JPH01265515A - X線マスク - Google Patents

X線マスク

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JPH01265515A
JPH01265515A JP63093828A JP9382888A JPH01265515A JP H01265515 A JPH01265515 A JP H01265515A JP 63093828 A JP63093828 A JP 63093828A JP 9382888 A JP9382888 A JP 9382888A JP H01265515 A JPH01265515 A JP H01265515A
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雅雄 山田
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Kenji Sugishima
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [目次] 概要 産業上の利用分野 従来の技術(第4図) 発明が解決しようとする課題 課題を解決するための手段 作用 実施例 第1実施例(第1.2図) 第2実施例(第3図) 発明の効果 [概要] XIa露光装置に用いられるX線マスクに関し、塵埃の
影響を低減させ、しかも、メンブレンの平坦度の低下を
防止することを目的とし、リング状の支持枠と、軽元素
材料からなり該支持枠の一端面に接着された膜状のメン
ブレンと、重金属からなり該メンブレン上に形成された
吸収体パターンとを有するX線マスクにおいて、該支持
枠のメンブレン接着面を、その内縁から外縁に向けて、
該支持枠を薄くする方向へ傾斜させて構成する。
[産業上の利用分野] 本発明はX線露光装置に用いられるX線マスクに関する
[従来の技術] X線露光によれば、理論的には0.2〜0.3μmの微
細パターンを形成することが可能であるが、これを実現
する高精度X線マスクの製作技術が確立していない。
従来のX線マスクは、第4図(A)に示す如く、Siウ
ェーハ10の一面にメンブレン12が塗布、被着され、
次に同図(B)に示す如く、エツチングによりSiウェ
ーハ10の中央部が侵食されて円形の開口14が形成さ
れ、これによりメンブレンI2に対する支持枠10Aが
形成され、次に開口14の内側のメンブレン12上に、
レジストパターンを用いたエツチングにより吸収体16
のパターンが形成されて構成されている。
このX線マスクは、第4図(B)に示す如く、メンブレ
ン12の劣化をさけるため、表面にレジスト18が被石
されたウェーハ20の上方に間隔)−[をおいて配置さ
れる。X線マスクの上方に配置されたX線源(不図示)
からのX線を、X線マスクを介しレジスト18に照射す
ると、吸収体16からなる回路パターンがレジスト18
に露光される。
ここで、メンブレン12透過後のフレネル回折を小さく
してぼけを少なくするために、メンブレン12とレジス
ト18との間隔Hは10〜40μmの所定値にされる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、この間隔Hを保つべきメンブレン12の面積が
比較的広い(支持枠10Aの直径は例えば4インチ)の
で、メンブレン12とレジスト18との間に塵埃が存在
する確率が大きくなり、したがって、間隔Hをメンブレ
ン12の面全域にわたって一定に保つことが容易でなく
、ランアウト誤差の変動が大きくなる。
また、メンブレン12をフラットにする必要があるため
メンブレン12は緊張されているが、その張力(lX1
0”dyne/ca+”程度)により支持枠10Aが第
4図(B)に示す如く変形し、メンブレン12の一部が
支持枠10Aから剥離し、張力分布が不均一になって平
坦度が悪くなるとともに、支持枠+OAとレジストI8
との間隔がさらに狭くなって、面記塵埃による間隔Hの
不均一化が著しくなる原因となる。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、塵埃の影響を低減
でき、しかも、メンブレンの平坦度の低下を防止できる
X線マスクを提供することにある。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するために、本発明では、リング状の支
持枠の一端面に、軽元素からなる膜状のメンブレンを接
着し、このメンブレン上に、重金属からなる吸収パター
ンを形成し、この支持枠のメンブレン接着面を、その内
縁から外縁に向けて支持枠が薄くなる方向へ傾斜させて
いる。
[作用] この傾斜により、メンブレンの被露光物に対する実質的
な対向面積は支持枠の開口面積に略等しい。したがって
、メンブレンと被露光物との間に塵埃が存在することに
よる両者の間隔の不均一化が確率的に小さくなる。
また、メンブレンは緊張しており、支持枠にその中心方
向へ向かう力が作用するが、該傾斜により、メンブレン
の支持枠からの剥離が防止される。
したがって、メンブレンの張力分布の不均一化が防止さ
れる。
[実施例] 以下、図面に基づいて本発明の詳細な説明する。
(1)第1実施例 第1図は第1実施例のX線マスク作成工程を示す。この
X線マスクは次のような工程(A)〜(D)により作成
される。
(A)最初に、Siウェーハ22の一面にメンブレン1
2を接着する。
このSiウェーハ22は、例えば直径4インチ、厚さ5
20μlである。また、メンブレン12の材料はxi透
過率が太き(、かつ、熱膨張率がSiウェーハ22のそ
れと同程度のもの、例えばSiCが用いられる。
メンブレン12の膜厚は、X線吸収損失を小さくするた
め、例えば2μmにされる。このメンブレン12は、例
えばCVD法により、Siウェーハ22上に成膜される
(B)次に、接着剤24により、予め用意しておいた主
支持枠10B上にSiウェーハ22の縁部を接着する。
この主支持枠10Bは、その直径がSiウェーハ22の
直径よりも僅かに大きく、中央部に円形の開口14が形
成されている。また、この接着面は傾斜しており、主支
持枠10Bは内縁部よりも外縁部のほうが薄くなってい
