JPH01267243A - 輪転印刷機におけるオートペースタ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、輪転印刷機のオートペースタ装置に係シ、％
にフィルム用の輪転印刷機に好適なオートペースタ装置
に関する。

（以下余白） 〔従来の技術〕 従来のオートペースタ挟置は、第７図、第８図に示すよ
うに、ペースタアーム１と、ペースタローラ２と、ペー
スタローラ着脱シリンダ３と、ペースタカッタ４と、ペ
ースタカッタ着脱シリンダ５とを備えて構成されている
。前記ペースタアーム１は、軸１０を介してフレーム９
に回動可能に支持されている。また、ペースタアーム１
はペースタアーム７リンダ１１と、これに嵌挿されたピ
ストンロッド１２と、このピストンロッド１２と前記軸
１０とを結ぶレバー１３とにより、第７図に仮想線で示
す下降位置と、実線で示す上昇位置とに操作されるよう
になっている。

そして、旧巻取紙６より繰り出された走行紙７カ印刷ユ
ニツトへ送られていて、旧巻取紙６が減少した時に、新
巻取紙８に紙継ぎを行う。

紙継ぎ動作は、最初にペースタアーム１を上昇させる。

ついで、新巻取紙８を走行ｒｃ７と同速になるように回
転させた後、ペースタローラ着脱シリンダ３によりペー
スタローラ２を新巻取紙８に接近する方向に移動させ、
新巻取紙８に走行紙７を押し付ける。前記ｔｒ巻奴紙８
の表面には予め秘が塗布されており、新巻取紙８に走行
紙７が押し付けられると糊の部分に接層さｔＬ％耕巻取
駆８が。

繰り出される。新巻取Ｈ１８が繰り出された仮、ペース
タカッタ着脱シリンダ５によりペースタカッタ４を走行
紙７の切断方図に送り、ペースタカッタ４により走行慎
７を切断する。走行紙７を切断後、ペースタカッタ４と
ペースタローラ２とペースタアーム１とをそれぞれ原位
置に尿す。

〔発明が解決しようとする課題〕

以上の紙継ぎ動作において、切断部の形状が第６図（ハ
）に示すように、引さちざらＩした形Ｖこなることかめ
る。曲記走行砥７が引きちざらｔした形になると、走行
紙７の先端が離れず、釘＠＝填戯８０走行紙と一緒に印
刷ユニットに運はれて印刷胴に貼シ付き、印刷抜は金起
こすことかめる。

本発明の目的は上記した課題を解決し、切々を都がｗＪ
６図（ロ）の形になるようＶこして、印刷抜けを防ぐと
とにわる。

〔課題を解決するための手段〕

本兄明者等は走行紙の切断形状について研死の結果、走
行紙の走行速度と、ペースタカッタの切断速度と、走行
紙の切断形状との間に相関関係があることが分かった。

つまり、走行紙の走行速度と、ペースタカッタの切断速
度とが同速の場合ＶＣ、ペースタカッタの切９味が良好
で、それ以外の場合には、走行紙の走行速度に対してペ
ースタカッタの切断速度が速くても、あるいは遅くても
ベースメカツタの切れ味が悪くなることが分かった。

の走行紙の走行速度にペースタカッタの切断速度を一致
させるべく前記カッタ駆動七−夕の回転速度を制御する
モータ１ｉｉｔｌ仇狭置と、前記カッタ駆動モータに連
結されたクラッチ・ブレーキ装置と、このクラッチ・ブ
レーキ装置から前ｄ己ペースタカッタに回転力を伝達す
る伝ｗＪ部材と、前記ペースタカッタを原位置に戻すカ
ッタ決し＋段と、前記カッタ駆動モータとクラッチ・ブ
レーキ装置とカッタ戻し手段とを順序動作させる制御装
置とを配備したことにより、遅成さ２”Ｌる。

〔作　用〕

本発明において、初期状態ではカッタ駆動モータに連結
されたクラッチ・ブレツキ鉄１ｔのクラッチは非作動状
態にセットされ、ブレーキは作動状態にセットされてい
る。そして、ペースタカッタは走行紙の非切断位置に、
前記ブレーキにより保持されている。

この状態から、紙馳ぎ準伽信号によりペースタアームが
上昇した菊点で制御回路によりカッタ駆動モータを起動
１゛る。しかし、この時点では、まだクラッチ・ブレー
キ装置のクラッチが非作動状態にセットσれ、ブレーキ
が作動状態にセットされているので、ベースタカツメに
は回転力が伝達されない。

