JPH04183353A - ベーカリー製品 - Google Patents

ベーカリー製品

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JPH04183353A
JPH04183353A JP2309415A JP30941590A JPH04183353A JP H04183353 A JPH04183353 A JP H04183353A JP 2309415 A JP2309415 A JP 2309415A JP 30941590 A JP30941590 A JP 30941590A JP H04183353 A JPH04183353 A JP H04183353A
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JP
Japan
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potato starch
bakery product
flour
starch meal
bread
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JP2309415A
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Akira Morita
明 森田
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Nisshin Seifun Group Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はベーカリ−製品、更に詳細には、電子レンジで
再加熱しても硬化することなく美味しく食べることがで
きるベーカリ−製品に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕近年、
食生活の変化に伴い、室温、冷蔵又は冷凍保存した食品
を、用時電子レンジで加熱処理して食用に供することが
多くなってきた。
しかしながら、パン類、ケーキ類、中華まんじゅう、ピ
ザ、タコ焼き等の穀粉類を主原料とし、焙焼、蒸し等に
よって製造されるベーカリ−製品は電子レンジで再加熱
すると硬くなり、食感が著しく低下するため、電子レン
ジ用食品とすることには問題があった。
そこで、この問題を解決するために、従来、■多量の乳
化剤を添加する方法(特開平2−222639号)、■
多量の油脂類を添加する方法(特開平1−47334号
)、■α化澱粉を添加して含水量を増大させる方法(特
關昭58−50735号、同59−175845号)等
が提案されている。
しかしながら、■の方法は、味が悪くなる、高価な乳化
剤を使用するため原料コストが上昇する等の難点がある
。■の方法は、元来多量の油脂を使用しない食品の場合
に、その食品の本来の食感、風味が完全に変ってしまう
という欠点がある。また■の方法は、α化澱粉が老化し
易いため保存性が低下すると共に、電子レンジ再加熱後
のベーカリ−製品に特徴的なゴム質化(ひきが強くなる
現象)に対して効果がないという問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
斯かる実′情において、本発明者は上記欠点を解決せん
と鋭意研究を行った結果、馬鈴薯から澱粉質を分離した
残渣(本胡細書において「馬鈴薯澱粉粕」と称する)を
添加した穀粉類を用いて製造したベーカリ−製品は、電
子レンジで再加熱しても硬くならず、またひきも強くな
りにくいことを見出し、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、穀粉類に対して、馬鈴薯澱粉粕を
乾物換算にて0.5〜10重量%添加して製造されたベ
ーカリ−製品を提供するものである。
本発明において、ベーカリ−製品とはパン類、菓子類、
中華まんじゅう、ピザ、タコ焼等の穀粉類を主原料とし
、焼成、蒸し等によって製造されるものを指称する。穀
粉類としては小麦粉、とうもろこし粉、米粉、ライ麦粉
、大豆粉、各種澱粉類等が挙げられる。
馬鈴薯澱粉粕の添加量は、穀粉類に対し、乾物換算で、
0.5〜10重量%であり、0.5%未満であると上記
効果が充分に得られず、また10%を超えるとベーカリ
−製品の脹らみが充分に得られないと共に、味が悪くな
る。
本発明のベーカリ−製品は、穀粉類に馬鈴薯澱粉粕を添
加する以外は常法によって製造される。
〔作用及び発明の効果〕
本発明における馬鈴薯澱粉粕の添加効果は、■馬鈴薯澱
粉粕は食物繊維を40%以上含有しているため保水力が
高く、電子レンジでの再加熱によっても水分の蒸発が抑
制されて硬化が防止され、また■ベーカリー製品を電子
レンジで再加熱すると澱粉粒からアミロースが溶出し、
溶出したアミロースのゲル化がゴム質化の原因の一つと
考えられているが、馬鈴薯澱粉粕の添加によってアミロ
ースの溶出が抑制されることによるものと考えられる。
而して、本発明の斯かる効果は馬鈴薯澱粉粕に特異的で
あり、後述の実施例に示す如く、例えば特公昭61−1
4779号の甘藷澱粉粕では本発明の効果は得られない
〔実施例〕
次に実施例を挙げて説明する。
実施例1 (i)馬鈴薯約10kgの皮をむき、適当な大きさにス
ライスした後、水を加え、ブレンダーで粉砕した。これ
を100メツシユのふるい上に取り出し、上から多量の
水を流しながら充分洗い、澱粉を取り除いた。ふるい上
に残った残渣を凍結乾燥後、粉砕し、約100gの馬鈴
薯澱粉粕を得た。この馬鈴薯澱粉粕の一般成分は蛋白質
2.6%、脂質0.4%、灰分1.6%、水分6.0%
、炭水化物89.4%(内食物繊維51.3%)。また
、甘藷から同様にして甘藷澱粉粕を得た。
(fi)表1に示す配合の原料を用い、家庭用自動パン
焼機(日立ホームベー力!J−HB−AI型)によって
パンを製造した。
以下余白 出き上ったパンは、充分冷えた後、10cm X Lo
Cn 。
厚さ2cmに切り、1つずつ電子レンジ(東芝BRO−
J2100型)に入れ、30秒間、500Wで加熱した
。10分後、各パンの硬さをテンシブレッサー(タケモ
ト電機■製)で測定した。測定には、直径20mmのプ
ランジャーを用い、5ffII11の厚さまで押すのに
必要な仕事量(kg−11)を求めた。結果は表2に示
すとおりであり、数値が大きい程パンが硬いことを示す
以下余白 表2 実施例2 実施例1と同様にして得た馬鈴薯澱粉粕を用いて表3の
配合でホットケーキを製造した。ホットケーキは直径約
20cmとなるようにし、160℃のホットプレート上
で表3分、裏2分焼くことにより製造した。
表  3 各ホットケーキを充分に冷却した後、電子レン。
ジに入れ、500Wで1分間加熱し、食感を調べた。
その結果、対照品2は硬く、ゴム質化していたが、発明
品6は柔らかで、ゴム質化は認められなかった。
以上

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、穀粉類に対して、馬鈴薯澱粉粕を乾物換算にて0.
    5〜10重量%添加して製造されたベーカリー製品。
JP2309415A 1990-11-15 1990-11-15 ベーカリー製品 Expired - Fee Related JP2884012B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0898892A1 (en) * 1997-08-18 1999-03-03 Leonardo Grieco Food dough for pizza

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0898892A1 (en) * 1997-08-18 1999-03-03 Leonardo Grieco Food dough for pizza

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