JPH01266915A - ストリップ巻取機の張力制御方法 - Google Patents

ストリップ巻取機の張力制御方法

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JPH01266915A
JPH01266915A JP9318288A JP9318288A JPH01266915A JP H01266915 A JPH01266915 A JP H01266915A JP 9318288 A JP9318288 A JP 9318288A JP 9318288 A JP9318288 A JP 9318288A JP H01266915 A JPH01266915 A JP H01266915A
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JP
Japan
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strip
tension
motor
electromotive voltage
field
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Pending
Application number
JP9318288A
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English (en)
Inventor
Daisuke Yoshioka
大祐 吉岡
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ストリッププロセスラインに設置されるスト
リップ巻取機の張力制御方法に関する。
〈従来の技術〉 従来のストリッププロセスラインでは、ストリップの巻
始めから巻終りまでの間で、その張力を略一定とすべく
、ストリップ巻取機を駆動する直流電動機の制御を行な
っている。
ところで、直流電動機の制御に関する基本式は、第7図
を参考にして、以下のように求められる。
巻取トルクTLはストリップのコイル径D1ストリップ
の張力Fとにより、次式のように表わされる。
TL  −−□ D F       ・・・・・・・
・・ (1)また直流電動機の減速比iを考慮して電動
機トルクT4は次式のように表わされる。
TM = TH,i  = −D F i  ・・・・
・・ (2)一方、一般の直流電動機の基本特性として
界磁Φと、電機子電流■3と、電動機トルク′FMとの
間には次式が成り立つ。
TM = K Iφ■3       ・・・・・ (
3)但しに、 は定数である。
(2)式は(3)弐を考慮すると以下のようになる。
ス1〜リップ、移送速度Sは、電動機回転数r)とする
と次式で表わされる。
S−πDin      ・・・・・・・・・・・・ 
(5)一般に電動機回転数nは、電動機逆起電圧E、、
、fとすると以下のように表わされる。
K2Φ (5)式は(6)式を考慮すると以下のようになる。
Φ   πi   EII( (4)式に(7)式を代入すると以下のようになる。
2に1π  lEmf 以上の結果からストリップ張力Fを制御するには(4)
式又は(8)式に従ってD/Φ又はS/E’、mfに基
づいて電機子電流■3を制御すればよいことがわかる。
たとえば、第8図に示すように、電機子電流を、張力設
定Tに慣性補正d v / d tを加えた量(T十d
 v / d t )  に比例して制御する一方、界
磁電流を、ストリップのコイル径りに比例して制御して
いる。このものは、上述の(4)式において、D/Φの
比を一定に保ちつつ、電機子電流1つは略一定に制御し
た場合に相当する。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、従来の制御方法においては、D/Φが〜
・定になるように制御しているので、Dが小さい巻始め
状態にΦが小さくなり、上記(3)式により、電動機ト
ルクTM及び准取トルクTLが小さくなり、電動機能力
を最大限に宿すことができないという欠点を有するもの
であった。
ところで、ストリッププロセスラインとは異なるが、熱
間圧延ラインのダウンコイラの張力制御においては第9
図、第10図に示すような制御方法が採用されている。
すなわち、第9図に示すものは、電機子電流を、4貫性
補正を加ねえたストリップ張力′rとD/φとの積に比
例して、可変制御するようにしたものである。これば上
述の(4)式に基づく制御である。
しかしなから、このものでは、界磁Φは直接、検知して
制御できる物理量ではなく、界磁電流をJE用褥M:古
I−丁稜知し、l必扱知結里あζら端算LLより求める
ようにしているため、正確に界磁小を求めることができ
ないという問題がある。特に電動機回転数nがヘース凹
転数(界磁Φと電機子逆起電圧Emfとが定格値のとき
の電動機回転数をいう。)以」二となった場合の界磁Φ
が弱められた状態や、電動機回転数等の過渡状態のヒス
テリシス発生時等において、界磁Φの演算値と実績値と
の誤差が大きくなり、この結果ストリップ張力Tに設定
値との誤差を生しさせる。
一方、第10図に示すものは、張力設定Tにコイル径り
の積に、慣性補正を行なう。さらに電動機角速度ωによ
り電動機回転数を演算し、該電動機回転数かベース回転
数以上の回転数ではコイル径りとス1〜リップの張力F
との積に応じて電機子電流を制御する一方、電動機回転
数かヘース回転速度以上となると、上記DFと電動機角
速度Wとの積に応じて、電機子電流を制御することによ
り、高張力得つつ加速時間の短縮を図ったものである。
このものはベース回転数以上においては、界磁ΦL一定
上f挑ぽ、土辻出+、I、l弐汀基り1t7旦Lす。
