JPH01254381A - 半田こての温度調整装置 - Google Patents
半田こての温度調整装置Info
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- JPH01254381A JPH01254381A JP63082054A JP8205488A JPH01254381A JP H01254381 A JPH01254381 A JP H01254381A JP 63082054 A JP63082054 A JP 63082054A JP 8205488 A JP8205488 A JP 8205488A JP H01254381 A JPH01254381 A JP H01254381A
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- Japan
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- temperature
- temp
- heater
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- soldering iron
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 title claims abstract description 72
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 title claims abstract description 36
- 238000005476 soldering Methods 0.000 title claims abstract description 20
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B23—MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B23K—SOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
- B23K3/00—Tools, devices, or special appurtenances for soldering, e.g. brazing, or unsoldering, not specially adapted for particular methods
- B23K3/02—Soldering irons; Bits
- B23K3/03—Soldering irons; Bits electrically heated
- B23K3/033—Soldering irons; Bits electrically heated comprising means for controlling or selecting the temperature or power
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、半日こてのこて先温度の測定技術に係り、特
に常温でセンサの測定誤差を校正し得る半日こての温度
調整装置に関する。
に常温でセンサの測定誤差を校正し得る半日こての温度
調整装置に関する。
(従来の技術)
IC等の電子部品を使用する各種電気製品の組立作業に
は、熱に弱い半導体素子を半田づけする作業を伴うが、
特に、こて先温度が所定の温度を越えないように注意し
なければならない。そこで、近時、こて先温度を一定に
保つように温度制御を行う半田こてが種々開発されてお
り、一般には、設定温度に基づいてヒータを加熱し、こ
のヒータにより昇温したこで先の温度をセンサで測定す
ることによって、設定温度と検出温度とを比較し、この
差異に応じた制御を行うことにより、ヒータの温度を常
に設定温度に保つようにしている(特開昭61−373
68号公報参照)。
は、熱に弱い半導体素子を半田づけする作業を伴うが、
特に、こて先温度が所定の温度を越えないように注意し
なければならない。そこで、近時、こて先温度を一定に
保つように温度制御を行う半田こてが種々開発されてお
り、一般には、設定温度に基づいてヒータを加熱し、こ
のヒータにより昇温したこで先の温度をセンサで測定す
ることによって、設定温度と検出温度とを比較し、この
差異に応じた制御を行うことにより、ヒータの温度を常
に設定温度に保つようにしている(特開昭61−373
68号公報参照)。
(発明が解決しようとする問題点)
ところで、この種の半田ごては、センサーの交換の時及
び出荷検査時には全て使用温度までこて先を加熱した上
で、温度を測定し設定温度になるように校正していた。
び出荷検査時には全て使用温度までこて先を加熱した上
で、温度を測定し設定温度になるように校正していた。
そのため校正するのに長時間を必要としていた。
加えて、半田こては出荷前に製品検査を行うところ、通
常、完成品の全数をこて先のヒータに通電し、こて先温
度が設定温度に対応して適正範囲にあるか否かを判断す
るため、こて先が昇温により黒色に変色していた。この
ため、事情を知らないユーザ°−が製品中に中古品が紛
