JPH01268448A - 永久磁石型パルスモータの組立構造 - Google Patents
永久磁石型パルスモータの組立構造Info
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- JPH01268448A JPH01268448A JP9293288A JP9293288A JPH01268448A JP H01268448 A JPH01268448 A JP H01268448A JP 9293288 A JP9293288 A JP 9293288A JP 9293288 A JP9293288 A JP 9293288A JP H01268448 A JPH01268448 A JP H01268448A
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- Manufacture Of Motors, Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は、フロッピーディスクドライブのヘッド駆動や
プリンター、タイプライタ−等のギヤを介した紙送り機
構に用いられる永久磁石型パルスモータの組立構造に関
するものである。
プリンター、タイプライタ−等のギヤを介した紙送り機
構に用いられる永久磁石型パルスモータの組立構造に関
するものである。
[従来の技術]
従来の永久磁石型パルスモータの組立構造には、内外側
ステータ圧入嵌合方式とステータ落し込み方式がある。
ステータ圧入嵌合方式とステータ落し込み方式がある。
第4図は、上記内外側ステータ圧入嵌合方式で組立てら
れる従来の永久磁石型パルスモータの分解斜視図であり
、該パルスモータは一対の外側ステータ11.11、ス
トッパとなる環状板12cを挟んで背中合わせにして互
いに固着された一対の内側ステータ12,12からなる
内側ステータ組立、一対のコイル組立14.14および
一個のロータ組立13かうなり、外側ステータ11およ
び内側ステータ12は、図示のようにそれぞれ多数の櫛
歯状歯極11a、12aを有し、組立てに際し外側ステ
ータ11と内側ステータ12の各歯8i21a、12a
を向い合わせ歯極同志がそれぞれの間に位置するように
組立てられる。
れる従来の永久磁石型パルスモータの分解斜視図であり
、該パルスモータは一対の外側ステータ11.11、ス
トッパとなる環状板12cを挟んで背中合わせにして互
いに固着された一対の内側ステータ12,12からなる
内側ステータ組立、一対のコイル組立14.14および
一個のロータ組立13かうなり、外側ステータ11およ
び内側ステータ12は、図示のようにそれぞれ多数の櫛
歯状歯極11a、12aを有し、組立てに際し外側ステ
ータ11と内側ステータ12の各歯8i21a、12a
を向い合わせ歯極同志がそれぞれの間に位置するように
組立てられる。
外側ステータ11と内側ステータ12とを組立ててでき
た円環状空間にはコイル組立14゜14が組込まれ、同
じく歯極内側中心空間には、モータ出力軸13aを有す
るロータ組立13が組込まれる。
た円環状空間にはコイル組立14゜14が組込まれ、同
じく歯極内側中心空間には、モータ出力軸13aを有す
るロータ組立13が組込まれる。
図示上方の外側ステータ11の外面には軸受15aを有
する軸受保持用フランジ15が固着され、図示下方の外
側ステータ11の外面には同じく軸受leaを有するモ
ータ取付用フランジ16が固着されていて、これらの軸
受15a、1.5aにより、ロータ組立13のモータ出
力軸13aが軸受けされるのであるが、この組立構造で
は、面外側ステータ11.11はストッパとなる環状板
12cに衛合し内側ステータ12,12は外側ステータ
11.11に対して圧入嵌合されることになる。
する軸受保持用フランジ15が固着され、図示下方の外
側ステータ11の外面には同じく軸受leaを有するモ
ータ取付用フランジ16が固着されていて、これらの軸
受15a、1.5aにより、ロータ組立13のモータ出
力軸13aが軸受けされるのであるが、この組立構造で
は、面外側ステータ11.11はストッパとなる環状板
12cに衛合し内側ステータ12,12は外側ステータ
11.11に対して圧入嵌合されることになる。
なお内側ステータ12,12からなる内側ステータ組立
およびコイル組立14はそれぞれの外周部に係合用突片
12bおよび14bを有しこれらの突片12bおよび1
4bにより、モータの組立に際し、外側ステータ11,
11の係合用切欠部11bに係合され外側ステータ11
