JPH01269539A - 両面プリント方法及び装置 - Google Patents

両面プリント方法及び装置

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JPH01269539A
JPH01269539A JP9827788A JP9827788A JPH01269539A JP H01269539 A JPH01269539 A JP H01269539A JP 9827788 A JP9827788 A JP 9827788A JP 9827788 A JP9827788 A JP 9827788A JP H01269539 A JPH01269539 A JP H01269539A
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area
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四郎 一ノ瀬
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勝馬 邦雄
Shusaku Kito
周作 鬼頭
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、プリント配線用基板等のプリントを行なうべ
き基板に、鮮鋭且つ均質に、しかも長時間継続して高精
度で且つ効率よくプリントを行なうことが可能なプリン
ト方法及びプリント装置に関する。
また本発明は、両面プリントを同時に且つ効率よく行な
うことが可能なプリント方法及び装置に関する。
(従来技術及びその問題点) 一般にプリント配線用基板等には両面プリントを行なう
必要があるが、この様な両面プリントを行なう場合、従
来は片面ずつプリントが行なわれていた。
この場合は、片面をプリントし乾燥した後に他の面のプ
リント、乾燥を行わなくてはならず、作業効率の低下、
プリント基板の取扱搬送中に発生する癒傷、該片面乾燥
中の基板の歪等、種々の不都合を避は得ない。
本発明者等は、上述した従来法の欠点を回避するため、
特願昭62−104468号により、両面を同時にプリ
ントする方法及び装置を提案した。
この先願発明のプリント方法は、要約するとプリントす
べき基板を基板着脱域において基板支持フレームに装着
し、該フレームを2つのプリント装置が設けられている
プリント域に搬送し、該フレームに支持された基板を2
つのプリント装置でサンドイッチした状態で両面同時に
プリントを行ない、プリント終了後、該支持フレームを
基板着脱域に搬送し、基板の脱着及び新たな基板の装置
を行なうというものである。
この先願発明は、両面同時にプリントを行なうものであ
るから、従来の片面プリント法に比して処理能力及び得
られるプリント物の品質が大幅に向上している。
黙しながら、先願発明においても、基板を支持フレーム
に装着及び脱着している時にはプリント作業は停止状態
にあるため、プリント処理能力を更に向上する余地は残
されている。
従って本発明は、上記先願発明の改良に関するものであ
り、両面同時に行なうプリント作業を、更に効率よく且
つ迅速に行なうことを目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、2つの基板支持フレームを使用し、一方の基
板支持フレームにプリントすべき基板を装着乃至脱着し
ている時には、他方の支持フレームに支持されている基
板について、両面同時にプリント作業を行なうことによ
り、ロス時間を少なくし、プリント処理能力を更に向上
せしめるものである。
本発明によれば、基板着脱域とプリント域との間を走行
し得る基板支持フレームを設け、基板着脱域において、
前記基板支持フレームに両面プリントすべき基板を装着
し、次いで該基板が装着された支持フレームをプリント
域に搬送し、該基板の両プリント面にそれぞスクリーン
を介してスキージを圧接、走行させて両面プリントを行
ない、両面プリント作業終了後、これを基板着脱域に搬
送し、該支持フレームからの基板の脱着を行なう両面プ
リント方法において、基板支持フレームとして、第1の
基板支持フレムと第2の基板支持フレームとの2つの支
持フレームを使用し、基板着脱域において、第1の基板
