JPH01267709A - 電流供給装置 - Google Patents

電流供給装置

Info

Publication number
JPH01267709A
JPH01267709A JP9655288A JP9655288A JPH01267709A JP H01267709 A JPH01267709 A JP H01267709A JP 9655288 A JP9655288 A JP 9655288A JP 9655288 A JP9655288 A JP 9655288A JP H01267709 A JPH01267709 A JP H01267709A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
voltage
current
load
constant
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9655288A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2751202B2 (ja
Inventor
Ken Tsuchiya
研 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP63096552A priority Critical patent/JP2751202B2/ja
Publication of JPH01267709A publication Critical patent/JPH01267709A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2751202B2 publication Critical patent/JP2751202B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Continuous-Control Power Sources That Use Transistors (AREA)
  • Dc-Dc Converters (AREA)
  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Rectifiers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、電流供給装置、特に放送局内で用いられる
ブラックバースト信号を形成する回路に適用して好適な
電流供給装置に関する。
〔発明の概要〕
この発明では、電源と微小電流が流れる負荷との間に定
電圧回路が接続され、負荷の電源入力端子間の電圧を所
定の値に保持するようにした電流供給装置において、 電源の一方の出力端子と負荷の一方の電源入力端子間に
接続された電界効果トランジスタのゲート電極に、負荷
の電源入力端子間に接続されている分圧抵抗で形成され
た電圧を、印加するようにしたことを特徴としている。
従って、市販の3端子定電圧IC等に比べ、定電圧動作
をするための自己消費電流が十分の一程度と極めて少な
く、微小電圧源の定電圧制御が可能となる。また、出力
電流が小さい場合、入出方間電位差が略々0■付近まで
動作し、入力が小さくなった場合の電圧制御が略々極限
まで行える。
そして、出力電圧の調整が容易に出来、一般の安価な汎
用FETで構成出来、回路が簡単になる。
更に、電圧制御のための自己消費電流が小さ(元の信号
に与える影響が小さくて済む。
〔従来の技術〕
従来から放送局内のビデオスタジオ等では、スタジオ内
の各所で複合同期信号CP及び副搬送波信号SCが2本
の信号線から取り出せるようになされている。これによ
り、使用される各種ビデオ機器の同期を取る、いわゆる
同期合わせ(GEN LOCK)を行うようにされてい
た。
また最近は、2本の信号線が必要とされる複合同期信号
CP及び副搬送波信号SCを用いる方式に代え、複合同
期信号CP及び断続制御された副搬送波信号SCの合成
信号でなるブラックバースト信号BBを1本の信号線で
流し、各種ビデオ機器側でこのブラックバースト信号B
Bを用いてGEN LOCKを行うようにしているもの
もある。
しかしながら、現在でもGEN 、 LOCK用の信号
として、複合同期信号CP及び副搬送波信号SCを用い
ているスタジオがかなり存在している。このようなスタ
ジオに於いて、GEN LOCK用の信号とじてブラッ
