JPH01259071A - 硬化性組成物 - Google Patents

硬化性組成物

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JPH01259071A
JPH01259071A JP8755788A JP8755788A JPH01259071A JP H01259071 A JPH01259071 A JP H01259071A JP 8755788 A JP8755788 A JP 8755788A JP 8755788 A JP8755788 A JP 8755788A JP H01259071 A JPH01259071 A JP H01259071A
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Hiroshi Miwa
宏 三輪
Yoshitaka Okude
奥出 芳隆
Katsumi Mizuguchi
克美 水口
Hidefumi Okuda
奥田 英文
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は硬化性組成物、より詳しくは被膜形成および成
形に使用し得る硬化性組成物に関する。
(従来の技術およびその課M) 無水カルボン酸基を有する化合物と活性水素を有する化
合物、特にアミン類との反応は従来から数多く研究され
ている。しかしながら、無水カルボン酸基とアミノ基と
の反応は室温で速やかかつ効率的に反応するので、両者
を混合物として貯蔵しておくことができない。
この点を改良する方法としてアミノ基を他の化合物の反
応により別のものに変化させ、必要な時に熱等の作用に
よりアミノ基を再生させる試みがなされている。例えば
、特開昭51−116852号公報には酸無水物ポリマ
ーとポリオキサジンとからなる水硬化性組成物が開示さ
れている。また、ドイツ特許第2,853.477号お
よび米国特許第4,115.169号には酸無水物とケ
チミンを含む組成物の記載がある。これらはいずれも貯
蔵安定性が高く優れた組成物であるが、得られた成形物
または塗膜の耐水性が悪い欠点がある。
(課題を解決しようとする手段) 本発明者等は耐水性の悪さがアミノ基と無水カルボン酸
基との反応により生じた遊離のカルボン酸基に基づくこ
とを見出し、この遊離カルボン酸盾の作用を防止する技
術を検討し本発明を成すに到った。
即ち、本発明は(A)無水カルボン酸基を有する化合物
、(B)ブロックドアミン化合物、(C)多価金属キレ
ート化合物らしくは多価金属アルコレート化合物を含有
する硬化性組成物を提供する。
成分(A) 本発明に用いる無水カルボン酸基を有する化合物として
種々の公知のものが挙げられ、例えば無水マレイン酸、
無水フタル酸、水添無水フタル酸、4−メヂル水添無水
フタル酸、無水ピロメリット酸、無水ピロメリット酸ト
リグリセリド、無水トリメリット酸エチレングリコール
エステルまたはそれらの混合物等の低分子量酸無水物、
あるいは無水イタコン酸、無水マレイン酸等のエチレン
性酸無水物とα、βエチレン性単量体との共重合物等の
高分子量酸無水物等が挙げられる。高分子量酸無水物の
酸価は30〜500.好ましくは50〜350である。
無水カルボン酸基を有する化合物(以下、酸無水物と略
す。)を無水酸基に関して一価、二価、三価という分類
をすれば、本発明では二価以上の多価の酸無水物が高い
硬化性が得られるので好ましい。好ましい酸無水物の例
としては無水トリメリット酸エチレングリコールエステ
ル、無水トリメリット酸トリグリセリドおよびそれらの
水添加物、または高分子量酸無水物である。
成分(B) 本発明に用いるブロックドアミン化合物は種々のものが
挙げられる。典型的なブロックドアミン化合物の例とし
てはケチミン化合物、アルジミン化合物、エナミン化合
物、オキサゾリジン化合物等があげられる。
ケチミン化合物は一分子中に2個以上の第一級アミノ基
を含有する多価アミン化合物のアミノ基がケトンとの反
応によって封鎖された化合物である。多価アミン化合物
の例としてはエチレンジアミン、トリメチレンジアミン
、テトラメチレンジアミン、ヘキザメチレンジアミン、
ノナメチレンジアミン、ジエチレントリアミン等の脂肪
族アミン:イソホロンジアミン、4.4′−ジアミノジ
シクロヘキシルメタン、4.4’−ジアミノジシクロヘ
キシルプロパン、水添キシリレンジアミン、ジペンテン
ジアミン、ジアミノメンセン等の脂環族アミン;α、α
、α′、α°−テトラメチルキシリレンジアミン、キシ
リレンジアミンのようなアミノ基か芳香環に直接結合し
ていないジアミンの如き多価アミン化合物が挙げられる
。ケトンの例としてはアセトン、メチルエチルケトン、
メチルイソブチルケトン、ジイソブチルケトン、ンクロ
ヘキサノン、イソホロン等のケトン類が挙げられる。ま
た、アルジミン化合物は一分子中に2個以上の第一級ア
ミノ基を含有する多価アミン化合物のアミノ基がアルデ
ヒドとの反応によって封鎖された化合物であり、上記記
載の多価アミン類を、例えば、ベンズアルデヒド、イソ
ブチルアルデヒド、アセトアルデヒド、ホルムアルデヒ
ド、プロピオンアルデヒド、n−ブチルアルデヒド等の
アルデヒド類と脱水反応することによって得ることがで
きる。
−分子中に2個以上のケチミン基またはアルジミン基を
もつポリマーはエタノールアミン、3〜アミノ−1−プ
ロパツールのようなアルカノールアミン類、ジエチレン
トリアミンのような1級と2級アミンを含有しているポ
リアミン類を、上記記載のケトン類、アルデヒド類と脱
水反応することによって得られたヒドロキンケチミン、
ヒドロキシアルジミン、アミノケチミン、アミノアルジ
ミンをポリイソシアネートと反応させることにより得る
ことができる。エナミン化合物は一分子中に2個以上の
第二級アミノ基を含有する多価アミン化合物とアルデヒ
ド又はケトンとの反応によって得られる化合物である。
この二級アミノ基を有する多価アミン化合物はN−非置
換ヒペラジン及び構造式 %式% R’−N−A−N−R”  で示される第二級ジアミン
(但し、構造式中R′およびR2はメチル、エチル、n
−プロピル、i−プロピル、n−ブチル、第ニブチル、
i−ブチル、ソクロペンチル、シクロヘキシル、シアン
エチル基等であり、又Aは二価のアルキル、シクロアル
キル、アリール、ポリエーテル基等である)及び構造式 で示される環状ジアミン(但し、構造式中Aは二価のア
ルキル、シクロアルキル、アリール、ポリエーテル基等
であり、XはCH又はNである。XがCHの場合にはA
を除くことができる)等の多価アミン類が挙げられる。
ケトンまたはアルデヒドは上記のものが用いられる。オ
キサゾリジン化合物は分子中に一級または二級アミンと
水酸基を含有するアルカノールアミン化合物とケトンま
たはアルデヒドとの反応により封鎖された化合物であり
、たとえば、ジェタノールアミン、ジイソプロパツール
アミン、N−メチルエタノールアミン等のアルカノール
アミン類、両末端−級アミン(たとえばエチレンジアミ
ン、ヘキサメチレンジアミン、イソホロンジアミン)と
エポキシ化合物(たとえば、エチレンオキシド、ブチレ
ンオキシド等)の反応により生じた多官能アルカノール
アミン類をアセトン、メチルエチルケトン、メチルイソ
ブチルケトン、シクロヘキサノン、イソホロン等のケト
ン類又はベンズアルデヒド、イソブチルアルデヒド、ア
セトアルデヒド、ホルムアルデヒド、プロピオンアルデ
ヒド、n−ブチルアルデヒド等のアルデヒド等と脱水反
応することによって得ることができる。また、多官能オ
キサジン化合物はジェタノールアミン、ジイソプロパツ
ールアミン等のアルカノールアミン類を上記のケトン類
、アルデヒド類と脱水反応することで得られる水酸基を
もつオキサゾリジン化合物を多官能イソシアネート化合
物と反応させることにより得ることができる。成分(B
)の組成物中の配合量は無水カルボキシル基1当量に対
し、アミノ基0.2〜3当量、好ましくは0.6〜2当
量である。0.2当量より少ないと良好な架橋密度が得
られず、耐溶剤性が不足する。3当量を越えると耐候性
が低下する。
成分(C) 本発明に用いる多価金属キレート化合物または多価金属
アルコレート化合物としては各種の化合物を挙げ得るが
、アルミニウム化合物[例えば、アルミニウムトリス(
エチルアセトアセテート)、アルミニウムトリス(アセ
チルアセトネート)、アルミニウムージ−n−ブトキサ
イドモノエチルアセトアセテート、アルミニウムージ−
