JPH01256514A - エポキシーけい素樹脂組成物及びその硬化物 - Google Patents

エポキシーけい素樹脂組成物及びその硬化物

Info

Publication number
JPH01256514A
JPH01256514A JP8366288A JP8366288A JPH01256514A JP H01256514 A JPH01256514 A JP H01256514A JP 8366288 A JP8366288 A JP 8366288A JP 8366288 A JP8366288 A JP 8366288A JP H01256514 A JPH01256514 A JP H01256514A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
epoxy
silicon
resin
epoxy resin
resin composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP8366288A
Other languages
English (en)
Inventor
Takumi Shirataki
白滝 巧
Toshio Shiobara
利夫 塩原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHINETSU KASEI KK
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Original Assignee
SHINETSU KASEI KK
Shin Etsu Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHINETSU KASEI KK, Shin Etsu Chemical Co Ltd filed Critical SHINETSU KASEI KK
Priority to JP8366288A priority Critical patent/JPH01256514A/ja
Publication of JPH01256514A publication Critical patent/JPH01256514A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 及1上立■旦分互 本発明は、低熱膨張率かつ高機械的強度を有し、耐クラ
ツク性に優れ、しかも電気特性や成形性等の特性が良好
なエポキシ−けい素樹脂組成物及びその硬化物に関する
の   び lが ′ しようとする 従来、エポキシ−シリコーン樹脂組成物としては1例え
ば)Si−OH基含有オルガノシリコーン化合物、エポ
キシ化合物、アルミニウム化合物。
) S i −H基含有オルガノシリコーン化合物から
なる組成物(特公昭53−29720号公報)や、) 
S i −OH基含有有機珪素化合物、エポキシ化合物
、特定の数種のアルミニウム化合物から選択されるアル
ミニウム化合物からなる組成物(特開昭51−1187
28号公報)等が知られている。
これらエポキシ−シリコーン樹脂組成物は、エポキシ樹
脂組成物に比較してその硬化物の電気特性、特に高温状
態における電気特性が格段に優れている反面、熱膨張係
数が大きく1機械的強度が弱いために耐クラツク特性に
劣るという欠点があり1例えば半導体素子の封止樹脂と
して使用した場合、成形硬化時の収縮や熱冷却時の素子
と封止樹脂との熱膨張係数の差が原因となってボンディ
ングワイヤの断線や樹脂クラックが発生し易い。
このため従来のエポキシ−シリコーン樹脂組成物は、昨
今の半導体素子の高集積度化IC,LSIや発熱量の大
きいパワー素子等の樹脂封止として耐クラツク性の面で
信頼性が著しく低いものである。
そこで、エポキシ−シリコーン樹脂組成物の上記欠点を
改善して耐クラツク性を高めるため、4!l脂の熱膨張
係数、特に初期線膨張係数(α□)を小さくする方法、
ガラス転移温度(Tg)を高くする方法、樹脂の弾性率
を小さくする方法等が提案され1例えば低熱膨張、高ガ
ラス転移温度化を促進する方法としては熱膨張係数の小
さい充填剤の含有率を上げることが行なわれる。しかし
、充填剤量を増加させると、成形性、特に樹脂の流動特
性が低下すると共に、高弾性率化を伴い、逆に耐クラツ
ク性の低下を招き易い、更に、触媒活性の大きい触媒を
採用したり、多官能樹脂を採用して樹脂の架橋密度を上
げ、ガラス転移温度を高めることも行なわれるが、この
方法も樹脂成形物の高弾性率化、硬化及び流動特性の悪
化を招き易く、耐クラツク特性にとって負効果となり易
い。また、樹脂の低弾性率化については、樹脂自体の弾
性率を下げると、それと共に樹脂のガラス転移温度が下
がってしまうという不利がある。
本発明は上記事情に鑑みなされたもので、電気特性や成
形性等の特性が良好である上、低熱膨張率かつ高機械強
度を有し、耐クラツク性に優れた硬化物を与えるエポキ
シ−けい素樹脂組成物及びその硬化物を提供することを
目的とする。
を ゛するための手  (jJl−川一本発明者らは上
記目的を達成するため鋭意検討を重ねた結果、エポキシ
樹脂と、アルケニル基含有エポキシ樹脂と下記式(1) %式%(1) (但し、式中Rは置換又は非置換の1価炭化水素基、a
は0.01〜0.1、bは1.8〜2.2.1 、8 
< a 十b < 2 、3であり、また1分子中のけ
い素原子数は20〜500の整数であり、けい素原子に
直接結合する水素原子数は1〜5の整数である。) で示されるオルガノポリシロキサンとの付加反応により
得られる共重合体と、特定のフェニル基含有オルガノシ
ラン又はオルガノポリシロキサン、即ちけい素原子(S
i)とけい素原子に直結する置換又は非置換の14f!
