JP2000502112A - エチレンの生合成ないし作用を禁止する剤の低濃度施与 - Google Patents

エチレンの生合成ないし作用を禁止する剤の低濃度施与

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Abstract

(57)【要約】 1ミクロンより大きい平均粒径を有する。ポリビニルアルコール(PVA)粒子中に分散された植物成長制御剤を含有する植物成長制御調剤が本発明によりもたらされる。本発明は、また1ミクロンより大きい平均粒径を有するPVA水性分散液を含有するエマルジョンを含む。上述の調剤は、植物における植物増殖因子を改善する方法に有効である。

Description

【発明の詳細な説明】 エチレンの生合成ないし作用を禁止する剤の低濃度施与 本発明は農業技術分野に関するものであって、ことに植物成長制御組成物およ びその使用方法に関するものである。 農業従事者は、商業的栽培植物の経済的生産性を改善する方法を積極的に探し 求めている。例えば綿花栽培において、ボウル、すなわちワタ果皮を増大させ、 花芽形成を増進させ、花、ボウルの落下を低減させ、根の成長を促進させるよう な増殖因子の改善が求められている。また植物の環境ストレスに対する耐性の増 大も求められている。 植物成長の調整剤ないし制御剤(PGR)を含有する組成物が開発されて来て おり、これにより農作物の収率が改善されている。植物成長遅延剤およびエチレ ンの生合成ないし作用禁止剤は、二種類のPGRである。植物成長遅延剤のある 種のものは、小穀果植物およびワタのジベレリン生合成を禁止し、その結果とし て苗条ないし草丈を短くする。この苗条の短縮は小穀果植物の倒伏を防止し、過 度の栄養成長を抑止する。またワタにおける均斉な成熟をもたらす。 ジベレリン生合成禁止剤の三群が公知であって、その第一群は、四級アンモニ ウム、ホスホニウムまたはスルホニウム基部分を包含する。この群に属する化合 物の一例は、米国特許3905798号明細書(参考文献として本明細書に合併 される)に記載されているメピカットクロリド(mepiquatchlori de)であって、これはワタの収量、ボウルの量、リント、長繊維収量、種子収 量を増大させる。メピカットクロリドが、また栄養成長、草丈、ボウルの病原菌 による腐敗を低減させることも知られている。メピカットクロリドは、成長期初 期にこれで処理することにより均斉な成熟を誘起する。クロロメカット(chl oromequat)クロリドもこの群の代表的化合物である。 植物成長遅延剤の第二群は、フルルプリミドール(flurprimidol )、パクロブトラゾール(paclobutrazol)、ウニコナゾール (uniconazole)、アンシミドール(ancymidol)のような 窒素含有ヘテロ環を有する化合物を包含する。 その第三群は、アシルシクロヘキサンジオン(例えばトリネキサバック−エチ ル、プロヘキサジオン−Ca)およびダミノジド(daminozide)であ る。 エチレンが、植物の老化および植物のストレス反応に関係することは知られて いる。エチレンは、また落葉、落花、落果に関係がある。従って、植物における エチレンの生成を禁止もしくは抑制し、その作用を制御する剤の開発が、栽培植 物の収量を増大させるために行なわれて来ている。エチレン生合成禁止剤に包含 されるものとして、米国特許4744811号明細書(参考文献として本明細書 に合併される)に記載されている置換オキシムエーテルがある。この化合物は、 また、高級植物による窒素の同化を増大させる土壌改善組成物として、PCT特 願WO95−02211号公報(参考文献として本明細書に合併される)に記載 されている。 さらに他のエチレン生合成、作用禁止剤として、アミノエトキシビニルグリシ ン(AVG)、アミノオキシ酢酸(AOA)、リゾビトキシン(rhizobi toxine)およびメトキシビニルグリシン(MVG)がある。銀イオン(例 えば銀チオスルファート)および2,5−ノルボルナジエンは、植物におけるエ チレン作用を禁止する。 植物成長制御剤は、また環境ストレス作用から栽培植物を保護するためにも使 用されている。T.J.