前記カッタ駆動モータの起動後、七−タ制御装置により
、旧巻取紙の走行紙の走行速度にペースタカッタのｔ７
１Ｗｒ速度を一致させるべくカッタ駆動モータの回転速
度が制御される。

ついで、カッタ始動信号が出ると、制御回路により、ク
ラッチ−ブレーキ装置のクラッチは作動状態に、ブレー
キは非作動状態に切り替えられる。。

これにより、前記カッタ駆動モータの回転力がクラッチ
・ブレーキ装置および伝＃部材を通じてペースタカッタ
に伝達さ扛、ペースタカッタは旧巻取紙の走行紙の走行
速度と同じ切断速度で駆動され、旧巻取紙の定行紙を切
断する。

前述のごとく、本発明では旧巻取紙の走行紙の走行速度
とペースタカッタの切Ｗｆｒ運良とを一牧させることが
できるので、ペースタカッタの切り味を良くすることが
でき、走行紙の切断形状を良くすることができる。その
結果、走行紙が引きちぎられた形状に切断されることに
より旧巻取紙の走行紙の先端が緑れず、新巻取紙の走行
紙と一緒に印刷ユニットに運ばれて印刷胴に貼り付き、
印刷抜けを起こすトラブルを未然に解消することができ
る。

を箒書弁≠ 〔実施例〕 以下、本発明の実施例を図面により説明する。

第１図〜第４図は、本発明の一実施例を示す。

これらの図に示す実施例のオートペースタ装置は、ペー
スタカッタ４と、これを切断方向に回転させるカッタ駆
動モータである直流モータ１７と、これに連結されたク
ラッチ・ブレーキ装置１９と、カッタ戻し手段３０と、
旧巻取紙の走行紙７０走行速度測定手段と、モータ制御
装置３９と、前記直流モータ１７とクラッチΦブレーキ
装置１９とカッタ戻し手段３０とを制御する制御回路と
を配備して構成されている。

前記ペースタカッタ４Ｉｒｉ、第１図に示すようＶＣ１
軸方向の両端部に配置されたレバー１４を介して軸１５
に取り付けられている。前記軸１５は、ペースタアーム
１に回転可能に支持さｎて′Ｊ？す、前記ペースタカッ
タ４は軸１５と一体に回転するようになっている。

前記直流七−夕１７およびクラッチ・ブレーキ装置１９
は、第１図に示すように、ペースタアーム１の間に取シ
付けられたプレート１６上に設置されている。

前記クラッチ・ブレーキ装置１９のクラッチはクラッチ
ソレノイド２０およびクラッチ軸２１を有し、ブレーキ
はブレーキソレノイド２２およびブレーキ軸２３を有し
ている。前記クラッチ軸２１は、カップリング２４によ
り前記直流モータ１７のモータ軸１８に連結されている
。前記ブレーキ軸２３には、他のカップリング２５によ
り駆動軸２６が連結されている。

前記駆動軸２６は、第１図に示すように、一方のペース
タアーム１に支持されている。この駆動軸２６には、駆
動歯車２７が取り付けられている。

一方、前記ペースタカッタ４の軸１５の一端部には、単
１図に示すように、被動歯車２８と、トルクリミッタ２
９とが設けられている。前記被動歯車２８は、前記駆動
−車２７に噛み合わされている。前記トルクリミッタ２
９は、被動歯車２８の内部に組み込まれ、かつペースタ
カッタ４の軸１５に取り付けられている。

前記駆動軸２６に取シ付けられた駆動歯車２７と、ペー
スタカッタ４の軸１５に取り付けらＩした被動歯車２８
とトルクリミッタ２９とにより、クラッチφブレーキ装
置１９からペースタカッタ４に回転力を伝達する伝動部
材が構成されている。

前記カッタ戻し手段３０は、第１因２よひ第３図に示す
ように、ペースタカッタ４の１Ｍ１５■他端部に取り付
けられたストッパレバー３１と、ペースタアーム１に取
ジ付けらｎたカッタ戻しシリンダ３３とを備えている。

前記ストッパレバー３１の作用端部には、ストッパコロ
３２が設けら才ｔている。前６ビカツタ戻しシリンダ３
３には、ピストンロッド３４が嵌挿されており、このピ
ストンロッド３４により前記ストッパコロ３２を押し、
ストッパレバー３１によジ軸１５を介してペースタカッ
タ４を戻す方向に１似させるようになっている。

前記ストッパレバー３１の回に：軌跡上には、第３図に
示すように、ストッパブロック３５．３６カｉ　ケられ
ている。前言己ストッパフ゛ロック３５゜３６のうちの
、一方のストッパブロック３５は走行紙７を切断後のペ
ースタカッタ４の位置を規制し、他方のストッパブロッ
ク３６はペースタカッタ４を戻した時の位置を規制する
ようになっている。

前記旧巻取紙の走行紙７０走行速度測定手段は３、第４
図に示すように、走行紙７のドラグローラ３７の＠端に
取り付けられたタコジェネレータ３８で、このタコジェ
ネレータ３８により測定さｔした走行１紙７の走行速斐
全モータ制＠Ｊｉ装置３９に送り込むようになっている
。また、４０は層端近接スイッチ、４１は膜端近接スイ
ッチである。

前記実施例のオートペースタ装置は、次のように運転さ
れ、作用する。

すなわち、ペースタカッタ４は初期状態では第２図に実
線で示す位置にセットされている。また、ペースタカッ
タ４の軸１５に取り付けられたストッパレバー３１は、
第３図に実線で示すように、ストッパブロック３６に当
接した位置に規制されている。

そして、クラッチ・ブレーキ装置１９のクラッチソレノ
イド２０Ｖｉ無励磁となっており、プレーキンレノイド
２２は励磁さｔ７でいる。したがって１、クラッチ・ブ
レーキ装置１９のクラッチは非作動。

状態にあり、ブレーキは作動状態にある。

この状態から紙継ぎ芹備信号が出ると、ペースタアーム
１が上昇操作され、ついで紙継ぎ信号が出ると、ペース
タローラ２が新巻取紙８に旧巻取忙６の走行紙７（ｉへ
７図参照）を押し付ける方向に操作され、紙継ぎが行わ
れる。これと同時に、制御回路により直流モータ１７が
駆動される。ただし１、この時点ではクラッチ・ブレー
キ装置１９のクラッチソレノイド２０が無励磁で、ブレ
ーキソレノイド２２が励磁されているので、ペースタカ
ッタ４に回転力が伝達されない。

また、第４崗に示すタコジェネレータ３８により旧巻取
紙の走行紙７の走行速度が測定さｎｌその測定結果がモ
ータ制仰装篭３９に送り込まれる。

そして、モータ制御装置３９から直流モータ１７にペー
スタカッタ４による旧巻取紙の走行紙７の一走行速度に
一致させるべく制御信号が送り込まれ　−る。

ついで、カッタ始動信号が出ると、制御回路によりクラ
ッチ・ブレーキ装置１９のクラッチソレノイド２０が励
磁され、ブレーキソレノイド２２が無励磁となり、クラ
ッチが作動状態に、ブレーキが非作動状態に切り替えら
れる。

その結果、直流モータ１７の回転力がクラッチ・ブレー
キ装置１９を経て駆動軸２６に伝達され１、ついで駆動
歯車２７→被動歯車２８→トルクリミツタ２９→ペース
タカツタ４の軸１５に伝達され、ペースタカッタ４が回
転し、旧巻取紙の走行紙７を切断する。

この時、ペースタカッタ４による走行紙７の切断速度、
つまり第５図および第６図（イ）に示すペースタカッタ
４の歯先Ａ′　が走行紙７にＡ点で接触し、歯底Ｂ′が
走行紙７をＢ点で貫通して切断する速度と、走行紙７が
Ａ点とＢ点間を走行する走行速度とを一致させるように
している。

コノように、ペースタカッタ４の切断速度と走行紙７の
走行速度とを一致させることによυ、第６図（ロ）に示
すように、走行紙７を−様な形状に切断することができ
る。

前記ペースタカッタ４が所定角度回転し、旧巻取紙の走
行紙７を切断後、ペースタカッタ４の軸１５に取り付け
られたストッパレバー３１が第３図に示すように、スト
ッパブロック３５に当接し、その位置に規制される。こ
れと同時に、制御回路の層端近接スイッチ４０がＯＮと
なり、カッタ停止信号に基づき、制御回路によシ直流モ
ータ１７を停止させる。さらに、制御回路によりクラッ
チ・ブレーキ装置１９のクラッチソレノイド２０が無励
磁とされ、ブレーキソレノイド２２が励磁される。また
、直流モータ１７の急停止で間に合わない菫、つま９オ
ーバラン菫はトルクリミッタ２９が滑って吸収し、ペー
スタカッタ４への回転力の伝達を防止する。

