JPH01262132A - 樹脂積層体 - Google Patents

樹脂積層体

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JPH01262132A
JPH01262132A JP63089141A JP8914188A JPH01262132A JP H01262132 A JPH01262132 A JP H01262132A JP 63089141 A JP63089141 A JP 63089141A JP 8914188 A JP8914188 A JP 8914188A JP H01262132 A JPH01262132 A JP H01262132A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は樹脂積層体に関し、詳しくはすぐれた耐熱性、
耐酸性、耐アルカリ性、耐熱水性、剛性。
電気的特性を有するとともに、ガスバリア性、破断強度
にすぐれた樹脂積層体に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕従来か
ら、包装用のフィルム、シートあるいは電気・電子用の
部材等として各種の樹脂積層体が用いられている。これ
らの樹脂積層体を構成する樹脂層として、スチレン系重
合体層が使用されているものも知られているが、ここで
用いられるスチレン系重合体は、いずれもアタクチック
構造のものであり、耐熱性、耐溶荊性、耐熱水性、剛性
等において必ずしも満足できるものではなかった。
本発明者は、上記従来の樹脂積層体の欠点を解消し、各
種物性のすぐれた樹脂積層体を開発すべく鋭意研究を重
ねた。
〔課題を解決するための手段〕
その過程において、本発明者らのグループが先に開発し
たシンジオタクテイシテイ−の高いスチレン系重合体(
特開昭62−104818号公報)を素材として用い、
これに他の熱可塑性樹脂を積層したものが、すぐれた物
性の樹脂積層体となることを見出した。
本発明はかかる知見にWいて完成したものである。すな
わち本発明は、主としてシンジオタクチック構造を有す
るスチレン系重合体層および熱可塑性樹脂層を含有する
ことを特徴とする樹脂積層体を提供するものである。
本発明の樹脂積層体におけるスチレン系重合体層は、上
述の如く主としてシンジオタクチック構造を有するスチ
レン系重合体からなるものであるが、ここで主としてシ
ンジオタクチック構造とは、立体化学構造が主としてシ
ンジオタクチック構造、即ち炭素−炭素結合から形成さ
れる主鎖に対して側鎖であるフェニル基や置換フェニル
基が交互に反対方向に位置する立体構造を有するもので
あり、そのタフティシティ−は同位体炭素による核磁気
共鳴法(”C−NMR法)により定量される。13C−
NMR法により測定されるタフティシティ−は、連続す
る複数個の構成単位の存在割合、例えば2個の場合はダ
イアツド、3個の場合はトリアット。
5個の場合はペンタッドによって示すことができるが、
本発明に言う主としてシンジオタクチック構造を有する
スチレン系重合体とは、通常はダイアツドで75%以上
、好ましくは85%以上、若しくはペンタッド(ラセミ
ペンタッド)で30%以上、好ましくは50%以上のシ
ンジオタクテイシテイ−を有するポリスチレン、ポリ(
アルキルスチレン)、ポリ(ハロゲン化スチレン)、ポ
リ(アルコキシスチレン)、ポリ(ビニル安息香酸エス
テル)およびこれらの混合物、あるいはこれらを主成分
とする共重合体を指称する。シンジオタクテイシテイ−
の低いスチレン系重合体では、得られる積層体に所望す
るすぐれた物性が期待できない。なお、ここでポリ(ア
ルキルスチレン)としては、ポリ(メチルスチレン)、
ポリ(エチルスチレン)、ポリ(イソプロビルスチレン
)。
ポリ(ターシャリ−ブチルスチレン)などがあり、ポリ
 (ハロゲン化スチレン)としては、ポリ (クロロス
チレン)、ポリ(ブロモスチレン)、ポリ(フルオロス
チレン)などがある。また、ポリ(アルコキシスチレン
)としては、ポリ(メトキシスチレン)、ポリ(エトキ
シスチレン)などがある。これらのうち特に好ましいス
チレン系重合体としては、ポリスチレン、ポリ(p−メ
チルスチレン)、ポリ(m−メチルスチレン)、ポリ(
p−ターシャリ−ブチルスチレン)、ポリ(p−クロロ
スチレン)、ポリ(m−クロロスチレン)。
ポリ(p−フルオロスチレン)、更にはスチレンとp−
メチルスチレンとの共重合体をあげることができる。
また、本発明に用いるスチレン系重合体は、分子量につ
いては特に制限はないが、重量平均分子量がto、oo
o以上のものが好ましく、特に50.000以上のもの
が最適である。さらに、分子量分布についてはその広狭
は制約がなく、様々なものを充当することが可能である
。ここで、重量平均分子量が10.000未満のもので
