JPH01268852A - 金属ストリップの連続式溶融メッキ装置 - Google Patents

金属ストリップの連続式溶融メッキ装置

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JPH01268852A
JPH01268852A JP9690888A JP9690888A JPH01268852A JP H01268852 A JPH01268852 A JP H01268852A JP 9690888 A JP9690888 A JP 9690888A JP 9690888 A JP9690888 A JP 9690888A JP H01268852 A JPH01268852 A JP H01268852A
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JP
Japan
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roll
snap
steel sheet
contact
rolls
Prior art date
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Pending
Application number
JP9690888A
Other languages
English (en)
Inventor
Akiyoshi Yamauchi
山内 昭良
Etsuo Anzai
安斉 悦夫
Yoshizo Hirakawa
義三 平川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、金属ストリップの連続式溶融メッキ装置、更
に詳しくはラインスピードを高速にしてもメッキ厚が板
幅方向に均一で、表面にドロスの付着がみられない美麗
表面メッキを鋼板のような金属ストリップに連続して形
成する装置に関する。
本発明は、純Znをベースとした溶融Znメッキ、AQ
をZnに添加したZn  AQ系合金メッキ【ガルファ
7 (商品名) 5%AQ−Zn、ガルバリウム(商品
名)55%AQ−ZnlおよびAQメッキ等、溶融メッ
キ装置全般に適用可能である。
(従来の技i) 金属ストリップ(以下、「鋼板」で代表される)の連続
溶融メッキにあっては、溶融メッキ浴に鋼板を浸漬処理
してメッキを行うが、連続処理とするには浴中でシンク
ロールを介して鋼板の走行方向を変え、次いでスナップ
ロールを経て浴外に出るのである。
従来のスナップロール配置は第3図ないし第4図に示す
ごとくである。それぞれの図において、パスラインを方
向転換させるシンクロールlOに対し、シンクロールと
鋼板同一面に接する方のスナップロールをa、シンクロ
ールの接しない鋼板面に接するスナップロールをbとす
る。そもそもスナップロール12の目的は、シンクロー
ル10で発生する幅反りを矯正し、浴面上のワイピング
ノズル16でストリップ14の平坦度を確保すること、
およびスナップロール12の面圧力および周速差(vs
ラインスピード)による鋼板付着ドロスのかき落としに
ある。
(発明が解決しようとする課題) 第2図ではスナップロールは1本ロールであるが、この
場合幅反り矯正能力が小さいことばかりか、矯正のため
スナップロールaを押し込むとパスラインが変わりその
都度ワイピングノズル16の鋼板距離間の修正が必要と
なる。
第3図の場合は、スナップロール12は2本ロールであ
り、例えば特開昭57−32358号にも記載されてい
る。この場合はスナップロールaを押し込むと第2図と
同様にパスラインが変わる。
第4図も、2本ロールで例えば特開昭57−32359
号にも記載されており、スナップロールaを押し込んで
もパスラインはスナップロールbで固定されていて変化
しない。
そこで、第一2図〜第4図に示すロール配置において、
鋼板の連続式溶融Znメッキライン(板厚0゜35〜4
.5e+m 、板幅610〜1250@m、ラインスピ
ード30〜180++pm)で比較を行ったところ、第
1表に示すようであった。
第2図の例では輻反りを矯正するためスナップロールa
をかなり押し込む必要があり、かつロールに周速比をつ
けると肌荒れ著しい。
第3図ではスナップロールbを押し込むとスナップロー
ルa巻付角も大きくなりドロス付着は比較的良好である
が、スナップロールaの肌荒れが起こる。
第4図の例では、幅反り矯正は非常に良好であるが、ス
ナップロールbの押し込みによる肌荒れおよびスナップ
ロールbが浴中に深いためのドロス付着の問題が生じる
またいずれの場合にあってもロール肌荒れがドロス付着
を助長するといった現象も身受けられた。
第1表 (課題を解決するための手段) 本発明は、幅反り矯正とドロス付着(ロール肌荒れ防止
を含む)に関する上述のような問題点を解決しうる手段
を提供するものであり、その要旨とするところは、金属
ストリップの連続式溶融メッキラインのメッキ浴中ロー
ル配列が、メッキ浴出側浴面下に配列された2本のスナ
ップロールと、該スナップロールとシンクロールの間に
配置されたコレクティングロールとから構成され、前記
2本のスナップロールのうちシンクロールに接する金属
ストリップ面に接するスナップロールを、それに接しな
い他のスナップロールの下方に配置し、かつ、前記コレ
クティングロールはシンクロールに接しない金属ストリ
ップ面に対する押し込み量を調整可能としたことを特徴
とする、金属ストリップの連続式溶融メッキ装置である
スナップロール2本は周速比を変化させることが可能な
駆動ロールでコレクティングロールはアイドル同期とし
てもよい、また、コレクティングロール胴体表面には好
ましくはW系、−〇系、W−Co系溶射を行う。
(作用) 次に、添付図面を参照して本発明をさらに詳細に説明す
る。
第1図に示すように、本発明はシンクロール10上面に
2本のスナップロール12と1本の幅反り矯正用ロール
、つまりコレクティングロール20t−有する。2本の
スナップロール12は好ましくはドライブ機構を有し、
鋼板ラインスピードに対し周速比をつけることが可能と
なるよう構成する。スナップロールはドロスかき落とし
が目的である。コレクティングロール20はアイドル(
非駆動)でうインスピードと同期で回転する。第1図の
3本ロール配列では、最も巻き付は角が大きいコレクテ
ィングロール20はラインスピードに同期できるため摩
耗量も少なくロール肌荒れを起こさない。さらに表面に
溶射を行うことにより摩耗量はゼロとすることができる
。また、通常スナップロールに溶射を行ない周速差をつ
けると固いためスリキズが発生ずるが、本発明ではアイ
ドルで同期であるため、スリキズの問題もない、そして
コレクティングロールで幅反り矯正をさせるため、板厚
、幅等に応じ押し込み量は調整可能とする。
スナップロールa、bは、輻反り矯正を目的としないた
め押し込み量をオンラインで調整する必要はなく、ロー
ル位置を固定することも可能で、従来は位置(押し込み
)調整が可能となるよう十字継手(スピンドル)駆動で
あったが、継手を簡素化し、ガタッキもなくすことがで
きる。このためスナップロール12のガタッキがなくな
り、回転はスムースでガタッキによる鋼板の振動も防止
できる。
コレクティングロール20は、アイドルであるため駆動
スピAドルは不要であるが、板厚が薄い場合、鋼板の反
力(張力)が小さく、回転負荷が大きいとロールが回転
せずに停止してしまう場合もある。そこで、本発明の好
適態様にあっては、コレクティングロール軸受にセラミ
ックベアリングを用い、回転負荷を小さくするおよび、
Zn浴の侵食による合金化を防ぎ、回転停止は効果的に
解決できる。
スナップロール12およびコレクティングロール20の
配列は、第1図に示すごとく、まず、コレクティングロ
ール20は、シンクロール10の接触しない鋼板面で鋼
板14に接し、2本のスナップロール12の下にある。
2本のスナップロール12のうちシンクロール10に接
する鋼板面で鋼板に接するスナップロールaの中心はシ
ンクロール10に接しない鋼板面で鋼板に接するスナッ
プロールbの中心より下側にある。
コレクティングロール20をシンクロール10と反対面
に配置するのは操作性からで、シンクロール面はスナウ
トがあるため運転者が操作しにくい。
また、シンクロール10にスクレーパー(図示せず)が
あるため機構的に配置しにくい。
スナップロールaをbより下にするのは、当然ながら逆
配置であれば、コレクティングロール2゜を押し込むと
鋼板がスナップロールbから離れてしまうためで、スナ
ップロールaはスナップロールbより下にする必要があ
る。また、ドロス付着レベルは、スナップロール3面の
方がスナップロール5面より従来の2本ロール(第3図
例)では悪く、第1図の本発明例ではコレクティングロ
ール20の押し込みによりスナップロールaへの巻付・
角は大きくなりドロスかき落し作用も大きくなる。
スナップロール3面のドロス付着レベルが悪いのは、シ
ンクロール10によるドロスのまき込み、押し込みのた
めである。スナップロールa、bのロール径は、必ずし
も同一、異径を問わない、なお、従来の2本ロールの第
3図例では、スナップロールbの径が小さい方が幅反り
矯正能力は大きい。
なぜならば、押し込む側、調整用ロールの径が小さい方
が押し込み量に対し巻付角度も大きく変化し、押し込み
