JP2005144497A - 継手に突条を有する鋼矢板の製造に用いる粗圧延ロールおよび粗圧延方法 - Google Patents

継手に突条を有する鋼矢板の製造に用いる粗圧延ロールおよび粗圧延方法 Download PDF

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Abstract

【要 約】
【課 題】 よりスラブ厚の薄い扁平なスラブを素材として用い、特に有効幅が広い継手に突条を有する鋼矢板を製造することができる粗圧延ロール、および継手に突条を有する鋼矢板の粗圧延方法を提供する。
【解決手段】 ロール周方向溝の互いに向かい合う一方の傾斜壁の所定ロール半径位置に段差が形成された上下ロールにより構成される段差付きボックス孔型と、同じ上下ロールに、幅圧下後スラブを厚み圧下する突条形成溝が形成された延伸用孔型とを有することを特徴とする粗圧延ロール、およびそれを用いた継手に突条を有する鋼矢板の粗圧延方法。
【選択図】 図1

Description

本発明は、土木や建築の工事に良く用いられる、継手に突条を有する鋼矢板の製造に使用する粗圧延ロールおよび鋼矢板の粗圧延方法であって、特に有効幅が広い継手に突条を有する鋼矢板を製造する技術に関する。
継手に突条を有する鋼矢板としては、図11に示すような左右非対称形状の鋼矢板が土木や建築の工事に良く用いられている。
左右非対称形状の継手を有するU形鋼矢板は、図11(A)に示す如く、突条201、202を有する(特許文献1)。また、左右非対称形状の継手を有する直線鋼矢板は、図11(B)に示す如く、突条301を有している(特許文献2)。ここで、図11(C)には、特開2001−248152号公報に記載される左右非対称形状の継手を有するハット形鋼矢板を示し、ハット形鋼矢板は、継手に突条401、402を有する(特許文献3)。
これらの鋼矢板の突条は、上下ロールにより構成される孔型の突条形成溝に圧延材のメタルを熱間圧延により充足させて成形される。その際、鋼のメタルフローは、圧延材の厚みが厚いほど熱間状態でのメタルフローが容易になることが知られている。
特開平2−240319号公報 特開平11−140864号公報 特開2001−248152号公報
しかし、有効幅が広い継手に突条を有する鋼矢板を製造するような孔型ともなると、圧延材のメタルが突条形成溝のロール軸方向両側における延伸に引かれ、上下ロールにより構成される孔型の突条形成溝に圧延材のメタルを熱間圧延により充足させることが困難となる場合がある。このような場合、前もって余分なメタルを保有させるのが一般的であり、素材として厚みが厚いスラブを適用していた。
このため、特に有効幅が広い継手に突条を有する鋼矢板を厚みの厚いスラブから製造しようとすると、鋼矢板製品のウエブ厚などの断面寸法が決められている以上、熱間圧延での厚み圧下量が増大することになって製造が困難となる場合があった。
なお、厚いスラブを使用すると、粗圧延における圧延仕事量が増加するのみならず、同一形状の孔型では、上下ロールにより構成される孔型の突条形成溝と、そのロール軸方向両側における厚み圧下率差が大きくなることに伴って、突条形成溝でのメタル残存割合が小さくなり、効率的に孔型の突条形成溝にメタルを充足させることができないという不利な面もある。
本発明は、厚みの薄い扁平なスラブを素材として用い、特に有効幅が広い継手に突条を有する鋼矢板を製造することができる粗圧延ロール、および継手に突条を有する鋼矢板の粗圧延方法を提供することを目的とする。
本発明者は、鋭意検討し、有効幅が広い継手に突条を有する鋼矢板を製造するに際して、鋼矢板を製造する熱間圧延機のロール胴長には制約があるうえに、少ない数の孔型により突条高さを高くするのは効率的でないこと、またさらに、製品の突条に見合った高さの膨らみを粗圧延過程で成形しておき、粗圧延過程以降においては、粗圧延過程で成形した高さの膨らみが厚み圧下率に応じて保存されることを知見して本発明をなした。
本発明は以下のとおりである。
本発明は、継手に突条を有する鋼矢板を製造する際に用いる粗圧延ロールであって、ロール周方向溝の互いに向かい合う一方の傾斜壁に段差が形成された上下ロールにより構成される段差付きボックス孔型と、同じ上下ロールに、幅圧下後スラブを厚み方向に圧下する突条形成溝が形成された延伸用孔型とを有することを特徴とする粗圧延ロールである。
