JPH01268163A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JPH01268163A
JPH01268163A JP63098010A JP9801088A JPH01268163A JP H01268163 A JPH01268163 A JP H01268163A JP 63098010 A JP63098010 A JP 63098010A JP 9801088 A JP9801088 A JP 9801088A JP H01268163 A JPH01268163 A JP H01268163A
Authority
JP
Japan
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junction
region
base
emitter
writing
Prior art date
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Pending
Application number
JP63098010A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Takada
高田 稔秋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野] 本発明は、プログラム可能な読出し専用記憶素子を含む
半導体記憶装置に関する。
[従来の技術] プログラム可能な読出し専用記憶素子(以下、PROM
という)は、その用途からみて、特に、記憶容量を高密
度化することと、確実にプログラム可能であることが望
まれている。
第5図は、従来の接合破壊型のPROMの縦断面図であ
る。このPROMは、P型のシリコン基板21にN型の
埋込層22を形成し、更にその上にコレクタ領域となる
N型のエピタキシャル層23を堆積し、このN型エピタ
キシャル層23の表面側にP型のベース領域24及びN
型のエミッタ領域25を順次形成したものである。これ
によりエピタキシャル層23とベース領域24との間に
PN接合26が形成され、またベース領域24とエミッ
タ領域25との間にPN接合27が形成される。
これらのPN接合26.27の形成位置を覆うと共に、
エミッタ領域25に整合する位置に開口部29を有する
シリコン酸化膜28が形成されている。また、このシリ
コン酸化膜28上に導電性の多結晶シリコンM30及び
アルミニウム(A℃)膜31からなる電極32が形成さ
れており、この電極32か開口部2つを介してエミッタ
領域25に電気的に接続されている。
このPROMにおいて、書込みを行う場合には、電極3
2に電圧を印加して背中合わせに接続されたPN接合2
6.27に過電流く書込電流)を流し込む。これにより
、逆方向にバイアスされなPN接合27が破壊され、順
方向のPN接合26のみが残存して情報が書込まれる。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、上述した従来の接合破壊型のPROMは
、エミッタ領域25の開口部2つにおける表面が平坦で
あるため、書込電流がエミッタ領域25の表面全体に分
散してしまう。このため、接合破壊を起こさせるために
は、大きな電流を必要とする。従って、書込時に印加す
る電圧か大きくするため、書込電流の漏れを起こさない
ようにするなめに、素子にはそれ以上の耐圧が要求され
ている。
このように耐圧を確保する必要上、従来のPROMにお
いては、素子間のマージンを狭くしたり、エピタキシャ
ル層23の膜厚を薄くしたりすることかできす、高集積
化か困難になるという欠点かあった。
また、書込電流が分散することから、書込みスパイクの
方向が定まらず、コレクタ・ベース間のPN接合26と
ベース・エミッタ間のI)N接合27との間の距離が最
も短い方向に向う可能性がある。そのため、書込スパイ
クかPN接合27を破壊した後、PN接合26をも破壊
して、PN接合26の耐圧を低下させる虞かある。この
ため、その後の書込みを行う場合に電流漏れが起こって
書込みが不能になったり、書込み不足になる結果、書込
みの歩留りか悪化し、品質が低下するという欠点かあっ
た。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、
より小さな書込電流てベース・エミッタ間のPN接合を
破壊できると共に、コレクタ・ベース間のPN接合の耐
圧の劣化を防止することかでき、高集積化か容易である
と共に、書込みの歩留り及び信頼性が向上した半導体記
憶装置を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 本発明に係る半導体記憶装置は、一導電型の半導体基板
と、この半導体基板の一主面に設けられた逆導電型のコ
レクタ領域と、このコレクタ領域の内部に設けられた一
導電型のベース領域と、このベース領域の内部に設けら
れた逆導電型のエミッタ領域と、前記コレクタ領域上に
設けられると共に前記エミッタ領域に整合させて開口部
が設けられた絶縁膜と、前記開口部を介して前記エミッ