は、充分な機械的強度や耐熱性を有する樹脂積層体を得
ることができない場合がある。
このような主としてシンジオタクチック構造を有するス
チレン系重合体は、例えば不活性炭化水素溶媒中または
溶媒の不存在下に、チタン化合物、及び水とトリアルキ
ルアルミニウムの縮合生成物を触媒として、スチレン系
単量体(上記スチレン系重合体に対応する単量体)を重
合することにより製造することができる(特開昭62−
187708号公報)。
一方、熱可塑性樹脂層を構成する熱可塑性樹脂としては
、製造すべき樹脂積層体の用途により、適宜選定すれば
よく特に制限はない。例えばアククチツク構造のポリス
チレン、アイソタクチック構造のポリスチレン、AS樹
脂、ABS樹脂などのスチレン系重合体をはじめ、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレ
フタレート(PBT)などのポリエステル樹脂、さらに
ポリカーボネート樹脂、ポリフェニレンスルフィド樹脂
(pps)、ポリアミド樹脂等をあげることができる。
そのほかポリフェニレンオキサイド。
ポリスルホン、ポリエーテルスルホンなどのポリエーテ
ル樹脂、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステル、ポ
リメチルメタクリレートなどのアクリル系樹脂、ポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリブテン、ポリ4−メチル
ペンテン−1,エチレン−プロピレン共重合体、エチレ
ン−アクリル酸共重合体、エチレン−ビニルアルコール
共重合体。
エチレン−酢酸ビニル共重合体などのポリオレフィン樹
脂、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリデン。
ポリ弗化ビニリデンなどの含ハロゲンビニル化合物重合
体、さらにはポリオキシメチレン、ポリビニルアルコー
ル樹脂およびこれらの誘導体等をあげることができる。
これらのうちで、得られる樹脂積層体に高い力学的強度
を要求する場合には、熱可塑性樹脂としてポリエステル
樹脂、ポリアミド樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリオ
レフィン樹脂あるいは含ハロゲンビニル化合物重合体な
どを選定すべきであり、また、ガスバリア性を重視する
場合には、PET等のポリエステル樹脂、ポリアミド樹
脂。
PPS、ポリビニルアルコール樹脂およびその誘導体あ
るいはエチレンビニルアセテートなどを選定すべきであ
り、その他紙融点の熱可塑性樹脂を選定すればヒートシ
ール性の良好な樹脂積層体が得られる。
本発明の樹脂積層体は、前述の主としてシンジオタクチ
ック構造を有するスチレン系重合体(SPS)1と熱可
塑性樹脂層を含むものであり、その構成は、このSPS
層と熱可塑性樹脂層の二層からなるものに限らず、これ
ら二層を含む様々な形態の積層とすることができる。こ
こで、層の数や積層順序についても制限なく、状況に応
じて適宜定めればよい。例えば、SPS層/熱可塑性樹
脂層/SPS層、熱可塑性樹脂層/SPS層/熱可塑性
樹脂層、sps層/熱可塑性樹脂層/熱可塑性樹脂層な
どの積層構造が考えられる。これらの積層構造において
、一つの積層体に二以上゛のSPS層や熱可塑性樹脂層
がある場合は、それぞれが同一でもあるいは異なるもの
であってもよい。
また、本発明の樹脂積層体において、層全体の厚みは特
に制限はないが、−1c的には20〜200μmであり
、また各層の厚み比は、使用目的に応じて適宜定めれば
よいが、通常は熱可塑性樹脂層/SPS層=1〜30の
範囲で選定すればよい。
本発明の樹脂積層体の好適な態様としては、例えばSP
S層/PET層/SPS層の三層からなり、膜厚20〜
200μmで、各層の膜厚比が、SPS層/PET層/
SPS層=1/1〜30/1の範囲のものがあり、これ
は耐熱性、耐酸性、耐アルカリ性、耐溶剤性にすぐれる
とともに、機械的強度およびガスバリア性にすぐれたも
のである。
また、PPS層/SPS層/PPS層の三層からなり、
膜厚20〜200μmで、各層の膜厚比が、SPS層/
PET層/SPS層=1/1〜30/1の範囲のものが
あり、これは特に耐熱性において著しくすぐれたもので
ある。
ところで、本発明の樹脂積層体を作成するにあたっては
、その積層体の形態や用途に応じて様々な手法が考えら
れるが、状況に応じて常法を適宜組み合わせればよい。
具体的には、次の■、■の方法をあげることができる。
即ち、■SPSと熱可塑性樹脂を、多層ダイを有する成
形機から多層共押出し、多層キャスト成形フィルムを作
成するか、あるいは多層インフレーション成形を行う。
このとき、層間の接着力を高めるために、第三成分とし
てSPS層、熱可塑性樹脂層のそれぞれの層と親和性の
ある接着層を設けるか、あるいはSPSと熱可塑性樹脂
のいずれか一方または両方に接着材料を予め配合してお
くこともできる。なお、多層キャスト成形フィルムを作
成する場合、Tダイ温度を280〜350°C程度とし
、また冷却ロール温度を30°C以下とするとともに、
引取速度を3m/分以下の範囲で設定することが好まし
い。特に冷却ロール温度を30°C以下に設定すれば、
非品性のフィルムが得られ、また引取速度を3m/分以
下にすれば、無配向な原反シート(フィルム)を得るこ
とができる。
このようにして、あるいはその後必要に応じて延伸処理
することによって、目的とする樹脂積層体を得ることが
できる。ここで延伸処理して延伸多層フィルムを作成す
る場合、その延伸法としては一軸延伸、チューブラー二
軸延伸、逐次二輪延伸、同時二軸延伸などの方法を適宜
選定使用すればよい。この延伸処理の条件は、状況によ
って異なり一義的に定められないが、通常は温度80〜
140°Cとし、延伸速度を100m/分以下に設定す
ればよい。また、この延伸多層フィルムについては、後
処理として加熱処理を行うと充分な寸法安定性が得られ
好ましい。この際の熱処理温度は、用いるフィルムの融
点やガラス転移温度により異なるが、通常は150〜2
70°Cに設定すればよく、処理時間は5秒〜20分程
度である。
また■予めSPSのフィルム(延伸あるいは未延伸のも
の)と熱可塑性樹脂のフィルム(延伸あるいは未延伸の
もの)を別々に作成しておき、これらをラミネートする
方法によっても、本発明の樹脂積層体を作成することが
できる。このラミネートにあたって、コロナ処理あるい
はオゾン処理などによって、それぞれのフィルム表面を
処理しておいてもよく、また層間接着剤(例えば硬化型
ウレタン系接着剤などのドライラミネート用接着剤)を
使用することもできる。なお、ラミネートの際のプレス
ロール温度は50〜100°C程度とし、また加工速度
は50〜150m/分が適当である。
〔実施例〕
次に、本発明を実施例および比較例によりさらに詳しく
説明する。
実施例1 重量平均分子i  400,000. ラセミペンタッ
ドでのシンジオタクテイシテイ−97%のシンジオタク
チックポリスチレン(sps)とポリエチレンテレフタ
レート(固有粘度〔η)=0.78dfl/g、商品名
:ダイヤナイ1−MA323.三菱レーヨン■製)(P
ET)を、多層ダイを有するキャスト成形機で共押出(
Tダイ温度300°C2引取速度1m/秒)し、冷却ロ
ールにて冷却して透明なフィルムを作成した。
フィルム層の組み合わせは、S P S/P ET/S
PS (厚さ50 μm/400 am150 am)
である。このフィルムをテーブルテンターで3×3倍に
延伸(温度115°C)した。
得られた延伸フィルム(厚さ6μm/45μm/6μm
)は透明であった。フィルムの評価結果を第1表に示す
実施例2 実施例1と同様の方法で、P ET/S P S/PE
T(厚さ50 am/400 am150 am)の透
明なフィルムを作成し、テーブルテンターで3×3倍に
延伸した。得られた延伸フィルム(厚さ6μm/45μ
m / 6μm)は透明であった。
フィルムの評価結果を第1表に示す。
比較例1 実施例1と同様の条件で、アタクチックポリスチレン(
重量平均分子量30X10’、商品名:出光ポリスチレ
ンHH30,出光石油化学■製)(aPS)とPETを
、多層グイより共押出して、a PS/PET/a P
Sの透明なフィルムを作成した。このフィルムをテーブ
ルテンターで3×3倍に延伸した。
得られた延伸フィルムは透明であった。フィルムの評価
結果を第1表に示す。
実施例3 実施例1と同様にして、SPS/PET (厚さ250
μm/250μm)の二層のキャストフィルムを作成し
た。このフィルムをテーブルテンターで3×3倍に延伸
した 得られた延伸フィルム(厚さ28μm728μm)は透
明であった。フィルムの評価結果を第1表に示す。
比較例2 実施例3と同様の条件で、a P S / P E T
のキャストフィルムを作成し、3×3倍に延伸した。
得られたフィルムは透明であった。フィルムの評価結果
を第1表に示す。
比較例3 SPSのみをキャスト成形し、透明な原反(厚さ500
μm)を作成し、さらにこの原反を実施例1と同様にテ
ーブルテンターで3×3倍に延伸した。
得られた延伸フィルムは透明であった。フィルムの評価
結果を第1表に示す。
比較例4 aPSのみをキャスト成形し、透明な原反(厚さ500
μm)を作成し、さらにこの原反を実施例1と同様にテ
ーブルテンターで3×3倍に延伸した。
得られた延伸フィルムについて測定した結果を第1表に
示す。
比較例5 PETのみをキャスト成形し、透明な原反(厚さ500
μm)を作成し、さらにこの原反を実施例1と同様にテ
ーブルテンターで3×3倍に延伸した。
得られた延伸フィルムについて測定した結果を第1表に
示す。
実施例4 PETの代わりに、ポリフェニレンスルフィド(固有粘
度〔η)= 0.28d1/g)(PPS)を使用し、
Tダイ温度を320″Cとしたこと以外は、実施例1と
同様にして、S P S/P P S/S P Sのフ
ィルムを作成し、3×3倍に延伸(温度96°C)した
。キャストフィルム、延伸フィルムはともに透明であっ
た。
得られた延伸フィルムについて測定した結果を第1表に
示す。
比較例6 SPSO代わりにaPSを用いて、aPS/P P S
 / a P Sのフィルムを作成し、3×3倍に延伸
(温度96°C)して延伸フィルムを得た。
得られた延伸フィルムについて測定した結果を第1表に
示す。
実施例5 層の組み合わせをP P S/S P S/P P S
としたこと以外は、実施例4と同様の条件で操作を行っ
て、延伸フィルムを得た。
得られた延伸フィルムについて測定した結果を第1表に
示す。
実施例6 S P S/P P Sの二層フィルムを作成したこと
以外は、実施例4と同様の条件で操作を行って、延伸フ
ィルムを得た。
得られた延伸フィルムについて測定した結果を第1表に
示す。
実施例7 二軸延伸したSPSフィルムとビスフェノールA型ポリ
カーボネート(粘度平均分子量3X10’。
商品名:出光ポリカーボネートA3000.出光石油化
学■製)(PC)フィルムを、硬化型ウレタン系接着剤
を介してラミネートし、S P S/P C/5PS(
厚さ10 um150 am/ 10 am)の三層フ
ィルムを作成した。
得られたフィルムについて測定した結果を第1表に示す
比較例7 二軸延伸したaPSフィルムを用いたこと以外は、実施
例7と同じ条件で、a P S / P C/ a P
 Sのラミネートフィルムを作成した。
得られたフィルムについて測定した結果を第1表に示す
比較例8 実施例7で用いたPCフィルム(厚さ500μm)のみ
の物性を調べた。結果を第1表に示す。
実施例8 ラミネーションするフィルムとして、ナイロン(数平均
分子量 24,000.商品名:ユニロン。
出光石油化学■製)(Ny)を使用し、以下実施例7と
同様にしてSPS/Ny/SPSの三層ラミネートフィ
ルム(厚さ10μm150μm/10μm)を作成した
得られたフィルムについて測定した結果を第1表に示す
実施例9 PET、Ny、SPSを用いて、実施例7と同様にして
P E T / N y /S P Sの三層ラミネー
トフィルムを作成した。
得られたフィルムについて測定した結果を第1表に示す
実施例10 実施例7と同様にして、SPS/Nyの二層ラミネート
フィルム(厚さ25μm/25μm)を作成した。
得られたフィルムについて測定した結果を第1表に示す
比較例l0 3PSフイルムの代わりに、aPSフィルムを使用し、
a P S / N yの二層ラミネートフィルム(厚
さ25μm/25μm)を作成した。
得られたフィルムについて測定した結果を第1表に示す
比較例11 N)Iフィルム(厚さ25μm)のみの物性を調べた。
結果を第1表に示す。
(以下余白) *I  JIS  Z  1702に準拠*2  JI
S  Z  1707に準拠(23°C)*3 120
°C,スチーム下に100時間放置した。
*4  JIS  K  7114に準拠*5  JI
S  K  7114に準拠*6  JIS  K  
7114に準拠なお、表中の各記号は次の内容を示す。
◎ ・・・ 試験前後のフィルムにほとんど変化がない
O・・・ 試験後、フィルムでわずかに劣化するが、実
用上問題ない程度である。
× ・・・ 試験後のフィルムの劣化が激しく、使用で
きない。
〔発明の効果〕
叙上の如く、本発明の樹脂積層体は、SPSの有する良
好な耐熱性、耐酸性、耐アルカリ性、耐熱水性、剛性、
電気的特性を保持したまま、熱可塑性樹脂の有するすぐ
れたガスバリア性、破断強度等が付与されている。
したがって、本発明の樹脂積層体は、一般の包装用フィ
ルム、シートをはじめ、電気・電子材料、さらには耐熱
性、耐熱水性を必要とする食品包装用フィルム等に有効
かつ幅広い利用が期待される。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)主としてシンジオタクチック構造を有するスチレ
    ン系重合体層および熱可塑性樹脂層を含有することを特
    徴とする樹脂積層体。
  2. (2)熱可塑性樹脂層が、ポリエステル樹脂、ポリフェ
    ニレンスルフィド樹脂、ポリアミド樹脂およびポリカー
    ボネート樹脂から選ばれた一種または二種以上の樹脂か
    らなる層である請求項1記載の樹脂積層体。
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