ジアンファグナらの「園芸作物に対する環境ストレス効 果の低減における成長遅延剤の作用態様と使用」およびC.N.カールセンらの 「植物成長制御の進歩」(1992)778−87頁参照。例えば、エテホン( ethephon)を低濃度(0.08mM)で施与した場合、ピーチの開花期 を大幅に遅らせ、副作用を低減させ得ることが、研究者により見出されており、 またエテホンが、若干の園芸作物の収量および耐久性を増大させることも見出さ れている。 PGR(植物成長制御剤)は、農作物収量を改善するための手段として開発さ れて来たが、若干の障害によりPGRの実際的な使用が禁じられている。例え ば、これら化合物の多くのものが、植物に有害な作用を及ぼし、また他の化合物 は合成が困難である。 多くの化合物は、その効果を達成するために高濃度で施与されねばならない。 例えばPCT特願WO93/07747号公報(参考文献として本明細書に合併 される)には、エチレン生合成禁止剤、アミノエトキシビニルグリシン(AVG )をワタに施与することによる植物増殖因子の改善が記載されている。AVG処 理濃度を増大したので、改善が行なわれた(上記WO93/07747の実施例 2−4)。噴霧容量を500l/hと仮定して、これに記載されている施与濃度 は、ほぼ62.5から500g ai/haとなる。最大限濃度レスポンスは、 最高濃度で生起する。 高濃度施与は、材料の著しい浪費をもたらし、大量のPGRを周辺環境中に放 出する。さらに、これら化合物の多くは、有利な植物成長をもたらしはするが、 植物増殖因子の不変の改善は実証されていない。また他の化合物は、何等かの環 境ストレス下に在る種に施与した場合、その効果を失ない、あるいは収量の低減 をもたらすかも知れない。 カプセルに封入された除草剤、殺虫剤、植物成長制御剤は各種文献に記載され ている。水溶性および水不溶性材料をマイクロカプセルに封入するために界面重 合法を使用することは公知である。そのほかに、水溶性PGRをスターチに封入 することは、米国特許4382813号明細書に記載されている。 植物成長制御剤を含有する有機溶媒を分散させることにより形成される乳濁液 中の保護コロイドとしての、ポリビニルアルコール(PVA)は、米国特許51 60529号明細書に記載されており、水中油型エマルジョン中の分散剤として のPVAは同4871766号明細書に、粉末、顆粒、格子中の組成分としての PVAは同4486128号明細書中に、1から2000ミクロンの粒子を有し 、またシックナーを含有する水中油型エマルジョンにおける組成分としてのPV Aは同4283415号明細書に記載されている。 また米国特許4997642号明細書は、PVA、表面活性剤、塩、植物成長 制御剤のような水溶性油状化合物を含有し、この化合物が1ミクロン以下の平均 径を有する粒子として分散されている水中油型エマルジョンを開示している。 このような調剤形態は、この技術分野に独特の恩恵をもたらしてはいるが、こ の技術分野の当業者にとって依然として問題となるのは、1ミクロン以上の粒径 を有するカプセル封入植物成長制御剤を含有する調剤を開発するに当たって、植 物増殖因子をさらに改善するために、シックナーを使用することなく、安定な調 剤をもたらすことである。植物に対して有害でない調剤を提供することは依然と して問題のまま残っている。 そこで本発明の目的は、安定な調剤を提供するのみでなく、液状の安定化合物 を提供することである。また、植物増殖因子を改善するための緩慢釈放調剤を提 供することも本発明の一目的を成す。さらに低濃度の施与量で足り、環境に与え るインパクトが限定されたものであり、植物に対する有害性が少ないPGRを提 供することも本発明の目的である。 本発明の第一実施例によれば、平均粒径が1ミクロンより大きい、ポリビニル アルコール(PVA)に分散された植物成長制御剤を含有する植物成長制御調剤 が提供される。本発明はまた平均粒径が1ミクロンより大きい植物制御剤を封入 するPVAの水性分散液を含有するエマルジョンをその対象とする。すなわち、 本発明は、ポリビニルアルコールのマトリックス中に含有されている植物成長制 御剤を含有する粒子に関する。 