前ｄ己ストッパレバー３１がストツバフロック３５に当
接後、ペースタアーム１が下降操作される。

ついで、下降端着信号に基づき、制御回路によりクラッ
チ・ブレーキ装置１９のブレーキソレノイド２２が無励
磁とされ、カッタ戻しシリンダ３３によシピストンロツ
ド３４が第３図に仮想線で示すように伸長操作され、こ
のピストンロッド３４によりストッパレバー３１が回転
操作され、軸１５を介してペースタカッタ４が第２図に
仮想線で示す位置から実線で示す原位置に戻される。こ
の時、ストッパレバー３１が第３図に示すように、スト
ッパブロック３６に当接し、その位置に規１１１され、
これに伴い制御回路の鋭端近接スイッチ４１がＯＮとな
る。

前記鋭端近接スイッチ４１がＯＮになると、制御回路に
よシフラッチ・ブレーキ装置１９のブレーキソレノイド
２２が励磁され、ペースタカッタ４は原位置に固定され
る。こ扛と同時に、カッタ戻しシリンダ３３のピストン
ロッド３４が縮小され、各部材は初期状態に戻される。

なお、本発明ではクラッチ・ブレーキ装置１９の構造や
、このクラッチ・ブレーキ１ｔｉｃ＋とペースタカッタ
４の軸１５間の伝動部材、制御回路−は前記実施例に限
らず、所期の機能を有するものであればよい。

〔発明の効果〕

以上説明した本発明によれは、旧巻取紙の走行紙の走行
速度とペースタカンタの切断速度とを一致させることが
できるので、ペースタカッタの切り味を良くすることが
でき、走行紙の切断形状を良くすることができる。その
結果、走行紙が引きちぎられた形状形切断されることに
より旧巻取紙の走行紙の先端が離れず、新巻取紙の走行
紙と一緒に印刷ユニットに運ばれて印刷胴に貼シ付き、
印刷抜けを起こすトラブルを未然に解消し得る効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す要部の縦断側面図、第
２図は第１図の■−■線断面図、第３図は第１図の■−
ｍ矢視図、第４図はペースタカッタのカッタ駆動モータ
である直流モータの制御系統図、第５図は走行紙の走行
速度とペースタカッタの切断速度との関係を説明するた
めの側面図、−第６図（イ〕、（ロ）、（ハ）はペース
タカッタの歯形と、走行紙の正常な切断形状と、異常な
切断形状を示す図である。 第７図へ従来のオートペースタ装置の正面図、第８図は
同ペースタアームとこれに取り付けられた部材の横断平
面図である。 １・・ペースファーム、　　２・・・ペースタローラ、
４・・・ペースタカッタ、　６・・・旧巻取紙、　７・
・・旧巻取紙の走行紙、　８・・・新巻取紙、　　１５
・・・ペースタカッタの軸、　　１７・・・カッタ駆動
モータである直流モータ、　　１９・・・クラッチ・ブ
レーキ装置、　　２０・・・クラッチソレノイド、２２
・・・ブレーキソレノイド、　　２９・・・トルクリミ
ッタ、　　　３０・・・カッタ戻し手段、　　３１・・
・ストッパレバー、　　３３・・・カッタ戻しシリンダ
、３８・・・走行紙の走行速度測定手段でるるタコジェ
ネレータ、　３９・・・モータ制（ホ）装置、４０・・
・制御回路ｆ、構成しているＳ端近接スイッチ、４１・
・・同じく鋭端近接スイッチ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、新巻取紙に旧巻取紙の走行紙を継ぐ紙継ぎ後、ペー
   スタカツタにより旧巻取紙の走行紙を切断する輪転印刷
   機におけるオートペースタ装置において、前記ペースタ
   カツタを走行紙の切断方向に回転させるカッタ駆動モー
   タと、旧巻取紙の走行紙の走行速度にペースタカツタの
   切断速度を一致させるべく前記カッタ駆動モータの回転
   速度を制御するモータ制御装置と、前記カッタ駆動モー
   タに連結されたクラッチ・ブレーキ装置と、このクラッ
   チ・ブレーキ装置から前記ペースタカツタに回転力を伝
   達する伝動部材と、前記ペースタカツタを原位置に戻す
   カッタ戻し手段と、前記カッタ駆動モータとクラッチ・
   ブレーキ装置とカッタ戻し手段とを順序動作させる制御
   装置とを配備したことを特徴とする輪転印刷機における
   オートペースタ装置。