JPH01266915A - ストリップ巻取機の張力制御方法 - Google Patents
ストリップ巻取機の張力制御方法Info
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- JPH01266915A JPH01266915A JP9318288A JP9318288A JPH01266915A JP H01266915 A JPH01266915 A JP H01266915A JP 9318288 A JP9318288 A JP 9318288A JP 9318288 A JP9318288 A JP 9318288A JP H01266915 A JPH01266915 A JP H01266915A
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- 238000004804 winding Methods 0.000 claims abstract description 12
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
本発明は、ストリッププロセスラインに設置されるスト
リップ巻取機の張力制御方法に関する。
リップ巻取機の張力制御方法に関する。
〈従来の技術〉
従来のストリッププロセスラインでは、ストリップの巻
始めから巻終りまでの間で、その張力を略一定とすべく
、ストリップ巻取機を駆動する直流電動機の制御を行な
っている。
始めから巻終りまでの間で、その張力を略一定とすべく
、ストリップ巻取機を駆動する直流電動機の制御を行な
っている。
ところで、直流電動機の制御に関する基本式は、第7図
を参考にして、以下のように求められる。
を参考にして、以下のように求められる。
巻取トルクTLはストリップのコイル径D1ストリップ
の張力Fとにより、次式のように表わされる。
の張力Fとにより、次式のように表わされる。
TL −−□ D F ・・・・・・・
・・ (1)また直流電動機の減速比iを考慮して電動
機トルクT4は次式のように表わされる。
・・ (1)また直流電動機の減速比iを考慮して電動
機トルクT4は次式のように表わされる。
TM = TH,i = −D F i ・・・・
・・ (2)一方、一般の直流電動機の基本特性として
界磁Φと、電機子電流■3と、電動機トルク′FMとの
間には次式が成り立つ。
・・ (2)一方、一般の直流電動機の基本特性として
界磁Φと、電機子電流■3と、電動機トルク′FMとの
間には次式が成り立つ。
TM = K Iφ■3 ・・・・・ (
3)但しに、 は定数である。
3)但しに、 は定数である。
(2)式は(3)弐を考慮すると以下のようになる。
ス1〜リップ、移送速度Sは、電動機回転数r)とする
と次式で表わされる。
と次式で表わされる。
S−πDin ・・・・・・・・・・・・
(5)一般に電動機回転数nは、電動機逆起電圧E、、
、fとすると以下のように表わされる。
(5)一般に電動機回転数nは、電動機逆起電圧E、、
、fとすると以下のように表わされる。
K2Φ
(5)式は(6)式を考慮すると以下のようになる。
Φ πi EII(
(4)式に(7)式を代入すると以下のようになる。
2に1π lEmf
以上の結果からストリップ張力Fを制御するには(4)
式又は(8)式に従ってD/Φ又はS/E’、mfに基
づいて電機子電流■3を制御すればよいことがわかる。
式又は(8)式に従ってD/Φ又はS/E’、mfに基
づいて電機子電流■3を制御すればよいことがわかる。
たとえば、第8図に示すように、電機子電流を、張力設
定Tに慣性補正d v / d tを加えた量(T十d
v / d t ) に比例して制御する一方、界
磁電流を、ストリップのコイル径りに比例して制御して
いる。このものは、上述の(4)式において、D/Φの
比を一定に保ちつつ、電機子電流1つは略一定に制御し
た場合に相当する。
定Tに慣性補正d v / d tを加えた量(T十d
v / d t ) に比例して制御する一方、界
磁電流を、ストリップのコイル径りに比例して制御して
いる。このものは、上述の(4)式において、D/Φの
比を一定に保ちつつ、電機子電流1つは略一定に制御し
た場合に相当する。
〈発明が解決しようとする課題〉
しかしながら、従来の制御方法においては、D/Φが〜
・定になるように制御しているので、Dが小さい巻始め
状態にΦが小さくなり、上記(3)式により、電動機ト
