JPH01260607A - 電極付き磁気ヘッド - Google Patents

電極付き磁気ヘッド

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Publication number
JPH01260607A
JPH01260607A JP8996888A JP8996888A JPH01260607A JP H01260607 A JPH01260607 A JP H01260607A JP 8996888 A JP8996888 A JP 8996888A JP 8996888 A JP8996888 A JP 8996888A JP H01260607 A JPH01260607 A JP H01260607A
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JP
Japan
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magnetic head
magnetic
electrode
gap
change
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Application number
JP8996888A
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English (en)
Inventor
Hirofumi Imaoka
今岡 裕文
Toshio Kaneshiro
金城 寿雄
Katsuyuki Shudo
勝行 首藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP8996888A priority Critical patent/JPH01260607A/ja
Publication of JPH01260607A publication Critical patent/JPH01260607A/ja
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/48Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed
    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、静電容量値の変化検出用電極と、磁気記録再
生用の磁気空隙(作動ギャップ)とを備えた電極付き磁
気ヘッドに関する。
(従来の技術) 各種の情報信号を高い記録密度で記録することについて
の要望が高まるのにつれて、近年になって色々な構成原
理や動作原理に基づいて作られた情報記録媒体を用いて
情報信号の高密度記録再生が行われるようになったこと
は周知のとおりであり、例えば、情報記録媒体の信号面
に情報信号に応じた凹凸を形成させて情報信号の記録を
行い、記録された情報信号を光学的な手段によって再生
するようにしたり、あるいは静電容量値の変化の検出に
よって再生するようにした記録再生装置は、映像信号や
音声信号の記録再生用として既に実用されており、また
、各種の技術り野における高密度記録再生の要求に応じ
るために、情報記録媒体の記録層に情報信号によって強
度変調されたビームを照射することにより、情報記録媒
体における記録層に情報信号に応した物理変化あるいは
化学変化を生じさせて情報信号の記録が行われるように
した情報記録媒体についても研究が行われるようになっ
たが、特に近年、安定な動作を行う半導体レーザが容易
に得られるようになったのに伴い、レーザ光を用いて高
密度記録再生を行うようにした各種の光ディスクが既に
実用化されたり、あるいは実用化のための研究開発が行
われている現状にあることは周知のとおりである。
さて、多くの技術分野における各種の情報信号を高い記
録密度で記録することについての要望が高まるのにつれ
て、近年来、色々な構成原理や動作原理に基づいて作ら
れた情報記録媒体を用いて情報信号の高密度記録再生が
試みられ、例えば、1回だけユーザが追加して記録でき
る光ディスク(追記型光ディスク)や消去可能な光ディ
スクなどが、例えばオフィス用ファイルメモリ、その他
の用途での実用化のために盛んに研究開発が行われてお
り、これまでに追記型の光ディスクあるいは消去可能な
光ディスクとしても、それらのものにおける記録層がレ
ーザ光ビームのスポツ1〜の加熱作用により、どのよう
な物理的な変化で情報信号の記録が行われるのかに着目
して分類し、た場合に、ピット形成型、泡あるいは凹凸
形成型、光磁気型。
相変化型(熱エネルギにより光の透過率9反射率。
吸収率等に変化が生じる熱変態型)等のように大別でき
る各種形式のものが提案されている他、記録、再生動作
が光以外のエネルギを用いて行われるようにする情報記
録媒体についての提案も多くなされていることは周知の
とおりである。
ところで、情報信号の磁気記録再生を磁気的に行うよう
にした磁気記録再生方式は、磁気記録媒体に対する情報
信号の記録と、磁気記録媒体からの情報信号の再生とを
