JPH01255452A - 回転電機固定子 - Google Patents
回転電機固定子Info
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- JPH01255452A JPH01255452A JP8128388A JP8128388A JPH01255452A JP H01255452 A JPH01255452 A JP H01255452A JP 8128388 A JP8128388 A JP 8128388A JP 8128388 A JP8128388 A JP 8128388A JP H01255452 A JPH01255452 A JP H01255452A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の目的〕
(産業上の利用分野)
本発明は、トロイダル巻線作業が容易でスロット内にお
ける巻線の占積率を向上させた回転電機固定子に関する
。
ける巻線の占積率を向上させた回転電機固定子に関する
。
(従来の技術)
一般に1回転篭機の固定子鉄心は1巻線が装着される前
に各種の方法で電気絶縁が施されている。しかし、その
反面、絶縁物の厚さが大きくなるとスロット内において
は巻線の占積率が低下するので、絶縁物によって失われ
る面積は少なければ少ないほどよい。すなわち、絶縁物
の厚さは。
に各種の方法で電気絶縁が施されている。しかし、その
反面、絶縁物の厚さが大きくなるとスロット内において
は巻線の占積率が低下するので、絶縁物によって失われ
る面積は少なければ少ないほどよい。すなわち、絶縁物
の厚さは。
できるだけ薄いほうが好ましい。したがって、固定子鉄
心にトロイダル状巻線を施す回転電機固定子においても
5例えば、粉体絶縁材料を塗布して絶縁層を形成する方
法、第12図に示すように固定子鉄心内の形状に対応し
て予めU字形のキャップ状に成形された絶縁物(B)、
(B)を第13図に示すように固定子鉄心内の両面よ)
挟み込み絶縁する方法などが、電気絶縁に用いられてい
るが、いずれの場合も、固定子鉄心内に巻線(C)を施
し、かつ、占積率を向上させることに関して配慮された
ものではなかった。
心にトロイダル状巻線を施す回転電機固定子においても
5例えば、粉体絶縁材料を塗布して絶縁層を形成する方
法、第12図に示すように固定子鉄心内の形状に対応し
て予めU字形のキャップ状に成形された絶縁物(B)、
(B)を第13図に示すように固定子鉄心内の両面よ)
挟み込み絶縁する方法などが、電気絶縁に用いられてい
るが、いずれの場合も、固定子鉄心内に巻線(C)を施
し、かつ、占積率を向上させることに関して配慮された
ものではなかった。
すなわち、粉体絶縁を施した場合は、薄くて均一な絶縁
層を形成することが困難で、かつ、形成した絶縁層にピ
ンホールが存在することを避けられないため、絶縁上の
信頼性に乏しいなどの欠点を有している。他方、第14
図のように、断面U字形の成形絶縁物(I3)を固定子
鉄心四の両側より被せる方法をとると0両側から挿入し
た絶縁物の)の端部を固定子鉄心四のどこかで突き合わ
せて装着するだけでは、突き合せ部分ρ)での絶縁性が
不元分になることから、第15図のように、端部を重ね
合わせる必要がある。ここにおいて1重ね合わせ部を見
ると本来−重で良いはずの絶縁層が2重となシ、その分
だけスロッ)IfiT積に占める割合が増加し1巻線占
積率の低下をきたすことになって好ましくない。とくに
、U字形成形絶縁物向を用いる場合は、上下同一の物を
作って、鉄心積厚方向中心付近で重ね合せることが多い
が、この場合、トロイダル状巻線(qを第16図のよう
に施すと1巻線自体が一般的に中央部でふくらみを持っ
て巻かれる傾向にあるため、絶縁層が厚くなって占積率
が低下する傾向は単純に面積計算したものよシ大きくな
る不具合をもっている。
層を形成することが困難で、かつ、形成した絶縁層にピ
ンホールが存在することを避けられないため、絶縁上の
信頼性に乏しいなどの欠点を有している。他方、第14
図のように、断面U字形の成形絶縁物(I3)を固定子
鉄心四の両側より被せる方法をとると0両側から挿入し
た絶縁物の)の端部を固定子鉄心四のどこかで突き合わ
せて装着するだけでは、突き合せ部分ρ)での絶縁性が
不元分になることから、第15図のように、端部を重ね
合わせる必要がある。ここにおいて1重ね合わせ部を見
ると本来−重で良いはずの絶縁層が2重となシ、その分
だけスロッ)IfiT積に占める割合が増加し1巻線占
積率の低下をきたすことになって好ましくない。とくに
、U字形成形絶縁物向を用いる場合は、上下同一の物を
作って、鉄心積厚方向中心付近で重ね合せることが多い
が、この場合、トロイダル状巻線(qを第16図のよう
に施すと1巻線自体が一般的に中央部でふくらみを持っ
て巻かれる傾向にあるため、絶縁層が厚くなって占積率
が低下する傾向は単純に面積計算したものよシ大きくな
る不具合をもっている。
そこで、従来。例えば特開昭58−2015!54号公
報に開示されているように、あらかじめ成形された絶縁
物を固定子鉄心に装着する代シに、固定子鉄心に熱可塑
性樹脂からなる絶縁膜を被着させることが行われている
。しかしながら、このような絶縁膜は、前述した巻線占
積率の観点からできるだけ薄い方がよいにもかかわらず
、薄くなればなるほど剥離しやすくなる不具合をもって
いる。すなわち、絶縁膜は0巻線の張力により変形し、
とシわけ固定子鉄心の角部のエツジ状絶縁層部分にて荷
重が集中するため剥離しゃすくなシ、絶縁性能の低下を
招く。とくに、モータ起動時には、熱の発生あるいは回
転による機械的振動によって、絶縁層が剥離しやすく、
上記角部における絶縁層の剥離が倍化される。また1巻
線の側からいえば。
報に開示されているように、あらかじめ成形された絶縁
物を固定子鉄心に装着する代シに、固定子鉄心に熱可塑
性樹脂からなる絶縁膜を被着させることが行われている
。しかしながら、このような絶縁膜は、前述した巻線占
積率の観点からできるだけ薄い方がよいにもかかわらず
、薄くなればなるほど剥離しやすくなる不具合をもって
いる。すなわち、絶縁膜は0巻線の張力により変形し、
とシわけ固定子鉄心の角部のエツジ状絶縁層部分にて荷
重が集中するため剥離しゃすくなシ、絶縁性能の低下を
招く。とくに、モータ起動時には、熱の発生あるいは回
転による機械的振動によって、絶縁層が剥離しやすく、
上記角部における絶縁層の剥離が倍化される。また1巻
線の側からいえば。
絶縁層のエツジ状部分に巻絶が最も強く当ることは5巻
絶の被覆が破壊されたυ99重した巻線を行う際の障害
となる。したがって、安定した絶縁性を確保するために
、絶縁層の膜厚を厚めに設定せざるを得す、これによる
磁束密度の低下分は。
絶の被覆が破壊されたυ99重した巻線を行う際の障害
となる。したがって、安定した絶縁性を確保するために
、絶縁層の膜厚を厚めに設定せざるを得す、これによる
磁束密度の低下分は。
巻線の巻数を多くして補つているため、コストアップを
招いていた。
招いていた。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、上記事情を参酌してなされたもので。熱可塑
性樹脂の射出成形により例えば厚さ0.2Mの極薄の絶
縁層の形成が可能な回転電機固定子及びその製造方法を
提供することを目的とする。
性樹脂の射出成形により例えば厚さ0.2Mの極薄の絶
縁層の形成が可能な回転電機固定子及びその製造方法を
提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段と作用)
環状の継鉄部と、この継鉄部の内周部に等配し、て歯状
に突設され力、歯部と、継鉄部及び鉄心部に被着された
絶縁層とからなる回転電機固定子において*?縁膜の角
部に8部又は面取シ部を形成し、絶縁J漠の剥離や巻線
自体の絶縁被覆の破壊による絶縁不良を防止するととも
に、密着[1,に巻線を可能としたものであ、乙。
に突設され力、歯部と、継鉄部及び鉄心部に被着された
絶縁層とからなる回転電機固定子において*?縁膜の角
部に8部又は面取シ部を形成し、絶縁J漠の剥離や巻線
自体の絶縁被覆の破壊による絶縁不良を防止するととも
に、密着[1,に巻線を可能としたものであ、乙。
(実施例)
以下1本発明の一実施例を図面を参照して詳述する。
第1図乃至第8図は、この実施例の回転電機固定子に関
する。この固定子は、環状継鉄部f1)ど2この継鉄部
(4)の内周部に等配し2て歯状に突設された歯部(2
)・・・と。これら歯部(2)・・・により形成された
スロット(3)・・・の内局面並びに歯部(2)・・・
の上下面及び先端面並びに継鉄部(J、)の上下面に被
着され九′直気絶縁用樹脂からなる厚さ0.2M程度の
絶縁層(4)とからなっている。しかして、上記継鉄部
(1)と歯部(2)・・・とは1例えば珪素鋼などの薄
鋼板(5)・・・の積層に、l:り一体的に形成されて
いる(第2図参照)。
する。この固定子は、環状継鉄部f1)ど2この継鉄部
