JP2008294528A - 受動式光ネットワークにおける光ファイバー障害の監視測定装置及び方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】受動式光ネットワークにおける光ファイバーの障害監視測定方法であって、主として制御部側に受動式光ネットワークにおける光ファイバーの障害監視測定装置を設置し、且つ上記受動式光ネットワークの各分岐ルートの末端のオプチカル・ネットワーク・ユニットの前面に特定の監視測定波長反射コンポーネントを取り付ける。
【選択図】図1
Description
一方、光電産業技術の成熟及び製品応用の多様化は、急激に成長するグローバル・インターネット・高品質マルチメディアネットワーク及び各種デジタル通信に必要な大量のブロード・バンドに対して、最良の解決方途を提供した。そこで、各種光通信ネットワークのフレームが相次いで現れ、その中でも受動式光ネットワーク・サービス・システムが最も見込まれている。
このサービス・システムが今後大量に使用される結果、その特殊なネットワーク・フレームの監視測定需要に対応して、受動式光ネットワークの各分岐ルートを監視測定し易い装置及び方法を発明する必要がある。
このようにオプチカル・タイム・ドメイン・リフレクトメーターを監視測定本体とする方式では、ルーターの数量が増えると、オプチカル・タイム・ドメイン・リフレクトメーターのダイナミック・レンジ(Dynamic Range)及びイベント・デッド・ゾーン(Event Dead Zone)の制限のため、往々にして目標を監視測定することが実行不可能となる。
此れで分かるように、上述従来の方式には尚幾多の欠点があり、よい設計とは言い難く、改良が待たれていた。
本願の第2発明は、受動式光ネットワークにおける光ファイバー障害の監視測定方法であって、制御部側に受動式光ネットワークにおける光ファイバー障害の監視測定装置を設置し、且つその受動式光ネットワークの各分岐ルートの末端の光ネットワーク・ユニットの前面に特定監視測定波長反射コンポーネントを取り付けるステップ1と、オプチカル・チャネル・セレクターを順次コントロールして測定すべきオプチカル・ラインへ切り替え、モニターリング・ウェーブ・バンドの光信号を前記オプチカル・チャネルへ入力し、ウェーブレンス・ディビジョン・マルチプレクサーによって整合した後、サービス・ウェーブ・バンド及びモニターリング・ウェーブ・バンドの光信号を監視測定すべき光ファイバーの中で進行させ、更に光ファイバー、光分岐器を経て各分岐ルートの末端へ至り、特定監視測定波長反射コンポーネントへ入る、特定監視測定波長反射コンポーネントの中では、特定監視測定波長の光信号のみが制御部側へ反射して戻されるステップ2と、制御部側のオプチカル・スペクトラル・アナライザーは、各分岐ルートから反射して戻ってきた異なる監視測定波長の光信号を同時に受け取り且つ測定することによって、最新状態の波形データを獲得するステップ3と、波形データ毎に、反射後の監視測定波長の波形の有無及び光パワーの大小を比較することによって前記反射波形データを判断・分析するステップ4と、各該分岐光ファイバー・ルートの最新情況を判断し、且つ適当な処置を行うステップ5と、を含むことを特徴とする、受動式光ネットワークにおける光ファイバー障害の監視測定方法を提供する。
本願の第3発明は、前記ステップ5は、取得した反射後監視測定波長の有無及び光パワーの大小を分析して判断するもので、或る部分のルートに対応する特定監視測定波長波形が消えた場合、当該分岐ルートに障害が生じたことを表し、光パワーが小さくなれば、当該分岐ルートに異常が発生したことを表し、光パワーの大小が原始値に近い場合は、当該分岐ルートが正常であることを表すことを特徴とする、第2発明の受動式光ネットワークにおける光ファイバー障害の監視測定方法を提供する。
1. 本発明は、制御部側の監視測定装置によって、末端の特定監視測定波長反射コンポーネントと組合わせて、実行性・信頼性・簡便性・経済性のある受動式光ネットワークにおける光ファイバー障害の監視測定装置及び方法を提供することができる。
2. 本発明は、受動式光ネットワーク上において、同時に64個以上の分岐ルートの最新情況を監視測定且つ表示し、快速で大量監視測定の目標を実現することが出来る。
3. 本発明は、制御部側においてシングルエンド且つ長期的な自動監視測定を行い、快速・正確にサービスシステム又は光ファイバー・ルートの障害をクリアし、更に各分岐ルートの最新状態から予防的メンテナンスを行い、より好ましいサービス品質を提供することが出来る。
4. 本発明は、ネットワーク運営の人件費を引き下げ、更に受動式光ネットワークの信頼性及び安定性を確保してメンテナンス効率を向上させることが出来、その経済的効果は極めて明確である。
図1を参照して、本発明の提供する受動式光ネットワークにおける光ファイバー障害の監視測定装置は、
ブロードバンド監視測定光源モジュール16と、
オプチカル・サーキュレーター17と、
オプチカル・スペクトラル・アナライザー19と、
コントロール・コンピュータ18と、
ウェーブレンス・ディビジョン・マルチプレクサー13と、
オプチカル・チャネル・セレクター24と、を含む。
