JPH01269978A - 液晶表示装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、オーバヘッド・プロジェクタ等に使用される
液晶表示装置に係り、特にソーラバッテリを内蔵し外部
入力装置からの入力信号にしたがって透過型の情報表示
を行う液晶表示部を備えた液晶表示装置に関する。

〔従来の技術〕

従来のオーバヘッド・プロジェクタにおいては、予め作
成した透明あるいは半透明なシート上に記載した文字、
記号、グラフ等を光源からの光で透過させ、これをレン
ズでスクリーンあるいはホワイトボード上に投影してい
た。そして、投影するための原稿はその都度、透明ある
いは半透明なシート上に手書きあるいは印刷、複写等で
作成しなければならなかった。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、上述した従来のオーバヘッド・プロジェクタ
に使用されるシート原稿においてはまず、透明なシート
に書く前に元となる原稿を作りこれを透明なシート上に
書くという作業工程が必要であった。このため、シート
原稿を作成する作業に時間を要するとともに不経済であ
った。また、オーバヘッド・プロジェクタの光源からの
強い光は、画像を照射するためには一部しか有効利用さ
れておらずエネルギが無駄になるという欠点が存在した
。

本発明の目的は上述した従来の欠点に鑑みなされたもの
で、オーバヘッド・プロジェクタ装置の原稿をその都度
作成する必要がなく、入力装置により自由に作成できる
とともに光源からの強い光を有効利用することのできる
液晶表示装置を提供することにある。

〔課題を解決するための手段〕

上記目的は本発明によれば、透過型の情報表示を行う液
晶表示部と、その周囲下端面に配設されたソーラバッテ
リと、外部人力装置からの人力信号にしたがって液晶表
示部を開閉駆動する制御部と、透過型液晶表示部を制（
Ｈ部からの信号により駆動する電源部とを具備しオーバ
ヘッド・プロジェクタの光源からの光の中で無駄に使わ
れていた光エネルギをソーラバッテリで電気エネルギに
変換する液晶表示装置を提供することにより達成される
。

〔作用〕

このように、本発明の液晶表示装置によれば、○ＨＰ　
（Ｏｖｅｒ　Ｈｅａｄ　Ｐｒｏｊｅｃｔｏｒ）用原稿を
作成することなく外部入力装置により自由にオーバヘッ
ド・プロジェクタの原稿を作成することができるととも
に、オーバヘッド・プロジェクタの光源からの強い光エ
ネルギーを有効に利用することが可能となる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例について添付図面を参照しなが
ら説明する。

第１図は本発明の一実施例を示す液晶表示装置を示す斜
視図である。同図において、液晶表示装置１は、透過型
の情報表示を行う液晶表示部２と、その周囲下端面に配
設されたソーラバッテリ３と、外部入力装置からの入力
信号にしたがって液晶表示部を開閉駆動する制御部５と
、透過型液晶表示部を制御部からの信号により駆動する
電源部４等から構成されている。ここで、液晶表示装置
１は略長方形の形状をしており中央にやはり長方形の切
欠部１ａが穿設され、この切欠部１ａには液晶表示部２
が配設されている。液晶表示部２は透過型の表示をおこ
なう液晶が複数配列されて構成されている。また、この
液晶表示部２は電源部４と制御部５に接続されており、
制御部５の駆動信号により開閉制御される。一方、液晶
表示装置１の周囲下端面に配設されたソーラバフテリ３
は光源受は部８を介して下からの光を受は電気エネルギ
に変換する。変換された電気エネルギば内部に設けられ
た電源部４に充電され有効利用が図られる。

第２図は本発明の一実施例である液晶表示装置をオーバ
ヘッド・プロジェクタに使用した場合を示す縦断面図で
ある。同図において、液晶表示装置１は外部の入力手段
であるキーボード６とキーボード接続用端子７で接続さ
れており、必要な情報が人力される。ここで、液晶表示
部ｆｆ１ｌはオーバヘッド・プロジェクタ９の原稿載置
台１２上に載置され、光源１０からの光で背光照射され
る。

また、オーバヘッド・プロジェクタ９は、光源１０と光
源からの光を上方へ反射させる反射鏡１１と前記した液
晶表示装置１を載置するための原稿載置台１２とこの原
稿載置台の上方に位置した柱に固定されたレンズ１３と
反射鏡１４等から構成されている。したがって、光源１
０から発せられた光は反射鏡１１で上へ反射され原稿載
置台１２上の液晶表示装置１の液晶表示部２を照射する
。

照射された液晶表示部２には透過型の画情報が形成され
ているため、レンズ１３、反射鏡１４よりスクリーン上
に所望の画像が形成される。

次に、本実施例の液晶表示装置の使用方法に付いて説明
する。まず、液晶表示装置１をオーバヘッド・プロジェ
クタ９の原稿載置台１２上に載せる。そして、外部人力
装置であるキーボード６により必要な文字、図形、記号
等を人力する。

キーボード６による人力信号は制御部５を介して７Ｉ！
源部４で液晶表示部２を駆動する。液晶表示部２には、
複数の液晶が配置されており、開閉駆動されることによ
り透過型の画像が形成される。形成された画像はオーバ
ヘッド・プロジェクタ９の光＃１１０からの光により投
影され、レンズ１３、反射鏡１４を介してスクリーン上
に映写される。

このようにして、本実施例の液晶表示装置によれば、オ
ーバヘッド・プロジェクタ用の原稿を特殊な紙上に作成
することなく、自由に形成することができる。また、キ
ーボード６により任意の図形、文字、記号を表現し、こ
れをスクリーン上に投影できる。さらに、液晶表示装置
１の下端周面には、ソーラバッテリ３が配置されている
ので、オーバヘッド・プロジェクタ９の光源１０からの
強い光を電気エネルギに変換することができ、この電気
エネルギを適宜、電源部４に蓄積すれば光エネルギの有
効利用を実現することができる。

また、キーボード６により矢印等を操作すれば、投影さ
れた画像中の任意の位置を指し示すことができ、講演者
はスクリーン上の画面を説明する場合にキーボードを操
作することにより任意の位置に矢印や十字形を移動して
講演を進めることができる。このため、分かりやすく説
明することができる。また、本実施例の液晶表示装置は
既存のオーバヘッド・プロジェクタ用のＯＨＰ用シート
を併用することができるため、その応用範囲は広いもの
がある。

なお、以上の実施例では液晶表示装置に入力手段をキー
ボードを用いた場合について説明したが、これに限るこ
となく他の入力手段であってもよいのはもちろんである
。

〔発明の効果〕

以上詳細に説明したように、本発明のオーバヘッド・プ
ロジェクタ用の液晶表示装置によれば、光源からの強い
光をソーラバッテリで電気エネルギに変換して有効利用
することができるので、大変経済的である。また、外部
の人力装置により任意の画情報を液晶表示部に表現する
ことができるので、従来のようにその都度ＯＨＰ用紙に
スライド用の原稿を作成する必要がない。さらに、外部
の入力装置であるキーボードにより自由に画情報を変更
することができるので、オーバヘッド・プロジェクタで
の表示に機動性をもたせることができ、会議、講演等の
運営をスムーズに進行できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す液晶表示装置の斜視図
、第２図は本発明の一実施例である液晶表示装置をオー
バヘッド・プロジェクタに使用した場合を示す縦断面図
である。 ■・・・・・・液晶表示装置、 ２・・・・・・液晶表示部、 ３・・・・・・ソーラバッテリ、 ４・・・・・・電源部、 ５・・・・・・制御部、 ６・・・・・・キーボード、 ７・・・・・・キーボード接続用端子、８・・・・・・
光源受は部、 ９・・・・・・オーバヘプト・プロジェクタ、１０・・
・・・・光源、 １１．１４・・・・・・反射鏡、 １２・・・・・・原稿載置台、 １３・・・・・・レンズ。 出願人　　　　　日本電気株式会社 代理人　　　　　弁理士　山内梅雄

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 透過型の情報表示を行う液晶表示部と、 その周囲下端面に配設されたソーラバッテリと、外部入
   力装置からの入力信号にしたがって液晶表示部を開閉駆
   動する制御部と、 前記透過型液晶表示部を前記制御部からの信号により駆
   動する電源部とを具備してなることを特徴とする液晶表
   示装置。