プ張力Fを制御しつつ、ベース回転数以上においては電
機子逆起電圧E m fを一定とすれば上述の(8)式
に基づいてストリップの張力Tを制御したものに相当も
のである。
しかしながらこのものでは、通常コイル径りは、巻き取
られるストリップの板厚と巻きターン数との積に基づい
て演算されるものであるため、コイルにおけるストリッ
プの占積率が変動するとコイル径りの演算に変動が生し
たり、ストリップがある程度コイルに巻かれないとデー
タが更新されないため検知時点と、制御時との時間差が
生じたりして、共にストリップの張力Fの変動を生じさ
せるという原因となるものであった。
本発明は、このような従来の技術の問題点に鑑みてなさ
れたもので、電動機の能力を有効利用できると共に張力
を高精度に制御することのできるスI〜リップ巻取機の
張力制御方法を提供することを目的とする。
く課題を解決するだめの手段〉 上記課題は、直流電動機の逆起電圧が定格逆起電圧より
も小なる所定値以下の場合には、直流電動機の電機子電
流を、その界磁に対するストリップのコイル径の比に比
例制御する一方、逆起電圧が前記所定値以上の場合には
、電機子電流を、逆起電圧に対するストリップ移送速度
の比に比例して制御することで解決できる。
〈作 用〉 前記所定値以下の逆起電圧の場合には上述の(4)式に
基づいて、ストリップの張力Fが制御される。
一方、前記所定値以上の逆起電圧の場合には、」−述の
(8)式に基づいてストリップの張力Fが制御される。
この結果、正確かつ高い張力を与えることが可能となる
〈実施例〉 以下に図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図において、10は直流電動機、11は電機子電流
供給用電源回路、12は電機子電流検出用抵抗、13は
界磁コイル、14は界磁電流検出用抵抗、15は界磁電
流供給用電源回路、16は自動電流調整器及び17は逆
起電圧が定格値以下の所定値たとえば定格値の20%の
逆起電圧値となった時に接点7aから接点7bに切り換
えるスイッチである。18は電機子逆起電圧検出手段で
ある。
電機子電流Iの設定値が図示しないポテンショメータか
ら加算器20に入力され、該加算器20には、慣性補償
d v / d tが入力されている。ストリップのコ
イル径りが除算器21に入力される一方、界磁コイル1
3を流れる界磁電流Ifから演算された界磁4】が前記
除算器21に入力されている。そして、該除算器21か
らの出力D/Φは、スイ、チアの接点7aを介して積算
器22に入力されている。
除算器23には、ストリップ移送速度Sが入力されると
共に電機子逆起電圧検出手段18の出力である直流電動
機10の逆起電圧Emfが入力されており、該除算器2
3からの出力S/TE、ff1fがスイッチ7の接点7
bを介して、前記積算器22に入力されている。
また、積算器22の出力は、抵抗12により検出された
電機子電流■3と共に加算器24に入力されている。
加算器25には、第2図に示すような電動機回転数nの
関数で表わされた設定界磁電流I frGfが入力され
ている。すなわち、界磁電流I rrQfは、ヘース回
転数以下の回転数領域では、界磁電流Ife□が定格界
磁電流の一定値となり、ヘース回転数以上の回転数領域
では、定格逆起電圧を保持するような界磁電流値となる
ように設定されている。
ここでヘース回転数以上においては、界磁のヒステリシ
スの影響があるため、設定値どうりの界磁電流I fr
Qfを流しても定格逆起電圧に保たれない場合がある。
そこでこの弊害を防止すべく本実施例では以下の構成が
付加されている。
すなわち直流電動機10の逆起電圧Emfを加算器25
に入力すると共に、その定格逆起電圧を同しく加算器2
5に入力し、これらの差分を、補正としてベース回転数
以」二で閉じる接点26を介して加算器24に入力して
電動機回転数の関数に加え、界磁電流I frefの設
定としている。
第3図に本実施例を実施した結果を示す。すなわち、電
機子逆起電圧E0が定格逆起電圧の20%となるまでは
、電機子電流■3をD/φに比例して増減制御する。
本来、電機子電流1.をS/Eに比例して制御する方が
、従来例のような界磁Φ、コイル径りの演算誤差や演算
遅れを生じさせないので好適である。しかし、ストリッ
プの巻取開始直後は、ストリップ移送速度Sを小さく設
定する必要があるため、電動機回転数nも小さくなって
おり、したがって、前述の(6)式に示すように電機子
逆起電力E −r iJ小さくなる。この結果、電機子
逆起電圧Ih、の微小な変動たとえば、外乱ノイズ等に
よる変動が直接、S/E、、、に関与し、制御系を不安
定にさせる。この弊害を排除すべく、電機子逆起電圧I
Emfの小なる所定値(本実施例では定格逆起電圧の2
0%)になるまでは、D/4)に基づいて電機子電流I
nを制御するのである(図中イの範囲)。
そして、電機子逆起電圧E0が定格起電圧の20%の値
以上となれば、上述のごと<S/IEII。
に比例して電機子電流Iaを制御するのである。
ストリップ移送速度Sの増大に伴なって、電動機回転数
nが増大して、・\−ス回転数となったとき(図中り点
)以険では、第4図に示すように、電動機回転数nの増
大に応じて界磁電流I、を減少せしめて界磁Φを漸減さ
せると共に、電機子逆起電圧E、を定格逆起電圧(一定
値)になるように制御される(第3図中ハの範囲)。こ
の際従来では、演算された界磁Φに基づいて1〕/Φに
比例して電機子電流Iaを制御するようにしていたので
、界磁Φのヒステリシスによる演算誤差を生しさせ、ス
l−リップの張力変動を招いた(図中三部分)が、本実
施例では上述の(8)式に基づきそれぞれ実測したスト
リップ移送速度S及び電機子逆起電力B mfにより求
