JPH01267464A - 交流電気量の計測装置 - Google Patents

交流電気量の計測装置

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JPH01267464A
JPH01267464A JP9631488A JP9631488A JPH01267464A JP H01267464 A JPH01267464 A JP H01267464A JP 9631488 A JP9631488 A JP 9631488A JP 9631488 A JP9631488 A JP 9631488A JP H01267464 A JPH01267464 A JP H01267464A
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JP
Japan
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frequency
sampling
electricity
alternating current
electrical quantity
Prior art date
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Pending
Application number
JP9631488A
Other languages
English (en)
Inventor
Takayuki Ono
隆之 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP9631488A priority Critical patent/JPH01267464A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ディジタル保護継電装置等において。
電力系統の電圧、電流値等の交流電気量をサンプリング
してA/DCアナログ/ディジタル)変換を行い、マイ
クロコンピュータの演算処理により前記電気量を計測し
て系統事故の監視や各種の保護制御動作を行わせるため
の交流電気量の計測装置に関する。
(従来の技術) 従来この種の計測装置において、交流電気量に対するサ
ンプリング周波数が一定(例えば、系統電圧等の周波数
が50&の場合600Hz、同6〇七の場合720Hz
)であるため、サンプリング周期も通常。
時間的に一定である。この場合、系統の周波数が通常の
±1七程度以内で変動するときには大きな問題はないが
、単独水力発電系統のように周波数が大幅に変化するお
それのある場合には、サンプリングによる電気量の計測
誤差が大きくなってしまう欠点があった。
例えば、系統の電圧や電流の実効値を求める方法として
、電気角が90″′離れた2点のサンプリングデータを
2乗してこれらを加算し、この加算値の平方根を算出す
ることにより交流の波高値vmを求め、次いで実効値V
W/(τを算出する方法が知られているが、この方法で
は糸紐の周波数が大きく変動した場合でも常に定格周波
数における電気角90’間隔のものを採用するため、定
格以外の周波数では電気角90″間隔でのサンプリング
データを採用したことにはならず、上記の方法で演算し
た実効値と実際の値との間に誤差を生ずることになる。
ここで、第3図は。
誤差;((検出値)−(真値)) x 100/真値[
%]として、サンプリング周波数が例えば600[Hz
lで定格周波数における電気角90”間隔相当の連続す
る2点のサンプリングデータを採用した場合の測定誤差
の周波数特性を、系統の周波数f [Hzlを横軸に、
誤差[%]を縦軸にとって示した図であり、系統の周波
数fが定格周波数50[Hzlから離れるに従って測定
誤差が大きくなることが明らかである。
このような測定誤差を低減する方法として、使用サンプ
ル数を増やす方法があり1例えばサンプル数を連続する
8データとしてこれらの2乗の和の平方根の1/2から
実効値を算出することにより、測定誤差の周波数特性を
第4図のように一応。
改善することができる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、この方法でも本質的に誤差をゼロにする
ことはできず、また、演算に要する時間が連続した2デ
ータを用いる場合に比べて4倍と大幅に遅延することは
自明であり、これは系統事故の早期検出のような用途に
対しては致命的な欠点となる。更に連続した2データを
用いる方式と演算プログラムが異なる点でも、管理面、
製作面でコスト高となる。これらの欠点は、何れにして
も系統周波数の変動に拘らずサンプリング周波数ないし
周期を固定していることに起因している。
本発明は上記問題点を解決するべく提案されたもので、
その目的とするところは、交流電気量の周波数が変化し
た場合にも、演算プログラム等の大幅な変更を要するこ