クバースト信号BBのみを使用する最新のビデオ機器を
使用する時には、複合同期信号CP及び副搬送波信号S
Cで同期可能な同期信号発生器等を用いて、ブランクバ
ースト信号BBを形成しなければならないものであった
。この場合には当然のことながら、その同期信号発生器
自体の位相安定度は極めて精度の高いものが要求され、
全体として大型化すると共に煩雑な調整作業が必要とな
り、さらに高価な構成になるという問題があった。
そこで、第6図に示すように、簡易な構成で位相安定度
良く、複合同期信号cp及び副搬送波信号SCからブラ
ックバースト信号BBを形成するブラックバースト信号
形成回路が提案されている。
第6図には、ブラックバースト信号形成回路が示されて
いる。
複合同期信号CPは、抵抗加算器構成の信号合成回路5
2に入力されると共に、複合同期信号CPを整流して所
望のt源電圧VA、VBを得る電源発生回路53に入力
され、さらに複合同期信号CPに含まれる水平同期信号
のタイミングで、所定時間だけ遅延して立下がるバース
トフラグ信号BFを出力するバーストフラグ形成回路5
4に入力される。
副搬送波信号SCは、例えばバーストフラグ信号BFが
立下がる期間のみオン動作するように成されたスイッチ
回路55を介してバースト信号BSTとして信号合成回
路52に入力される。
信号合成回路52は、複合同期信号CPの水平同期信号
に続く所定期間、副搬送波信号SC(バースト信号BS
T)を重畳してなるブラックバースト信号BBを形成し
、出力するようになされている。
電源発生回路53は、同期信号の立下がりのタイミング
で電圧0 (V)から電圧−4〔V〕に変化する複合同
期信号CPの特性に基づいて、正のta電圧vA(−5
〔■〕)を送出すると共に、負の電源電圧VB (=−
3(V) )を送出する。
バーストフラグ形成回路54は、複合同期信号CPに含
まれる水平同期信号以外の同期信号を除去して、複合同
期信号CPに含まれる水平同期信号のタイミングで、所
定時間だけ遅延して立下がるバーストフラグ信号BFを
出力する。
スイッチ回路55は、例えば電源発生回路53から得ら
れる正及び負の電源電圧VA及びVBで駆動されるCM
OSスイッチICの2個のFETからなるアナログスイ
ッチにて構成されており、制御信号としてバーストフラ
グ形成回路54から入力されるバーストフラグ信号BF
の立下り時、オン動作して、入力される副搬送波信号S
Cをバースト信号BSTとして次段の信号合成回路52
に送出する。
信号合成回路52は、スイッチ回路55を介して得られ
るバースト信号BST、及び複合同期信号CPが、夫々
抵抗を介して入力される抵抗加算器構成でなり、バース
ト信号BST及び複合同期信号CPのレベル合わせをし
て合成し、この合成信号をブラックバースト信号BBと
して送出するものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述のように、複合同期信号を整流して得た微小電力を
利用して、ブラックバースト信号を形成するためには、
微小電流で動作するCMOSロジックIC等の回路を定
電圧で動作させる必要がある。この場合、現在市販され
ている3端子定電圧IC等を利用しようとすると、出力
として必要な定電圧電流が100μA程度なのに対し、
3端子定電圧IC自身の消費する電流が3.5mA程度
と非常に大きく、定電圧ICを動作させることすら不可
能であった。また仮に動作したとしても入出力間の必要
な電位差が2,5v以上とかなり大きく、数Vの電圧源
にとっては大き過ぎる電位差であった。そこで3端子定
電圧ICと異なり、自己消費電流が極めて微小で、且つ
入出力間の電位差が小さくても定電圧制御の可能な技術
が望まれていた。
従って、この発明の目的は、自己消費電流が極めて少な
く、且つ、入出力間の電位差が小さくとも定電圧制御が
可能な電流供給装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段] 電源と微小電流が流れる負荷との間に定電圧回路が接続
され、負荷の電源入力端子間の電圧を所定の値に保持す
るようにした電流供給装置において、 電源の一方の出力端子と負荷の一方の電源入力端子間に
ドレイン・ソース通路が接続された電界効果トランジス
タと、負荷の一方及び他方の電源入力端子間に接続され
た分圧抵抗とを備え、電界効果トランジスタのゲート電
極に分圧抵抗によって分圧された電圧を印加するように
したことを特徴としている。
