JPH01261856A - 半導体集積回路装置 - Google Patents

半導体集積回路装置

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JPH01261856A
JPH01261856A JP8906788A JP8906788A JPH01261856A JP H01261856 A JPH01261856 A JP H01261856A JP 8906788 A JP8906788 A JP 8906788A JP 8906788 A JP8906788 A JP 8906788A JP H01261856 A JPH01261856 A JP H01261856A
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JP
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current
circuit
diode
voltage
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JP8906788A
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English (en)
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Yasuhiro Nunokawa
康弘 布川
Hirotaka Mochizuki
博隆 望月
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Hitachi Microcomputer System Ltd
Hitachi Ltd
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Hitachi Ltd
Hitachi Microcomputer Engineering Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、半導体集積回路装置に関し、例えばハイサ
イド駆動回路を構成するパワーMO3FET(絶縁ゲー
ト型電界効果トランジスタ)とそれを制御する制御回路
からなるパワースイッチ回路に利用して有効な技術に関
するものである。
〔従来の技術〕
パワーMOS F ETとその制御回路とを備えた半導
体集積回路の例として、例えば雑誌r電子技術J 19
87年11月号、真22〜頁25に記載されたスマート
パワーMO3I Cがある。
〔発明が解決しようとする課題〕− 上記半導体集積回路の構造の詳細については、不明であ
るが、制−回路を構成する各素子はP型の分離領域に形
成される。この場合、P型分離領域には回路の最低電位
である接地電位が与えられ、N型基板には電源電圧が供
給される。この場合、電源の極性を逆にすると、N型基
板とP型分離領域間の寄生ダイオードに過大な電流が流
れて素子の破壊を引き起こす。例えば、自動車におてい
は、バッテリーが放電してエンジンスタートが不能のと
き、他の自動車のバッテリーに接続してエンジンスター
トを行う場合がある。このとき、ケーブルの接続を誤る
と、上記電源の逆接続状態が生じて、上記のようなパワ
ーMO3ICが搭載されていると、それを破壊させてし
まうという問題がある。
この発明の目的は、上記電源逆接続時の破壊強度の向上
を図った半導体集積回路装置を提供することにある。
この発明の他の目的は、車両搭載に適したパワースイッ
チ回路を提供することにある。
この発明の前記ならびにそのほかの目的と新規な特徴は
、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであ
ろう。
〔課題を解決するための手段〕
本願において開示される発明のうち代表的なものの概要
を簡単に説明すれば、下記の通りである。
すなわち、PN接合による分離領域に対して外部端子か
ら一方向性素子を介してバイアス電圧を与えるようにす
る。
〔作 用〕
上記した手段によれば、電源を逆接続しても上記ダイオ
ードによって分離領域と基板との間における寄生ダイオ
ードに過大な電流が流れるのを防止することができる。
〔実施例〕
第1図には、この発明をパワースイッチ回路に適用した
場合の一実施例の回路図が示されている。
同図の各回路素子及び回路ブロックは、公知の半導体集
積回路の製造技術によって、特に制限されないが、単結
晶シリコンのような1個の半導体基板上において形成さ
れる。同図において、PチャンネルMO3FETは、そ
のチャンネル(バックゲート)部に矢印が負荷されるこ
とによりNチャンネルMO3FETと区別される。
この実施例のパワースイッチ回路は、特に制限されない
が、車両用のランプ駆動回路に向けられている。Nチャ
ンネルMO3FETからなるパワーMOS F ETQ
 1のドレインは、電源電圧Vccに結合される。その
ソースは出力端子OUTに結合され、この出力端子OU
Tと回路の接地電位点との間に図示しないランプLPが
負荷として設けられる。すなわち、上記パワーMO3F
ETQIは、ランプLPを選択的に点燈させるスイッチ
としての作用を行う。
Nチャンネル型の駆動MO3FETQ6とQ7及びその
共通ドレインに設けられた負荷抵抗R4は駆動回路を構
成し、上記MO3FETQIのゲートに伝えられる駆動
電圧を形成する。この駆動回路は、ノアゲート回路とし
て作用する。
駆動回路の動作電圧は、昇圧回路BSTにより上記電源
電圧Vccを昇圧した電圧Vcc+Vthが用いられる
。上記一方駆動MO3FETQ6のゲートには制御信号
INが供給され、他方の駆動MO3F、ETQ7のゲー
トには制御信号VC(パルス幅変調信号)が供給される
例えば、制御信号INがロウレベルのときMO3FET
Q6がオフ状態になり、上記制御電圧VCOロウレベル
によりMO3FETQ7がオフ状態のときには、パワー
MO3FETQIのゲートには、抵抗R4を通して昇圧
された動作電圧Vcc+vthが供給される。上記昇圧
回路BSTにより形成される昇圧電圧+vthはMO3
FETQI(7)実質的なしいき値電圧(以上)に設定
されているから、MO3FETQIがオン状態のとき、
そのソースからは電源電圧Vccがそのまま出力される
ので、出力端子OUTから出力される信号電圧を高い電
圧とすることができる。
上記MO3FETQIの動作電流をセンスする電流セン
ス回路Isとして、特に制限されないが、次の回路が設
けられる。
出力MO3FETQIに流れる駆動電流1dをモニター
するために、上記MO3FETQIとゲートが共通化さ
れた2つのMO3FETQ2及びQ3が設けられる。1
つのM OS F E T Q 3は、そのソースも上
記出力MO3FETQIのソースと共通化されることに
よって、実質的に電流ミラー形態にされる。したがって
、MO3FETQ3にはMO3FETQIとのサイズ比
に従った出力電流(駆動電流)Idに対応したセンス電
流Is1が流れる。この電流は、電流ミラー形態にされ
たPチャンネルMO3FETQ4.Q5を通して出力さ
れる。
上記MO3FETQ3により形成された電流を上記のよ
うな電流ミラー形態のMO3FETQ4とQ5を通して
取り出す方式を採るために、出力端子OU Tの電圧が
電源電圧Vccのように高くなると、MO3FETQ4
及びQ5の動作電圧がなくなり、上記センス電流Isl
を流すことができなくなる。すなわち、出力端子OUT
と電源電圧Vccとの電圧差が、MOSFETQ4及び
Q5のしきい値電圧より小さくなるような高い電圧領域
では上記MO3FETQ3による形成されたセンス電流
1slの取り出しが不能になる。したがって、この電流
検出回路では、第2図に示すように出力電圧が上記一定
の電圧以下の領域でしか動作しなくなり、上記電源電圧
Vccまでの出力電圧を得るソースフォロワ出力回路に
対しては有効であると言えない。
そこで、上記のような高い出力電圧を形成するときでも
出力MO3FETQIの駆動電流1dのモニターを可能
とするためにMOSFETQ2が設けられている。この
MOSFETQ2は、上記MO3FETQ3と同様なサ
イズから構成される。
それ故、出力MO3FETQIに流れる駆動電流rdに
対してMOSFETQ3とQ2により形成されるセンス
電流1sl、Is2は、それぞれの回路が十分な動作電
圧のもとで動作する場合、同じ電流になるようにされる
。このMOS F ETQ2のドレインは電源電圧Vc
cに結合され、そのソースはPNP )ランジスタT1
のエミッタに結合される。上記トランジスタTIのベー
スは、レベルシフト用のダイオードD1を通して上記出