本発明のさらに他の実施態様によれば、上述したポリビニルアルコールのマト リックス中に含有される植物成長制御剤と、第2組成分として植物成長遅延剤と を含有する組成物が、提供される。本発明のさらに好ましい実施態様は特許請求 範囲に記載される。 なお、本発明組成物を使用して、植物の増殖因子を改善する方法も本発明の対 象を成す。 上記調剤は、本発明調剤、すなわち1ミクロンより大きい平均径を有する、ポ リビニルアルコール中に分散された植物成長制御剤粒子を植物に施こすことを包 含する、植物における増殖因子を改善する方法に有用である。 植物増殖因子の改善は、植物成長、例えば花芽形成の増進、花芽保持の増大、 根茎成長の増大、節間長さの増大、濃緑色化、発芽速度の増進、低、高温度に対 する耐性の増大、作物収穫量の増大などの農業的改善として定義される。すなわ ち、植物の生理機能ないし成長の有利な変更、あるいは経済的、農学的利益をも たらすべき植物成長の増大ないし減少である。エチレン形成の禁止からもたらさ れる増殖因子の改善が望ましい。 本発明によるエマルジョンは、PVAに封入されたエチレン生合成もしくは作 用禁止剤、ことに下式 または で表わされ、かつ式中のR1、R2が相互に無関係にそれぞれC1−C6アルキルを 、nが2または3を、R3が水素またはC1−C6アルキルを意味する場合の置換 オキシム−エーテルを含有する調剤を調製するのに特に適する。 使用され得る他の組成分の例としては、下式 で表わされる[(イソプロピリデン)−アミノ]オキシ酢酸がある。 さらに他の例は、下式 で表わされるアミノオキシ酢酸(AOA)である。 本発明において使用されるのに好ましいオキシム−エーテルは、以下のものを 含む。 (1){[(イソプロピリデン)−アミノ]オキシ}−酢酸−2−(メトキシ )−2−オキソエチルエステル (2){[(イソピリデン)−アミノ]オキシ}−酢酸−2−(ヘキシルオキ シ)−2−オキソエチルエステル (3){[(シクロヘキシリデン)−アミノ]オキシ}−酢酸−2−(イソプ ロピルオキシ)−2−オキシエチルエステル(メトキシ)−2−オキソエチルエ ステル 本発明を実施するのに最も好ましい化合物は、最初の{[(イソプロピリデン )−アミノ]オキシ}−酢酸−2−(メトキシ)−2−オキソエチルエステルで ある。 本発明により封入され得る他の化合物はアミノエトキシビニルグリシンおよび メトキシビニルグリシンである。 本発明において、水溶性化合物も水不溶性化合物も封入され得るが、本発明を 実施するのに好ましい化合物は、実質上水不溶性の、すなわち水への溶解性が極 めて低い化合物である。本発明組成物は、一般的に、約0.1から約90重量% の植物成長制御剤、約0.1から約30重量%のPVA、約1から約10重量% の緩衝剤および約50から約99重量%の水を含有する。好ましい調剤は、約1 から約10重量%の植物成長制御剤、約2から約8重量%のPVA、約2から約 6重量%の緩衝剤、残余量の水および選択的に殺虫剤、界面活性剤を含有する。 本発明を実施するために有用な殺虫剤の含有量は25重量%まで、ことに約0. 1から約5重量%の範囲である。界面活性剤のそれは、約20重量%まで、好ま しいのは約2から約6重量%の範囲である。 本発明に使用されるPVAとして好ましいのは、平均分子量が15−72K、 44−65K、70−90K、44−65K、7Kおよび9−13K(K=10 00ダルトン)のものである。また本発明に使用されるPVAとしては、部分的 加水分解度87−89%および78−82%、中間加水分解度95.5−96. 5%、完全加水分解度98−98.8%、超加水分解度が99.3%より大きい ものを含む。好ましいPVAは85%より大きい加水分解度を有するものである 。 最も好ましい調剤は、約5%の{[(イソプロピリデン)アミノ]オキシ}− 酢酸−2−(メトキシ)−2−オキソエチルエステル、約5%のポリビニルアル コール、約0.26%の第二燐酸ナトリウムおよび約90%の水から成る調剤で ある。これはさらに、殺虫剤を含有していてもよい。 調剤中に分散されている粒子は、約1ミクロンより大きく、典型的には、平均 容積径が、約1ミクロンより大きく、約80ミクロンまでである。