〔作用〕
出力として必要な電圧より大きな電圧を入力側に印加す
れば、FET及び微小負荷(消費電流の微小な負荷)に
電流が流れ始める。可変抵抗で分圧されているゲート・
ソース間の電圧が、略々FETのゲート・ソースカット
オフ電圧となるまで出力電圧が上昇し、一定となる。即
ち、定電圧動作時のFETはピンチオフ状態となってお
り、この時の僅かなピンチオフ電流(=カットオフ電流
=負荷電流)対ドレイン・ソース間電圧の関係は、ドレ
イン・ソース間電圧が略々0■付近まで理想に近い定電
流特性を示し、従って入力電圧の影響を殆ど受けること
なく出力電圧は一定となる。
これにより、負荷の電源入力端子間の電圧を定電圧に保
ちつつ、微小な定電流を負荷に供給することが出来る。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例について図面を参照して説明
する。この実施例は、第1図乃至第5図に示すようにブ
ラックバースト信号を形成する回路に対し、この発明を
適用したものである。尚、この説明は以下の順序でなさ
れる。
(A)ブラックバースト信号形成回路の回路構成及び動
作について (A−1)電源発生回路について (A−2)バーストフラグ形成回路について(A−3)
バースト信号形成回路について(B)定電圧回路につい
て (C)第2を圧発生部について (A)ブラックバースト信号形成回路の回路構成及び動
作について 第1図には、ブラックバースト信号形成回路が示されて
いる。
入力端子1には、例えば4Vp−pの複合同期信号CP
が供給され、この複合同期信号CPは、信号加算用の抵
抗R3、電源発生回路2及びバーストフラグ形成回路3
に夫々供給される。
一方、入力端子4には、例えば2Vp−pの副搬送波信
号SCが供給され、この副搬送波信号SCは、バースト
信号形成回路5に供給される。
これら入力端子1.4と接地間には、インピーダンス整
合用の抵抗R1,R2が接続されている。
(A−1)電源発生回路について 電源発生回路3は、複合同期信号CPを整流して所望の
電源電圧VA、VBを得るもので、電源電圧VAを形成
するための第1電圧発生部6と、電源電圧VBを形成す
るための第2電圧発生部7とから主に構成される。上述
の複合同期信号CPは、抵抗R15を経て電源発生回路
2の、第1電圧発生部6及び第2電圧発生部7に夫々供
給される。
第1電圧発生部6では、入力端子1に加えられる複合同
期信号CPが、倍圧整流回路8に供給され、二〇倍圧整
流回路8から例えば+6.5■の電源電圧が発生する。
倍圧整流回路8は、ダイオードD1〜D4及びコンデン
サ01〜C4が第1図に示すように接続されて構成され
ている。この倍圧整流回路8の出力電圧■8は、次段の
定電圧回路9に供給される。
この定電圧回路9は、ダイオードD4及びコンデンサC
4の接続点にドレインが接続されているFETl0と、
このFETl0のソースに並列接続されている可変抵抗
VRI及びコンデンサC5と、可変抵抗VRIにアノー
ドが接続されカソードがアースされているダイオードD
7とから構成される。そして可変抵抗VRIは、FET
l0のバイアス調整用で、その摺動子はFETl0のゲ
ートに接続されており、コンデンサC5は平滑用でその
他端側はアースされている。
定電圧回路9の出力として必要な電圧、例えば+3,5
V以上の電圧VB (+6.5V)が倍圧整流回路8よ
り印加されるため、FETl0及び微小負荷(後述する
CMOSロジックIC等消費電流の微小な負荷)に電流
が流れる。そして可変抵抗VRIで分圧されているゲー
ト・ソース間の電圧がFETl0の略々ゲート・ソース
カットオフ電圧となるまで出力電圧V9が上昇して一定
となる。即ち定電圧動作時のFETl0はピンチオフ状
態となっており、この時の僅かなピンチオフ電流(−カ
ットオフ電流=負荷電流)対ドレイン・ソース間電圧の
関係は、ドレイン・ソース間電圧が略々0■付近まで理
想に近い定電流特性を示しており、従って入力される電
圧■8の影響は殆ど受けることなく出力側の電圧■9は
一定となる。
これにより定電圧回路9から、+3.5V(電流値は、
例えば160μA)の電源電圧VAがバーストフラグ形
成回路3及びバースト信号形成回路5に用いられている
CMO3ICに夫々供給される。
一方、第2電圧発生部7は、複合同期信号CPを整流し
て、バースト信号形成回路5におけるFET12,13
.14等のバイアス用に定電圧化された負電圧を得るた