ここで、サービス・ウェーブ・バンド12の光信号は特定の監視測定波長反射コンポーネント22を通過してオプチカル・ネットワーク・ユニット23(Optical Network Unit, ONU)へ入り、ユーザーサービスを提供することが出来る。
11 オプチカル・ライン・ターミナル(Optical Line Terminal, OLT)
12 サービス・ウェーブ・バンド
13 ウェーブレンス・ディビジョン・マルチプレクサー(Wavelength Division Multiplexer, WDM)
14 光ファイバー
15 モニターリング・ウェーブ・バンド
16 ブロードバンド監視測定光源モジュール
17 オプチカル・サーキュレーター(Optical Circulator)
18 コントロール・コンピュータ
19 オプチカル・スペクトラル・アナライザー(Optical Spectral Analyzer)
20 光ファイバー
21 オプチカル・スプリッター(Optical Splitter)
22 特定監視測定波長反射コンポーネント
23 オプチカル・ネットワーク・ユニット(Optical Network Unit, ONU)
24 オプチカル・チャネル・セレクター(Optical Channel Selector, OCS)
191 異なるルートの反射波形
Claims (3)
- 一個又は複数個の分岐ルートの光ネットワークを利用して、特定監視測定波長反射コンポーネントによって入力光の反射・透過及びろ過後の光特性に対して、受動式光ネットワークにおける光ファイバー障害の監視測定装置を構築することによって、光ファイバーの障害監視測定目的を達成する監視測定装置であって、
持続的にモニターリング・ウェーブ・バンドの光源を送り出すためのブロード・バンド監視測定光源モジュールと、
監視測定光源を受け取って光ネットワークへ送りこみ、且つ光ネットワークから反射して戻ってきた監視測定光源を更にオプチカル・スペクトラル・アナライザーへ送り込むためのオプチカル・サーキュレーターと、
光ネットワークから反射して戻ってきた異なる監視測定波長及び光パワーを測定するためのオプチカル・スペクトラル・アナライザーと、
オプチカル・スペクトラル・アナライザーで測定済の波形図を取り込み且つ全体の監視測定プロセスをコントロールするためのコントロール・コンピュータと、
サービス・ウェーブ・バンド及びモニターリング・ウェーブ・バンドを整合して光ファイバーへ送り込むためのウェーブレンス・ディビジョン・マルチプレクサーと、
モニターリング・ウェーブ・バンドのオプチカル・チャネル及び複数個のウェーブレンス・ディビジョン・マルチプレクサーを接続し、オプチカル・チャネルを切り替えることによって、一組の監視測定装置によって更に多くの光ファイバー及びその後の分岐ルートを監視測定するためのオプチカル・チャネル・セレクターと、を含むことを特徴とする、
受動式光ネットワークにおける光ファイバー障害の監視測定装置。 - 受動式光ネットワークにおける光ファイバー障害の監視測定方法であって、
制御部側に受動式光ネットワークにおける光ファイバー障害の監視測定装置を設置し、且つその受動式光ネットワークの各分岐ルートの末端の光ネットワーク・ユニットの前面に特定監視測定波長反射コンポーネントを取り付けるステップ1と、
オプチカル・チャネル・セレクターを順次コントロールして測定すべきオプチカル・ラインへ切り替え、モニターリング・ウェーブ・バンドの光信号を前記オプチカル・チャネルへ入力し、ウェーブレンス・ディビジョン・マルチプレクサーによって整合した後、サービス・ウェーブ・バンド及びモニターリング・ウェーブ・バンドの光信号を監視測定すべき光ファイバーの中で進行させ、更に光ファイバー、光分岐器を経て各分岐ルートの末端へ至り、特定監視測定波長反射コンポーネントへ入る、特定監視測定波長反射コンポーネントの中では、特定監視測定波長の光信号のみが制御部側へ反射して戻されるステップ2と、
制御部側のオプチカル・スペクトラル・アナライザーは、各分岐ルートから反射して戻ってきた異なる監視測定波長の光信号を同時に受け取り且つ測定することによって、最新状態の波形データを獲得するステップ3と、
波形データ毎に、反射後の監視測定波長の波形の有無及び光パワーの大小を比較することによって前記反射波形データを判断・分析するステップ4と、
各該分岐光ファイバー・ルートの最新情況を判断し、且つ適当な処置を行うステップ5と、を含むことを特徴とする、
受動式光ネットワークにおける光ファイバー障害の監視測定方法。 - 前記ステップ5は、取得した反射後監視測定波長の有無及び光パワーの大小を分析して判断するもので、或る部分のルートに対応する特定監視測定波長波形が消えた場合、当該分岐ルートに障害が生じたことを表し、光パワーが小さくなれば、当該分岐ルートに異常が発生したことを表し、光パワーの大小が原始値に近い場合は、当該分岐ルートが正常であることを表すことを特徴とする、請求項2に記載の受動式光ネットワークにおける光ファイバー障害の監視測定方法。
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