(4)の内周部に等配し2て歯状に突設された歯部(2
)・・・と。これら歯部(2)・・・により形成された
スロット(3)・・・の内局面並びに歯部(2)・・・
の上下面及び先端面並びに継鉄部(J、)の上下面に被
着され九′直気絶縁用樹脂からなる厚さ0.2M程度の
絶縁層(4)とからなっている。しかして、上記継鉄部
(1)と歯部(2)・・・とは1例えば珪素鋼などの薄
鋼板(5)・・・の積層に、l:り一体的に形成されて
いる(第2図参照)。
他方6絶縁層(4)は6射出成形された熱可塑性樹脂か
らなるもので、ポリエチレンテレフタレ・−ト(PET
)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、 I夜晶
ポリマ(LCP)、 カイロy 6 (PA6)、ナ
イロン66(PA66)、ポリプロピレン(PP)等か
ら選択された材質をもっている。また、絶縁層(4)の
スロット(3)・・・部分に隣接する継鉄部(1)の角
部に対応する部分。
らなるもので、ポリエチレンテレフタレ・−ト(PET
)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、 I夜晶
ポリマ(LCP)、 カイロy 6 (PA6)、ナ
イロン66(PA66)、ポリプロピレン(PP)等か
ら選択された材質をもっている。また、絶縁層(4)の
スロット(3)・・・部分に隣接する継鉄部(1)の角
部に対応する部分。
つまり、巻線は6第8図に示すように1面取り部(4a
)・・・が形成されている。そし2てぃ継鉄部ti>に
は。
)・・・が形成されている。そし2てぃ継鉄部ti>に
は。
各歯部(2)・・・に対応して貫通穴(6)・・・が薄
鋼板(5)・・・の積層方向:i4:穿設されている(
第3図参照)。また。
鋼板(5)・・・の積層方向:i4:穿設されている(
第3図参照)。また。
継鉄部(1)の上面と下面をなす薄鋼板(5)、(5)
の各スロフト(3)・・・に隣接した部位には1表面側
の径が裏面側の径よシも小さい円錐台状の係止穴(7)
・・・が穿設されている(第4図及び第5図参照)。こ
れらの係止穴(力・・・は、絶縁層(4)の剥離を防止
するためのものである。さらに、スロット(3)・・・
を形成する歯部(2)・・・の付は根は、第6図に示す
ように、R部をもたずスロット(3)・・・の底面と歯
部(2)・・・との内側面とはほぼ直角に交差している
。
の各スロフト(3)・・・に隣接した部位には1表面側
の径が裏面側の径よシも小さい円錐台状の係止穴(7)
・・・が穿設されている(第4図及び第5図参照)。こ
れらの係止穴(力・・・は、絶縁層(4)の剥離を防止
するためのものである。さらに、スロット(3)・・・
を形成する歯部(2)・・・の付は根は、第6図に示す
ように、R部をもたずスロット(3)・・・の底面と歯
部(2)・・・との内側面とはほぼ直角に交差している
。
つぎに、上記構成の回転電機固定子の製造方法について
述べる。
述べる。
第9図は、この実施例の製造方法に用いられる金型を示
している。この金型は、固定側金型部(lυと、この金
型部Ql)に対して接離自在な可動側金型部(14とか
らなっている。そして、固定側金型部aυにおいては、
入れ子(13が型板a4に保持されている。
している。この金型は、固定側金型部(lυと、この金
型部Ql)に対して接離自在な可動側金型部(14とか
らなっている。そして、固定側金型部aυにおいては、
入れ子(13が型板a4に保持されている。
この型板(14)には、スプルーブシュQ!19が嵌合
されている。このスプレープシ、α9の下端部は型板a
5の上面に形成された放射状のランナーαe・・・K開
口している。そして、これらランナー(II・・・は、
ゲートαD・・・を介して入れ子崗に形成され九キャビ
ティーQlに連通している。このキャビティー嗜は、前
述した実施例の回転電機固定子とほぼ同形状のものであ
って、前記面取シ部(4a)・・・K対応した面取り部
(18a)・・・が設けられている。そして、上記ゲー
ト傾・・・は、型板a9及び入れ子(13を貫通するも
ので2その下端部側開口位置は、歯状をなす歯部(2)
・・・の付は根部分(第1図の破線円住1・・・参照)
に開口するように設けられている。他方、可動側金型部
@においては、+ヤピティー(イ)を有し入れ子03と
密接する入れ子Qυを有している。上記キャビティー翰
には、前記面取υ部(4a)・・・に対応し九面取シ部
(20a )・・・が設けられている。この入れ子Qυ
