JPH0125624Y2 - - Google Patents

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JPH0125624Y2
JPH0125624Y2 JP5053385U JP5053385U JPH0125624Y2 JP H0125624 Y2 JPH0125624 Y2 JP H0125624Y2 JP 5053385 U JP5053385 U JP 5053385U JP 5053385 U JP5053385 U JP 5053385U JP H0125624 Y2 JPH0125624 Y2 JP H0125624Y2
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JP
Japan
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chamber
outlet
bag filter
dust removal
dust
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JP5053385U
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JPS60186014U (ja
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  • Filtering Of Dispersed Particles In Gases (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 この考案は、逆圧払い落し形式あるいは振動払
い落し形式の多室バツグフイルタにおいて破損し
たバツグを有する室の位置を検出する装置に関す
るものである。
〈従来技術〉 従来、この種の多室バツグフイルタにおいて破
損したバツグのある室は人が排煙状態を観察する
ことにより検出されていたが、この方法は観察者
の経験、感に頼るため容易ではなかつた。さらに
バツグフイルタの後段に別の機器(例えば石灰火
力発電所における脱硫装置)が設置される場合、
バツグフイルタ出口の排煙を直接観察できなくな
る。
〈考案の目的〉 この考案は、前記従来の事情に鑑みて提案され
たもので、その目的は破損したバツグのある室を
容易かつ正確に検出することのできる検出装置を
提供するにある。
〈考案の構成〉 この考案に係る検出装置は各バツグフイルタ室
の出口に各別に設けられた出口ダンパーと、 これら出口ダンパーの開閉指令およびダスト払
い落し作業の開始・終了指令を各バツグフイルタ
室に与えるダスト払い落し制御器と、 多室バツグフイルタの出側ダクトに設けられ該
バツグフイルタ室からの出口ガスの含塵量を検出
し得る一個の検出器とを備え、 前記制御装置は、出口ダンパーの開信号と前記
検出器の検出信号とを取り込むように、各室に対
応するAND回路を有し、 出口ガスの含塵量の変動が大きい場合にその室
に対応する表示灯を点灯させるように構成され、
破損したバツグのある室を自動的に知らせるよう
にしたものである。
〈実施例〉 以下、この考案を図示する一実施例に基づいて
説明する。第1図、第2図において1は多室バツ
グフイルタ、2はダスト払い落し制御器である。
多室バツグフイルタ1は四つの室1a,1b,1
c,1dを有し、それぞれの室には多数のバツグ
が配されるとともにそれぞれの出口には、各別に
出口ダンパー7が設けられている。
ガスの除塵は休止またはダスト払い落しされて
いる室を除いた他の室で行われる。ダスト払い落
しは、ダスト払い落し制御器2の指令によつて出
口ダンパー7を閉にして逆圧払い落し形式あるい
は振動払い落し形式で1室毎に順番に行われる。
このような多室バツグフイルタ1の出側ダクト
3には、出口ガスの含塵量の変動を検出し得る一
個の検出器4が設けられ、この検出器4は含塵量
が設定値以上になつた時出力し、この検出信号は
ダスト払い落し制御器2へ入力される。ダスト払
い落し制御器2にはダスト払い落し位置表示盤5
および異状のある室を表示灯により表示する位置
表示盤6が設けられている。この位置表示盤6
は、検出器4からの検出信号に基づいてダスト払
い落し制御器2のシーケンスにより、異状のある
室の位置を表示するものである。
さらに、ダスト払い落し制御器2について詳述
すれば、この制御器2は、第3図に示すように、
出口ダンパーの開信号と検出器4の検出信号とを
取込む各室に二つのAND回路8,9を有し、一
方のAND回路8は、出口ガスの含塵量の変動が
大きい場合、すなわち、高含塵濃度の場合にその
室に対応する表示灯6a,6b,6c,6dを点
灯させ、他方のAND回路9はその前段にはNOT
回路10を設けてあり、高含塵濃度の場合には作
動せず低含塵濃度の場合に作動して次の室のダス
ト払い落し作業の指令を行うように構成されてい
る。
このような構成において、破損したバツグのあ
る室があつても、ダスト払い落し中は、出口ダン
パーは閉状態であるため、この室はガス流から分
離されているため、出口ガスの含塵量は通常の低
い値となる。しかるにダスト払い落し終了後、出
口ダンパーを開にしてこの室をガスが通過する際
には、出口ガスの含塵量は異状に高い値となり、
検出器4によりこの変動を検出し、ダスト払い落
しのシーケンスによりダスト払い落し終了、濾過
復帰後の破損したバツグのある室を自動的に選
び、その室が位置表示盤6に表示される。
〈考案の効果〉 前述のとおり、この考案によれば出口ダンパー
の開閉信号と含塵ガス濃度検出器の検出信号によ
り含塵ガスの変動を検出するように構成したた
め、多数のバツグ室に対しても、検出器は1つで
足りるので、設備が簡単なものとなり、極めて経
済的である。さらに、従来に比べて容易にしかも
正確に破損したバツグのある室を検出することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る多室バツグフイルタを
示す概略図、第2図は第1図の多室バツグフイル
タ1の横断面平面図、第3図は検出器4の制御回
路図である。 1……多室バツグフイルタ、1a,1b,1
c,1d……室、2……ダスト払い落し制御器、
3……出側ダクト、4……検出器、5……ダス
ト、払い落し位置表示盤、6……異状のある室の
位置表示盤、6a,6b,6c,6d……表示
灯、7……出口ダンパー、8,9……AND回路、
10……NOT回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 逆圧払い落し形式あるいは振動払い落し形式の
    多室バツグフイルタの破損バツグの検出装置にお
    いて、 各バツグフイルタ室の出口に各別に設けられた
    出口ダンパーと、 これら出口ダンパーの開閉指令およびダスト払
    い落し作業の開始・終了指令を各バツグフイルタ
    室に与えるダスト払い落し制御器と、 多室バツグフイルタの出側ダクトに設けられ該
    バツグフイルタ室からの出口ガスの含塵量を検出
    し得る一個の検出器とを備え、 前記制御器は、出口ダンパーの開信号と前記検
    出器の検出信号とを取り込むように、各室に対応
    するAND回路を有し、 出口ガスの含塵量の変動が大きい場合にその室
    に対応する表示灯を点灯させるように構成されて
    いることを特徴とする多室バツグフイルタの破損
    バツグの検出装置。
JP5053385U 1985-04-04 1985-04-04 多室バツグフイルタの破損バツグの検出装置 Granted JPS60186014U (ja)

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JP5053385U JPS60186014U (ja) 1985-04-04 1985-04-04 多室バツグフイルタの破損バツグの検出装置

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JP5053385U JPS60186014U (ja) 1985-04-04 1985-04-04 多室バツグフイルタの破損バツグの検出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60186014U JPS60186014U (ja) 1985-12-10
JPH0125624Y2 true JPH0125624Y2 (ja) 1989-08-01

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ID=30568755

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JP5053385U Granted JPS60186014U (ja) 1985-04-04 1985-04-04 多室バツグフイルタの破損バツグの検出装置

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JPS60186014U (ja) 1985-12-10

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