本発明のさら に他の実施態様では、この粒径は約1ミクロンより大きく、約50ミクロンまで である。本発明を実施するに有用な粒度範囲は、約5ミクロンから約15ミクロ ンの平均容積径である。さらに好ましい粒径(平均径)は約6ミクロンから約1 0ミクロンである。 本発明に使用され得る界面活性剤は、アルキルスルファートの塩、アルキルも しくはアリールスルホナート、ジアルキルスルホスクシナート、ポリオキシエチ レンアルキルアリールエーテルの塩、ホスホン酸、エステル、ナフタレンスルホ ン酸/ホルムアルデヒド縮合物、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオ キシエチレン/ポリオキシプロピレンブロック共重合体、ソルビタン脂肪酸エス テル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸、エステル、モノアルキル四級塩、 ジアルキル四級塩、エトキシル化モノ四級塩、エトキシル化ジ四級塩、ラウリル ベタインである。 追加的な徐放性化組成分を、水不溶性植物成長制御剤に添加しまたは溶解させ ることもできる。この組成分は、植物成長制御剤のPVAマトリックスからの釈 放速度を遅延させる作用を果たす。好ましい徐放性化組成分は、分子量約10K から約200Kのポリビニルアセタートである。 本発明による調剤は、植物成長制御剤に著しい改善をもたらし、また粒子の凝 集をもたらすことなく、安定であるので、極めて有用であるが、PVAもまた植 物成長制御剤化合物を安定ならしめる作用を果たす。このような調剤は、以下の 組成分、すなわち(1)シックナー、(2)界面活性剤(好ましくは0.1重量 %以下)、(3)塩(好ましくは1%以下)、(4)キサンタート、(5)スタ ーチ、(6)炭化水素(米国特許4871766号明細書に記載されているよう な)の不存在下において、上述の利点をもたらす。 本発明調剤は、その作用を持続する点において、ことに有用である。この調剤 のさらに他の利点は、植物増殖因子に著しい改善をもたらし、しかも植物に対す る毒性が低いことである。 本発明組成物が、上述した組成分のほかに植物成長遅延剤を含有する実施態様 において、この遅延剤は、四級アンモニウム、ホスホニウム、スルホニウム基部 分を有する化合物の中から選択される。 このような植物成長遅延剤として好ましいのは、メピカットクロリドおよびク ロロメカットクロリドである。さらに他の適当な植物成長遅延剤としては、フル ルプリミドール、パクロブトラゾール、ウニコナゾール、アンシミドールのよう な窒素含有ヘテロ環化合物が挙げられる。さらに、適当な剤としてアシクルシク ロヘキサンジオン(例えばトリネキサパセチル(trinexapacetyl )およびプロヘキサジオン−Ca)およびダミノジドがある。最も好ましい植物 成長制御剤はメピカットクロリドである。 本発明組成物における有効成分の量割合は、特に限度はないが、一般的に1: 50から50:1、ことに1:10から10:1の割合範囲である。 本発明の好ましい調剤は、また、低濃度で施与する場合に植物増殖因子に著し い改善をもたらすことである。低濃度施与は、約50g ai/ha(1ヘクタ ール当たり有効成分g)より低い単一回施与割合として定義される。低濃度施与 の有効回数は、成長期を通じて定められる。低濃度施与は、好ましくは成長期を 通じて約1から約10回である。本発明の好ましい実施態様において、単一回施 与割合は、成長期を通じて1から4回、約100mg ai/haから約50g ai/ha、ことに1から4回、約500mg ai/haから約10g ai /haである。本発明を実施するために有用な他の割合は、成長期を通じて1か ら4回、約2g ai/haまたはこれより少ない割合から約100mg ai /haまでである。最も好ましい単一回施与割合は、成長期を通じて1から4回 、約500mg ai/haから約1.5g ai/haである。 本発明は園芸および農業植物、耕作物に最も良好な結果をもたらすが、ことに ワタ、ダイズ、ピーナッツ、コショウ、トマト、コムギ、オオムギ、イネ、リン ゴ、レモン類、ブドウ、トウモロコシにおける植物増殖因子に最も安定した改善 をもたらす。 上述した本発明調剤は、一般的に、花芽期前、葉面に施与されるが、花芽発育 初期(例えばワタにおいてマッチヘッドと称される花芽期)において、葉、ツボ ミ、花、果実に1から4回続いて施与され得る。連続施与の場合、10から14 日間の間隔を置くのが好ましい。噴霧施与する場合、有効成分は水と混合し、施 与帯域をカバーするのに充分に希釈する。水溶液噴霧量は、穀類作物の場合、約 150から500l/ha、果樹の場合、約1500l/haである。土壌に充 分な薬液を施与するのも有用な本発明実施方法である。 上述したようにして、本発明は、農業耕作物の経済的、農学的生産高を増大さ せ、植物増殖因子の改善に必要な材料の量を低減させる方法を提供する。 (実施例) (1)ワタに対する実験 ワタに対する農場実験を以下のようにして行なった。ワタ畑の1区画を長さ( 30から40フィート)約9から12mの4列とし、4列の中2列は、葉、芽、 花、実に噴霧処理し、外の2列は各区画間の緩衝列とするため噴霧処理しなかっ た。全実験を通じて、各処理を4回反覆し、しかも統計学的にいわゆる乱塊法的 に組織した。 第1回の処理は、ワタの花芽がほぼマッチヘッド(マッチ棒の頭)寸法に達し 、ワタの50%が単一もしくは複数のマッチヘッドを有するに至った時期に行な われた。一般的に、調剤は、メピカットクロリドを除いて、1、20、20、5 0および100g ai/haの割合で施与された。各回の処理に施与されるべ き調剤量は、各量割合で処理されるべき農場区画の面積を基礎にして算出された 。4区画(2133ft2)約198m2を処理する場合、有効成分1gの割合で 行なう処理は、0.022g ai/haを4回施与とすることが必要であった 。そこで、0.022gの有効成分を11の水または約150から2501/h aに相当する噴霧量で処理面積を処理するに必要な量の水と混合した。 第2回および/または最終回の施与に次いで、ワタのツボミ、花およびボウル (前述したようにワタの円形サヤ)の個数、位置を記録し、可能の場合、ボウル 重量または綿花収量が得られた。 ワタに対する温室実験を以下のようにして行なった(ただし、農場実験にくら べて説明を簡単にする)。ワタの種子を、温室内において、農場の土または土を 含まない栽培用混合物を入れた2から51容積のポットに播種した。農場実験で 行なったように、温室内に在り、ツボミがマッチヘッド時期に達したワタの本数 を記録し、実験噴霧室装置(米国MI州、アレン、マシーン、ワークス)で、あ るいはポットを温室外の地面にならべて手持ちのスプレイブームにより、葉、ツ ボミ、花および/またはボウルを噴霧処理した。噴霧量は農場実験に関して上述 したのとほぼ同量である。次いでポットを温室内に戻し、ボウルの個数、重量ま たは綿花収量を各綿から収集した。 (2)ダイズに対する実験 ダイズに対する実験は温室で行なわれた。ダイズ種子をローム砂土を容れた1 0000mlポットに播種し、徐放性肥料を施与し、発芽させた。被験植物本数 は1ポットに対して2本とした。これが第3三葉期(11真葉)に達したとき、 噴霧溶液を被験植物上方から葉面に噴霧施与した。 噴霧は上述した実験噴霧装置室(アレン、マシーン、ワークス社)内で、農場 において実際に行なわれるように、被験植物上方から葉面に対して行なった。す べてのポットを実験室内に戻し、定期的にダイズの草丈、サヤ数の測定および植 物の一般的活性の観察を行なった。成熟期(噴霧処理してから6ないし8週間後 )、サヤを収穫し、個数と乾燥重量を記録した。 対照植物は、全く非処理の植物とメピカットクロリド(PixR 植物成長制御 剤)のみで処理した植物である。メピカットクロリドは、単独で、またはエチレ ン生合成禁止剤との組合わせで対照として使用され、100から200g ai /haの割合で施与された。組合わせ使用の場合、両化合物は、同じタンクミッ クス噴霧溶液を使用して施与された。しかしながら、メピカットクロリドとエチ レン生合成禁止剤との組合わせの場合、同じ被験植物に対して72時間内の間隔 で別個に施与しても差支えない。 (実験例1) ポリビニルアルコール(PVA)に封入された{[(イソプロピリデン)−ア ミノ]オキシ}−酢酸−2−(メトキシ)−2−オキソエチルエステル(99% 工業グレード、BASF社)を含有する調剤を製造するために、まず、二塩基性 燐酸ナトリウム塩緩衝水溶液中のPVA10%溶液を調製した。