JPH01256338A - ポケットパンの市販用加工生地 - Google Patents

ポケットパンの市販用加工生地

Info

Publication number
JPH01256338A
JPH01256338A JP8245388A JP8245388A JPH01256338A JP H01256338 A JPH01256338 A JP H01256338A JP 8245388 A JP8245388 A JP 8245388A JP 8245388 A JP8245388 A JP 8245388A JP H01256338 A JPH01256338 A JP H01256338A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dough
pocket
hot plate
selling
market
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP8245388A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Niwa
丹羽 勤
Jiro Yoshikawa
吉川 次郎
Masami Murakami
村上 政美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIKISHIMA SEIPAN KK
Original Assignee
SHIKISHIMA SEIPAN KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIKISHIMA SEIPAN KK filed Critical SHIKISHIMA SEIPAN KK
Priority to JP8245388A priority Critical patent/JPH01256338A/ja
Publication of JPH01256338A publication Critical patent/JPH01256338A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bakery Products And Manufacturing Methods Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、エジプトや中近東諸国においてバラデイ、ク
ブス、クマグ、アルマニイ又はビタ等と称されているポ
ケットパンに関する。
(従来の技術) ポケットパンは、小麦粉を主原料とする扁平な生地を焼
成し、その際にポケットのような中空の袋状に膨化させ
ることを身上としており、その中空部に肉や野菜を詰め
て食することができるようになっている。
そして焼成の際の上記したような膨化は、急激な加熱に
よって生地の中心部の水分を短時間のうちに気化させ、
その水蒸気の膨圧によって起させるものである。
このような点から従来は、450〜500℃程度の極め
て高い雰囲気温下で短時間(60〜90秒程度)のうち
にポケットパンの焼成を行なう必要がある、とされて来
た。事実、200〜300℃程度の雰囲気瀉下で焼成し
ても、膨化が不均一となり、あるいは十分な膨化を得ら
れないのが通常であった。
(発明が解決しようとする課題) ところで、近時に至り、消費者がいわゆるホームメイド
のパンを歓迎する傾向がある。そしてポケットパンにつ
いても、その生地を購入して家庭で焼上げたいと言う要
求が出て来ている。
しかし、通常の家庭で備えているパン焼成用の器具、例
えばオーブントースタ−等はその加熱温度の上限が25
0〜280℃程度であり、これらの3具によってポケッ
トパンの生地を焼成しても十分な膨化を起させることが
できない。従って、ホームメイドのポケットパンを望む
消費者の要求に、事実上、応えることができなかった。
そこで本考案は、かかる消費者の要求に応えることを課
題とする。
(課題を解決するための手段) 上記の課題を解決するための手段は、扁平なポケットパ
ンの生地をホットプレートの接触加熱法で仮焼きするこ
とにより、比較的低温の焼成で膨化し得るように加工し
たポケットパンの市販用加工生地を提供することである
上記の手段において、仮焼きに供されるポケットパンの
生地は、小麦粉、水の他にイースト、食塩等の各種の公
知の生地用成分や添加物を含み(qる。又、仮焼きに供
される前に、原料のミキシング、醗酵、成型等の前処理
工程を経るが、前処理工程の秤類、処理条件J3よび各
工程の順序は問わない。
ホットプレートとは、平坦な加熱面を漏えた加熱用部材
を言い、金属製のものや板状のものに限らない。接触加
熱法とはホットプレートの加熱面を扁平な生地の平面部
分に接する状態で加熱することを言う。
仮焼きにおける生地の加熱条件は、生地の厚さ、ホット
プレートの材質の相違等の種々のファクターを勘案して
決定されるので、−律に限定することができない。しか
し、生地の中心部である程度の水蒸気が発生して、これ
に基づく多数の小空胞(目に見える大きさとは限らない