めの回路である。
この第2電圧発生部7は、入力端子1が抵抗R15を介
してコンデンサC6の一端側に接続されており、コンデ
ンサC6の他端側がダイオードD5、D6に接続されて
いる。ダイオードD5は、コンデンサC7及びFETI
Iのドレインに接続されており、このFETIIのソー
スは、可変抵抗VR2及びコンデンサC8の一端に接続
されると共に、アースされている。ダイオードD8を介
した可変抵抗VR2の他端、コンデンサC8の他端は負
の電源ラインに夫々接続されており、この負の電源ライ
ンは、ダイオードD6を介してコンデンサC6とダイオ
ードD5の中点に接続されている。そして可変抵抗VR
2の摺動子は、FET11のゲートに接続されている。
上述のFET11、可変抵抗VR2、ダイオードD8、
コンデンサC8は定電圧動作時5を構成している。
抵抗R15を介して複合同期信号CPが第21圧発生部
7に印加されると、複合同期信号CPの正方向の先端部
分でダイオードD5に電流が流れ、負方向の先端部分で
ダイオードD6に電流が流て、複合同期信号CPが整流
されてコンデンサC7に正電圧、コンデンサC8に負電
圧が生しる。ここでダイオードD5とアース間にインピ
ーダンスZを挿入し、このインピーダンスZを変化させ
れば、Z−0Ωの時、コンデンサC7の両端電圧は最小
となって、出力電圧の絶対値が最大となり、Z=(1)
の時、コンデンサC7の両端電圧は最大となって、出力
電圧の絶対値が最小となる。即ちインピーダンスとして
FETを挿入し、そのインピーダンスを出力電圧で制御
すれは出力電圧を一定にすることか出来る。
図示の例では、出力として必要な電圧、例えば−2V以
上の電圧(4Vp−p)が入力側に印加されるため、F
ETII及び微小負荷(後述するCMOSロジックIC
等消費電流の小さな負荷)に電流が流れ始める。可変抵
抗VR2で分圧されているゲート・ソース間の電圧がF
ETIIの略々ゲート・ソースカットオフ電圧となるま
で出力電圧が上昇し、一定となる。即ち定電圧動作時の
FETIIはピンチオフ状態となっており、この時の僅
かなピンチオフ電流(=カットオフ電流=負荷電流)対
ドレイン・ソース間電圧の関係は、ドレイン・ソース間
電圧が略々OV付近まで理想に近い定電流特性を示して
おり、従って入力側の電圧の影響を殆ど受けることなく
出力側の電圧は一定となる。
これにより第2電圧発生部7〔定電圧回路15〕の出力
側には−2,OV(電流値は例えば数nA)の電源電圧
VBが出力され、バースト信号形成回路5に供給される
(A−2)バーストフラグ形成回路について入力端子1
から供給される複合同期信号CPは、バーストフラグ形
成回路3に供給される。
バーストフラグ形成回路3は、例えば電源発生回路2か
ら得られる正の電源電圧VAで駆動されるCMOSロジ
ックICに含まれる3個の2人力シュミットNANDゲ
ート16,17.18と、抵抗R7〜R12と、可変抵
抗VR3と、ダイオ−)’D9と、コンデンサc9〜c
12.c18を図示するように接続して構成されている
。これにより複合同期信号CPに含まれる水平同期信号
以外の同期信号を除去して、複合同期信号CPに含まれ
る水平同期信号のタイミングで、所定時間だけ遅延して
立下がるバーストフラグ信号BFを、バースト信号形成
回路3に出力する。
(A−3)バースト信号形成回路について入力端子4を
介してバースト信号形成回路5に供給される副搬送波信
号scから、上述のバーストフラグ信号BFに基づいて
、バースト信号BSTが形成される。このバースト信号
BSTが複合同期信号CPに重畳されることによってブ
ラックバースト信号BBが出力端子19に得られる。こ
の出力端子19と接地間には、インピーダンス整合用の
抵抗R5が接続されている。
この実施例では、ブラックバースト信号BBにおけるバ
ースト信号BSTが約0.3Vp−pと比較的小振幅で
あることに着目し、副搬送波信号SCの振幅制御用のF
ET12に係る副搬送波信号SCの振幅をもう一つ別の
FET13を用いて常に小さく押さえ、立上がり・立下
がり部分での波形歪の発生をおさえて、正負対称性の良
いエンベロープを有するバースト信号を形成するように
している。FET12,13の制御信号として、アンバ
ッフアートCMOSロジックのインバータを用いてバー
ストフラグ信号BFより3時カーブの台形波を得、振幅
及びバイアスを調整した信号が用いられる。
バースト信号形成回路5には、入力端子4から例えば2
