JPH01271026A - シリンダブロック鋳造装置 - Google Patents
シリンダブロック鋳造装置Info
- Publication number
- JPH01271026A JPH01271026A JP9763988A JP9763988A JPH01271026A JP H01271026 A JPH01271026 A JP H01271026A JP 9763988 A JP9763988 A JP 9763988A JP 9763988 A JP9763988 A JP 9763988A JP H01271026 A JPH01271026 A JP H01271026A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- molten metal
- cavity
- runner
- oil pan
- cast
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000005266 casting Methods 0.000 title claims description 25
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 claims description 10
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 10
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 5
- 229910001069 Ti alloy Inorganic materials 0.000 claims description 3
- 229910002110 ceramic alloy Inorganic materials 0.000 claims description 2
- 238000011144 upstream manufacturing Methods 0.000 claims description 2
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 abstract description 22
- 239000002184 metal Substances 0.000 abstract description 22
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract 1
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910044991 metal oxide Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000004706 metal oxides Chemical class 0.000 description 1
Landscapes
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はエンジン(多気筒内燃機関)のシリンダブロッ
クを鋳造する装置に関する。
クを鋳造する装置に関する。
(従来の技術)
エンジンのシリンダブロックを鋳造する場合にはシリン
ダ部とクランクケースとを同時に鋳造するのが一般的で
あり、具体的には特開昭61−150746号に開示さ
れるように、給湯部から左右一対の湯道を分岐し、これ
ら湯道を介してキャビティのうちクランクケースを鋳造
する部分の下方からキャビティ内に溶湯を供給するよう
にしている。
ダ部とクランクケースとを同時に鋳造するのが一般的で
あり、具体的には特開昭61−150746号に開示さ
れるように、給湯部から左右一対の湯道を分岐し、これ
ら湯道を介してキャビティのうちクランクケースを鋳造
する部分の下方からキャビティ内に溶湯を供給するよう
にしている。
(発Iが解決しようとする課題)
上述した従来の鋳型にあっては、溶湯が湯道な通過する
間に冷却され、キャビティ内への渇廻り不良や充填性が
低下して、ひけ巣等の鋳造欠陥を起すことがあった。
間に冷却され、キャビティ内への渇廻り不良や充填性が
低下して、ひけ巣等の鋳造欠陥を起すことがあった。
(課題を解決するための手段)
上記課題を解決すべく本発明は、鋳型のキャビティのう
ちクランクケース下端のオイルパン取付用フランジを鋳
造する部分に湯道を兼用せしめた。
ちクランクケース下端のオイルパン取付用フランジを鋳
造する部分に湯道を兼用せしめた。
(作用)
オイルパン取付用フランジを鋳造する部分を湯道として
利用することで、溶湯が冷えないうちにキャビティ全体
に充填させることができる。特にオイルパン取付用フラ
ンジを鋳造する部分の断面積は従来の湯道の断面積より
も小さいため、溶湯充填速度も高速化し、それに単位面
積当りの溶湯通過量も多いためその部分の金型も加熱さ
れるので溶湯の熱ロスが少なくなり、充填性が向上する
とともに圧力伝達効率が高くなる。
利用することで、溶湯が冷えないうちにキャビティ全体
に充填させることができる。特にオイルパン取付用フラ
ンジを鋳造する部分の断面積は従来の湯道の断面積より
も小さいため、溶湯充填速度も高速化し、それに単位面
積当りの溶湯通過量も多いためその部分の金型も加熱さ
れるので溶湯の熱ロスが少なくなり、充填性が向上する
とともに圧力伝達効率が高くなる。
(実施例)
以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係る鋳造装置の断面図、第2図は第1
図のA−A方向矢視図、第3図は第1図のB−B方向断
面図であり、鋳造装置は固定型としての下型1上に水平
方向に8勤可能な中間型2.2を配し、この中間型2.
2上に可動型としての上型3を設け、これら下型1、中
間型2及び上型3を閉じた状態でシリンダブロック鋳造
用のキャビティ4が形成される。
図のA−A方向矢視図、第3図は第1図のB−B方向断
面図であり、鋳造装置は固定型としての下型1上に水平
方向に8勤可能な中間型2.2を配し、この中間型2.
2上に可動型としての上型3を設け、これら下型1、中
間型2及び上型3を閉じた状態でシリンダブロック鋳造
用のキャビティ4が形成される。
キヤ、ビティ4は上手部をシリンダ部を鋳造する部分4
a、下半部をクランクケースを鋳造する部分4b、下半
部の左右両側部をオイルパン取付用フランジを鋳造する
部分4Cとし、この部分4Cを構成する下型1にはセラ
ミック或いはチタン合金等の低熱伝導材5を設けている
。そして、下型1の上面にはクランクシャフト収納部を
成形するための中子6をセットし、上型3にはクォータ
ジャケット成形用の金型7と、この金型7内に位置する
とともに鋳ぐるみ用のスリーブ8を保持するインサート
ピン9を取付けている。
a、下半部をクランクケースを鋳造する部分4b、下半
部の左右両側部をオイルパン取付用フランジを鋳造する
部分4Cとし、この部分4Cを構成する下型1にはセラ
ミック或いはチタン合金等の低熱伝導材5を設けている
。そして、下型1の上面にはクランクシャフト収納部を
成形するための中子6をセットし、上型3にはクォータ
ジャケット成形用の金型7と、この金型7内に位置する
とともに鋳ぐるみ用のスリーブ8を保持するインサート
ピン9を取付けている。
また、下型1には給湯部10を設けている。この給湯部
10からは2本の湯道11,11が分岐し、各湯道11
はゲート12を介して前記オイルパン取付用フランジを
鋳造する部分4Cにつなかっており、ゲート12にはセ
ラミック製フィルタ13を取付は酸化物等を除去するよ
うにしている。更に給湯部10の下方にはプランジャ1
4を摺動自在に配したシリンダ15を設け、注湯路16
(第2図参照)を介して給湯部1oに供給されたアルミ
ニウム合金等の溶湯Mをプランジャ14を上動すること
で加圧し、前記湯道11を介してキャビティ4に送り込
む。
10からは2本の湯道11,11が分岐し、各湯道11
はゲート12を介して前記オイルパン取付用フランジを
鋳造する部分4Cにつなかっており、ゲート12にはセ
ラミック製フィルタ13を取付は酸化物等を除去するよ
うにしている。更に給湯部10の下方にはプランジャ1
4を摺動自在に配したシリンダ15を設け、注湯路16
(第2図参照)を介して給湯部1oに供給されたアルミ
ニウム合金等の溶湯Mをプランジャ14を上動すること
で加圧し、前記湯道11を介してキャビティ4に送り込
む。
具体的には、溶湯Mは湯道11からゲート12を通って
オイルパン取付用フランジを鋳造する部分4cに送り込
まれ、この部分4Cを湯道として更にキャビティ4の部
分4b、4aに順次充填される。
オイルパン取付用フランジを鋳造する部分4cに送り込
まれ、この部分4Cを湯道として更にキャビティ4の部
分4b、4aに順次充填される。
ここで、溶湯Mはゲート12の部分で絞られ且つ部分4
cの断面積は比較的小さいため、溶湯Mの部分4cを流
れる充填速度は速い。その結果、単位面積当りの溶湯通
過量が多くなり、この部分の金型も加熱されて溶湯の熱
ロスが少なくなり、充填性が向上し圧力伝達が効率よく
なされる。したがって溶湯Mは部分4cでそれ程冷却さ
れずにキャビテイ4全体に充填される。また、部分4c
には低熱伝導材5を設けているため一層冷却されに<<
、更にゲート12にはセラミックフィルタ13を取付け
ているため、溶湯金属の酸化物等がキャビティ内に流入
することがない。
cの断面積は比較的小さいため、溶湯Mの部分4cを流
れる充填速度は速い。その結果、単位面積当りの溶湯通
過量が多くなり、この部分の金型も加熱されて溶湯の熱
ロスが少なくなり、充填性が向上し圧力伝達が効率よく
なされる。したがって溶湯Mは部分4cでそれ程冷却さ
れずにキャビテイ4全体に充填される。また、部分4c
には低熱伝導材5を設けているため一層冷却されに<<
、更にゲート12にはセラミックフィルタ13を取付け
ているため、溶湯金属の酸化物等がキャビティ内に流入
することがない。
(発明、の効果)
以上に説明した如く本発明によれば、キャビティの一部
をそのまま湯道として利用することで溶湯の熱ロスが少
なく充填性が向上するとともに圧力伝達効率が高まり、
溶湯の流路が従来に比べ短くなり、溶湯が冷却されにく
い。その結果、渇廻り性が向上し、ひけ巣等の鋳造欠陥
のないシリンダブロックが得られる。
をそのまま湯道として利用することで溶湯の熱ロスが少
なく充填性が向上するとともに圧力伝達効率が高まり、
溶湯の流路が従来に比べ短くなり、溶湯が冷却されにく
い。その結果、渇廻り性が向上し、ひけ巣等の鋳造欠陥
のないシリンダブロックが得られる。
第1図は本発明に係る鋳造装置の縦断面図、第2図は第
1図のA−A方向矢視図、第3図は第1図のB−B方向
断面図である。 尚、図面中4はキャビティ、4aはシリンダ部を鋳造す
る部分、4bはクランクケースを鋳造する部分、4cは
オイルパン取付用フランジを鋳造する部分、5は低熱伝
