JPH01266760A - ショットキバリア半導体装置 - Google Patents

ショットキバリア半導体装置

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JPH01266760A
JPH01266760A JP9461688A JP9461688A JPH01266760A JP H01266760 A JPH01266760 A JP H01266760A JP 9461688 A JP9461688 A JP 9461688A JP 9461688 A JP9461688 A JP 9461688A JP H01266760 A JPH01266760 A JP H01266760A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 葭1直@机1九夏 本発明はショットキバリア半導体装置に関する。
m  術 び 日が ゛しようとする課ショットキバリ
アダイオードは良好な高速応答性(高速スイッチング特
性)及び低電力損失等の利点を生かして、高周波整流回
路等に広範囲にわたって使用されている。しがし、ショ
ットキバリアダイオードではバルク耐圧(ショットキバ
リアの中央部分での耐圧)に比べて周辺耐圧(ショット
キバリアの周辺部分での耐圧)が低下する現象が認めら
れ、このため、高耐圧化のものを得るのが難しい。
上記開運を解決する方法としてガードリング領域を設け
たショットキバリアダイオードが知られている。ガード
リング領域を含む高耐圧化構造によればガードリング領
域によって形成されるpn接合が、バリア電極に基づく
ショットキバリアの周辺耐圧を担い、ショットキバリア
の周辺耐圧を向上できる。従って、フィールドプレート
構造と組合せてショットキバリアダイオードの高耐圧化
が可能である。しかし、順方向に大きな電流が流れたと
きには、ガードリング領域から半導体領域への少数キャ
リアの注入が増加する。このため、順方向動作から逆方
向動作に切換えたとき、この少数キャリアが消滅するま
では完全にスイッチオフしない。つまり、スイッチング
動作に応答遅れが生じて、ショットキバリアダイオード
の利点である高速応容性が減殺される。
高速応答性の低下を解決するガードリング領域を含む高
耐圧化構造として、第7図に示すショットキバリアダイ
オードが考えられる。図示のショットキバリアダイオー
ドではn1形領域(21a)とn影領域(21b)から
成る半導体基板(21)の上面にバリア電極(24)が
形成される。バリア電極(24)の外周部及びバリア電
極(24)で被覆されないn影領域(21b)の上面に
絶縁層(11)が形成される。また、バリア電極(24
)及び絶縁層(11)の上面には外部接続用の電4@(
1,2)が形成される。n影領域(21b)のバリア電
pf4(24)と絶縁層(11)の境界部分下部にあた
る箇所にはp!s形領域から成るガードリング領域(2
2)が形成されている。また、ガードリング領域(22
)の内側にはバリア電極(24)と絶縁層(11)の下
面に隣接してn+形領領域23)が設けられている。n
4p形領域(21a)の下面にはオーミック電極(25
)が形成されている。
この構造によれば、ガードリング領域(22)を流れる
順方向電流の通路断面積が狭められるため、少数キャリ
アの注入量を減少できる。したがって、高速応答性が大
きく低下することはない。
しかし、n+形領領域23)を形成したことにより、第
7図のショットキバリアダイオードにはn中形領域(2
3)をエミッタ、ガードリング領域(22)をベース、
n影領域(21b)とn中形領域(2La)をコレクタ
とするnpnトランジスタ構造が形成される。つまり、
第7図のショットキバリアダイオードは、バリア電極(
24)と半導体基板(21)とに基づくショットキバリ
アダイオードと、ガードリング領域(22)と半導体基
板(21)に基づ<pn接合ダイオードと、npnトラ
ンジスタとを含んでいる。従って、図示のショットキバ
リアダイオードは等測的にこれらのダイオード及びトラ
ンジスタが電気的に並列に接続されたショットキバリア
複合体とみなせる。