支持フレームに基板の装着及び脱着が行なわれている際
に、プリント域において第2の基板支持フレームに装着
されている基板について両面プリント作業が行なわれ、
プリント域において、第1の基板支持フレームに装着さ
れている基板について両面プリント作業が行なわれてい
る際に、基板着脱域において、第2の基板支持フレーム
からの基板の脱着及び装着が行なわれることを特徴とす
る両面プリント方法が提供される。
本発明によれば更に、プリントを行なうべき基板を支持
装置に装着及び脱着する基板着脱域と該基板のプリント
面にプリント作業を行なうためのプリント機構が設けら
れているプリント域とが形成されているプリント装置に
おいて、前記支持装置は、支持すべき基板が互いに対面
する様な位置関係に配置された第1の基板支持フレーム
と第2の基板支持フレームとから成り、各支持フレーム
はそれぞれ基板着脱域とプリント域との間を移動可能に
設けられているとともに、前記プリント機構は、スクリ
ーンと該スクリーン上を走査駆動可能なスケーラとから
それぞれ形成されている第1のプリント装置と第2のプ
リント装置とから成り、これらプリント装置は、プリン
ト域に導入される第1及び第2の支持フレームの何れを
も間に挟む位置関係で互いに対面する様に配置されてお
り且つ各支持フレームに支持される基材のプリント面に
対して垂直方向に移動可能に設けられていることを特徴
とするプリント装置が提供される。
(発明の好適態様) 以下、本発明を添付図面に示す具体例に基づいて詳細に
説明する。
ヱLヱΣ盟l二j! 本発明の図面プリント方法を好適に実施するための装置
を示す第1図及び第1図の装置のX−X断面を示す第2
図において、このプリント装置には、機台200上に、
プリントすべき基板100を基板支持装置1に装着及び
脱着する作業が行なわれる基板着脱域A(第1図中右側
)と基板にプリント作業を行なうプリント域B(第1図
中左側)とが形成されている。
基板着脱域Aにおいて、基板支持装置1は、互いに対面
する関係に配置された第1の基板支持フレーム2aと第
2の基板支持フレーム2bとから成る。
これら基板フレーム2a、2bは、その下部においてス
ライドベアリング3a、3bを介して、それぞれ互いに
平行に延びているスライドレール4a、4bに支持され
、及びその上部においてブラケット5a、5bに取りつ
けられたローラ6a、6bを介して機台200に設けら
れたガイドレール7m、  フbに支持されている。
また上記のスライドレール4a、4b及びガイドレール
7a、7bは、各々平行に基板着脱域Aからプリント域
Bにまで延びている。
かくして第1の基板フレーム2a及び第2の基板フレー
ム2bは、それぞれ基板着脱域Aとプリント域Bとの間
を走行動可能となっていることが理解されよう。
尚、これら基板フレーム2a、2bは、その下部におい
てエアシリンダー8a、8bにそれぞれ連結されており
、このエアシリンダー8a、8bの動作に従って基板フ
レーム2a、2bの走行動が行なわれる。
また基板フレーム2a、2bには、上部及び下部にそれ
ぞれ基板ホルダー10が設けられておリ、各基板ホルダ
ーにはそれぞれ溝11が形成されており、該溝11を介
して基板100は、基板ホルダー10に装着される。
本発明において、プリント域Bには基板着脱域Aから導
入される基板フレーム2a、2bを間に挟む位置関係で
第1のプリント機構20aと第2のプリント機構20b
とが配置されている(特に第2図参照)。
これらのプリント機構は同一の部材で構成され且つ基板
支持フレームを間にしてほぼ対称的に配置されているの
で、第1図においては第1のプリント機構と第2のプリ
ント機構とを区別するa。
bの記号は省略している。
従って以下、一方のプリント機構を例にとって説明する
プリント機構20は、機台200に設けられたスケージ
フレーム21、該フレーム21に支持されたスケージ装
置22及び該スケージ装置に支持されたスクリーン23
から成りでおり、更に必要により機台200に設けられ
ているスクレーパー装置24を備えている。
スケージフレーム21は、機台200に取付けられたス
ライドレール25及びこれに適合するスライドベアリン
グ26によって支持され、エアーシリンダー27により
