JPH012683A - 剃刃装置 - Google Patents

剃刃装置

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Publication number
JPH012683A
JPH012683A JP63-113054A JP11305488A JPH012683A JP H012683 A JPH012683 A JP H012683A JP 11305488 A JP11305488 A JP 11305488A JP H012683 A JPH012683 A JP H012683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
reciprocating
eccentric cam
directions
main body
body case
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Pending
Application number
JP63-113054A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS642683A (en
Inventor
栄二 坂田
Original Assignee
九州日立マクセル株式会社
Filing date
Publication date
Application filed by 九州日立マクセル株式会社 filed Critical 九州日立マクセル株式会社
Priority to JP63-113054A priority Critical patent/JPH012683A/ja
Publication of JPS642683A publication Critical patent/JPS642683A/ja
Publication of JPH012683A publication Critical patent/JPH012683A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野および目的〕 この発明は往復動電気かみそりや電気バリカンのような
剃刀装置に関するものである。
〔従来の問題点〕
この種剃刀装置は、手で握って使用するため最も配慮し
なければならないのが手に伝わる不快な振動の低減化で
ある。
このために従来は例えば、特開昭53−69762号公
報に記載されているように偏心カムに偏心質量体を設け
ることが提案されている。
しかしこれによりかえって往復動方向と直交する方向に
振動が発生し、使用者に不快感を抱かせるという欠点が
あった。
特に、往復動電気かみそりにおいては、往復動方向と直
交方向の本体ケース面を掴むため、往復動方向の振動よ
り、この直交方向の振動が一層不快なものとして感じら
れる。
〔発明の目的] この発明は、上記の点に鑑みなされたもので、その目的
とするところは往復動方向と直交する方向の振動を同方
向に移動可能な質量体にて抑制し、不要振動や騒音等を
低減することができ、そのための+14造を簡素化し、
組付性の優れた剃刀装置を提供するにある。
〔目的を達成するための手段] 本発明は、上記目的を達成するために、モータの回転軸
に設けた偏心カムにより回転運動を往復運動に変換する
第1の振動基体に、固定刃と摺接する可動刃を支持する
駆動杆と、該第1の振動基体を往復動方向に弾性変形し
本体ケースに対し支持する弾性立ち下り片を設け、該偏
心カムが往復動方向と直交方向に位置するとき、この偏
心力l、の対称位置に移動する重量体を第2の駆動基体
で支持し、該第2の振動基体は、往復動方向と直交方向
に弾性変形し本体ケースに対し支持する弾性立ち下り片
を設けたものである。
〔実施例〕
以下この発明の実施例を図面により説明する。
第1図において、1は本体ケースで、この本体ケース1
内には図示しない電池で駆動されるモータ2が収納され
ており、モータ2の回転軸3には偏心カム4が固定され
ている。5は上記本体ケース1の頭部に嵌着された固定
刃ホルダで、このホルダ5には固定刃6が張設されてい
る。7は本体ケース1側に保持されてばね部材8のばね
力で上記固定刃ホルダ5に弾性的に係合する突片である
。9は多数枚の可動刃小力10を並列配設し、この並列
方向に往復動する可動刃で、上記固定刃6と摺接する可
動刃を構成しており、可動刃ホルダ11に保持されてい
る。
12.13は各可動刃小刃1を一連に固定支持する支持
部材、14は上記支持部材13に形成されて上記ホルダ
11の係合突起15に係止される係合凹所である。
16は上記可動刃小力10の並設方向、すなわち上記可
