JPH01265004A - 農園芸用殺菌組成物およびその使用方法 - Google Patents

農園芸用殺菌組成物およびその使用方法

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JPH01265004A
JPH01265004A JP63094096A JP9409688A JPH01265004A JP H01265004 A JPH01265004 A JP H01265004A JP 63094096 A JP63094096 A JP 63094096A JP 9409688 A JP9409688 A JP 9409688A JP H01265004 A JPH01265004 A JP H01265004A
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JP
Japan
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sorbitan
dichlorophenyl
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agricultural
procymidone
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JP63094096A
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English (en)
Inventor
Masayoshi Imai
正芳 今井
Takashi Ujiie
氏家 敬
Makoto Yoshino
誠 吉野
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Sumitomo Chemical Co Ltd
Toho Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Toho Chemical Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、灰色カビ病、菌核病等の植物病害に対して高
い防除効果を有する、N−(3,5−ジクロロフェニル
)−1,2−ジメチルシクロプロパン−1,2−ジカル
ボキシイミド(以下、プロシミドンと記す)、8−(3
,5−ジクロロフェニル)−5−エテニル−5−メチル
−2,4−オキサゾリジンジオン(以下、ビンクロプリ
ンと記す)または8−(3,5−ジクロロフェニル’)
−N−(1−メチルエチル)−2,4−ジオキソ−1−
イミダゾリジンカルボキサミド(以下、イプロジオンと
記す)を有効成分とする農園芸用殺菌組成物の、効力の
改善された使用方法および製剤に関する。
〈従来の技術〉 従来、農園芸用に使用される農薬有効成分を水で希釈し
て散布する場面において、有効成分の効力増強を目的と
して非イオン性界面活性剤を主成分とした展着剤等を散
布液中に加用し、使用することが試みられている。これ
は、対象作物または雑草に対して散布液を有力に付着さ
せる、あるいは対象とする生物に対する有効成分の浸透
性を向上させることをその目的としている。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、散布方法の違い(たとえば単位あたりの
散布液量)、対象の作物や雑草等の線類、農薬有効成分
の4類等によっては、展着剤等の加用による有効な効果
が得られない場合も多く、逆に効力の低下(カンキツ農
薬の混用が防除効果および薬害に及ぼす影響二〇8和6
2年果樹妨害虫防除に関するシンポジウム)や薬害が問
題となる場合もある。
く課題を解決するための手段〉 本発明者らは、プロシミドン、ビンクロプリンおよびイ
プロジオンの効力を増強させるべく鋭意検討を重ねた結
果、上記化合物の製剤を水で希釈して散布する場合に、
ソルビタンテトラエステルを散布時に加用するか、また
はあらかじめ製剤中に添加することにより、薬害を生じ
ることなく、植物病害に対する防除効果が著しく増強さ
れることを見出し、本発明を完成させるに至った。
すなわち、本発明は、プロシミドン、ビンクロプリンま
たはイプロジオンの製剤を水で希釈する際に、希釈液に
ソルビタンテトラエステルを加用混合するか、またはあ
らかじめソルビタンテトラエステルを添加した上記化合
物の製剤を、水で希釈して散布液を調整し、目的の作物
等に散布することにより達成される。
本発明に用いられる、プロシミドン、ビンクロプリンま
たはイプロジオンの製剤としてはζ水で希釈して使用さ
れるものであれば特に剤型は限定されないが、通常、水
和剤、懸濁剤(フロアブル剤、油中懸濁剤等)、粒′状
水和剤、ドライフロアブル剤等があげられる。また、必
要に応じて、その他の農薬有効成分を散布時に希釈液に
混用するか、まtこは製剤中にあらかじめ混合した混合
製剤として用いることもできる。
本発明に用いられるソルビタンテトラエステルとは、ソ
ルビタンと脂肪酸とのテトラエステルで、脂肪酸として
は、炭素数8〜18の飽和または不飽和脂肪酸、たとえ
ばカプリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン
酸、ステアリン酸等の飽和脂肪酸、オレイン酸、リノー
ル酸等の不飽和脂肪酸およびこれらの混合物があげられ
る。また、ソルビタンテトラエステルの使用量について
は、対象とする植物病害や作物の種類等により異なるが
、プロシミドン、ビンクロゾリンまたはイプロジオンに
対して通常1〜10倍量用いられる。
ソルビタンテトラエステルの添加方法については、特に
限定されないが、散布液を調整する際に加用する方法と
しては、たとえばソルビタンテトラエステルを直接散布
液に添加し、攪拌機や超音波により分散させる方法、あ
らかじめl剤(リグニンスルホン酸ナトリウム、リグニ
ンスルホン酸カルシウム、アルキルナフタレンスルホン
酸のホルマリン縮金物等)や界面活性剤(ドデシルベン
ゼンスルホン酸ナトリウム、アルキル硫酸ナトリウム等
のアニオン系界面活性剤)を用いてソルビタンテトラエ
ステルの水中分散液を準備し、これを散布液に添加する
方法、ソルビタンテトラエステルを乳化剤(アルキルフ
ェニルのポリオキシエチレン付加物とドデシルベンゼン
スルホン酸カルシウムとの混合物等)と共に有機溶媒中
に溶解し、これを散布液中に乳化させる方法等があげら
れる。また、ソルビタンテトラエステルを製剤中に添加
する方法としては、たとえばソルビタンテトラエステル
をプロシミドン、ビンクロゾリンまたはイプロジオン等
の有効成分を、必要に応じて副資材(前述の分散剤、界
面活性剤、クレー、けい藻土等の担体)と共に、ジェッ
トミル等の乾式粉砕機で粉砕し微粉末として水和剤とす
る方法、ソルビタンテトラエステルを直接または加熱し
て液状とした後、吸油性微粉末担体(合成含水酸化ケイ
素、アエロジル等))こ吸油させて微粉末状とし、これ
をプロシミドン、ビンクロゾリンまたはイプロジオン等
の有効成分、必要に応じて前述の副資材と混合して水和
剤とする方法、ソルビタンテトラエステルを有機溶媒中
奢こ溶解し、必要iこ応じて前述の乳化剤を加え、これ
を前述の吸油性微粉末担体に吸油させて微粉末状とし、
前述と同様に水和剤とする方法、ソルビタンテトラエス
テルをプロシミドン、ビンクロプリンまたはイプロジオ
ン等の有効成分と共に、前述の分散剤を含む水溶液中で
湿式粉砕し、必要に応じて、増粘剤(ポリサッカライド
、ポリビニルアルコール、アラビアガム等)el+oえ
てフロアブル剤とする方法、ソルビタンテトラエステル
を、前述の分散剤または乳化剤を用いて、水中に乳化ま
たは分散させ、これをプロシミドン、ビンクロプリンま
たはイプロジオン等の有効成分の分散液と混合し、必要
に応じて、前述の増粘剤等を加えてフロアブル剤とする
方法等があげられる。
〈実施例〉 以下に実施例、比較例および試験列をあげて本発明をさ
らに詳細をこ説明するが、もちろん本発明はこれらの例
に限定されるものではない。
なお、部は重量部をあられす。
実施例1 プロシミドン10部およびソルビタンテトラオレエート
10部をゴーセノール■GL−05(日本合成化学製ポ
リビニルアルコール、増粘剤)の10%水溶液50部(
こ加え、1■メガラスビーズ1502を用いてサンドグ
ラインダーで4時間湿式粉砕した。ついで60メツシユ
ナイロン網でガラスピーズを分別して、これにエコーガ
ム@)(大日本製薬製ポリサッカライド、増粘剤)の1
.5%水溶液10部を加え、さらにイオン交換水を加え
て全量を100部として、ソルビタンテトラオレエート
10部を含むプロシミドンの10%フロアブル剤を得た
実施例2 実施例1において、ソルビタンテトラオレエート10部
の代りにソルビタンテトラパルミテート10部を用いて
、同様の操作により、ソルビタンテトラパルミテート1
0部を含むプロシミドンの10%フロアブル剤を得た。
実施例8 実施例1において、ソルビタンテトラオレエート10部
に代りにソルビタンテトラステアレート10部を用いて
、同様の操作により、ソルビタンテトラステアレート1
0部を含むプロシミドンの10%フロアブル剤を得た。
実施例4 実施例1において、ソルビタンテトラオレエート10部
を20部とし、同様の操作により、ソルビタンテトラオ
レエート20部を含むプロシミドンの10%フロアブル
剤を得た。
実施例5 プロシミドン10部、ソルビタンテトラオレエート20
部およびカープレックス■#80(塩野義製薬製吸油性
担体)20部を混合した後ジェットミルで粉砕し、これ
にさらにツルポール■5029−0(東邦化学製アルキ
ル硫酸ナトリウム、分散剤)を5部、リグニンスルホン
酸ナトリウム5部および勝光山クレー(株式会社勝光山
鉱業所製)40部を加えて良く混合し、プロシミドンの
10%水和剤を得た。
実施例6 実施例5において、ソルビタンテトラオレエート20部
の代りにソルビタンテトララウレート20部を用いて、
同様の操作により、プロシミドンの10%水和剤を得た
実施例7 ソルビタンテトラオレエート20部およびツルポール■
8005X(東邦化学製ノニオン性界面活性剤とアニオ
ン性界面活性剤との混合物、乳化剤)16部をキシレン
65部に溶解し、ソルビタンテトラオレエートの20%