タ領域に電気的に接続される電極部とを備えた半導体記
憶装置において、前記エミッタ領域の前記電極部との接
続面に少なくとも1つの段差部を設けたことを特徴とす
る。
[作用] 上記構成により、本発明の半導体記憶装置では、電極部
に電圧を印加して書込みをするときに、エミッタ領域表
面における段差部の角部に電界が集中する。従って、よ
り小さな書込電流でベース・エミッタ間のPN接合を破
壊できると共に、書込スパイクの方向を半導体基板の表
面に対して外側に一定の角度で定めることができるため
、コレクタ・ベース間のPN接合の耐圧の劣化を防止す
ることができる。また、書込スパイクの方向も一方に定
めることかできる。
[実施例コ 次に、添付の図面を参照して本発明の実施例について具
体的に説明する。
第1図は本発明の実施例に係る接合破壊型PR○Mの主
要部を示す縦断面図である。
図中、P型のシリコン基板1にN型の埋込層2が設けら
れ、この埋込層2の上にはコレクタ領域となるN型のエ
ピタキシャル層3が設けられている。エピタキシャル層
3にはP型のベース領域4が設けられると共に、このベ
ース領域4内にN型のエミッタ領域5か設けられており
、エピタキシャル層3とベース領域4との間てコレクタ
・ベース間のPN接合6が形成され、また、ベース領域
4とエミッタ領域5との間でベース・エミッタ間のPN
接合7が形成されている。
N型のエミッタ領域50表面のPN接合7の一端部を含
む領域には段差部8が形成され、この段差部8を含むシ
リコン基板1の表面にはシリコン酸化膜9が形成されて
いる。このシリコン酸化膜9には上記段差部8の一方の
角部を含むエミッタ領域5に整合させて開口部10が設
けられている。
また、シリコン酸化膜9上には導電性の多結晶シリコン
膜11及びアルミニウム(Aρ)膜12からなる電極1
3が形成されている。この電極13の多結晶シリコン膜
11は開口部10を介してエミッタ領域5に電気的に接
続されている。ここで、エミッタ領域5の表面には段差
部8が設けられているため、多結晶シリコン膜11はこ
の段差部8に沿って階段状に形成された状態となってい
る。
このように構成されたPROMにおいては、段差部8に
角部があるため、電極13の多結晶シリコン膜11とN
型エミッタ領域5との間の接続面14に角部ができる。
従って、電極13に電圧を印加して書込みを行うときに
この角部に電界が集中し易く、比較的小さな書込電流(
本発明では50mA、従来は70mA)でベース・エミ
ッタ間のPN接合7を破壊することができる。
また、書込スパイク方向は電流が集中して流れた方向へ
向かうため、第2図にPN接合6,7の近傍を示すよう
に、N型エピタキシャル層3の表面に対して約45°の
角度をなしてスパイクされる。これにより、スパイク跡
15が形成される。
このスパイク方向ではコレクタ・ベース間のPN接合6
とベース・エミッタ間のPN接合7との間の距離が長く
なるため、書込スパイクがPN接合7を破壊した後にP
N接合6をも破壊する虞れが軽減され、PN接合6の耐
圧の低下を抑制することができる。
従って、このPROMにおいては、書込電流を小さくす
ることができると共に、コレクタ・ベース間のPN接合
6の耐圧が劣化しないため、高集積化が容易になると共
に、書込歩留り及び信頼性が向上する。
次に、上記エミッタ領域5の表面に段差部8を形成する
方法を第1図及び第3図を参照して説明する。第3図は
パターン平面図であり、第3図のX−X線に沿う断面図
が第2図となっている。先ず、P型シリコン基板1上の
N型エピタキシャル層3内にP型のベース領域4を形成
した後、リソグラフィー技術により第3図に示すような
シリコンエツチングパターン16でP型ベース領域4の
表面をエツチングする。なお、エツチングはRIE (
Reactive Ion Etching)等の異方
性エツチングにより行い、1000乃至2000人はど
エツチングして段差部8を形成する。その後、全面を酸
化してシリコン酸化膜9を形成し、続いて第3図に示す
ようなエミッタコンタクトパターン17でシリコン酸化
膜9をエツチングする。
次に、全面に多結晶シリコン膜11を堆積形成し、この
多結晶シリコンM11を介してN型不純物(リンP又は
ヒ素As)を拡散させることにより、多結晶シリコン膜
11を導電化すると共に、N型のエミッタ領域5をP型
ベース領域4内に形成する。このようにして、エミッタ
領域5を形成すると、エミッタ領域5の表面の段差部8
の角部に電界集中が生じ易く、書込スパイク方向を定め
ることができる。その後、アルミニウム膜12を堆積形
成して、多結晶シリコン膜11と同時にパターニングす
ることにより電極13を形成する。
このように、エミッタ領域5の表面に段差部8が1つあ
る構造では、書込電流を小さくし、書込スパイクの角度
を定めることができるばかりでなく、書込スパイクの方
向をも一方向に定めることができる。そのため、書込ス
パイクの方向を定めた部分のベース領域4を、このベー
ス領域4の形成時に予め深さ方向及び横方向に広げてお
き、これにより、コレクタ・ベース間のPN接合6の耐
圧劣化をより安全な方向にもっていくことができる。
