JPH01259046A - 防曇性フイルム用ポリエチレン樹脂組成物 - Google Patents
防曇性フイルム用ポリエチレン樹脂組成物Info
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- JPH01259046A JPH01259046A JP8532988A JP8532988A JPH01259046A JP H01259046 A JPH01259046 A JP H01259046A JP 8532988 A JP8532988 A JP 8532988A JP 8532988 A JP8532988 A JP 8532988A JP H01259046 A JPH01259046 A JP H01259046A
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Landscapes
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- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、防曇性能に優れるとともに、フィルムの開口
性、透明性に優れ九防曇性フィルム用ポリエチレン樹脂
組成物に関する。
性、透明性に優れ九防曇性フィルム用ポリエチレン樹脂
組成物に関する。
ポリエチレンフィルムは゛、青果物等の包装に使用され
た場合、低温貯蔵中、或いは輸送中に青果物から発生す
る水蒸気が凝縮し、包装物の内面に働り現象を生じ青果
物の外観的商品イメージを著しく損う欠点がある。これ
らの問題を改良するため、ポリエチレン樹脂に種々の防
曇剤を添加し防曇性を付与することが知られている。（
特開昭５４−５５０４４等） しかしながら、防曇剤を添加することによシ防曇性は付
与されるものの、フィルム表面にブリードした防曇剤が
フィルムの開口性を著しく低下させるために防曇剤の添
加量を多くして高度な防曇性能を得ることが出来ないと
いう欠点があった。
た場合、低温貯蔵中、或いは輸送中に青果物から発生す
る水蒸気が凝縮し、包装物の内面に働り現象を生じ青果
物の外観的商品イメージを著しく損う欠点がある。これ
らの問題を改良するため、ポリエチレン樹脂に種々の防
曇剤を添加し防曇性を付与することが知られている。（
特開昭５４−５５０４４等） しかしながら、防曇剤を添加することによシ防曇性は付
与されるものの、フィルム表面にブリードした防曇剤が
フィルムの開口性を著しく低下させるために防曇剤の添
加量を多くして高度な防曇性能を得ることが出来ないと
いう欠点があった。
このような問題点を解決する方法として、フィルムの表
面を粗面にすることＫより開口性を保持することが行な
われている。しかしながらフィルムの表面を粗面にする
ことにより開口性は保持されるものの防曇性フィルムの
透明性をそこなうことになり、商品としての価値が低下
する。
面を粗面にすることＫより開口性を保持することが行な
われている。しかしながらフィルムの表面を粗面にする
ことにより開口性は保持されるものの防曇性フィルムの
透明性をそこなうことになり、商品としての価値が低下
する。
以上のことから本発明はこれらの問題点、すなわち防曇
性能に優れるとともにフィルムの開口性、透明性に優れ
た防曇性フィルム用？リエチレン樹脂組成物を提供する
ことＫある。
性能に優れるとともにフィルムの開口性、透明性に優れ
た防曇性フィルム用？リエチレン樹脂組成物を提供する
ことＫある。
本発明は、密度が０．９２５〜０．９４０ｇ／α３で、
重量平均分子量と数平均分子量の比であるＭ ｗ ７Ｍ
ｙが７以下のポリエチレン樹脂と防曇剤とからなる防
曇性フィルム用ポリエチレン樹脂組成物である。
重量平均分子量と数平均分子量の比であるＭ ｗ ７Ｍ
ｙが７以下のポリエチレン樹脂と防曇剤とからなる防
曇性フィルム用ポリエチレン樹脂組成物である。
本発明において用いるポリエチレン樹脂として、密度が
０．９２５〜α９４０ ｇ ／ｃＩｎ３、好ましくは０
．９２７〜０．９３５ ｚ／ｃｍ”で、重量平均分子量
と数平均分子量の比であるＭ ｗ ７Ｍ ｎが７以下、
好ましくは、３〜５のポリエチレン樹脂であり、そのよ
うな物性を有するものとして、たとえば高圧法の低密度