このため、電極(24)(25)間に逆方向電圧を印加
すると、前記のnpnトランジスタが動作し、ショット
キバリア複合体に比較的大きな漏れ電流が発生して、耐
圧低下の原因となることがある。更に、ショットキバリ
アダイオードがブレークダウンを起こす前に、npnト
ランジスタ構造がバンチスルーブレークダウンを起こし
て高耐圧が得られないことも多い。バンチスルーブレー
クダウンは、n影領域(21b)からガードリング領域
(22)に伸びる空乏層がn中形領域(23)に到達し
て起きるブレークダウンである。バンチスルーブレーク
ダウンを防止するためには、ガードリング領域(22)
を深く形成してnpnトランジスタ構造のベース幅を大
きく形成する必要がある。しかし、この場合は、ショッ
トキバリアダイオードがブレークダウンを起こす前に、
リーチスルーブレークダウンが起こり易くなる欠点が生
ずる。リーチスルーブレークダウンは、ガードリング領
域(22)からn影領域(21b)に伸びる空乏層がn
“影領域(21a)に到達して起きるブレークダウンで
ある。リーチスルーブレークダウンを防止するには、n
影領域(21b)の厚さを大きくすればよいが、この場
合、順電圧が大きくなって電力損失が増大する。
そこで、本発明の目的は、上記問題を解決して、高速応
答性を低下することなく高耐圧化を確実に達成すること
のできるショットキバリア半導体装置を提供することに
ある。
課題を解 するための手段 本発明によるショットキバリア半導体装置は。
−導電形の半導体領域上に形成されかつ該半導体領域と
の間にショットキバリアを生成するバリア電極と、該バ
リア電極及び前記半導体領域に隣接してかつ前記ショッ
トキバリアを包囲するように形成された前記半導体領域
とは逆の導電形のガードリング領域とを有する。前記ガ
ードリング領域はその一部の領域がイオン注入により形
成された半絶縁性半導体領域に変換されており、これに
よリ、前記ガードリング領域内での順方向電流通路断面
積が減少している。
務−朋 本発明のショットキバリア半導体装置によれば、半導体
領域とガードリング領域とによって形成されるpn接合
ダイオードの順方向電流通路の断面積を半絶縁性半導体
領域によって減少することができる。このため、pn接
合から半導体領域への少数キャリアの注入を減少できる
また、半絶縁性半導体領域はほぼ絶縁物とみなせる高い
抵抗率を有するため、半絶縁性半導体領域からのキャリ
アの注入及び半絶縁性半導体領域へのキャリアの注入は
実質的に起らず、半絶縁性半導体領域を設けたことによ
りトランジスタ構造が形成されることはない。更に、半
絶縁性半導体領域は、ガードリング領域の一部が変換さ
れて得られたものであり、ガードリング領域と同一の半
導体材料から成るため、特性を劣化させるような機械的
歪を発生しない。
大−星−■ 以下、本発明の実施例を第1図〜第6図について説明す
る。
第1図は本発明に従う一実施例としてのショットキバリ
アダイオードを示す。また、第2図はこのショットキバ
リアダイオードの各製造工程でのダイオードチップの断
面図を示す。このショットキバリアダイオードを形成す
るには、まず第2図(、)に示す半導体基板(1)を用
意する。半導体基板(1)はGaAs (砒化ガリウム
)から成るnΦ形領領域1a)と、その上にエピタキシ
ャル成長によって形成されたGaAsから成るn影領域
(1b)とを有する。n 、4p形領域(1a)は厚さ
約300μm、不純物濃度2X10”ロー3であり。
n影領域(1b)は厚さ約15μm、不純物濃度2 X
 10”cm−’である。
次に、第2図(b)に示すように、半導体基板(1)の
上面にマスクとしてのシリコン酸化膜(2)をプラズマ
CV D (Chemical Vapor Depo
sition)により形成する。シリコン酸化膜(2)
゛の所定の箇所には開口(3)をフォトエツチングによ
り設ける。続いて、開口(3)を通じて、n影領域(1
b)内にZn(亜鉛)を拡散してpΦ形領領域形成する
。このp+形領領域ガードリング領域(4)として作用
し、ショットキバリアダイオードの周辺耐圧の向上に寄
与する。ガードリング領域(4)は深さが約3μmであ
り、表面濃度は約5 X 10”cm−”となっている
