JPH01264454A - 加入者光線路の自動遠隔監視試験方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、光ファイバを用いた通信用ケーブルで構成さ
れた加入者光線路において、光線路の劣化状況、故障の
有無及び故障個所を自動的に監視・試験する加入者光線
路の自動遠隔監視試験方法に関する。

従来の技術 第４図は、従来の光パルス試験器を用いた加入者光線路
の監視・試験方法を示す。

図で、ｌは光ＭＤＦ、２は光コネクタ、３は光アダプタ
、≠は加入者光線路の各ルートの監視・試験用光ファイ
バ心線、ｊは光パルス試験器である０ 通信用光ファイバケーブルの中の各ルート毎ニ設けられ
た光ファイバ心線≠を監視・試験用心線に使用し、光Ｍ
ＤＦ／において、光アダプタ３を介して光コネクタコを
結合し、光パルス試験器！により各種測定を行う。各ル
ート毎の光ファイバ心線≠は光パルス試験器！側の光コ
ネクタコの脱着・結合により監視・試験を行っている。

発明が解決しようとする課題 上述のような監視・試験方法のため、以下のような問題
があった。

（１）　　各ルート毎の監視・試験には、光コネクタ２
の脱着・結合の作業が伴い多くの時間が費やされる。

（２）通信用光ファイバケーブルの経年劣化状況を調査
するためには光パルス試験器ｊのスイッチ操作により測
定条件を前回と同じにする必要があり、スイッチ操作の
設定ミス及び多くの時間が費やされる。

（３）通信用光ファイバケーブルの故障位置探索には、
光パルス試験器ｊの表示部から目視で判断を行う必要が
ある。

（４）複数の光加入区域を監視・試験する場合、−ケ所
に集約して監視・試験ができない。

本発明は、通信用光ファイバケーブルの各ルート毎の経
年的な劣化状況及び故障位置と光コネクタの脱着及び光
パルス試験器のスイッチ操作を行なわずに測定でき、し
かも複数の光加入区域を一ケ所で監視・試験を可能とす
る加入者光線路の自動遠隔監視試験方法を得るにある。

課題を解決するための手段 本発明は、複数のルートを接続した光ＭＤＦに光スイッ
チと光パルス試験器を順に直列に接続し、一方モデム（
変復調装置）にシリアル入出力インター７エースを介し
てパーソナルコンピュータを接続し、前記パーソナルコ
ンピュータ、光パルス試験器および光スイッチを並列に
接続して加入者光線路の特性試験回路を構成し、前記加
入者光線路の特性試験回路を複数の電話局に配設し、相
互にモデム（変復調装置）で接続し、ルート毎のパーソ
ナルコンピュータには光ファイバ心線の建設時のルート
毎の光レベルの初期値を投入し、ルート毎のパーソナル
コンビ１−夕で光パルス試験器と光スイッチを自動制御
し、加入者光線路のルート毎の自動監視・試験を行い、
また断線の有無、断線の位置を算出し、断線時および大
きい損失増加発生時警報を発生し、かつ１ケ所において
一元的に自動遠隔制御して監視・試験などをする加入者
光線路の自動遠隔監視試験方法である。

作用 本発明は光パルス試験器を自動制御することにより、各
ルート毎の監視会試験心線のケーブル損失Φ接続損失の
経年劣化状況の自動測定を実施させるものである。

これにより、光ファイバ断線によるフレネル反射を検出
し、断線の有無及び断線位置を算出し、断線時ならびに
被測定ルート上に大きな損失増加が発生した時にアラー
ムを発生し、パルス試験器の表示部を目視することなく
故障検出を可能とした。この方法により、従来、測定距
離や測定条件を手動で設定していたことによる誤りを防
ぐことができ、同時に定期的な測定も容易となる。更に
光スイッチを自動制御すること罠より、光コネクタの脱
着を行わずに通信用光ファイバケーブルの各ルート毎の
監視会試験心線の自動切替を可能としているので、損失
のレベル変動を抑えることができる。

上述した方法を用い、１電話局に遠隔操作機能を付加す
ることにより、複数の光加入区域に亘る光ファイバケー
ブルルートを一つの電話局で集中監視・試験することが
可能となる。

実施例 ＠１図は本発明の加入者光線路の自動遠隔監視試験方法
（以下自動遠隔監視試験方法という。）の実施例の回路
を示す。

図において、第４図と同一符号は同一部品、同一部分を
示す。

乙は光スイッチ、７はパーソナルフンピユータ、ｔはＧ
Ｐ−ＩＢインタフェース、りはシリアル入出力インタフ
ェース、ＩＯはモデム（変復調装置）、ｌｌは光コード
、１２はＧＰ−ＩＢババスを示す。

本発明の自動遠隔監視試験方法の構成を説明する。

電話局には、加入者光線路の各ルートを監視會試験する
ために、ＧＰ−ＩＢバス／コにＧＰ−ＩＢインターフェ
ース♂を介してパーソナルコンピュータ７、光パルス試
験ｓ６．光スイッチ６がそれぞれ接続されており、光ス
イッチ乙に各ルート毎の監視・試験用光ファイバ心線μ
が光ファイバコード／／、光コネクタλ及び光ＭＤＦ／
内にある光アダプタ３を介して接続されている。