Vp−pの副搬送波信号SCが供給されると共に、バー
ストフラグ形成回路3からはバーストフラグ信号BFが
供給されている。
入力端子4及び接地間に抵抗R2が挿入される。
入力端子4は、コンデンサC17、抵抗R4及び抵抗R
20を介してFET12のドレインに接続されると共に
、コンデンサC17、抵抗R4を介してFET13のド
レインに接続されている。FET13のソースには、抵
抗R6を介してFET14のドレインが接続されている
抵抗R4は、入力された副搬送波信号SCのレベルを減
衰させるためのものであり、抵抗R20゜R6は、FE
T12,14のON抵抗の加算調整用である。この抵抗
R6,R20を調整することによってFET12,14
のON抵抗を調整出来る。
FET12,14のソースはアースされており、FET
13のソースは、抵抗R6,R3、そして夫々、一端が
アースされている抵抗R5、出力端子19に接続されて
いる。尚、この実施例では、出力端子19(75Ω)に
約0.3Vp−pのバースト信号出力が得られる。
上述のバーストフラグ信号BFは、ローレベルがO■と
されている。このバーストフラグ信号BFは、インバー
タ20と入力抵抗R14に夫々供給される。この実施例
に用いられるインバータ20.21.22には、アンバ
ッフアートCMOSロジックのインバータICが使用さ
れている。このICには、!#発生回路2の第1電圧発
生部6より得られた+3.5■の電圧が電源電圧VAと
して供給されている。
インバータ20では、上述のバーストフラグ信号BFが
反転され、入力抵抗R13を介してインバータ21に供
給される。
インバータ21の出力側の点POから入力側の点PIに
かけては、負帰還用のコンデンサC13が接続され、こ
れにより積分回路が形成される。
このため、インバータ21の出力側の点POに於いて、
バースト期間中に得られる波形は、立上がり・立下がり
部分が緩やかな対称性の良い8字カーブの台形波となる
。この台形波の8字カーブは、帰還用のコンデンサC1
3と入力抵抗R13によって所定の傾きを持つようにさ
れる。インバータ210入力側の点PIにおける波形は
、出力電圧が直線的に変化している間、中点電位付近で
一時留まり、その前後はCR減衰曲線で変化する状態を
呈している。
FET12のゲートには、インバータ21の出力側と接
地間にコンデンサC14を介して接続されている可変抵
抗VR4の摺動子からゲート電圧が印加されるため、こ
のFETI2は、インバータ21の出力側の点POで得
られる台形波により制御される。即ち、上述の台形波の
振幅を可変抵抗VR4にて調節し、バイアス電圧(略々
OV)を加えて印加すれは、FET12はバースト期間
のみオフとなる様な動作をする。
一方、上述のバーストフラグ信号BFは、入力抵抗R1
4を介してインバータ22に供給される。
インバータ22の出力側の点POから入力側の点PIに
かけては、負帰還用のコンデンサC15が接続され、こ
れにより積分回路が形成される。
このためインバータ22の出力側の点POに於いてバー
スト期間中に得られる波形は、立上がり・立下がり部分
が緩やかな対称性の良い8字カーブの台形波となる。こ
の台形波の8字カーブは、帰還用のコンデンサC15と
入力抵抗R14によって所定の傾きをもつようにされる
インバータ22の出力側の点POで得られる台形波は、
インバータ21の出力側の点POで得られる台形波と逆
極性となる。
インバータ22の出力側では、抵抗R17、コンデンサ
C16、FET13のゲートが接続されている。抵抗R
17とコンデンサC16の中点には、抵抗R18を介し
て入力端子1が接続され、コンデンサC16とFET1
3のゲートの接続点には、抵抗R19を介してt源発生
回路2の第2電圧発生部7が接続されている。これによ
りFET13のゲートには、負の電源電圧VB及びイン
バータ22の出力側め点POで得られる台形波が供給さ
れている。
FET13は、上述の台形波により制御される。
即ち、上述の台形波の振幅の最高値がOv付近(FET
13がオン)となる様に、負のバイアス電圧VBを加え
てFET13のゲートへ印加すれば、FET13は、バ
ースト期間のみオン動作し、この結果緩い8字カーブの
立上がり・立下がりエンベロープを持った正負対称性の
良いバースト信号BSTが得られる。
ところで、入力端子1は、抵抗R3を介してFET13
のソースに接続されているため、複合同期信号CP中の
同期信号の供給時、電位が低下すると、FET13のゲ