る。主支持枠10F3の幅Wは例えば20III16で
あり、この傾斜の傾きは20〜50μm/20n+n程
度である。主支持枠10Bの材料は、その熱膨張率がS
iウェーハ22の熱膨張率と同程度のものが好ましく、
例えばSiCセラミックスである。
また、接着剤24は例えばエポキシ系接着剤である。
(C)次に、エツチング液によりSiウェーハ22の中
央部を侵食除去して副支持枠22Aを形成する。
この開口径は開口14と路間−である。エツチング液は
例えば、 11F:N110.:Cll3COOH= 1+2:1
.5を用いる。
本実施例における支持枠は、支持枠10Bと副支持枠2
2Aとからなる。
(D)次に、レジストパターンを用い、エツチングによ
り、メンブレン12上に吸収体16のパターンを形成す
る。
吸収体16の材料はW、TaまたはAu等が好ましい。
次に、上記の如く構成されたX線マスクの使用法を第2
図に基づいて説明する。
X線源としては、例えば電子ビーム励起型X線源を用い
る。このX線源が配設されたX線露光装置内において、
レジスト18及びX線マスクをそれぞれステージ(不図
示)に固定し、X線マスクとレジスト!8との位置合わ
せを行う。
メンブレン12は縁部が上方に傾斜しているので、メン
ブレン12のウェーハ20に対する実質的な対向面積は
開口I4の面積に略等しい。したがって、メンブレン1
2とウェーハ20との間に塵埃が存在することによるメ
ンブレン12とウェーハ20との[l■隔■(の不均一
化が確率的に小さくなる。
また、メンブレン12は緊張しており、副支持枠22A
にその中心方向に向かう力が作用するが、副支持枠22
Aが縁部において上方へ傾斜しているので、メンブレン
12の副支持枠22Aからの剥離が防止される。したが
って、メンブレン12の平坦度を保持することができる
このようなことから、ランアウト誤差の変動を従来より
も低減できる。
よって、電子銃26から放射される電子ビームを金属タ
ーゲット28に照射してX線を発生させると、レジスト
18に対し、吸収体16のパターンに基づいた所望のパ
ターンを露光することができる。
(2)第2実施例 次に、第3図に基づいて本発明の第2実施例を説明する
第3図は第2実施例のX線マスク作成工程を示す。
(八)Siウェーハ10を図示しないチャックで固定し
て回転させ、研磨布をSiウェーハIOの一面縁部に押
接することにより、SiウェーハIOの縁部に傾斜面1
0aを形成する。
この支持枠10Aの傾きは第1実施例の場合と同一であ
る。SiウェーハlOの厚さは、たわみを避けるため、
1mm以上であることが好ましい。
(B)次に、この傾斜面10aが形成されたSiウェー
ハ10の面にメンブレン12を接着する。
メンブレン!2については第1実施例の場合と同−であ
る。
(C)次に、SiウェーハIOの中央部をエツチングに
より侵食除去して円形の開口14を形成する。
(D)次に、メンブレン12上に吸収体16のパターン
を形成する。
この第2実施例では、第1実施例よりも部品点数及び工
程数が1つ少なく、製作時間を短縮できる。
(3)拡張 なお、上記実施例ではメンブレン12の材料がSiCで
ある場合を説明したが、BNSBNC,SiN等であっ
てもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明によれば、リング状支持枠
のメンブレン接着面を、その内縁から外縁に向けて、支
持枠を薄くする方向へ傾斜させているので、メンブレン
の被露光物に対する実質的な対向面積は支持枠の開口面
猜に略等しくなり、メンブレンと被露光物との間に塵埃
が存在することによる両者の間隔の不均一化が確率的に
小さくなるという優れた効果を奏する。
また、メンブレンは緊張しており、支持枠にその中心方
向へ向かう力が作用するが、該傾斜により、メンブレン
の支持枠からの剥離が防止され、したがって、メンブレ
ンの張力分布の不均一化が防止され、メンブレンの平坦
度の低下を防止できるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図(A)〜(D)は本発明の第1実施例に係るX線
マスクの作成工程図、 第2図はこのX線マスクの使用状態を示すX線露光該説
図、 第3図(A)〜(D)は本発明の第2実施例に係るX線
マスクの作成工程図、 第4図(A)、(n)は従来のX線マスクの作成工程及
び使用状態を説明する図である。 図中、 I 0122:Siウェーハ +0A:支持枠 10B:主支持枠 10a:傾斜面 I2:メンブレン I4:開口 16:吸収体 18ニレジスト 20:ウェーハ 22A:副支持枠 24:接着剤 代理人  弁理士 井 桁 貞  で外2名)Siウェ
ーハ22 ノ (A) メンブレン12 第1実施例のX豫マ又り作成工程 第1図 第2図 メンブルシン12 第2実施合]のX森マ入りイ乍仄工」呈第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】  リング状の支持枠(10A、10B、22A)と、軽
    元素材料からなり、該支持枠の一端面に接着された膜状
    のメンブレン(12)と、 重金属からなり、該メンブレン上に形成された吸収体パ
    ターン(16)と、を有するX線マスクにおいて、 該支持枠のメンブレン接着面が、その内縁から外縁に向
    けて、該支持枠を薄くする方向へ傾斜していることを特
    徴とするX線マスク。
JP9382888A 1988-04-15 1988-04-15 X線マスク Expired - Fee Related JP2638056B2 (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6068339A (ja) * 1983-09-26 1985-04-18 Canon Inc リソグラフィ−用マスク構造体

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6068339A (ja) * 1983-09-26 1985-04-18 Canon Inc リソグラフィ−用マスク構造体

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