この実施例では、光ファイバ心線≠の経年劣化状況の監
視拳試験及び故障時の検出を行うため、建設時の各ルー
ト毎の監視・試験用光ファイバ心線ｔの光レベルのデー
タを初期値としてパーソナルコンピュータ７に投入して
おく必要がある。

これらの光レベルの測定値及び測定条件を、監視・試験
をする特性試験回路のパーソナルコンピュータ７に投入
しておき、監視・試験のつどパーソナルコンピュータ７
からケーブル損失、接続損失の経年劣化状況の監視・試
験及び故障位置検出の自動遠隔測定を行う。

第２図は、任意の一つのルートの故障時の故障位置検出
を行うための測定波形である。

／３は初期値である建設時の線路距離に対するレーリー
後方散乱（全体の傾斜する小さく波打つ段差を有する直
線）及びフレネル反射の反射光レベル（符号ｌ！の部分
）を波形として表わしたもので、／≠は融着接続点、ｌ
ｊはコネクタ接続点を示し、／６は初期値の光レベルと
測定時の光レベルの相対差分を示す。

／６において、フレネル反射による差分の絶対値相当の
レベルが指定したあるレベル以上で検出された場合、故
障位置となシ、電話局にアラームを発生させ、故障した
ルート名及び故障位置を知らせる。

この様にして各加入区域、各ルートの各接続点の接続損
失及びその前後のケーブル損失の経年劣化状況の監視・
試験及び故障時の故障位置の検出を行うことができる。

本発明の自動遠隔監視試験方法における遠隔操作方法を
説明する。

第３図に示すように、他の電話局Ｂ、Ｃに同様の設備を
設け、シリアル入出力インターフースタを有したパーソ
ナルコンピュータ７及びモデム１０を介し、電話網と接
続することにより、ある１局を、例えばＡ局を保守局と
し、遠隔操作による集中監視・試験を実施することがで
きる。その他の方法として、専用線を用いデータの送受
信をすることも考えられる。要は遠隔でデータの送受信
ができればよい。また、監視φ試験の対象を各加入区域
の各ルート毎に行ったが、光回路等を用いてユーザを生
かした状態で各加入区域の各ユーザーの光心線の監視・
試験を行うこともできる。

発明の詳細 な説明したように本発明によれば、光パルス試験器及び
光スイッチの自動制御により、加入者光線路の各ルート
毎の監視拳試験を行うことができ、また１局を保守局と
してモデムを接続することにより複数の光加入区域の各
ルート毎の監視試験を一元的に行うことができ、しかも
、従来のようにコネクタの脱着及び光パルス試験器のス
イッチ操作を行うことなくできる効果を生ずる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の加入者光線路の自動遠隔監視試験方法
の一実施例の回路図、第２図は本発明による故障時の故
障位置を検出するため、パーソナルコンピュータで処理
を行い、プリンタに表示した実施例を示す図、第３図は
本発明の自動遠隔監視試験をする結線回路図、第４図は
従来の加入者線路の監視・試験方法を実施する回路図、
を示す。 ／：光ＭＤＦ、　　２：光コネクタ、　３：光アダプタ
、　ｌＡ：加入者光線路の各ルートの監視試験用光ファ
イバ心線、　ｊ：光パルス試験器、６：光スイッチ、　
７：パーソナルコンピュータ１、ｒ：ＧＰ−ＩＢインタ
フェース、　タ：シリアル入出力インタフェース、　ｌ
Ｏ：モデム（変復調装置）、　ｌｌ：光コード、　／２
：ＧＰ＝ＩＢバス、　１３：建設時の監視・試験用光フ
ァイバ心線の反射光レベルを示す初期波形、／４’：融
着接続点、　ｌｊ：コネクタ接続点、／乙ニア３とその
後実施した測定値の相対差分。 特許出願人　　　　日本電信電話株式会社代理人弁理士
　　　阿　　部　　　　功厘す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　複数のルートを接続した光ＭＤＦに光スイッチと光パ
   ルス試験器を順に直列に接続し、一方モデム（変復調装
   置）にシリアル入出力インタフェースを介してパーソナ
   ルコンピュータを接続し、前記パーソナルコンピュータ
   、光パルス試験器および光スイッチを並列に接続して加
   入者光線路の特性試験回路を構成し、前記加入者光線路
   の特性試験回路を複数の電話局に配設し、相互にモデム
   （変復調装置）で接続し、ルート毎のパーソナルコンピ
   ュータには光ファイバ心線の建設時のルート毎の光レベ
   ルの初期値を投入し、ルート毎のパーソナルコンピュー
   タで光パルス試験器と光スイッチを自動制御し、加入者
   光線路のルート毎の自動監視・試験を行い、また断線の
   有無、断線の位置を算出し、断線時および大きい損失増
   加発生時警報を発生し、かつ１ケ所において一元的に自
   動遠隔制御して監視・試験などをする加入者光線路の自
   動遠隔試験方法。