ルクTM及び准取トルクTLが小さくなり、電動機能力
を最大限に宿すことができないという欠点を有するもの
であった。
・定になるように制御しているので、Dが小さい巻始め
状態にΦが小さくなり、上記(3)式により、電動機ト
ルクTM及び准取トルクTLが小さくなり、電動機能力
を最大限に宿すことができないという欠点を有するもの
であった。
ところで、ストリッププロセスラインとは異なるが、熱
間圧延ラインのダウンコイラの張力制御においては第9
図、第10図に示すような制御方法が採用されている。
間圧延ラインのダウンコイラの張力制御においては第9
図、第10図に示すような制御方法が採用されている。
すなわち、第9図に示すものは、電機子電流を、4貫性
補正を加ねえたストリップ張力′rとD/φとの積に比
例して、可変制御するようにしたものである。これば上
述の(4)式に基づく制御である。
補正を加ねえたストリップ張力′rとD/φとの積に比
例して、可変制御するようにしたものである。これば上
述の(4)式に基づく制御である。
しかしなから、このものでは、界磁Φは直接、検知して
制御できる物理量ではなく、界磁電流をJE用褥M:古
I−丁稜知し、l必扱知結里あζら端算LLより求める
ようにしているため、正確に界磁小を求めることができ
ないという問題がある。特に電動機回転数nがヘース凹
転数(界磁Φと電機子逆起電圧Emfとが定格値のとき
の電動機回転数をいう。)以」二となった場合の界磁Φ
が弱められた状態や、電動機回転数等の過渡状態のヒス
テリシス発生時等において、界磁Φの演算値と実績値と
の誤差が大きくなり、この結果ストリップ張力Tに設定
値との誤差を生しさせる。
制御できる物理量ではなく、界磁電流をJE用褥M:古
I−丁稜知し、l必扱知結里あζら端算LLより求める
ようにしているため、正確に界磁小を求めることができ
ないという問題がある。特に電動機回転数nがヘース凹
転数(界磁Φと電機子逆起電圧Emfとが定格値のとき
の電動機回転数をいう。)以」二となった場合の界磁Φ
が弱められた状態や、電動機回転数等の過渡状態のヒス
テリシス発生時等において、界磁Φの演算値と実績値と
の誤差が大きくなり、この結果ストリップ張力Tに設定
値との誤差を生しさせる。
一方、第10図に示すものは、張力設定Tにコイル径り
の積に、慣性補正を行なう。さらに電動機角速度ωによ
り電動機回転数を演算し、該電動機回転数かベース回転
数以上の回転数ではコイル径りとス1〜リップの張力F
との積に応じて電機子電流を制御する一方、電動機回転
数かヘース回転速度以上となると、上記DFと電動機角
速度Wとの積に応じて、電機子電流を制御することによ
り、高張力得つつ加速時間の短縮を図ったものである。
の積に、慣性補正を行なう。さらに電動機角速度ωによ
り電動機回転数を演算し、該電動機回転数かベース回転
数以上の回転数ではコイル径りとス1〜リップの張力F
との積に応じて電機子電流を制御する一方、電動機回転
数かヘース回転速度以上となると、上記DFと電動機角
速度Wとの積に応じて、電機子電流を制御することによ
り、高張力得つつ加速時間の短縮を図ったものである。
このものはベース回転数以上においては、界磁ΦL一定
上f挑ぽ、土辻出+、I、l弐汀基り1t7旦Lす。
上f挑ぽ、土辻出+、I、l弐汀基り1t7旦Lす。
プ張力Fを制御しつつ、ベース回転数以上においては電
機子逆起電圧E m fを一定とすれば上述の(8)式
に基づいてストリップの張力Tを制御したものに相当も
のである。
機子逆起電圧E m fを一定とすれば上述の(8)式
に基づいてストリップの張力Tを制御したものに相当も
のである。
しかしながらこのものでは、通常コイル径りは、巻き取
られるストリップの板厚と巻きターン数との積に基づい
て演算されるものであるため、コイルにおけるストリッ
プの占積率が変動するとコイル径りの演算に変動が生し
たり、ストリップがある程度コイルに巻かれないとデー
タが更新されないため検知時点と、制御時との時間差が
生じたりして、共にストリップの張力Fの変動を生じさ
せるという原因となるものであった。
られるストリップの板厚と巻きターン数との積に基づい
て演算されるものであるため、コイルにおけるストリッ
プの占積率が変動するとコイル径りの演算に変動が生し
たり、ストリップがある程度コイルに巻かれないとデー
タが更新されないため検知時点と、制御時との時間差が
生じたりして、共にストリップの張力Fの変動を生じさ
