JPH01261319A - ゲル状メーキヤツプ化粧料 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ゲル状のメーキャップ化粧料に関する。

〔従来の技術及びその課題〕。

最近のメーキャップ化粧料としては、耐水性、耐汗性、
耐皮脂性、耐摩擦性等の物理的・化学的特性を向上式せ
几揮発性油剤と粉体と油剤からなる非水系メーキャップ
化粧料か′一般的になってきている。

このような非水系メーキャップの形態としては、固体油
等を配合して、溶融充填等１ｃエク成形した固形状のも
のや、ま九多層もしくは一層の液状のものが知られてい
る。

しかし、固形状の非水系メーキャップ料忙おいては、溶
融後冷却によって析出する微小ワックス粒子分散構造を
利用して系の形態を保っているので、化粧料として使用
する場合、肌へののび、ひろがりが重く、悪いものでめ
った。また、系の硬度の温度依存性が高い几め、高温で
は硬度低下がみられ、場合にエフ、分離や、顔料の凝集
・沈降が生じ良。一方低温におｒては、ワククス粒子が
さらに析出し、系が固化し、使用が容品でなくなること
も多い。

また、液状の非水系メーキャップ料においては、固体油
の配合が制限される几め、耐水性、耐汗性、耐摩擦性な
どの性質が劣るもので６つ几。特に、使用時にべたつき
等が気になることがるり、式つばりとした仕上りが望め
なく、また化粧もちも悪いものでめった。また二層タイ
プのものにおいては、さらに粉体部分のケーキングとい
う欠点も生じゃ丁いものでめった。！た低温においては
液状のものでは系のゲル化現象がしばしば見られた。

〔課題を解決する几めの手段〕

本発明者は、非水系メーキャップ化粧料において、上記
固形状及び多層もしくは一層液状化粧料の有する欠点？
解消丁べく鋭意研究ｔおこなつ几結果、ロジンの多価ア
ルコールエステルを含有する油剤と、特定のゲル化剤を
組み合せ用いれば、化粧操作が容易で便利なゲル状の形
態で、固体油配合に↓る温度依存性、安定性の不良、使
用感の不良を改善し、しかもべ念つきのめる使用感の解
消、さつばりとした仕上ｖｙｔ与え、かつ耐皮脂性、耐
摩擦性を向上させた非水系メーキャップ化粧料が得られ
ること七見出し、本発明を完成した。

すなわち、本発明は、次の成分（Ａ）〜（Ｄ’１（Ａ）
　揮発性油剤、 ＣＢ）粉体、 （Ｃ）　　ロジンの多価アルコールエステルを２０〜１
００重量シ含有する油剤及び （Ｄ）　無水ケイ酸及び／又は有機性粘土鉱物？含有す
ることを％微とするゲル状メーキャノデ化粧料を提供す
るものである。

本発明の（Ａ）成分でめる揮発性油剤は、その沸点が２
６０℃以下のものでめり、例えば、ヘキサメチルジシロ
キサン、デカメチルテトラシロキサン、ドデカメチルペ
ンタシロキサンなどの低分子鎖状−リシロキサン、オク
タメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクｅ＋
ペンタンロキサンなどの低分子環状？リシロキサン、ア
イツノ９−（エッソ化学）、シエルゾル（シェルｆｔｓ
学）、ＩＰソルベント（出光石油゛化学）などの軽質流
動イソ７９ラフインが挙げられる。

この（Ａ）成分は、メーキャップ化粧料の乾燥を高め、
揮発により強固な化粧塗膜を形成するものでろり、ま穴
、その配合により、さつばりした使用感、仕上り感が得
られる。

本発明の（Ｂ）成分である粉体は、化粧料に一般に用い
られる粉体でおり、処理粉体であっても良い。この（Ｂ
）成分としては、タルク、酸化チタン、カオリン、マイ
カ、ケイ酸、酸化鉄、酸化亜鉛、酸化鉄雲母チタン、群
青等の無機顔料、？リエチレン、ナイロン、結晶セルロ
ース、でんぷん、テフロン等の有機顔料等が例示される
。