導材、10は給湯部、12はゲート、13はセラミック
製フィルタである。 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社代理人
弁理士 下 1)容−即問 弁理士
大 橋 邦 音間 弁理士 小
山 有手続補正書1発) 昭和63年 7月 1日 1、本−件の表示 特願昭63−097639号 2゜発明の名称 シリンダブロック鋳造装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (532)本田技研工業株式会社 4、代理人 6、補正の対象 明細書の特許請求の範囲の欄および発明の詳細な7、補
正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)発明の詳細な説明の欄を次の通り補正する。 明細書第4頁第10行目に「セラミック或いはチタン合
金等の」とあるを、「セラミック等の」と補正する。 「2、特許請求の範囲 (1)シリンダ部、クランクケース及びオイルパン取付
用フランジを一体的に鋳造するキャビティを備えたシリ
ンダブロック鋳造装置において、前記キャビティのうち
オイルパン取付用フランジを鋳造iる部分はその上流部
で給湯部につながる湯道を兼用することを特徴とするシ
リンダブロック鋳造装置。 (2)前記キャビティのうちオイルパン取付用フランジ
を鋳造する部分には、セラミツ]の低熱伝導材を設けた
ことを特徴とする請求項lに記載のシリンダブロック鋳
造装置。 (3)前記キャビティのうちオイルパン取付用フランジ
を鋳造する部分と給湯部との間には、セラミックフィル
ター・?備えたゲートを介設したことを特徴とする請求
項1に記載のシリンダブロック鋳造装置、」
1図のA−A方向矢視図、第3図は第1図のB−B方向
断面図である。 尚、図面中4はキャビティ、4aはシリンダ部を鋳造す
る部分、4bはクランクケースを鋳造する部分、4cは
オイルパン取付用フランジを鋳造する部分、5は低熱伝
導材、10は給湯部、12はゲート、13はセラミック
製フィルタである。 特 許 出 願 人 本田技研工業株式会社代理人
弁理士 下 1)容−即問 弁理士
大 橋 邦 音間 弁理士 小
山 有手続補正書1発) 昭和63年 7月 1日 1、本−件の表示 特願昭63−097639号 2゜発明の名称 シリンダブロック鋳造装置 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (532)本田技研工業株式会社 4、代理人 6、補正の対象 明細書の特許請求の範囲の欄および発明の詳細な7、補
正の内容 (1)特許請求の範囲を別紙の通り補正する。 (2)発明の詳細な説明の欄を次の通り補正する。 明細書第4頁第10行目に「セラミック或いはチタン合
金等の」とあるを、「セラミック等の」と補正する。 「2、特許請求の範囲 (1)シリンダ部、クランクケース及びオイルパン取付
用フランジを一体的に鋳造するキャビティを備えたシリ
ンダブロック鋳造装置において、前記キャビティのうち
オイルパン取付用フランジを鋳造iる部分はその上流部
で給湯部につながる湯道を兼用することを特徴とするシ
リンダブロック鋳造装置。 (2)前記キャビティのうちオイルパン取付用フランジ
を鋳造する部分には、セラミツ]の低熱伝導材を設けた
ことを特徴とする請求項lに記載のシリンダブロック鋳
造装置。 (3)前記キャビティのうちオイルパン取付用フランジ
を鋳造する部分と給湯部との間には、セラミックフィル
ター・?備えたゲートを介設したことを特徴とする請求
項1に記載のシリンダブロック鋳造装置、」
Claims (3)
- (1)シリンダ部、クランクケース及びオイルパン取付
用フランジを一体的に鋳造するキャビティを備えたシリ
ンダブロック鋳造装置において、前記キャビティのうち
オイルパン取付用フランジを鋳造する部分はその上流部
で給湯部につながる湯道を兼用することを特徴とするシ
リンダブロック鋳造装置。 - (2)前記キャビティのうちオイルパン取付用フランジ
を鋳造する部分には、セラミック或いはチタン合金等の
低熱伝導材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の
シリンダブロック鋳造装置。 - (3)前記キャビティのうちオイルパン取付用フランジ
を鋳造する部分と給湯部との間には、セラミックフィル
ターを備えたゲートを介設したことを特徴とする請求項