,11に対する相対的回動が規制されるとともにコイル
組立14のリード線14aは前記切欠部11bを通して
外部に導出される。
およびコイル組立14はそれぞれの外周部に係合用突片
12bおよび14bを有しこれらの突片12bおよび1
4bにより、モータの組立に際し、外側ステータ11,
11の係合用切欠部11bに係合され外側ステータ11
,11に対する相対的回動が規制されるとともにコイル
組立14のリード線14aは前記切欠部11bを通して
外部に導出される。
次に第5図は、ステータ落し込み方式で組立てられる従
来の永久磁石型パルスモータの分解斜視図であり、該パ
ルスモータは、1対の外側ステータ21,21、背中合
せにして互いに固着された1対の内側ステータ22,2
2からなる内側ステ・−夕組立、1対のコイル組立24
゜24および一個のロータ組立23からなり、これらを
図示の順でモータケース26内に落し込んで組立られる
が、その際外側ステータの係合用突片21b、内側ステ
ータの係合用突片22bおよびコイル組立の係合用突片
24bはモータケース26に設けられた係合用切欠部2
8bに係合され、落し込んで組立てられた各部材のモー
タケース26に対する相対的回動が規制される。
来の永久磁石型パルスモータの分解斜視図であり、該パ
ルスモータは、1対の外側ステータ21,21、背中合
せにして互いに固着された1対の内側ステータ22,2
2からなる内側ステ・−夕組立、1対のコイル組立24
゜24および一個のロータ組立23からなり、これらを
図示の順でモータケース26内に落し込んで組立られる
が、その際外側ステータの係合用突片21b、内側ステ
ータの係合用突片22bおよびコイル組立の係合用突片
24bはモータケース26に設けられた係合用切欠部2
8bに係合され、落し込んで組立てられた各部材のモー
タケース26に対する相対的回動が規制される。
またロータ組立23のそ一タ出力軸23aはモータケー
ス底部中心に設けた軸受28aと該モータケース上部に
取付けられる軸受保持用フランジ25の中心に設けられ
た軸受25aとにより軸受されるが、この場合モータケ
ース26に対する軸受保持用フランジ25の取付けは、
該フランジ25の外周に設けた複数の係合用突片25c
をモータケース26上端の切欠部26cに嵌合しかつカ
シメ付けることによって行なわれる。なおモータケース
26上端にはモータ取付部16b、16bが一体的に設
けられている。
ス底部中心に設けた軸受28aと該モータケース上部に
取付けられる軸受保持用フランジ25の中心に設けられ
た軸受25aとにより軸受されるが、この場合モータケ
ース26に対する軸受保持用フランジ25の取付けは、
該フランジ25の外周に設けた複数の係合用突片25c
をモータケース26上端の切欠部26cに嵌合しかつカ
シメ付けることによって行なわれる。なおモータケース
26上端にはモータ取付部16b、16bが一体的に設
けられている。
[発明が解決しようとする課題]
第4図で説明した内外側ステータ圧入嵌合方式による組
立構造では、外側ステータ11゜11に対してそれぞれ
軸受けを有する軸受保持用フランジ15およびモータ取
イ寸用フランジ16が予め溶接等により固着されており
、組立てに際しそれぞれ内側ステータ12,12の外周
に圧入嵌合されるものであるため、各部品の同心度と圧
入嵌合による軸心のずれが累積されて組立てられる。ま
た第5図で説明したステータ落し込み方式による組立て
構造でも、軸受保持用フランジ25はその係合用突片2
5cをモータケース26上端の切欠部26cに嵌合カシ
メ付けされるため、各部品の同心度と嵌合カシメ付けに
よる軸心のずれが累積されて組立てられる。
立構造では、外側ステータ11゜11に対してそれぞれ
軸受けを有する軸受保持用フランジ15およびモータ取
イ寸用フランジ16が予め溶接等により固着されており
、組立てに際しそれぞれ内側ステータ12,12の外周
に圧入嵌合されるものであるため、各部品の同心度と圧
入嵌合による軸心のずれが累積されて組立てられる。ま
た第5図で説明したステータ落し込み方式による組立て
構造でも、軸受保持用フランジ25はその係合用突片2
5cをモータケース26上端の切欠部26cに嵌合カシ
メ付けされるため、各部品の同心度と嵌合カシメ付けに
よる軸心のずれが累積されて組立てられる。
上記従来の組立構造において、軸心がずれて組立てられ
る結果、軸受保持用フランジとモータ取付用フランジに
各設けられている軸受に通されるモータ出力軸のモータ
取付用フランジ面に対する垂直度が悪くなるという問題
点が生じていた。