せるという原因となるものであった。
本発明は、このような従来の技術の問題点に鑑みてなさ
れたもので、電動機の能力を有効利用できると共に張力
を高精度に制御することのできるスI〜リップ巻取機の
張力制御方法を提供することを目的とする。
れたもので、電動機の能力を有効利用できると共に張力
を高精度に制御することのできるスI〜リップ巻取機の
張力制御方法を提供することを目的とする。
く課題を解決するだめの手段〉
上記課題は、直流電動機の逆起電圧が定格逆起電圧より
も小なる所定値以下の場合には、直流電動機の電機子電
流を、その界磁に対するストリップのコイル径の比に比
例制御する一方、逆起電圧が前記所定値以上の場合には
、電機子電流を、逆起電圧に対するストリップ移送速度
の比に比例して制御することで解決できる。
も小なる所定値以下の場合には、直流電動機の電機子電
流を、その界磁に対するストリップのコイル径の比に比
例制御する一方、逆起電圧が前記所定値以上の場合には
、電機子電流を、逆起電圧に対するストリップ移送速度
の比に比例して制御することで解決できる。
〈作 用〉
前記所定値以下の逆起電圧の場合には上述の(4)式に
基づいて、ストリップの張力Fが制御される。
基づいて、ストリップの張力Fが制御される。
一方、前記所定値以上の逆起電圧の場合には、」−述の
(8)式に基づいてストリップの張力Fが制御される。
(8)式に基づいてストリップの張力Fが制御される。
この結果、正確かつ高い張力を与えることが可能となる
。
。
〈実施例〉
以下に図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
第1図において、10は直流電動機、11は電機子電流
供給用電源回路、12は電機子電流検出用抵抗、13は
界磁コイル、14は界磁電流検出用抵抗、15は界磁電
流供給用電源回路、16は自動電流調整器及び17は逆
起電圧が定格値以下の所定値たとえば定格値の20%の
逆起電圧値となった時に接点7aから接点7bに切り換
えるスイッチである。18は電機子逆起電圧検出手段で
ある。
供給用電源回路、12は電機子電流検出用抵抗、13は
界磁コイル、14は界磁電流検出用抵抗、15は界磁電
流供給用電源回路、16は自動電流調整器及び17は逆
起電圧が定格値以下の所定値たとえば定格値の20%の
逆起電圧値となった時に接点7aから接点7bに切り換
えるスイッチである。18は電機子逆起電圧検出手段で
ある。
電機子電流Iの設定値が図示しないポテンショメータか
ら加算器20に入力され、該加算器20には、慣性補償
d v / d tが入力されている。ストリップのコ
イル径りが除算器21に入力される一方、界磁コイル1
3を流れる界磁電流Ifから演算された界磁4】が前記
除算器21に入力されている。そして、該除算器21か
らの出力D/Φは、スイ、チアの接点7aを介して積算
器22に入力されている。
ら加算器20に入力され、該加算器20には、慣性補償
d v / d tが入力されている。ストリップのコ
イル径りが除算器21に入力される一方、界磁コイル1
3を流れる界磁電流Ifから演算された界磁4】が前記
除算器21に入力されている。そして、該除算器21か
らの出力D/Φは、スイ、チアの接点7aを介して積算
器22に入力されている。
除算器23には、ストリップ移送速度Sが入力されると
共に電機子逆起電圧検出手段18の出力である直流電動
機10の逆起電圧Emfが入力されており、該除算器2
3からの出力S/TE、ff1fがスイッチ7の接点7
bを介して、前記積算器22に入力されている。
共に電機子逆起電圧検出手段18の出力である直流電動
機10の逆起電圧Emfが入力されており、該除算器2
3からの出力S/TE、ff1fがスイッチ7の接点7
bを介して、前記積算器22に入力されている。
また、積算器22の出力は、抵抗12により検出された
電機子電流■3と共に加算器24に入力されている。
電機子電流■3と共に加算器24に入力されている。
加算器25には、第2図に示すような電動機回転数nの
関数で表わされた設定界磁電流I frGfが入力され
ている。すなわち、界磁電流I rrQfは、ヘース回
転数以下の回転数領域では、界磁電流Ife□が定格界
磁電流の一定値となり、ヘース回転数以上の回転数領域
では、定格逆起電圧を保持するような界磁電流値となる
ように設定されている。
関数で表わされた設定界磁電流I frGfが入力され
ている。すなわち、界磁電流I rrQfは、ヘース回