（Ｃ）成分に含有されるロジンの多価アルコールエステ
ルは、ロジン・水添ロジン・重合ロジンの主成分である
樹脂酸を多価アルコール類でエステル化したものでろる
。このａシンの多価アルコールエステルを構成する多価
アルコール類は、例えハ、エチレングリコール・デロビ
レングリコールーゾエチレングリコール・ネオペンチル
グリコール・ｆ　ＩＪセリン・トリメチロールグロノ９
ン・ヘキサントリオール・ペンタエリスリ７ト・ジペン
タエリスリットなどである。

マ九、残部の油剤としては、化粧料に一般に用いられる
油剤が挙げられ、例えば流動、Ｑラフイン、スクワラン
等の炭化水素、ヒマシ油、ホホバ油等の天然油脂、ミン
ク油、液状ラノリン等の動物油、インプロピルミリステ
ート、トリオクタン酸グリセリン等のエステル油、シリ
コン油等が用いられる。

（Ｃ）成分は、ロジンの多価アルコールエステル！２０
〜１００重量％含有することが必要でろり、ロジンの多
価アルコールエステルの油剤に対する配合量が２０％以
上で、ゲル状メーキャップ化粧料の化粧塗膜の物理強度
を十分に生じさせることができ、化粧もちが良好となっ
て析出がみられるワックスの使用を避けることができる
。

成分ＣＤ）である無水ケイ酸及び有機性粘土鉱物はいず
れもゲル化剤であり、その併用によりより優れた効果が
得られる。無水ケイ酸としては、親水性無水ケイ酸及び
疎水性無水ケイ酸のいずれをも利用することかでき、無
水ケイ酸の例としては、アエロゾル（日本アエロゾル株
式会社）、カポゾル（グッドフライカビット社）、ニッ
プシール（日本シリカ株式会社）、タラノククス（タル
コ社）等が、ま几有機性粘土鉱物としては、ヘクトライ
トやベントナイト等のスメクタイト粘土鉱物を、たとえ
ばゾメチルゾオクタデシルアンモニウムクロリドやジメ
チルペンチルオクタデシルアンモニウムクロリド等のカ
チオン性界面活性剤、あるいはカチオン性界面活性剤と
九とえはステアリルアεド等の非イオン性界面活性剤の
複合体で変性しｔものが挙げられ、有機性粘土鉱物の市
販品の例としては、ナショナル・レッド社のベントンが
挙げられる。

本発明のゲル状メーキャップ化粧料は、上記成分中、ま
ず（Ｃ）成分に（Ａ）成分を加えて混合溶解し、次いで
この混合物に（Ｄ）成分を加えて混合、充分ゲル化させ
、更に予め充分に混合しておいた（Ｂ）成分を加えて混
合することによＶ調製てれる。

各成分の配合量のうち、（Ａ）成分は１０〜９０重景％
、重量）成分は１〜７０重量％配合される。ま九、（Ｃ
）成分は（Ｂ）成分の配合量の０．１〜２倍配合され、
（Ｃ）成分の配合量が０．１倍以下でるるとゲル状メー
キャツゾ化粧料として、仕上Ｖが粉っぽくなり丁ぎ、ま
た２倍以上でるると仕上りが油つぼくなり丁ぎ、ｔ７ｔ
、化粧もちが悪くなる。更に、（Ｄ）成分は、（Ａ）成
分と（Ｃ）成分の合計配合量に対し、０．０１〜０．５
倍配合され、この範囲で良好なゲルが得られる。特に好
ましい配合量は、定となり、分離や顔料の沈降等が生じ
、ま几０．５倍以上では系の粘度が高くなり丁ぎてしま
い、使用性が悪化する。

斯くして得られる本発明のダル状メーキャソゾ（１料は
、ファンデーション、口紅、はぼ紅、アイシャドウ、ア
イライナー、マスカラ、まゆずみ等とすることができる
。

本発明のゲル状メーキャップ化粧料には、本発明の効果
を阻害しない範囲で公知の任意成分、例えば香料、染料
、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、薬用成分、界面
活性剤、樹脂、低級アルコール等を配合しても良い。

〔実施例〕

次に実施例を挙げ、本発明を更に詳しく説明する０ 実施例１　ゲル状アイシャドウ： 下記第１表に示す処方のゲル状アイシャドウを！１４１
１！し、その安定性及び官能特性を調べた。この結果を
第°２表に示す。

（処方） 以下余白 （製法） 工程Ａ（１）〜（４）を均一に混合粉砕する。

＃　　Ｂ　　（５１〜ａ〔、αれＱ５１　ｔ−一部加熱
溶解して均一に混合溶解する。

Ｉ　Ｃ工程Ｂで得を混合物にαυ〜α３１ｉ均一に混合
し、その後冷却する。

ｌ　Ｄ　工程Ｃで得を混合物に工程Ａで得た混合物を加
え、均一に攪拌混合する。

（官能特性の評価方法） ■　肌へののびひろがり 塗布時の肌へののびひろがりを官能検査にエフ、評価し
几０ ■　化粧塗膜の状態 化粧料を塗布１０°分後、化粧塗膜の状態を観察し、評
価した。

■　化粧もち　　□ 化粧料を塗布４時間後、化粧塗膜の状態全観察し、評価
し友。

■　耐水性 ドクターブレード（２ミル）によりガラス板に塗膜を形
成し、１０分間放置乾燥後、流水下３０分間放置し、塗
膜を観察、評価した。

■　耐油性 ドクターブレード（２ミル）によ５ガラス板に塗膜を形
成し、１０分間放置乾燥後、流動、Ｑラフイン、イオオ
クタン酸グリセリンの等量混合物七滴下し、３０分放置
後油滴を途去し、塗膜上観察、評価した。

■　転写性 化粧料ｔヒト前腕内側に塗布後、テイシュペ−，Ｑ−に
て押圧して、化粧料塗膜のティシュ−９＋７９−への転
写状態を観察、評価した。

（結果） 以下余白 実施例２　ゲル状ファンデーション： 成（２）　タルク　　　　　　　　　　　　　　　９．
０分 （Ｂ）　［３１マイカ　　　　　　　　　　　　　１９
，５Ｌ（４）酸化鉄　　　　　　　　　　　　　　４・
５成（７）　　水添ロジンのペンタエリスリットエステ
ル　　　　５．ＯｔＳ＋Ｓ＋　　　）リオクタン酸グリ
セリン　　　　　　　　　　１０．０ａυ　香料　　　
　　　　　　　　　　　　Ｏ１３α２　エタノール　　
　　　　　　　　　　　　４．７（製法） 実施例１に準じ調製し穴。

本発明のゲル状ファンデーションは、肌へののびひろが
りが良好で、均一な塗膜が得られ友。ま几耐水性、耐油
性にもすぐれ、化粧くずれがみられない化粧もちの良好
なファンデーションでろつ几０ 実施例３　　）ｆル状アイシャドウ 成１２１マイカ　　　　　　　　　　　　　　５・０分 ａ３）　ｆ３１タルク　　　　　　　　　　　　　５，
０Ｌ（４）酸化鉄　　　　　　　　　　　　　４・０成
（７）エステルガム　　　　　　　　　　　６０分 Ｃ）　＋８１　流動ノリラフイン　　　　　　　　　　
４．０し 成分０））　（９１エロゾールＲ９７２（日本アエロゾ
ル株式会社Ｍ）　　６．０α〔香料　　　　　　　　　
　　　　　０．２圓　エタノール　　　　　　　　　　
　　９．８（！！ｉ法） 実施例１に準じ、調製した。

本発明のゲル状アイシャドウは、のびが軽くて、みずみ
ずしい使用感でろジ、肌へのなじみの良い使用性ｋＶし
ていた。また、仕上りも、しつとジと美しく仕上り、特
に化粧もちに優れているものでめった。

〔本発明の効果〕

本発明のゲル状メーキャップ化粧料は、次のようンシ効
果七有し、実用性に優れ友ものでるる。

（１）　　耐水性、耐油性、に丁ぐれた化粧塗膜をつく
る０ １２）　　その九め、化粧もちが工く、色うつりもしな
い０ （３）温度依存体が少なく、安定性が高い。

（４）使用感が丁ぐれており、べ九つきや、べたついた
仕上りｔ感じさせず、化粧もちｔ向上させている。

（５）　　ゲル状の使用性の高い形態である。

以上

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、次の成分（Ａ）〜（Ｄ） （Ａ）揮発性油剤、 （Ｂ）粉体、 （Ｃ）ロジンの多価アルコールエステルを２０〜１００
   重量％含有する油剤及び （Ｄ）無水ケイ酸及び／又は有機性粘土鉱物を含有する
   ことを特徴とするゲル状メーキャップ化粧料。