
の大きいfi4b、4c側に多く流れ、空気流に差を生
じる。そのため、フロントローラ3から送出されたフリ
ース20aが吸引管4に吸引されると、空気仮撚ノズル
5によって加熱された繊維束20bはフロントローラ3
とデリベリローラ6にニップされているため、フリース
20aの送出方向及び吸引気流の影響を受けずに第3図
におけるZ−Z線上であるスリット4aと湧4b部を直
進するが、フリース20aの両端に発生した先端のフリ
ー繊維はスリット部より吸引力の大きい溝部の方に吸引
され、加熱された繊維束20bとは完全に分離された状
態で移送されて完全な遊離繊維20cとなる。そして、
遊離繊維20cが吸引管4内の溝4cを通り吸引管4の
出口部4Bで加熱された繊維と合体され、空気仮撚ノズ
ル5の空気噴射孔のところで加熱された繊維束20bが
解撚されるに伴い繊維束の表面を巻回結束する巻付繊維
となる。
が繋がった形状になっているため、吸引空気流は断面積
の大きいfi4b、4c側に多く流れ、空気流に差を生
じる。そのため、フロントローラ3から送出されたフリ
ース20aが吸引管4に吸引されると、空気仮撚ノズル
5によって加熱された繊維束20bはフロントローラ3
とデリベリローラ6にニップされているため、フリース
20aの送出方向及び吸引気流の影響を受けずに第3図
におけるZ−Z線上であるスリット4aと湧4b部を直
進するが、フリース20aの両端に発生した先端のフリ
ー繊維はスリット部より吸引力の大きい溝部の方に吸引
され、加熱された繊維束20bとは完全に分離された状
態で移送されて完全な遊離繊維20cとなる。そして、
遊離繊維20cが吸引管4内の溝4cを通り吸引管4の
出口部4Bで加熱された繊維と合体され、空気仮撚ノズ
ル5の空気噴射孔のところで加熱された繊維束20bが
解撚されるに伴い繊維束の表面を巻回結束する巻付繊維
となる。
又、入口部4Aにおけるフリース20aの糸道がスリッ
ト部を通るため、フリース20aが加熱される際の加熱
点の左右方向への変動量が小さくでき、遊離繊維を安定
して発生させることができる。
ト部を通るため、フリース20aが加熱される際の加熱
点の左右方向への変動量が小さくでき、遊離繊維を安定
して発生させることができる。
上述の吸引管4のスリット4aの間隔、消4bの大きさ
、及び吸引管の長さは、生産する品種(原料)と紡績番
手あるいは繊維通過量等の関係から決定され、実験の結
果、スリット4aの間隙寸法は0.2II11〜5B、
溝4b、4cの幅D は1關〜10rtmが適当である
。又、吸引管4の長さは使用される繊維の長さによって
ほぼ規制され、ドラフトゾーンの最終ニップ点(フロン
トローラ3のニップ点)と空気仮撚ノズル5の加熱点(
圧空噴射孔の位置)との距離を短繊維束の最大艮+10
In1以下にする必要があること、及びローラ径、空気
仮撚ノズル寸法等の関係から決定される。
、及び吸引管の長さは、生産する品種(原料)と紡績番
手あるいは繊維通過量等の関係から決定され、実験の結
果、スリット4aの間隙寸法は0.2II11〜5B、
溝4b、4cの幅D は1關〜10rtmが適当である
。又、吸引管4の長さは使用される繊維の長さによって
ほぼ規制され、ドラフトゾーンの最終ニップ点(フロン
トローラ3のニップ点)と空気仮撚ノズル5の加熱点(
圧空噴射孔の位置)との距離を短繊維束の最大艮+10
In1以下にする必要があること、及びローラ径、空気
仮撚ノズル寸法等の関係から決定される。
第1図に示す構成の結束紡績装置において第2図に示す
本発明の吸引管、と従来の吸引管を用いてポリエステル
(単糸デニール:1d、!It!l維長:38+nn)
100%で紡績番手Ne50.Ne60の紡糸を行った
。
本発明の吸引管、と従来の吸引管を用いてポリエステル
(単糸デニール:1d、!It!l維長:38+nn)
100%で紡績番手Ne50.Ne60の紡糸を行った
。
本発明と従来の吸引管の仕様は入口部溝の形状、寸法以
外は同一である。
外は同一である。
吸引管の長さ(tり :17圓
スリツトの間隙)(T):015m+
スリットの幅(H) : 11m+出口部清(D2
) :2.5鰭の円形中間部溝(D3)
:2.5圓の円形入口部溝(Dl) 本発明二幅4關×2゜5關の楕円形 でスリットに繋がっている。
) :2.5鰭の円形中間部溝(D3)
:2.5圓の円形入口部溝(Dl) 本発明二幅4關×2゜5關の楕円形 でスリットに繋がっている。
又、入口部がテーパ状に形
成され、略2.5In+の円形
に集束する形状になってい
いる。
従 来=2.5市の円形
〔紡績番手Ne50の場合の紡糸条件〕本発明と従来の
紡糸条件は紡糸速度、パブクローラとミドルローラの間
のコンデンサ幅、及び仮撚圧空圧力以外は同一である。
紡糸条件は紡糸速度、パブクローラとミドルローラの間
のコンデンサ幅、及び仮撚圧空圧力以外は同一である。
トータルドラフト =100 倍
吸引負圧力 :590annAqオーバフイード