、各基板支持フレームに保持されている基板100a、
100bに対してスクリーン23が接触し得る様に、第
2図の矢印方向に水平移動が行なわれる様になっている
スキージ装置22は、垂直方向に延びた2木のスキージ
キャリアー走行フレーム30,30.スキージキャリア
ー走行フレーム30を連結する連結軸31、スキージキ
ャリアー走行フレーム30に沿って走行するスキージキ
ャリアー32.32、スキージキャリアー32にその両
端を固着されたプリントスキージ33およびフラッドス
キージ34、プリントスキージ33およびフラッドスキ
ージ34をスクリーン23に圧接する圧力を調節するた
めの加圧調節ネジ35.35並びに、各スキージを上下
に反転させるための反転ブロック35’ 、35’から
構成されている。
スキージキャリアー32は、スキージ駆動モータ36の
駆動により連結軸31及びボールスクリュー40を介し
てそれぞれ同期して上下方向に直線駆動可能になってい
る。また、プリントスキージ33およびフラッドスキー
ジ34は、独立に、水平方向で且つスクリーン23の面
に対し垂直方向に移動可能になっている。
スキージ装置22の下端には、塗工液の滴下に備えて受
は皿42が設けられている。
スクリーン23は、位置決めブロック5oおよびロック
金具51により支持金具52に固定され、支持金具52
は、スクリーン面と基板100のプリント面とのクリア
ランスを調節するための調節ネジ53を伴うブラケット
54によってスキージ装置22に支持されている。
スクレーパー装置24は、垂直方向に延びた2本のスク
レーパーキャリアー走行フレーム60゜60に沿って走
行するスクレーパーキャリアー61.61、スクレーパ
ーキャリアー61にその両端が固着されたスクレーパー
62、スクレーパー62をスクリーン23の裏面に圧接
する圧力を調節するための加圧調節ネジ63.63並び
に、各スクレーパーを上下に反転させるための反転ブロ
ック64.84から構成されている。
スクレーパーキャリアー61.61は、それぞれスクレ
ーパー駆動モータ65、ベルトまたはチェーン装置66
、ベベルギヤー等のギヤー装置87.67、カップリン
グ68.6B、ボールスクリュー69,69、カップリ
ング70,70゜連結@71によって、同期して上下方
向に直線駆動可能になっている。
スクレーパー装置24は、スキージ装置22が、基板1
00から最も離れたとき、スクレーパー62がスクリー
ン23の裏面上を圧接、走行するようにブラケット(図
示せず)により機台200に固定されている。
1匡工去ヱ上1」 以上述べた装置を用いて本発明の両面プリント方法が行
なわれる。
この両面プリント方法において、前記装置の作勤サイク
ルを第3図に示す。
第1基板支持フレーム2aと第2の基板支持フレーム2
bとは、エアシリンダー8a、8bの作動により、基板
着脱域Aとプリント域Bとの間を、交互に前進(A−B
)及び後退(B−A)を行なう。各フレームが前進及び
後退に要する時間は同タイムである。
即ち、第3図からも明らかな通り、第1の基板支持フレ
ーム2aが着脱域Aからプリント域Bに前進する間に、
第2の基板支持フレーム2bは、プリント域Bから着脱
域Aに後退し、また該フレーム2bが着脱域Aからプリ
ント域Bに前進する間、フレーム2Bはプリント域Bか
ら着脱域Aに後退するのである。
第1の基板支持フレーム2aがプリント域Bに導入され
ると、該フレーム2aに保持された基板100aに対し
、両側のスケージフレーム21a。
21bが水平6動しく第2図の実線矢印方向)、スクリ
ーン23a、23bが基板100aの両面に接触してス
ケージ装置22によるそれ自体公知のプリント作業が行
なわれる。この状態を第4図に示す。
このプリント作業が行われている間、第2の基板支持フ
レーム2bは、着脱域Aにおいて該フレーム2bに保持
されているプリント済みの基板100bが脱着されて、
新たな基板t oobが装着される。
基板100aに対するプリント作業が終了すると、両側
のスケージフレーム21a、21bが同時に開き(第4
図の破線矢印方向)、基板支持フレーム2aと2bとは
その位置を交替する。
即ち、基板支持フレーム2aは着脱域Aに搬送され、プ
リント済みの基板100aが脱着されて新たな基板10