1に記載のシリンダブロック鋳造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9763988A JPH01271026A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | シリンダブロック鋳造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9763988A JPH01271026A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | シリンダブロック鋳造装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01271026A true JPH01271026A (ja) | 1989-10-30 |
Family
ID=14197704
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9763988A Pending JPH01271026A (ja) | 1988-04-20 | 1988-04-20 | シリンダブロック鋳造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01271026A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8056526B2 (en) | 2008-08-21 | 2011-11-15 | Hyundai Motor Company | Magnesium oil pan |
-
1988
- 1988-04-20 JP JP9763988A patent/JPH01271026A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8056526B2 (en) | 2008-08-21 | 2011-11-15 | Hyundai Motor Company | Magnesium oil pan |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4708868B2 (ja) | クランクケース一体型シリンダブロックの鋳造方法 | |
US2963015A (en) | Engine | |
CA1269902A (en) | Engine block with unitarily cast exhaust gas passages and water jacket cavity | |
CA1266757A (en) | Method for manufacturing siamese-type cylinder block and apparatus for casting blank for such cylinder block | |
JPH01271026A (ja) | シリンダブロック鋳造装置 | |
US4934342A (en) | Intake manifold for internal combustion vee-engine and manufacturing method of intake manifold | |
AU2003277864A8 (en) | Mold core arrangement for producing a cylinder crankcase with a separate water cooling area | |
JP2813947B2 (ja) | サイアミーズ型シリンダブロック及びその鋳造方法 | |
JP3551722B2 (ja) | シリンダヘッドの製造方法 | |
JP4221112B2 (ja) | 内燃機関の排気管の重力金型鋳造装置 | |
JPS55158871A (en) | Casting method of crankshaft of engine | |
JPS5979019A (ja) | シリンダ・ブロツク | |
JP2789150B2 (ja) | シリンダブロック半製品、シリンダブロックの製造方法及びシリンダブロック半製品の成形型 | |
JPS62238057A (ja) | 金型鋳造法 | |
JPS6214325Y2 (ja) | ||
US2433109A (en) | Chill mould for casting cylinder heads of air-cooled engines | |
KR840000968B1 (ko) | 쉘 코어(shell core)를 이용한 피스턴의 주조방법 | |
JP3619451B2 (ja) | V型シリンダブロックの鋳造装置 | |
JPH05293592A (ja) | 金型鋳造方法 | |
JP2980915B2 (ja) | 鋳造装置 | |
JPS62238056A (ja) | シリンダブロツクの金型鋳造法 | |
JPS61138861A (ja) | 水冷式内燃機関のシリンダブロツク | |
JP2000317577A5 (ja) | ||
JPS62238058A (ja) | シリンダブロツク素材の金型鋳造法 | |
JPH03204163A (ja) | 湯口部の急冷による鋳造方法及び装置 |