JPH01258078A - 図形の接合装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） この発明は、ディジタル図面のデータベース化における
図形の接合装置に関する。

（従来の技術） 無限な広がりを持つ平面を分割して作成した地図のよう
な、二次元を記載した図面を計算機で管理するには、そ
の図面のファイル構成を一次元の文字・数値情報とは異
なった観点で考える必要がある。

ところが従来、地図などの空間的に広がりを持つ図面の
取り扱いは図形データに図面情報を付加して（アノテー
ション）管理していたに留まり、空間的な接合に関して
余り考慮は払われていなかった。　また、図面情報は図
形データのデータ構造とは違うタイプで表わされていた
。

（発明が解決しようとする課Ｍ） この様に従来の方式では、地図等の２次元図面を取り扱
う際に空間的な接合を考慮していないという欠点が有っ
た。

この発明では、任意の枚数からなる空間的に広がった図
面、例えば地図をデータベースとして管理する場合にデ
ータの構造化に関し、計算機に容易に実装することを目
的とする。

〔発明の構成〕

（課題を解決するための手段） 本発明では、図形データに付加する図面情報として１図
面の図郭の絶対座標、すなわち図郭情報を考えることに
する。図形ファイルの管理システムは、その図郭情報に
より、当該図面の平面的位置が分かる。従って、接合さ
せるファイル名と表示すイズが与えられれば容易にデー
タ変換がなされ複数図面の接合表示が可能となる。

この時、データ圧縮のため各図面は、図面毎に原点を決
めて、図形データは相対座標でベクトル化する。

（作　　用） 分割された個々の図面のディジタル図形データをファイ
リングする時にそれぞれの図面を全体からみた平面的な
位置、つまり各図面の４隅の絶対座標値を図形データと
同じデータ構造で表わした図郭情報をヘッダとして付加
する６ 任意の枚数の図面を接合表示するには、それぞれの図形
ファイルから図郭情報を取り出し、接合範囲全体の４隅
の絶対座標値を求める。この値と。

接合範囲を表示する時の表示すイズにより、自動的に縮
尺を計算する。

１７１形フアイル中の図形データは、その縮尺値と個々
の図面の７７１１点の絶対座標値によりデータ変換され
る。そして、このデータを表示することにより、複数図
面の接合表示が可能となる。

（実　施　例） 第１図はこの発明の一実施例の構成図を示す。

本装置は、地図等の成る平面領域の図面を所定の部分領
域ごとに分割し、各部分領域毎にその部分領域に含まれ
る図面の情報をディジタル化して図形データとし、さら
にこれらの図面の図郭情報つまり平面的位置を図形デー
タと同じ形式で、ヘッダーとしてデータベース化するフ
ァイル化処理機能と、このデータベース化された上記各
部分領域の図形データを上記図郭情報に従って管理して
登録記録する２次元図形データベースを備えている。

図形ファイルに格納される各部分領域の図形データは、
その部分領域にｊ９いて、定めらねた原点を基準として
、ディジタル化された局所座標で表現したベクトルデー
タとなっている。

そして、これらの局所図面情報の全体に対する位置関係
は各図形データのへラダーとして付けられた図郭情報で
示される。

実際、接合させろ図面の図形ファイル名が与えられたな
らば、まずそれらの図形ファイルの図郭情報の中から最
大値（工ｖａａ＊ｔ　”／＋ｍａｘ）と最小値（工、□
＋　Ｖ＋ｗ＋ｎ＞　を求める。

接合される範囲は、（工、。＊　’／ｍｔｎ）＋　（工
１１１ＬＩＩ　ＴＶ＋１ｌＸＬ　（：］：ｆｆ１ａＸ＋
　Ｖ’ｍ（ｎＬ　（工ｍａＸ＋　？ｍａｘ）の４点に囲
まれた領域となる。

次に表示装置の情報として表示すイズ（Ｑｘ　Ｘ　Ｑｖ
）がＬｊえられれば図郭情報の最大値、最小値より縮尺
が容易に求められる。

第２図に示すように個々の図形データは、図面の左下を
原点（Ｔｎ、？ｎ）とした局所座標系（工、。

？　３　）で表わされ、各図面の図郭座標は、絶対座標
系（工＋、”／＋）で表オ〕されている。また図郭情報
の最小値（工ｍｉｎ＋　Ｖ＋＋＋ｉｎ）を原点とする接
合範囲内の座標系（工２．ν２）が存在する。

接合範囲の座標系（工２．’／２）で、各図面の原点（
工ｏ、Ｖｏ）は（工。−工ｍｌｎ＋　４ｔｏ　−１／ｗ
ｉｎ）である。

従って、各図面上の任意の点（工ＩＩ／）は、接合範囲
の座標系（工２．ν２）では（工＋（工。−工ｍ１ｎ）
　＋ν＋（ｙ−０−？−Ｌｎ））と表わされ、これが接
合データとなる。

この結果は、前記縮尺を用いて、表示装置に表示される
。

尚１本発明は本実施例に限定されるものではＦ！！！い
。例えば第３図に示す様に縮尺の異なる地図の接合も自
動的に行なえる。例えば１／２５００と１１５０００の
国土基本図が根在している現実では管理が著しく容易に
なる。

又、地図投影を行う場合局所的な処理が容易になる。

〔発明の効果〕

本発明によれば１分割された個々の図面は独立に座標系
をもっているため、図形データはデータ長が小さくて済
みファイル容量菱節約窃図られる。

Ｊ　　ｌ　　　　　ルぐ 又、図形ファイル中に、図面の図郭情報奏もったｔ め、接合表示のための縮尺計算及びデータ変換が自動的
になされろ。更に図郭情報を図形データと同じデータ構
造で持っているため取り扱いが統一的に行えデータベー
ス管理が容易になる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図は図面の絶
対座枕系、接合範囲座標系、局所座標系との関係を示す
図、第３図は縮尺の異なる地図の接合の様子を示す図で
ある。 代理人　弁理士　則　近　憲　佑 同　　松山光之 第１図 第２図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　分割図面上でのベクトル化した図形データ及び該当す
   る分割図面の平面的な位置関係を示す図郭情報を収容し
   た図形ファイルと、図形の接合範囲を与える手段と、与
   えられた接合範囲から接合に必要な分割図面を求める手
   段と、前記図形ファイルから接合に必要な分割図面の図
   形データ及び図郭情報を読み出し、これに従って図形の
   接合を行なう手段とを具備したことを特徴とする図形の
   接合装置。