)が形成される程度の加熱が適当である。接触加熱法に
よって仮焼きすることから、生地への熱の伝達効率が良
く、従って比較的低い温度に加熱したホットプレートに
よっても上記の目的が有効に達成される。生地の重量が
50g、厚さが10M1程度である場合、一般的には1
50〜250℃程度に加熱したホットプレートで10〜
30秒間程度加熱することが適当であるが、特に190
℃、20秒間程度の設定が望ましい。
仮焼きの条件の設定や、生地への添加物の選択によって
は、生地の表面を仮焼きによって褐色に焼くこともでき
、生地の地色(通常は白色)をそのまま推持することも
できる。接触加熱法によると、生地の表面が若干乾燥、
固化して包装材に粘着あるいは付着しない生地となるが
、特に生地の地色を維持する場合、外観、手触りの点で
は通常のポケットパンの生地とほとんど異ならない。
仮焼きした生地は、密封包装したり、短時間の加熱滅菌
を行なったりして、消費者の手許に渡るまでの間の保存
性の確保を図ることができる。
(作 用) 仮焼きの際、生地の中心部で前記のようにある程度の小
空胞の形成が行なわれる。一方、生地の表面部はホット
プレートにある程度のカで圧接されるため、やや緻密に
圧縮された、水蒸気を透過し難い皮膜層が形成される(
外観や手触りではほとんど分らない。)。
このため、後に家庭においてこの市販用加工生地を20
0〜250℃程度の比較的低温の条件で焼成しても、皮
膜層によって水蒸気が外部へ逃げないために有効な水蒸
気の膨圧が得られ、しがち既に存在する小空胞が成長し
て互い連絡することにより生地の中心部に容易に袋状の
空洞部を形成するので、水蒸気の膨圧がある程度弱くて
も十分な膨化が起る。
(実施例) 次に本発明の一実施例を説明する。
まず、強力粉70重学部、生イースト2重量部、水40
重量部からなる中種と、強力粉30重間部、食塩1,5
重量部、水23重置部、ショートニング2重量部からな
る生地とをミキサ゛−で7分間ミキシングした。
次いで60分間放置してイーストによる醗酵やデンプン
の吸水等を図った。
そして生地を50g単位に分割し、10分間寝かせた後
、それぞれ直径が約150m、厚さが10〜12ffi
lI+程度の扁平な円板形に成型し、再度20分間寝か
せた。以上は全て生地の前処理工程である。
1)0処理を終えた扁平なポケットパンの生地を190
℃に加熱した鉄板の間に20秒間挟みつけて仮vlきを
行なった。このとき、生地の中心部の温度は90℃に達
した。即ち、生地中の自由水分が強制的に気化される直
前の状態である。
上記のように仮焼きしたものを第1群〜第3群に分け、
それぞれ次のように処理した。
第1群は仮焼きの後、そのまま家庭用オーブントースタ
−で230℃の雰囲気渇下に焼成した。
すると、5〜15秒間の加熱によりそれぞれ十分に膨化
した。
第2群は、仮焼きの後、−旦冷却し、−週間程度保存し
た後に第1群と同様の条件で焼成した処、概ね1分以内
に、それぞれ十分に膨化した。
第3群は、生地の保存処理による膨化力への影響を検べ
るため、第3群△と第3群Bとに分けてそれぞれ以下の
処理を行なった。
第3群Aは仮焼きの後、公知の脱酸素剤を入れた袋に密
封し、1ケ月間冷蔵した後、取出して第1群と同様の条
件で焼成した。これらも十分な膨化が認められた。
第3群Bは仮焼きの後、所定の材料のプラスチックフィ
ルムで密封包装し、120℃の温度下で10分間の滅菌
加熱を行なった。そして数週間常温保存した後、包装か
ら取出し、第1群と同様の条件で焼成した。これらも十
分な膨化が認められた。
以上の結果から、本発明のポケットパンの市販用加工生
地は、常温下で、あるいは冷蔵状態で流通に供しても、
膨化力を維持することが明らかになった。
なお、オーブントースタ−以外の家庭用のパン焼成器具
、即ち電子レンジやポツプアップトースターを用いた場
合も、結果は同様であった。
(発明の効果) 本発明のポケットパンの市販用加工生地は、高温焼成が
困難な家庭用のパン焼成器具によっても一1分に膨化し
た焼土がりを実現できる。しかも、通常の生地とほとん
ど異ならない外観や手触りを保ったままで消費者に提供
できる。
従って、ホームメイドのポケットパンを楽しみたいと言
う消費者の要求に応えることができる。
出願人   敷島製パン株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 扁平なポケットパンの生地をホットプレートの接触加熱
    法で仮焼きすることにより、比較的低温の焼成で膨化し
    得るように加工したことを特徴とするポケットパンの市
    販用加工生地。
JP8245388A 1988-04-04 1988-04-04 ポケットパンの市販用加工生地 Withdrawn JPH01256338A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8245388A JPH01256338A (ja) 1988-04-04 1988-04-04 ポケットパンの市販用加工生地