PVAとして は、異なる分子量、異なる加水分解度を有する複数種類のPVA(エア、プロダ クツ社のAIRVOLR )を使用した。下表1にこれらのPVAを掲記する。 上述10%PVA溶液のpH値を約4.1に調整し、これに、高剪断力下にお いて、オキシム−エーテルを充分に混合して、微細分散エマルジョンを得た。次 いで、このエマルジョンに殺虫剤(ProxelR GXI)を添加、混合し、こ れを高剪断Eiger Mini50(1mmガラスビーズを85%まで充填し たビーズミル中において3000rpmで処理した。これにより、約5%の置換 オキシム−エーテル、約5%のPVA、約0.12%の殺虫剤、約0.26%の 二塩基燐酸ナトリウムおよび約89.62%の水を含有する調剤が得られた。 調剤粒子径をAccusizer Optical ParticleSig erで測定したところ、各調剤の平均容積径は約10ミクロンであった。 これら調剤を1、10および20g ai/ha(温室)の量割合でダイズに 施与し、対照および非封入{[(イソプロピリデン)−アミノ]オキシ}−酢酸 −2−(メトキシ)−2−オキソエチルエステル(99%工業グレード、BAS F社)と対比した。結果は下表2に示される。 上記結果は、封入{[(イソプロピリデン)−アミノ]オキシ}−酢酸−2− (メトキシ)−2−オキソエチルエステルの低濃度施与量割合の場合、ダイズの 豆サヤ数を著しくかつ確実に改善することを示す。 (実験例2) 封入{[(イソプロピリデン)−アミノ]オキシ}−酢酸−2−(メトキシ) −2−オキソエチルエステル調剤を実験例1と同様に調製し、メミカットクロリ ドと合併し、1リットルの水と混合した。調剤として、分子量44−66K、部 分的加水分解度(87−89%)のPVA(AIRVOLR 523S)を含有す る第1の調剤と、分子量70−90K、部分的加水分解度(87−89%)のP VAを含有する第2の調剤とを作製した。被験植物ワタを上述のようにして処理 した。メピカットクロリドで処理したものを対照とした(施与量割合約0.01 2kg ai/ha)。ワタのツボミおよびボウルの個数を算定し、これを下表 3−5に示す。 (1)4回相次いで施与した中の2回施与後に算定(農場実験) mc=メピカットクロリド 1=4回施与(農場実験) 2=3回施与(農場実験) 3=4回施与(農場実験) 4=2回相次いで施与し、2回施与後に算定 mc=メピカットクロリド 1=4回施与(農場実験) 2=3回施与(農場実験) mc=メピカットクロリド 上掲の表3−5を検討すると、本発明による低濃度施与が植物増殖因子を確実 に改善することが確認される。1g(0.001kg)ai/haの低濃度施与 において、調剤は、メピカットクロリドで処理した被験植物に対して、著しい改 善(約10%から約60%)をもたらす。 調剤は、1、10および20g ai/ha(温室)の割合でダイズに対して もテストされ、非処理対照と対比された。本発明調剤は、非処理対照に対して改 善を示し、メピカットクロリドによる処理と同等の結果を示した。 (実験例3) 本例においては、50から102個の種子(ワタ)を各処理のために使用した 。{[(イソプロピリデン)−アミノ]オキシ}−酢酸−2−(メトキシ)−2 −オキソエチルエステル(99%工業グレード、BASF社)を、実施例1に記 載したように、単独で、あるいは封入された調剤として使用した。種子1kg当 たり10から50mlの処理溶液を調製し、これを約1から200mg ai/ kg(種子)の割合で使用した。すなわち、フラスコ中で処理溶液と種子を混合 し、種子を処理溶液で湿潤させ、吸収させた。 種子が充分に処理液を吸収した後、これを成長室中に置かれた発芽媒体中に均 斉な深さに播種した。発芽媒体はローム砂土または吸収発泡コア(OASISR CLEAN STARTR 成長媒体)から成る。成長室温度は、温暖処理用には 、ほぼ21℃(70°F)夜間/ほぼ27℃(80°F)昼間(12時間/12 時間)、寒冷処理用には、ほぼ13℃(55゜F)夜間/21℃(70゜F)昼 間(12時間/12時間)とした。