ート・ソース間電圧VGSが減少し、FET13がオン
する方向となり、同期信号の期間でバースト信号BST
が出力されるおそれがある。
そこで、第1図の構成に示すように、入力端子1を、抵
抗R18、コンデンサC16を介してFET13のゲー
トにも接続し、上述の同期信号をFET13のゲートに
供給することにより、同期信号期間でもFET13が確
実にオフするようにしている。
また、FET14のゲートは、インバータ21の出力側
のコンデンサC14と可変抵抗VR4の接続点に抵抗R
16を介して接続されている。これは、FET12と同
様にバースト期間にオフし、バースト期間以外ではオン
するもので、出力端子19側からみたインピーダンスが
常に75Ωとなるように補正しているものである。
前述のようにして形成されるバースト信号BSTは、抵
抗R3,R4,R5により複合同期信号CPと抵抗加算
により重畳されて出力端子19にはブラックバースト信
号BBが得られる。
(B)定電圧回路について 第2図には、電源発生回路2に用いられている定電圧回
路9の等価回路を示す、尚、この第2図に示す定電圧回
路9では、第1図に示されているダイオードD7、コン
デンサC5が省略されている。
第3図はその出力電圧の対入力電圧特性図、第4図はF
ETの静特性の一例を示すものである。
第2図を参照して回路の動作を説明すると、出力として
必要な電圧以上の入力電圧VINを入力側に印加すれば
、FETl0,11及び微小負荷RL (CMOSロジ
ックIC等消費電流の小さな負荷)に電流が流れ始める
。可変抵抗VRI、VR2で分圧されているゲート・ソ
ース間の電圧VGSが、FETl0,11のゲート・ソ
ースカットオフ電圧V GSCと略々等しくなるまで出
力電圧VOUTが上昇し、一定となる。即ち、定電圧動
作時のFETはピンチオフ状態となっており、この時の
僅かなピンチオフ電流(−力ットオフ電流=負荷電流)
対ドレイン・ソース間電圧VDSの特性は、第4図のF
ETの静特性中、例えばVGS=−2゜0■の場合の特
性グラフが示す様に、ドレイン・ソース間電圧VDSが
略々0■付近まで理想に近い定電流特性を示し、従って
入力電圧VINの影響を殆ど受けることなく、出力電圧
V OUTは一定となる。但し、負荷電流(=ピンチオ
フ電流10)の大きさは厳密には出力電圧■0υTに影
響を与えることになるものの、負荷電流はカットオフ電
流付近の小さな範囲に限っているので、その値は非常に
小さい、仮に負荷電流を少し大きくすると、出力電圧V
 O[ITはその分低下し、入出力間に必要な電圧も大
きくなり、入力電圧VINに対する安定度に少し低下す
ることになる。つまり負荷電流が小さい程、本回路の効
果が大きく表れる。ここで、可変抵抗VRIの全抵抗値
をRT、分圧抵抗値をRCとすると微小負荷に対する出
力電圧V O[ITは略々次式で表される。
次に自己消費電流については、FETl0,11のゲー
ト電流は数nA以下と略々無視出来る程度の小さな値な
ので、可変抵抗VRI、VR2の電流も小さな値とする
ことが出来る。本回路の自己消費電流はこの可変抵抗V
RI、VR2に流れる数μA程度の電流のみとなって、
市販の3端子定電圧IC等に比べ十分の一程度と極端に
小さい値で済む。第3図の出力電圧対入力電圧特性グラ
フでは、可変抵抗VRIを最小にした場合、中央にした
場合、更に大きくした場合の様子を表しており、上記条
件下において定電圧動作をしていることがわかる。
特に詳述はしないものの、定電圧回路15についても、
上記定電圧回路9と同様の構成、作動を行う。
(C)第2電圧発生部について 第5図には、電源発生回路2の第2電圧発生部7の等価
回路を示す。
先ず、第5図で基本原理を説明すれば、入力端子ACI
Nに交流電圧を印加すると、交流電圧の正方向の先端部
分でダイオードD5に電流が流糺、負方向の先端部分で
ダイオードD6に電流が流れ、交流電圧は整流されてコ
ンデンサC7に正電圧、コンデンサC8に負電圧が生じ
る。ここでダイオードD5とアース間に挿入されている
インピーダンスZを変化させれば、Z=0Ωの時、コン
デンサC7の両端電圧は最小となって出力電圧の絶対値
が最大となり、Z=ωの時、コンデンサC7の両端電圧
は最大となって、出力電圧の絶対値が最小となる。即ち
、インピーダンスZとしてFET11を挿入し、そのイ
ンピーダンスを出力電圧で制御すれば、出力電圧を一定
にすることが出来る。
次に、この回路の動作について説明すれば、入力端子A
CINに、必要な出力負電圧の絶対値よりも大きな振幅
の交流電圧vACを印加すると、出力負電圧の絶対値は
徐々に上昇する。可変抵抗■R2で出力電圧を分圧して
与えられているFET11のゲート・ソース間電圧VC
Sは、出力電流Iして決まるFETIIのゲート電圧と
なる電圧で一定となる。たとえば第5図に示す静特性の
FETを用い、出力電流を2mAとするとゲート・ソー
ス間電圧VGSは−0,4,Vとなり、可変抵抗VR2
の分圧電圧が一〇、4Vとなる様な出力負電圧−Vou
tが得られることになる。この場合に交流電圧vACの
振幅が変化しても、それはFETのドレイン・ソース間
電圧VDSの変化となるのみで出力電圧−Voutは略
々一定である。
本回路によれば静特性のグラフからもわかる様に、出力
電流ILが小さければ小さい程出力電圧−Voutは安
定し、且つ電圧ロスも小さくなってより有効となる。特
に本発明の目的である同期信号からFETのゲートバイ
アス用負電圧を得る場合等においては、必要な出力電流
は、nAオーダーであり、電圧制御のための自己消費電
流(本回路では、可変抵抗VR2に流れる略々数μAの
電流のみで可変抵抗VR2は実質的な負荷となっている
)が小さく、定電圧動作に必要な電位差(交流電圧vA
Cの振幅と出力電圧−Voutの絶対値との差)も、略
々Ovに近く、極めて良好な特性の回路となっている。
また自己消費電流が小さいため、元の信号に与える影響
が小さくて済む。
〔発明の効果〕
この発明に係る電流供給装置は、市販の3端子定電圧I
C等に比べ定電圧動作をするための自己消費電流が十分
の一程度と極端に小さく、微小電圧源の定電圧制御が可
能になるという効果がある。
また、出力電流が小さい場合、入出方間電位差が小さく
とも動作し、入力が小さくなった場合の電圧制御が略々
極限まで行えるという効果がある。
そして、出力電圧の調整が容易に出来、一般の安価な汎
用FET′?:′構成出来、回路が暦単になるという多
大な効果がある。更に、電圧制御のための自己消費電流
が小さく、元の信号に与える影響が小さくて済むという
効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路図、第2図は第
1図に示す定電圧回路の等価回路図、第3図は第2図に
示す定電圧回路の入出力特性図、第4図はFETの静特
性の一例を示す特性図、第5図は第1図に示す電源発生
回路における第2電圧発生部の等価回路図、第6図は従
来のブラックバースト信号形成回路のブロック図である
。 図面における主要な符号の説明 9.15:定電圧回路、 10.11,12,13,14:FET、■D:ピンチ
オフ電流、  IL:出力電流、RL:微小負荷、 VRI、VR2,VR3,VR4:可変抵抗。 7゛ロツク旧 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電源と微小電流が流れる負荷との間に定電圧回路が接続
    され、上記負荷の電源入力端子間の電圧を所定の値に保
    持するようにした電流供給装置において、 上記電源の一方の出力端子と上記負荷の一方の電源入力
    端子間にドレイン・ソース通路が接続された電界効果ト
    ランジスタと、上記負荷の一方及び他方の電源入力端子
    間に接続された分圧抵抗とを備え、上記電界効果トラン
    ジスタのゲート電極に上記分圧抵抗によって分圧された
    電圧を印加するようにしたことを特徴とする電流供給装
    置。
JP63096552A 1988-04-19 1988-04-19 電流供給装置 Expired - Fee Related JP2751202B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63096552A JP2751202B2 (ja) 1988-04-19 1988-04-19 電流供給装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63096552A JP2751202B2 (ja) 1988-04-19 1988-04-19 電流供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01267709A true JPH01267709A (ja) 1989-10-25