ia化水素基(R′)との比(R’/Si)が1〜1.
6であり、けい素原子(Si)とけい素原子に直結する
フェニル基(Ph)との比(ph/Si)が0.2〜1
であり、かつけい素原子に直結する水酸基含有量が全体
の5〜33重量%であると共に、軟化温度が40〜12
0℃であるフェニル基含有オルガノシラン及びオルガノ
ポリシロキサンから選ばれるけい素化合物とを組み合わ
せることにより、成形性に優れたエポキシ−けい素樹脂
組成物が得られると共に、熱膨張係数が低い上に機械的
強度が高く、耐クラツク性が著しく改善された硬化物が
得られ、しかもこの硬化物は電気特性が良好であること
を知見し、本発明をなすに至った。
従って、本発明は、 (イ)エポキシ樹脂と。
(ロ)アルケニル基含有エポキシ樹脂と上記式(1)で
示されるオルガノポリシロキサンとの付加反応により得
られる共重合体と、 (ハ)上記フェニル基含有オルガノシラン及びオルガノ
ボリシロキサンから選ばれるけい素化合物と、 (ニ)充填剤と、 (ホ)硬化触媒 とを配合してなることを特徴とするエポキシ−けい素樹
脂組成物及び上記エポキシ−けい素樹脂組成物を成形、
加硫することにより得られる硬化物を提供する。
以下、本発明につき更に詳述する。
本発明のエポキシ−けい素樹脂組成物を構成する(イ)
成分のエポキシ樹脂は、種々選択し得1例えばフェノー
ルノボラック型、クレゾールノボラック型、ビスフェノ
ールAグリシジルエーテル型。
グリシジルアミン型、線状脂肪族、脂環式、′Pi素環
式、ハロゲン化、三核体等のエポキシ樹脂の1種又は2
種以上を使用することができるが、これらの中ではノボ
ラック型エポキシ樹脂が好ましい。
また、本発明において、(ロ)成分として配合する共重
合体は、アルケニル基含有エポキシ樹脂と上記(1)式
のオルガノポリシロキサンとの付加反応により得られる
反応生成物である。
ここで、アルケニル基含有エポキシ樹脂としては、アル
ケニル基含有フェノール樹脂をエピクロルヒドリンによ
りエポキシ化したり、従来公知のエポキシ樹脂に2−ア
リルフェノール等を部分的に反応させたりすることなど
により得ることができ、芳香族環を有するアルケニル基
含有エポキシ樹脂が好ましく、特にアルケニル基を含有
したエポキシ化フェノールノボラック樹脂、エポキシ化
グレゾールノボラック411脂が好ましい。具体的には
下記式(2)〜(4)の化合物などが挙げられる。
・・・・・・(2) (但し、上記(2)〜(4)式中P+ qはそれぞれ通
常1<p<10.1<q<3の正数である。)で示され
る化合物が例示される。
更に、上記(1)式で示されるオルガノポリシロキサン
としては、1分子中に少なくとも1個の)SiH基を有
するものであればよいが、Rの置換又は未置換の一価炭
化水素基としてメチル基。
エチル基等のアルキル基、フェニル基等のアリール基、
ハロアルキル基、シクロアルキル基などが挙げられ、特
に両末端ハイドロジエンメチルポリシロキサン、両末端
ハイドロジエンメチルフェニルポリシロキサン、両末端
ハイドロジエンメチル(2−トリメトキシシリルエチル
)ポリシロキサン等が好適に使用できる。
具体的には下記(5)〜(9)の化合物などが挙げられ
る。
またこの場合、(1)式のオルガノポリシロキサンの重
合度は20〜500、好ましくは30〜300の範囲で
あることが必要であり、重合度が20未満では組成物に
十分な可撓性を付与することも高いガラス転移温度(’
I”g)を得ることもできず、また重合度が500を超
えると共重合体を得ることが合成技術上極めて困難であ
り、仮に共重合体が得られたとしてもその共重合体は組
成物の成分中に分散し難いものとなって本発明の目的を
達成し得ない。なお、オルガノポリシロキサンは、一般
に同一シリコーン含有量の場合1重合度が大きくなるに
従って耐クラツク性、高ガラス転移点化には好結果を与
えることができるが、分散性、素子との密着性が低下す