率 =2 % 紡糸速度 本発明: 180 m/l1in 従 来:150 m/1ain 仮撚圧空圧力 本発明:3.5kg/cJ 従 来:4.Okg/cJ バックローラとミドルローラ の間のコンデンサ幅 本発明=3 關 従 来:5 市 〔紡績番手Ne60の場合の紡糸条件〕本発明と従来の
紡糸条件は紡糸速度、バックローラとミドルローラの間
のコンデンサ幅、及び仮燃圧空圧力以外は同一である。
率 =2 % 紡糸速度 本発明: 180 m/l1in 従 来:150 m/1ain 仮撚圧空圧力 本発明:3.5kg/cJ 従 来:4.Okg/cJ バックローラとミドルローラ の間のコンデンサ幅 本発明=3 關 従 来:5 市 〔紡績番手Ne60の場合の紡糸条件〕本発明と従来の
紡糸条件は紡糸速度、バックローラとミドルローラの間
のコンデンサ幅、及び仮燃圧空圧力以外は同一である。
トータルドラフト :119 倍
吸引負圧力 :590 flAqオーバフィー
ド率 :2 % 紡糸速度 本発明:180 m/l1in 従 来: 150 m/11in 仮撚圧空圧力 本発明: 3.5 kg/afl 従 来: 4 、 Okg/aa バックローラとミドルローラ の間のコンデンサ幅 本発明:3 醜 従 来:4 rm 上述のような条件で得られた結束紡績糸の物性は第1表
、及び第2表に示す通りである。
ド率 :2 % 紡糸速度 本発明:180 m/l1in 従 来: 150 m/11in 仮撚圧空圧力 本発明: 3.5 kg/afl 従 来: 4 、 Okg/aa バックローラとミドルローラ の間のコンデンサ幅 本発明:3 醜 従 来:4 rm 上述のような条件で得られた結束紡績糸の物性は第1表
、及び第2表に示す通りである。
第1表
〔紡績番手Ne50の場合〕
第2表
〔紡績番手Ne60の場合〕
第1表、及び第2表から明らかなように、紡績番手Ne
50、Ne60とも本発明の結束紡績装置によって得ら
れ結束紡績糸の方が、仮撚圧空圧力が低く、しかも紡糸
速度が20%速くなっているにも拘らず糸強力、伸度等
で優れていることがわかる。
50、Ne60とも本発明の結束紡績装置によって得ら
れ結束紡績糸の方が、仮撚圧空圧力が低く、しかも紡糸
速度が20%速くなっているにも拘らず糸強力、伸度等
で優れていることがわかる。
又、フリースの幅が狭くできたため繊維の集束性が良く
ウスターU%が小さくなって柔らかくて安定した糸質の
ものが得られていることがわかる。
ウスターU%が小さくなって柔らかくて安定した糸質の
ものが得られていることがわかる。
(発明の効果)
本発明は上述のようにローラドラフト部の最終ニップロ
ーラから送出されるフリースの幅方向と直角に形成され
たスリットと、該スリットの片側に形成され入口部から
出口部まで連続している溝を有する吸引管を、前記最終
ニップローラ直後に設けた結束紡績装置において、前記
吸引管のスリットを吸引管の入口部まで延長してスリッ
トと溝が繋がった形状に形成すると共に、入口部におけ
る糸道がスリット部を通る如く構成せしめることにより
次のような効果を奏することができる。
ーラから送出されるフリースの幅方向と直角に形成され
たスリットと、該スリットの片側に形成され入口部から
出口部まで連続している溝を有する吸引管を、前記最終
ニップローラ直後に設けた結束紡績装置において、前記
吸引管のスリットを吸引管の入口部まで延長してスリッ
トと溝が繋がった形状に形成すると共に、入口部におけ
る糸道がスリット部を通る如く構成せしめることにより
次のような効果を奏することができる。
(1)フロントローラから送出されたフリースの加熱さ
れた繊維束が吸引管スリット部を、遊離繊維が溝部とい
うように完全に分離されるため、フリースの幅を狭まく
することができ、繊維の集束性がよくなり糸斑、糸切れ
が少なくなることと相俟って強力のある柔らかい結束紡
績糸を安定して連続的に製造できる。
れた繊維束が吸引管スリット部を、遊離繊維が溝部とい
うように完全に分離されるため、フリースの幅を狭まく
することができ、繊維の集束性がよくなり糸斑、糸切れ
が少なくなることと相俟って強力のある柔らかい結束紡
績糸を安定して連続的に製造できる。
(2)遊離繊維の分M機能が高いため、糸切れが少なく
操業性の安定によるスピードアップが図れると共に、圧
空の消費量を減少せることができる。
操業性の安定によるスピードアップが図れると共に、圧
空の消費量を減少せることができる。
(3)スリットと涌の入口部が幅方向に拡がるようテー
パ状に形成すると、フリースの幅が変っても遊離繊維の
集束を円滑に行なうことができる。
パ状に形成すると、フリースの幅が変っても遊離繊維の
集束を円滑に行なうことができる。
第1図は本発明の結束紡績装置の全体の構成を示す概略
図である。 第2図は第1図における吸引管部の詳細を示す概略断面
図である。 第3図は第2図におけるスリット部と溝部の関係を詳細
に示す概略斜視図である。 第4図は第2図における吸引管の入口部のY矢視図であ
る 3:フロントローラ、 4:吸引管、 5:空気仮撚ノズル、 6:デリベリローラ、4a;ス