n−ブトキサイドモノメチルアセトアセテート、アルミ
ニウムージイソブトキサイドモノメチルアセトアセテー
ト等];チタニウム化合物[例えば、ジ−イソプロポキ
シ−ビス(アセチルアセトン)チタネート、ジ−n−ブ
トキシ−ビス(トリエタノールアミン)チタネート、ジ
ヒドロキシ−ビス(ラフティックアシド)チタネート、
テトラオクチレングリコールチタネート等];ジルコニ
ウム化合物[例えば、ジルコニウムテトラ(アセチルア
セトネート)、酢酸ジルコニウム、ラウリン酸ジルコニ
ウム等]:コバルト化合物[例えば、コバルトビス(ア
セチルアセトネート)シュウ酸コバルト等];亜鉛化合
物[例えば、ジンクサリチレート、ジンクベンゾエート
、ジンクオレエート、ジンクステアレート等];ニッケ
ル化合物[例えば、ビスアセチルアセトネートニッケル
、ニッケルジメチルグリオキシム、シュウ酸ニッケル等
];およびこれらの混合物が挙げられる。好ましくは着
色の余りないアルミニウムまたはジルコニウム化合物で
ある。多価金属キレート化合物または多価金属アルコレ
ート化合物の添加量は無水カルボン酸基I当量に対し、
金属0゜3〜3.0当量、好ましくは0.5〜1.5当
量である。尚、金属の当量は金属の原子量を価数で割っ
たものを意味する。金属の当量が0.3より小さいと耐
候性が悪く、3当量を越えると未反応のキレート、アル
コレートが残存し逆に耐候性が悪くなる。
本発明の硬化性組成物は上記成分(A)、(B)および
(C)を含有するらのであり、種々の物品の成形および
被覆用途に好適である。特に被覆用途の場合、低温硬化
性でありより好ましい。
被覆用途の場合、上記成分はクリアー被覆組成物として
調合してもよく、またそれらを顔料とともに配合し、ペ
イントを形成してらよい。顔料は常套のいかなるタイプ
のものを用いてもよいか、例えば酸化鉄、酸化鉛、スト
ロンチウムクロメート、カーホンブラック、コールダス
ト、二酸化チタン、タルク、硫酸バリウムまたは色顔料
、例えばカドミウムイエロー、カドミウムレッド、クロ
ミウムイエローおよび金属顔料、例えばアルミニウムフ
レーク等であってもよい。また、キナクリドン、銅フタ
ロシアニン、ベンズイミダシロン等の有機顔料も使用可
能である。
ペイント中の顔料含有量は通常顔料対被覆組成物の不揮
発分重量比として表される。本発明の実施において、顔
料対被覆組成物の不揮発分重量比が2=1はど高くても
よく、多くの場合0.05〜1:lの範囲である。
被覆組成物の場合、液体希釈剤が通常組成物中に存在す
る。液体希釈剤とは、溶媒または非溶媒であって、揮発
性で、塗装後に除去され、かつ簡単な塗装方法、すなわ
ち、スプレーにより所望の均一なコントロールし得る厚
さに皮膜を塗布しうるように粘度を減少することを要す
る。また、液体希釈剤は基材漏れ、重合体成分適合性、
パッケージ安定性および合一性またはフィルム形成性を
助長する。適当な希釈剤の例として芳香族炭化水素、例
えばトルエンおよびキシレン、ケトン類、例えばメチル
エチルケトンおよびメチルイソブチルエチルケトン、モ
ノエーテルグリコールアセテート類、例えば、2−エト
キシエチルアセテート、またはそれらの適合性混合物が
挙げられる。希釈剤は希釈剤および被覆組成物の不揮発
分の総重量に基づいて60重量%まで、通常20〜55
重量%存在する。
上記成分の他に種々のフィラー、可塑剤、酸化防止剤、
紫外線吸収剤、流れコントロール剤、界面活性剤、およ
び他の配合添加剤を所望により用いてもよい。これらの
物質は任意に存在させてもよく、通常、組成物の不揮発
分に基づいて約10重量%まで配合してもよい。
本発明の組成物は、被覆用の場合、スプレー塗装、刷毛
塗り塗装、浸漬塗装、ロール塗装、流し塗装等により塗
装してもよい。この被覆組成物は本質的にいかなる基材
、例えば木、金属、ガラス、布、プラスチック、発泡体
等、または種々のプライマー面に用いてもよい。特に塗
料はプラスチックおよび金属表面、例えばスチールおよ
びアルミニウムに有利である。一般に、膜厚は所望の用
途により変化する。多くの場合、0.5〜3ミルが有用
である。基材への塗装後、塗膜を硬化する。
硬化は常温を含む種々の温度で行ない得るが、低温、特
に50〜150℃、好ましくは60〜100℃で高い架