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8245388A JPH01256338A (ja) 1988-04-04 1988-04-04 ポケットパンの市販用加工生地

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01256338A true JPH01256338A (ja) 1989-10-12

Family

ID=13774938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8245388A Withdrawn JPH01256338A (ja) 1988-04-04 1988-04-04 ポケットパンの市販用加工生地

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01256338A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013027372A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Niigata Univ 紙容器入りパン及びその製造方法
JP2019170168A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 日本製粉株式会社 過熱水蒸気を使用した焼成ポケットブレッドの製造方法
JP2020022368A (ja) * 2018-08-06 2020-02-13 日本製粉株式会社 過熱水蒸気を使用した半焼成ポケットブレッドの製造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013027372A (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 Niigata Univ 紙容器入りパン及びその製造方法
JP2019170168A (ja) * 2018-03-27 2019-10-10 日本製粉株式会社 過熱水蒸気を使用した焼成ポケットブレッドの製造方法
JP2020022368A (ja) * 2018-08-06 2020-02-13 日本製粉株式会社 過熱水蒸気を使用した半焼成ポケットブレッドの製造方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08503619A (ja) 高率ベーキング組成物
JPH01256338A (ja) ポケットパンの市販用加工生地
CA1054433A (en) Manufacture of frozen batter-coated foodstuffs
JP6906869B2 (ja) 過熱水蒸気を使用した焼成済み冷凍フラットブレッドの製造方法
JP6896351B2 (ja) 過熱水蒸気を使用した焼成ポケットブレッドの製造方法
JP3583549B2 (ja) 多孔性含水小麦粉食品の製造方法
JP3662360B2 (ja) 多孔性含水小麦粉食品
JP3952342B2 (ja) 蒸気保温に適した饅頭及びその製造方法
JP5116799B2 (ja) 電子レンジ加熱対応の小麦粉加工品の製造方法及びこの方法で製造した小麦粉加工品
JPH04237453A (ja) 冷凍小麦粉焼成品の製造法
JPH10327740A (ja) トッピング組成物
JP3621550B2 (ja) 電子レンジ加熱用冷凍パン類の製造方法
JP3507316B2 (ja) 多孔性含水小麦粉食品の製造方法
JP3642926B2 (ja) 多孔性含水小麦粉食品の製造方法
JP3609555B2 (ja) 多孔性含水小麦粉食品の製造方法
JP2821562B2 (ja) 高吸水米、その製造法及び利用
JPH0215182B2 (ja)
US1463954A (en) Food product and process of preparing the same
JP3798081B2 (ja) 再加熱により嵩が復元するパン類の製造方法
JP3426822B2 (ja) 多孔性含水小麦粉食品の製造方法
JPH04183353A (ja) ベーカリー製品
JP3638698B2 (ja) 多孔性含水小麦粉食品の製造方法
JP3617746B2 (ja) 多孔性含水小麦粉食品の製造方法
JP3505385B2 (ja) 多孔性含水小麦粉食品の製造方法
JPH10262543A (ja) 多孔性含水小麦粉食品の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees