JPH01262003A - 突起付鋼材及びその圧延方法 - Google Patents
突起付鋼材及びその圧延方法Info
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- JPH01262003A JPH01262003A JP9257588A JP9257588A JPH01262003A JP H01262003 A JPH01262003 A JP H01262003A JP 9257588 A JP9257588 A JP 9257588A JP 9257588 A JP9257588 A JP 9257588A JP H01262003 A JPH01262003 A JP H01262003A
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- 239000010959 steel Substances 0.000 title claims abstract description 55
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- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 2
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- Metal Rolling (AREA)
- Reduction Rolling/Reduction Stand/Operation Of Reduction Machine (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、例えば道路の覆工板、杭用としてのコンクリ
−1〜充填のスパイラルMW、SRC用のH形鋼等のよ
うに、コンクリートと鋼とのイ」着力を高めるために、
表面に多条の突起をつけた鋼材、及びその鋼材を圧延す
る方法に関するものである。
−1〜充填のスパイラルMW、SRC用のH形鋼等のよ
うに、コンクリートと鋼とのイ」着力を高めるために、
表面に多条の突起をつけた鋼材、及びその鋼材を圧延す
る方法に関するものである。
(従来の技術)
板の場合について従来の技術を説明する。
鋼板の表面に突起を付け、鋼材とコンクリ−1・との付
着力を増加するための突起付鋼板をボットストリップミ
ルで圧延する場合、第5図に示す一般的なミルレイアラ
l−においては、仕上タンデムミル1の最終スタンド前
までは、一般的な板圧延と同じであり、最終スタンドに
のみ孔型ロールを入れ、目的とする突起を1パスで成形
している。
着力を増加するための突起付鋼板をボットストリップミ
ルで圧延する場合、第5図に示す一般的なミルレイアラ
l−においては、仕上タンデムミル1の最終スタンド前
までは、一般的な板圧延と同じであり、最終スタンドに
のみ孔型ロールを入れ、目的とする突起を1パスで成形
している。
これはボットストリ、プミルのような連続圧延において
は、孔型ロールによる成形を2スタンド以上つづりると
、鋼板と孔型ロールとのセンタリングが困ψl[なため
に突起が圧延方向で消滅するため、一般的に高さ2龍以
上の高い突起を有する鋼板の場合は、−パス成形として
いるのである。
は、孔型ロールによる成形を2スタンド以上つづりると
、鋼板と孔型ロールとのセンタリングが困ψl[なため
に突起が圧延方向で消滅するため、一般的に高さ2龍以
上の高い突起を有する鋼板の場合は、−パス成形として
いるのである。
なお、第5図中2は粗列クンデムミルを示ず。
次に仕上タンデムミル1の最終スタンドに入れる孔型じ
2−ル3の孔型形状は第6図に示すような台形又は矩形
のボックス孔型形状となる。この場合、孔型C,:、鋼
板4を完全に充満させ、所定の突起形状を得ることを前
提としているため、突起の側面角度θは、ロール孔型回
転の制約より90°以上とすることは不可能となる。
2−ル3の孔型形状は第6図に示すような台形又は矩形
のボックス孔型形状となる。この場合、孔型C,:、鋼
板4を完全に充満させ、所定の突起形状を得ることを前
提としているため、突起の側面角度θは、ロール孔型回
転の制約より90°以上とすることは不可能となる。
突起の角度θが90°未満であると、コンクリートと鋼
板の間で振動を伴う剪断力が働いた場合に、コンクリー
トが鋼板表面より浮き上がり、本来のずれ防止効果が著
しく減少する可能性があるからである。そのため、その
浮き上がり量を補うために必要以上の高さを有する突起
にすることとなる。
板の間で振動を伴う剪断力が働いた場合に、コンクリー
トが鋼板表面より浮き上がり、本来のずれ防止効果が著
しく減少する可能性があるからである。そのため、その
浮き上がり量を補うために必要以上の高さを有する突起
にすることとなる。
一方では、ボルト形状のように頭部が大きいスタンドと
呼ばれるものを鋼板に熔接し、コンクリートとの複合材
としてコンクリートの浮き上がりを防止するものもある
。また、スパイラル鋼管の内面には突起がイ」けられて
おり、この閉鎖断面内にコンクリートを充填する場合、
コンクリートの凝固に伴う体積減少により、どうしても
鋼板とコンクリ−1・の間に空間を生じ、鋼板の表面に
付けた突起の高さが、相対的に低くなる可能性もある。
呼ばれるものを鋼板に熔接し、コンクリートとの複合材
としてコンクリートの浮き上がりを防止するものもある
。また、スパイラル鋼管の内面には突起がイ」けられて
おり、この閉鎖断面内にコンクリートを充填する場合、
コンクリートの凝固に伴う体積減少により、どうしても
鋼板とコンクリ−1・の間に空間を生じ、鋼板の表面に
付けた突起の高さが、相対的に低くなる可能性もある。
その意味からも突起高さは31m以上が要望されている
。
。
しかし突起を台形状に完全に充満させて高さ3〜5 m
s、幅8〜101程度の突起を圧延方向に多条につける
と、突起部のみの重量は、母Hの単位重量の10%近く
になる。
s、幅8〜101程度の突起を圧延方向に多条につける
と、突起部のみの重量は、母Hの単位重量の10%近く
になる。
一方、圧延サイトにおいても上記したように孔型内に鋼
板を完全に充71!Jさせるためには、突起高さの2倍
以上の圧下量をとらないと、孔型内に充満させることが
困難となる。
板を完全に充71!Jさせるためには、突起高さの2倍
以上の圧下量をとらないと、孔型内に充満させることが
困難となる。
しかしこのような高圧下を行うと、板部と突起部の圧下
率の差が大きくなって板部において波打ちを発生しやず
(なり、圧延状態は不安定となる。
率の差が大きくなって板部において波打ちを発生しやず
(なり、圧延状態は不安定となる。
また圧延能力的にも通常の板圧延にくらべ数倍の圧延荷
重となるためミルの能力も、それだけ大きくする必要が
ある。
重となるためミルの能力も、それだけ大きくする必要が
ある。
一方、ロール摩耗の点から、孔型内に鋼板を完全に充満
させるごとにより、突起側面角度θ及び長さを一定化さ
せるため、圧延量の増加に伴いロール孔型側面の摩耗か
大きくなる。そのため−射的に突起側面角度θを90°
とすることはなく、87゜以下と成されている。
させるごとにより、突起側面角度θ及び長さを一定化さ
せるため、圧延量の増加に伴いロール孔型側面の摩耗か
大きくなる。そのため−射的に突起側面角度θを90°
とすることはなく、87゜以下と成されている。
(発明が解決しようとする課題)
前述したように従来の圧延法で得られる製品の突起側面
角度θは90°未満であるため、鋼板とコンクリ−1・
との付着力は主として突起の高さでもって補償されるこ
とになる。この高さを1パスの圧延で得るためには、ど
うしても高さの1.5倍以上の突起幅をもっことが必要
とされる。つまり高くなればなるほど突起の幅は大きく
なり、それに伴い母材に対する突起の占める重量割合も
大きくなる。
角度θは90°未満であるため、鋼板とコンクリ−1・
との付着力は主として突起の高さでもって補償されるこ
とになる。この高さを1パスの圧延で得るためには、ど
うしても高さの1.5倍以上の突起幅をもっことが必要
とされる。つまり高くなればなるほど突起の幅は大きく
なり、それに伴い母材に対する突起の占める重量割合も
大きくなる。
また、幅を大きくするだけでなく、圧下刃も大きくする
必要があるがこの場合前述したように、板部において波
打ちを発生しゃすくなり、圧延上不安定となる。
必要があるがこの場合前述したように、板部において波
打ちを発生しゃすくなり、圧延上不安定となる。
以上の理由により現在使用されている鋼板の突起高さは
、3〜4酊程度にとどまっている。
、3〜4酊程度にとどまっている。
そのためコンクリートと鋼板との付着力が強く要求され
る場合は、通常の鋼板にスタンドボルトが溶接されてい
る。しかし、このスタンドボルトは非常に多数必要であ
り、作業時間もかがるごとから、圧延において同様の形
状の製品が製造されることがユーザより要望されている
。
る場合は、通常の鋼板にスタンドボルトが溶接されてい
る。しかし、このスタンドボルトは非常に多数必要であ
り、作業時間もかがるごとから、圧延において同様の形
状の製品が製造されることがユーザより要望されている
。
本発明は、上記した問題点に鑑みて成されたものであり
、■突起の側面角度θが90°以上でコンクリートの浮
き上がり防止効果があり、■従来の形状に対して突起の
鋼材重量を30%以上低減でき、■従来より軽圧下で従
来より高さの大なる突起が得られる突起付鋼板及びその
圧延法を提供せんとするものである。
、■突起の側面角度θが90°以上でコンクリートの浮
き上がり防止効果があり、■従来の形状に対して突起の
鋼材重量を30%以上低減でき、■従来より軽圧下で従
来より高さの大なる突起が得られる突起付鋼板及びその
圧延法を提供せんとするものである。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するために、本発明に係る突起付鋼材は
、少な(とも片面に、圧延方向に連続しかつ多条の突起
を持つ鋼材において、各突起断面中央に■字状の溝を有
し、かつ左右の突起側面角度θが90°以上の突起を有
することとし、また、この突起イ」鋼材を熱間圧延にお
いて1パスで孔型ロールを用いて軽圧下により成形する
こととしているのである。
、少な(とも片面に、圧延方向に連続しかつ多条の突起
を持つ鋼材において、各突起断面中央に■字状の溝を有
し、かつ左右の突起側面角度θが90°以上の突起を有
することとし、また、この突起イ」鋼材を熱間圧延にお
いて1パスで孔型ロールを用いて軽圧下により成形する
こととしているのである。
ずなわら、本発明にあっては突起を成形するロール孔型
を第1図に示すように孔型中火にV字状の突起(以下「
ナイフイングラニブ」という)6を有したボックス孔型
5とし、これにより鋼’FA’ 4を圧下するのである
。この割り入れボックス孔型5の側面角度θは90°と
している。しかして、このボックス孔型5で圧延すると
孔型ロール3のボックス孔型5に入った11は、7字状
のナイフイングラニブ6により、第2図に示す如く左右
に割り拡げられる。そのため突起の先端にゆくほど左右
の幅拡がりが大きくなるため突起の側面は逆円弧状とな
り、突起の側面角度θは90゛以上となる。
を第1図に示すように孔型中火にV字状の突起(以下「
ナイフイングラニブ」という)6を有したボックス孔型
5とし、これにより鋼’FA’ 4を圧下するのである
。この割り入れボックス孔型5の側面角度θは90°と
している。しかして、このボックス孔型5で圧延すると
孔型ロール3のボックス孔型5に入った11は、7字状
のナイフイングラニブ6により、第2図に示す如く左右
に割り拡げられる。そのため突起の先端にゆくほど左右
の幅拡がりが大きくなるため突起の側面は逆円弧状とな
り、突起の側面角度θは90゛以上となる。
なお、ここで強圧下すると鋼材がボックス孔型5内に完
全充満し、突起の側面角度は90°となってしまう。
全充満し、突起の側面角度は90°となってしまう。
従って、本発明圧延法では、軽圧下し孔型ロール3のボ
ックス孔型5内に鋼材4を完全に充満させないことが、
従来の圧延とまったく異なるところである。本発明にお
