JPH01258183A - 地図表示システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明はコンピュータを使用した地図の表示システムに
関し、特に指定された住所が表示画面の中心となるよう
に地図を表示するシステムに関する。

（従来の技術） 従来、地図をコンピュータで表示する場合には、地図を
多数の線分（ベクトル）の集合、あるいは点の集合（イ
メージ）としてデータ化し、これをデータベースに蓄積
しておき、入力部による指示により読込まれた情報によ
り表示部に地図を表示する方式が公知である。

この場合、地図データを表示するにしても、あるいはデ
ータベースに蓄積するにしても、処理は例えば、地図帳
のページなど、ある単位をもって実行されている。

この単位で管理された地図データを用いである地点を表
示させようとする際には、その地点の含まれている地図
データの処理単位が表示の対象となる。

このようにして表示された地図は、指定された地点から
表示画面が開始される場合があるので、必ずしも指定さ
れた地点が表示画面の中心にはならない。よって、指定
された地点近辺の状況を見ようとしても、見たい地域が
表示画面の外になり、表示しきれないと云う場合があり
得る。

このため、従来の地図を表示する装置で、見たい地域が
表示画面に収まりきれない場合には、表示単位あるいは
移動量の指示によるスクロール機能を表示部、あるいは
制御部にもたせるように対処している。

（発明が解決しようとする課題） 上述した従来の地図表示システムは、指定された住所が
必ずしも表示画面の中心に表示されるとは限らないので
、指定された住所近辺を一目で見られないと云う欠点が
ある。

また、表示画面をスクロールして補うにしても、表示篇
Ｉ：データが読込まれた直後に、センタより他の希望す
るデータを再度、送信してもらうと云う処理が必要にな
ると云う欠点がある。

さらに、地図の表示単位ごとにスクロールする場合には
、地図が才ったく入れかわって表示されるため、以前に
表示されていた地図との関連性を何らかの形で記録して
おかない限り、全体図を把握し難いと云う欠点がある。

本発明の目的は、表示したい地図の指示を入力部で受付
け、地図データや属性データを蓄積部に蓄積するととも
に、入力部から指示された地図データを一時的に蓄積部
へ蓄積し、通信回線を介して入力部や表示部に対してデ
ータの送受信を行うとともに蓄積部より表示すべき地図
データを読込み、表示部に表示させる際に入力部より指
定された住所が表示部の画面の中心となるように制御す
ることにより上記欠点を除去し、全体図を容易に把握で
きるように構成した地図表示システムを提供することに
ある。

（課題を解決するための手段） 本発明による地図表示システムは入力部と、蓄積部と、
表示部と、通信部と、制御部とを具備して構成したもの
である。

入力部は表示したい地図の指示を受付けるためのもので
あり、蓄積部は地図の地図データや属性データを蓄積す
るためのものであり、表示部は入力部から指示された地
図データを表示するためのものである。

通信部は、通信回線を介して入力部や表示部に対してデ
ータの送受信を行うためのものである。

制御部は、蓄積部より表示すべき地図データを読込み、
表示部による表示の際に入力部より指定された住所が表
示部の画面の中心となるように制御するためのものであ
る。

（実施例） 次に、本発明について図面を参照して説明する。

第１図は、本発明による地図表示システムの一実施例を
示すブロック図である。

第１図において、１０１は制御部、１０２は通信部、１
０３は入力部、１０４は表示部、１０５は蓄積部である
。

第２図は、指定された住所が地図表示画面の中心となる
ように表示する際の地図データと、地図表示画面との関
連を示す説明図である。

第２図において、２００は入力部１０３により指定され
た住所、２０１は入力部１０３により指定された住所を
含む地図データの処理単位、２０２〜２０４はそれぞれ
入力部１０３により指定された住所が地図表示画面の中
心となるように表示させた場合に、当該表示範囲（−含
まれる処理単位２０１以外の地図データの処理単位、２
０５は入力＄１０３により指定された住所が地図表示画
面の中心となるように表示させた場合の表示範囲、２０
６は地図表示画面である。

まず、第１図について各部の動作を説明する。

入力部１０３は本システムで操作者との間でインターフ
ェースを行い、操作者の表示したい地図の指示など、各
要求の受付けを行う。入力部１０３の受付けた内容は、
通信部１０２を介して制御部１０１に渡される。通信部
１０２から要求を渡された制御部１０１は、その要求内
容が指定された在所の地図表示であれば、蓄積部１０５
に蓄えられている地図データを検索して読込み、これを
通信部１０２を介して表示部１０４へ渡す。

制御部１０１よりの地図データを受取った表示部１０４
は、このデータを画面上に表示する。

次に、第１図および第２図にもとづいて本発明の動作を
詳細に説明する。

操作者が入力部１０３により指定した住所は、通信部１
０２を介して制御部１０１に渡される。

この要求を受付けた制御部１０１は、まず最初に入力部
１０３により指定された住所２００の含まれている地図
データの処理単位２０１を蓄積部１０３より検索して読
込む。以下、地図データの処理単位を単に地図データと
呼ぶことにする。

入力部１０３により指定された住所２００を中心にして
表示画面２０６上に地図を表示するものとし、表示範囲
２０５に地図データ２０１〜２０４が部分的に含まれて
いるものとする。

勿論、入力部１０３　Ｃより指定された住所２００を含
む地図データ２０１が既に読込まれているので、制御５
１０１は地図データ２０１に隣接する地図データ群も蓄
積部１０５より検索して読込む。

これらの読込まれた地図データ２０１〜２０４を制御部
１０１で解析し、指定された住所２００を中心にして表
示画面２０６　（：地図を表示し、表示範囲２０５に含
まれる部分のみを抽出する。さらに制御＠１０１は、通
信部１０２を介して上記抽出された部分を表示部１０４
へ送信する。

表示部１０４では上記データを受信し、表示画面２０６
上にそのまま表示する。このようにして、入力部１０３
により指定された住所２００が表示画面２０６の中心に
なるように表示される。

（発明の効果） 以上説明したように本発明は、指定された住所が地図表
示画面の中心になるように表示させることにより、その
住所近辺の状況をスクロールしたり、あるいは隣接する
地図を表示し直したりすることなく、−目で把握するこ
とができると云う効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による地図表示システムの一実施例を
示すブロック図である。 第２図は、地図データと地図表示画面との関連を示す説
明図である。 １０１・・・制御＠　　　１０２−・・通信部１０３−
・・入力部　　１０４・・・表示部１０５・・・蓄積部
　　２００・・・住　所２０１〜２０４・・・処理単位 ２０５・・・表示範囲　２０６・・・地図表示画面特許
出願人　　日本電気株式会社 代理人　弁理士井　ノ　ロ　　　連 片１図 ２２図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　表示したい地図の指示を受付けるための入力部と、前
   記地図の地図データや属性データを蓄積するための蓄積
   部と、前記入力部から指示された前記地図データを表示
   するための表示部と、通信回線を介して前記入力部や前
   記表示部に対して前記データの送受信を行うための通信
   部と、前記蓄積部より表示すべき前記地図データを読込
   み、前記表示部による表示の際に前記入力部より指定さ
   れた住所が前記表示部の画面の中心となるように制御す
   るための制御部とを具備して構成したことを特徴とする
   地図表示システム。