る結果、軸受保持用フランジとモータ取付用フランジに
各設けられている軸受に通されるモータ出力軸のモータ
取付用フランジ面に対する垂直度が悪くなるという問題
点が生じていた。
モータ取付用フランジ面に対するモータ出力軸の垂直度
が悪いと、フロッピーディスクドライブのヘッド駆動用
に用いた場合、送りのピッチ誤差が大きくなるため記録
精度が悪くなる。
が悪いと、フロッピーディスクドライブのヘッド駆動用
に用いた場合、送りのピッチ誤差が大きくなるため記録
精度が悪くなる。
また、ギヤを介した機構では相手のギヤとの噛み合いが
不均一になり、騒音の発生、ギヤ寿命が短くなるという
欠点があった。
不均一になり、騒音の発生、ギヤ寿命が短くなるという
欠点があった。
本発明は、上記した実状に鑑みてなされたもので、第4
図に示す内外側ステータ圧入嵌合方式の組立構造におい
て、軸受保持用フランジの固着は、ステータ組立て後に
垂直度誤差を調整しながら行うことにより、モータ取付
用フランジに対するモータ出力軸の倒れを減少せしめた
パルスモータの提供を目的とするものである。
図に示す内外側ステータ圧入嵌合方式の組立構造におい
て、軸受保持用フランジの固着は、ステータ組立て後に
垂直度誤差を調整しながら行うことにより、モータ取付
用フランジに対するモータ出力軸の倒れを減少せしめた
パルスモータの提供を目的とするものである。
[課題を解決するための手段]
上記目的を達成するために、本発明は、外周に多極着磁
した永久磁石を有するロータとモータ出力軸とからなる
1個のロータ組立、内周面に軸方向内方に切り起こした
複数の櫛歯状歯極を等間隔に設けてなるカップ状の1対
の外側ステータ、該外側ステータのそれぞれの櫛歯状歯
極の中間に位置するよう内周面に軸方向外方に切り起こ
した複数の櫛歯状i極を等間隔に設けかつ環状板を介し
て背中合わせにして互いに固着された1対の内側ステー
タからなる1個の内側ステータ組立、該内側ステータ組
立と各外側ステータとの組立に際し内外側両ステータ間
に形成される空間に設置される1対のコイル組立、中心
部に前記モータ出力軸の軸受を、また外周部にモータ取
付部を有し一方の外側ステータの外面に予め固着された
モータ取付用フランジおよび中心部に前記モータ比軸の
軸受を有し他方の外側ステータの外面に当接されるよう
にした軸受保持用フランジからなる永久磁石型パルスモ
ータにおいて、該パルスモータの組立に当り、内外側ス
テータの圧入嵌合後に軸心調整用ジグにより前記モータ
出力軸と前記モータ取付用フランジ面間の垂直度を保持
して、前記軸受保持用フランジを当接する外側ステータ
に固着するものとした。
した永久磁石を有するロータとモータ出力軸とからなる
1個のロータ組立、内周面に軸方向内方に切り起こした
複数の櫛歯状歯極を等間隔に設けてなるカップ状の1対
の外側ステータ、該外側ステータのそれぞれの櫛歯状歯
極の中間に位置するよう内周面に軸方向外方に切り起こ
した複数の櫛歯状i極を等間隔に設けかつ環状板を介し
て背中合わせにして互いに固着された1対の内側ステー
タからなる1個の内側ステータ組立、該内側ステータ組
立と各外側ステータとの組立に際し内外側両ステータ間
に形成される空間に設置される1対のコイル組立、中心
部に前記モータ出力軸の軸受を、また外周部にモータ取
付部を有し一方の外側ステータの外面に予め固着された
モータ取付用フランジおよび中心部に前記モータ比軸の
軸受を有し他方の外側ステータの外面に当接されるよう
にした軸受保持用フランジからなる永久磁石型パルスモ
ータにおいて、該パルスモータの組立に当り、内外側ス
テータの圧入嵌合後に軸心調整用ジグにより前記モータ
出力軸と前記モータ取付用フランジ面間の垂直度を保持
して、前記軸受保持用フランジを当接する外側ステータ
に固着するものとした。
[作 用]
本発明によれば、パルスモータの組立に当り、内外側ス
テータの圧入嵌合後に、軸心調整用ジグにより、モータ
出力軸とモータ取付用フランジ面間の垂直度を保持し、
しかる後軸受保持用フランジの軸受をモータ出力軸に挿
入し、該フランジを当接している外側ステータ外面に固
着するようにしたので、モータ取付用フランジ面に対す
るモータ出力軸の垂直度は高精度なものとなる。
テータの圧入嵌合後に、軸心調整用ジグにより、モータ
出力軸とモータ取付用フランジ面間の垂直度を保持し、
しかる後軸受保持用フランジの軸受をモータ出力軸に挿
入し、該フランジを当接している外側ステータ外面に固
着するようにしたので、モータ取付用フランジ面に対す
るモータ出力軸の垂直度は高精度なものとなる。
[実 施 例コ