となくその実効値等を高速かつ高精度で測定可能とした
計測装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するため、本発明は、電圧、電流等の交
流電気量のサンプリングデータの正負の符号変化から2
つの零交差点の存在を確認し、これらの零交差点間のサ
ンプリング回数、サンプリング周期、前記零交差点の直
前及び直後のサンプリングデータから前記零交差点間の
時間を求めると共に、この時間を前記サンプリング周期
にて除算した値が一定となるように前記交流電気量の周
波数に応じてサンプリング周波数を制御することを特徴
とする。
(作用) 本発明によれば、交流電気量の周波数が変動した場合に
も、交流電気量の零交差点間の時間(例えば1周期)を
サンプリング周期にて除算した値が一定となるようにサ
ンプリング周波数が制御される。より詳細には、サンプ
リングパルスを生成するためのクロック信号の分周比を
交流電気量の周波数に応じて変化させることにより、上
記作用が果たされる。
(実施例) 以下、図に沿って本発明の一実施例を説明する。
まず、第1図はこの実施例にかかる計測装置100の構
成を示すブロック図である。同図において。
1は、ディジタル保護継電装置等による監視や保護制御
の対象となる電力系統の電圧Vや電流iの如き交流電気
量(アナログ値)が入力されるアナログ入力部であり、
図示されていないがサンプルホールド回路やA/D変換
回路を備えている。なお、前記交流電気量の周波数(系
統周波数)はfinであるとする。
また、2はCPUを備えたマイクロコンピュータであり
、前記アナログ入力部1からの出力データに基づいて系
統の電気量を演算し、その結果に応じて種々の保護、制
御指令を出力するものである。
更に、3はクロック発振器であり、この発振器3は基準
周波数f、のクロック信号を出力すると共に、かかるク
ロック信号は分周器4に入力されている。分周器4は、
前記マイクロコンピュータ2から出力される分周比nに
基づきクロック信号の基準周波数f1を分周し、交流電
気量に対するサンプリング周波数fsのサンプリングパ
ルスをアナログ入力部1に出力するようになっている。
次に、この動作を第2図を参照しつつ説明する。
第2図は、サンプリング周波数fsで周波数finの交
流電気量をサンプリングした時の交流入力波形及びサン
プリングデータを示している。同図において、A、Bは
サンプリングデータの符号が負から正に変化することに
より検出される零交差点、Xal、Xa、、 Xbl、
Xb、は各零交差点A、Bにそれぞれ隣合うサンプリン
グデータ、ta、、ta、。
tbl、tb2はそれぞれ零交差点A、Bから各サンプ
リング点までの時間、t、はサンプリング周期、Tは零
交差点A、B点間の時間で交流入力の1周期を表してい
る。
ここで、t、及びTは次の(1)、(2)式で表すこと
ができる。
t、= 1 / fs  ・・・(1)T  =  1
  /  fin    =12)また、周期Tの間に
おけるサンプリング数をNとすると、(2)式は以下の
(3)式のように変形される。
T=(N−1)X ts+ta1+tb、  −(3)
更に、零交差点A、B近傍の交流入力波形を直線近似し
た場合、 tal、 tb、はそれぞれ(4)、(5)
式で表される。
従って、(3)、(4)、(5)式から。
とおくと、 T  = m  x  t、     ・・・(s)m
 = T /  t、     ・・・(9)となる、
(9)式に(1)、(2)を代入すれば、m  =  
fs  /  fin     =(10)となる。
サンプリングパルスは、第1図におけるクロック発振器
3のクロック信号の基準周波数f1を分局器4によりn
分周して作るため、サンプリング周波数fsは、 fs =  ft / n     ・・・(11)と
なる。
よって(10)、 (11)式により、m =  f、
 / (fin X  n )  −(12)を得る。
ここで、仮りに系統周波数finが変動したとしても、
サンプリング周波数fsを系統周波数finに比例して
変化させれば交流入力を常に一定の電気角の周期でサン
プリングすることになるため、測定誤差を生じなくなる
。すなわち、前記(10)式において系統周波数fin
が変動した場合にもmが一定値になるようにサンプリン
グ周波数fsを制御すればよい。
このことは、 (11)式において系統周波数finの
変動に伴って分局比nを制御することに等しい。
いま、n=n、である時に系統周波数がf in、であ
るとすると、サンプリング周波数fs、は、(11)式
から、 fs1=  L / J     −(13)であり、
その時のm(−ml)は、 (12)式からm、 = 
 fL / (fin、X  nt)  ・(14)で
ある、ここで、系統周波数がf in、に変化した場合
のmをm2とおき、mよ=m2とすれば、f 1/(f