動刃9の往復動方向(矢印a、b)に沿って配設された
振動基体で、この振動基体16の上記往復動方向の両端
には、一体に連成されたヒンジ部17を有する弾性立ち
下り片18.18がそれぞれ垂設され、これにより第1
の振動変換手段19が構成されている(第2図参照)。
これら両立ち下り片18.18同士はその下端において
、フレーム片20.20で連結されており、さらに両立
ち下り片18.18の下端外側面には取付用の鍔部21
.21がそれぞれ形成されている。
22.23は上記本体ケース1の内壁に形成された保持
部であり一方の保持部22には、上記フレーム片20.
20が圧入固定され、他方の保持片23には、上記各鍔
部21が圧入固定されている。24は上記基体16の上
面中央部に突設された駆動杆で、この駆動杆24の先端
部24aは上記本体ケース1の頭部壁に形成された挿通
孔25から上方へ突出されており、ホルダ11側に連結
されている。26は上記駆動杆24の肩部24bに支持
されて上記可動刃9を固定刃6の内面に圧接させる押え
上げばね、27は上記駆動杆24に嵌入されて上記挿通
孔25から本体ケース1内への毛屑の侵入を防止するス
ポンジである。
28は上記振動体19内において、上記往復動方向と直
交方向(矢印c、d)に沿って配設された振動基体で、
この振動基体28の上記直交方向の両端には、一体に連
成されたヒンジ部29を有する弾性立ち下り片30.3
0がそれぞれ垂設されており、これにより第2の振動変
換手段31を構成している(第3図参照)。
上記30.30の各下端は、上記フレーム片20.20
に一体に連結されており、このフレーム片20.20を
介して上記本体ケース1に固定支持されている。
上記第2の振動変換手段31の振動基体28の中央部に
は、透孔32が形成されており、上記モータ2は、上記
透孔32から回転軸3を貫通させた状態で上記振動基体
28の下面に螺子体33.33などで堅固に固定されて
いる。上記第1の振動変換手段19における振動基体1
6の下面には、第2図、第3図に示すように円形のカム
受孔34が形成されており、上記偏心カム4が嵌合され
ている。
上記構成において、モータ2を起動させて偏心カム4を
回転させる。この偏心カム40回転力成分のうち、上記
a、b方向の成分が円形カム受孔34の内壁に作用する
状態では、第1の振動変換手段1つの振動基体16が第
4図のようにその両端の立ち下り片18.18を弾性変
形させながら上記a、b方向へ往復fJ+偏位するから
、駆動杆26を介して可動刃9が同方向に往復動されモ
ータ2の回転運動を往復運動に変換する。
この場合、偏心カム4はモータ2の回転軸3の軸心に対
し一方側、すなわち可動刃9の進行方向と同一側に質量
を備え、可動刃9の往復同方向の慣性力を高め、毛の切
断力を強化するように構成されているが、このため偏心
カム4が往復動方向(矢印a、b)と直交方向(c、d
)に位置するときは、本体ケース1に掴む手先に不快な
振動として生じることになる。
勿論、偏心カム3の質量位置が軸心に対し可動刃9の進
行方向と逆側に備えられた場合は、可動刃9の往復動力
向の慣性力が減るとともに、手先に伝わる不快な振動は
減少する。
いずれの場合においても偏心カム4の質量が往復動方向
(矢印a、b)と直交方向(矢印C3d)に位置する場
合は、本体ケース1を掴む手先には不快な振動が生じる
ものである。
上記偏心カム4の回転成分のうち、上記可動刃9と直交
方向(矢印c、d)の成分が上記カム受孔34の内壁に
作用する状態では、上記偏心カム4のカム受孔34の内
壁に対する反力が上記第2の振動変換手段31の振動基
体28に付勢されて、この振動基体28が第5図のよう
にその立ち下り片30.30を弾性変形させながら矢印
c、d方向へ偏移するから、上記振動基体28とともに
質量体としてのモータ2が偏心カム4の質量と対称位置
に移動偏位し、これによって上記偏心カム4のc、d方
向の成分が吸収される。
このように、偏心カム4のカム受孔34を円形状とし、
第2の振動変換手段31に質量体としてのモータ2を保
持させ、偏心カム40回転成分のうち、可動刃9の往復
動方向と直交方向の成分が上記第2の振動変換手段31
で質量体としのモータ2を偏位させる力となり、上記偏
心カム4とカム受孔34の内壁とによる叩き音の発生は
なく偏心カム4の回転力を円滑に直線往復運動として可
動刃9に伝達させることができ、しかも上記偏位するt
ffi体としてのモータ2が第2の振動変換手段19に
保持されるから、本体ケース1全体を直交方向c、dに
強制的に励振させる。しかし、このとき、偏心カム4の
fffi位置とモータ2の位置とは対称位置に移動する
ため、本体ケース1を励振する力は、打ち消し合わされ
ることになる。
〔他の実施例] なお、上記実施例では、第2の振動変換手段31を第1
の振動変換手段19に、この振動変換手段19における
フレーム片20.20に一体形成したものであるが、第
6図に示すように、上記第2の振動変換手段31を別体
に構成し、その両立ち下り片30.30の下端外側面に
形成された凹条部35.35を上記フレーム片20.2
0に圧入させるようにしてもよく、この場合は成形が容
易に行なえる。
〔発明による効果〕
以上述べたようにこの発明によれば、モータ2の回転軸
3に設けた偏心カム4により回転運動を往復運動に変換
する第1の振動基体16に、固定刃6と摺接する可動刃
9を支持する駆動杆24と、該第1の振動基体16を往
復動方向に弾性変形し本体ケース1に対し支持する弾性
立ち下り片18.18を設け、該偏心カム4が往復動方
向a、bと直交方向c、dに位置するとき、この偏心カ
ム4の対称位置に移動する重量体を第2の駆動基体28
で支持し、該第2の振動基体28は、往復動方向a、b
と直交方向C1dに弾性変形し本体ケース1に対し支持
する弾性立ち下り片30.30を設けるよう構成するこ
とにより、可動刃9の往復動方向a、bと直交方向c、
dに生じる振動は、第2の振動基体28に支持した質量
体の移動により打ち消して減少、本体ケース1に掴む手
先に不快振動や騒音等が止じるのが抑制され、使い易い
剃刀装置を得ることができる。
しかも、不快振動を抑制する質量体は可動刃9を支持し
ている弾性立ち下り片18.18とは別に弾性立ち下り
片30.30で本体ケース1に支持され、構造を面素化
でき、組付性も優れたものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係る剃刀装置の往復動刃駆動機構の
一例を示す分解斜視図、第2図および第3図はそれぞれ
同正面断面図および側面断面図、第4図および第5図は
同第2図および第3図にそれぞれ対応した作動説明図、
第6図は同要部の変形構造を示す分解斜視図である。 1・・・本体ケース 2・・・モータ 3・・・回転軸 4・・・偏心カム 6・・・固定刃 9・・・可動刃 16・・・第1の振動基体 18・・・弾性立ち下り片 28・・・第2の振動基体 30・・・弾性立ち下り片 a、b・・・往復動方向 c、d・・・直交方向。 出願人 九州日立マクセル株式会社 代表者 佐  藤  誠  吾 $71.d 特21g             83図第4゜  
      粥5 +、i

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)モータ2の回転軸3に設けた偏心カム4により回
    転運動を往復運動に変換する第1の振動基体16に、固
    定刃6と摺接する可動刃9を支持する駆動杆24と、該
    第1の振動基体16を往復動方向に弾性変形し本体ケー
    ス1に対し支持する弾性立ち下り片18、18を設け、
    該偏心カム4が往復動方向a、bと直交方向c、dに位
    置するとき、この偏心カム4の対称位置に移動する重量
    体を第2の駆動基体28で支持し、該第2の振動基体2
    8は、往復動方向a、bと直交方向c、dに弾性変形し
    本体ケース1に対し支持する弾性立ち下り片30、30
    を設けたことを特徴とする剃刃装置。
JP63-113054A 1988-05-09 剃刃装置 Pending JPH012683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63-113054A JPH012683A (ja) 1988-05-09 剃刃装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP63-113054A JPH012683A (ja) 1988-05-09 剃刃装置

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4802888A Division JPH01221689A (ja) 1988-03-01 1988-03-01 超音波形状判別装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS642683A JPS642683A (en) 1989-01-06
JPH012683A true JPH012683A (ja) 1989-01-06

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