JPH01271606A - バルブタイミング可変装置 - Google Patents
バルブタイミング可変装置Info
- Publication number
- JPH01271606A JPH01271606A JP63099781A JP9978188A JPH01271606A JP H01271606 A JPH01271606 A JP H01271606A JP 63099781 A JP63099781 A JP 63099781A JP 9978188 A JP9978188 A JP 9978188A JP H01271606 A JPH01271606 A JP H01271606A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- camshaft
- cam
- hole
- circumferential
- slider
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 4
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 4
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 3
- 206010011224 Cough Diseases 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F01—MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
- F01L—CYCLICALLY OPERATING VALVES FOR MACHINES OR ENGINES
- F01L1/00—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear
- F01L1/34—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift
- F01L1/344—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear
- F01L1/34413—Valve-gear or valve arrangements, e.g. lift-valve gear characterised by the provision of means for changing the timing of the valves without changing the duration of opening and without affecting the magnitude of the valve lift changing the angular relationship between crankshaft and camshaft, e.g. using helicoidal gear using composite camshafts, e.g. with cams being able to move relative to the camshaft
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、エンジンの運転状態に応じてバルブの開閉時
期を変化させるバルブタイミング可変装置に関する。
期を変化させるバルブタイミング可変装置に関する。
従来より、円周カムによる動弁機構を備えた4サイクル
エンジンにおいては、運転状態に応じてクランク軸に対
するカムの位相を変化させ、エンジンの出力向上や燃費
の低減等を図る技術が提供されている。
エンジンにおいては、運転状態に応じてクランク軸に対
するカムの位相を変化させ、エンジンの出力向上や燃費
の低減等を図る技術が提供されている。
たとえば、実開昭61−110805号公報では、第6
図に示すように、カム軸1と円周カム2とを別体に構成
し、該カム2をカム軸1に対して回動可能に貫挿させる
とともに、カム軸1にその軸心に沿って満1aを設け、
さらにこの満1a内に摺動子3を有している。摺動子3
は、カム軸1の外周よりも突出する突起3aを備えてお
り、上配溝1a内に移動可能に配設されている。一方、
カム2は、カム軸1を挿通させる孔2aの内周面に、眼
孔2aの軸心に対して傾斜するガイド溝2bを有してお
り、該ガイドv42b内に上記摺動子3の突起3aが係
合されている。
図に示すように、カム軸1と円周カム2とを別体に構成
し、該カム2をカム軸1に対して回動可能に貫挿させる
とともに、カム軸1にその軸心に沿って満1aを設け、
さらにこの満1a内に摺動子3を有している。摺動子3
は、カム軸1の外周よりも突出する突起3aを備えてお
り、上配溝1a内に移動可能に配設されている。一方、
カム2は、カム軸1を挿通させる孔2aの内周面に、眼
孔2aの軸心に対して傾斜するガイド溝2bを有してお
り、該ガイドv42b内に上記摺動子3の突起3aが係
合されている。
そしてこの装置では、摺動子3をW41a内で移動させ
ることによってガイドW112bにおける突起3aの位
置を変化させ、円周カム2をカム軸1に対して回動させ
ることによって該カム2のクランク軸(図示せず)に対
する位相を変化させるようにしている。
ることによってガイドW112bにおける突起3aの位
置を変化させ、円周カム2をカム軸1に対して回動させ
ることによって該カム2のクランク軸(図示せず)に対
する位相を変化させるようにしている。
ところで、上記バルブタイミング可変装置では、摺動子
3を移動(往復vJ)させるためには、上記構成部品の
他にシリンダ等のアクチュエータを用意しなければなら
ず、エンジンの大型化とともに、部品点数の増大を1G
来する。
3を移動(往復vJ)させるためには、上記構成部品の
他にシリンダ等のアクチュエータを用意しなければなら
ず、エンジンの大型化とともに、部品点数の増大を1G
来する。
本発明の目的は、上記実情に鑑みて、エンジンの小型化
および部品点数の削減を図ることのできるバルブタイミ
ング可変装置を提供することにある。
および部品点数の削減を図ることのできるバルブタイミ
ング可変装置を提供することにある。
本発明に係るバルブタイミング可変装置では、カム軸の
中心部にその軸心に沿って摺動孔を設け、この摺動孔に
摺動子を軸方向に移動可能に嵌入させてシリンダアクチ
ュエータを構成するとともに、前記カム軸に円周カムを
その軸心まわりに回動可能、かつ軸方向には移動不可能
に貫挿させ、前記カム軸における前記円周カムと対向す
る部位に前記摺動孔に連通するガイド孔を設け、さらに
前記Pi動子の外周面および前記円周カムの内周面のい
ずれか一方にその延設方向が前記ガイド孔の延設方向と
交又するガイド溝を設けるとともに、他方に突起を設け
、該突起の先端部を前記ガイド孔を介して前記ガイド溝
に係合させ、前記摺動孔に流体を送給することにより前
記摺動子を移動させ、前記突起を前記ガイド孔および前
記ガイド溝内で移動させることによって前記円周カムを
前記カム軸に対して適宜回動させるようにしている。
中心部にその軸心に沿って摺動孔を設け、この摺動孔に
摺動子を軸方向に移動可能に嵌入させてシリンダアクチ
ュエータを構成するとともに、前記カム軸に円周カムを
その軸心まわりに回動可能、かつ軸方向には移動不可能
に貫挿させ、前記カム軸における前記円周カムと対向す
る部位に前記摺動孔に連通するガイド孔を設け、さらに
前記Pi動子の外周面および前記円周カムの内周面のい
ずれか一方にその延設方向が前記ガイド孔の延設方向と
交又するガイド溝を設けるとともに、他方に突起を設け
、該突起の先端部を前記ガイド孔を介して前記ガイド溝
に係合させ、前記摺動孔に流体を送給することにより前
記摺動子を移動させ、前記突起を前記ガイド孔および前
記ガイド溝内で移動させることによって前記円周カムを
前記カム軸に対して適宜回動させるようにしている。
以下、実施例を示す図面に基づいて本発明の詳細な説明
する。
する。
第1図は、本発明に係るバルブタイミング可変装置を採
用したエンジンのシリンダヘッド部を概念的に示したも
ので、このエンジンでは、上記シリンダヘッド部10に
回動可能に支持されたカム軸11と、図示せぬ吸・排気
パルプを作動させる円周カム12.13とがそれぞれ別
体に構成されている。これら円周カム12.13は、そ
れぞれカム軸11にその軸心Xまわりに回動可能に貫挿
されており、該カム軸11と対向する内周面にはガイド
溝12a、13aが形成されている。これらガイド溝1
2a、13aは、それぞれの円周カム12.13の両端
面に開口しており、吸気パルプ用のカム12のそれは、
第2図に示すようにカム軸11の軸心Xに対して傾斜し
、また、排気パルプ用のカム13のそれはカム軸11の
軸心Xに沿ってそれぞれ形成されている。なお、第1図
に示すように、カム軸11におけるこれら円周カム12
.13の端面に位置する部位には、それぞれC−リング
14およびワッシャ15が[tされており、円周カム1
2.13のカム軸11における軸方向への移動が規制さ
れている。
用したエンジンのシリンダヘッド部を概念的に示したも
ので、このエンジンでは、上記シリンダヘッド部10に
回動可能に支持されたカム軸11と、図示せぬ吸・排気
パルプを作動させる円周カム12.13とがそれぞれ別
体に構成されている。これら円周カム12.13は、そ
れぞれカム軸11にその軸心Xまわりに回動可能に貫挿
されており、該カム軸11と対向する内周面にはガイド
溝12a、13aが形成されている。これらガイド溝1
2a、13aは、それぞれの円周カム12.13の両端
面に開口しており、吸気パルプ用のカム12のそれは、
第2図に示すようにカム軸11の軸心Xに対して傾斜し
、また、排気パルプ用のカム13のそれはカム軸11の
軸心Xに沿ってそれぞれ形成されている。なお、第1図
に示すように、カム軸11におけるこれら円周カム12
.13の端面に位置する部位には、それぞれC−リング
14およびワッシャ15が[tされており、円周カム1
2.13のカム軸11における軸方向への移動が規制さ
れている。
同図に示すように、このカム軸11は、その中心部に摺
動孔11aを有している。摺動孔11aは、カム軸11
の基端面からその軸方向のほぼ全長に亘って形成されて
おり、径の小さな空気孔11bを介して先端面に開口し
ている。また、このカム軸11は、ガイド孔11cと複
数の油孔11d、11d・・・とを有している。ガイド
孔11Cは、第2図に示すように、上記カム軸11にお
ける吸気パルプ用の円周カム12に対応す、る部位に、
該カム軸11の軸方向に沿って長く形成された長孔であ
り、第3図に示すように、カム軸11の周面における対
称な2位置に開口している。油孔11d、11d・・・
は、第1図に示すように、カム軸11の基端部における
シリンダヘッド部10に支持された部位に、上記摺動孔
11aから径外方向に放射状に形成されており、それら
は、シリンダヘッド部10に設けられた環状の油溝10
aと上記摺動孔11aとを互いに連通させている。
動孔11aを有している。摺動孔11aは、カム軸11
の基端面からその軸方向のほぼ全長に亘って形成されて
おり、径の小さな空気孔11bを介して先端面に開口し
ている。また、このカム軸11は、ガイド孔11cと複
数の油孔11d、11d・・・とを有している。ガイド
孔11Cは、第2図に示すように、上記カム軸11にお
ける吸気パルプ用の円周カム12に対応す、る部位に、
該カム軸11の軸方向に沿って長く形成された長孔であ
り、第3図に示すように、カム軸11の周面における対
称な2位置に開口している。油孔11d、11d・・・
は、第1図に示すように、カム軸11の基端部における
シリンダヘッド部10に支持された部位に、上記摺動孔
11aから径外方向に放射状に形成されており、それら
は、シリンダヘッド部10に設けられた環状の油溝10
aと上記摺動孔11aとを互いに連通させている。
なお、この油溝10aは、油路10bを介して図示せぬ
オイルポンプに接続されている。
オイルポンプに接続されている。
一方、上記カム軸11の摺動孔11aは、その基端面の
間口がプラグ栓16によって密閉されており、内部には
2つのリターンスプリング17.18が配設されている
。リターンスプリング17.18は、上記摺動孔11a
の両端部にれぞれ配置されており、該摺動孔11aの先
端部に位置するリターンスプリング17は、そのバネ定
数が他方のリターンスプリング18のそれよりも大きく
設定されている。
間口がプラグ栓16によって密閉されており、内部には
2つのリターンスプリング17.18が配設されている
。リターンスプリング17.18は、上記摺動孔11a
の両端部にれぞれ配置されており、該摺動孔11aの先
端部に位置するリターンスプリング17は、そのバネ定
数が他方のリターンスプリング18のそれよりも大きく
設定されている。
他方、上記摺動孔11aにおける2つのリターンスプリ
ング17.18の間には、1対の摺動子19a、19b
がその軸方向に摺動可能に嵌入されている。これら摺動
子19a、19bは、互いに当接して配置されており、
上記リターンスプリング17.1日によって互いに近接
する向きに付勢されている。摺動孔11aにおける先端
部側に配置された摺動子19aは、上記カム軸11のガ
イド孔11cを閉塞する位置に配設されており、その中
央部にはビン(突起)20を備えている。
ング17.18の間には、1対の摺動子19a、19b
がその軸方向に摺動可能に嵌入されている。これら摺動
子19a、19bは、互いに当接して配置されており、
上記リターンスプリング17.1日によって互いに近接
する向きに付勢されている。摺動孔11aにおける先端
部側に配置された摺動子19aは、上記カム軸11のガ
イド孔11cを閉塞する位置に配設されており、その中
央部にはビン(突起)20を備えている。
ビン20は、第3図に示すように、その両端部が上記ガ
イド孔11c内に突設されており、さらにその一端部は
、カム軸11の外表面から突出し、吸気バルブ用円周カ
ム12のガイド溝り2a内に位置されている。
イド孔11c内に突設されており、さらにその一端部は
、カム軸11の外表面から突出し、吸気バルブ用円周カ
ム12のガイド溝り2a内に位置されている。
なお、第1図中の符号21は、カム軸11に植設された
ビンであり、排気バルブ用円周カム13のガイド溝り3
a内に位置され、該円周カム13のカム軸11に対する
回動を規制している。また、符@22はカム軸11に固
設されたカムスプロケットであり、図示せぬクランク軸
のドライブスプロケットとの間にはタイミングチェーン
23が巻回されている。さらに、符号24はカム軸11
にllX1されたC−リングであり、該カム軸11のシ
リンダヘッド部10に対する軸方向への移動を規制して
いる。
ビンであり、排気バルブ用円周カム13のガイド溝り3
a内に位置され、該円周カム13のカム軸11に対する
回動を規制している。また、符@22はカム軸11に固
設されたカムスプロケットであり、図示せぬクランク軸
のドライブスプロケットとの間にはタイミングチェーン
23が巻回されている。さらに、符号24はカム軸11
にllX1されたC−リングであり、該カム軸11のシ
リンダヘッド部10に対する軸方向への移動を規制して
いる。
上記のように構成されたバルブタイミング可変装置では
、エンジンが運転されると、クランク軸(図示せず)の
回転がタイミングチェーン23によってカム軸11に伝
達され、該カム軸11が回転するとともに、ビン20.
21を介して円周カム12.13がカム軸11と一体的
に回転され、図示せぬ吸・排気バルブがそれぞれ作動さ
れる。
、エンジンが運転されると、クランク軸(図示せず)の
回転がタイミングチェーン23によってカム軸11に伝
達され、該カム軸11が回転するとともに、ビン20.
21を介して円周カム12.13がカム軸11と一体的
に回転され、図示せぬ吸・排気バルブがそれぞれ作動さ
れる。
この装置では、通常状態においては、第2図に示すよう
に、リターンスプリング17.18のそれぞれのバネ定
数の差異により、1対の摺動子19a、19bが図中の
右方に押圧されており、ビン20がガイ、ド孔11cの
右壁に当接されている。この時、吸気バルブ用円周カム
12は、上記ビン20の先端部がガイド112aの右側
端部に位置され、咳カム12の頂部12bが、第3図に
示す状態に保持されており、たとえばエンジンの低速回
転域に適したバルブタイミングを確保している。
に、リターンスプリング17.18のそれぞれのバネ定
数の差異により、1対の摺動子19a、19bが図中の
右方に押圧されており、ビン20がガイ、ド孔11cの
右壁に当接されている。この時、吸気バルブ用円周カム
12は、上記ビン20の先端部がガイド112aの右側
端部に位置され、咳カム12の頂部12bが、第3図に
示す状態に保持されており、たとえばエンジンの低速回
転域に適したバルブタイミングを確保している。
一方、図示せぬオイルポンプによって、油溝10aにオ
イルを圧送すると、油孔11d、11d・・・を介して
圧油が摺動孔11a内に送給され、第4図に示すように
、一対の摺動子19a、19bがリターンスプリング1
7に抗して図中の左方へ移動されるとともに、ビン20
がガイド孔11C内を図中の左方へ移動される。この時
、吸気パルプ用円周カム12は、第5図に示すように、
上記ビン20の先端部が、上記ガイド孔11cに対して
傾斜するガイド溝り2a内を図中の左方へ移動すること
によって、カム軸11に対して矢印六方向へ回転され、
該カム軸11に対する位相がずれた状態に保持される。
イルを圧送すると、油孔11d、11d・・・を介して
圧油が摺動孔11a内に送給され、第4図に示すように
、一対の摺動子19a、19bがリターンスプリング1
7に抗して図中の左方へ移動されるとともに、ビン20
がガイド孔11C内を図中の左方へ移動される。この時
、吸気パルプ用円周カム12は、第5図に示すように、
上記ビン20の先端部が、上記ガイド孔11cに対して
傾斜するガイド溝り2a内を図中の左方へ移動すること
によって、カム軸11に対して矢印六方向へ回転され、
該カム軸11に対する位相がずれた状態に保持される。
このため、クランク軸(図示せず)の回転位置に対する
吸気パルプ(図示せず)の開閉時期が変化され、たとえ
ばエンジンの高速回転域に適したバルブタイミングを得
ることができる。
吸気パルプ(図示せず)の開閉時期が変化され、たとえ
ばエンジンの高速回転域に適したバルブタイミングを得
ることができる。
さらに、上記の状態からオイルの送給を停止すると、摺
動孔11a内の油圧が低下し、リターンスプリング17
の押圧力によって一対の摺動子19a、19bが、第2
図に示すように、図中の右方へ移動されるとともに、ビ
ン20がガイド孔11c内を図中の右方へ移動される。
動孔11a内の油圧が低下し、リターンスプリング17
の押圧力によって一対の摺動子19a、19bが、第2
図に示すように、図中の右方へ移動されるとともに、ビ
ン20がガイド孔11c内を図中の右方へ移動される。
この時、吸気パルプ用円周カム12は、先とは逆の作用
によつて第3図に示す通常状態に復帰され、再びエンジ
ンの低速回転域に適したバルブタイミングが確保される
。
によつて第3図に示す通常状態に復帰され、再びエンジ
ンの低速回転域に適したバルブタイミングが確保される
。
なお、上記実施例では、円周カム12の内周面にガイド
溝12aを設けるとともに、摺動子19aに突起20を
設けた場合を例示しているが、本発明ではこの逆でも構
わない。ただし、摺動子19aにガイド溝を設ける場合
には、摺動子19aをカム軸11に対して回動不可能に
配設するとともに、ガイド溝の両端に突起のストッパを
設けることが好ましい。また、ガイド孔11cをカム軸
11の軸心に沿って形成するとともに、ガイド溝12a
をカム軸11の軸心に対して傾斜させて形成しているが
、本発明では、この逆でも構わないし、また両者がカム
軸11の軸心に対して傾斜していても良い。
溝12aを設けるとともに、摺動子19aに突起20を
設けた場合を例示しているが、本発明ではこの逆でも構
わない。ただし、摺動子19aにガイド溝を設ける場合
には、摺動子19aをカム軸11に対して回動不可能に
配設するとともに、ガイド溝の両端に突起のストッパを
設けることが好ましい。また、ガイド孔11cをカム軸
11の軸心に沿って形成するとともに、ガイド溝12a
をカム軸11の軸心に対して傾斜させて形成しているが
、本発明では、この逆でも構わないし、また両者がカム
軸11の軸心に対して傾斜していても良い。
また、上記実施例では、摺動子を2つ備えているが、本
発明ではこれに限らない。さらに、摺動子19a、19
bの両端部にリターンスプリング17.18を配設し、
かつこれら活動子19a。
発明ではこれに限らない。さらに、摺動子19a、19
bの両端部にリターンスプリング17.18を配設し、
かつこれら活動子19a。
19bを低速回転域と高速回転域の2位置に保持させて
バルブタイミングを変化させるようにしているが、本発
明ではこれらに限定されない。たとえば、活動子の両端
部にそれぞれ流体を送給させることによ2て該活動子を
移1lJ(往復動)させるように構成すれば、リターン
スプリングは不要であり、また、摺動子を上記した2位
置以外でも保持させるようにすれば、エンジンの一層の
出力向上や燃費の低減等を図ることが可能となる。
バルブタイミングを変化させるようにしているが、本発
明ではこれらに限定されない。たとえば、活動子の両端
部にそれぞれ流体を送給させることによ2て該活動子を
移1lJ(往復動)させるように構成すれば、リターン
スプリングは不要であり、また、摺動子を上記した2位
置以外でも保持させるようにすれば、エンジンの一層の
出力向上や燃費の低減等を図ることが可能となる。
さらに、上記実施例では、吸気パルプ用のカム12のみ
の位相を変化させるようにしているが、本発明では勿論
これに限定されない。
の位相を変化させるようにしているが、本発明では勿論
これに限定されない。
上記したように、本発明に係るバルブタイミング可変装
置によれば、エンジンの運転状態に応じてパルプの開閉
時期を変化させるようにしているため、エンジンのあら
ゆる回転域で出力の向上や燃費の低減を図ることができ
る。しかも、カム軸内にシリンダアクチュエータを構成
しているので、他にアクチュエータを必要とせず、した
がって、エンジンの小型化および部品点数の削減を図る
ことができる。
置によれば、エンジンの運転状態に応じてパルプの開閉
時期を変化させるようにしているため、エンジンのあら
ゆる回転域で出力の向上や燃費の低減を図ることができ
る。しかも、カム軸内にシリンダアクチュエータを構成
しているので、他にアクチュエータを必要とせず、した
がって、エンジンの小型化および部品点数の削減を図る
ことができる。
第1図は、本発明に係るバルブタイミング可変装置を採
用したエンジンのシリンダヘッド部を概念的に示した要
部断面図、第2図は、本発明に係るバルブタイミング可
変装置における低速回転時のカム軸を概念的に示した平
面図、第3図は、第2図における■−■線断面図、第4
図は、本発明に係るバルブタイミング可変装置における
高速回転時のカム軸を概念的に示した平面図、第5図は
、第4図におけるV−VS断面図、第6図は、従来のバ
ルブタイミング可変装置を概念的に示した要部斜視図で
ある。 11・・・カム軸、11a・・・摺動孔、11c・・・
ガイド孔、12.13・・・円周カム、12a、13a
・・・ガイド溝、19a、19b・・・摺動子、2o・
・・突起。 ■−1 −i 第2図 第3図 第4回 第5図
用したエンジンのシリンダヘッド部を概念的に示した要
部断面図、第2図は、本発明に係るバルブタイミング可
変装置における低速回転時のカム軸を概念的に示した平
面図、第3図は、第2図における■−■線断面図、第4
図は、本発明に係るバルブタイミング可変装置における
高速回転時のカム軸を概念的に示した平面図、第5図は
、第4図におけるV−VS断面図、第6図は、従来のバ
ルブタイミング可変装置を概念的に示した要部斜視図で
ある。 11・・・カム軸、11a・・・摺動孔、11c・・・
ガイド孔、12.13・・・円周カム、12a、13a
・・・ガイド溝、19a、19b・・・摺動子、2o・
・・突起。 ■−1 −i 第2図 第3図 第4回 第5図
Claims (1)
- カム軸の中心部にその軸心に沿つて摺動孔を設け、この
摺動孔に摺動子を軸方向に移動可能に嵌入させてシリン
ダアクチュエータを構成するとともに、前記カム軸に円
周カムをその軸心まわりに回動可能、かつ軸方向には移
動不可能に貫挿させ、前記カム軸における前記円周カム
と対向する部位に前記摺動孔に連通するガイド孔を設け
、さらに前記摺動子の外周面および前記円周カムの内周
面のいずれか一方にその延設方向が前記ガイド孔の延設
方向と交又するガイド溝を設けるとともに、他方に突起
を設け、該突起の先端部を前記ガイド孔を介して前記ガ
イド溝に係合させ、前記摺動孔に流体を送給することに
より前記摺動子を移動させ、前記突起を前記ガイド孔お
よび前記ガイド溝内で移動させることによつて前記円周
カムを前記カム軸に対して適宜回動させるようにしたこ
とを特徴とするバルブタイミング可変装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63099781A JPH01271606A (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | バルブタイミング可変装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63099781A JPH01271606A (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | バルブタイミング可変装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01271606A true JPH01271606A (ja) | 1989-10-30 |
Family
ID=14256484
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63099781A Pending JPH01271606A (ja) | 1988-04-22 | 1988-04-22 | バルブタイミング可変装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01271606A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0644318A1 (de) * | 1993-09-21 | 1995-03-22 | Dr.Ing.h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft | Variable Ventilsteuerung |
FR2739410A1 (fr) * | 1995-09-28 | 1997-04-04 | Volkswagen Ag | Agencement de cames pour un moteur a combustion interne |
EP1473443A3 (en) * | 2003-04-29 | 2008-01-30 | Mechadyne plc | Internal Combustion Engine |
-
1988
- 1988-04-22 JP JP63099781A patent/JPH01271606A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0644318A1 (de) * | 1993-09-21 | 1995-03-22 | Dr.Ing.h.c. F. Porsche Aktiengesellschaft | Variable Ventilsteuerung |
US5509384A (en) * | 1993-09-21 | 1996-04-23 | Dr. Ing. H.C.F. Porsche Ag | Variable valve timing gear |
FR2739410A1 (fr) * | 1995-09-28 | 1997-04-04 | Volkswagen Ag | Agencement de cames pour un moteur a combustion interne |
EP1473443A3 (en) * | 2003-04-29 | 2008-01-30 | Mechadyne plc | Internal Combustion Engine |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5505168A (en) | Variable lift height valve driving device | |
JP2612788B2 (ja) | 内燃機関の動弁装置 | |
JP2703595B2 (ja) | 二回転体間の駆動継ぎ手 | |
JPH01271606A (ja) | バルブタイミング可変装置 | |
JP3198772B2 (ja) | 内燃機関の動弁装置におけるカム切替機構 | |
JP3287610B2 (ja) | 可変バルブタイミング・リフト機構 | |
JPH0629525B2 (ja) | 内燃機関の動弁機構 | |
JPH0494405A (ja) | 可変バルブタイミング装置 | |
JPH0333412A (ja) | 単気筒エンジンの可変バルブタイミング装置 | |
KR101080779B1 (ko) | 내연기관용 2단 가변 밸브 리프트 장치 | |
JPS62191605A (ja) | 4サイクルエンジンのバルブ駆動装置 | |
KR102335326B1 (ko) | 다단 가변 밸브 리프트 장치 | |
JP2779429B2 (ja) | 動弁機構のバルブタイミング・リフト量可変機構 | |
JP2819589B2 (ja) | 4サイクルエンジンの動弁装置 | |
JPH10159513A (ja) | エンジンのバルブ駆動機構 | |
JPH0250284B2 (ja) | ||
JP3200156B2 (ja) | エンジンの弁作動装置 | |
JP3200157B2 (ja) | エンジンの弁作動装置 | |
KR100476249B1 (ko) | 엔진의 가변식 밸브 개폐장치 | |
KR100235738B1 (ko) | 밸브 타이밍 가변 장치 | |
JPH10212910A (ja) | バルブタイミング調整装置 | |
JPH07127411A (ja) | 内燃機関用輪郭可変カム | |
JPS60119309A (ja) | 4サイクルエンジンのバルブタイミング進角装置 | |
JPH0220406Y2 (ja) | ||
JPH0295708A (ja) | 4サイクルエンジンの動弁装置 |