JPH01268406A - リニアモーター駆動の搬送装置 - Google Patents
リニアモーター駆動の搬送装置Info
- Publication number
- JPH01268406A JPH01268406A JP63097461A JP9746188A JPH01268406A JP H01268406 A JPH01268406 A JP H01268406A JP 63097461 A JP63097461 A JP 63097461A JP 9746188 A JP9746188 A JP 9746188A JP H01268406 A JPH01268406 A JP H01268406A
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- JP
- Japan
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- linear motor
- guide rail
- secondary conductor
- wheel shaft
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- Granted
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- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims abstract description 29
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 abstract description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 4
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 2
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000007769 metal material Substances 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Non-Mechanical Conveyors (AREA)
- Control Of Vehicles With Linear Motors And Vehicles That Are Magnetically Levitated (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、搬送用電車側にリニアモーター本体を取り付
け、走行経路側にリニアモーター用二次導体部を配設し
たリニアモーター駆動の搬送装置に関するものである。
け、走行経路側にリニアモーター用二次導体部を配設し
たリニアモーター駆動の搬送装置に関するものである。
(従来の技術)
従来のこの種の一般的な搬送装置は、走行経路に沿って
配設された1本のリニアモーター用二次導体部に対応す
るように1台のリニアモーター本体を搬送用電車側に取
り付けたものであった。このような搬送装置では、推力
を大きくするためには大型のリニアモーター本体が必要
となり、搬送用電車全体が大型化する欠点がある。そこ
で走行経路に沿って左右2本の二次導体部を配設し、搬
送用電車側に各二次導体部に対応させて左右一対のリニ
アモーター本体を取り付けることが考えられた。この構
成によれば、推力の比較的小さな小型のリニアモーター
本体を左右に振り分けて取り付けることが出来るので、
1台であっても大型のリニアモーター本体を使用しなけ
ればならない場合と比較して、搬送用電車全体を無駄な
空間なく゛小型に且つバランス良く構成することが出来
るのである。
配設された1本のリニアモーター用二次導体部に対応す
るように1台のリニアモーター本体を搬送用電車側に取
り付けたものであった。このような搬送装置では、推力
を大きくするためには大型のリニアモーター本体が必要
となり、搬送用電車全体が大型化する欠点がある。そこ
で走行経路に沿って左右2本の二次導体部を配設し、搬
送用電車側に各二次導体部に対応させて左右一対のリニ
アモーター本体を取り付けることが考えられた。この構
成によれば、推力の比較的小さな小型のリニアモーター
本体を左右に振り分けて取り付けることが出来るので、
1台であっても大型のリニアモーター本体を使用しなけ
ればならない場合と比較して、搬送用電車全体を無駄な
空間なく゛小型に且つバランス良く構成することが出来
るのである。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら上記のように左右一対のリニアモーターを
使用するリニアモーター駆動の搬送装置では、左右一対
のリニアモーターが同一の推力を以て搬送用電車を直進
方向に推進させるのであるから、水平カーブ経路部では
、直進しようとする搬送用電車をガイドレールとガイド
ローラーとにより無理に左右何れかに操向させることに
なり、ガイドローラーに作用する横向きの荷重が非常に
大きくなる。このため搬送用電車の走行抵抗が大きくな
り、推進効率が低下するばかりでなく、ガイドローラー
の耐用寿命も低下する。
使用するリニアモーター駆動の搬送装置では、左右一対
のリニアモーターが同一の推力を以て搬送用電車を直進
方向に推進させるのであるから、水平カーブ経路部では
、直進しようとする搬送用電車をガイドレールとガイド
ローラーとにより無理に左右何れかに操向させることに
なり、ガイドローラーに作用する横向きの荷重が非常に
大きくなる。このため搬送用電車の走行抵抗が大きくな
り、推進効率が低下するばかりでなく、ガイドローラー
の耐用寿命も低下する。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記のような従来の問題点を解決するために、
前記のようなリニアモーター駆動の搬送装置に於いて、
水平カーブ経路部では、内側の二次導体部の幅を狭くす
ることを提案するものである。
前記のようなリニアモーター駆動の搬送装置に於いて、
水平カーブ経路部では、内側の二次導体部の幅を狭くす
ることを提案するものである。
(実施例)
以下に本発明の一実施例を添付の例示図に基づいて説明
する。
する。
第1図〜第4図に於いて、1は搬送用電車であって、走
行経路に沿って敷設された左右一対のガイドレール2A
、2B上を転勤する左右一対、前後2Hの支持用ホイー
ル3a、3b及び4a、4bと、一方のガイドレール2
人上を転勤する支持用ホイール3a、4aを夫々各別に
軸支するホイール軸支部材5a、6aに、夫々ガイドレ
ール2Aを前後2箇所で左右両側から挟むように垂直軸
で軸支された位置決め用ガイドローラー7.8と、左右
一対のリニアモーター本体9A、9Bとを備えている。
行経路に沿って敷設された左右一対のガイドレール2A
、2B上を転勤する左右一対、前後2Hの支持用ホイー
ル3a、3b及び4a、4bと、一方のガイドレール2
人上を転勤する支持用ホイール3a、4aを夫々各別に
軸支するホイール軸支部材5a、6aに、夫々ガイドレ
ール2Aを前後2箇所で左右両側から挟むように垂直軸
で軸支された位置決め用ガイドローラー7.8と、左右
一対のリニアモーター本体9A、9Bとを備えている。
前記ホイール軸支部材5a、6a及び、他方のガイドレ
ール2B上を転動する支持用ホイール3b、4bを夫々
各別に軸支するホイール軸支部材5b、6bは、夫々各
ホイール3a〜4bの真上位置で垂直支軸10a〜fl
bにより揺動可能に支承され、各左右一対のホイール軸
支部材5a。
ール2B上を転動する支持用ホイール3b、4bを夫々
各別に軸支するホイール軸支部材5b、6bは、夫々各
ホイール3a〜4bの真上位置で垂直支軸10a〜fl
bにより揺動可能に支承され、各左右一対のホイール軸
支部材5a。
5b及び6a、6bは、これらホイール軸支部材から連
設された連動アーム12a、12b及び13a、13b
と連動リンク14.15を介して各々同一方向に連動す
るように連動連結している。
設された連動アーム12a、12b及び13a、13b
と連動リンク14.15を介して各々同一方向に連動す
るように連動連結している。
前記リニアモーター本体9A、9Bには、その前後両端
からプラケッ)16a、17a及び16b、17bが突
設され、左右同一側に位置する前後のホイール軸支部材
5a、6a及び5b、6bから夫々連設された支持アー
ム18a、19a及びtab、19bの内端部に、前記
ブラケット16a、17a及び16b、17bを介して
各リニアモーター本体9A、9Bの前後両端が垂直支軸
20a、21a及び20b、21bにより揺動可能に支
持されている。
からプラケッ)16a、17a及び16b、17bが突
設され、左右同一側に位置する前後のホイール軸支部材
5a、6a及び5b、6bから夫々連設された支持アー
ム18a、19a及びtab、19bの内端部に、前記
ブラケット16a、17a及び16b、17bを介して
各リニアモーター本体9A、9Bの前後両端が垂直支軸
20a、21a及び20b、21bにより揺動可能に支
持されている。
尚、ブラケット17a、17bにはリニアモーター本体
9A、9Bの長さ方向に長い長孔22a、22bが設け
られ、この長孔に前記垂直支軸21a、21bが貫通し
ている。又、リニアモーター本体両端のブラケッl−1
6a、17a及び16b、17bには、これらリニアモ
ーター本体9A、9Bとガイドレール2A、2Bとの間
の空隙が一定値以下となったときにガイドレール2A、
2Bに当接する、夫々左右一対のリニアモーター保護用
ローラー23.24が軸支されている。
9A、9Bの長さ方向に長い長孔22a、22bが設け
られ、この長孔に前記垂直支軸21a、21bが貫通し
ている。又、リニアモーター本体両端のブラケッl−1
6a、17a及び16b、17bには、これらリニアモ
ーター本体9A、9Bとガイドレール2A、2Bとの間
の空隙が一定値以下となったときにガイドレール2A、
2Bに当接する、夫々左右一対のリニアモーター保護用
ローラー23.24が軸支されている。
25は給電レールユニットであって、両ガイドレール2
A、2B間に敷設された支持レール26の一側面に支持
され、搬送用電車1に於ける前記ホイール軸支部材5a
、6aに支持されている集電ユニット27が摺接するこ
とにより、リニアモーター本体9A、9B等に対する給
電及び地上側のメインコントローラーと搬送用電車1例
のサブコントローラーとの間の制御信号の授受が行われ
る。尚、前記支持レール26には、左右一対のガイドレ
ール2A、2B及び給電レールユニット25を覆う断面
門形のカバープレート28が取り付けられ、搬送用電車
1に於ける各支持用ホイール3a〜4b等はこのカバー
プレート28の内側を通過するように構成されている。
A、2B間に敷設された支持レール26の一側面に支持
され、搬送用電車1に於ける前記ホイール軸支部材5a
、6aに支持されている集電ユニット27が摺接するこ
とにより、リニアモーター本体9A、9B等に対する給
電及び地上側のメインコントローラーと搬送用電車1例
のサブコントローラーとの間の制御信号の授受が行われ
る。尚、前記支持レール26には、左右一対のガイドレ
ール2A、2B及び給電レールユニット25を覆う断面
門形のカバープレート28が取り付けられ、搬送用電車
1に於ける各支持用ホイール3a〜4b等はこのカバー
プレート28の内側を通過するように構成されている。
従って第2図に示すように、前記ホイール軸支部材5a
〜6bはカバープレート28の両側辺下側を通って外側
上方に延出され、カバープレート28の外側上方で搬送
用電車1に垂直支軸103〜11bにより枢着される。
〜6bはカバープレート28の両側辺下側を通って外側
上方に延出され、カバープレート28の外側上方で搬送
用電車1に垂直支軸103〜11bにより枢着される。
前記両ガイドレール2A、2Bは、リニアモーター用二
次導体レールを兼用するように、第5図に示す如く支持
用ホイール3a〜4bが転勤走行するホイール転勤走行
面29を形成するアルミニウム等の非磁性板30と、こ
の非磁性板30の内側に積層された鉄板31とから成る
二次導体部32を備えている。
次導体レールを兼用するように、第5図に示す如く支持
用ホイール3a〜4bが転勤走行するホイール転勤走行
面29を形成するアルミニウム等の非磁性板30と、こ
の非磁性板30の内側に積層された鉄板31とから成る
二次導体部32を備えている。
又、第4図、第6図及び第7図に示すように、搬送用電
車1の走行経路中の水平カーブ経路部33では、内側に
なるガイドレール、図示例ではガイドレール2A、の二
次導体部32の幅Da(二次導体面を兼用するホイール
転勤走行面29の幅)を、外側になるガイドレール、図
示例ではガイドレール2B、の二次導体部32の幅Db
(二次導体面を兼用するホイール転勤走行面29の幅)
よりも狭(構成している。この幅Dbに対するDaの縮
小率は、例えば水平カーブ経路部33の半径が小さいほ
ど前記縮小率を大きくするように、水平カーブ経路部3
3の半径に対応させて決定することが出来る。勿論、直
線経路部では両ガイドレール2A、2Bの二次導体部3
2の幅は前記幅Dbに等しい。
車1の走行経路中の水平カーブ経路部33では、内側に
なるガイドレール、図示例ではガイドレール2A、の二
次導体部32の幅Da(二次導体面を兼用するホイール
転勤走行面29の幅)を、外側になるガイドレール、図
示例ではガイドレール2B、の二次導体部32の幅Db
(二次導体面を兼用するホイール転勤走行面29の幅)
よりも狭(構成している。この幅Dbに対するDaの縮
小率は、例えば水平カーブ経路部33の半径が小さいほ
ど前記縮小率を大きくするように、水平カーブ経路部3
3の半径に対応させて決定することが出来る。勿論、直
線経路部では両ガイドレール2A、2Bの二次導体部3
2の幅は前記幅Dbに等しい。
以上のように構成されたリニアモーター駆動の搬送装置
に於いては、左右一対のガイドレール2A、2Bに於け
るホイール転勤走行面(リニアモーター用二次導体面)
29に微少空隙を隔てて対向する左右一対のリニアモー
ター本体9A、9Bに通電して励磁させることにより、
これらリニアモーター本体9A、9Bとガイドレール2
A、2Bの二次導体部32との間の磁気作用で周知の如
く搬送用電車1に所定の方向の推力を生じさせ、搬送用
電車1をして両ガイドレール2A、2Bに沿って自走さ
せることが出来る。
に於いては、左右一対のガイドレール2A、2Bに於け
るホイール転勤走行面(リニアモーター用二次導体面)
29に微少空隙を隔てて対向する左右一対のリニアモー
ター本体9A、9Bに通電して励磁させることにより、
これらリニアモーター本体9A、9Bとガイドレール2
A、2Bの二次導体部32との間の磁気作用で周知の如
く搬送用電車1に所定の方向の推力を生じさせ、搬送用
電車1をして両ガイドレール2A、2Bに沿って自走さ
せることが出来る。
然して第4図に示すように搬送用電車1が水平カーブ経
路部33を走行する場合、片側のガイドレール2A上を
転勤する支持用ホイール3a、4aは、位置決め用ガイ
ドローラー7.8によってホイール軸支部材5a、6a
がガイドレール2Aの曲がりに従って垂直支軸10a、
llaの周りで揺動するので、自動的にガイドレール2
Aの曲がり方向に操向される。そしてこのホイール軸支
部材5a、6aの操向運動が連動アーム12a〜13b
と連動リンク14.15を介して反対側のホイール軸支
部材5b、6bに伝達され、当該ホイール軸支部材5b
、6bも垂直支軸10b、11bの周りで同一方向に揺
動するので、当該ホイール軸支部材5b、6bに軸支さ
れている支持用ホイール3b、4bもガイドレール2B
の曲がり方向に自動的に操向される。従って搬送用電車
1は、円滑に水平カーブ経路部を走行することが出来る
。
路部33を走行する場合、片側のガイドレール2A上を
転勤する支持用ホイール3a、4aは、位置決め用ガイ
ドローラー7.8によってホイール軸支部材5a、6a
がガイドレール2Aの曲がりに従って垂直支軸10a、
llaの周りで揺動するので、自動的にガイドレール2
Aの曲がり方向に操向される。そしてこのホイール軸支
部材5a、6aの操向運動が連動アーム12a〜13b
と連動リンク14.15を介して反対側のホイール軸支
部材5b、6bに伝達され、当該ホイール軸支部材5b
、6bも垂直支軸10b、11bの周りで同一方向に揺
動するので、当該ホイール軸支部材5b、6bに軸支さ
れている支持用ホイール3b、4bもガイドレール2B
の曲がり方向に自動的に操向される。従って搬送用電車
1は、円滑に水平カーブ経路部を走行することが出来る
。
一方、前記のように搬送用電車1が水平カーブ経路部3
3を走行するとき、第4図に示すように、ガイドレール
2A、2Bの曲がり方向に自動的に操向運動を行うホイ
ール軸支部材5a、6a及び5b、6bの運動が支持ア
ーム18a 〜19bと垂直支軸20a〜21bを介し
て各リニアモーター本体9A、9Bに伝達され、両リニ
アモーター本体9A、9Bが円弧状に湾曲するガイドレ
ール2A、2Bの外方(円弧の中心から遠ざかる方向)
へ自動的に横動せしめられ、ガイドレール2A、2Bの
表面、即ち二次導体面を兼用するホイール転勤走行面2
9の真上位置から各リニアモーター本体9A、9Bが外
れるのを防止する。
3を走行するとき、第4図に示すように、ガイドレール
2A、2Bの曲がり方向に自動的に操向運動を行うホイ
ール軸支部材5a、6a及び5b、6bの運動が支持ア
ーム18a 〜19bと垂直支軸20a〜21bを介し
て各リニアモーター本体9A、9Bに伝達され、両リニ
アモーター本体9A、9Bが円弧状に湾曲するガイドレ
ール2A、2Bの外方(円弧の中心から遠ざかる方向)
へ自動的に横動せしめられ、ガイドレール2A、2Bの
表面、即ち二次導体面を兼用するホイール転勤走行面2
9の真上位置から各リニアモーター本体9A、9Bが外
れるのを防止する。
又、前記のように搬送用電車1が水平カーブ経路部33
を走行するとき、内側になるリニアモーター本体、図示
例ではリニアモーター本体9A、が対応するガイドレー
ル2Aの二次導体部32の幅Daが狭(なっているので
、両リニアモーター本体9A、9Bに対する電圧や周波
数等の励磁条件が同一でも、内側になるリニアモーター
(リニアモーター本体9Aとガイドレール2Aの二次導
体部32)によって得られる有効推力が、外側になるリ
ニアモーター(リニアモーター本体9Bとガイドレール
2Bの二次導体部32)によって得られる有効推力より
も小さくなる。従って搬送用電車1は、両リニアモータ
ーの有効推力の差によって水平カーブ経路部33の曲が