。なお、ガードリング領域(4)は拡散によって形成さ
れるため、開口(3)よりも横方向に広がって形成され
る。
続いて、第2図(c)に示すように、イオン化したHe
を加速して半導体基板(1)の上面に導き、シリコン酸
化膜(2)の開口(3)を通じてガードリング領域(4
)に注入する。このように、ガードリング領域(4)に
He(ヘリウム)イオンを注入することによりガードリ
ング領域(4)の一部を半絶縁性半導体領域(5)に変
換することができる。つまり、Heイオンの注入された
部分のガードリング領域(4)はG a A sの結晶
が乱されて抵抗率が107〜10gΩ・―程度の絶縁物
に近い半導体領域、即ち、半絶縁性半導体領域(5)と
なる。なお、「半絶縁性半導体領域」の表記は、用語「
半絶縁性」と「半導体」との概念が矛盾するが、本明細
書では汎用語として使用されているように「半導体材料
から成りかつ半絶縁性を有する高抵抗な領域」を意味す
る。
本実施例では、イオン注入のマスクとして、シリコン酸
化膜(2)を使用した。シリコン酸化膜(2)で被覆さ
れた部分の半導体基板(1)にはHeイオンが注入され
ない。ガードリング領域(4)を形成するためのマスク
と半絶縁性半導体領域(5)を形成するためのマスクは
異なるマスクとしてもよいが、高い位置精度が得られる
点では本実施例のように、同一のマスクとするのが望ま
しい。Heイオンは半導体基板(1)の表面に対してほ
ぼ直角な方向で注入されるので、半絶縁性半導体領域(
5)は平面的に見て開口(3)と略同−の領域に形成さ
れる。したがって、半絶縁性半導体領域(5)は平面的
に見てガードリング領域(4)の内側にガードリング領
域(4)と略同心形状に形成される。また、第2図(c
)から明らかなように、半絶縁性半導体領域(5)は上
面が半導体基板(1)の上面に露出し、上面以外はガー
ドリング領域(4)に包囲されるように半導体基板(1
)に埋設されている。なお、半絶縁性半導体領域(5)
の深さは約2μmである。
次に、第2図(d)に示すように、シリコン酸化膜(2
)をエツチングにより除去し、半導体基板(1)の上面
にTi(チタン)yFj(6)とAQ(アルミニウム)
M(7)を順次真空蒸着により形成する。Ti層(6)
の層厚は50人(0,005μm)と極薄である。AQ
層(7)の層厚は約2μmとなっている。半導体基板(
1)の下面にはAu(金)−Ge(ゲルマニウム)合金
とAuとを連続的に真空蒸着してオーミック電極(8)
を形成する。
続いて、第2図(e)に示すようにAQ層(7)の一部
をフォトエツチングにより除去して、主なる順電流通路
となるショットキバリアを形成すべき領域に対応させて
AQM(7a)を残存させる7Ti層(6)も外周部分
をフォトエツチングにより除去して、AQ層(7a)の
下部に位置するTiM (6a) と、Ti層(6a)
に隣接してこれを包囲するTi層(6b)とを残存させ
る。AQ層(7a)とTi層(6a)はともにG a 
A s半導体との間にショットキバリアを生成する金属
層であるから、AQ層(7a)とその下部のTi層(6
a)を合わせてバリア電極(9)が形成される。
次に、空気中で275℃、15分間の熱処理を施す。こ
れにより、第2図(f)のようにAQ層(7a)で被覆
されていないTi層(6b)は酸化されてチタン酸化物
層(1o)となる。AQM(7a)に被覆されたTi層
(6a)は酸化されない、チタン酸化物層(10)はT
i薄層(6b)よりやや層厚が増大しており、シート抵
抗が約1゜0M07口の半絶縁性の高抵抗層である。
なお、チタン酸化物層(10)もバリア電極(9)と同
様に半導体基板(1)との間にショットキバリアを形成
する。しかし、バリア電極(9)のシート抵抗は1Ω/
口以下であり、チタン酸化物層(10)はバリア電極(
9)よりもシート抵抗が比較にならない程大きい、この
ため、順方向電流は主としてTi層(6a)とAQ層(
7a)に流れ、チタン酸化物層(10)にはほとんど流
れない。したがって1本明細書ではチタン酸化物層(1
0)を除外して、Ti層(6a)とAQ層(7a)から
成る電極をバリア電極(9)としている。
ガードリング領域(4)は、第2図(f)に示すように
