JPH0126465Y2 - - Google Patents

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JPH0126465Y2
JPH0126465Y2 JP1983081207U JP8120783U JPH0126465Y2 JP H0126465 Y2 JPH0126465 Y2 JP H0126465Y2 JP 1983081207 U JP1983081207 U JP 1983081207U JP 8120783 U JP8120783 U JP 8120783U JP H0126465 Y2 JPH0126465 Y2 JP H0126465Y2
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JP
Japan
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ink supply
ink
supply roller
roller
squeegee
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JP1983081207U
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JPS59187470U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 この考案は単胴式孔版印刷機のインキ供給装置
に関し、特にインキが低粘度のものであつて、イ
ンキ供給ローラが高速回転の場合であつても、イ
ンキの安定供給ができるインキ供給装置に関す
る。
従来技術 従来の単胴式孔版印刷機におけるインキ供給装
置は、第1図に示すように、インキ供給ローラ1
とスキージローラ2とで構成されたくさび状空間
がインキ溜り3となつており、このインキ溜り3
に貯溜されたインキ4は、インキ供給ローラ1の
回転によつて矢印Aの如く流動し、その一部がイ
ンキ供給ローラ1とスキージローラ2との隙間を
通つてインキ供給ローラ1の外周面に付着して一
様の厚さのインキ膜を形成し、これがインキ供給
ローラ1の回転によつて移送されて、インキ供給
ローラ1が内接する図示しない版胴の内周面に付
着されるようになつているものであるが、スキー
ジローラ2は固定されているか、少なくとも回転
可能となつているものであつても、駆動装置によ
つてそれ自体回転するようになつているものはな
かつた。
上記のような従来のインキ供給装置において
は、謄写インキのような比較的低粘度のインキ
は、インキ供給ローラ1の回転速度がある回転数
以上になると、第2図に示すように、インキ溜り
3内のインキ4の流動が全く発生しなくなり、イ
ンキ供給ローラ1の外周面にほとんど付着しなく
なつて、インキ4が版胴にほとんど供給されなく
なるという現象が発生する(第4図の実験のデー
タグラフ21,22参照)。
目 的 この考案は、上記従来の孔版印刷機のインキ供給
装置の欠点をなくし、インキが低粘度であつてイ
ンキ供給ローラが高速回転する場合であつても、
安定したインキの供給を行うことができる孔版印
刷装置を提供することを目的とする。
構 成 以下この考案を図面に示す実施例に基づいて説
明を行う。
原紙取付部11を具えた円筒状版胴12の内周
面に接触するように、かつ軸線が互いに平行とな
るように、インキ供給ローラ13が図示しない本
体フレームに回転自在に取り付けられて配置さ
れ、図示しない駆動装置によつて図の矢印Bの方
向に回転されるようになつている。このインキ供
給ローラ13の斜め上方部近傍には、インキ供給
ローラ13とわずかな隙間を開けてスキージロー
ラ14が、軸線がインキ供給ローラ13の軸線と
平行になるように、図示しない本体フレームに回
転自在に取り付けられて配置され、図示しない駆
動装置によつてインキ供給ローラ一13と逆の図
の矢印Cの方向に回転されるようになつている。
そしてインキ供給ローラ13およびスキージロー
ラ14によつてくさび状のインキ溜り15が形成
される。
インキ供給ローラ13の外周速度Vとスキージ
ローラ14の外周速度vとが一定比率でそれぞれ
矢印B,Cの方向に回転されるようになつてい
る。16は原紙である。
上記インキ供給装置においては、インキ供給ロ
ーラ13およびスキージローラ14の回転に伴つ
てインキ溜り15に貯溜されたインキ17が図の
矢印Dの方向に回転されて流動し、一部がインキ
供給ローラ13の外周面に付着してスキージロー
ラ14との間の隙間から送出され、版胴12の内
周面に供給されるものである。
第4図はこの考案によるインキ供給装置と従来
のものとを比較して示したグラフであつて、従来
のスキージローラが固定されたインキ供給装置に
おいて、二種類のインキa,bの供給をそれぞれ
示したものがグラフ21,22であり、この場合
にインキ供給ローラの外周速度が一定速度以上に
なるとインキがほとんど供給されなくなることが
分かる。
これに対し、スキージローラ14が駆動装置に
よつて回転されるようになつているこの考案のイ
ンキ供給装置によるインキ17の供給を示したも
のがグラフ23であり、インキ供給ローラ13の
外周速度Vによる影響をほとんど受けていないこ
とが分かる。
なお、スキージローラ14の回転速度はインキ
供給ローラ13の回転速度が大きくなるに従つて
大きくした方がよい結果が得られることが確認さ
れており、また両ローラの外周速度比V/vは、
1.0を越える値である方がよい結果が得られる。
効 果 この考案は前記のようであつて、スキージロー
ラが駆動部材によつて、インキ供給ローラに対し
インキ供給ローラの外周速度Vとスキージローラ
の外周速度υとの比が1.0を越える一定速度比率
で回転されるようになつているので、インキが低
粘度であつて供給ローラが高速回転される場合で
あつても、インキ溜りのインキを回転流動させて
インキの安定した供給を行うことができるという
優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1,2図は従来のインキ供給装置のインキ供
給状態を示す概略側面図、第3図はこの考案によ
るインキ供給装置の一実施例を示す概略側面図、
第4図はインキ供給ローラの外周速度とインキ供
給量の関係を示すグラフである。 12……版胴、13……インキ供給ローラ、1
4……スキージローラ、15……インキ溜り、1
7……インキ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 多孔性円筒状版胴内にインキ供給ローラが、該
    版胴の内周面に接触されて回転可能に配設されて
    おり、インキ供給ローラに隣接して、インキ供給
    ローラよりも小径のスキージローラが配設され
    て、このスキージローラとインキ供給ローラとで
    インキ溜りを形成し、このインキ溜りからインキ
    供給ローラの回転によつてインキ溜りのインキを
    版胴に供給するようになつている単胴式孔版印刷
    装置において、前記スキージローラが駆動部材に
    よつて、前記インキ供給ローラに対しインキ供給
    ローラの外周速度Vとスキージローラの外周速度
    υとの比V/υが1.0を越える一定速度比率で回
    転されるようになつていることを特徴とする孔版
    印刷機のインキ供給装置。
JP8120783U 1983-05-31 1983-05-31 孔版印刷機のインキ供給装置 Granted JPS59187470U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8120783U JPS59187470U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 孔版印刷機のインキ供給装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8120783U JPS59187470U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 孔版印刷機のインキ供給装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59187470U JPS59187470U (ja) 1984-12-12
JPH0126465Y2 true JPH0126465Y2 (ja) 1989-08-08

Family

ID=30211175

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JP8120783U Granted JPS59187470U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 孔版印刷機のインキ供給装置

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JP (1) JPS59187470U (ja)

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JPS59187470U (ja) 1984-12-12

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