以下、第1図ないし第3図に示す本発明の実施例につい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
第1図はモータの組立構造であり、1は外側ステータ、
2は内側ステータ、3はロータ組立、4は外側ステータ
1と内側ステータ2との間に配設されるコイル組立、5
は組立による軸芯調整用の軸受保持用フランジである。
2は内側ステータ、3はロータ組立、4は外側ステータ
1と内側ステータ2との間に配設されるコイル組立、5
は組立による軸芯調整用の軸受保持用フランジである。
外側ステータ1および内側ステータ2は、第1図に示さ
れるようにそれぞれ多数の櫛歯状歯極1a、2aを有し
、外側ステータ1と内側ステータ2の各歯極1a、2a
を向い合わせ@極同士がそれぞれの間に位置するように
組まれる。外側ステータ1と内側ステータ2を組立てて
できた空間にコイル組立4を設装置する。
れるようにそれぞれ多数の櫛歯状歯極1a、2aを有し
、外側ステータ1と内側ステータ2の各歯極1a、2a
を向い合わせ@極同士がそれぞれの間に位置するように
組まれる。外側ステータ1と内側ステータ2を組立てて
できた空間にコイル組立4を設装置する。
なお内側ステータ2,2は、外側ステータ1と同径の環
状板2Cを介して背中合せにして互いに固着され1個の
内側ステータ組立を構成する。
状板2Cを介して背中合せにして互いに固着され1個の
内側ステータ組立を構成する。
外側ステータ1,1はそれぞれ対向する内側ステータ2
,2の外周に圧入嵌合され、ロータ組立3は、そのモー
タ出力軸3a、3aが、それぞれ、軸受保持用フランジ
5の軸受5aとモータ取付用フランジ6の軸受6aとに
よって軸受される。この場合モータ取付用フランジ6は
一方の外側ステータ1の外面に予め溶接等で固着されて
いるが、軸受保持用フランジ5は他方の外側ステータ1
の外面に当接しているだけでまだ固着されていない。
,2の外周に圧入嵌合され、ロータ組立3は、そのモー
タ出力軸3a、3aが、それぞれ、軸受保持用フランジ
5の軸受5aとモータ取付用フランジ6の軸受6aとに
よって軸受される。この場合モータ取付用フランジ6は
一方の外側ステータ1の外面に予め溶接等で固着されて
いるが、軸受保持用フランジ5は他方の外側ステータ1
の外面に当接しているだけでまだ固着されていない。
なお、内側ステータ組立に設けられた係合用突片2bお
よびコイル組立4に設けられた係合用突片4bは外側ス
テータ1,1の係合用切欠部1bに係合され、内側ステ
ータ組立およびコイル組立等の外側ステータに対する相
対的回動が規制されるようになっていることは従来品と
変るところがない。
よびコイル組立4に設けられた係合用突片4bは外側ス
テータ1,1の係合用切欠部1bに係合され、内側ステ
ータ組立およびコイル組立等の外側ステータに対する相
対的回動が規制されるようになっていることは従来品と
変るところがない。
本実施例において、以上説明したように組立てられたス
テータ組立(第2図参照)に対してロータ組立3がその
下方のモータ出力軸3aをモータ取付用フランジ6に設
けた軸受6aに通して組立てられ、ざらに該ロータ組立
3の上方モータ出力軸3aを軸受5aで軸受けするよう
に軸受保持用フランジ5が外側ステータ1の外面に当接
載置される。
テータ組立(第2図参照)に対してロータ組立3がその
下方のモータ出力軸3aをモータ取付用フランジ6に設
けた軸受6aに通して組立てられ、ざらに該ロータ組立
3の上方モータ出力軸3aを軸受5aで軸受けするよう
に軸受保持用フランジ5が外側ステータ1の外面に当接
載置される。
第3図は、軸心調整用ジグ7を用いて本実施例のモータ
組立を行なう態様を説明する図であり、該ジグ7はモー
タ取付用フランジ6の中心軸受6aが嵌合される孔7a
と鎖孔7aの中心軸線に対して直角をなすモータ取付用
フランジ6の載置面7bとを有し、孔7aの下部には軸
受孔8aを有する軸受ブロック8が嵌着されており、下
方のモータ出力軸3aは軸受孔8aに挿入される。この
ように、軸心調整用ジグ7の上面に組立てたモータをモ
ータ取付用フランジ6を下にして載置すると、モータ出
力軸3aのモータ取付用フランジ面に対する垂直度は極
めて精度の高いものとなる。そこで、組立てたそ一夕を
第3図に示すように、軸心調整用ジグ7上面に載置した
ままの状態で、軸受保持用フランジ5を該フランジ5が
当接している外側ステータ1の外面に溶接等5cにより
固着すれば、組立完了後におけるモータ出力軸3aはそ
一タ取付用フランジ面に対して高精度な垂直度を保持す
ることとなる。
