JPH01263010A - 発泡成形品の製造方法およびそれに用いる発泡成形品製造用型 - Google Patents

発泡成形品の製造方法およびそれに用いる発泡成形品製造用型

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JPH01263010A
JPH01263010A JP63092914A JP9291488A JPH01263010A JP H01263010 A JPH01263010 A JP H01263010A JP 63092914 A JP63092914 A JP 63092914A JP 9291488 A JP9291488 A JP 9291488A JP H01263010 A JPH01263010 A JP H01263010A
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cavity
mold
vent hole
gas vent
piston
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Shinji Yamada
山田 真二
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  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は、型キャビティ内に発泡原料を注入してキャ
ビティ形状の発泡成形品を製造する方法と、それに用い
る発泡成形品製造用型に関する。
(従来の技術) 座席用クツション体等に用いられる発泡成形品の製造方
法として、発泡成形品製造用型のキャビティにポリウレ
タン原料等の発泡原料を注入して、その発泡原料をキャ
ビティ形状に発泡させる製造方法がある。
ところで、キャビティ内に注入された発泡原料は発泡に
よりキャビティ内に充満して、発泡成形品になる。従っ
て、キャビティ内にガス溜まりが存在すると、そのガス
溜まりによって発泡原料がキャビティ内を完全に満たす
ことができなくなり、ガス溜まり部分で発泡成形品にボ
イド(穴)、欠肉等の不具合を生じる。
そこで従来にあっては、あらかじめキャビティ内に存在
する空気および発泡原料から発生する発泡ガスを、発泡
原料の発泡時にキャビテイ外に逃がすなめ、発泡成形品
の製造時に次の様なことがなされている。■上型にガス
抜き穴を設けてそのガス抜き穴からキャビティ内のガス
を外に放出する。■上型にガス抜き穴を設け、更にその
ガス抜き穴に、バネにより付勢した弁をはめて、キャビ
ティ内の圧力が一定以上になった時に、その圧力により
弁を持ちあげてガス抜き穴を開口し、キャビティ内のガ
スを外に放出する。■型の分割面にゲート等を設けて、
そのゲート等を介してガスをキャビテイ外に逃がす等で
ある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら上記■〜■は、いずれもガス抜き穴または
ゲートに発泡原料が侵入してパリとなって発泡硬化する
ため、その都度ガス抜き穴およびゲート周囲の発泡硬化
物を手作業により除去しなければならず、その作業に手
間取る問題がある。
また、その発泡硬化物の除去を容易とするために、あら
かじめガス抜き穴内等に離型剤を塗布しておかねばなら
ず、その作業も余分に必要となる。
そこでこの発明は、発泡成形品の製造時にガス抜き穴の
周囲に付着する不要な発泡硬化物を、容易に除去しうる
発泡成形品の製造方法と、その製造方法の実施に用いる
発泡成形品製造用型を提供しようとするものである。
(課題を解決するための手段) この発明は上記課題を達成するために、型キャビティ内
に発泡原料を注入して、キャビティ形状の発泡体を発泡
成形する発泡成形品の製造方法において、キャビティ内
から型外に連通ずるガス抜き穴を型に設け、そのガス抜
き穴の直径よりわずかに小なる直径のピストンをガス抜
き穴に挿入し、そのキャビティ内で発泡原料の発泡を行
い、発泡終了後にガス抜き穴内のピストンをスライドさ
せて、ピストン周辺に付着した発泡硬化物をガス抜き穴
から押し出すこととしたのである。
また、その製造方法の実施を可能とするため、型キャビ
ティ内から型外に連通ずるガス抜き穴を型に設け、その
ガス抜き穴の直径より17100〜1/5園小さな直径
のピストンを、ガス抜き穴にスライド可能に挿入して発
泡成形品製造用型を構成したのである。
(作用) 型キャビティ内に注入された発泡原料は、発泡によりキ
ャビティ内に充満する。その際、あらかじめキャビティ
内に存在した空気、および発泡原料から発生する発泡ガ
ス等は、発泡原料がキャビティ内を満たすに従いキャビ