転数以下の回転数領域では、界磁電流Ife□が定格界
磁電流の一定値となり、ヘース回転数以上の回転数領域
では、定格逆起電圧を保持するような界磁電流値となる
ように設定されている。
ここでヘース回転数以上においては、界磁のヒステリシ
スの影響があるため、設定値どうりの界磁電流I fr
Qfを流しても定格逆起電圧に保たれない場合がある。
スの影響があるため、設定値どうりの界磁電流I fr
Qfを流しても定格逆起電圧に保たれない場合がある。
そこでこの弊害を防止すべく本実施例では以下の構成が
付加されている。
付加されている。
すなわち直流電動機10の逆起電圧Emfを加算器25
に入力すると共に、その定格逆起電圧を同しく加算器2
5に入力し、これらの差分を、補正としてベース回転数
以」二で閉じる接点26を介して加算器24に入力して
電動機回転数の関数に加え、界磁電流I frefの設
定としている。
に入力すると共に、その定格逆起電圧を同しく加算器2
5に入力し、これらの差分を、補正としてベース回転数
以」二で閉じる接点26を介して加算器24に入力して
電動機回転数の関数に加え、界磁電流I frefの設
定としている。
第3図に本実施例を実施した結果を示す。すなわち、電
機子逆起電圧E0が定格逆起電圧の20%となるまでは
、電機子電流■3をD/φに比例して増減制御する。
機子逆起電圧E0が定格逆起電圧の20%となるまでは
、電機子電流■3をD/φに比例して増減制御する。
本来、電機子電流1.をS/Eに比例して制御する方が
、従来例のような界磁Φ、コイル径りの演算誤差や演算
遅れを生じさせないので好適である。しかし、ストリッ
プの巻取開始直後は、ストリップ移送速度Sを小さく設
定する必要があるため、電動機回転数nも小さくなって
おり、したがって、前述の(6)式に示すように電機子
逆起電力E −r iJ小さくなる。この結果、電機子
逆起電圧Ih、の微小な変動たとえば、外乱ノイズ等に
よる変動が直接、S/E、、、に関与し、制御系を不安
定にさせる。この弊害を排除すべく、電機子逆起電圧I
Emfの小なる所定値(本実施例では定格逆起電圧の2
0%)になるまでは、D/4)に基づいて電機子電流I
nを制御するのである(図中イの範囲)。
、従来例のような界磁Φ、コイル径りの演算誤差や演算
遅れを生じさせないので好適である。しかし、ストリッ
プの巻取開始直後は、ストリップ移送速度Sを小さく設
定する必要があるため、電動機回転数nも小さくなって
おり、したがって、前述の(6)式に示すように電機子
逆起電力E −r iJ小さくなる。この結果、電機子
逆起電圧Ih、の微小な変動たとえば、外乱ノイズ等に
よる変動が直接、S/E、、、に関与し、制御系を不安
定にさせる。この弊害を排除すべく、電機子逆起電圧I
Emfの小なる所定値(本実施例では定格逆起電圧の2
0%)になるまでは、D/4)に基づいて電機子電流I
nを制御するのである(図中イの範囲)。
そして、電機子逆起電圧E0が定格起電圧の20%の値
以上となれば、上述のごと<S/IEII。
以上となれば、上述のごと<S/IEII。
に比例して電機子電流Iaを制御するのである。
ストリップ移送速度Sの増大に伴なって、電動機回転数
nが増大して、・\−ス回転数となったとき(図中り点
)以険では、第4図に示すように、電動機回転数nの増
大に応じて界磁電流I、を減少せしめて界磁Φを漸減さ
せると共に、電機子逆起電圧E、を定格逆起電圧(一定
値)になるように制御される(第3図中ハの範囲)。こ
の際従来では、演算された界磁Φに基づいて1〕/Φに
比例して電機子電流Iaを制御するようにしていたので
、界磁Φのヒステリシスによる演算誤差を生しさせ、ス
l−リップの張力変動を招いた(図中三部分)が、本実
施例では上述の(8)式に基づきそれぞれ実測したスト
リップ移送速度S及び電機子逆起電力B mfにより求
まるS/E□に比例して電機子電流■3を制御するよう
にしているため、ストリップの張力変動が抑制されてい
る(図中ト部分)。
nが増大して、・\−ス回転数となったとき(図中り点
)以険では、第4図に示すように、電動機回転数nの増
大に応じて界磁電流I、を減少せしめて界磁Φを漸減さ
せると共に、電機子逆起電圧E、を定格逆起電圧(一定
値)になるように制御される(第3図中ハの範囲)。こ
の際従来では、演算された界磁Φに基づいて1〕/Φに
比例して電機子電流Iaを制御するようにしていたので
、界磁Φのヒステリシスによる演算誤差を生しさせ、ス