まるS/E□に比例して電機子電流■3を制御するよう
にしているため、ストリップの張力変動が抑制されてい
る(図中ト部分)。
この後、ストリップ移送速度Sが一定値になると、電動
機回転数nは、上述の(5)式に従ってコイル半径りの
増大に伴なって減少する。したがって界磁Φ(界磁電流
rr)は第2図に示す関数関係に従って漸増する(図中
ホの範囲)。
電動機回転vJ、nの低下により、これかヘース回転数
よりも低下すると、同様に第2図に示す関数関係に従っ
て、界磁Φ(界磁電流If)は定格界磁電流に保持され
る(図中への範囲)。
この範囲においては電動機回転数nの低下に伴ない電機
子逆起電力E m fが小さくなるため、S/E、、f
に比例して電機子電流が自動的に上がり、ストリップ張
力Fは一定に保たれる。
但し、定格電機子電流で使用されている場合、第5図(
B)に示すようにストリップ張力Fは低下する。
なお、第3図においてストリップ張力Fが一定値より若
干高くなっているのは、巻取初期には、コイル径りが小
さく大きなトルクを必要とするため、設定値を高めて設
定したためである。
また、第5図(A)に示すように、従来では界磁Φによ
りコイル径りの補償を行なっているため、上述の(3)
式及び(6)式によればストリップ移送速度Sすなわち
電動機回転数nを低下させても、電機子逆起電圧Emf
が低下するのみでΦが変化しないので、上述の(7)式
及び(8)式によりストリップ張力Fは変わらない。こ
れに対して、第5図(B)に示すように、本実施例では
、ストリップ移送速度Sすなわち電動機回転数nを低下
させた場合、ストリップの張力Fを増大させることがで
きる。すなわち、電機子逆起電圧Effifを一定にす
れば、−上述の(6)弐により電動機回転数nが低下す
ると界磁φは増大し、上述の(7)及び(8)式に従っ
て同じ電機子電流■3であってもストリップの張力Fを
増大させることができるのである。この結果、ストリッ
プの板厚が大である場合には、ストリップ移送速度Sを
低下させ、張力F及びトルクT 1.の増大を図って、
円滑な巻取操作ができるようにしている。なお、第6図
にストリップ移送速度Sすなわち電動機回転数nを変化
させた場合のストリップの張力Fへの影響を計算した結
果を示す。
〈発明の効果〉 以上説明したように、本発明によれば、電動機の能力を
有効に利用することができると共に、張力を高精度に制
御することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る実施例の制御回路図、第2図は同
上の設定界磁と電動機回転数との関係を示す図、第3図
は同上の実施例を実施した結果を示す図、第4図は同」
二の界磁、電動機逆起電圧、電動機回転速度特性を示す
図、第5図は同上の張力増大機能を説明するだめの図、
第6図は同上の電動機回転数と張力との関係を示す図、
第7図は直流電動機の制御を説明するための図、第8図
。 第9図及び第10図は従来の巻取機の張力制御方法を示
す図である。 10・・直流電動機、15・・・界磁電流供給用電源、
16・・・(電機子電流の)自動電流調整器、18・・
・電機子逆起電圧検出手段。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ストリップ巻取機を駆動する直流電動機を制御し
    て、ストリップの張力を制御するストリップ巻取機の張
    力制御方法において、前記直流電動機の逆起電圧が定格
    逆起電圧よりも小なる所定値以下の場合には、前記直流
    電動機の電機子電流を、前記直流電動機の界磁に対する
    ストリップのコイル径の比に比例して制御する一方、前
    記逆起電圧が前記所定値以上の場合には、前記電機子電
    流を、前記逆起電圧に対するストリップ移送速度の比に
    比例して制御することを特徴とするストリップ巻取機の
    張力制御方法。
JP9318288A 1988-04-15 1988-04-15 ストリップ巻取機の張力制御方法 Pending JPH01266915A (ja)

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JPH01266915A true JPH01266915A (ja) 1989-10-24

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JP9318288A Pending JPH01266915A (ja) 1988-04-15 1988-04-15 ストリップ巻取機の張力制御方法

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0631185A1 (en) 1993-06-11 1994-12-28 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method for continuously processing silver halide color photosensitive material

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0631185A1 (en) 1993-06-11 1994-12-28 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method for continuously processing silver halide color photosensitive material

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