極めて容易に行いうるために、多くの技術分野における
情報信号の記録再生の手段として従来から広く採用され
ているが、情報信号の高密度記録再生の要望が高まるの
に伴い、記録跡間隔(1へラックピッチ)の狭小化が行
われるようになった。
そして、記録跡間隔が狭小化した場合には、磁気ヘッド
を記録跡上に正確に辿らせるようにすることが困難にな
るために、各種の1〜ラッキング制御手段を適用してこ
の問題の解決を図かることが行われるようになったが、
記録密度の一層の高度化が行われる場合には、記録時に
おける記録跡の重なりを防止するために、記録機構とし
ても極めて機械的精度の高いものが要求されることにな
り、それにより装置が高価なものになる。
それで、磁気記録媒体円盤(以下、ディスクと記載され
ることもある)の信号面にトラッキング参照信号に応じ
た凹凸を予め形成させておいて、そのトラッキング参照
信号を静電容量値の変化として読出すことによりトラッ
キング制御動作が行われるようにするとともに、前記し
たトラッキング参照信号のピット列による記録跡間の平
坦な部分において磁気記録再生を行うことができるよう
にした磁気記録媒体を用いて、ディスクに対する情報信
号の記録時と、ディスクからの情報信号の再生時とに、
前記したディスクに予め記録させておいたトラッキング
情報を用いて磁気ヘッドがトラッキング制御動作の下に
狭小化された記録跡を辿ることができるようにした高密
度情報記録再生方式も特公昭63−4272号公報によ
って開示されている。
(発明が解決しようとする問題点) 前記した高密度情報記録再生方式においては。
ディスクに対する情報信号の記録動作とディスクからの
情報信号の再生動作とに使用される記録再生素子として
、ディスクに予め記録されているトラッキング制御情報
を静電容量値の変化として読出すための電極と、ディス
クに磁気記録されている情報信号を読出すための磁気ヘ
ッドとの双方を備えたものが必要とされるのであり、前
記した特公昭63−4272号公報には前記した記録再
生素子として、磁気ヘッドの磁気空隙(作動ギャップ)
における磁気空隙+11(ギヤツブ巾)の方向で、磁気
空隙から離れた位置に電極を設けた構成形態の電極付き
磁気ヘッドが示されている。
ところが、前記した公報に記載されている電極付き磁気
ヘッドは、静電容量値の変化検出用電極が磁気空隙に対
して記録跡の延長方向に離れた位置に設けられているか
ら、形状が複雑で製作が困難であるとともに大型なもの
になり、したがって、磁気記録媒体面との摺接面の面積
が大きくなって、磁気ヘッドの磁気空隙の部分と電極の
部分とを同時に磁気記録媒体に良好に接触させることが
困難となり、また、前記のように形態が大きいことか 
  ′ら質量が大となるために磁気ヘッドの面振れ追従
特性が悪いものになるなどの諸欠点があった。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、磁気ヘッドの摺動面中に設けられている作動
ギャップ内に、磁気ヘッドにおけるコアに対して絶縁さ
れた状態で、かつ、先端部が磁気ヘッドの摺動面に現わ
れるような態様のものとして静電容量値の変化検出用電
極を設けてなる電極付き磁気ヘッド、及び、磁気ヘッド
の摺動面内に設けられている作動ギャップによって形成
されるべき記録跡の延長線上で、かつ、前記の作動ギャ
ップに近接した位置における磁気ヘッドの摺動面に先端
部が現われるような態様のものとして静電容量値の変化
検出用電極が磁気ヘットのコアに対して絶縁された状態
で設けられているとともに、前記した静電容量値の変化
検出用電極と磁気ヘットの巻線孔との間に存在している
磁性材料部材の厚さが摺動面からの距離と対応して増大
されるようにしてなる電極付き磁気ヘッドを提供するも
のである。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の電極付き磁気ヘッド
の具体的な内容について詳細に説明する。
第1図乃至第5図は磁気ヘッドの摺動面中に設けられて
いる作動ギャップ内に、磁気ヘッドにおけるコアに対し
て絶縁された状態で、かつ、先端部が磁気ヘッドの摺動
面に現われるような態様のものとして構成した本発明の
静電容量値の変化検出用電極を設けてなる電極付き磁気
ヘッドの容具なる実施例の斜視図であり、また、第6図
は第1図乃至第5図示の磁気ヘッドにおける作動ギャッ
プ付近の拡大平面図である。
また、第7図乃至第13図は磁気ヘッドの摺動面内に設
けられている作動ギャップによって形成されるべき記録
跡の延長線上で、かつ、前記の作動ギャップに近接した
位置における磁気ヘッドの摺動面に先端部が現われるよ
うな態様のものとして静電容量値の変化検出用電極が磁
気ヘッドのコアに対して絶縁された状態で設けられてい
るとともに、前記した静電容量値の変化検出用電極と磁
気ヘッドの巻線孔との間に存在している磁性材料部材の
厚さが摺動面からの距離と対応して増大されるように構
成した本発明の電極付き磁気ヘッドの容具なる実施例の
斜視図であり、第14図は第7図乃至第13図示の電極
付き磁気ヘットにおける作動ギャップ付近の拡大平面図