ポリエチレン、直鎖状の低密度ポリエチレンがあシ、１
種または２種以上を混合して用いてもよい。
０．９２５〜α９４０ ｇ ／ｃＩｎ３、好ましくは０
．９２７〜０．９３５ ｚ／ｃｍ”で、重量平均分子量
と数平均分子量の比であるＭ ｗ ７Ｍ ｎが７以下、
好ましくは、３〜５のポリエチレン樹脂であり、そのよ
うな物性を有するものとして、たとえば高圧法の低密度
ポリエチレン、直鎖状の低密度ポリエチレンがあシ、１
種または２種以上を混合して用いてもよい。
ポリエチレン樹脂の密度が０．９２５ ｇ ７ｃｍ”よ
り小さいとフィルムの開口性が低下し、０．９４０ ｇ
７ｃｍ”をこえるとフィルムの透明性が損なわれる。
り小さいとフィルムの開口性が低下し、０．９４０ ｇ
７ｃｍ”をこえるとフィルムの透明性が損なわれる。
ま喪ポリエチレン樹脂の重量平均分子量と数平均分子蓋
の比であるＭ ｗ ７Ｍ ｎが７をこえると、フィルム
の透明性が低下する。Ｍ ｗ ７Ｍ ｎが３より小さい
ポリエチレン樹脂も使用できるが、実用的にはコストア
ップとなる。
の比であるＭ ｗ ７Ｍ ｎが７をこえると、フィルム
の透明性が低下する。Ｍ ｗ ７Ｍ ｎが３より小さい
ポリエチレン樹脂も使用できるが、実用的にはコストア
ップとなる。
本発明において使われる防曇剤として、多価アルコール
の脂肪酸エステル類、高級脂肪酸のアマイド類、高級脂
肪酸のアミンやアマイドのエチレンオキサイド付加体等
があげられる。これらの防曇剤の種類は特に限定される
ものではなく、１種または、２種以上を混合使用しても
よい。
の脂肪酸エステル類、高級脂肪酸のアマイド類、高級脂
肪酸のアミンやアマイドのエチレンオキサイド付加体等
があげられる。これらの防曇剤の種類は特に限定される
ものではなく、１種または、２種以上を混合使用しても
よい。
前記ポリエチレン樹脂に対する防曇剤の添加量はその種
類によっても異るが本発明の目的を達成し得る限り、任
意の範囲に設定し得る。通常その景は、０．０１〜５
ｗ ｔチが適当である。
類によっても異るが本発明の目的を達成し得る限り、任
意の範囲に設定し得る。通常その景は、０．０１〜５
ｗ ｔチが適当である。
本発明の樹脂組成物を製造するにあたり、一般にポリエ
チレン樹脂の分野において実施されている混合方法によ
って前記ポリエチレン樹脂と防戦剤を均一に混合させる
。混合方法としては、ロールミル、コニー／−１／々ン
ハＩＪ−ミキサー、？１ＪＬｆｆ押出機等を用いて溶融
混合する方法、あるいは、防戦剤を高濃度に含有するマ
スター・々ツチを調製し、これをフィルム成形時に前記
ポリエチレン樹脂と混合する方法等があげられる。
チレン樹脂の分野において実施されている混合方法によ
って前記ポリエチレン樹脂と防戦剤を均一に混合させる
。混合方法としては、ロールミル、コニー／−１／々ン
ハＩＪ−ミキサー、？１ＪＬｆｆ押出機等を用いて溶融
混合する方法、あるいは、防戦剤を高濃度に含有するマ
スター・々ツチを調製し、これをフィルム成形時に前記
ポリエチレン樹脂と混合する方法等があげられる。
このようにして得られる本発明のポリエチレン樹脂組成
物を、ポリエチレン樹脂の分野において一般に行なわれ
ているインフレーション法ある匹はＴダイ法によってフ
ィルムに成形され各種包装用フィルム等に使用される。
物を、ポリエチレン樹脂の分野において一般に行なわれ
ているインフレーション法ある匹はＴダイ法によってフ
ィルムに成形され各種包装用フィルム等に使用される。
以下本発明を実施例で詳細に説明する。なお試験方法は
以下の通りである。
以下の通りである。
（１） 密度
ＡＳＴＭＤ−１５０５に準腿し測定した。
（２１Ｍ ｗ／Ｍ ｎ
ＨＬＣ−８１１型ＧＰＣ（東洋ソーダ製）により、重量
平均分子量と数平均分子量を求め、その比をＭ ｗ ７
Ｍ ｎとした。
平均分子量と数平均分子量を求め、その比をＭ ｗ ７
Ｍ ｎとした。
（３）防曇性
２００ｃｃの上部開口容器に５０℃の温水を１５０ｃｃ
入れ、フィルムで容器開口部を密閉し、５０℃の恒温水
槽に入れ、フィルム内面に付着する水滴を観察した。
入れ、フィルムで容器開口部を密閉し、５０℃の恒温水
槽に入れ、フィルム内面に付着する水滴を観察した。
○：全全面均一に濡れ、フィルムが透明である。
Δ：径２〜３簡の水滴が全面に付着し、フィルムがやや
不透明 ×：全面に微小水滴が付着し、フィルムが不透明 （４）開口性 フィルＡ ｉｃ ５００ Ｋり７ｍ２の荷重をかけ、５
０℃で２４時間靜１、更に荷重を加えたまま２３℃で２
４時間靜＃後、フィルムの開口性を官能テストにょシ判
定した。
不透明 ×：全面に微小水滴が付着し、フィルムが不透明 （４）開口性 フィルＡ ｉｃ ５００ Ｋり７ｍ２の荷重をかけ、５
０℃で２４時間靜１、更に荷重を加えたまま２３℃で２
４時間靜＃後、フィルムの開口性を官能テストにょシ判
定した。
○ニブロッキングしない。
Δ：僅かにブロッキングする。
×：完全にブロッキングする。
（５）へイズ
ＡＳＴＭＤ−１００３に＄拠し測定した。
実施例１
密度が０．９２７ ｑ／ｃｍ３、重、１平均分子量と数
平均分子量の比であるＭ ｗ ７Ｍ ｎが４の高圧法低
密度ポリエチレンに、防曇剤としてグリセリン脂肪酸エ
ステルを０．４ ｗ ｔ ％、滑剤としてオレイン酸ア
ミドをαｌ ｗ ｔ ％、アンチブロッキング剤として
シリカを０、１ ｗ ｔ ％添加し念ものを、インフレ
ーション成形機に依ってフィルム厚み３０μのフィルム
トシ丸。
平均分子量の比であるＭ ｗ ７Ｍ ｎが４の高圧法低
密度ポリエチレンに、防曇剤としてグリセリン脂肪酸エ
ステルを０．４ ｗ ｔ ％、滑剤としてオレイン酸ア
ミドをαｌ ｗ ｔ ％、アンチブロッキング剤として
シリカを０、１ ｗ ｔ ％添加し念ものを、インフレ
ーション成形機に依ってフィルム厚み３０μのフィルム
トシ丸。
得られたフィルムの評価結果を表−１に示す。
実施例２
ポリエチレン樹脂を、密度が０．９３０ｇ／α１、重量
平均分子量と数平均分子量の比であるＭ ｖ ７Ｍ ｎ
が５である高圧法低密度ポリエチレンとする他は、実施
例１と同様にして表−１の結果を得た。
平均分子量と数平均分子量の比であるＭ ｖ ７Ｍ ｎ
が５である高圧法低密度ポリエチレンとする他は、実施
例１と同様にして表−１の結果を得た。
比較例 １
ポリエチレン樹脂を、密度が０．９２３ ｇ／ｃｍ”
、重量平均分子量と数平均分子量の比であるＭ ｗ ７
Ｍ ｎが５である高圧法低密度ポリエチレンとする他は
、実施例１と同様にして表−１の結果を得た。
、重量平均分子量と数平均分子量の比であるＭ ｗ ７
Ｍ ｎが５である高圧法低密度ポリエチレンとする他は
、実施例１と同様にして表−１の結果を得た。
比較例 ２
ポリエチレン樹脂を、密度が０．９１８ ｇ／ｍ３．重
量平均分子量と数平均分子量の比であるＭ ｗ ７Ｍ
ｎが１１２である高圧法低密度ポリエチレンとする他は
、実施例１と同様にして表−１の結果を得た。
量平均分子量と数平均分子量の比であるＭ ｗ ７Ｍ
ｎが１１２である高圧法低密度ポリエチレンとする他は
、実施例１と同様にして表−１の結果を得た。
比較例 ３
ポリエチレン樹脂を、密度が０．９５４ ｇ／ａｙ’
、重量平均分子量と数平均分子量の比であるＭ ｗ ７
Ｍ ｎが７である低圧法高密度ポリエチレンとする他は
、実施例１と同様にして、表−１の結果を得た。
、重量平均分子量と数平均分子量の比であるＭ ｗ ７
Ｍ ｎが７である低圧法高密度ポリエチレンとする他は
、実施例１と同様にして、表−１の結果を得た。
表−１
表−１の結果から明らかなように、本発明の樹脂組成物
は開口性、透明性の優れた防両性フィルムを得ることが
できる。
は開口性、透明性の優れた防両性フィルムを得ることが
できる。
比較例１のごとく、密度が０．９２５ ｇ ／ｃａｔ３
より小さいポリエチレン樹脂を使用した場合は、開口性
に問題があった。また比較例２のごとく重量平均分子量
と数平均分子量の比であるＨＷ／Ｈｎが７より大きいポ
リエチレン、樹脂を使用した場合、及び比較例３のごと
く密度が０．９４０ ｇ ／ｃｐｎ”をこえるポリエチ
レン樹脂を使用した場合は開口性は良いものの、光学特
性が著しく劣る欠点があった。
より小さいポリエチレン樹脂を使用した場合は、開口性
に問題があった。また比較例２のごとく重量平均分子量
と数平均分子量の比であるＨＷ／Ｈｎが７より大きいポ
リエチレン、樹脂を使用した場合、及び比較例３のごと
く密度が０．９４０ ｇ ／ｃｐｎ”をこえるポリエチ
レン樹脂を使用した場合は開口性は良いものの、光学特
性が著しく劣る欠点があった。
本発明の防曇性フィルム用ポリエチレン樹脂組成物は、