ストロークも大きくとることが可能である。
なお、本発明は鋼板を含めた金属ストリンブー般の連続
式溶融メッキに通用できるのであって、またその対象も
亜鉛メッキにのみ制限されるものでなく、本発明の趣旨
に反しない限り、他の溶融金属メッキをも対象とするこ
とができることは理解されよう。
実施例 第5図に示すロール配置および径の装置を使って鋼板(
0,hm tX1250mm w)の連続式溶融亜鉛メ
ッキを行った。ラインスピードは120mρ鍾、目標目
付量は285g/r+fであった0図中、符号は第1図
に同し、その他の処理条件は下記の通りであった。
■スナップロールa、b:位置固定 スナップロールa:回転数87rpm、周速比80%b
:  〃127rpm、  #90%周速比(νSスト
リップラインスピード)−60〜100χ■コレクテイ
ングロール:位置押し込み調整世120ll11(第5
図 x = 80〜200+wm)、アイドル同期、セ
ラミック ベアリング使用、表面WC−Co溶射 結果は下掲表にまとめて示す、なお、メッキ付着量分布
は平均290 g/n(±5g/+dであった。
第2表 (注)◎:優、○:良、△:可 (発明の効果) 以上説明したように、本発明にかかる3本ロール配列に
おいて、コレクティングロール押し込みflt調整によ
り、′幅反り矯正効果は極めて大きく、ワイピングノズ
ル部で鋼板の平坦度は、板厚レンジを問わず確保できる
。したがって、平坦度確保により、ノズル−板距離は幅
方向に一定で付着量分布も均一である。
また、コレクティングロールはアイドル化し、表面を溶
射処理することにより、耐摩耗、耐肌荒れ性を向上さけ
る。アイドルであるため、同期でき、スリキズも発生し
ない。
しかも、スナップロールは、ドライブとすることにより
、鋼板付着ドロス状況により周速比を変化させることが
でき、ドロス付着レベルを著しく改善できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明にかかる金属ストリップの連続式溶融
メッキ装置のロール配置を示す略式説明図; 第2図ないし第4図は、従来装置のロール配置を示す同
じく略式説明図;および 第5図は、実施例におけるロール配置のデイメンシヨン
の説明図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 金属ストリップの連続式溶融メッキラインのメッキ浴中
    ロール配列が、メッキ浴出側浴面下に配列された2本の
    スナップロールと、該スナップロールとシンクロールの
    間に配置されたコレクティングロールとから構成され、
    前記2本のスナップロールのうちシンクロールに接する
    金属ストリップ面に接するスナップロールを、それに接
    しない他のスナップロールの下方に配置し、かつ、前記
    コレクティングロールはシンクロールに接しない金属ス
    トリップ面に対する押し込み量を調整可能としたことを
    特徴とする、金属ストリップの連続式溶融メッキ装置。
JP9690888A 1988-04-21 1988-04-21 金属ストリップの連続式溶融メッキ装置 Pending JPH01268852A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04259361A (ja) * 1991-02-13 1992-09-14 Sumitomo Metal Ind Ltd 合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法および装置
KR20040019731A (ko) * 2002-08-29 2004-03-06 재단법인 포항산업과학연구원 용융도금포트 상부에서 이송강판의 패스라인 및 반곡변형조정장치 및 그 방법
JP2008280584A (ja) * 2007-05-11 2008-11-20 Nisshin Steel Co Ltd 連続溶融めっきラインにおける鋼帯の形状制御方法及び制御装置

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JPS5732358A (en) * 1980-07-31 1982-02-22 Sumitomo Metal Ind Ltd Continuous hot dipping device
JPS5835258A (ja) * 1981-08-25 1983-03-01 Mazda Motor Corp エンジンの燃料供給装置

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