、第15図は第7図乃至第12図示の電極付き磁気ヘッ
ドと従来の磁気ヘッドとにおける巻線スペースを説明す
るための図である。
まず、第1図に示されている電極付き磁気ヘッドにおい
て、1,2はそれぞれ強磁性酸化物磁性材料(例えばフ
ェライト)で作られている2個のコア半休であり、片方
のコア半体2には、図中に符号3で示されているような
コイル巻回用の切欠部(巻線窓)3が設けられている。
また、第1図に示されている4〜7は高融点ガラスの埋
込み部、8は低融点ガラスによる接合部、Gは作動ギヤ
ノプ(磁気空隙)、Eは前記した作動ギャップ(磁気空
隙)G中に構成されている静電容量値の変化検出用電極
であり、前記した静電容量値の変化検出用電極Eは非磁
性材料による絶縁材料の膜9によって磁気ヘッドのコア
に対して絶縁された状態で磁気ヘッドの作動ギャップ(
磁気空隙)G中に設けられていて、それの先端部が磁気
ヘッドの摺動面Aに現われるようになされている。
この第1図に示されている磁気ヘッドは例えば次のよう
にして作られる。すなわち、磁気ヘッドにおける作動ギ
ャップと対応する部分が突起部となされている強磁性酸
化物磁性材料(例えばフェライト)における前記の突起
部を挟んで設けられている溝を非磁性材料、例えば高融
点ガラス4゜6で充填した後に、ギャップ突合わせ面側
の端面を研磨してコア半体1を作り、次にそのコア半体
1におけるギャップ突合わせ面に非磁性材料の絶縁膜9
を被着させ、さらに、前記の絶縁1119上に、例えば
フォト・リソグラフィ法によって非磁性体の導電体物質
、例えば、チタン、ハフニウムによる所定形状の静電容
量値の変化検出用電極Eを形成させ、一方、前記したコ
ア半体1と対のものとして使用されるコア半体2は、前
記したコア半体1の場合と同様に、磁気ヘッドにおける
作動ギャップと対応する部分が突起部となされている強
磁性酸化物磁性材料(例えばフェライト)における前記
の突起部を挟んで設けられている溝を非磁性材料、例え
ば高融点ガラス4,6で充填した後に、ギャップ突合わ
せ面側の端面を研磨してコア半体2となされ、次にそれ
のギャップ突合わせ面側に巻線窓3を形成させた後に非
磁性材料の絶縁膜9を被着させ、次いで、前記した2つ
のコア半体1゜2におけるギャップ突合わせ面における
突起部を対向させて突合わせ、巻線窓3のギャップ・デ
イプス規制端後部を低融点ガラス8で溶着して前記した
2個のコア半休を一体化することにより、磁気ヘッドの
摺動面A中に設けられている作動ギヤツブG内に、磁気
ヘッドにおけるコアに対して絶縁膜9,9によって絶縁
された状態で、かつ、先端部が磁気ヘラ1くの摺動面A
に現われるような態様の静電容量値の変化検出用電極E
が設けられた電極付き磁気ヘッドが得られるのである。
なお、前記した2つのコア半体1,2における突合わせ
面に被着させた非磁性体の絶縁膜は、2つのコア半体1
,2が突合わせ面で突合わされに状態において静電容量
値の変化検出用電極Eを磁気ヘッドのコアに対して絶縁
させる絶縁膜9として機能するものであるために、前述
の説明においては2つのコア半体1,2のどちらのコア
半休における絶縁膜9についても同一の図面符号9を使
用している。また第1図示の実施例において10はボン
ディングパット部であり、このボンディングパット部1
0は、前記した静電容量値の変化検出用電極Eとの接続
線が接続される(第2図以降の各回に示されている電極
付き磁気ヘッドについても同様である)。
第2図乃至第5図に示す電極付き磁気ヘッドの他の実施
例は、前記した第1図示の電極付き磁気ヘッドと同様に
、磁気ヘッドの2つのコア半体1゜2におけるそれぞれ
の突合わせ面の間に形成されている作動ギヤツブG内に
、前記した各コア半体1.2におけるコアに対して絶縁
膜9,9によって絶縁されている静電容量値の変化検出
用電極Eを形成させた構成の電極付き磁気ヘッドである
が、まず、第2図示の電極付き磁気ヘッドは2つの金属
磁性体板11.12がギャップ材を介して突合わされる
ことにより作動ギャップGが形成されるようになされて
いる構成形態に属するものであって、この第2図におい
て3はコイル巻回用の切欠部(巻線窓)、8は低融点ガ
ラスによる接合部、9は絶縁膜、10はボンディングパ
ット部、13〜16は非磁性体材料製の基板(例えば耐
摩耗性を有するガラス板)、Gは作動ギャップ(磁気空
隙)Eは前記した作動ギャップ(磁気空隙)G中に構成
されている静電容量値の変化検出用電極であり、前記し
た静電容量値の変化検出用電極Eは非磁性材料による絶
縁材料の膜9によって磁気ヘッドのコアに対して絶縁さ
れた状態で磁気ヘットの作動ギャップ(磁気空隙)G中
に設けられていて、それの先端部が磁気ヘッドの摺動面
Aに現われるようになされている。
次に、第3図示の電極付き磁気ヘッドは前記した第2図
示の電極付き磁気ヘラ1くと同様に、2つの金属磁性体
板11.12がギャップ材を介して突合わされることに
より作動ギャップGが形成されるようになされている構
成形態に属するものであるが、この第3図示の電極付き
磁気ヘッドでは、第2図示の電極付き磁気ヘッドにおけ
る2つの金属磁性体板11.12の両側に設けられてい