開口性、透明性の優れた防債性フィルムを得ることがで
きる。したがって宵果物等の包装材として好適である。
開口性、透明性の優れた防債性フィルムを得ることがで
きる。したがって宵果物等の包装材として好適である。
特許出願人 旭化成工業株式会社
Claims (1)
- 密度が０．９２５〜０．９４０ｇ／ｃｍ＾３で、重量平
均分子量と数平均分子量の比であるＭｗ／Ｍｎが７以下
のポリエチレン樹脂と防曇剤とからなる防曇性フィルム
用ポリエチレン樹脂組成物
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63085329A JP2601509B2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | 防曇性フイルム用ポリエチレン樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP63085329A JP2601509B2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | 防曇性フイルム用ポリエチレン樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01259046A true JPH01259046A (ja) | 1989-10-16 |
| JP2601509B2 JP2601509B2 (ja) | 1997-04-16 |
Family
ID=13855597
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP63085329A Expired - Lifetime JP2601509B2 (ja) | 1988-04-08 | 1988-04-08 | 防曇性フイルム用ポリエチレン樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2601509B2 (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59105041A (ja) * | 1982-12-09 | 1984-06-18 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | ストレツチフイルム |
| JPS6178854A (ja) * | 1984-09-25 | 1986-04-22 | Takemoto Oil & Fat Co Ltd | ポリオレフイン樹脂への帯電防止性及び防曇性付与方法 |
| JPS6227446A (ja) * | 1985-07-29 | 1987-02-05 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | ポリオレフイン組成物 |
-
1988
- 1988-04-08 JP JP63085329A patent/JP2601509B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS59105041A (ja) * | 1982-12-09 | 1984-06-18 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | ストレツチフイルム |
| JPS6178854A (ja) * | 1984-09-25 | 1986-04-22 | Takemoto Oil & Fat Co Ltd | ポリオレフイン樹脂への帯電防止性及び防曇性付与方法 |
| JPS6227446A (ja) * | 1985-07-29 | 1987-02-05 | Mitsubishi Petrochem Co Ltd | ポリオレフイン組成物 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2601509B2 (ja) | 1997-04-16 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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