第4図は本発明の他の実施例に係るPROMの縦断面図
である。第4図において、第1図と同一物には同一符号
を付してその説明は省略する。本実施例ではベース領域
を低濃度不純物ベース領域18と高濃度不純物ベース領
域19に分けて形成しである。
従来のPROMでは、書込み後のスパイク方向が定まっ
ていなかったため、コレクタ ベース間のPN接合の耐
圧を劣化させないように、ベース領域の不純物濃度を高
くして、ベース領域の接合の深さを深くしていた。その
ため、接合容量か大きくなり、アクセスが遅くなるとい
う欠点を有していた。
これに対して、本実施例のPROMでは、エミッタ領域
5の表面の段差部8によって書込み後のスパイク方向が
定まっているため、スパイクする部分のみ高濃度領域に
しておいても、コレクタ・ベース間のPN接合7の耐圧
が劣化する虞れはない。このため、本実施例においては
、高濃度不純物領域19の面積を小さくして接合容量を
小さくすることができるので、アクセスを速くすること
ができるという利点がある。
なお、上記各実施例においては段差部8を1つ設ける構
成としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、
段差部8を複数設ける構成としてもよいことは勿論であ
る。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明に係る半導体記憶装置は、
エミッタ領域の電極部との接続面に段差部を設けるよう
にしたのて、書込み時に段差部の角部に電界か集中し、
より小さな書込電流でベース・エミッタ間のPN接合を
破壊でき、また、書込スパイクの方向を表面に対して外
側に約45゜の角度とすることがてきるため、コレクタ
・ベース間の接合の耐圧の劣化を防止することかできる
更に、書込スパイクの方向も一方向に定めることができ
るため、高集積化か容易になると共に、書込みの歩留り
及び信頼性か向上するという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係る接合破壊型PR○Mを示
す縦断面図、第2図は第1図のP ROMにおける書込
スパイクの方向を示す縦断面図、第3図は第1図のPR
OM素子の製造方法を説明するためのパターン平面図、
第4図は本発明の他の実施例に係る接合破壊型PROM
を示す縦断面図、第5図は従来の接合破壊型PROMを
示す縦断面図である。 1.21;P型シリコン基板、3.23.N型エピタキ
シャル層、4,24.P型ベース領域、5.25.N型
エミッタ領域、6,26;PN接合(コレクタ・ベース
接合)、7,27.PN接合(ベース・エミッタ接合)
8;段差部、9,28;シリコン酸化膜、10;開口部
、11.多結晶シリコン膜、13.31電極、15;書
込スパイク跡、18;低濃度不純物ベース領域、19;
高濃度不純物ベース領域

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一導電型の半導体基板と、この半導体基板の一主
    面に設けられた逆導電型のコレクタ領域と、このコレク
    タ領域の内部に設けられた一導電型のベース領域と、こ
    のベース領域の内部に設けられた逆導電型のエミッタ領
    域と、前記コレクタ領域上に設けられると共に前記エミ
    ッタ領域に整合させて開口部が設けられた絶縁膜と、前
    記開口部を介して前記エミッタ領域に電気的に接続され
    る電極部とを備えた半導体記憶装置において、前記エミ
    ッタ領域の前記電極部との接続面に少なくとも1つの段
    差部を設けたことを特徴とする半導体記憶装置。
JP63098010A 1988-04-20 1988-04-20 半導体記憶装置 Pending JPH01268163A (ja)

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JP63098010A JPH01268163A (ja) 1988-04-20 1988-04-20 半導体記憶装置

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JP63098010A JPH01268163A (ja) 1988-04-20 1988-04-20 半導体記憶装置

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JPH01268163A true JPH01268163A (ja) 1989-10-25

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ID=14207786

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JP63098010A Pending JPH01268163A (ja) 1988-04-20 1988-04-20 半導体記憶装置

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