り方向へ操向される傾向となる。
を走行するとき、内側になるリニアモーター本体、図示
例ではリニアモーター本体9A、が対応するガイドレー
ル2Aの二次導体部32の幅Daが狭(なっているので
、両リニアモーター本体9A、9Bに対する電圧や周波
数等の励磁条件が同一でも、内側になるリニアモーター
(リニアモーター本体9Aとガイドレール2Aの二次導
体部32)によって得られる有効推力が、外側になるリ
ニアモーター(リニアモーター本体9Bとガイドレール
2Bの二次導体部32)によって得られる有効推力より
も小さくなる。従って搬送用電車1は、両リニアモータ
ーの有効推力の差によって水平カーブ経路部33の曲が
り方向へ操向される傾向となる。
尚、上記実施例では、搬送用電車1を支持案内する左右
一対のガイドレール2A、2Bでリニアモーター用二次
導体レールを兼用させたが、ガイドレールとは別に左右
一対のリニアモーター用二次導体レールを並設すること
も可能である。又、各支持用ホイール33〜4bの操向
機構や、両すニアモーター本体9A、9Bの水平カーブ
経路部での横動手段は、本発明に必須のものではなく、
場合によっては省くことが出来る。
一対のガイドレール2A、2Bでリニアモーター用二次
導体レールを兼用させたが、ガイドレールとは別に左右
一対のリニアモーター用二次導体レールを並設すること
も可能である。又、各支持用ホイール33〜4bの操向
機構や、両すニアモーター本体9A、9Bの水平カーブ
経路部での横動手段は、本発明に必須のものではなく、
場合によっては省くことが出来る。
(発明の作用及び効果)
以上のように本発明のリニアモーター駆動の搬送装置に
よれば、左右一対のリニアモーターで搬送用電車を推進
させるものでありながら、搬送用電車が水平カーブ経路
部を走行するとき、内側になるリニアモーター本体が対
応する二次導体部の幅が狭くなっているので、左右一対
のリニアモーター本体に対する電圧や周波数等の励磁条
件を変えなくとも、内側になるリニアモーターによって
得られる有効推力が、外側になるリニアモーターによっ
て得られる有効推力よりも自動的に小さくなる。従って
搬送用電車は、両リニアモーターの有効推力の差によっ
て水平カーブ経路部の曲がり方向へ操向される傾向とな
り、直進しようとする搬送用電車をガイドレールと当該
搬送用電車側のガイドローラー(実施例では位置決め用
ガイドローラー7.8)とで無理に操向させる場合と比
較して、前記ガイドレールとガイドローラーとの間の接
触圧力が小さくなる。換言すれば、水平カーブ経路部を
走行する際に前記ガイドローラーに作用する横向きの荷
重が小さくなり、搬送用電車の走行抵抗が小さくなるの
で、水平カーブ経路部に於いても搬送用電車を効率良く
推進させ得ると共に、前記ガイドローラーの耐用寿命も
長からしめることが出来る。
よれば、左右一対のリニアモーターで搬送用電車を推進
させるものでありながら、搬送用電車が水平カーブ経路
部を走行するとき、内側になるリニアモーター本体が対
応する二次導体部の幅が狭くなっているので、左右一対
のリニアモーター本体に対する電圧や周波数等の励磁条
件を変えなくとも、内側になるリニアモーターによって
得られる有効推力が、外側になるリニアモーターによっ
て得られる有効推力よりも自動的に小さくなる。従って
搬送用電車は、両リニアモーターの有効推力の差によっ
て水平カーブ経路部の曲がり方向へ操向される傾向とな
り、直進しようとする搬送用電車をガイドレールと当該
搬送用電車側のガイドローラー(実施例では位置決め用
ガイドローラー7.8)とで無理に操向させる場合と比
較して、前記ガイドレールとガイドローラーとの間の接
触圧力が小さくなる。換言すれば、水平カーブ経路部を
走行する際に前記ガイドローラーに作用する横向きの荷
重が小さくなり、搬送用電車の走行抵抗が小さくなるの
で、水平カーブ経路部に於いても搬送用電車を効率良く
推進させ得ると共に、前記ガイドローラーの耐用寿命も
長からしめることが出来る。
又、本発明によれば、搬送用電車側のリニアモーター本
体の制御方法を変える必要はなく、単に水平カーブ経路
部でのリニアモーター用二次導体部の幅を変えるだけで
あるから、実施が簡単容易且つ安価に行える。
体の制御方法を変える必要はなく、単に水平カーブ経路
部でのリニアモーター用二次導体部の幅を変えるだけで
あるから、実施が簡単容易且つ安価に行える。
第1図は縦断側面図、第2図は縦断正面図、第3図は横
断平面図、第4図は水平カーブ経路部での走行状態を示
す横断平面図、第5図はガイドレールの縦断斜視図、第
6図は水平カーブ経路部でのガイドレールを示す平面図
、第7図は水平カーブ経路部でのガイドレールとリニア