l−リップの張力変動を招いた(図中三部分)が、本実
施例では上述の(8)式に基づきそれぞれ実測したスト
リップ移送速度S及び電機子逆起電力B mfにより求
まるS/E□に比例して電機子電流■3を制御するよう
にしているため、ストリップの張力変動が抑制されてい
る(図中ト部分)。
この後、ストリップ移送速度Sが一定値になると、電動
機回転数nは、上述の(5)式に従ってコイル半径りの
増大に伴なって減少する。したがって界磁Φ(界磁電流
rr)は第2図に示す関数関係に従って漸増する(図中
ホの範囲)。
機回転数nは、上述の(5)式に従ってコイル半径りの
増大に伴なって減少する。したがって界磁Φ(界磁電流
rr)は第2図に示す関数関係に従って漸増する(図中
ホの範囲)。
電動機回転vJ、nの低下により、これかヘース回転数
よりも低下すると、同様に第2図に示す関数関係に従っ
て、界磁Φ(界磁電流If)は定格界磁電流に保持され
る(図中への範囲)。
よりも低下すると、同様に第2図に示す関数関係に従っ
て、界磁Φ(界磁電流If)は定格界磁電流に保持され
る(図中への範囲)。
この範囲においては電動機回転数nの低下に伴ない電機
子逆起電力E m fが小さくなるため、S/E、、f
に比例して電機子電流が自動的に上がり、ストリップ張
力Fは一定に保たれる。
子逆起電力E m fが小さくなるため、S/E、、f
に比例して電機子電流が自動的に上がり、ストリップ張
力Fは一定に保たれる。
但し、定格電機子電流で使用されている場合、第5図(
B)に示すようにストリップ張力Fは低下する。
B)に示すようにストリップ張力Fは低下する。
なお、第3図においてストリップ張力Fが一定値より若
干高くなっているのは、巻取初期には、コイル径りが小
さく大きなトルクを必要とするため、設定値を高めて設
定したためである。
干高くなっているのは、巻取初期には、コイル径りが小
さく大きなトルクを必要とするため、設定値を高めて設
定したためである。
また、第5図(A)に示すように、従来では界磁Φによ
りコイル径りの補償を行なっているため、上述の(3)
式及び(6)式によればストリップ移送速度Sすなわち
電動機回転数nを低下させても、電機子逆起電圧Emf
が低下するのみでΦが変化しないので、上述の(7)式
及び(8)式によりストリップ張力Fは変わらない。こ
れに対して、第5図(B)に示すように、本実施例では
、ストリップ移送速度Sすなわち電動機回転数nを低下
させた場合、ストリップの張力Fを増大させることがで
きる。すなわち、電機子逆起電圧Effifを一定にす
れば、−上述の(6)弐により電動機回転数nが低下す
ると界磁φは増大し、上述の(7)及び(8)式に従っ
て同じ電機子電流■3であってもストリップの張力Fを
増大させることができるのである。この結果、ストリッ
プの板厚が大である場合には、ストリップ移送速度Sを
低下させ、張力F及びトルクT 1.の増大を図って、
円滑な巻取操作ができるようにしている。なお、第6図
にストリップ移送速度Sすなわち電動機回転数nを変化
させた場合のストリップの張力Fへの影響を計算した結
果を示す。
りコイル径りの補償を行なっているため、上述の(3)
式及び(6)式によればストリップ移送速度Sすなわち
電動機回転数nを低下させても、電機子逆起電圧Emf
が低下するのみでΦが変化しないので、上述の(7)式
及び(8)式によりストリップ張力Fは変わらない。こ
れに対して、第5図(B)に示すように、本実施例では
、ストリップ移送速度Sすなわち電動機回転数nを低下
させた場合、ストリップの張力Fを増大させることがで
きる。すなわち、電機子逆起電圧Effifを一定にす
れば、−上述の(6)弐により電動機回転数nが低下す
ると界磁φは増大し、上述の(7)及び(8)式に従っ
て同じ電機子電流■3であってもストリップの張力Fを
増大させることができるのである。この結果、ストリッ
プの板厚が大である場合には、ストリップ移送速度Sを
低下させ、張力F及びトルクT 1.の増大を図って、
円滑な巻取操作ができるようにしている。なお、第6図
にストリップ移送速度Sすなわち電動機回転数nを変化
させた場合のストリップの張力Fへの影響を計算した結
果を示す。
〈発明の効果〉
以上説明したように、本発明によれば、電動機の能力を
有効に利用することができると共に、張力を高精度に制
御することができる。
有効に利用することができると共に、張力を高精度に制
御することができる。