ティ上部に追いやられ、ガス抜き穴内周面とピストン外
周面との間の隙間を通ってキャビテイ外に逃げる。
一方発泡原料は、そのガス抜き穴内周面とピストン外周
面との隙間が僅かなために、その隙間に侵入できず、ま
た例えその隙間に侵入することがあっても、その侵入は
キャビテイ面から僅か奥の部分までであり、キャビテイ
外へ漏出することがない、特にそのガス抜き穴に挿入さ
れるピストンの直径が、ガス抜き穴の直径より1/10
0〜175M程度小の場合に、効率よくガスのみをキャ
ビテイ外へ逃がすことができる。従って、発泡原料はキ
ャビテイ外へ漏出することなくキャビティ内で発泡し、
キャビティ形状の発泡成形品になる。
その後、キャビティ形状の発泡成形品を型から取り出す
、この時ガス抜き穴内周面とピストン外周面間の隙間に
は、一部発泡硬化物がパリとなって残留することがある
。そこで、ガス抜き穴に挿入されているピストンをエア
ーシリンダ等によりスライドして、ピストン周辺に付着
していた発泡硬化物をガス抜き穴から押し出す。そして
押し出された発泡硬化物を、エアーの吹き付は等により
吹き飛ばす。これによりガス抜き穴周囲の清掃が終了し
、再度発泡成形品の製造を繰り返すことができる。
(実施例) 以下この発明の一実施例について説明する。
第1図ないし第6図は、この発明の一実施例により発泡
成形品を製造する際の製造用型10の断面図である。
型10は、上型12と下型14からなり、その上型内面
と下型内面から構成されるキャビティ16を内部に有す
る。また上型12には、ガス抜き穴18が穿設され、そ
のガス抜き穴18には、上下にスライドするビス1〜ン
20が挿入されている。ピストン20は、第1図のA部
を拡大して示す第2図のように、直径aがガス抜き穴1
8の直径すよりも1/100から1/5(最適値は1/
50〜1/25) mm小とされる。そしてそのピスト
ン20は、エアシリンダ22の伸縮、あるいはその他の
上下動手段(図示せず)によって、ガス抜き穴18を上
下にスライドするようになっている。なおこの例のガス
抜き穴18は、金属製のカラー26を上型12に嵌めた
構成として、ピストン20のスライドによるガス抜き穴
内面の摩耗防止を図っているが、型の材質等によっては
カラー26無しとしてもよい。
その型10のキャビティ16に、第1図のようにポリウ
レタン原料等の発泡原料24を注入して発泡成形品の製
造を行う、この時、ピストン20の先端面28は、第2
図のように上型のキャビティ而30とほぼ同位置にある
キャビティ16に注入された発泡原料24は、発泡して
キャビティ16内に充満する。そしてその際発生する発
泡ガス、及びあらかじめキャビティ内に存在していた空
気等は、発泡原料24がキャビティ16内を満たすに従
いキャビテイ16上部に追いやられ、ガス抜き穴18の
内周面とピストン20の外周面との間の隙間32を通っ
てキャビティ16の外に逃げる。
そして、発泡原料はついにはキャビティ内を完全に満た
して、第3図のようにキャビティ形状の発泡成形品34
になる。この発泡反応の間、キャビティ内の発泡ガス等
は、上記のようにガス抜き穴とピストン間の隙間32を
通ってキャビテイ外へ放出される。一方発泡原料につい
ても、キャビティを満たしな後その隙間32を通ってキ
ャビテイ外へ漏出しようとする。しかしその隙間は、上
記ガス抜き穴の直径すとピストンの直径aとの差(b−
a以下)であり、極めて狭いため、ガスは侵入通過でき
ても粘性の高い発泡原料は殆ど侵入することができない
、また、例え発泡原料がその隙間に侵入することがあっ
ても、B部を拡大して示す第4図のように、発泡原料2
4は隙間32内に僅か入った地点から先に侵入すること
が出来なくなる。そのため、発泡原料は隙間32を通っ
てキャビティの外に漏出することなくキャビティ内で発
泡する。
その後型10を開いて第5図のように発泡成形品34を
型から取り出す、そして、ガス抜き穴18に挿入されて
いるピストン20を、エアシリンダ22の作動により上
下にスライドさせる。第6図はその際の0部を拡大して
示すもので、そのピストン20のスライドにより、それ
までガス抜き穴内周面とピストンの外周面間の隙間32
に保か詰まっていた上記発泡原料の硬化物36がガス抜
き穴18から押し出される。次いでそのガス抜き穴18
周囲に離型剤を含むエアーを吹き付け、ピストンにより
押し出された発泡原料硬化物36を吹き飛ばせば、ガス
抜き穴周囲の清掃が終了すると共に離型剤の塗布が完了
する。
これによって型10は、再度発泡成形品の製造に使用可
能になる。
なお第7図は、他の実施例に係るピストン38を説明す
るもので、第6図と同一部分の断面図である。このピス
トン38は、型外面から僅かに突出した位置にて、それ
より先端側の直径Cを小とすると共に根元側の直径dを
大としたものである。そして発泡時は、直径Cからなる
小径部分をガス抜き穴18部分に位置させてガス抜きを
容易とし、また発泡成形後は、ピストン38のスライド
により直径dからなる大径部分で隙間32に詰まった硬
化物36を突き出すのである。更にこの時、直径dから
なる大径部分の表面に螺旋状の140を設けておけば、
その溝40によって隙間の硬化物36をより効果的に押
し出すことができる。
(効果) この発明は、上記のようにガス抜き穴の清掃をピストン
のスライドにより行うため、ガス抜き穴の清掃を簡単に
行うことができ、何等清掃作業に手間取ることがない、
更に、ピストンのスライドを自動制御により行えば、自
動的にガス抜き穴の清掃を行うことができ、省力化を実
現することができる。
また、ガス抜き穴の直径より17100〜175M小な
る直径のピストンを、ガス抜き穴にスライド可能に挿入
して発泡成形品製造用型としたために、そのガス抜き穴
内周面とピストン外周面間の隙間に発泡原料が殆ど侵入
することがなく、例えその隙間に侵入する場合でも侵入
量がわずかになるため、ピストンのスライドにより容易
にガス抜き穴の清掃ができるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第6図は、この発明の一実施例における発
泡成形品製造時の断面図で、その同第1図と第3図と第
5図は発泡成形品製造用型の断面図、また第2図、第4
図、第6図はA部、B部、0部の拡大断面図であり、更
に第7図はこの発明の他の実施例における第6図と同様
の断面図である。 18:ガス抜き穴、20:ピストン、 a:ピストンの直径、b:ガス抜き穴の直径特許出願人
  井上エムチービー株式会社第1図    第2図 第3図     第4図 第5図 第7 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、型キャビティ内に発泡原料を注入して、キャビティ
    形状の発泡体を発泡成形する発泡成形品の製造方法にお
    いて、キャビティ内から型外に連通するガス抜き穴を型
    に設け、そのガス抜き穴の直径よりわずかに小なる直径
    のピストンをガス抜き穴に挿入し、そのキャビティ内で
    発泡原料の発泡を行い、発泡終了後にガス抜き穴内のピ
    ストンをスライドさせて、ピストン周辺に付着していた
    発泡硬化物をガス抜き穴から押し出すことを特徴とする
    発泡成形品の製造方法。 2、内部にキャビティを有する発泡成形品製造用型にお
    いて、キャビティ内から型外に連通するガス抜き穴を設
    け、そのガス抜き穴の直径より1/100〜1/5mm
    小さな直径のピストンを、ガス抜き穴にスライド可能に
    挿入したことを特徴とする発泡成形品製造用型。
JP63092914A 1988-04-15 1988-04-15 発泡成形品の製造方法およびそれに用いる発泡成形品製造用型 Expired - Lifetime JP2549544B2 (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5965169A (en) * 1996-10-24 1999-10-12 Bridgestone Corporation Mold for making synthetic resin molded foam and molding process using the same
KR100507769B1 (ko) * 2002-08-20 2005-08-09 학교법인 동의학원 밀폐 금형에서 잉여소재의 방출을 위한 유도관체를 구비한금형 구조
US8327916B2 (en) 2010-01-14 2012-12-11 Toyota Motor Engineering & Manufacturing North America (Tema) Low pressure cylinder head outer die components for core gas removal

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JPS59135130A (ja) * 1983-01-24 1984-08-03 Mitsubishi Plastics Ind Ltd 合成樹脂発泡体成形品の成形方法
JPS61158412U (ja) * 1985-03-22 1986-10-01

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