組立を行なう態様を説明する図であり、該ジグ7はモー
タ取付用フランジ6の中心軸受6aが嵌合される孔7a
と鎖孔7aの中心軸線に対して直角をなすモータ取付用
フランジ6の載置面7bとを有し、孔7aの下部には軸
受孔8aを有する軸受ブロック8が嵌着されており、下
方のモータ出力軸3aは軸受孔8aに挿入される。この
ように、軸心調整用ジグ7の上面に組立てたモータをモ
ータ取付用フランジ6を下にして載置すると、モータ出
力軸3aのモータ取付用フランジ面に対する垂直度は極
めて精度の高いものとなる。そこで、組立てたそ一夕を
第3図に示すように、軸心調整用ジグ7上面に載置した
ままの状態で、軸受保持用フランジ5を該フランジ5が
当接している外側ステータ1の外面に溶接等5cにより
固着すれば、組立完了後におけるモータ出力軸3aはそ
一タ取付用フランジ面に対して高精度な垂直度を保持す
ることとなる。
以上説明した実施例によれば、従来必らずしも高精度と
はいえなかったモータ出力軸3aの垂直度を精度よく組
立てできるために、従来部品ごとの同心度を厳しく管理
し、内外側ステータ1と2の圧入嵌合強度の管理を厳重
にしていたことに比べ、本実施例では部品ごとの圧入嵌
合による軸芯のずれを調整しながら軸受保持用フランジ
5を外側ステータ1の外面に溶着するため、部品精度の
管理は通常のモータと同一であるにもかかわらず、容易
にモータ出力軸のモータ取付用フランジ面に対する垂直
度の精度を著しく高めることができた。
はいえなかったモータ出力軸3aの垂直度を精度よく組
立てできるために、従来部品ごとの同心度を厳しく管理
し、内外側ステータ1と2の圧入嵌合強度の管理を厳重
にしていたことに比べ、本実施例では部品ごとの圧入嵌
合による軸芯のずれを調整しながら軸受保持用フランジ
5を外側ステータ1の外面に溶着するため、部品精度の
管理は通常のモータと同一であるにもかかわらず、容易
にモータ出力軸のモータ取付用フランジ面に対する垂直
度の精度を著しく高めることができた。
以下従来品と本実施例のモータ出力軸のモータ取付用フ
ランジに対する垂直度を次表に示す。
ランジに対する垂直度を次表に示す。
第1表
上記表に示す垂直度の測定値は、従来品A。
Bおよび本実施例ともにモータ取付用フランジ面より3
0mmの位置でのモータ出力軸の中心よりのずれ量(m
m)であり、該ずれ量が従来品Aでは最大0.181か
ら最小0.011にわたるばらつきがあり、従来品Bで
は最大0.218から最小0.015にわたるばらつき
があるのに対し、本実施例では最大Q、05(lから最
小0.020にわたるばらつきのなかに収まっており、
小数点以下1位のものはなく、生産性の面からみてこの
垂直度の改善は顕著である。
0mmの位置でのモータ出力軸の中心よりのずれ量(m
m)であり、該ずれ量が従来品Aでは最大0.181か
ら最小0.011にわたるばらつきがあり、従来品Bで
は最大0.218から最小0.015にわたるばらつき
があるのに対し、本実施例では最大Q、05(lから最
小0.020にわたるばらつきのなかに収まっており、
小数点以下1位のものはなく、生産性の面からみてこの
垂直度の改善は顕著である。
[発明の効果コ
この発明は以上説明した通り、軸受保持用フランジ5を
モータ組立による軸芯のずれを調整しながら外側ステー
タ1に溶着することで高精度な垂直度のモータを容易に
製作することができる。
モータ組立による軸芯のずれを調整しながら外側ステー
タ1に溶着することで高精度な垂直度のモータを容易に
製作することができる。
第1図は、本発明による永久磁石型パルスモータの分解
斜図、第2図は同じく組立直前の分解斜視図、第3図は
同じく組立完了時の側断面図、第4図は従来の内外側ス
テータ圧入嵌合方式による永久磁石型パルスモータの組
立説明用分解斜視図、第5図は従来のステータ落し込み
方式による永久磁石型パルスモータの組立説明用分解斜
視図である。 1.11.21・・・外側ステータ 2.12.22・・・内側ステータ 3.13.23・・・ロータ組立 444.24・・・コイル組立 5.15.25・・・軸受保持用フランジ6.16・・
・モータ取付用フランジ 7・・・軸芯調整用ジグ 26・・・モータケース 区 刷
斜図、第2図は同じく組立直前の分解斜視図、第3図は
同じく組立完了時の側断面図、第4図は従来の内外側ス
テータ圧入嵌合方式による永久磁石型パルスモータの組
立説明用分解斜視図、第5図は従来のステータ落し込み
方式による永久磁石型パルスモータの組立説明用分解斜