バリア電極(9)とチタン酸化物層(10)の両方の下
面に隣接してバリア電極(9)の下部とチタン酸化物層
(10)の下部に跨って形成されている。また、ガード
リング領域(4)は第3図に示すようにバリア電極(9
)の周縁部に沿って環状に形成されている。これにより
、ガードリング領域(4)とn型半導体領域(1b)に
基づ< p n接合とバリア電極(9)に基づくショッ
トキバリアとが連続する。
半絶縁性半導体領域(5)は、第2図(f)に示すよう
に、バリア電極(9)とチタン酸化物層(10)の両方
の下面に隣接するようにガードリング領域(4)のほぼ
中央に配置される。また、第3図に示すように、半絶縁
性半導体領域(5)はバリア電極(9)の周縁部に沿っ
て環状に形成される。
続いて、第1図に示すように、バリア電極(9)及びチ
タン酸化物層(10)の上面にプラズマCVD法により
、シリコン酸化膜から成る絶縁層(11)を形成する。
その後、バリア電極(9)の上面にTiとAuを連続し
て真空蒸着して外部端子接続用の電極(12)を形成す
る。以上により電力用ショットキバリアダイオードチッ
プが完成する。
本実施例のショットキバリアダイオードにバリア電極(
9)側を負の電位、オーミック電極(8)側を正の電位
とする逆方向電圧を印加した場合、バリア電極(9)に
基づくショットキバリアと。
チタン酸化物薄層(10)に基づくショットキバリアの
それぞれがら空乏層が延びる。また、ガードリング領域
(4)とn型領域(1b)に基づくpn接合からも空乏
層が延びる。上記3つの空乏層は連続して一体化し、電
界集中を緩和する良好な空乏層が得られる。このとき、
ガードリング領域(4)とn型領域(1b)の界面に形
成されたpn接合は、従来例と同様にバリア電極(9)
に基づくショットキバリアの周辺耐圧を担うため、ショ
ットキバリアの周辺耐圧を向上することができる。また
、ガードリング領域(4)に形成された半絶縁性半導体
領域(5)はほぼ絶縁物とみなせる領域であるから、半
絶縁性半導体領域(5)からのキャリアの注入及び半絶
縁性半導体領域(5)へのキャリアの注入は実質的に起
らない。
このため、半導体基板(1)とバリア電極(9)とから
成るショットキバリアダイオードの周囲に、従来のよう
なトランジスタ構造が形成されない。
したがって、本実施例のショットキバリアダイオードは
、高耐圧でありかつ漏れ電流が小さい。
次に、本実施例のショットキバリアダイオードに順方向
電圧を印加した場合を考える。本実施例のショットキバ
リアダイオードでは、ガードリング領域(4)に半絶縁
性半導体領域(5)が形成されているために、ガードリ
ング領域(4)の順方向電流の通路断面積が狭められて
いる。したがって、ガードリング領域(4)からn型領
域(1b)への少数キャリアの注入量を減少させること
ができ、高速応答性が高水準に達成される。
半絶縁性半導体領域(5)の代わりにシリコン酸化膜等
から成る絶縁物を形成しても、ガードリング領域(4)
の順方向電流の通路断面積を狭めることができ、少数キ
ャリアの注入を減少させる効果は得られる。しかし、ガ
ードリング領域(4)とは異なる材料から成る領域を形
成すると、その領域近傍のガードリング領域(4)に機
械的な歪が発生して好ましくない。また、半絶縁性半導
体領域(5)はガードリング領域(4)に電子線を照射
して形成することも可能である。しかし、高抵抗の半絶
縁性半導体領域(5)を良好にかつ容易に形成するには
、イオン注入によるのが望ましい。
鷹二」し−低 本発明は上記の実施例に限られることなくその趣旨の範
囲内で種々の変更が可能である。例えば、第4図に第二
実施例として示すように半絶縁性半導体領域(5)を半
導体基板(1)から露出させずにガードリング領域(4
)内に完全に埋設してもよい。なお、半絶縁性半導体領
域(5)を形成するに際し、加速電圧を変えて多重にイ
オン注入を行うことが可能であり、このときのイオン注
入の電圧を調整すれば、半絶縁性半導体領域(5)を第
1図及び第4図に示すように所望の深さに適宜形成する
ことができる。
また、第5図に示す本発明の第三実施例のように、反応
性イオンエツチング(RIE)により、半絶縁性半導体