ける軽圧下とは、上記の如く孔型に鋼材が完全に充満し
ない程度の圧下をいう。この方法では孔型ロール3のボ
ックス孔型5側面に大きく鋼材4が接触しないため、ロ
ール摩耗の量はきわめて少ない。また、軽圧下であるた
め、板部に波打ちを発生する可能性もきわめて少ない。
ックス孔型5内に鋼材4を完全に充満させないことが、
従来の圧延とまったく異なるところである。本発明にお
ける軽圧下とは、上記の如く孔型に鋼材が完全に充満し
ない程度の圧下をいう。この方法では孔型ロール3のボ
ックス孔型5側面に大きく鋼材4が接触しないため、ロ
ール摩耗の量はきわめて少ない。また、軽圧下であるた
め、板部に波打ちを発生する可能性もきわめて少ない。
圧延方法としては、まず素材スラブを加熱炉で加熱した
移相タンデムミルにおいて約50mm・程度の板厚とす
る。次に通常5〜6スタンドからなる仕上タンデムミル
に入り、最終パスで31程度の薄板を圧延する。このミ
ルにおいて突起を付&Jる場合、最終スタンドのワーク
ロールに孔型をほることになり、その他はすべてフラン
トロールである。
移相タンデムミルにおいて約50mm・程度の板厚とす
る。次に通常5〜6スタンドからなる仕上タンデムミル
に入り、最終パスで31程度の薄板を圧延する。このミ
ルにおいて突起を付&Jる場合、最終スタンドのワーク
ロールに孔型をほることになり、その他はすべてフラン
トロールである。
ここの孔型が通常のボックス孔型5゛の場合、第3図に
示すように両端の板部の圧延方向の延伸が大きいため鋼
材は左右に流れ、孔型ロール3の孔型底で圧下されなけ
ればなだらかな山形状となる。
示すように両端の板部の圧延方向の延伸が大きいため鋼
材は左右に流れ、孔型ロール3の孔型底で圧下されなけ
ればなだらかな山形状となる。
しかし、ここの孔型を前記したような中央にV字状のナ
イフイングラニブ6を有したボックス孔型5として本発
明の孔型圧延を行うと、第2図に示したように、孔型中
火のナイフイングラニブ6により、山形状が左右番こ押
し拡げられる。このため突起の側面角度θは90゛以上
となり、又側面の長さβも十分とれることになる。この
ため従来の完全充満型の圧延方式に対し、圧下量も小さ
くなり、かつ突起面積も小さくなり、さらにコンクリー
トとの付着力も増大する。
イフイングラニブ6を有したボックス孔型5として本発
明の孔型圧延を行うと、第2図に示したように、孔型中
火のナイフイングラニブ6により、山形状が左右番こ押
し拡げられる。このため突起の側面角度θは90゛以上
となり、又側面の長さβも十分とれることになる。この
ため従来の完全充満型の圧延方式に対し、圧下量も小さ
くなり、かつ突起面積も小さくなり、さらにコンクリー
トとの付着力も増大する。
つまり、従来のようななだらかな山形状であれば高さは
あっても側面角度θが小さいため、コンクリートとの付
着力は大きくない。
あっても側面角度θが小さいため、コンクリートとの付
着力は大きくない。
従って、これを完全に充満させるためには、つまり側面
角度θを90゛ に近づけるためには、圧下を大きくす
る必要がある。ちなみに高さ5mmの第3図に示す形状
を出すためには、孔型幅(Wb−Wt)が10 mm、
仕上板厚が911の場合、約3n+の圧下で十分である
。これに対し、第3図のボックス孔型5°に完全に充満
させるためには14m以上の圧下を行う必要がある。し
かし、本発明でば圧下量8鰭で、高さ5ml、側面角度
θ−95°、側面長さ4鰭の突起を形成できる。
角度θを90゛ に近づけるためには、圧下を大きくす
る必要がある。ちなみに高さ5mmの第3図に示す形状
を出すためには、孔型幅(Wb−Wt)が10 mm、
仕上板厚が911の場合、約3n+の圧下で十分である
。これに対し、第3図のボックス孔型5°に完全に充満
させるためには14m以上の圧下を行う必要がある。し
かし、本発明でば圧下量8鰭で、高さ5ml、側面角度
θ−95°、側面長さ4鰭の突起を形成できる。
このときの板部は17鶴−9鶴であるから圧下率として
は47%である。これに対して従来法では23=911
11と60%以上の強圧下となるため、板部における波