JP2751202B2 JP2751202B2 (ja) 1998-05-18

Family

ID=14168238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63096552A Expired - Fee Related JP2751202B2 (ja) 1988-04-19 1988-04-19 電流供給装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2751202B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03242942A (ja) * 1990-02-21 1991-10-29 Toshiba Corp 半導体集積回路

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6457509U (ja) * 1987-10-05 1989-04-10

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6457509U (ja) * 1987-10-05 1989-04-10

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03242942A (ja) * 1990-02-21 1991-10-29 Toshiba Corp 半導体集積回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2751202B2 (ja) 1998-05-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR970067266A (ko) 위상 에러 신호 발생기
US20180063911A1 (en) Ripple removing circuit and led control circuit applying the same
CN106817014B (zh) 开关电源的驱动延迟控制电路
JPH01267709A (ja) 電流供給装置
US20070262801A1 (en) Pulse width modulation circuit and method therefor
EP0489412B1 (en) A constant current integrated power supply
JPS6238607A (ja) バイアス回路
US5473278A (en) Filter circuit including a switch circuit inserted between input terminal and RC filter
CN109787558A (zh) 振荡器电路及其修调方法
US6552622B1 (en) Oscillator having reduced sensitivity to supply voltage changes
CN107947766A (zh) 一种应用于开关电源的频率可调的振荡器电路
CN107634744A (zh) 一种复位延迟电路
US4270166A (en) Circuit arrangement for producing a regulated high DC voltage from a three-phase current
CN107967021B (zh) 一种mos管驱动电压的控制电路
JPS58115693A (ja) サンプルホ−ルド回路
US20040120699A1 (en) Pulse width modulation current adjustment apparatus
US4755739A (en) Switched direct voltage converter
CN114924604B (zh) 一种电压基准电路、电源及电子设备
JP2647930B2 (ja) 半導体遅延回路
JPS6143016A (ja) 入力回路
CN110401416A (zh) 一种振荡器
JPH06197241A (ja) ガンマ補正回路及び輪郭補正装置
JPH01268287A (ja) バースト信号形成回路
JPS5914665A (ja) 半導体装置
KR100841150B1 (ko) 스위칭 레귤레이터

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees