JPH01259340A - フィルム導出装置 - Google Patents
フィルム導出装置Info
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- JPH01259340A JPH01259340A JP8840988A JP8840988A JPH01259340A JP H01259340 A JPH01259340 A JP H01259340A JP 8840988 A JP8840988 A JP 8840988A JP 8840988 A JP8840988 A JP 8840988A JP H01259340 A JPH01259340 A JP H01259340A
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- film
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- driving
- reel
- roller
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Links
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- 210000000078 claw Anatomy 0.000 abstract description 9
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- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明はカートリッジ内に収納されたロール状のマイク
ロフィルム等をカートリッジから導出するフィルム導出
装置に関し、特に異なるタイプのカートリッジに適用可
1戯なフィルム導出装首に関する。
ロフィルム等をカートリッジから導出するフィルム導出
装置に関し、特に異なるタイプのカートリッジに適用可
1戯なフィルム導出装首に関する。
(従来の技術)
従来、この種の装置としては、 ANSI (Amer
icanNational 5tandardSInS
titute 、Inc、 )規格によるAタイプのカ
ートリッジと、米国3M(>1innesota Mi
ning & Manufacturing)のMタイ
プカートリッジとに対応するものに大別される。
icanNational 5tandardSInS
titute 、Inc、 )規格によるAタイプのカ
ートリッジと、米国3M(>1innesota Mi
ning & Manufacturing)のMタイ
プカートリッジとに対応するものに大別される。
第12図はAタイプカートリッジの概略構成を示すもの
である。同図において、カートリッジ100内にはリー
ル軸101により駆動されるリール102にマイクロフ
ィルムFが巻回されている。このフィルムFをカートリ
ッジ100から導出して搬送する場合には、分離ベルト
103をフィルムFに押し付けてリール102を矢印A
I力方向回転させ、さらに矢印B1方向に移動する分離
搬送ベル)104を導出口105からフィルムFに押し
付けてフィルム先端をロールから引きはがし、フィルム
Fを導出口105から矢印Bl方向に導出することとし
ている。
である。同図において、カートリッジ100内にはリー
ル軸101により駆動されるリール102にマイクロフ
ィルムFが巻回されている。このフィルムFをカートリ
ッジ100から導出して搬送する場合には、分離ベルト
103をフィルムFに押し付けてリール102を矢印A
I力方向回転させ、さらに矢印B1方向に移動する分離
搬送ベル)104を導出口105からフィルムFに押し
付けてフィルム先端をロールから引きはがし、フィルム
Fを導出口105から矢印Bl方向に導出することとし
ている。
一方1Mタイプのカートリッジの場合は、第13図に示
すように、カートリッジ200内のり−ル201に巻回
されたマイクロフィルムFのリーダーテープを、導出口
202の上部の四部203に設けた駆動ローラ204に
より駆動し、該駆動ローラ204の下方に形成した導出
口202からフィルムFを導出することとしている。尚
、リーダーテープはいわゆる腰が強いので、その先端は
円滑に導出口202から導き出される。
すように、カートリッジ200内のり−ル201に巻回
されたマイクロフィルムFのリーダーテープを、導出口
202の上部の四部203に設けた駆動ローラ204に
より駆動し、該駆動ローラ204の下方に形成した導出
口202からフィルムFを導出することとしている。尚
、リーダーテープはいわゆる腰が強いので、その先端は
円滑に導出口202から導き出される。
このように、カートリッジのタイプによってその構造が
異なるため、フィルム導出機構の異なる各タイプ別の専
用機が一般に用いられている。
異なるため、フィルム導出機構の異なる各タイプ別の専
用機が一般に用いられている。
(発明が解決しようとする課題)
しかしながら、使用者にしてみれば、上記両タイプのカ
ートリッジを使用したい場合に、2種類の装置を備える
必要があり、コスト等の負担が大きくなってしまうとい
う問題がある。
ートリッジを使用したい場合に、2種類の装置を備える
必要があり、コスト等の負担が大きくなってしまうとい
う問題がある。
この問題を解決するため、最近においては上記両タイプ
のカートリッジに適用可能なマイクロフィルムリーグ等
も案出されている(例えば特願昭62−42733号公
報の装置等)。
のカートリッジに適用可能なマイクロフィルムリーグ等
も案出されている(例えば特願昭62−42733号公
報の装置等)。
しかし、斯かる従来例にあっては、上記した2種類のフ
ィルム導出機構が組み込まれているため1部品点数が多
く複雑な構成を有しており、このため、コスト高及びト
ラブルが発生し易いという欠点を有している。
ィルム導出機構が組み込まれているため1部品点数が多
く複雑な構成を有しており、このため、コスト高及びト
ラブルが発生し易いという欠点を有している。
そこで、本発明は上記した従来技術の課題を解決するた
めになされたもので、その目的とするところは、どのタ
イプのカートリッジにも適用可能な小型のフィルム導出
装置を安価に提供することにある。
めになされたもので、その目的とするところは、どのタ
イプのカートリッジにも適用可能な小型のフィルム導出
装置を安価に提供することにある。
(課題を解決するための手段)
上記目的を達成するため本発明にあっては、フィルム収
納部に収納されたロール状のフィルムを該フィルム収納
部に形成した開口部から導き出すフィルム導出装置にお
いて、前記フィルムに当接して該フィルムを駆動するフ
ィルム駆動手段と、該フィルム駆動手段の近傍において
前記フィルムに当接しその先端をロールから分離する分
離手段と、駆動源からの駆動力を前記フィルム駆動手段
に伝達するとともに前記フィルム分離手段によりロール
から分離されたフィルムを搬送する駆動搬送手段とをフ
ィルム導出ユニットに組み込み、フィルム導出時に前記
駆動源の駆動力により該フィルム導出ユニットを移動し
て前記フィルム駆動手段及び前記フィルム分離手段を前
記開口部を介してフィルム収納部内に挿入することを特
徴とする。
納部に収納されたロール状のフィルムを該フィルム収納
部に形成した開口部から導き出すフィルム導出装置にお
いて、前記フィルムに当接して該フィルムを駆動するフ
ィルム駆動手段と、該フィルム駆動手段の近傍において
前記フィルムに当接しその先端をロールから分離する分
離手段と、駆動源からの駆動力を前記フィルム駆動手段
に伝達するとともに前記フィルム分離手段によりロール
から分離されたフィルムを搬送する駆動搬送手段とをフ
ィルム導出ユニットに組み込み、フィルム導出時に前記
駆動源の駆動力により該フィルム導出ユニットを移動し
て前記フィルム駆動手段及び前記フィルム分離手段を前
記開口部を介してフィルム収納部内に挿入することを特
徴とする。
(作 用)
上記構成を有する本発明にあっては、駆動源の駆動力に
よりフィルム導出ユニットを移動して、該ユニットに組
み込んだフィルム駆動手段及びフィルム分離手段を開口
部を介してフィルム収納部内に挿入し、フィルム駆動手
段をフィルムに当接する。
よりフィルム導出ユニットを移動して、該ユニットに組
み込んだフィルム駆動手段及びフィルム分離手段を開口
部を介してフィルム収納部内に挿入し、フィルム駆動手
段をフィルムに当接する。
一方前記駆動源の駆動力を駆動搬送手段を介してフィル
ム駆動手段に伝達することによりフィルムを駆動し、そ
の後フィルム先端をフィルム分離手段で分離し、さらに
前記駆動搬送手段でフィルムを搬送することにより、フ
ィルム収納部の開口部からフィルムを導出する。
ム駆動手段に伝達することによりフィルムを駆動し、そ
の後フィルム先端をフィルム分離手段で分離し、さらに
前記駆動搬送手段でフィルムを搬送することにより、フ
ィルム収納部の開口部からフィルムを導出する。
このように、本発明にあっては、一つの駆動源の駆動力
を用いてフィルムの駆動及び分離を行うことができる。
を用いてフィルムの駆動及び分離を行うことができる。
また、フィルム駆動手段、フィルム分離手段及び駆動搬
送手段を一つのユニットに組み込んだことから、これら
各手段を別個に配置する際のスペースを省略でき、特に
フィルム駆動手段とフィルム分離手段とを近くに配設し
たことから、これらをフィルム収納部の開口部から容易
に内部に挿入してフィルム導出動作を行うことができる
。
送手段を一つのユニットに組み込んだことから、これら
各手段を別個に配置する際のスペースを省略でき、特に
フィルム駆動手段とフィルム分離手段とを近くに配設し
たことから、これらをフィルム収納部の開口部から容易
に内部に挿入してフィルム導出動作を行うことができる
。
(実施例)
以下未発IJIを図示の実施例に基づいて説明する。
第1図ないし第4図は本発明に係るフィルム導出装置の
一実施例を示し、第1図は全体構成を示す、同図におい
て、フィルムとしてのマイクロフィルムFは矢印A方向
に回転可謝なリールlに巻回され、各タイプのフィルム
収納部としてのカートリッジ2に収納されている。一方
、フィルムFを分離駆動するための駆動軸3は不図示の
駆動源に接続され、矢印B方向に回転可l蔚になってい
る。この駆動軸3にはトルクリミッタ4により一定トル
クで回転する歯車5を取り付けである。
一実施例を示し、第1図は全体構成を示す、同図におい
て、フィルムとしてのマイクロフィルムFは矢印A方向
に回転可謝なリールlに巻回され、各タイプのフィルム
収納部としてのカートリッジ2に収納されている。一方
、フィルムFを分離駆動するための駆動軸3は不図示の
駆動源に接続され、矢印B方向に回転可l蔚になってい
る。この駆動軸3にはトルクリミッタ4により一定トル
クで回転する歯車5を取り付けである。
すなわち、駆動軸3のほぼ中央部にはフリクションパッ
ド20を貼付した円板状の伝達部材21を固定するとと
もに歯車5に固定した伝達部材22を伝達部材21に対
面して回転自在に取り付け、ざらに輌3のスラスト方向
に自由で回転方向に回転Itめがなされたスプリング2
3により両伝達部材21.22を押圧する構成としであ
る。
ド20を貼付した円板状の伝達部材21を固定するとと
もに歯車5に固定した伝達部材22を伝達部材21に対
面して回転自在に取り付け、ざらに輌3のスラスト方向
に自由で回転方向に回転Itめがなされたスプリング2
3により両伝達部材21.22を押圧する構成としであ
る。
この歯車5は略扇形の部分歯車6とかみ合っており、こ
の部分歯車6の中心近傍には本体に回転自在に固定した
支持軸を固定しである。また、部分歯車6の中程には支
持軸7と平行に駆動軸8を固定し、その一端をねじ9を
用いて基板10に固定しである。従って、基板10は支
持軸7を中心として部分歯車とともに矢印C方向に移動
するようになっている。
の部分歯車6の中心近傍には本体に回転自在に固定した
支持軸を固定しである。また、部分歯車6の中程には支
持軸7と平行に駆動軸8を固定し、その一端をねじ9を
用いて基板10に固定しである。従って、基板10は支
持軸7を中心として部分歯車とともに矢印C方向に移動
するようになっている。
基板10にはfJS1図ないし第3図に示すようにプー
リti、ローラ12及び小歯車13を夫々回転自在に取
り付けてあり、これら小歯車13の軸13a、ローラ1
2及びプーリ11には前記駆動軸3に固定したフィルム
ガイドフランジ14とともに駆動搬送手段としての駆動
ベルト■を巻回しである。尚、プーリ11は第3図に示
す如く軸11aにより基板lO−ヒに回動自在に取り付
け、ばね15により引張られるようになっている。さら
に、基板10にはフィルムFを駆動するフィルム駆動手
段としての駆動ローラ16を軸16aを介して回転自在
に取り付け、この軸16aに固定した歯車17と上記小
歯車13とをかみ合わせである。
リti、ローラ12及び小歯車13を夫々回転自在に取
り付けてあり、これら小歯車13の軸13a、ローラ1
2及びプーリ11には前記駆動軸3に固定したフィルム
ガイドフランジ14とともに駆動搬送手段としての駆動
ベルト■を巻回しである。尚、プーリ11は第3図に示
す如く軸11aにより基板lO−ヒに回動自在に取り付
け、ばね15により引張られるようになっている。さら
に、基板10にはフィルムFを駆動するフィルム駆動手
段としての駆動ローラ16を軸16aを介して回転自在
に取り付け、この軸16aに固定した歯車17と上記小
歯車13とをかみ合わせである。
駆動ローラ16の近傍にはフィルムをローラから′A離
するフィルム分離手段としての分離爪18を設けである
。ここで、この分離爪18と駆動ローラ16とはAタイ
プ及びMタイプのカートリッジに適用可1彪とするため
、両タイプの導出口0近傍に配こする。このように基板
10にはフィルムFをカートリッジ2かう導出するフィ
ルム導出二二ッ)Uが構成されている。
するフィルム分離手段としての分離爪18を設けである
。ここで、この分離爪18と駆動ローラ16とはAタイ
プ及びMタイプのカートリッジに適用可1彪とするため
、両タイプの導出口0近傍に配こする。このように基板
10にはフィルムFをカートリッジ2かう導出するフィ
ルム導出二二ッ)Uが構成されている。
基板10の上方にはリール1から分離されたフィルムF
を駆動ベル)Vとの間に挟んで搬送ガイド(図示せず)
に導くための回転自在のキャプスタンローラ19を設け
てあり、このキャプスタンローラ19と駆動ベルトVと
は第4図に示すような位ご関係になっている。すなわち
、基板l。
を駆動ベル)Vとの間に挟んで搬送ガイド(図示せず)
に導くための回転自在のキャプスタンローラ19を設け
てあり、このキャプスタンローラ19と駆動ベルトVと
は第4図に示すような位ご関係になっている。すなわち
、基板l。
には本体に固定した不図示のばねを接続して第1図矢印
C方向と反対方向に引張り、フィルムFの非導出時にお
いて分離爪18及び小歯車13を地点aに位tせしめ、
キャプスタンローラ19と駆動ベルトVとを離間させる
ようにするやそして、フィルムFを導出するため分離爪
18及び小歯車13を地点すに移動したときに駆動ロー
ラVをキャプスタンローラ19に接触するようにし、以
下フィルムFの搬送に伴いその外径が変化して分離爪1
8等が変位した場合(図中地点c、d)、適度な張力が
該ローラ19から駆動ベルトVに加わるように部分歯車
6の大きさ、キャプスタンローラ19の位置等を定めて
おく。
C方向と反対方向に引張り、フィルムFの非導出時にお
いて分離爪18及び小歯車13を地点aに位tせしめ、
キャプスタンローラ19と駆動ベルトVとを離間させる
ようにするやそして、フィルムFを導出するため分離爪
18及び小歯車13を地点すに移動したときに駆動ロー
ラVをキャプスタンローラ19に接触するようにし、以
下フィルムFの搬送に伴いその外径が変化して分離爪1
8等が変位した場合(図中地点c、d)、適度な張力が
該ローラ19から駆動ベルトVに加わるように部分歯車
6の大きさ、キャプスタンローラ19の位置等を定めて
おく。
以上の構成において1回転軸3を矢印B方向に回転させ
ると、トルクリミッタ4により歯車5が一定のトルクで
同方向に回転し、部分歯車6を矢印C方向に移動する。
ると、トルクリミッタ4により歯車5が一定のトルクで
同方向に回転し、部分歯車6を矢印C方向に移動する。
そして、これに伴い基板lOが矢印C方向に移動して駆
動ローラ16をフィルムFに当接し、フィルムFを矢印
A方向に回転可能とする。この場合、歯車5から部分歯
車6に加えられる力はトルクリミッタ4により制限され
ているため、駆動ローラ16は一定の力でフィルムFを
押圧することとなる。
動ローラ16をフィルムFに当接し、フィルムFを矢印
A方向に回転可能とする。この場合、歯車5から部分歯
車6に加えられる力はトルクリミッタ4により制限され
ているため、駆動ローラ16は一定の力でフィルムFを
押圧することとなる。
また、これと同時に基板10に固定したプーリ13がば
ね15により引張られることにより、駆動ベルトvにテ
ンションが加えられてこれが矢印E方向に移動を開始し
、駆動ローラ16を矢印り方向に回転させる。さらに該
ベル)Vはキャプスタンローラ19に当接して該ローラ
19を矢印G方向に回転させる。
ね15により引張られることにより、駆動ベルトvにテ
ンションが加えられてこれが矢印E方向に移動を開始し
、駆動ローラ16を矢印り方向に回転させる。さらに該
ベル)Vはキャプスタンローラ19に当接して該ローラ
19を矢印G方向に回転させる。
そして、フィルムFの回転に伴ってその先端が分離爪1
8によりはがされ、ベルトvによって矢印E方向に搬送
され、さらに該ベルトVとキャプスタンローラ19との
間を通過してフィルムガイドフランジ14に到達する。
8によりはがされ、ベルトvによって矢印E方向に搬送
され、さらに該ベルトVとキャプスタンローラ19との
間を通過してフィルムガイドフランジ14に到達する。
尚、上記フィルム導出動作においては、駆動ローラ16
の周速度vlを駆動ベルトvの搬送速度v2よりも小さ
く、具体的にはvl:v2=1:2程度に設定しておく
ことにより1円滑なフィルムFの分離及び搬送を行うこ
とができる。
の周速度vlを駆動ベルトvの搬送速度v2よりも小さ
く、具体的にはvl:v2=1:2程度に設定しておく
ことにより1円滑なフィルムFの分離及び搬送を行うこ
とができる。
以上述べたように本実施例にあっては、駆動軸3の駆動
力により基板lOに取り付けた駆動ベルトvを駆動する
とともに駆動ローラ16を適度な力でフィルムFに押圧
し、さらに駆動ローラ16近傍に分離爪18を設けたこ
とにより、非常にコンパクトなフィルム導出装置を構成
することができる。この結果、どのタイプのカートリッ
ジに対しても、容易に各導出口においてフィルムFの駆
動及びその先端の分離を行うことができる。従って1本
実施例を用いれば、Aタイプ又はMタイプのカートリッ
ジに適用可能な小型のマイクロフィルムリーダー等を構
成し得るという効果を奏する。
力により基板lOに取り付けた駆動ベルトvを駆動する
とともに駆動ローラ16を適度な力でフィルムFに押圧
し、さらに駆動ローラ16近傍に分離爪18を設けたこ
とにより、非常にコンパクトなフィルム導出装置を構成
することができる。この結果、どのタイプのカートリッ
ジに対しても、容易に各導出口においてフィルムFの駆
動及びその先端の分離を行うことができる。従って1本
実施例を用いれば、Aタイプ又はMタイプのカートリッ
ジに適用可能な小型のマイクロフィルムリーダー等を構
成し得るという効果を奏する。
また9本実施例にあっては、分離爪18と駆動ローラ1
6とを近くに配設したことから、従来Aタイプ対応の装
置において生じていた分離、駆動部間におけるフィルム
のジャムを防止することができる。
6とを近くに配設したことから、従来Aタイプ対応の装
置において生じていた分離、駆動部間におけるフィルム
のジャムを防止することができる。
さらに、駆動ローラ16と小歯車13とを歯車結合にし
たことにより、フィルムFの確実な駆動を行うことがで
きる。
たことにより、フィルムFの確実な駆動を行うことがで
きる。
さらにまた、フィルムFの確実な導出を行い得ることか
ら、Mタイプのカートリッジにおいてリーダーテープを
不要とすることができる。
ら、Mタイプのカートリッジにおいてリーダーテープを
不要とすることができる。
加えて、駆動ローラ16等を基板10上にユニット化し
、この基板lOを軸8にねじ止めしたことから、基板l
Oを自由に取り外して容易にメンテナンスを行うことが
できるという効果もある。
、この基板lOを軸8にねじ止めしたことから、基板l
Oを自由に取り外して容易にメンテナンスを行うことが
できるという効果もある。
ところで、本実施例にあっては、前述した駆動ローラ1
6をフィルムFに押圧してフィルムFの駆動を行うこと
としているが、その押圧位置によっては次のような不都
合が生じることがある。
6をフィルムFに押圧してフィルムFの駆動を行うこと
としているが、その押圧位置によっては次のような不都
合が生じることがある。
すなわち、第5図に示すようにフィルムFを巻回したリ
ールlはリール軸30に支持されて回転するが、リール
軸30の支持部30aはカートリッジ2の出入のためあ
まり長く設定することができない、このため、駆動ロー
ラ16をフィルムFの中央部近傍に押し当ててこれを駆
動する場合、支持部30aの先端と駆動ローラ16との
間に偶力Fl、F2が発生し、この偶力によるモーメン
トRによってリール1の回転軸がずれ、フィルムFの導
出方向が不安定になってしまうことがある。
ールlはリール軸30に支持されて回転するが、リール
軸30の支持部30aはカートリッジ2の出入のためあ
まり長く設定することができない、このため、駆動ロー
ラ16をフィルムFの中央部近傍に押し当ててこれを駆
動する場合、支持部30aの先端と駆動ローラ16との
間に偶力Fl、F2が発生し、この偶力によるモーメン
トRによってリール1の回転軸がずれ、フィルムFの導
出方向が不安定になってしまうことがある。
また、第6図に示すように、リール1が回転中に軸方向
にずれ、リールlとリール軸30のフランジ31との間
にすき間Sが生じることによりフィルムFの導出不良を
生じてしまうこともある。この欠点に対しては、従来、
押えローラ32をスプリング33の力でリールlに押し
付ける方法も案出されているが、十分にこのすき間Sを
取り除くことができないとともに装置が大型化してしま
うという欠点を有していた。
にずれ、リールlとリール軸30のフランジ31との間
にすき間Sが生じることによりフィルムFの導出不良を
生じてしまうこともある。この欠点に対しては、従来、
押えローラ32をスプリング33の力でリールlに押し
付ける方法も案出されているが、十分にこのすき間Sを
取り除くことができないとともに装置が大型化してしま
うという欠点を有していた。
そこで、本実施例にあっては、第7図に示すように、駆
動ローラ16のリール軸30側に延びるようなサイドブ
ロック34を基板lOに取り付け、リールの回転軸のず
れ等を矯正することとしている。すなわち、前記モーメ
ン)Hによりり一ルlが揺動した場合に、このサイドブ
ロック34とリール1の内側面とが当接して矢印H方向
に押圧することにより該リール1が正しい位置に戻され
、フィルムFが正しい方向に導出される。
動ローラ16のリール軸30側に延びるようなサイドブ
ロック34を基板lOに取り付け、リールの回転軸のず
れ等を矯正することとしている。すなわち、前記モーメ
ン)Hによりり一ルlが揺動した場合に、このサイドブ
ロック34とリール1の内側面とが当接して矢印H方向
に押圧することにより該リール1が正しい位置に戻され
、フィルムFが正しい方向に導出される。
また、第6図に示したすき間Sが生じている場合には、
駆動ローラ16がフィルム導出口(図示せず)から進入
して来る際に、このサイドブロック34がリールlの内
側面1aに当接し、このすき間Sをなくしてリールlを
正しい位置にセットすることができる。
駆動ローラ16がフィルム導出口(図示せず)から進入
して来る際に、このサイドブロック34がリールlの内
側面1aに当接し、このすき間Sをなくしてリールlを
正しい位置にセットすることができる。
さらに、本実施例のサイドブロックによりり一ルlの正
確な走行が可能なる結果、第6図に示す押えロー513
2及びスプリング33を省略することができ、装置の小
型化及びコストダウンを図ることができるという効果も
ある。
確な走行が可能なる結果、第6図に示す押えロー513
2及びスプリング33を省略することができ、装置の小
型化及びコストダウンを図ることができるという効果も
ある。
尚、上記実施例においては、第8図の適用例に示すよう
にサイドブロック40の厚みを薄く形成し、駆動ローラ
16によってフィルムFのリール軸30に近い部分を押
圧するようにすれば、その押圧力が直接リール軸30の
支持部30aに加わることになり、リール1走行の安定
性が増すとともに、特にMタイプのカートリッジに対し
ては、リーディングテープの縁部を押圧することができ
、ローディング時に適正な力でリーディングテープを押
圧することができるという効果がある。
にサイドブロック40の厚みを薄く形成し、駆動ローラ
16によってフィルムFのリール軸30に近い部分を押
圧するようにすれば、その押圧力が直接リール軸30の
支持部30aに加わることになり、リール1走行の安定
性が増すとともに、特にMタイプのカートリッジに対し
ては、リーディングテープの縁部を押圧することができ
、ローディング時に適正な力でリーディングテープを押
圧することができるという効果がある。
ところで、上記の目的を達成するためには、上記実施例
の他にも以下に示す種々の実施例が考えられる。すなわ
ち、以下前記実施例と同一の部分には同一の符号を付し
て説明すると、第9図は駆動ローラ16の両側にサイド
ブロック50.51を設けた本発明の第二実施例を示す
もので、より正確なり−ルlの位置規制を行うことが回
部となる。
の他にも以下に示す種々の実施例が考えられる。すなわ
ち、以下前記実施例と同一の部分には同一の符号を付し
て説明すると、第9図は駆動ローラ16の両側にサイド
ブロック50.51を設けた本発明の第二実施例を示す
もので、より正確なり−ルlの位置規制を行うことが回
部となる。
また、第10図は本発明の第三実施例を示すもので、リ
ール内側面に当接し易い方のサイドブロック60に回転
自在の鋼丸61を埋め込み、リールlの回転がスムーズ
になるように構成したものである。
ール内側面に当接し易い方のサイドブロック60に回転
自在の鋼丸61を埋め込み、リールlの回転がスムーズ
になるように構成したものである。
さらに、第11図は上記サイドブロックのかわりに支持
部材70を用いて円錐コロ71.72を基板10に固定
した本発明の第四実施例で1本実施例にあっては、リー
ル1の回転の負荷をさらに小さくすることができる。こ
の場合、円錐コロのかわりに円柱コロを使用してもよい
。
部材70を用いて円錐コロ71.72を基板10に固定
した本発明の第四実施例で1本実施例にあっては、リー
ル1の回転の負荷をさらに小さくすることができる。こ
の場合、円錐コロのかわりに円柱コロを使用してもよい
。
尚、上記各実施例に用いたサイドブロックとしては摩擦
、摩耗の少ない合成樹脂を使用するのが好ましく、さら
に、基板lOと一体的に成形することも可能である。
、摩耗の少ない合成樹脂を使用するのが好ましく、さら
に、基板lOと一体的に成形することも可能である。
(発明の効果)
以上の構成及び作用を有する本発明によれば、非常にコ
ンパクトなフィルム導出装置を構成することができ、ど
のタイプのカートリッジに対してもその開口部において
容易、確実にフィルムの導出動作を行うことができる。
ンパクトなフィルム導出装置を構成することができ、ど
のタイプのカートリッジに対してもその開口部において
容易、確実にフィルムの導出動作を行うことができる。
この結果、たとえばANS Iタイプ及びMタイプ等ど
のタイプのカートリッジにも適用可能な小型の情報検索
装置を提供することができるという効果を奏する。
のタイプのカートリッジにも適用可能な小型の情報検索
装置を提供することができるという効果を奏する。
第1図は本発明に係るフィルム導出装置の第一実施例の
全体構成を示す斜視図、第2図は同実施例の駆動ローラ
近傍を示す斜視図、第3図は同実施例の駆動ベルトの駆
動系を示す概略構成図、第4図は駆動ローラ及びキャプ
スタンローラノ位置と駆動ベルトとの関係を示す説明図
、第5図はリールの回転軸にずれが生じた状態を示す概
略構成図、第6図はリールとリール軸との間にすき間が
生じた状ぷを示す概略構成図、第7図は本実施例によっ
てリールの走行を矯正する状態を示す概略構成図、第8
図は本実施例の一適用例を示す概略構成図、第9図は本
発明の第二実施例の要部を示す概略構成図、第10図は
本発明の第三実施例の要部を示す概略構成図、第11図
は本発明の第四実施例の要部を示す概略構成図、第12
図はAタイプのカートリッジ及びこれに対応する従来の
フィルム導出装置を示す概略構成図、第13図はMタイ
プのカートリッジ及びこれに対応する従来のフィルム導
出袋δを示す概略構成図である。 符号の説明 1・・・リール 2・・・カートリッジ(フィルム収納部)3・・・駆動
軸 4・・・トルクリミッタ5・・・歯車
6・・・部分南軍7・・・支持軸 8
・・・駆動軸10・・・基板 11・・・プー
リ13・・・小歯車 14・・・フィルムガイド7ランジ 16・・・駆動ローラ(フィルム駆動手段)17・・・
歯車 18・・・分離爪(フィルム分離手段)F・・・マイク
ロフィルム(フィルム)0・・・導出口(開口部) ■・・・駆動ベルト(駆動搬送手段) U・・・フィルム導出ユニット
全体構成を示す斜視図、第2図は同実施例の駆動ローラ
近傍を示す斜視図、第3図は同実施例の駆動ベルトの駆
動系を示す概略構成図、第4図は駆動ローラ及びキャプ
スタンローラノ位置と駆動ベルトとの関係を示す説明図
、第5図はリールの回転軸にずれが生じた状態を示す概
略構成図、第6図はリールとリール軸との間にすき間が
生じた状ぷを示す概略構成図、第7図は本実施例によっ
てリールの走行を矯正する状態を示す概略構成図、第8
図は本実施例の一適用例を示す概略構成図、第9図は本
発明の第二実施例の要部を示す概略構成図、第10図は
本発明の第三実施例の要部を示す概略構成図、第11図
は本発明の第四実施例の要部を示す概略構成図、第12
図はAタイプのカートリッジ及びこれに対応する従来の
フィルム導出装置を示す概略構成図、第13図はMタイ
プのカートリッジ及びこれに対応する従来のフィルム導
出袋δを示す概略構成図である。 符号の説明 1・・・リール 2・・・カートリッジ(フィルム収納部)3・・・駆動
軸 4・・・トルクリミッタ5・・・歯車
6・・・部分南軍7・・・支持軸 8
・・・駆動軸10・・・基板 11・・・プー
リ13・・・小歯車 14・・・フィルムガイド7ランジ 16・・・駆動ローラ(フィルム駆動手段)17・・・
歯車 18・・・分離爪(フィルム分離手段)F・・・マイク
ロフィルム(フィルム)0・・・導出口(開口部) ■・・・駆動ベルト(駆動搬送手段) U・・・フィルム導出ユニット
Claims (4)
- (1)フィルム収納部に収納されたロール状のフィルム
を該フィルム収納部に形成した開口部から導き出すフィ
ルム導出装置において、 前記フィルムに当接して該フィルムを駆動するフィルム
駆動手段と、該フィルム駆動手段の近傍において前記フ
ィルムに当接しその先端をロールから分離する分離手段
と、駆動源からの駆動力を前記フィルム駆動手段に伝達
するとともに前記フィルム分離手段によりロールから分
離されたフィルムを搬送する駆動搬送手段とをフィルム
導出ユニットに組み込み、フィルム導出時に前記駆動源
の駆動力により該フィルム導出ユニットを移動して前記
フィルム駆動手段及び前記フィルム分離手段を前記開口
部を介してフィルム収納部内に挿入することを特徴とす
るフィルム導出装置。 - (2)前記駆動手段の駆動速度を前記駆動搬送手段の搬
送速度よりも小さく設定してなることを特徴とする請求
項1記載のフィルム導出装置。 - (3)前記フィルム導出ユニットに、フィルムを巻回し
たリールと当接してその位置決めを行う位置決め部材を
設けたことを特徴とする請求項1記載のフィルム導出装
置。 - (4)前記フィルム駆動手段をフィルムに当接する際、
フィルムを巻回したリールを駆動するリール駆動軸側に
オフセットして当接することを特徴とする請求項1記載
のフィルム導出装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8840988A JPH01259340A (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | フィルム導出装置 |
US07/333,284 US5092535A (en) | 1988-04-11 | 1989-04-05 | Film transport apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8840988A JPH01259340A (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | フィルム導出装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01259340A true JPH01259340A (ja) | 1989-10-17 |
Family
ID=13942001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8840988A Pending JPH01259340A (ja) | 1988-04-11 | 1988-04-11 | フィルム導出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01259340A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008265912A (ja) * | 2007-04-18 | 2008-11-06 | Sanyo Electric Co Ltd | リール間隔調整装置 |
-
1988
- 1988-04-11 JP JP8840988A patent/JPH01259340A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008265912A (ja) * | 2007-04-18 | 2008-11-06 | Sanyo Electric Co Ltd | リール間隔調整装置 |
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