Hの発生の可能性は非常に大きくなる。
は47%である。これに対して従来法では23=911
11と60%以上の強圧下となるため、板部における波
Hの発生の可能性は非常に大きくなる。
またこの場合、突起の製品重量に占める比率は従来が1
0%であったのに対し、本発明では6〜7%と低下する
。これは、製品単価は板厚のみの重量で決定され、突起
の重量はあまり考慮されないため、突起の重量を軽減す
ることは歩留りの向上に大きく寄与し、製造コストの低
減につながる。
0%であったのに対し、本発明では6〜7%と低下する
。これは、製品単価は板厚のみの重量で決定され、突起
の重量はあまり考慮されないため、突起の重量を軽減す
ることは歩留りの向上に大きく寄与し、製造コストの低
減につながる。
(実 施 例)
以下本発明の一実施例に基づいて説明する。
第5図に示す熱間圧延ミルにおいて、厚さ250龍×幅
9751■×長さ10.000m++のスラブを用い、
板厚91m、突起高さ5■、突起幅10龍、突起側面角
度θ−95°、突起のピッチ40mmの第4図に示すよ
うな突起付鋼板4を本発明方法を用いて製造した。
9751■×長さ10.000m++のスラブを用い、
板厚91m、突起高さ5■、突起幅10龍、突起側面角
度θ−95°、突起のピッチ40mmの第4図に示すよ
うな突起付鋼板4を本発明方法を用いて製造した。
加熱炉において温度1250°Cまで加熱し、まずV
S B (Vertical 5cale Brake
r)によりスラブ幅°を約251圧下し、スラブ表面の
スケールを取る。
S B (Vertical 5cale Brake
r)によりスラブ幅°を約251圧下し、スラブ表面の
スケールを取る。
5スタンドから成る粗列タンデムミル2を用いて下記表
のパススケジュールにより、板厚5Qmm、板幅980
1の形状とする。この5台の粗列タンデムミル2のスタ
ンドは2旧のミルでありロールはすべてフラントロール
である。
のパススケジュールにより、板厚5Qmm、板幅980
1の形状とする。この5台の粗列タンデムミル2のスタ
ンドは2旧のミルでありロールはすべてフラントロール
である。
表 粗列パススケジュール
次に材料は、6スタンドから成る仕上タンデムミル1群
に入る。ここでは、製品の板厚が9mmであるためNo
、 4スタンドに第1図において説明した孔型ロール3
を入れる。この場合ワークロールが孔型でありバックア
ップロールはフラットロールである。
に入る。ここでは、製品の板厚が9mmであるためNo
、 4スタンドに第1図において説明した孔型ロール3
を入れる。この場合ワークロールが孔型でありバックア
ップロールはフラットロールである。
11に1.1〜No、 3および隔5.6は、4tli
のフラットロールから構成されており、本実施例の場合
肖5.6スタンドは空パスとし、圧下は行わない。
のフラットロールから構成されており、本実施例の場合
肖5.6スタンドは空パスとし、圧下は行わない。
まず材料を、NO1〜3スタンドにおいて50→36−
26−17mmまで減厚する。4パス目のワークロール
孔型は、第1図に示すように、根元幅Wb、先端幅訂と
も10 m+iで、中央に頂角40°、深さ4酊のナイ
フイングラニブ6を有するボックス孔型5を幅方向に4
0m1ピンチで刻んである。そして、ここにおいて板厚
を17−9mmまで8鰭圧下する。
26−17mmまで減厚する。4パス目のワークロール
孔型は、第1図に示すように、根元幅Wb、先端幅訂と
も10 m+iで、中央に頂角40°、深さ4酊のナイ
フイングラニブ6を有するボックス孔型5を幅方向に4
0m1ピンチで刻んである。そして、ここにおいて板厚
を17−9mmまで8鰭圧下する。
また、仮りに従来のボックス孔型に完全充満させた場合
と本発明の場合における突起断面積の比は1:0.7と
なり30%軽減されることとなる。これを製品単位重量
で比べると、重量は2.7%減少することとなる。これ
で従来より犬なる鋼−コンクリ−1〜付着力が得られる
ごとになる。
と本発明の場合における突起断面積の比は1:0.7と