橋度の硬化塗膜を得る。硬化時間は硬化温度等により変
化するが、60〜100℃で10〜30分が硬化に適当
である。
本発明の組成物は水分の存在により硬化するものであり
、実質的に水分、特に湿気から遠ざけるようにすれば貯
蔵が容易である。
(発明の効果) 本発明の組成物は特に低温、即ち常温〜120℃の温度
で容易に硬化し得る組成物である。また、得られた硬化
物は遊離カルボン酸基が成分(C)のキレートまたはア
ルコレート化合物で封止されているので耐候性および耐
水性が高い。本発明の組成物により被膜を形成した場合
、耐溶剤性、高い膜凝集力を有し高硬度の被膜が得られ
る。
(実施例) 本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は
これら実施例に限定されない。
製造例1 無水カルボン酸基を含むポリマー■の合成温度計、撹拌
機、冷却管、窒素導入管を備えた112の反応容器に酢
酸ブチル120重量部を仕込み、100℃に昇温しn−
ブチルアクリレート21重量部、n−ブチルメタクリレ
ート95重信部、2−エチルへキシルメタクリレート3
4重量部、イタコン酸無水物45重量部、ジオキサン6
0重量部およびt−プチルパーオキンヘキサノエート1
0重量部からなるモノマー、開始剤溶液を3時間で滴下
し、更に2時間撹拌を継続し、不運発句53%、数平均
分子fi5,500のアクリル樹脂を得た。
製造例2〜5 無水カルボン酸機を含むポリマー■−■の合成製造例1
と同様に表−1に示す成分を用いて無水カルボン酸基を
含むポリマーを得た。
表−1 *カヤー0;t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサ
ノエート **  AIBN;アゾビスイソブチロニトリル製造例
6 ケチミン基を含む化合物Iの合成 撹拌機、水分分離装置つきコンデンサー、温度計を備え
た反応器に、エチレンジアミン609、シクロへキサノ
ン309、トルエン150gを仕込み、加熱還流下、発
生する水を分離除去し、8時間反応を行なった。反応液
を減圧にて濃縮し、50%溶液となるように調整した。
製造例7〜IO ケチミン基を含む化合物■−■の合成 製造例6と同様にして、表−2に示す原料を用いて反応
液をろ退役、50%溶液としたケチミン基を含む化合物
■−■を得た。
表−2 製造例11 ポリケチミン基を含む化合物■の合成 製造例6と同様の反応装置にジエチレントリアミンl0
3g、メチルイソブチルケトン21o9、p−トルエン
スルホン酸1.09、ベンゼン4009を仕込み、加熱
還流不発生する水を分離除去し、5時間反応を行なった
。この溶液にイソシアネートエチルメタクリレート15
5g、ベンゼン200gを20°Cにて滴下し、さらに
3時間反応さ仕、減圧にて濃縮し、ケチミン基を含むモ
ノマーの50%溶液となるよう調整した。
温度計、撹拌機、冷却管、窒素導入管を備えた反応容器
に酢酸ブチル1209を仕込み、120’C+こ昇ン品
し、n−ブチルアクリレート409、スチレン20y、
2−エチルへキシルメタクリレート301?、ケチミン
基を含むモノマー(50%溶液)309、およびパーオ
キソ−2−エチルヘキザネート4.09からなるモノマ
ー、開始剤溶液を3時間かけて滴下し、さらに2時間撹
拌し、不揮発分45%のケチミン基を含む化合物■を得
た。
製造例6と同様の反応装置を用い、表−3に示した原料
を仕込み、加熱還流下、発生する水を分離除去し、5時
間反応を行ない、減圧濃縮し50%溶液となるよう調整
した。
表−3 製造例6と同様の反応装置を用い、表−4に示した原料
を仕込み、加熱還流下、発生する水を分離除去し、8時
間反応を行ない、減圧濃縮し、50%溶液となるよう調
整した。
表−4 製造例6と同様の反応装置を用い、表−5に示した原料
を仕込み、加熱還流下、発生する水を分離除去し、5時
間反応を行ない、減圧濃縮し、50%溶液となるよう調
整した。
表−5 製造例20 ポリオキサゾリジン基を含む化合物■の合成製造例6と
同様の反応装置に、ヘキサメチレンジアミン1169、
ベンゼン3009を加え、30℃にて、l、2−エポキ
シアミン150gを滴下し、さらに30℃で3時間反応
を行なう。シクロへキサノン115g、ベンゼン200
9を加え、加熱還流下、発生する水を分離除去し、8時
間反応を行ない、減圧濃縮し、50%溶液になるよう調
整した。
製造例21 オキサゾリジン基を含むポリマー■の合成製造例6と同
様の反応装置に、ジエタノールアミン105g、ンクロ
ヘキサノン1009、ベンゼン300gを仕込み、加熱
還流下、発生する水を分離除去し、5時間反応を行なっ
た。この反応溶液にイソシアネートエチルメタクリレー
ト1559、ベンゼン2009.4−メトキシフェノー
ル0゜5gを30℃にて滴下し、さらに3時間反応させ
、減圧濃縮し、オキサゾリジン基を含むモノマーの50
%溶液となるよう調整した。
温度計、撹拌機、冷却管、窒素導入管を備えた反応容器
に酢酸ブチル120gを仕込み、120℃に界l益し、
n−ブチルメタクリレート36g、2−エチルヘキシル
メタクリレート34g、スチレン30g、オキサゾリジ
ン基を含むモノマー(50%溶液)40g、およびバー
オキソ−2−エチルヘキサネート4,09からなるモノ
マー、開始剤溶液を3時間で滴下し、さらに2時間撹拌
し、不揮発分47%のオキサゾリジン基を含む化合物■
を得た。
実施例1〜20 製造例1で得られた無水カルボン酸を含むポリマーlを
1289、製造例6で得られたケチミン基を含む化合物
130g、アルミニウムトリス(エチルアセトアセテー
ト)の50%トルエン溶液37gおよびメチルイソブチ
ルケトン25gを混合してクリヤー塗料を得た。同様に
表−6に示す配合を用いて塗料を作成した。
得られた塗料を酢酸ブチル/キシレン−1/1の混合液
で希釈し、ドクターブレードでリン酸処理鋼板に塗装し
、80℃で30分焼き付けた。得られた塗膜の性能を表
−7に示す。
比較例1 実施例1に於いて、アルミニウムトリス(エチルアセト
アセテート)を除いた他は、同様にして塗料を得た。
比較例!で得られた塗料を実施例1〜20と同様にして
塗装し、得られた塗膜性能を表−7に示す。
表−7 *1三菱エンピッのユニを用いて塗膜をこすった場合に
、塗膜剥離か生じた鉛筆硬度。
*2キシレンに浸漬した布で往復拭きを8回行なったと
きの塗膜の状態を示す。
*3塗膜をガソリンに24時間浸漬した時の塗膜の状態
を示す。
*4耐水性は塗膜を50°C温水にIO日間浸漬後の塗
膜の状態を示す。
特許出願人 日本ペイント株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)無水カルボン酸基を有する化合物、 (B)ブロックドアミン化合物、 (C)多価金属キレート化合物もしくは多価金属アルコ
    レート化合物 を含有する硬化性組成物。 2、ブロックドアミン化合物(B)がケチミン基または
    アルジミン基でブロックされた請求項1記載の組成物。 3、ブロックドアミン化合物(B)がエナミン基でブロ
    ックされた請求項1記載の組成物。 4、ブロックドアミン化合物(B)がオキサゾリジン基
    でブロックされた請求項1記載の組成物。 5、多価金属キレート化合物または多価金属アルコレー
    ト化合物(C)がTi、Al、Zr、Co、Feまたは
    Niのキレートまたはアルコレート化合物である請求項
    1記載の組成物。 6、組成物が被覆組成物である請求項1記載の組成物。 7、請求項1記載の硬化性組成物より得られた硬化物品
JP8755788A 1988-04-07 1988-04-08 硬化性組成物 Pending JPH01259071A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8007878B2 (en) 2005-08-03 2011-08-30 Fujifilm Corporation Antireflection film, polarizing plate, and image display device
US8017242B2 (en) 2005-09-28 2011-09-13 Fujifilm Corporation Antireflection film, polarizing plate and image display

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