る傾向がある。この分散素子との密着性を改良するため
に、例えば上記(9)式で示されるような側鎖に−c、
)(、5i(OCH3)3、−CH,−CH,C00C
H,5i(OCH3)3、などの基を導入することが有
効であり、望ましい。
本発明のエポキシ樹脂組成物に配合する共重合体は、上
記アルケニル含有エポキシ樹脂と式(1)の) S i
 H基を持つオルガノポリシロキサンとを従来公知の付
加触媒1例えば塩化白金酸のような白金系触媒の存在下
で加熱反応させることによって得ることができる2上記
共重合体は、エポキシ樹脂組成物中のエポキシ樹脂(硬
化性エポキシ樹脂)に相溶することなく、かつ微細な海
鳥構造をとることが高ガラス転移点、低膨張係数でしか
も耐クラツク性に優れたエポキシ樹脂組成物を得ること
にとって望ましく、このために共重合体の溶解度パラメ
ーターを7.3〜8,5.特に7,6〜8.2とするこ
とが好ましい。上記溶解度パラメーターの共重合体を得
るためには、オルガノポリシロキサンの) S i H
当量をX、アルケニル基含有エポキシ樹脂の分子量をY
とした場合、0.7<X/Y<7の範囲で反応させるこ
とが好ましい。
次に、本発明組成物を構成する(ハ)成分のけい素化合
物は、フェニル基含有オルガノシラン及び/又はフェニ
ル基含有オルガノポリシロキサンであり、その分子中の
けい素原子(Si)とけい素原子に直結する置換又は非
置換の一価炭化水素基(R′)との比(R’/Si)が
1〜1.6で、しかもけい素原子(Si)とけい素原子
に直結するフェニル基(ph)との比(Ph/Si)が
0.2〜1であり、かつけい素原子に直結する水酸基含
有量が全体の5〜33重量%であると共に、軟化温度が
40〜120℃であるものが用いられる。
R′のけい素原子に直結する置換又は非置換の1価炭化
水素基としては、メチル基、エチル基等のアルキル基、
フェニル基等のアリール基、ハロアルキル基、シクロア
ルキル基などが挙げられる。
ここで、フェニル基含有オルガノシランとしてはC,H
5S i(01()、等が挙げられる。
また、フェニル基含有オルガノポリシロキサンとしては
、例えばシロキサン低位としてCH,SiO□、、、 
C,I−I、SiO工、51 C,H7SiO,、、。
Cf(2=CH8iO4,5,CGH5Sin、、、。
CQ、CH2CH25iO,、、など、更にはR’/S
i比、Ph/Si比、水酸基含有量及び軟化温度がE記
範囲内である限りにおいて、(CH,)2S iO。
(C2H,)、SiO,(C,H7)、SiO,(CH
2CH2,5ins(Csiis)zstoy (CH
3)(CH,=CH)Sin。
(CH,)(C,H,)SiO等のシロキサン単位持つ
ものなどが挙げられ、これら単位中にSiO□単位やメ
トキシ基、エトキシ基、プロポキシ基等のアルコキシ基
などを含んでいるものでもよい。フェニル基含有オルガ
ノポリシロキサンは、相当するオルガノハロシランやア
ルコキシシランの1種又は2種以上を原料として使用し
、最終的に得られるシリコーン樹脂が上記条件の範囲内
になるように常法に従って加水分解、縮合反応を行なう
ことで得ることができる。
なお、上記(イ)成分の配合量は40〜85部(重量部
、以下同じ)、(ロ)成分の配合量は1〜50部、(ハ
)成分の配合量は10〜40部とすることが好ましく、
これら(イ)、(ロ)、(ハ)成分の合計が100部に
なるようにすることが好ましい。
(ロ)成分の配合量が1部未満であると組成物の耐クラ
ツク性が十分に改良されない場合があり。
50部を超えると組成物の機械的強度が低下する場合が
ある。また、(ハ)成分の配合量が10部より少ないと
組成物が硬化しない場合があり、40部より多いと機械
的強度が弱くなったり、膨張係数が大きくなる場合があ
る。
更に、本発明で使用される(二)成分の充填剤としては
特に限定されないが、無機質充填剤か好適に使用し得、
例えばけいそう土、フユーム1−シリカ、石英等の無定
形又は結晶形シリカ系充填剤、けい酸アルミニウム、け
い酸マグネシウム、けい酸ジルコニウム等のけい酸塩類
で代表される非シリカ系充填剤、ガラス繊維ウオルスタ
ナイト、カーボン繊維等の繊維状充填剤などを挙げるこ
とができる。なお、充填剤の添加量は(イ)、(ロ)、
(ハ)成分の合計量100部に対して1000部以下、
特に100〜1000部が好適である。
また、(ホ)成分の硬化触媒には公知の硬化触媒、具体
的にはアルミニウムアルコラード類、アリールアルミネ
ート類、1〜リアルコキシド類、アルミニウムトリアシ
レート類、アルミニウムトリアルコキシド類等の各種塩
類、アルミニウムキレ−1・触媒などが使用し得るが、
中でもアルミニウムアセチルアセ1−ン塩、安息香酸ア
ルミニウム、ステアリン酸アルミニウムが好適に用いら
れる。この硬化触媒の添加量は、組成物を硬化させるの
に十分な量であり、適宜選定されるが、上記(イ)。
(ロ)、(ハ)成分の合計量100部に対して0.1〜
10部とすることが好ましい。
本発明の組成物は、上記必須成分に加えて本発明の効果
を妨げない範囲で任意成分としてその他の各種添加剤を
配合してもよく、その他の添加剤としては1例えばカー
ボンブラック等の顔料、染料、酸化防止剤、難燃化剤、
ワックス類、ステアリン酸やその金属塩等の離型性付与
剤、樹脂成分と無機質充填剤との結合を高めるための各
種カーボンファンクショナルシラン等が挙げられる。
本発明のエポキシ−けい素樹脂組成物は、上述した成分
の所定量を均一に攪拌、混合し、熱2本ロールやエクス
トルーダ等で混練した後、冷却、粉砕するなど通常の樹
脂組成物を得る場合と同様の方法で得ることができる。
このようにして得られた本発明のエポキシ−けい素樹脂
組成物は、成形材料、粉体塗装溶材料などとして好適に
使用し得るほか、IC,LSI。
トランジスタ、サイリスタ、ダイオード等の半導体装置
の封止用材料やプリ21〜回路板製造時の材料などとし
て有効に使用できる。
ここで、本発明の組成物を使用する場合は、組成物を常
法に従って成形、加硫することにより硬化するものであ
り、例えば本発明組成物を用いて半導体装置の封止を行
なう際にはトランスファ成形、インジェクション成形、
注型法など従来からエポキシ樹脂成形法として採用され
ている方法で成形し、加硫することができる。なお、成
形、加硫条件は適宜選択し得るが、成形温度は150・
〜180℃、加硫は150〜180℃の温度で2〜16
時間程度行なうことが好ましい。
光−明!紹1袈 以上説明したように、本発明のエポキシ−けい素樹脂組
成物は、硬化物の熱膨張係数が低い4二に機械的強度が
高く、耐クラツク性に優れており、しかも電気特性や成
形性等の特性が良好である。
従って、本発明組成物は、特に半導体素子の高集積度化
IC,LSIや発熱量の大きいパワー素子等の封止樹脂
として最適である。
以下、実施例及び比較例を挙げて本発明を具体的に説明
するが、本発明は下記実施例に制限されるものではない
〔実施例、比較例〕
エポキシ当量が200であるエポキシ化クレゾールノボ
ラック樹脂A−1(EOCN  1020  日本化薬
社製)81.2部、下記式(lO)・・・・・・(10
) で示される共重合体組成物(重合度n=60)B−15
,0部、 C11H5Si(OH)x テ示すれルシラ
/−ルC−113.8部、結晶シリカ400部、シラン
カップリング剤(KBM−403信越化学社製)1部、
カーボンブラック1部、カルナバワックス1部、ステア
リン酸亜鉛Q、5部、安息香酸アルミニウム1.0部を
熱2本ロールで1分混練した。
次に、この組成物を成形温度175℃、成形圧カフ0k
g/aiの成形条件で成形し、エポキシ−けい素樹脂組
成物の成形体(実施例1)を得た。
更に、上記と同様の方法で第1表に示す組成の樹脂を用