なり30%軽減されることとなる。これを製品単位重量
で比べると、重量は2.7%減少することとなる。これ
で従来より犬なる鋼−コンクリ−1〜付着力が得られる
ごとになる。
(発明の効果)
以上説明したように、本発明に係る突起付鋼材は、少な
くとも片面に、圧延方向に連続しかつ多条の突起を持つ
鋼材において、各突起断面中央に7字状の溝を有し、か
つ左右の突起側面角度θが90°以上の突起を有するこ
ととし、また、この突起付鋼材を熱間圧延において1パ
スで孔型ロールを用いて軽圧下により成形することとし
ているため、従来と同し高さを有する突起付鋼材であっ
てもコンクリートとの付着力が増大され、かつ製品単位
重量の減少によるコスト低減効果があり、更に圧延が軽
圧下のためきわめて安定するという大なる効果を有する
。
くとも片面に、圧延方向に連続しかつ多条の突起を持つ
鋼材において、各突起断面中央に7字状の溝を有し、か
つ左右の突起側面角度θが90°以上の突起を有するこ
ととし、また、この突起付鋼材を熱間圧延において1パ
スで孔型ロールを用いて軽圧下により成形することとし
ているため、従来と同し高さを有する突起付鋼材であっ
てもコンクリートとの付着力が増大され、かつ製品単位
重量の減少によるコスト低減効果があり、更に圧延が軽
圧下のためきわめて安定するという大なる効果を有する
。
第1図は本発明に使用するロール孔型形状の一例を示す
図面、第2図は本発明鋼板の突起形状を示す図面、第3
図は従来鋼板の突起形状を示す図面、第4図は本発明鋼
板の正面図、第5図はホットストリップミルのレイアウ
トの一例を示す図面、第6図は従来鋼板及びロール孔型
形状を示す図面である。 5はボックス孔型、6はナイフイングラニブ。
図面、第2図は本発明鋼板の突起形状を示す図面、第3
図は従来鋼板の突起形状を示す図面、第4図は本発明鋼
板の正面図、第5図はホットストリップミルのレイアウ
トの一例を示す図面、第6図は従来鋼板及びロール孔型
形状を示す図面である。 5はボックス孔型、6はナイフイングラニブ。
Claims (2)
- (1)少なくとも片面に、圧延方向に連続しかつ多条の
突起を持つ鋼材において、各突起断面中央にV字状の溝
を有し、かつ左右の突起側面角度θが90°以上の突起
を有することを特徴とする突起付鋼材。 - (2)請求項1記載の突起付鋼材を、熱間圧延において
1パスで孔型中央にV字状の突起を有する孔型ロールを
用いて軽圧下により成形することを特徴とする突起付鋼
材の圧延方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9257588A JPH01262003A (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 | 突起付鋼材及びその圧延方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9257588A JPH01262003A (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 | 突起付鋼材及びその圧延方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01262003A true JPH01262003A (ja) | 1989-10-18 |
Family
ID=14058227
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9257588A Pending JPH01262003A (ja) | 1988-04-14 | 1988-04-14 | 突起付鋼材及びその圧延方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01262003A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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