また、本発明は、上記に記載の粗圧延ロールを用い、継手に突条を有する鋼矢板を製造する際の鋼矢板の粗圧延方法であって、粗圧延の最初に、前記段差付きボックス孔型により扁平なスラブの幅圧下をスラブ長さ方向全長にわたり行い、幅端部厚さ方向で一方のスラブ表面に他方より高さの高い局所膨らみを幅圧下後スラブの幅端部に形成した後、前記延伸用孔型の突条形成溝に一方の高い方の局所膨らみを合致させてから前記延伸用孔型により幅圧下後スラブの厚み圧下をスラブ長さ全長にわたり行うことを特徴とする継手に突条を有する鋼矢板の粗圧延方法である。
本発明によれば、より厚みの薄い扁平なスラブを素材として用い、特に有効幅が広い継手に突条を有する鋼矢板を製造することができる。
本発明は、扁平なスラブを軽圧下でスラブ幅方向に圧下することで、スラブ長さ方向の延伸を抑止して、圧下したメタルがロールの直近部でスラブの厚み方向の膨らみ(バルジング変形)になることを活用して、効率的に継手に突条を有する鋼矢板製品の突条を成形するようにしている。
以下、本発明の実施の形態に係る継手に突条を有する鋼矢板の粗圧延方法として、図10に示すような左右に突条を有するハット形鋼矢板を製造する場合を例に取り説明する。
先ず、図1、図2により、本発明の実施の形態に係るハット形鋼矢板の粗圧延に用いる粗圧延ロール10a、10bについて説明する。
本発明の形態に係るハット形鋼矢板の粗圧延に用いる粗圧延ロール10a、10bは、図1に示す如く、上下ロールで構成される、段差1a、1bを有する段差付きボックス孔型K0と、突条形成溝4a、4bを有する延伸用孔型K8を有する。段差付きボックス孔型K0は、図2に示すような扁平なスラブSを幅方向に幅圧下するために用いる孔型であって、段差1a、1bは、それぞれの溝底2から測った距離がそれぞれa、bとなる一方の傾斜壁3の所定ロール半径方向位置に形成されている。
なお、上下ロールのロール周方向溝は、適宜な傾きと溝底間隔Wを有し、扁平なスラブSを幅方向に幅圧下した後、幅圧下されたスラブが無理なく抜け出るように形成されている。
また、突条形成溝4a、4bを有する延伸用孔型K8は、幅圧下後スラブを最初に厚み方向に厚み圧下する孔型であり、突条形成溝4a、4bは、延伸用孔型K8のロール軸方向所定位置に形成されている。符号4cは、上ロール10aの傾斜壁を示す。この段差1a、1bの溝底2から測った距離a、bは、図3に示す如く、扁平なスラブSを幅方向に幅圧下し、幅端部に膨らみ5a、5bが形成された幅圧下後スラブ5を図4に示す如く、上ロール10aの傾斜壁4c内に配置した状態で膨らみ5a、5bが延伸用孔型K8の突条形成溝4a、4bに合致するように決められている。
また、扁平なスラブSは略矩形状であって、後述する有効幅が900mmのハット形鋼矢板の製造には、扁平なスラブSとして、スラブB=950〜1050mm、スラブ厚H=200〜250mmのものが適用できる。
このように本発明の形態に係るハット形鋼矢板の粗圧延方法は、粗圧延ロール10a、10bとして、図1に示すような段差付きボックス孔型K0と、幅圧下後スラブ5を厚み方向に圧下する突条形成溝4a、4bが形成された延伸用孔型K8とを有するロールを用い、段差付きボックス孔型K0により扁平なスラブSの幅圧下をスラブ長さ全長にわたり行い、幅圧下後スラブ5の幅端部に膨らみ5a、5bを形成した後、延伸用孔型K8の突条形成溝4a、4bに膨らみ5a、5bを合致させてから延伸用孔型K8により幅圧下後スラブの厚み圧下をスラブ長さ全長にわたり行う。
次いで、上述した段差付きボックス孔型K0を用いた場合に効率よく幅圧下後スラブ5の幅端部に膨らみ5a、5bが形成できることについて説明する。
図5は、種々の形状のロールを用い、扁平なスラブSを幅方向に軽圧下した場合の膨らみの発生状況を示す説明図である。本発明に係る扁平なスラブSの幅圧下は、軽圧下で複数回に分けて行うので、同様な幅圧下条件で幅圧下を行ったときの最終パスでの状態を示した模式図である。
なお、合計の幅圧下量は、いずれのロールを用いた場合でも同じ値Δbとした。
図5(A)は、平ロールを用い幅圧下を行った場合、図5(B)は、傾斜壁の高さhのロール周方向溝を上下ロールに刻設した孔型により幅圧下を行った場合、図5(C)は、互いに向かい合う傾斜壁の高さh、hがロール周方向溝を上下のロールに刻設した孔型により幅圧下を行った場合である。なお、図5(C)の場合、h=hとした。
扁平なスラブSの幅圧下を軽圧下で複数回に分けて行うと、図5(A)に示す如く、幅圧下後スラブ5の幅端近くにスラブ厚み方向へのメタルフローにより膨らみ5cが生じるが、図5(B)のように傾斜壁によりスラブ厚み方向へのメタルフローを規制することにより膨らみの生じるスラブ幅方向位置を変更できることがわかった。また、図5(C)に示す如く、一方の傾斜壁の高さhを他方の傾斜壁の高さhより高くすることにより、高さの低い方の傾斜壁に形成される膨らみ5eを高い方の傾斜壁に形成される膨らみ5fに比べて大きくでき、高い膨らみ5eを得ることができることも判明した。
またさらに、図5(C)の場合、膨らみ5eの高さは、図5(B)に示すボックス孔型により形成される膨らみ5dと比べて高いことも判明した。
この図5(C)の場合が、図1に示す段差付ボックス孔型を用いた場合に相当している。上述したことから、本発明に係る段差付きボックス孔型K0を用いることにより、膨らみ5a、5bを形成するスラブ幅方向位置を変えることができ、しかも、図5(B)に示す従来のボックス孔型より高さの高い膨らみを形成することができることがわかる。
ところで、上述したハット形鋼矢板の製造において、図4に示す粗圧延の状態は、幅圧下後スラブ5とロールとの接触割合が少なく、かつ延伸も小さいときであるから、幅圧下後スラブ5の膨らみ5a、5bが突条形成溝4a、4bにより変形させられ、高い率で膨らみ部分の断面積が残存し、突条形成溝4a、4bへの充足度を高くすることができる。
また、段差付きボックス孔型K0により扁平なスラブSの幅圧下を行い、図3に示した如く、幅圧下後スラブ5の幅端部に膨らみ5a、5bを形成した後、図4に示す如く、延伸用孔型K8の突条形成溝に膨らみ5a、5bを合致させてから延伸用孔型K8により幅圧下後スラブ5を厚み方向に圧下するようにして製品の突条を成形する場合の方が、同じ高さの製品の突条を形成しようとしたとき、扁平なスラブSの厚み圧下を行って粗圧延ロールに設けたU字あるいはV字状の溝にメタルを充足させる場合に比べて、圧延負荷も小さくて済む。
このとおり、本発明に係る鋼矢板の粗圧延方法によれば、扁平な断面のスラブSを用い、効率的に継手部に突条を有する鋼矢板製品の突条を成形することができる。この結果、連続鋳造製スラブなどの扁平な素材を適用することができるようになる。
素材として扁平な連続鋳造製スラブ(スラブ幅B=1000mm、スラブ厚H=215mm)を用い、粗圧延、中間圧延、続いて仕上圧延を行い、図10に示す製品断面において有効幅Bが900mmのものを製造した。その際、図1に示した段差付きボックス孔型K0を図7に示すように延伸用孔型K7に隣接して設け使用した。上下ロールに形成したロール周方向溝の断面寸法は、溝底間隔W=214mm、高い方の傾斜壁の高さ=120mm、段差の溝底から測った距離a=48mm、段差の溝底から測った距離b=48mmとした。粗圧延では、段差付きボックス孔型K0により扁平なスラブの幅圧下をスラブ長さ全長にわたり行い、幅圧下後スラブの幅端部に膨らみを形成した後、延伸用孔型K8の突条形成溝4a、4bに膨らみ5a、5bを合致させてから延伸用孔型K8により幅圧下後スラブの厚み圧下をスラブ長さ全長にわたり行い、引き続き延伸用孔型K7により厚み圧下を行った。
なお、スラブの幅圧下は、20mmづつ3回で行い、幅圧下後スラブの幅を940mmとした。
延伸用孔型K8による厚み圧下は、215mm厚スラブを4回の圧延で、ウエブ中央厚を60mm(平均圧下率27.3%)とし、さらに延伸用孔型K7による厚み圧下は、3回の圧延で、ウエブ中央厚を26mm(平均圧下率24.3%)とした。粗圧延後以降、被圧延材を、図6に示すように、近接配置された第1、第2中間圧延機11、12により連続して中間圧延を行い、その後、仕上圧延機13により仕上圧延を行った。使用した圧延ロールは以下である。
粗圧延ロール10a、10b:胴長2800mm、孔型数3、孔型形状(図7参照)
第1中間ロール11a、11b:胴長2500mm、孔型数2、孔型形状(図8参照)
第2中間ロール12a、12b:胴長2500mm、孔型数2、孔型形状(図8参照)
仕上圧延ロール13a、13b:胴長2500mm、孔型数2、孔型形状(図9参照)
また、粗圧延後以降の孔型通過順は、中間圧延ではK5(空パス)→K6→K6→K5→K4→K3とし、その後、仕上圧延ではK2→K1→K1とした。
この熱間圧延過程において、幅圧下後スラブの膨らみ5aの高さは約10mmとなり、その後、延伸用孔型K8の突条形成溝4aに膨らみ5aを合致させてから延伸用孔型K8による厚み圧下終了時点では、延伸用孔型K8の深さ25mmの突条形成溝4aに高さにして約90%充足させることができた。また、延伸用孔型K7による厚み圧下終了時点では、突条形成溝5aに100%近く充足させることができ、粗圧延以降の中間圧延では、粗圧延過程で成形した膨らみの高さが厚み圧下率に見合うように保存された。
その結果、有効幅が900mmのハット形鋼矢板の突条を所定高さに成形することができた。図10に示す断面図で、ウエブ幅B=290mm、全高さH=240mm、ウエブ厚t=11.0mm、フランジ厚=8mmの製品において、得られた突条101の高さHは、8mm、突条102の高さHは、10mmである。なお、本発明を適用する以前では、有効幅が900mmのハット形鋼矢板の製造に際し、素材としてスラブ幅B=1000mm、スラブ厚H=215mmの連続鋳造製のスラブを用いた場合、突条101を所定高さ8mmおよび、突条102を所定高さ10mmに製品長さ方向の全長にわたり安定して成形することができなかった。
本発明の実施の形態に係る粗圧延ロールの孔型形状を示す説明図である。 本発明の実施の形態に係る扁平なスラブを示す説明図である。 本発明の実施の形態における幅圧下状態を示す説明図である。 本発明の実施の形態における厚み圧下状態を示す説明図で、幅圧下後のスラブの膨らみ部を粗圧延ロールの孔型に形成した溝部に合わせた状態の図である。 種々の形状のロールを用いた場合の膨らみ発生状況を示す説明図である。 実施例の圧延機配列を示す説明図である。 実施例に用いた粗圧延ロールの孔型を示す説明図である。 実施例に用いた中間圧延ロールの孔型を示す説明図である。 実施例に用いた仕上圧延ロールの孔型を示す説明図である。 実施例で製造した左右非対称形状の継手を有するハット形鋼矢板の断面図である。 継手に突条を有する左右非対称形状の鋼矢板を例示した断面図であり、(A)は、左右非対称形状の継手を有するU形鋼矢板、(B)は左右非対称形状の継手を有する直線鋼矢板、(C)は左右非対称形状の継手を有するハット形鋼矢板である。
符号の説明
101、102、201、202、301、402 突条
10a、10b 粗圧延ロール
1a、1b 段差
2 溝底
3 傾斜壁
a、b 溝底2から測った距離
S スラブ(素材)
4a、4b、4a’,4b’ 突条形成溝
4c 傾斜壁
5 幅圧下後スラブ
5a、5b、5c、5d、5e、5f 膨らみ
スラブ厚
スラブ幅
Δb スラブ幅圧下量
10 粗圧延機
11、12 第1、第2中間圧延機
13 仕上げ圧延機
11a、11b、12a、12b、 中間圧延ロール
13a、13b、 仕上げ圧延ロール
K1、K2、K3、K4、K5、K6、K7、K8、K0 孔型
傾斜壁の高さ
低い方の傾斜壁の高さ(h=h
高い方の傾斜壁の高さ
有効幅
ウエブ幅
全高さ
ウエブ厚

Claims (2)

  1. 継手に突条を有する鋼矢板を製造する際に用いる粗圧延ロールであって、ロール周方向溝の互いに向かい合う一方の傾斜壁に段差が形成された上下ロールにより構成される段差付きボックス孔型と、同じ上下ロールに、幅圧下後スラブを厚み方向に圧下する突条形成溝が形成された延伸用孔型とを有することを特徴とする粗圧延ロール。
  2. 請求項1に記載の粗圧延ロールを用い、継手に突条を有する鋼矢板を製造する際の鋼矢板の粗圧延方法であって、粗圧延の最初に、前記段差付きボックス孔型により扁平なスラブの幅圧下をスラブ長さ方向全長にわたり行い、幅端部厚さ方向で一方のスラブ表面に他方より高さの高い局所膨らみを幅圧下後スラブの幅端部に形成した後、前記延伸用孔型の突条形成溝に前記高さの高い一方の局所膨らみを合致させてから前記延伸用孔型により幅圧下後スラブの厚み圧下をスラブ長さ全長にわたり行うことを特徴とする継手に突条を有する鋼矢板の粗圧延方法。
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