JPH01269889A - 電気冷蔵庫の制御方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は電気冷蔵庫の保存室内をパーシャル温度ある
いはフリージング温度に切り替える電気冷蔵庫の制御方
法に関するものである。

［従　来　例］ 近年、電気冷蔵庫は、マイクロコンピュータにて制御さ
れるようになり、より便利になってきている。また、電
気冷蔵庫はその使用目的に応じて冷凍室、保存室、野菜
室（食品貯蔵室）等に分けられており、各室には圧縮機
、凝縮器および蒸発器を含む冷凍サイクルにて得られた
冷気がファンの回転で供給されるようになっている。そ
の冷気は。

冷凍室内に略直接供給され、さらにダクトを介して保存
室および野菜室に供給されるようになっている。

ところで、肉、魚等の生鮮食品は、通常短期間（例えば
１日から７日程度）の場合にはパーシャル温度範囲（約
−３℃）で保存し、長期間（例えば１力月程度）の場合
には７リ一ジング温度範１ｌｌ（約−１８℃）で保存す
ることが可能である。そこで、電気冷蔵庫にはその保存
室をフリージングあるいはパーシャル温度とするための
切り替えボタンが備えられ、この切り替えボタン操作を
行った時点で。

その保存室をフリージング温度範囲あるいはパーシャル
温度範囲に変更することができる。

［発明が解決しようとする課題］ 上記電気冷蔵庫にあっては、肉、魚等の生鮮食品を短期
間保存するつもりで、その生鮮食品が収められる保存室
をパーシャル温度にしているとき、それら食品の保存可
能期間が経過する前に、フリージング温度に切り替えて
それら生鮮食品を凍結するようにすればよいが、つい忘
れてしまいそれらの食品を腐らせてしまうという事態が
度々発生していた。

この発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、その
目的は保存室内を自動的にパーシャル温度からフリージ
ング温度に切り替え、使い忘れの生鮮食品を腐らせずに
、保存することができるようにした電気冷蔵庫の制御方
法を提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、この発明は、圧縮機、凝縮
器および蒸発器を含む冷凍サイクルを有し、この蒸発器
にて得られた冷気をファンにて冷凍室、保存室、野菜室
等の食品貯蔵室に供給する電気冷蔵庫であって、その保
存室内をフリージング温度あるいはパーシャル温度の何
れか一方に切り替える制御方法において、内蔵タイマを
作動させるタイマボタンを有し、このタイマボタン操作
により、内蔵タイマを所定時間作動させ、この内蔵タイ
マがタイムアツプした際には、上記保存室内を自動的に
フリージング温度に切り替えるようにしたものである。

［作　　用］ 上記方法としたので、タイマボタンを操作しておけば、
内蔵タイマが食品保存可能期間の経過前にタイムアツプ
するため、その保存室がフリージング温度に制御される
。すなわち、保存室内の食品を凍結することができ、腐
敗から守ことかできる。

［実　施　例］ 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図および第２図において、冷凍室内には冷凍室温度
センサ１が、保存室内には保存室温度センサ２が、野菜
室内には野菜室温度センサ３がそれぞれ配置されている
。これら冷凍室温度センサ１、保存室温度センサ２およ
び野菜室温度センサ３による検出信号と操作パネル４の
操作に応じた信号とが制御装置（ＣＰＵ）５に入力され
、またこの制御装置５には日単位（例えば２日）のタイ
マ機能５ａが備えられている。なお、操作パネル４には
、保存室をパーシャル温度に設定するための第１の温度
設定ボタン４ａ、その保存室をフリージング温度に設定
するための第２の温度設定ボタン４ｂ、上記タイマ機能
５ａを作動するためのタイマボタン４ｃおよびその他の
室の温度を設定するボタン等が設けられている。また、
上記タイマ機能５ａは制御装置５がＣＰＵ（マイクロコ
ンピュータ）であれば、ソフトウェアタイマであっても
よい。

上記制御装置５は冷凍室温度センサ１、保存室温度セン
サ２および野菜室温度センサ３による検出信号と操作パ
ネル４による信号とにより、圧縮機６、ファンモータ装
置７の運転を制御する。すなわち、第２図の実線矢印に
示されているように。

圧縮機６および蒸発器６ａを含む冷凍サイクルで、その
蒸発器６ａにて得られた冷気は、ファン７ａの回転によ
り略直接的に冷凍室内に供給されると共に、ダクト８，
８を介して保存室および野菜室に供給される。それら保
存室および野菜室の冷気流入口には保存室モータダンパ
ー装＝９および野菜室モータダンパー装［１０が設けら
れ、これら保存室モータダンパー装置９および野菜室モ
ータダンパー装置１０は保存室温度センサ２および野菜
室温度センサ３による検出温度と操作パネル４による指
示により作動され、それぞれのダンパーが開閉制御され
て冷気流入量が制御される。