力MO3FETQIのソースに結合される。上記ダイオ
ードDIにはバイアス電流Ioを流す定電流源が設けら
れる。このバイアス電流roは、ダイオードD1がオン
状態を維持できるような微小な電流値にされる。
この構成においては、MOS F ETQ 1とQ2の
ソース電位は、ダイオードDI及びトランジスタT1の
ベース、エミッタを介してほり同じ電位にされるから、
等価的に電流ミラー形態にされる。
これにより、トランジスタT1のコレクタからセンス電
流132が形成される。このセンス電流Is2は、前記
センス電流1slとは逆に、出力端子0tlTの出力電
圧が低いとき、ダイオードD1及びトランジスタT1の
動作電圧が無くなるからその取り出しが不能になるが、
その反面に出力電圧が電源電圧Vccのような高い領域
においては、出力電流1dに比例した検出電流1s2を
得ることができるから、ソースフォロワ出力回路の電流
検出回路に適したものとなる。ただし、負荷短絡等によ
り、出力電圧が低くなるとその動作を保障できないが、
上記MO3FETQ3による電流検出回路が設けられて
いるので問題ない。
この実施例の電流センス回路では、上記センス電流1s
lとIs2のうち、大きな方の電流を自動的に選んで出
力させるようにするため、次の電流選択回路が設けられ
る。上記電流1s1.Is2は、ダイオードD3.D2
と抵抗R2と抵抗R1からそれぞれ構成される直列回路
に流れるようにされる。それぞれのセンス電流Islと
Is2により上記直列回路で発生した電圧は、トランジ
スタT3とT2のベースにそれぞれ供給される。
これらのトランジスタT2とT3は、そのコレクタ及び
エミッタが共通化され、共通化”されたコレクタは電源
電圧Vccに結合され、共通化されたエミッタには抵抗
R3が設けられる。
この構成では、センス電流IslとIa2との関係が1
31>rs2なら、トランジスタT3がオン状態になり
、そのエミッタからl5lXR2に対応したセンス電圧
v3が出力される。逆に、センス電流がIsl<1s’
2なら、トランジスタT2がオン状態になり、そのエミ
ッタからl52XRIに対応したセンス電圧Vsが出力
される。
また、センス電流1sl=Is2なら、トランジスタT
2とT3が共にオン状態になり、l3lXR2(−Is
2XR1)+7)電圧v3が出力さレルものとなる。な
お、抵抗R1とR2は、同じ抵抗値にされ、トランジス
タT2とT3及びダイオードD2.D3は、それぞれ同
じ特性を持つようにされる、なお、上記大きい方のセン
ス電流を電流とし°ζ出力させる場合には、上記トラン
ジスタT2とT3の共通化されたコレクタから得るもの
とすればよい、この場合、トランジスタT3とダイオー
ドD3、トランジスタT2とダイオードD2とは同面積
比を持つようにするとともに、抵抗R1〜R3の抵抗値
を等しくする。
上記電圧Vsは、三角波発生回路RPCにより形成され
たランプ電圧VRともに比較回路CMPに供給され、そ
の出力信号がパルス幅変調回路PWMを構成するフリッ
プフロップ回路FFのセント端子Sに供給される。フリ
ップフロップ回路FFのリセット端子Rには、三角波発
生回路RPCの起動信号が供給される。フリップフロッ
プ回路FFの出力Qは、上記制御信号VCとして駆動M
O3FETQ7のゲートに供給される。
この実施例では、上記のような各回路を持つ半導体集積
回路の電源逆接続に対する保護のために、回路の接地電
位GND’ は、ダイオードD4を介して与えられる。
言い換えるならば、外部の接地電位GNDに対して、I
C内部回路の接地電位GND’ は、ダイオードD4の
順方向電圧分だけ高くされる。また、後述するように、
上記各回路素子を形成するためのP型分離領域に与えら
れるバイアス電圧も上記ダイオードD4を介してた電位
にされる。
上記第1図に示したパワースイッチ回路の動作を第3図
に示した波形図を参照して、次に説明する。
入力信号INをロウレベルにすると、駆動MO5F E
TQ 6がオフ状態になる。上記入力信号INのロウレ
ベルにより、三角波発生回路RPCが動作を開始してラ
ンプ電圧VRを発生させるとともに、フリップフロップ
回路FFをリセットさせる。これにより、MO3FET
Q7もオフ状態であるから抵抗R4を通してMO3FE
TQI (Q2及びQ3)のゲートには、昇圧回路BS
Tにより形成された昇圧電圧Vcc+Vthが供給され