は、型板(2りに保持されている。この型板(社)は1
図示せぬ型締機構°により接離方向に駆動されるように
なっている。さらに、キャビティー(II、(21によ
る成形品ハ、エジェクタピン(至)・・・により外部へ
突出されるようになっている。
されている。このスプレープシ、α9の下端部は型板a
5の上面に形成された放射状のランナーαe・・・K開
口している。そして、これらランナー(II・・・は、
ゲートαD・・・を介して入れ子崗に形成され九キャビ
ティーQlに連通している。このキャビティー嗜は、前
述した実施例の回転電機固定子とほぼ同形状のものであ
って、前記面取シ部(4a)・・・K対応した面取り部
(18a)・・・が設けられている。そして、上記ゲー
ト傾・・・は、型板a9及び入れ子(13を貫通するも
ので2その下端部側開口位置は、歯状をなす歯部(2)
・・・の付は根部分(第1図の破線円住1・・・参照)
に開口するように設けられている。他方、可動側金型部
@においては、+ヤピティー(イ)を有し入れ子03と
密接する入れ子Qυを有している。上記キャビティー翰
には、前記面取υ部(4a)・・・に対応し九面取シ部
(20a )・・・が設けられている。この入れ子Qυ
は、型板(2りに保持されている。この型板(社)は1
図示せぬ型締機構°により接離方向に駆動されるように
なっている。さらに、キャビティー(II、(21によ
る成形品ハ、エジェクタピン(至)・・・により外部へ
突出されるようになっている。
このような金型を用いて、この実施例の回転電機固定子
を製造する場合、まず、キャビティー(イ)内に一体的
に積層された薄鋼板(5)・・・を挿入する。
を製造する場合、まず、キャビティー(イ)内に一体的
に積層された薄鋼板(5)・・・を挿入する。
このとき、あらかじめ継鉄部(1)には1貫通穴(6)
・・・及び係止穴(7)・・・が穿設されている。そう
して、キャビティー翰と薄鋼板(5)・・・との間には
、射出成形される絶縁層(4)に対応して約0.211
Iのギャップが設けられている。つぎに。固定側金型部
aυと可動側金型部(Iりとを密接したのち1図示せぬ
射出成形機より、溶融樹脂(ハ)をスプルーブシュα9
.ランナーαe・・・及びグー) (17)・・・を介
して、キャビティー〇しくイ)K射出させる。すると、
溶融樹脂Ci’4)は、歯部(2)・・・の付は根部分
(11・・・から継鉄部(1)及び歯部(2)・・・の
上面側から下面側へ流動し、ギャップを充填する。
・・・及び係止穴(7)・・・が穿設されている。そう
して、キャビティー翰と薄鋼板(5)・・・との間には
、射出成形される絶縁層(4)に対応して約0.211
Iのギャップが設けられている。つぎに。固定側金型部
aυと可動側金型部(Iりとを密接したのち1図示せぬ
射出成形機より、溶融樹脂(ハ)をスプルーブシュα9
.ランナーαe・・・及びグー) (17)・・・を介
して、キャビティー〇しくイ)K射出させる。すると、
溶融樹脂Ci’4)は、歯部(2)・・・の付は根部分
(11・・・から継鉄部(1)及び歯部(2)・・・の
上面側から下面側へ流動し、ギャップを充填する。
このとき、一部の溶融樹脂は1貫通穴(6)・・・を経
由して上面側から下面側に円滑に流動する(第8図参照
)。また、歯部(2)・・・の付は根部分α優・・・は
、R部がないことにより、他部よシもギャップ幅が拡大
し、この拡大部分(ハ)により溶融樹脂の流動性が促進
される。と<K、付は根部分<11・・・がゲート位置
となっているので、溶融樹脂の流動性の改善作用は一層
助長される。かくして、溶融樹脂の充填が完了すると保
圧俸固化させたのち、金型aυ、(I4ヲ離型させ、エ
ジェクタビン(ハ)・・・により絶縁層(4)が付着し
た固定子を取出す。
由して上面側から下面側に円滑に流動する(第8図参照
)。また、歯部(2)・・・の付は根部分α優・・・は
、R部がないことにより、他部よシもギャップ幅が拡大
し、この拡大部分(ハ)により溶融樹脂の流動性が促進
される。と<K、付は根部分<11・・・がゲート位置
となっているので、溶融樹脂の流動性の改善作用は一層
助長される。かくして、溶融樹脂の充填が完了すると保
圧俸固化させたのち、金型aυ、(I4ヲ離型させ、エ
ジェクタビン(ハ)・・・により絶縁層(4)が付着し
た固定子を取出す。
以上のように、この実施例の回転電機固定子は。
係止穴(7)・・・K射出成形された絶縁層(4)が係
止されるので、厚さを0.21m1程度としても剥離し
にくくなる。また、絶縁層(4)には1面取シ部(4a