発芽した苗の本数を算定した。昼間の照射エ ネルギーは蛍光灯および白熱灯で供給した。寒冷処理の結果6下表6に示す。 表6は低温における発芽割合の改善を示す。約5日後には、AIRVOL20 5S(PVA)を使用した調剤は著しい改善を示す(例えば発芽率において2倍 から4倍の改善)。 種子含浸の処理を同様にしてピーナッツにつき温室で行なった。ただし、寒冷 処理は行なわなかった。その結果、PVA封入調剤で処理した被験植物の大部分 に茎丈の増大が認められた。 (実験例4) ダイズ種子を、温室内に置いた1リットル容積のポット中のローム砂土に播種 した。発芽後、1ポット中の苗の本数を3本に間引いた。被験植物が初期開花期 または第1三葉期に達した段階で、それぞれ、0、30、100、300gai /haの{[(イソプロピリデン)−アミノ]オキシ}−酢酸−2−(メトキシ )−2−オキソエチルエステル(99%工業グレード、BASF社)を含有 する100mlの溶液(それぞれ、PVAに封入したものと封入しないもの)を 、植物の根本周囲の土壌に直接施与した。規則正しい間隔を置いて、草丈を測定 し、成熟後、収穫して苗条および豆サヤの新鮮時および乾燥後の重量を秤量した 。結果を下表8および9に示す。 上記データは、PVA封入調剤で処理した植物が、苗条重量において著しい増 大をもたらしたことを示す。 (実験例5) 実験例1に記載された種々の調剤を使用して、{[(イソプロピリデン)−ア ミノ]オキシ}−酢酸−2−(メトキシ)−2−オキソエチルエステル(99% 工業グレード、BASF社)により処理されたオオムギの葉につき、エチレンの 生合成および作用の禁止を実験した。これらの調剤を、温室で7日間成長させた オームギの葉に、それぞれ30g ai/haおよび300g ai/haの量 割合で施与した。処理は、噴霧装置室内において、0.1M燐酸カリウム緩衝剤 を添加した水溶液調剤750l/haの量割合で行なわれた。葉を1時間しおれ させ、55ml容積の気密ガラスびん中で150分間保育した。胞壁から1ml のガスを採取し、Al23カラムガスクロマトグラフィーによりエチレン含有 分を分析した。結果を下表9に示す。 表9のデータは、30gおよび300g ai/haの使用量割合で、エチレ ン生合成の著しい抑制をもたらした。封入調剤はエチレン生合成を著しく抑制し たが、非封入調剤はほとんど改善を示さなかった。 以上において本発明の種々の実施態様を説明したが、本発明の技術的範囲内に おいて多くの改変、変更が可能である。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年11月28日(1997.11.28) 【補正内容】 請求の範囲 1.約1ミクロンより大きく、約80ミクロンまでの平均容積径を有する植物 成長制御剤粒子を封入含有するポリビニルアルコール水性分散液を含有し、かつ 、実質上塩の不存在下、実質上シックナーの不存在下に形成されるエマルジョン 。 2.植物成長制御剤が、下式 で表わされ、かつ式中の R1、R2が、相互に無関係にそれぞれ、C1−C6アルキルを意味し、nが2ま たは3であり、R3が水素またはC1−C6アルキルを意味する場合の置換オキシ ム−エーテルを含有することを特徴とする、請求項(1)のエマルジョン。 3.オキシム−エーテルが、{[(イソプロピリデン)−アミノ]−オキシ} −酢酸−2−(メトキシ)−2−オキソエチルエステル、[(イソプロピリデン )−アミノ]−オキシ}−酢酸−2−ヘキシルオキシ−2−オキソエチルエステ ル、および{[(シクロヘキシリデン)−アミノ]−オキシ}−酢酸−2−(イ ソプロピルオキシ)−2−オキシエチルエステル−(メトキシ)−2−オキソエ チルエステルの中から選ばれることを特徴とする、請求項(2)のエマルジョン 。 4.置換オキシム−エーテルが、{[(イソプロピリデン)−アミノ]−オキ シ}−酢酸−2−(メトキシ)−オキソエチルエステルであることを特徴とする 、請求項(2)のエマルジョン。 5.植物成長制御剤が[(イソプロピリデン)アミノ]オキシ酢酸とアミノオ キシ酢酸の中から選ばれることを特徴とする請求項(1)のエマルジョン。 