いて第2表の通りに配合して成形体(実施例2〜12、
比較例1〜5)を得た。
得られた成形物の試験片を180℃で4時間ポストキュ
アーして硬化物を得た後、下記方法で試験を行ない、各
種性能を評価した。
臥鼓方L− (+)スパイラルフロー値 EMMI規格に準じた金型を使用して175℃70kg
/−の条件で測定した。
(■)パーコール硬度 パーコール硬度計935にて」り定した。
(Ill)耐クラツク性 9、OX4.5X0.5部m大のシリコンチップを14
ビンICフレーム(4270イ)に接着し、これにエポ
キシ−けい素樹脂組成物を上記成形方法で成形した後、
−65℃30分から室温5分〜150℃30分の温度サ
イクルを繰り返して樹脂クラックの発生率を測定した。
(IV)曲げ強度 JIS  K  6911に準じて、室温及び175℃
雰囲気で測定した。
(V)加熱減量 エポキシ−けい素樹脂組成物を上記成形方法で成形した
後、180℃雰囲気中での重i減少率を測定した。
(■)体積抵抗率 JISK6911に準じて、室温及び150℃雰囲気で
測定した。
結果を第3表に示す。
第     1     表 第  2−1  表 第  2−2  表 第3表の結果より、(io)式の共重合組成物を含有し
ないエポキシ−けい素樹脂組成物(比較例1〜4)は耐
クラツク性に劣るが1本発明組成物は耐クラツク性が高
く、しかも成形性、電気特性、機械的強度、熱膨張等の
特性が良好であることが確認された。
出願人  信越化学工業株式会社(ほか1名)代理人 
 弁理士  小 島 隆 司

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(イ)エポキシ樹脂と、 (ロ)アルケニル基含有エポキシ樹脂と下記式(1)▲
    数式、化学式、表等があります▼・・・・・・(1) (但し、式中Rは置換又は非置換の1価炭化水素基、a
    は0.01〜0.1、bは1.8〜2.2、1.8<a
    +b<2.3であり、また1分子中のけい素原子数は2
    0〜500の整数であり、けい素原子に直接結合する水
    素原子数は1〜5の整数である。) で示されるオルガノポリシロキサンとの付加反応により
    得られる共重合体と、 (ハ)けい素原子(Si)とけい素原子に直結する置換
    又は非置換の1価炭化水素基(R′)との比(R′/S
    i)が1〜1.6であり、けい素原子(Si)とけい素
    原子に直結するフェニル基(Ph)との比(Ph/Si
    )が0.2〜1であり、かつけい素原子に直結する水酸
    基含有量が全体の5〜33重量%であると共に、軟化温
    度が40〜120℃であるフェニル基含有オルガノシラ
    ン及びオルガノポリシロキサンから選ばれるけい素化合
    物と、 (ニ)充填剤と、 (ホ)硬化触媒 とを配合してなることを特徴とするエポキシ−けい素樹
    脂組成物。 2、請求項1記載のエポキシ−けい素樹脂組成物を成形
    、加硫することにより得られる硬化物。
JP8366288A 1988-04-05 1988-04-05 エポキシーけい素樹脂組成物及びその硬化物 Pending JPH01256514A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8366288A JPH01256514A (ja) 1988-04-05 1988-04-05 エポキシーけい素樹脂組成物及びその硬化物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8366288A JPH01256514A (ja) 1988-04-05 1988-04-05 エポキシーけい素樹脂組成物及びその硬化物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01256514A true JPH01256514A (ja) 1989-10-13