た非磁性体材料製の基板(例えば耐摩耗性を有するガラ
ス板)13〜16が、磁気ヘッドの摺動面の近傍だけに
用いられ、前記した非磁性体材料製の基板(例えば耐摩
耗性を有するガラス板)13〜16が設けられている部
分以外の部分の金属磁性体板11.12の両側には、強
磁性酸化物磁性材料(例えばフェライト)の板17〜2
0(ただし、非磁性体材料製の基板13の下方に設けら
れている強磁性酸化物磁性材料(例えばフェライト)の
板17は第3図中には示されていない)が設けられるよ
うな構成態様とされている。
さらに、第4図示の電極付き磁気ヘッドは作動ギャップ
Gを挟む部分だけに金属磁性体膜21゜22が用いられ
ている場合の構成例であり、この第4図示の電極付き磁
気ヘッドにおいて、1,2はそれぞれ強磁性酸化物磁性
材料(例えばフェライト)で作られている2個のコア半
休、3はコイル巻回用の切欠部(巻線窓)3.4〜7は
高融点ガラスの埋込み部、8は低融点ガラスによる接合
部、Gは作動ギャップ(磁気空隙)、1oはボンディン
グバット部、Eは前記した作動ギャップ(磁気空隙)G
中に構成されている静電容量値の変化検出用電極であり
、前記した静電容量値の変化検出用電極Eは非磁性材料
による絶縁材料の膜9によって磁気ヘッドにおける金属
磁性体膜21.22に対して絶縁された状態で磁気ヘッ
ドの作動ギャップ(磁気空隙)G中に設けられていて、
それの先端部が磁気ヘッドの摺動面Aに現われるように
なされている。
第5図に示す電極付き磁気ヘッドは、作動ギャップGを
挟む部分に斜交するように金属磁性体膜23.24が用
いられている場合の構成例であり、この第5図示の電極
付き磁気ヘッドにおいて、1゜2はそれぞれ強磁性酸化
物磁性材料(例えばフェライiへ)で作られている2個
のコア半休、:3はコイル巻回用の切欠部(巻線窓)3
.4〜7は高融点ガラスの埋込み部、8は低融点ガラス
による接合部、Gは作動ギャップ(磁気空隙)、10は
ボンディングバット部、Eは前記した作動ギャップ(磁
気空隙)G中に構成されている静電容量値の変化検出用
電極であり、前記した静電容量値の変化検出用電極Eは
非磁性材料による絶縁材料の膜9によって磁気ヘッドに
おける金属磁性体膜23,24に対して絶縁された状態
で磁気ヘッドの作動ギャップ(磁気空隙)G中に設けら
れていて、それの先端部が磁気ヘッドの摺動面Aに現わ
れるようになされている。
前記した構成を有する第1図乃至第5図示の各回に示さ
れている電極付き磁気ヘッドは、それの作動ギヤツブG
付近の拡大図を示している第6図からも明らかなように
、磁気ヘッドの2つのコア半体1,2におけるそれぞれ
の突合わせ面の間に形成されている作動ギヤツブG内に
は、前記した各コア半体1,2におけるコアに対して絶
縁膜9゜9によって絶縁された状態の静電容量値の変化
検出用電極Eが形成されている構成になされていて、作
動ギャップ(磁気空隙)Gと静電容量値の変化検出用電
極Eとが近接した状態のものとなされているから、磁気
記録媒体面と摺接する摺動面の面積を小さくして、磁気
ヘラlくの作動ギャップ(磁気空隙)Gの部分と静電容
量値の変化検出用電極Eの部分とを同時に磁気記録媒体
に良好に接触させることが容易になり、また、形態を小
さくできることから質量が小となり磁気ヘッドの面振れ
追従特性を良好なものにできるのである。
次に、第7図乃至第13図に示されている本発明の電極
付き磁気ヘッドの実施例について説明する。第7図乃至
第13図にそれぞれ示されている本発明の電極付き磁気
ヘッドの各実施例は、磁気ヘッドの作動ギャップ(磁気
空隙)Gの部分と静電容量値の変化検出用電極Eの部分
とが同時に磁気記録媒体に良好に接触させることができ
るように、また、形態を小さくして質量を小とすること
により磁気ヘッドの面振れ追従特性が良好なものとなる
ように、何れの実施例の場合にも、磁気ヘッドにおける
作動ギャップGと磁気ヘッドのコアに対して絶縁された
状態で設けられている静電容量値の変化検出用電極Eと
が近接して配置された状態のものにされているが、前記
のように作動ギャップ(磁気空隙)Gの部分と、磁気ヘ
ッドのコアに対して絶縁された状態で設けられる静電容
量値の変化検出用電極Eの部分とが近接して配置される
ような構成の磁気ヘッドにおいては、作動ギャップ(磁
気空隙)Gの部分と、磁気ヘッドのコアに対して絶縁さ
れた状態で設けられる静電容量値の変化検出用電極Eの
部分との間の磁路が薄くなるために、磁路の磁気抵抗が
高くなって再生効率が低下したり、磁路が飽和したりす
ることが起こる。
第15図の(a)は前記の問題点を説明するための図で
あり、この第15図の(a)に示す構成の磁気ヘッドは
、2つのコア半休28.29における一方のコア半休2
8に構成されている巻線窓3が従来の一般的な構成の磁
気ヘッドの場合と同様に船形のものとされており、また
、他方のコア半体29として厚さの薄いものを使用して
構成させて、それの作動ギャップGと磁気ヘッドのコア
に対して絶縁された状態で設けられるべき静電容量値の
変化検出用電極Eとが近接して配置されるようにしたも