6.植物成長制御剤がアミンエトキシビニルグリシン、メトキシビニルグリシ ンおよびリクソビトキシン(rhixobitoxine)の中から選ばれるこ とを特徴とする、請求項(1)のエマルジョン。 7.請求項(1)から(6)のいずれかの植物成長制御剤と植物成長遅延剤を 含有する組成物。 8.植物成長遅延剤がメピカットクロリド(mepiquatchlorid e)であることを特徴とする請求項(7)の組成物。 9.請求項(1)から(6)のいずれかの植物成長制御剤エマルジョンまたは 請求項(7)、(8)の組成物を含有する調剤を植物に施こすことを包含する、 植物における植物増殖因子を改善する方法。 10.植物成長制御剤の平均粒径が約5から約15ミクロンであることを特報 とする、請求項(1)のエマルジョン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 60/009,019 (32)優先日 平成7年12月21日(1995.12.21) (33)優先権主張国 米国(US) (31)優先権主張番号 60/009,298 (32)優先日 平成7年12月21日(1995.12.21) (33)優先権主張国 米国(US) (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),AU,BR,BY,C N,HU,IL,JP,KR,KZ,MX,RU,TR ,UA,US (72)発明者 ヘルパート,チャールズ,ダブリュー アメリカ合衆国、ノースカロライナ州、 27713、ダラム、タターソール ドライヴ、 5901、アパートメント、17 (72)発明者 カーラン,メアリー アメリカ合衆国、ノースカロライナ州、 27511、ケアリー、ヘイルズウォース ド ライヴ、11022 (72)発明者 フォン アムズベルク,ハンス,イェット アメリカ合衆国、ノースカロライナ州、 27516、チャペル ヒル、レイク ホウガ ーン レイン、634

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.約1ミクロンより大きい平均容積径を有し、かつポリビニルアルコールの マトリックス中に含有されている植物成長制御剤を含有することを特徴とする粒 子。 2.植物成長制御剤が、下式 で表わされ、かつ式中の R1、R2が、相互に無関係にそれぞれ、C1−C6アルキルを意味し、nが2ま たは3であり、R3が水素またはC1−C6アルキルを意味する場合の置換オキシ ム−エーテルを含有することを特徴とする、請求項(1)の粒子。 3.オキシム−エーテルが、{[(イソプロピリデン)−アミノ]−オキシ} −酢酸−2−(メトキシ)−2−オキソエチルエステル、[(イソプロピリデン )−アミノ]−オキシ}−酢酸−2−ヘキシルオキシ−2−オキソエチルエステ ル、および{[(シクロヘキシリデン)−アミノ]−オキシ}−酢酸−2−(イ ソプロピルオキシ)−2−オキシエチルエステル−(メトキシ)−2−オキソエ チルエステルの中から選ばれることを特徴とする、請求項(2)の粒子。 4.置換オキシム−エーテルが、{[(イソプロピリデン)−アミノ]−オキ シ}−酢酸−2−(メトキシ)−オキソエチルエステルであることを特徴とする 、請求項(2)の粒子。 5.植物成長制御剤が[(イソプロピリデン)アミノ]オキシ酢酸とアミノオ キシ酢酸の中から選ばれることを特徴とする請求項(1)の粒子。 6.植物成長制御剤がアミンエトキシビニルグリシン、メトキシビニルグリシ ンおよびリクソビトキシン(rhixobitoxine)の中から選ばれるこ とを特徴とする、請求項(1)の粒子。 7.請求項(1)から(6)のいずれかの植物成長制御剤と植物成長遅延剤を 含有する組成物。 8.植物成長遅延剤がメピカットクロリド(mepiquatchlorid e)であることを特徴とする請求項(7)の組成物。 9.請求項(1)から(6)のいずれかの植物成長制御剤または請求項(7) 、(8)の組成物を含有する調剤を植物に施こすことを包含する、植物における 植物増殖因子を改善する方法。
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