溶液を得た。
比較例1 実施例1において、ソルビタンテトラオレエート10部
を加えずに、同様の操作により、プロシミドンの109
6フロアブル剤を得た。
比較例2 プロシミドン10部およびカープレックス■#80(前
述)20部を混合した後ジェットミルで粉砕し、これに
さらにツルポー/L”5029−0(前述)6部、リグ
ニンスルホン酸ナトリウム5部および勝光山クレー(前
述)60部を加えて良く混合し、プロシミドンの10%
永和剤を得た。
試験例1 (キュウリ灰色かび病予防試験)直径8α、
深さ6.6αのプラスチック製ポットを用いて温室内で
栽培したキュウリ(品種:相模半白節成胡瓜)の第1本
葉に、実施例1〜4および比較例1により得られた製剤
を、表1に示す濃度に水で希釈して散布した。
散布液量は25鰹1/ゴとした。葉面上の薬液が乾いた
後、キュウリ灰色かび病菌(Botory−tis c
inerea)の食菌寒天ディスクを接種し、20℃の
温室内に8日間保った後、発病程度を観察した。病害防
除効果は、調査時の供試植物の病斑の直径を測定し、そ
れぞれ薬剤無処理区との比較で防除価(%)を算出する
ことにより評価した。
試験結果を表1に示した。
表1 実施例1     125    98実施例2   
  125    92実施例8     125  
  92実施例4     125    95比較例
1     125    78試験例2 (キュウリ
灰色かび病治療試験)試験例1と同様に栽培したキュウ
リの第1本葉に、キュウリ灰色かび病菌(前述)の食菌
寒天ディスクを接種し、20℃の温室中に24時間保っ
て本病原菌を感染させた。
次にこれらの罹病植物に、実施例5〜6および比較例2
により得られた製剤を、表2に示す8度に水で希釈して
散布し、さらに8日間20Cの温室内で保った。散布液
量は26m1 / iとした。発病程度の調査は散布前
日と散布8日後に病斑直径を測定することにより行ない
、その差から散布後の病斑伸長を求めた。さらに無処理
区との比較から防除価(%)を算出して病害防除効果を
評価した。
ミー− 試験結果を箱畦表にボした。
表  2 実施例5    250     91実施例6   
 250     90比較例2    250   
  78試験例8 (キュウリ灰色かび病治療試験)試
験例2と同様壷ζ栽培、罹病させたキュウリに、三共ロ
二うン■水和剤(ビンクロプリン50%:三共製)、ヤ
シマロブラール■水和剤(イプロジオン50%:へ洲化
学tW>を表8に示す濃度に水で希釈し、さらに実施例
7により得られたソルビタンテトラオレエート25%液
を、表8に示す濃度になるように添加分散させて散布し
た。散布液量は25 ml/ゴとした。この後供試植物
を8日間、25℃の温室内に保ち、発病程度を観察し、
試験例2と同様に病害防除効果を調べた。
試験結果を表8に示した。
(ppm)   (ppm)(%) 三共口二ラン0  250       0   88
水和剤 250  500 92 ヤシマロブラーノP    250        0
    75水和剤 260  500 88 〈発明の効果〉 本発明の農園芸用殺菌組成物および使用方法は、植物に
対する桑害を生じることなく、植物病害に対する防除効
果を著しく増強させることのできるきわめて有用なもの
である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)N−(3,5−ジクロロフェニル)−1,2−ジ
    メチルシクロプロパン−1,2−ジカルボキシイミド、
    3−(3,5−ジクロロフェニル)−5−エテニル−5
    −メチル−2,4−オキサゾリジンジオンまたは3−(
    3,5−ジクロロフェニル)−N−(1−メチルエチル
    )−2,4−ジオキソ−1−イミダゾリジンカルボキサ
    ミドを有効成分とする農園芸用殺菌製剤中に、ソルビタ
    ンテトラエステルを含有してなる農園芸用殺菌組成物。
  2. (2)N−(3,5−ジクロロフェニル)−1,2−ジ
    メチルシクロプロパン−1,2−ジカルボキシイミド、
    3−(3,5−ジクロロフェニル)−5−エテニル−5
    −メチル−2,4−オキサゾリジンジオンまたは3−(
    3,5−ジクロロフェニル)−N−(1−メチルエチル
    )−2,4−ジオキソ−1−イミダゾリジンカルボキサ
    ミドを有効成分とする農園芸用殺菌組成物を使用する際
    に、ソルビタンテトラエステルを加用して使用すること
    を特徴とする農園芸用殺菌組成物の使用方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06247817A (ja) * 1993-02-19 1994-09-06 Sintokogio Ltd 銀系無機抗菌剤の微粒子懸濁液、及びその製造方法。
CN102524284A (zh) * 2012-02-06 2012-07-04 山东禾宜生物科技有限公司 一种防治番茄灰霉病的杀菌剂

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