0aが装着される。一方、基板支持フレーム2bはプリ
ント域Bに搬送され、基板100aに対するのと同様に
してプリント作業が行なわれる。この基板100bに対
する両面プリント作業の状態を第5図に示す。
以上のサイクルに従って本発明の両面プリント方法が行
なわれる。
スユユヨ=1! プリント域Bにおけるプリント作業を、基板100aを
例にとって具体的に説明する。
即ち、基板支持フレーム2aがプリント域Bの規定位置
にセットされると、電気信号によりエアシリンダー27
a、27bが動作し、第2図においてスケージフレーム
21a、21bが実線矢印方向に移動し、第4図の状態
、即ち基板支持フレーム2aに保持された基板100a
の両プリントがスクリーン23a、23bにサンドイッ
チされた状態となる。
尚、この場合、各スケーラを備えたスキージキャリヤ3
2a、32bは上方に位置しているが、塗工液の自然流
下を防止するためにフラッドスキージ34a、34bは
スクリーン面に圧接した状態となっており、プリントス
キージ33a。
33bはスクリーンから離れた状態にある(第4図では
逆の位置関係となっている)。
前述したスキージフレームの動作終了完了の電気信号が
発せられると、プリントスキージ33a、33b及びフ
ラッドスキージ33 a、 33 bは反転し、第4図
に示されるように、プリントスキージ33a、33bが
スクリーン面に圧接し、フラッドスキージ34a、34
bがスクリーン面から離れ、同時にスキージキャリヤ3
2a、32bが駆動モータ36の動作によって上から下
方向にストロークし、プリントスキージ33a、33b
の圧接、走行により、該スキージとスクリーンとの間に
供給される塗工液が基板100aの両面にプリントされ
る。
プリントスキージ33a、33bが最下部にまで達して
プリント操作が完了すると同時に、プリントスキージ3
3a、33b及びフラッドスキージ34a、34bは再
び反転し、フラッドスキージ34a、34bがスクリー
ンに接触した状態となって、塗工液の流出が防止される
プリントが完了したときの電気信号により、スキージフ
レーム21a、21bは外側(第4図中破線矢印方向)
に移動し、基板支持フレーム2aに保持された基板10
0−aからスクリーン23a、23bは離隔する。
この移動完了確認の電気信号により、基板支持フレーム
2aは、プリント域Bから着脱域Aに移動する。
上述したプリント作業は、基板100bについても全く
同様に行なわれる。
スキージフレームのストローク制 また基板100aと基板100bとのプリント作業にお
いては、スキージフレームのストロークが異なるので、
その制御を行なうことが必要となる。
即ち、基板支持フレームとスキージフレームの位置関係
を簡単に示す第6図において、基板100aについての
プリント作業に際して(第4図を併せて参照)、スキー
ジフレーム21aのストロークをSl及びスキージフレ
ーム21bのストロークをS2と表わす。
この場合、基板支持フレーム2a、2bのスライドレー
ル4a、4bは等間隔Cで延びており、且つスキージフ
レーム21aと21bとはこれらレールを間に挟んで対
称的に配置されている。
従って基板100bについてのプリント作業に際しては
(併せて第5図参照)、スキージフレーム21aのスト
ロークがS、及びスキージフレーム21bのストローク
がS、として表わされる。
故に、各スキージフレームのストロークは、SL と5
2とに交互に変化することが理解される。
本発明においては、このストロークSL、S2を交互に
規制するために、エヤーシリンダー27a、27bに対
してそれぞれストッパー80a。
aobを設ける(第4図及び第5図参照)。
即ち、これらストッパーはエヤーシリンダーに対して垂
直方向に作動し、小さいストロークSlを行なうスキー
ジフレーム21に対しては、それに該当するストッパー
80が該スキージフレームとエヤーシリンダーとの連結
金具27′ に当接してそのストロークをSlに規制す
る。
一方、その反対側の大きいストロークS2を行なうスキ
ージフレームに対してはストッパーが作用せず、エヤー
シリンダー27がストロークエンドまで作動し、ストロ
ークS2が確保される。
かくしてプリント域Bに導入される基板100に応じて