のであるが、この第15図の(a)に示す構成の磁気ヘ
ッドにおいてはコア半休28.29におけるコア半休2
8に形成されている船壁形状の巻線窓3と対向している
コア半体29の部分の長さflaが大きいために、前記
の巻線窓3の部分におけるコア半体29の磁気抵抗が高
くなって再生効率が低下したり、磁気飽和を起こしたり
するのである。
第15図の(b)は第15図の(a)に例示した構成の
磁気ヘッドにおける前記の問題点が生じないような構成
とされた第7図乃至第12図に示されている本発明の電
極付き磁気ヘッドの実施例の構成原理を説明するための
図であって、第15図の=19− (、b)に示されている磁気ヘッドでは、磁気ヘッドに
おける2つのコア半休28.29における一方のコア半
休28に形成させである巻線窓3が船壁形状ではなく、
コア半休28.29の接合面に対して斜交させた状態の
長方形状のものであるから、巻線窓3が形成されている
コア半体28に接合されて使用される他方のコア半休と
して薄いものが使用されても、コア半休28.29にお
けるコア半休28に形成されている巻線窓3と対向して
いるコア半体29の部分の長さQbが小さいために、前
記の巻線窓3の部分におけるコア半体29の磁気抵抗が
高くなって再生効率を低下させたり、磁気飽和を起こさ
せたりすることがない。
前記した第15図の(a)、(b)に例示した磁気ヘッ
ドでは、巻線窓3中における巻線スペースCを同一とし
て両者の比較を容易にしているのであり、第15図の(
a)に示されている磁気ヘッドのコア半休28.29に
おけるコア半休28に形成されている巻線窓3と対向し
ているコア半体29の部分の長さQaと、第15図の(
b)に示されている一2〇− 磁気ヘッドのコア半休28.29におけるコア半休28
に形成されている巻線窓3と対向しているコア半体29
の部分の長さQ、bとはり、a)fibとなっている。
それで第15図の(b)に示されている磁気ヘッドのよ
うに、磁気ヘッドにおける2つのコア半休28.29に
おけるコア半休28.29の接合面に対して斜交させた
状態の長方形状の巻線窓3を形成させると、巻線窓3が
形成されているコア半休28に接合されて使用される他
方のコア半休として薄いものが使用されても、コア半休
28,29におけるコア半休28に形成されている巻線
窓3と対向しているコア半体29の部分の長さubが小
さくできるために、前記の巻線窓3の部分におけるコア
半体29の磁気抵抗が高くなって再生効率を低下させた
り、磁気飽和を起こさせたりすることを防止できるので
あり、第7図乃至第12図に示されている本発明の電極
付き磁気ヘッドの各実施例は、第15図の(b)を参照
して構成原理を説明したような磁気ヘッドである。
まず、第7図に示されている本発明の電極付き磁気ヘッ
ドの実施例において、1,2はそれぞれ強磁性酸化物磁
性材料(例えばフェライト)で作られている2個のコア
半休であり、一方のコア半体1は薄板となされており、
また他方のコア半体2には第15図の(b)を参照して
既述したような長方形状のコイル巻回用の切欠部(巻線
窓)3が設けられている。
また、第7図に示されている26.27は低融点ガラス
の埋込み部、Gは前記した2つのコア半体1,2の突合
わせ面側をギャップ材を介して突合わせることによって
、2つのコア半体1,2間に形成された作動ギャップ(
磁気空隙)、Eは静電容量値の変化検出用電極であり、
前記した静電容量値の変化検出用電極Eは非磁性材料に
よる絶縁材料の膜9によって磁気ヘラ1くのコア半体1
に対して絶縁された状態で磁気ヘッドの作動ギャップG
に近接した距離に、それの先端部が磁気ヘッドの摺動面
Aに現われるような態様で設けられるのである。
25は非磁性材料で作られた保護基板であるが、この保
護基板25が非磁性導電体のものであった場合には静電
容量値の変化検出用電極Eは、前記した保護基板25に
対して絶縁膜を介して形成されることが必要とされる。
この第7図に示されている電極付き磁気ヘッドは例えば
次のようにして作られる。すなわち、磁気ヘッドにおけ
る作動ギャップと対応する部分が突起部となされている
強磁性酸化物磁性材料(例えばフェライト)におけるギ
ャップ突合わせ面側の端面を研磨し、また、前記したギ
ャップ突合わせ面とは反対側の面には、非磁性材料の絶
縁膜9を被着させ、さらに、前記の絶縁膜9上の所定の
位置(作動ギャップGによって形成される記録跡の延長
」−と対応する部分に電極の先端が位置するような状態
になされうる位置)には、例えばフォ1へ・リングラフ
ィ法によって非磁性体の導電体物質、例えば、チタン、
ハフニウムによる所定形状の静電容量値の変化検出用電
極Eを形成させて薄いコア半体1を作る。
また、前記した薄いコア半体1と対のものとして使用さ
れるコア半体2は、前記したコア半体1の場合と同様に
、磁気ヘッドにおける作動ギャップと対応する部分が突
起部となされている強磁性酸化物磁性材料(例えばフェ
ライト)におけるギャップ突合わせ面側の端面を研磨し
た後に、それのギャップ突合わせ面側に巻線窓3を形成
させる。
次いで前記した2つのコア半体1,2におけるギャップ
突合わせ面にギャップ材を付着させた後に2つのコア半
体1,2の突起部を対向させて突合わせ、突起部を挟ん
で設けられている溝を低融点ガラス26.27で溶着し
て前記した2個のコア半休を一体化する。
次に、前記したコア半体1における静電容量値の変化検
出用電極Eの形成面上に保護基板25を付着させる。前
記した保護基板25が非磁性導電体製の場合には、コア
半体1における静電容量値の変化検出用電極Eの形成面
に絶縁膜を介して保護基板25を付着させるべきことは
既述のとおりである。
第7図示の実施例において10はボンディングバット部
であり、このボンディングパット部10は前記した静電
容量値の変化検出用電極Eとの接続線が接続される(こ
の点は第8図以降の各図に示されている電極付き磁気ヘ
ッドについても同様である)。
このようにして磁気ヘッドの摺動面A内に設けられてい
る作動ギャップGによって形成されるべき記録跡の延長
線上で、かつ、前記の作動ギャップGに近接した位置に
おける磁気ヘッドの摺動面Aに先端部が現われるような
態様のものとして静電容量値の変化検出用電極Eが磁気
ヘッドのコアに対して絶縁された状態で設けられている
とともに、前記した静電容量値の変化検出用電極Eと磁
気ヘッドの巻線孔(巻線窓)3との間に存在している磁
性材料部材の厚さが摺動面Aからの距離と対応して増大
されるように構成されている第7図示の電極付き磁気ヘ
ットが構成される。
第8図乃至第12図に示す電極付き磁気ヘッドの他の実
施例は、前記した第7図示の電極付き磁気ヘッ1くと同
様に、磁気ヘッドの2つのコア半体1,2における薄い
コア半体1におけるギャップ突合わせ面とは反対側の面
に絶縁膜9を介して形成させた静電容量値の変化検出用
電極Eを形成させた構成態様の電極付き磁気ヘッドであ
る。
まず、第8図示の電極付き磁気ヘッドは2つの金属磁性
体板11.12がギャップ材を介して突合わされること
により作動ギャップGが形成されるようになされている
構成形態の磁気ヘッドに属するもので、この第3図にお
いて3はコイル巻回用の切欠部(巻線窓)、8は低融点
ガラスによる接合部、9は絶縁膜、10はボンディング
バット部、13〜16は非磁性体材料製の基板(例えば
耐摩耗性を有するガラス板)、Gは作動ギャップ(磁気
空隙)、Eは薄いコア半体1におけるギャップ突合わせ
面とは反対側の面に絶縁膜9を介して形成させた静電容
量値の変化検出用電極であり、また、25は保護基板で
ある。
また、第9図示の電極付き磁気ヘッドは作動ギャップG
を挟む部分だけに金属磁性体膜21,22が用いられて
いる場合の構成例である。
この第9図示の電極付き磁気ヘッドにおいて、1.2は
それぞれ強磁性酸化物磁性材料(例えばフェライト)で
作られている2個のコア半休、3はコイル巻回用の切欠
部(巻線窓)3.26.27は低融点ガラスによる接合
部、Gは作動ギャップ(磁気空隙)、10はボンディン
グバット部、Eは薄いコア半体1におけるギャップ突合
わせ面とは反対側の面に絶縁膜9を介して形成させた静
電容量値の変化検出用電極であり、また、25は保護基
板である。
第10図に示す電極付き磁気ヘッドは、作動ギャップG
を挟む部分に斜交するように金属磁性体膜23.24が
用いられている場合の構成例である。
この第10図示の電極付き磁気ヘッドにおいて。
1.2はそれぞれ強磁性酸化物磁性材料(例えばフェラ
イト)で作られている2個のコア半休、3はコイル巻回
用の切欠部(巻線窓)3.26.27は低融点ガラスに
よる接合部、Gは作動ギャップ(磁気空隙)、10はボ
ンディングパラ1〜部、Eは薄いコア半体1におけるギ
ャップ突合わせ面とは反対側の面に絶縁膜9を介して形
成させた静電容量値の変化検出用電極であり、また、2
5は保護基板である。
第11図示の電極付き磁気ヘットは2つの金属磁性体板
1.1.12がギャップ材を介して突合わされることに
より作動ギャップGが形成されるようになされている第
8図について既述した構成形態の電極付き磁気ヘッドに
おける静電容量値の変化検出用電極Eが設けられている
方の金属磁性体板11を金属磁性体膜21に変更した構
成態様の電極付き磁気ヘッドである。
次に、第12図示の電極付き磁気ヘッドは前記した第8
図示の電極付き磁気ヘッドと同様に、2つの金属磁性体
板11.12がギャップ材を介して突合わされることに
より作動ギャップGが形成されるようになされている構
成形態に属するものであるが、この第12図示の電極付
き磁気ヘラ1〜では、第8図示の電極付き磁気ヘッドに
おける228一 つの金属磁性体板11.12の両側に設けられていた非
磁性体材料製の基板(例えば耐摩耗性を有するガラス板
)13〜16が、磁気ヘッドの摺動面の近傍だけに用い
られ、前記した非磁性体材料製の基板(例えば耐摩耗性
を有するガラス板)13〜16が設けられている部分以
外の部分の金属磁性体板11.12の両側には1強磁性
酸化物磁性材料(例えばフェライト)の板17〜20(
ただし、非磁性体材料製の基板13の下方に設けられて
いる強磁性酸化物磁性材料(例えばフェライト)の板1
7は第12図中には示されていない)が設けられるよう
な構成態様とされている。
前記した第7図乃至第12図に示ネれている何れの電極
付き磁気ヘッドにおいても、磁気ヘッドの摺動面A内に
設けられている作動ギャップGによって形成されるべき
記録跡の延長線上で、かつ、前記の作動ギャップGに近
接した位置における磁気ヘットの摺動面Aに先端部が現
われるような態様のものとして静電容量値の変化検出用
電極Eが磁気ヘッドのコアに対して絶縁された状態で設
けられているとともに、前記した静電容量値の変化検出
用電極Eと磁気ヘットの巻線孔(巻線窓)3との間に存
在している磁性材料部材の厚さが摺動面Aからの距離と
対応して増大されるような構成の電極付き磁気ヘッドと
なされていて、作動ギャップ(磁気空隙)Gと静電容量
値の変化検出用電極Eとが近接した状態のものとなされ
ているから、磁気記録媒体面と摺接する摺動面の面積を
小さくして、磁気ヘッドの作動ギャップ(磁気空隙)G
の部分と静電容量値の変化検出用電極Eの部分とを同時
に磁気記録媒体に良好に接触させることが容易になり、
また、形態を小さくできることから質量が小となり磁気
ヘッドの面振れ追従特性を良好なものにできる。
さらに、第7図乃至第12図示の本発明の電極付き磁気
ヘッドでは、磁気ヘッドにおける2つのコア半休におけ
る一方のコア半休に形成させである巻線窓3が船壁形状
ではなく、2つのコア半休の接合面に対して斜交させた
状態の長方形状のものであるから、巻線窓3が形成され
ている方のコア半体に接合されて使用される他方のコア
半休として薄いものが使用されても、コア半休に形成さ
れている巻線窓3と対向しているコア半休の部分の長さ
が小さいために、前記の巻線窓3の部分におけるコア半
休の磁気抵抗が高くなって再生効率を低下させたり、磁
気飽和を起こさせたりすることがない。
次に、第13図は第7図乃至第12図を参照して既述し
た電極付き磁気ヘッドの各実施例と同様に、磁気ヘッド
の摺動面A内に設けられている作動ギャップGによって
形成されるべき記録跡の延長線上で、かつ、前記の作動
ギャップGに近接した位置における磁気ヘッドの摺動面
Aに先端部が現われるような態様のものとして静電容量
値の変化検出用電極Eが磁気ヘッドのコアに対して絶縁
された状態で設けられているとともに、前記した静電容
量値の変化検出用電極Eと磁気ヘッドの巻線孔(巻線窓
)3との間に存在している磁性材料部材の厚さが摺動面
Aからの距離と対応して増大されるような構成の電極付
き磁気ヘッドであるが、この第13図に示されている構
成の電極付き磁気ヘッドは、磁気ヘッドにおける2つの
コア半休における一方のコア半休に形成させである巻線
窓3を船壁形状としておき、他方のコア半休としてそ九
の磁性材料部材の厚さが摺動面Aからの距離と対応して
増大しているような構成とすることにより、第7図乃至
第12図について説明した電極付き磁気ヘッドと同様に
コア半休の磁気抵抗が高くなって再生効率を低下させた
り、磁気飽和を起こさせたりすることがないようにした
ものであり、この第13図に示されている本発明の電極
付き磁気ヘッドの実施例において、1,2はそれぞれ強
磁性酸化物磁性材料(例えばフェライト)で作られてい
る2個のコア半休であり、一方のコア半体1は摺動面か
らの距離が増大するのにつれて次第に厚さが大きくなる
ような薄板となされており、また他方のコア半体2には
船壁形状のコイル巻回用の切欠部(巻線窓)3が設けら
れている。
また、第13図に示されている26.27は低融点カラ
スの埋込み部、Gは前記した2つのコア半体1,2の突
合わせ面側をギャップ材を介して突合わせることによっ
て、2つのコア半体1,2間に形成された作動ギャップ
(磁気空隙)、Eは静電容量値の変化検出用電極であり
、前記した静電容量値の変化検出用電極Eは非磁性材料
による絶縁材料の膜9によって磁気ヘットのコア半体1
に対して絶縁された状態で磁気ヘッドの作動ギャップG
に近接した距離に、それの先端部が磁気ヘッドの摺動面
Aに現われるような態様で設けられるのである。また、
25は非磁性材料で作られた保護基板であるが、この保
護基板25が非磁性導電体のものであった場合には静電
容量値の変化検出用電極Eは、前記した保護基板25に
対して絶縁膜を介して形成されることが必要とされる。
第14図は本発明の電極付き磁気ヘッドにおける静電容
量値の変化検出用電極Eの電極巾Ewと磁気ヘッドにお
ける作動ギャップGのト・ラック巾Twと、ディスクに
予め記録されているトラッキング参照信号によるピット
pt、pt  により形成されているトラッキング参照
信号の記録跡の記録跡間隔Tp(静電容量値の変化検出
によってトラッキング制御情報が得られる磁気記録媒体
円盤における1〜ラッキング参参照量によるピッ1−の
配列からなる順次の記録跡の記録跡間隔Tp)を示して
いる図である。
前記した本発明の電極付き磁気ヘラ1へにおける静電容
量値の変化検出用電極Eの電極Il] E Wと、磁気
ヘッドにおける作動ギャップGのトラック巾Twとは、
静電容量値の変化検出によって1−ラッキング制御情報
が得ら九る磁気記録媒体円盤におけるトラッキング参照
信号によるピットの配列からなる順次の記録跡の記録跡