)・・・が設けられているので、第8図に示すように巻
線OQを巻回しても、角部に極端な集中応力がかかるこ
とがなく、絶縁層(4)の剥離を防止できる。さらに1
巻線(7)の絶縁被覆膜の破壊も防止できる。よって。
止されるので、厚さを0.21m1程度としても剥離し
にくくなる。また、絶縁層(4)には1面取シ部(4a
)・・・が設けられているので、第8図に示すように巻
線OQを巻回しても、角部に極端な集中応力がかかるこ
とがなく、絶縁層(4)の剥離を防止できる。さらに1
巻線(7)の絶縁被覆膜の破壊も防止できる。よって。
絶縁層(4)の密着性が向上し、かつまた巻線図の歯部
(2)・・・への密着した巻回が可能となる。よって。
(2)・・・への密着した巻回が可能となる。よって。
回転電機の絶縁性の大幅な向上にともない、その信頼性
及び安定性が向上する。
及び安定性が向上する。
また、この実施例の回転電機固定子の製造方法は1貫通
穴(6)・・・を設けたこと、歯部(2)・・・の付は
根部分(li・・・に8部を設けず、かつ、この部分に
ゲートを開口させるようにしたので、溶融樹脂の流動性
が改善される。その結果、シ璽−トシ曹ット(充填不足
)などの不良を生じることなく面堰り部(4a)・・・
を有する厚さ0.21mの絶縁層(4)を確実に成形す
ることができる。よって、薄型の回転電機の低コスト製
造及び歩留改善が可能となる。
穴(6)・・・を設けたこと、歯部(2)・・・の付は
根部分(li・・・に8部を設けず、かつ、この部分に
ゲートを開口させるようにしたので、溶融樹脂の流動性
が改善される。その結果、シ璽−トシ曹ット(充填不足
)などの不良を生じることなく面堰り部(4a)・・・
を有する厚さ0.21mの絶縁層(4)を確実に成形す
ることができる。よって、薄型の回転電機の低コスト製
造及び歩留改善が可能となる。
なお、係止穴(力・・・の位置は、鉄心部(2)・・・
に設けてもよく、かつ、その数も任意に設定してよい。
に設けてもよく、かつ、その数も任意に設定してよい。
また1貫通穴(6)・・・の数についても任意でよい。
さらに、係止穴(7)・・・については1円錐台状でな
く。
く。
アンダーカットの構造をもつものであればどのようなも
のでもよい。さらにまた1貫通穴(6)・・・の代シに
、継鉄部(1)又は歯部(2)・・・に上下方向の溝を
刻設しても溶融樹脂の流動性を改善できる。さらに。
のでもよい。さらにまた1貫通穴(6)・・・の代シに
、継鉄部(1)又は歯部(2)・・・に上下方向の溝を
刻設しても溶融樹脂の流動性を改善できる。さらに。
ゲートの開口位置は、継鉄部+1)及び歯部(2)・・
・の周縁部に沿った部位であればどこでもよい。さらK
。
・の周縁部に沿った部位であればどこでもよい。さらK
。
第1θ図に゛示すように1面取り部(4a)・・・の代
シに。
シに。
R部(4b)・・・を形成してもよい。のみならず、第
11図に示すように、凸几部(4C)・・・を設けても
よい。
11図に示すように、凸几部(4C)・・・を設けても
よい。
本発明の回転電機固定子は、絶縁層の少なくとも巻線を
行うエツジ部に面取り部又はR部を設けたので、絶縁層
が極めて薄くても絶縁層が剥離しKくく、かつ1巻線自
体の絶縁被覆が破壊することがないので、絶縁性が顕著
に向上する結果。
行うエツジ部に面取り部又はR部を設けたので、絶縁層
が極めて薄くても絶縁層が剥離しKくく、かつ1巻線自
体の絶縁被覆が破壊することがないので、絶縁性が顕著
に向上する結果。
薄型の回転電機の信頼性及び安全性が向上する。
第1図は本発明の一実施例の回転電機固定子の平面図、
第2図は第1図n−■線矢視断面図、第3図は第1図の
11線矢視断面図、第4図は第1図の!?−IV線矢視
断面図、第5図は第4図のものに絶縁層が被着された状
態を示す断面図、第6図は第1図の要部拡大図、第7図
は第1図の■−■線矢視断面図、第8図は第3図のもの
に絶縁層が被着された状態を示す断面図、第9図は本発
明の一実施例の回転電機固定子の製造方法の説明図。 第1θ図及び第11図は本発明の変形例を示す図、第1
2図乃至第16図は従来技術の説明図である。 (1):継鉄部、 (2) :歯 部。 (4):絶縁層、 (5) :薄鋼板。 (6)二貫通穴、 (7) :係止穴。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 松山光速 6貫通穴 3 第1図 メーーー− 5′ s2 図 第3図 /7 / ’114 国 1115 図 、0 第6図 f 第7rA 第811 第1011 第11w1 第12図 第13図 第14図 第15riJ 第16図
第2図は第1図n−■線矢視断面図、第3図は第1図の
11線矢視断面図、第4図は第1図の!?−IV線矢視
断面図、第5図は第4図のものに絶縁層が被着された状
態を示す断面図、第6図は第1図の要部拡大図、第7図
は第1図の■−■線矢視断面図、第8図は第3図のもの
に絶縁層が被着された状態を示す断面図、第9図は本発
明の一実施例の回転電機固定子の製造方法の説明図。 第1θ図及び第11図は本発明の変形例を示す図、第1
2図乃至第16図は従来技術の説明図である。 (1):継鉄部、 (2) :歯 部。 (4):絶縁層、 (5) :薄鋼板。 (6)二貫通穴、 (7) :係止穴。 代理人 弁理士 則 近 憲 佑 同 松山光速 6貫通穴 3 第1図 メーーー− 5′ s2 図 第3図 /7 / ’114 国 1115 図 、0 第6図 f 第7rA 第811 第1011 第11w1 第12図 第13図 第14図 第15riJ 第16図
Claims (1)
- 環状の継鉄部と、この継鉄部の内周部に等配して歯状
に突設され且つ巻線が巻回される歯部と、上記継鉄部と
上記歯部の表面に被着された合成樹脂製の絶縁層とを有
し上記継鉄部と上記歯部は積層された薄鉄板により一体
成形されてなる回転電機固定子において、上記絶縁層の
少なくとも上記巻線が巻回される部分の角部には面取り
部又はR部が形成されていることを特徴とする回転電機
固定子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8128388A JPH01255452A (ja) | 1988-04-04 | 1988-04-04 | 回転電機固定子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8128388A JPH01255452A (ja) | 1988-04-04 | 1988-04-04 | 回転電機固定子 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01255452A true JPH01255452A (ja) | 1989-10-12 |
Family
ID=13742046
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8128388A Pending JPH01255452A (ja) | 1988-04-04 | 1988-04-04 | 回転電機固定子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01255452A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002171737A (ja) * | 2000-11-29 | 2002-06-14 | Minebea Co Ltd | バリアブルリラクタンスレゾルバの固定子構造 |
US7336014B2 (en) * | 2004-03-03 | 2008-02-26 | Lg Electronics Inc. | Stator of outer rotor type motor for drum type washer and fabricating method thereof |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5625354A (en) * | 1979-08-02 | 1981-03-11 | Toshiba Corp | Armature core and its insulating treating method |
JPS58201554A (ja) * | 1982-05-20 | 1983-11-24 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 回転電機固定子 |
JPS6359742A (ja) * | 1986-08-28 | 1988-03-15 | Mitsuba Electric Mfg Co Ltd | 回転電機における鉄心の絶縁塗膜形成方法 |
-
1988
- 1988-04-04 JP JP8128388A patent/JPH01255452A/ja active Pending
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