ストッパー80a、80bを交互に作動させることによ
り、スキージフレームの適当なストロークが確保され、
両面プリント作業が有効に行なわれる。
この場合、基板100a、100bが保持された基板支
持フレーム2a、2bを同時にプリント域Bに供給する
とともに、上記ストッパー80a、80bが同時に作動
する様に調整すれば、片面プリントを有効に行なうこと
が可能である。
この態様によれば、片面プリントを従来の装置に比して
約2倍の速度で行なうことが可能となる。
λユ=ゴ葺仁乞1! 上述した本発明において、各基板100a。
100bについてのプリント作業が終了し、スクリーン
23が該基板から離隔した後、スクリーンのクリーニン
グを行なうことが好適である。
卯ち、基板を保持した基板支持フレーム2が基板着脱域
Aに移動した後、スクレーパー62がスクレーパー駆動
モータ65の正転により下部から上部に移動を開始する
スクレーパー62の移動について、第7図で説明する。
スクレーパー62の心動開始時点では、スクレーパー6
2は最下部のP点に位置しておりスクリーン23の裏面
からTの間隔で離れている。スクレーパー62は上方に
移動しQ点に達するとスクリーン23の裏面に圧接する
。この圧接状態のままスクレーパー62は上方に移動し
R点に達し、その間スクレーパー62はスクリーン23
の裏面の清浄作業を行う。スクレーパー62はR点から
8点に移動する間にスクリーン23の裏面から離れ、最
上部の8点に於てスクリーン23の裏面からTの間隔で
離れる。スクレーパー62は8点に達すると僅かのタイ
ミングをおいて直ちに、スクレーパー駆動モータ65の
逆転によりスクリーン23の裏面から離れたまま破線矢
印方向に下降P点で停止する。
スクレーパー62が上昇時にスクリーン23の裏面に圧
接している間、フラッドスキージ34は、スクレーパー
62とスクリーン23を挟んで対向するか、或いはスク
レーパー62にやや前後する状態で、スキージ駆動モー
タ36の逆転によりスクリーン23の表面を圧接しなが
ら破線矢印方向に下部から上部に移動する。その間プリ
ントスキージ33はスクリーン23の表面から離れてい
る。フラッドスキージ34は最上部に停止したまま、次
のプリント工程まで待機する。フラッドスキージ34の
作用は、プリントスキージ33により下方に押し下げら
れた塗工液を再び上方に持ち上げると共に、その移動過
程に於て塗工液を万遍なくスクリーン23の表面に塗工
してスクリーンメツシュ内に塗工液を充填してスクリー
ン23の乾燥、目詰まりを防止すること、および、プリ
ントスキージ33に無理な加圧を与えることなく軽くタ
ッチするだけで所望の塗工厚みが得られるようにするこ
とである。
第7図においては、スキージ装置22、スクリーン23
及びスクレーパー装置24は、基板100の片面につい
てのみ示しているが、これらが被プリント物100の両
面にあり、それらが同時に同じ操作をすることはこれま
での説明から明らかである。
(発明の効果) かかる本発明によれば、基板支持フレームに基板を装着
乃至脱着している間にも両面プリント作業が行なわれて
いるため、プリント処理能力を大幅に向上せしめること
が可能となる。
例えば、本発明の先願発明である特願昭62−1044
68号においては、標準サイズの両面プリントを行なう
に際し、標準運転サイクル時間は約33.5秒/1サイ
クルであって、約107枚/毎時程度の処理能力である
これに対し、本発明では、運転サイクル時間が17.7
5秒/1サイクルであり、約203枚/毎時の処理能力
を有し、生産性が約2倍に向上する。
また本発明のプリント装置においては、両面プリントの
みならず、片面プリントも有効且つ迅速に行なうことが
できる。
更に本発明によれば、プリントまたはコーティングする
度に、常にスクリーンの裏面が清浄にされており、被プ
リント物を、鮮鋭に、且つ均質にしかも長時間継続して
プリント、もしくはコーティングして、高品質、且つ高
精度なプリント物を、効率よく製造することが出来ると
言う顕著に優れた効果を奏することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の両面プリント方法を好適に実施する
ための装置の正面図、 第2図は、第1図の装置のX−X断面図、第3図は、第
1図の装置の作動サイクル図、第4図は、第1図の装置
において、基板100aについてのプリント操作を行な
う状態を示す図、 第5図は、第1図の装置において、基板100bについ
てのプリント操作を行なう状態を示す図、 第6図は、第1図の装置におけるスキージフレーム及び
基板支持フレームの配置を簡単に示す図、 第7図は、第1図の装置におけるスクレーバ装置を拡大
して示す図である。 特許出願人  東伸工業株式会社

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板着脱域とプリント域との間を走行し得る基板
    支持フレームを設け、 基板着脱域において、前記基板支持フレームに両面プリ
    ントすべき基板を装着し、 次いで該基板が装着された支持フレームをプリント域に
    搬送し、該基板の両プリント面にそれぞれスクリーンを
    介してスキージを圧接、走行させて両面プリントを行な
    い、 両面プリント作業終了後、これを基板着脱域に搬送し、
    該支持フレームからの基板の脱着を行なう両面プリント
    方法において、 基板支持フレームとして、第1の基板支持フレームと第
    2の基板支持フレームとの2つの支持フレームを使用し
    、 基板着脱域において、第1の基板支持フレームに基板の
    装着及び脱着が行なわれている際に、プリント域におい
    て第2の基板支持フレームに装着されている基板につい
    て両面プリント作業が行なわれ、 プリント域において、第1の基板支持フレームに装着さ
    れている基板について両面プリント作業が行なわれてい
    る際に、基板着脱域において、第2の基板支持フレーム
    からの基板の脱着及び装着が行なわれることを特徴とす
    る両面プリント方法。
  2. (2)プリントを行なうべき基板を支持装置に装着及び
    脱着する基板着脱域と、該基板のプリントト面にプリン
    ト作業を行なうためのプリント機構が設けられているプ
    リント域とが形成されているプリント装置において、 前記支持装置は、支持すべき基板が互いに対面する様な
    位置関係に配置された第1の基板支持フレームと第2の
    基板支持フレームとから成り、各支持フレームはそれぞ
    れ基板着脱域とプリント域との間を移動可能に設けられ
    ているとともに、 前記プリント機構は、スクリーンと該スク リーン上を走査駆動可能なスケージとからそれぞれ形成
    されている第1のプリント装置と第2のプリント機構と
    から成り、これらプリント機構は、プリント域に導入さ
    れる第1及び第2の支持フレームの何れをも間に挟む位
    置関係で互いに対面する様に配置されており且つ各支持
    フレームに支持される基板のプリント面に対して垂直方
    向に移動可能に設けられていることを特徴とするプリン
    ト装置。
  3. (3)前記プリント機構は、基板プリント面側に位置す
    るスクリーン面上に当接して走査駆動可能なスクレーパ
    ーを備えている請求項(2)記載のプリント装置。
  4. (4)前記第1及び第2の基板支持フレームは、交互に
    プリント域に搬送され、各支持フレームに支持された基
    板について、第1及び第2のプリント機構により同時に
    両面プリントが行なわれるとともに、交互に基板着脱域
    に搬送されて基板の脱着及び新たな基板の装着が行なわ
    れる請求項(2)記載のプリント装置。
  5. (5)前記プリント機構は、プリント域に導入される支
    持フレーム毎に移動距離を調整する駆動調整機構を備え
    ている請求項(4)記載のプリント装置。
  6. (6)前記駆動調整機構が、プリント機構の移動を行な
    うためのエアーシリンダーのシリンダーストロークを規
    制するストッパーから成る請求項(5)記載のプリント
    装置。
JP9827788A 1988-04-22 1988-04-22 両面プリント方法及び装置 Granted JPH01269539A (ja)

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