次に、上記構成の電気冷蔵庫における制御方法を第３図
のフローチャートおよび第４図のタイムチャートに基づ
いて説明す６゜ まず、第１の温度設定ボタン４ａおよび第２の温度設定
ボタン４ｂにより、保存室内をバーシャル温度（例えば
約−３℃）あるいはフリージング温度（例えば約−１８
℃）とするための設定操作が行われ、それら温度範囲の
データが制御装置５内に設定されているものとし、また
内蔵タイマ５ａのタイマ時間は、例えば２日に設定され
ているものとする。　通常の自動運転モードにおいては
、上記電気冷蔵庫の各室内は制御装置５にて所定温度に
制御され、しかも保存室内は食品を短期間保存するパー
シャル温度範囲に制御される（ステップ５Ｔ１）。この
パーシャル温度で保存室内の肉、魚等の生鮮食品を保存
しているとき、それら生鮮食品を使うのを忘れる前にタ
イマボタン４ｃをＯＮすると（ステップ５Ｔ２）、内蔵
タイマ５ａが作動される（ステップ５Ｔ３）。上記保存
室内は、その内蔵タイマ５ａがタイムアツプされるまで
パーシャル温度に維持され、そのタイムアツプでフリー
ジング温度にされる（ステップＳＴ４、ステップ５Ｔ５
）。

しかし、その内蔵タイマ５ａがタイムアツプ（つまりそ
の保存室内の生鮮食品が腐敗する前）すると、制御装置
５は保存室温度センサ２による検出が第２の設定温度ボ
タン４ｂにて設定されている温度（約−１８℃）となる
ように、圧縮機６の駆動、ファンモータ装置７の回転お
よび保存室モータダンパー装置９の開閉駆動を行い、保
存室内をフリージング温度（約−１８℃）に制御する。

したがって。

その保存室内の生鮮食品は凍結され、腐敗を免れること
となる。

続いて、タイマボタン４ｃ等により、その解除されるま
で、保存室内はフリージング温度に維持される。また、
その解除が行われると、その保存室内はパーシャル温度
に制御される（ステップ５Ｔ６）。

このように、保存室内は所定期間（例えば２日）経過後
、自動的にフリージング温度に切り替えられる。すなわ
ち、肉や魚等の生鮮食品を保存室に収納したまま、使い
忘れたとしても、予めタイマボタン４ｃを操作しておく
だけで、その保存室の肉、魚等を腐らせてしまうことも
ない。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明によれば、電気冷蔵庫の
保存室内をパーシャル温度あるいはフリージング温度の
何れかに切り替える制御方法であって１日車位の内蔵タ
イマと、この内蔵タイマを作動させるタイマボタンとを
設け、その内蔵タイマがタイムアツプしたとき、その保
存室内を自動的にフリージング温度に切り替えるように
したので、その保存室内に肉、魚（生鮮食品）を保存す
るとき、タイマボタンを操作することにより、それら生
鮮食品を使い忘れても、保存室内の生鮮食品を腐敗させ
ることなく保存しておくことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示し、制御方法が適用さ
れる電気冷蔵庫の概略的ブロック図、第２図は上記電気
冷蔵庫の概略的側断面図、第３図は上記電気冷蔵庫の動
作を説明するフローチャート図、第４図は上記電気冷蔵
庫の動作を説明するタイムチャート図−である。 図中、１は冷凍室温度センサ、２は保存室温度センサ、
３は野菜室温度センサ、４は操作パネル、４ａは第１の
温度設定ボタン、４ｂは第２の温度設定ボタン、４ｃは
タイマボタン、５は制御装置（ＣＰＵ）、６は圧縮機、
６ａは蒸発器、７はファンモータ装置、８はダクト、９
は保存室モータダンパー装置、１０は野菜室モータダン
パー装置である。 特許出願人　株式会社　富士通ゼネラル代理人　弁理士
　　大　原　　拓　也 第１図 第２０ 第３図 第４図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）圧縮機、凝縮器および蒸発器を含む冷凍サイクル
   を有し、この蒸発器にて得られた冷気をファンにて冷凍
   室、保存室、野菜室等の食品貯蔵室に供給する電気冷蔵
   庫であって、その保存室内をフリージング温度あるいは
   パーシャル温度の何れか一方に切り替える制御方法にお
   いて、 内蔵タイマを作動させるタイマボタンを有し、このタイ
   マボタン操作により、内蔵タイマを所定時間作動させ、
   この内蔵タイマがタイムアップした際には、前記保存室
   内を自動的にフリージング温度に切り替えるようにした
   ことを特徴とする電気冷蔵庫の制御方法。