第1図は本発明に係る実施例の制御回路図、第2図は同
上の設定界磁と電動機回転数との関係を示す図、第3図
は同上の実施例を実施した結果を示す図、第4図は同」
二の界磁、電動機逆起電圧、電動機回転速度特性を示す
図、第5図は同上の張力増大機能を説明するだめの図、
第6図は同上の電動機回転数と張力との関係を示す図、
第7図は直流電動機の制御を説明するための図、第8図
。 第9図及び第10図は従来の巻取機の張力制御方法を示
す図である。 10・・直流電動機、15・・・界磁電流供給用電源、
16・・・(電機子電流の)自動電流調整器、18・・
・電機子逆起電圧検出手段。
上の設定界磁と電動機回転数との関係を示す図、第3図
は同上の実施例を実施した結果を示す図、第4図は同」
二の界磁、電動機逆起電圧、電動機回転速度特性を示す
図、第5図は同上の張力増大機能を説明するだめの図、
第6図は同上の電動機回転数と張力との関係を示す図、
第7図は直流電動機の制御を説明するための図、第8図
。 第9図及び第10図は従来の巻取機の張力制御方法を示
す図である。 10・・直流電動機、15・・・界磁電流供給用電源、
16・・・(電機子電流の)自動電流調整器、18・・
・電機子逆起電圧検出手段。
Claims (1)
- (1)ストリップ巻取機を駆動する直流電動機を制御し
て、ストリップの張力を制御するストリップ巻取機の張
力制御方法において、前記直流電動機の逆起電圧が定格
逆起電圧よりも小なる所定値以下の場合には、前記直流
電動機の電機子電流を、前記直流電動機の界磁に対する
ストリップのコイル径の比に比例して制御する一方、前
記逆起電圧が前記所定値以上の場合には、前記電機子電
流を、前記逆起電圧に対するストリップ移送速度の比に
比例して制御することを特徴とするストリップ巻取機の
張力制御方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9318288A JPH01266915A (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | ストリップ巻取機の張力制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9318288A JPH01266915A (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | ストリップ巻取機の張力制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01266915A true JPH01266915A (ja) | 1989-10-24 |
Family
ID=14075434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9318288A Pending JPH01266915A (ja) | 1988-04-15 | 1988-04-15 | ストリップ巻取機の張力制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01266915A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0631185A1 (en) | 1993-06-11 | 1994-12-28 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method for continuously processing silver halide color photosensitive material |
-
1988
- 1988-04-15 JP JP9318288A patent/JPH01266915A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP0631185A1 (en) | 1993-06-11 | 1994-12-28 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method for continuously processing silver halide color photosensitive material |
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