JPH01260073A - 光線透過性に変化のある模様入りシート状物 - Google Patents

光線透過性に変化のある模様入りシート状物

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JPH01260073A
JPH01260073A JP8280288A JP8280288A JPH01260073A JP H01260073 A JPH01260073 A JP H01260073A JP 8280288 A JP8280288 A JP 8280288A JP 8280288 A JP8280288 A JP 8280288A JP H01260073 A JPH01260073 A JP H01260073A
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JP
Japan
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sheet
bending
change
polymer solution
processed
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JP8280288A
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English (en)
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Yoshimitsu Saito
斉藤 由光
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  • Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (ハ)産業上の利用分野 電燈や電気スタンド等のかさ及びカバー、障子等のイン
チリヤおよび日除けなどの光線透過性を利用するような
ものを主用途として、その他装飾雑貨品に用いられるよ
うなものの素材に関するものである。
(ロ) 従来の技術 従来は上記(イ)の利用分野における素材は、薄地布を
重ね合わして、その一方にプリントしたり、織組織に変
化を持したりし、また紙の場合は、紙の上に一定厚みの
塗料を塗布し、型押ししたようなものか、紙の繊維配列
に特徴をもたした和紙を用いているなどのものであった
e→ 発明が解決しようとする問題点 従来の型付けしたもの、プリントしたもの、繊維の組織
を活用したものなどは外観は、それぞれの装飾性はある
ものの、単調で光線透過をさしたような場合は、その模
様を強調したり、立体感を与えたり、濃淡の自然さや趣
がなかった。
に) 問題点を解決するための手段 フィルムを含むシート状物を基材として、これを折曲げ
、屈曲、揉み、ビーティング、切削等の加工を単独また
は併用して皺付、弛緩、損傷等の部分を形成して変化を
与え、さらに高分子配合溶液を塗装、塗工し、あるいは
金属蒸着をし、またはプラスチックフィルムをラミネー
トする等の加工を施して複合材とするものである。
に)  作     用 シート状物を折曲げ、屈曲、揉み、ビーティング、切削
、抑圧等の加工を単独または併用することにより、繊維
の交絡したようなシート状物は部分的に皺付、弛緩、は
ぐし、損傷等をし、また、フィルムやシート類や多孔質
シート状物等は、部分的に繊維シート状物と同じような
変化をし、あるいは白化現象(チョーキング)を起す。
そして変化部分は1つの模様を形成するとともに光線透
過性や反射性の異ったものとなる。
このようなシート状物に、変化を与える前に高分子溶液
等を含浸、塗装あるいは塗工、またはフィルムをラミネ
ートしておくと、シート状物とともに変化し損傷し、部
分的に脱落したりする。
そして、その部分は他の部分より透かしてみると光線を
多く通過さしたり、光線の屈折の異ったものとなる。
このような方法とは別に、あらかじめシート状物を加工
して変化を与えたのちに、上記と同様に高分子液を含浸
、塗装あるいは塗工等を行うと、その変化部分は、ほか
の非変化部分より多くの高分子溶液を吸収し、光線の透
過性は悪くなる。
本発明は、このような機能性の変化のあるものとするほ
か、1つの模様を形成し、自然感や立体感のある装飾性
豊かなシート状物となる。
(へ)  実  施  例 実施例1゜ 5(17m  の不織布をアクリルとエチレン・酢酸ビ
ニル50(重量)二対50部、水酸化アルミニウム15
部、酸化チタン5部等を主成分として含む高分子溶液中
に浸漬し、ピックアップ120%として絞ったのち、乾
燥し、厚さの70%程度までカレンダー加工して、自涜
したシート状物とする。
この上に青色顔料3部、分散剤0.5部、アクリル酸エ
ステルエマルジョン100部からなる高分子(配合)溶
液をナイフブーターな用いて約701/at塗工し、乾
燥する。
次に、この加工されたシート状物を任意の角度に2つ折
りにし、その2つ折りの間に上下、前後に揺動し、移動
し得る可動板状体と、これを挟んで挟圧し、揺動し、移
動し得る挟圧具(板状体あるいはロール)間で連続的ま
たは間けり的にシート状物を移動さし得るような機械装
置で加工し、折曲げ、ビーティング、バイブレーション
、揉ミ等の動作することにより、シート状物を皺付、損
傷、弛緩、はぐし等の部分をつくる。
この加工において、シート状物は、皺付された部分は、
シート状物の基材の組織は、弛緩やはぐしの部分となり
、非加工部より粗大組織となり、1つの模様を形成し、
その部分は、光線の透過性が良くなる。
実施例2゜ 厚さ0・32−WLの平織で表面がパイル状を呈するガ
ラス繊維布(カーテン地)を実施例1.0ように高分子
溶液で巨浪加工してシート状物とする。
これを、2点間で把持し得る把持具で把持し、その間隔
を狭め、把持具を揺動し、あるいは回動して揉み加工を
行い皺付けをする。
この片面に、実施例1.0ような着色高分子溶液を塗工
し、乾燥する。
この場合は、シート状物の基材の皺付は加工された皺部
の弛緩あるいは損傷部に多くの着色高分子溶液が浸透し
、滲みを起し、非皺付部はまるみをもった、くずれ鹿の
千秋でステンドガラス的な模様を形成する。
実施例3゜ ポリエステルフィルム・離型層・金属蒸着層パ  (例
えば、アルミニウムを用いてなるシルバーカラー)より
成る厚さ0・08−L?FLのメタリック(カラープラ
スチック)フィルム上に2成型ポリウレタン系着剤を1
00f/m塗工し、予備乾燥を行い、実施例1.0よう
に高分子溶液で自涜加工した厚さ0・35rrL?yL
の斜子織布を載置してラミネート加工を行い80°Cか
ら90°Cで数分間加熱処理し巻取る。
これを20°Cないし30°Cで24時間放置して、キ
ユアリングしたのち、メタリックフィルムを構成してい
るポリエステルフィルムを剥離して、金属蒸着層を自涜
加工したシート状物(斜子織布)に金属蒸着層を転移さ
す。
このものを実施例2.のような揉苑加工を施すと皺付は
変化部分は、繊維組織は施緩し、はぐ九、メタリックの
層は損傷し、目視で分らない程度のものが脱落する。透
視してはじめて、そのことが観察される。 この部分は
光線透過性はよくなり形成さ九たくずれ鹿の子ないし、
くずれ亀甲のボリウム感のある模様を形成する。
そのほか、金属蒸着については、自涜加工したシート状
物に下塗剤を塗布し、乾燥後これに直接金属蒸着し、実
施例1.0ように加工してもよく、これとは別に、自涜
加工したシート状物を折曲げ、揉み、切削加工などを施
したのち、下塗剤をスプレーし、乾燥し金属蒸着をして
もよい。
以上は、単に実施例を示したものであるが、そのほかフ
ィルム同志の積層体について言えば、ポリオレフィンの
延伸フィルム(フィルムも含めてシート状物ともいう)
七ポリエステルフィルムを接着剤を介してラミネートシ
、これを揉み加工を行うと、その物性の差から皺筋ある
いは折り筋の形成に若干のずれを生じ、ポリオレフィン
延伸フィルムは折り筋が部分的に白化し、いわゆるチョ
ークマークを生じ、1つのパターンをつくり光線透過性
に変化を与える。
次に、本発明に利用される原材料について言えば、基材
となるシート状物は、紙、合成紙、繊維シート状物、プ
ラスチックスフィルムやシートの延伸加工体およびそれ
らの多孔質体、結合剤よりも無機質の配合比率が多いセ
ラミック、マイカ、シリカ等の体質顔料類、金属粉末等
からなる無機質シート類、ガラス繊維、金属繊維、カー
ボン繊維等である。
これらのシート状物の基材を含浸したり塗工し複合体と
する高分子溶液は、無着色や染料、顔料で着色した主と
して熱可塑性合成樹脂、例えば、ビニル系レジン、ポリ
アクリル系、ポリスチレン系、ポリウレタン系、ポリア
ミド系、ポリエステル系のレジン類や熱硬化性のメラミ
ン類等である。
使用形態としては、エマルジョンや溶剤型等である。こ
れらは単独またはブレンドして用いられる。
加工法については、シート状物に高分子溶液を付与する
には塗装(スプレー)、塗工(コーティング)、含浸(
浸漬)するなどの手段が利用されプラスチックやメタリ
ックフィルムなどの貼着には、カレンダー、押出、ラミ
ネート等が利用できる。
シート状物の基材に変化を与えるには、折曲げ、屈曲、
揉み、ビーティング、バイブレーション、切削等である
が、それらを併用するのも効果的である。例えば、屈曲
またを1押圧して凹凸としたところを切削あるいは研磨
(サンディングやブラッシング)など併用して損傷と変
化を与えるなどである。
ソシて、この変化を与え易くするための前処理あるいは
仕上加工としての後処理には、シート状物を加熱、冷却
、加湿、抑圧、高分子溶液の付与を行うなどである。
以上の加工工程は前後しても、併用することにしても差
支えはない。
(ト)  発明の効果 従来のように、シート状物に印刷したりエンポスして均
一に美麗に仕上げることと反対に、本発明は、皺付した
り、損傷さしたりすることにより粗密部分をつくり、自
然さや立体感をだし、それに高分子溶液を付与したり、
プラスチックフィルムをラミネートして、それを強調す
るとともに、シート状物に変化を与えた粗密部分は光線
透過性や反射性を変えて透視外観において、模様を浮き
上らせポリウム感をもたせて装飾性を大きく改善し、今
までにない工業生産品の趣のあるシート状物とすること
ができた。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 紙、合成紙、繊維シート状物、プラスチックシート
    あるいは無機質および有機質シート状物またはそれらの
    加工体の基材に高分子溶液を含浸、塗装あるいは塗工し
    、またはプラスチックスフィルムをラミネートし、ある
    いは金属蒸着を施し、そのまま、または加熱、冷却、加
    湿、押圧等の前処理を行い、折曲げ、屈曲、揉み、ビー
    ティング、切削等の加工を施して変化を与え、皺付また
    は損傷さし、あるいは部分的に離脱さし、弛緩やほぐし
    、粗密あるいは厚薄部分を形成さしたことを特徴とする
    光線透過性に変化のある模様入りシート状物。 2 シート状物あるいはそれらの加工体の基材を、その
    まま、または加熱、冷却、加湿、押圧等の前処理を行い
    、折曲げ、屈曲、揉み、ビーティング、切削等の加工を
    施して変化を与え、これに高分子溶液を含浸、塗装、あ
    るいは塗工し、またはプラスチックフィルムをラミネー
    トし、あるいは金属蒸着を施すことを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の光線透過性に変化のある模様入り
    シート状物。 3 シート状物の基材を窒素、燐系化合物およびその他
    の難燃剤で処理し、含浸、塗装あるいは塗工する高分子
    溶液あるいはラミネートするプラスチックスフィルムを
    アンチモン、アルミニウムその他の金属化合物、窒素、
    燐系等の無機化合物あるいは有機ハロゲン系化合物等の
    難燃剤を用いて、難燃加工処理することを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の光線透過性に変化のある模様
    入りシート状物。
JP8280288A 1988-04-04 1988-04-04 光線透過性に変化のある模様入りシート状物 Pending JPH01260073A (ja)

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JP8280288A Pending JPH01260073A (ja) 1988-04-04 1988-04-04 光線透過性に変化のある模様入りシート状物

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JP (1) JPH01260073A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0506957A1 (en) * 1990-10-23 1992-10-07 Yamasa Momi Kikaku Co., Ltd. Slackened or creased fibrous sheet
FR2699861A1 (fr) * 1992-12-30 1994-07-01 Boyer Christophe Procédé de transformation du papier "cristal" pour obtention d'un papier nervure à effet décoratif.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0506957A1 (en) * 1990-10-23 1992-10-07 Yamasa Momi Kikaku Co., Ltd. Slackened or creased fibrous sheet
FR2699861A1 (fr) * 1992-12-30 1994-07-01 Boyer Christophe Procédé de transformation du papier "cristal" pour obtention d'un papier nervure à effet décoratif.

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