間隔Tpに対して、それぞれ次のような関係のものとな
されることが望ましい。
Tp≧Ew≧(Tp−Pw) Tp≧Tw (発明の効果) 以上、詳細に説明したところから明らかなように、本発
明の電極付き磁気ヘッドは、磁気ヘッドの摺動面中に設
けられている作動ギャップ内に、磁気ヘッドにおけるコ
アに対して絶縁された状態で、かつ、先端部が磁気ヘッ
トの摺動面に現われるような態様のものとして静電容量
値の変化検出用′電極を設けてなる電極付き磁気t\ラ
ッド及び、磁気ヘッドの摺動面内に設けられている作動
ギャップによって形成されるべき記録跡の延長線上で。
かつ、前記の作動ギャップに近接した位置における磁気
ヘットの摺動面に先端部が現われるような態様のものと
して静電容量値の変化検出用電極が磁気ヘッドのコアに
対して絶縁された状態で設けられているとともに、前記
した静電容量値の変化検出用電極と磁気ヘッドの巻線孔
との間に存在している磁性材料部材の厚さが摺動面から
の距離と対応して増大されるようにしてなる電極付き磁
気ヘッドであるから、磁気記録媒体面と摺接する摺動面
の面積を小さくして、磁気ヘットの作動ギャップ(磁気
空隙)Gの部分と静電容量値の変化検出用電極Eの部分
とを同時すこ磁気記録媒体に良好に接触させることが容
易になり、また、形態を小さくてざることがら質斌が小
となり磁気ヘッドの面振れ追従特性を良好なものにでき
、さらに、巻線窓3が形成されている方のコア半休に接
合されて使用される他方のコア半休として薄いものが使
用されても、コア半休に形成されている巻線窓3と対向
しているコア半休の部分の長さが小さいために、前記の
巻線窓3の部分におけるコア半休の磁気抵抗が高くなっ
て再生効率を低下させたり、磁気飽和を起こさせたりす
ることがなく、本発明によれば磁気記録媒体の面に磁気
ヘッドの磁気空隙と電極とを同時に良好に接触させうる
ような小型軽量化された電極付き磁気ヘッドを高精度に
容易に製作でき、したがって、磁気記録媒体の面振れ追
従特性に優れており、かつ、オフトラック量が少く、ま
た、コイル巻線が容易で、しかも電極への接続線の取付
けが容易で、電極に対する保護作用が良好で、使用中に
電極の剥離の生じ難い構成の電極付き磁気ヘッドを容易
に提供することがでできる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図及び第7図乃至第13図は本発明の電
極付き磁気ヘッドの各人なる実施例の斜視図、第6図は
第1図乃至第5図示の磁気ヘッドにおける作動ギャップ
付近の拡大平面図、第14図は第7図乃至第13図示の
電極付き磁気ヘッドにおける作動ギャップ付近の拡大平
面図、第15図は第7図乃至第12図示の電極付き磁気
ヘッドと従来の磁気ヘッドとを比較説明するための図で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、磁気ヘッドの摺動面中に設けられている作動ギャッ
    プ内に、磁気ヘッドにおけるコアに対して絶縁された状
    態で、かつ、先端部が磁気ヘッドの摺動面に現われるよ
    うな態様のものとして静電容量値の変化検出用電極を設
    けてなる電極付き磁気ヘッド 2、磁気ヘッドの摺動面内に設けられている作動ギャッ
    プによって形成されるべき記録跡の延長線上で、かつ、
    前記の作動ギャップに近接した位置における磁気ヘッド
    の摺動面に先端部が現われるような態様のものとして静
    電容量値の変化検出用電極が磁気ヘッドのコアに対して
    絶縁された状態で設けられているとともに、前記した静
    電容量値の変化検出用電極と磁気ヘッドの巻線孔との間
    に存在している磁性材料部材の厚さが摺動面からの距離
    と対応して増大されるようにしてなる電極付き磁気ヘッ
    ド 3、静電容量値の変化検出によってトラッキング制御情
    報が得られる磁気記録媒体円盤におけるトラッキング参
    照信号によるピットの配列からなる順次の記録跡の記録
    跡間隔をTpとし、また、前記したトラッキング参照信
    号を静電容量値の変化として検出するために設けられて
    いる電極の電極巾をEwとし、さらに、前記したトラッ
    キング参照信号によるピットの巾をPwとし、さらにま
    た、磁気ヘッドのトラック巾をTwとしたときに、 Tp≧Ew≧(Tp−Pw) Tp≧Tw となるように電極の電極巾、及び磁気ヘッドのトラック
    巾を設定した請求項1または請求項2に記載の電極付き
    磁気ヘッド
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5095470A (en) * 1989-08-22 1992-03-10 Sony Corporation Capacitance detection control circuit for positioning a magnetic head close to a magneto-optical disk

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