モーター本体とを示す縦断正面図である。 1・・・搬送用電車、2A、2B・・・ガイドレール、
3a〜4b・・・支持用ホイール、5a〜6b・・・ホ
イール軸支部材、7.8・・・位置決め用ガイドローラ
ー、9A、9B・・・リニアモーター本体、10a〜1
1b・・・垂直支軸、12a〜13b・・・連動アーム
、14.15・・・連動リンク、25・・・給電レール
ユニット、27・・・集電ユニット、28・・・カバー
プレート、29・・・ホイール転勤走行面(二次導体面
)、32・・・リニアモーター用二次導体部、33・・
・水平カーブ経路部。
断平面図、第4図は水平カーブ経路部での走行状態を示
す横断平面図、第5図はガイドレールの縦断斜視図、第
6図は水平カーブ経路部でのガイドレールを示す平面図
、第7図は水平カーブ経路部でのガイドレールとリニア
モーター本体とを示す縦断正面図である。 1・・・搬送用電車、2A、2B・・・ガイドレール、
3a〜4b・・・支持用ホイール、5a〜6b・・・ホ
イール軸支部材、7.8・・・位置決め用ガイドローラ
ー、9A、9B・・・リニアモーター本体、10a〜1
1b・・・垂直支軸、12a〜13b・・・連動アーム
、14.15・・・連動リンク、25・・・給電レール
ユニット、27・・・集電ユニット、28・・・カバー
プレート、29・・・ホイール転勤走行面(二次導体面
)、32・・・リニアモーター用二次導体部、33・・
・水平カーブ経路部。
Claims (1)
- 搬送用電車側にリニアモーター本体を取り付け、走行経
路側にリニアモーター用二次導体部を配設した搬送装置
に於いて、前記リニアモーター本体及び二次導体部を夫
々左右一対設け、水平カーブ経路部では、内側の二次導
体部の幅を狭くして成るリニアモーター駆動の搬送装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63097461A JP2573025B2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | リニアモーター駆動の搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63097461A JP2573025B2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | リニアモーター駆動の搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01268406A true JPH01268406A (ja) | 1989-10-26 |
JP2573025B2 JP2573025B2 (ja) | 1997-01-16 |
Family
ID=14192945
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63097461A Expired - Lifetime JP2573025B2 (ja) | 1988-04-19 | 1988-04-19 | リニアモーター駆動の搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2573025B2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5472804A (en) * | 1977-11-18 | 1979-06-11 | Toshiba Corp | Linear motor vehicle track |
JPS611204A (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-07 | Hitachi Ltd | リニアモ−タ駆動式電気鉄道の走行路 |
-
1988
- 1988-04-19 JP JP63097461A patent/JP2573025B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5472804A (en) * | 1977-11-18 | 1979-06-11 | Toshiba Corp | Linear motor vehicle track |
JPS611204A (ja) * | 1984-06-13 | 1986-01-07 | Hitachi Ltd | リニアモ−タ駆動式電気鉄道の走行路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2573025B2 (ja) | 1997-01-16 |
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