てオン状態になる。
上記出力MO3FETQIのオン状態により、ランプL
Pには点燈電流1dが流れる。この駆動電流Idは、ラ
ンプLPが点燈を開始した時点ではその抵抗値が小さい
ため大きな電流値になる。
この駆動電流Idに対応してセンス電流Isも大きくな
るため高い電圧Vslに変換される。それ故、上記ラン
プ電圧VRは、早いタイミングで上記センス電圧Vsl
に到達するから、電圧比較回路CMPは、これを検出し
てフリップフロップ回路FFをセット状態にする。した
がって、その出力信号VC(パルス幅変調信号)がハイ
レベルになり、MO3FETQ7をオン状態にさせる。
したがって、入力信号INがロウレベルであるにも係わ
らず、出力MO3FETQI (Q2及びQ3)のゲー
ト電圧は、接地電位のようなロウレベルにされてオフt
taになる。したがって、ランプLPに供給される駆動
電流は、細いパルス幅の電流に制限される。
以下、上記三角波発生回路RPCがその発振動作により
ランプ電圧VRを発生させるとき、上記フリップフロッ
プ回路FFがリセットされるため、再び出力MO3FE
TQI (Q2.Q3)の駆動電圧が形成されてオン状
態になり、再びランプLPに駆動電流Idが流れる。こ
のとき、ランプLPの抵抗値は前回の点燈による発熱に
応じて抵抗値が大きくなるため、その分駆動電流Idの
電流値が小さくなる。したがって、その駆動電流Idに
対応したセンス電圧Vs2も1つ前のセンス電圧Vsl
に比べて少し低くなり、ランプ電圧VRがセンス電圧V
s2に到達する時間がその分遅くなる。
これに応じて、フリップフロップ回路FFがセットされ
るタイミングが遅くなるため、上記出力MO3FETQ
Iがオン状態に維持されて駆動電流Idを流す時間が長
くなる。すなわち、フリップフロップ回路FFの出力V
Cが上記駆動電流1d。
に反比例的なパルス幅を持つ信号にされる。以下、同様
にして、ランプLPの抵抗値、言い換えるならば、駆動
電流Idの減少に対応して、上記出力VCのパルス幅が
大きくされる。そして、駆動電流1dが過電流とみなさ
れない、一定の電流になると、比較回路CMPは、上記
フリソプフロップ回路FFをセットする信号を出力しな
い。これにより、MO3FETQ7はオフ状態を維持す
るから、入力信号INがロウレベルの間、出力MO3F
ETQI  (Q2.Q3)がオン状態となり、ランプ
LPの駆動(点燈)電流を形成するものとなる。上記の
ような制御のために、比較回路CMPは図示しないが2
つの電圧比較回路を持ち、一方の電圧比較回路は上記ラ
ンプ電圧VRとセンス電圧Vsとの比較を行う、他方の
電圧比較回路は、上記センス電圧Vsと所定の基準電圧
と比較する。
この電圧比較回路は、上記フリップフロップ回路FFの
セット動作を禁止することの他、例えば上記三角波発生
回路PRGの動作を停止させるようにする。
この実施例においては、上記のようにランプを点燈させ
る場合、保護回路が出力電流に対して反比例的なパルス
幅変調信号を形成して出力MO3FETQIの動作期間
を制御するものであるため、点燈開始時に流れる駆動電
流の流れる期間が短くなり、出力MO3FETQIを破
壊から保護する。
そして、上記電流供給により、ランプLPの抵抗値が大
きくなるに従い、駆動電流が小さくなるため、それに応
じて形成されるパルス幅変調信号により駆動電流を流す
時間を長くすることによって、ランプLPの完全点燈に
要する時間が短くできる。
なお、負荷短絡状態のときには、出力MO3FETQ1
に過大な電流が流れる。この電流に応じて形成されるセ
ンス電圧Vsも大きくなるため、ランプ電圧VRとの比
較により出力MO3FBTQlがオン状態にされる期間
が短(なり、直ちに出力MO3FETQIをオフ状態に
させる。以下、短絡状態が継続する限り、上記同様な動
作を繰り返すことにより、出力MO3FETQIの保護
を行うものである。この構成では、短絡状態では瞬間的
にしか出力電流を流さないため、出力MO3FETを破
壊から保護することができる。
第4図には、上記パワースイッチ回路のMO3FETQ
I及びダイオード接続等の一実施例の構造断面図が示さ
れている。
パワーMOS F ETQ 1は、そのドレイン領域が
N型基板とされる。それ故、ドレイン電極りは基板の裏
面側に設けられる。上記ドレイン電極りには電源電圧V
ccが与えられる。パワーMO3FETQ1を構成する
P型のチャンネル領域は、基板の表面にリング状に形成
される。このP型のチャンネル領域の表面に同様にリン
グ状のN型のソース領域が形成される。上記ソース領域
とドレイン領域としての基板との間に挟まれたチャンネ
ル領域の表面には、ゲート絶縁膜を介してゲート電極G
が形成される。上記ソース領域とチャンネル領域とは共
通接続されてソース電極Sとされる。
これにより、MO3FETQIの駆動電流は、基板の縦
方向に流れるものとなる。
このようなパワーMO3FETQIと、上記各回路素子
は同じ基板上に形成される。それ故、上記N型基板にP
型の分離領域(ISO)が形成され、このP型分離領域
ISOを介して上記各回路を構成する各回路素子が形成
される0例えば、ダイオードD4は、トランジスタをダ
イオード接続したものが用いられる。すなわち、上記P
型分離領域ISO内にN型のコレクタ領域が形成され、
このコレクタ領域内にP型のベース領域を、そのベース
領域内にN型のエミッタ領域を形成してNPN型のトラ
ンジスタを構成する。そして、上記ベースとしてのP型
領域とコレクタとしてのN型領域とを接続してダイオー
ド接続する。そして、そのカソードとして作用するN型
のエミッタ領域には外部端子を介して回路の接地電位G
NDを供給する。また、アノードとしての共通接続され
たベース、コレクタ領域は、上記P型骨j!! eM域
ISOと、トランジスタT1〜T3やMOS F ET
Q2〜Q7等からなる回路の接地電位点GND”に接続
される。
このような半導体構造においては、上記分離領域ISO
と基板との間で大きな寄生ダイオードD5が存在する。
それ故、電源電圧Vccと回路の接地電位点GNDを逆
接続しても、言い換えるならば、端子Vccに接地電位
を与え、端子GNDに+12Vのような電圧を与えるも
のとしても、ダイオードD4が挿入されているから、素
子を破壊させるような過大電流が流れることはない。
第5図には、他の一実施例の構造断面図が示されている
。この実施例では、2つのダイオードD4とD4’ が
設けられる。ダイオードD4は、上記分離領域ISOに
バイアス電圧を与えるように作用し、ダイオードD4°
を内部の回路素子に接地電位GND’を与えるように作
用させる。この構成では、回路に流れる比較的大きな動
作電流によって、ダイオードD4’における順方向電圧
がダイオードD4の順方向電圧より大きくされる。
それ故、P型置III fil域rsoを最低電位に維
持させることができ、分離領域ISOをベースとし、基
板をコレクタ領域とし、コレクタ領域をエミッタ領域と
するような寄生NPN)ランジスタのベース、エミッタ
間を逆バイアス状態に維持できるものとなる。
また、P型分離領域ISOの与えられるバイアス電圧を
より低い電位にするために、第6図に示すようにトラン
ジスタT4を用い、そのベースに定電流源からなるベー
ス電流を供給して定常的にトランジスタT4をオン状態
にし、そのコレクタを分離領域ISOに接続する。この
構成では、トランジスタT4が飽和領域で動作させるも
のとすると、分離領域ISOの電位は、回路の接地電位
GNDに対してコレクタ、エミッタ間電圧vcoになる
ため、分離領域の電位を最低にすることができる。なお
、回路の接地電位GND’は、前記のようにダイオード
D4’ を介して供給するものである。
この構成において、上記のような逆接続が行われても、
トランジスタT4がオフ状態になって寄生ダイオードD
5に過大な電流が流れることを防止できるものである。
上記の実施例から得られる作用効果は、下記の通りであ
る。すなわち、 (1)PN接合による分離領域に対して外部端子から一
方向性素子を介してバイアス電圧を与えるようにするこ
とにより、電源を逆接続しても上記ダイオードによって
分離領域と基板との間における寄生ダイオードに過大な
電流が流れるのを防止することができるという効果が得
られる。
(2)ソースフォロワ形態のパワー出力MO3FETに
流れろ電流が一定の電流値以上のとき、その電流値に反
比例−的なパルス幅変調信号を形成して上記パワー出力
素子を制御する。この構成では、過電流が流れるとき、
パワー出力素子を間欠的に短い時間しか動作させないか
ら電流制限動作時の電流を小さくできるとともに、ラン
プ等のように過大電流が流れる負荷を駆動することがで
きる。そして、上記(11により電源の逆接続を行うも
のとしても素子の破壊防止が行えるから自動車搭載用の
パワースイッチ回路に適したものとすることができると
いう効果が得られる。
(3)半導体集積回路の分#領域と回路の接地電位点に
バイアス電圧を与えるダイオードをそれぞれ独立に構成
することにより、分離領域に良好なバイアス電圧を与え
ることができるという効果が得られる。
(4)上記分離領域にバイアス電圧を与える一方向性素
子としてトランジスタを用いることより、分離領域をベ
ースとするような寄生トランジスタの発生をより確実に
防止することができるという効果が得られる。
以上本発明者によってなされた発明を実施例に基づき具
体的に説明したが、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能
であることはいうまでもない。例えば、第1図の実施例
回路において、パワー出力素子としては、前記パワーM
OS F ETの他、バイポーラ型のパワートランジス
タやIGBT(絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ)
であってもよい、上記第1図のMOSFET及びトラン
ジスタの導電型を全て逆に構成するものであってもよい
、この場合、第4図及び第5図に示した導電型も逆にさ
れる。この場合、分離領域としてはN型領域が用いられ
るから電源電圧Vccのような高い電圧がダイオードを
介して与えられることになる。
この発明は、PN接合による分離領域を用いて素子を分
離する各種半導体集積回路装置に広く利用できるもので
ある。
〔発明の効果〕
本願において開示される発明のうち代表的なものによっ
て得られる効果を簡単に説明すれば、下記の通りである
。すなわち、PN接合による分離領域に対して外部端子
から一方向性素子を介してバイアス電圧を与えるように
することにより、電源を逆接続しても上記ダイオードに
よって分#領域と基板との間における寄生ダイオードに
過大な電流が流れるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図には、この発明をパワースイッチ回路に適用した
場合の一実施例を示す回路図、第2図は、その電流検出
回路の動作を説明するための特性図、 第3図は、上記パワースイッチ回路によるランプ駆動動
作を説明するための波形図、 第4図は、上記パワースイッチ回路の一実施例を示す概
略構造断面図、 第5図は、上記パワースイッチ回路の他の一実施例を示
す概略構造断面図 第6図は、分離領域にバイアス電圧を与える他の一実施
例を示す回路図である。 CMP・・比較回路、RPC・・三角波発生回路、BS
T・・昇圧回路、FF・・フリップフロップ回路、IS
O・・分M領域 第 1 図 ca 第6IS21

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、PN接合による分離領域を持ち、外部端子から一方
    向性素子を介してバイアス電圧が与えられることを特徴
    とする半導体集積回路装置。 2、上記分離領域はN型基板に形成されたP型領域から
    なり、上記外部端子からダイオードを介して回路の接地
    電位が与えられ、そのダイオードを介した接地電位が内
    部回路の接地電位とされるものであることを特徴とする
    特許請求の範囲第1項記載の半導体集積回路装置。 3、上記N型基板には、縦方向の電流の流れを持つパワ
    ーMOSFETが形成されるものであることを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項記載の半導体集積回路装置。
JP8906788A 1988-04-13 1988-04-13 半導体集積回路装置 Pending JPH01261856A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH03206664A (ja) * 1989-11-07 1991-09-10 Sgs Thomson Microelectron Srl 垂直型半導体集積電力構造に挿入されるn↑+型拡散領域の破壊を保護するためのデバイス
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