領域(5)及びガードリング領域(4)を含む断面にお
いて第1図のショットキバリアダイオードを切断してメ
サ形のショットキバリアダイオードとしてもよい6 更に、第2図(b)の工程の後に開口(3)より外周側
のシリコン酸化膜(2)を除去した後。
第2図(c)の工程を行うことにより、第6図に示す本
発明の第四実施例のようにガードリング領域(4)より
外側にも半絶縁性半導体領域(5)を形成してもよい。
この場合も、平面的に見て半絶縁性半導体領域(5)の
ショットキバリア側の端部をバリア電極(9)の縁部近
傍から内側の領域に位置させ、かつ半絶縁性半導体領域
(5)のショットキバリア側の端部側にガードリング領
域(4)を設ける。実施例及び本実施例のように、ガー
ドリング領域(4)を形成するための選択拡散マスクで
、あるシリコン酸化膜(2)の開Eコ(3)からショッ
トキバリア側(素子中央側)を残存させて、いわゆる、
セルファライン方式でイオン注入を行うと、ガードリン
グ領域(4)の残存幅を極めて小さくかつ正確・に形成
できるので好ましい。
他の実施例においても、この方法により半絶縁性半導体
領域(5)のショットキバリア側に位置するガードリン
グ領域(4)の残存幅を正確に決定することができる。
半導体領域との優れた密着性、表面安定化効果及びフィ
ールドプレート構造による半導体表面に与える影響の面
から、チタン酸化物、I!(10)が好適である。しか
し、n影領域(1b)との間にショットキバリアを形成
する物質であれば、それに限られない。例えばTi層(
6)及びチタン酸化物層(10)の代わりに、それぞれ
Ta(タンタル)薄層及びタンタル酸化物層を設けても
よい。
また、チタン酸化物層(10)の厚さは、応力発生を最
小限にするために、10〜1000人、望ましくは20
〜300人に選定するのがよい、また、チタン酸化物層
(10)はショットキバリア形のフィールドプレートと
して高耐圧化に極めて大きく寄与するものであるが、こ
れを形成しなくても、ガードリングとしての高耐圧化効
果は発揮される。
また1本発明は、GaAs、AnGaAs (砒化アル
ミニウム・ガリウム) 、GaP (燐化ガリウム)、
InPC燐化インジウム)等の■〜■族化合物半導体を
用いた半導体装置に好適であるが、他の化合物半導体又
はSi(シリコン)等を用いた半導体装置にも有効であ
る。
見肌勿倭呈 以上のように、本発明によれば、高速応答性に優れかつ
高耐圧のショットキバリア半導体装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すショットキバリアダイオ
ードの断面図、第2図はこのショットキバリアダイオー
ドの製造工程図、第3図は実施例のショットキバリアダ
イオードの平面図、第4図は本発明の第二実施例を示す
断面図、第5図は本発明の第三実施例を示す断面図、第
6図は本発明の第四実施例を示す断面図、第7図は従来
のショットキバリアダイオードの断面図を示す。 (lb)、、n影領域(半導体領域)、  (4)0.
ガードリング領域、  (5)、、半絶縁性半導体領域
、  (9)、、バリア電極。 特許出願人 サンケン電気株式会社 第 1 図 4    ソ    ]○ 第4図 第5図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  一導電形の半導体領域上に形成されかつ該半導体領域
    との間にショットキバリアを生成するバリア電極と、該
    バリア電極及び前記半導体領域に隣接してかつ前記ショ
    ットキバリアを包囲するように形成さた前記半導体領域
    とは逆の導電形の半導体領域から成るガードリング領域
    とを有するショットキバリア半導体装置において、前記
    ガードリング領域はその一部の領域がイオン注入により
    形成された半絶縁性半導体領域に変換されており、これ
    により、前記ガードリング領域内での順方向電流通路断
    面積が減少していることを特徴とするショットキバリア
    半導体装置。
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