 inh Xn t)=f x/ (f xn@ X 
n 2) ・= (15)であり、この(15)式から n、=n、X(finx / fins)     ・
=(16)となる、また、この(16)式は、 (14
)式からH2=f1/(mtX  fin、)    
 −(17)となる。
従って、系統周波数finが変化した場合、基準周波数
f1と、系統周波数finが変化する前のmlと、変化
した後の系統周波数f in、とを用いて(17)式か
ら新たな分周比n2を求めることができる。
かかる演算は第1図のマイクロコンピュータ2により行
われ、新たな分周比n2が分周器4に入力されることと
なる。
そして、上記分周比n2と基準に波数f1とにより1分
周器4からはサンプリング周波数fS2が次の如く求め
られる。
fs、 =  ft /  n2    −・−(18
)ここで前記(13)、 (16)式により、fs、/
  fs、=  n、/ n。
= f in、 / f in□−(19)であるから
、系統周波数の変化時にサンプリング周波数もこれに比
例して変化し、この新たなサンプリング周波数fs2に
よってアナログ入力部1におけるサンプリングが行われ
ることになる。
これにより、系統周波数が変化しても常にその変化後の
周波数に対して所定の電気角の間隔でサンプリングする
ことになり、例えば90°間隔の連続した2データを用
いる実効値の計測に際しても測定誤差を生じることはな
い。
なお、上記実施例では交流電気量の1周期をサンプリン
グ周期にて除算した値を一定にするべくサンプリング周
波数を制御しているが1本発明では交流電気量の半周期
に基づいて制御することもできる。また、本発明はディ
ジタル保護継電装置を始めとして、その他一般の交流電
気量の実効値。
波高値等を測定する際に適用可能である。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、サンプリング周波数を交
流電気量の周波数に対応させて変化させるものであるか
ら、交流電気量に周波数の変動があっても常に一定の電
気角間隔によるサンプリングが可能になり、測定誤差を
大幅に低減することができる。
また、従来の90°間隔の2データを用いて実効値等を
算出する方法をそのまま適用することができ、連続する
8データを用いる場合に比べて演算の高速化が図れると
共に、演算プログラムの変更が不要で経済的である等の
効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
交流入力とサンプリングデータの説明図、第3図及び第
4図は従来例の欠点を説明するための測定誤差の周波数
特性図である。 1・・・アナログ入力部 2・・・マイクロコンピュータ 3・・・クロック発振器   4・・・分周器100・
・・計測装置 特許出願人    富士電機株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 交流電気量のサンプリングデータを用いてマイクロコン
    ピュータにより前記交流電気量を計測する計測装置にお
    いて、 前記サンプリングデータの正負の符号変化から2つの零
    交差点の存在を確認し、これらの零交差点間のサンプリ
    ング回数、サンプリング周期、前記零交差点の直前及び
    直後のサンプリングデータから前記零交差点間の時間を
    求めると共に、この時間を前記サンプリング周期にて除
    算した値が一定になるように前記交流電気量の周波数に
    応じてサンプリング周波数を制御することを特徴とする
    交流電気量の計測装置。
JP9631488A 1988-04-18 1988-04-18 交流電気量の計測装置 Pending JPH01267464A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04372871A (ja) * 1991-06-24 1992-12-25 Fujitsu Denso Ltd 可変サンプリング測定装置
JP2009100614A (ja) * 2007-10-19 2009-05-07 Chugoku Electric Power Co Inc:The サンプリングパルス発生回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4948149A (ja) * 1972-09-11 1974-05-10
JPS6026410A (ja) * 1983-07-25 1985-02-09 日新電機株式会社 電力系統用デイジタルリレ−のサンプリング装置
JPS6222075A (ja) * 1985-07-22 1987-01-30 Mitsubishi Electric Corp 交流計測装置

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