Family

ID=13808666

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8366288A Pending JPH01256514A (ja) 1988-04-05 1988-04-05 エポキシーけい素樹脂組成物及びその硬化物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01256514A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02281023A (ja) * 1989-04-21 1990-11-16 Sumitomo Bakelite Co Ltd 硬化性エポキシ樹脂組成物

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02281023A (ja) * 1989-04-21 1990-11-16 Sumitomo Bakelite Co Ltd 硬化性エポキシ樹脂組成物

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5516858A (en) Epoxy group-containing silicone resin and compositions based thereon
US5952439A (en) Epoxy group-containing silicone resin and compositions based thereon
US8309652B2 (en) Curable silicone composition and cured product therefrom
EP2061839B1 (en) Curable silicone composition and electronic component
EP0201176B1 (en) Thermosetting resin composition
JPH05295084A (ja) 硬化性樹脂組成物
KR100591671B1 (ko) 반도체 캡슐화 에폭시 수지 조성물 및 반도체 장치
EP0507603B1 (en) Thermosetting resin compositions and their manufacture
JPH06298897A (ja) 硬化性樹脂組成物
JPH0791475B2 (ja) 硬化性樹脂組成物
US5190995A (en) Naphthalene ring containing epoxy resin composition and semiconductor device encapsulated therewith
JPH0627180B2 (ja) エポキシ樹脂組成物及び半導体装置
TWI793340B (zh) 半導體封裝用熱固性樹脂組合物和半導體裝置
JPS6284147A (ja) エポキシ樹脂組成物
JPS62212417A (ja) エポキシ樹脂組成物
CN101517004B (zh) 可固化的硅氧烷组合物及其固化体
US5225484A (en) Epoxy resin compositions and cured products thereof
JPH01256514A (ja) エポキシーけい素樹脂組成物及びその硬化物
JPH0346486B2 (ja)
JPS63238123A (ja) エポキシ樹脂組成物
JP4111290B2 (ja) 硬化性有機樹脂組成物
JP2680351B2 (ja) 封止用樹脂組成物
JPH0267312A (ja) エポキシ樹脂組成物
JP3201487B2 (ja) 半導体封止用樹脂組成物
JPH0618852B2 (ja) エポキシ樹脂組成物