視図である。 1.11.21・・・外側ステータ 2.12.22・・・内側ステータ 3.13.23・・・ロータ組立 444.24・・・コイル組立 5.15.25・・・軸受保持用フランジ6.16・・
・モータ取付用フランジ 7・・・軸芯調整用ジグ 26・・・モータケース 区 刷
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 外周に多極着磁した永久磁石を有するロータとモー
タ出力軸とからなる1個のロータ組立、内周面に軸方向
内方に切り起こした複数の櫛歯状歯極を等間隔に設けて
なるカップ状の1対の外側ステータ、該外側ステータの
それぞれの櫛歯状歯極の中間に位置するよう内周面に軸
方向外方に切り起こした複数の櫛歯状歯極を等間隔に設
けかつ環状板を介して背中合わせにして互いに固着され
た1対の内側ステータからなる1個の内側ステータ組立
、該内側ステータ組立と各外側ステータとの組立に際し
内外側両ステータ間に形成される空間に設置される1対
のコイル組立、中心部に前記モータ出力軸の軸受を、ま
た外周部に モータ取付部を有し一方の外側ステータの外面に予め固
着されたモータ取付用フランジおよび中心部に前記モー
タ出軸の軸受を有し他方の外側ステータの外面に当接さ
れるようにした軸受保持用フランジからなる永久磁石型
パルスモータにおいて、 該パルスモータの組立に当り、内外側ス テータの圧入嵌合後に軸心調整用ジグにより前記モータ
出力軸と前記モータ取付用フランジ面間の垂直度を保持
して、前記軸受保持用フランジを当接する外側ステータ
外面に固着したことを特徴とする永久磁石型パルスモー
タの組立構造。 2 前記外側ステータ外面に対する前記軸受保持用フラ
ンジの固着は溶接によるものであることを特徴とする請
求項1記載の永久磁石型パルスモータの組立構造。 3 前記外側ステータ外面に対する前記軸受保持用フラ
ンジの固着は接着剤によるものであることを特徴とする
請求項1記載の永久磁石型パルスモータの組立構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9293288A JPH01268448A (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 永久磁石型パルスモータの組立構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9293288A JPH01268448A (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 永久磁石型パルスモータの組立構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01268448A true JPH01268448A (ja) | 1989-10-26 |
Family
ID=14068265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9293288A Pending JPH01268448A (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | 永久磁石型パルスモータの組立構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01268448A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0428777U (ja) * | 1990-06-26 | 1992-03-06 | ||
JP2010041911A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Xiamen Dazhen Motor Co Ltd | 二相型のクロー式の永久磁石ステッピングモータ |
-
1988
- 1988-04-15 JP JP9293288A patent/JPH01268448A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0428777U (ja) * | 1990-06-26 | 1992-03-06 | ||
JP2010041911A (ja) * | 2008-08-07 | 2010-02-18 | Xiamen Dazhen Motor Co Ltd | 二相型のクロー式の永久磁石ステッピングモータ |
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