リット、 4b、4c、4d:湧出願人 東レエンジニ
アリング株式会社第1区 法 N \
図である。 第2図は第1図における吸引管部の詳細を示す概略断面
図である。 第3図は第2図におけるスリット部と溝部の関係を詳細
に示す概略斜視図である。 第4図は第2図における吸引管の入口部のY矢視図であ
る 3:フロントローラ、 4:吸引管、 5:空気仮撚ノズル、 6:デリベリローラ、4a;ス
リット、 4b、4c、4d:湧出願人 東レエンジニ
アリング株式会社第1区 法 N \
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)ローラドラフト部の最終ニップローラから送出され
るフリースの幅方向と直角に形成されたスリットと、該
スリットの片側に形成され入口部から出口部まで連続し
ている溝を有する吸引管を、前記最終ニップローラ直後
に設けた結束紡績装置において、前記吸引管のスリット
を吸引管の入口部まで延長してスリットと溝が繋がった
形状に形成すると共に、入口部における糸道がスリット
部を通る如く構成せしめたことを特徴とする結束紡績装
置。 2)前記スリットと溝の入口部が幅方向に拡がるようテ
ーパ状に形成されていることを特徴とする請求項1の結
束紡績装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9743888A JPH01272832A (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 結束紡績装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9743888A JPH01272832A (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 結束紡績装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01272832A true JPH01272832A (ja) | 1989-10-31 |
JPH0320487B2 JPH0320487B2 (ja) | 1991-03-19 |
Family
ID=14192361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9743888A Granted JPH01272832A (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | 結束紡績装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01272832A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04343718A (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-30 | Toray Eng Co Ltd | 空気式糸形成装置の仮撚ノズル |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58208424A (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-05 | Toray Ind Inc | 結束紡績糸の製造方法および装置 |
JPS599225A (ja) * | 1982-07-06 | 1984-01-18 | Toyoda Autom Loom Works Ltd | 結束紡績用ノズル |
JPS6020902A (ja) * | 1983-07-14 | 1985-02-02 | Kansai Paint Co Ltd | ミクロゲル分散液の製造方法 |
-
1988
- 1988-04-19 JP JP9743888A patent/JPH01272832A/ja active Granted
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58208424A (ja) * | 1982-05-31 | 1983-12-05 | Toray Ind Inc | 結束紡績糸の製造方法および装置 |
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---|---|---|---|---|
JPH04343718A (ja) * | 1991-05-14 | 1992-11-30 | Toray Eng Co Ltd | 空気式糸形成装置の仮撚ノズル |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0320487B2 (ja) | 1991-03-19 |
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