れこんでいるとの誤解を抱き、対応に苦慮するという不
都合もあった。
常、完成品の全数をこて先のヒータに通電し、こて先温
度が設定温度に対応して適正範囲にあるか否かを判断す
るため、こて先が昇温により黒色に変色していた。この
ため、事情を知らないユーザ°−が製品中に中古品が紛
れこんでいるとの誤解を抱き、対応に苦慮するという不
都合もあった。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、上記問題に鑑みてなされたもので、ヒータの
加熱温度を設定温度に制御してこて先温度を適正に保つ
と共に、センサの検出温度を周囲の実測温度に一致させ
る校正を簡単に行うことにより、半田こてのこて先温度
を精密に測定し得る半田こての温度調整装置を提供する
ことを目的とし、こて先を加熱するヒータと抵抗測温体
からなるセンサとを近接してこて先に内蔵した半日こて
において、前記ヒータの加熱温度を可変して、こて先温
度を設定する温度設定部と、該温度設定部の設定温度を
表示すると共に、前記センサの検出温度を表示する温度
表示部と、前記温度設定部の設定値とセンサの検出温度
に基づいて、ヒータの加熱温度を調節する温度制御部と
、前記センサに接続された可変抵抗器を備え、表示部に
表示された測定温度をこて先の周囲温度に一致させる校
正回路と、前記温度制御部に電源電圧が印加されたとき
、ヒータへの通電を遮断する切替スイツチとを具備して
なることを特徴とする半日こての温度調整装置である。
加熱温度を設定温度に制御してこて先温度を適正に保つ
と共に、センサの検出温度を周囲の実測温度に一致させ
る校正を簡単に行うことにより、半田こてのこて先温度
を精密に測定し得る半田こての温度調整装置を提供する
ことを目的とし、こて先を加熱するヒータと抵抗測温体
からなるセンサとを近接してこて先に内蔵した半日こて
において、前記ヒータの加熱温度を可変して、こて先温
度を設定する温度設定部と、該温度設定部の設定温度を
表示すると共に、前記センサの検出温度を表示する温度
表示部と、前記温度設定部の設定値とセンサの検出温度
に基づいて、ヒータの加熱温度を調節する温度制御部と
、前記センサに接続された可変抵抗器を備え、表示部に
表示された測定温度をこて先の周囲温度に一致させる校
正回路と、前記温度制御部に電源電圧が印加されたとき
、ヒータへの通電を遮断する切替スイツチとを具備して
なることを特徴とする半日こての温度調整装置である。
(作 用)
温度制御部に電源電圧を印加すると、切替スイッチがオ
フとされ、ヒータへの通電が遮断される。
フとされ、ヒータへの通電が遮断される。
この状態で常温下に放置したこて先の周囲温度を測定す
る。温度表示部に表示されるセンサの測定温度を、校正
回路の出力調整により周囲温度の実測位に一致させる。
る。温度表示部に表示されるセンサの測定温度を、校正
回路の出力調整により周囲温度の実測位に一致させる。
温度設定部を調節してこて先の加熱温度を所定の温度に
設定すると、この設定値は温度制御部に入力されると共
に、温度表示部に設定温度として表示される。続いて、
切替スイッチのオン動作によりヒータに通電され、セレ
クトスイッチ12を切り替えることにより、温度表示部
は測定温度に切替えられ、こて先温度の上昇に反応する
センサの抵抗変化により、温度表示部にこて先の実測温
度が表示される。この測定温度は、温度制御部において
設定温度と常に比較され、差異が生じるとヒータの加熱
温度が自動調節されて、こて先温度が常時設定値に等し
い定温に保たれるものである。
設定すると、この設定値は温度制御部に入力されると共
に、温度表示部に設定温度として表示される。続いて、
切替スイッチのオン動作によりヒータに通電され、セレ
クトスイッチ12を切り替えることにより、温度表示部
は測定温度に切替えられ、こて先温度の上昇に反応する
センサの抵抗変化により、温度表示部にこて先の実測温
度が表示される。この測定温度は、温度制御部において
設定温度と常に比較され、差異が生じるとヒータの加熱
温度が自動調節されて、こて先温度が常時設定値に等し
い定温に保たれるものである。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
半日こての温度調整装置は、第1図に示すように、ヒー
タ2とセンサ3とを近接して内蔵したこて先1を備える
半田こての装置本体9に配設されており、商用交流電源
が導入される温度制御部4に、切替スイッチ5を介して
ヒータ2が接続されている。また、温度制御部4には、
温度設定部6が接続されていて、該温度設定部に温度表
示部7が接続されている。そして、この温度表示部と前
記センサ3と温度制御部4との間に校正回路8が介挿さ
れた構成となっている。
タ2とセンサ3とを近接して内蔵したこて先1を備える
半田こての装置本体9に配設されており、商用交流電源
が導入される温度制御部4に、切替スイッチ5を介して
ヒータ2が接続されている。また、温度制御部4には、
温度設定部6が接続されていて、該温度設定部に温度表
示部7が接続されている。そして、この温度表示部と前
記センサ3と温度制御部4との間に校正回路8が介挿さ
れた構成となっている。
装置本体9は、第2図に示すように、前面パネル10に
押ボタン式の電源スィッチ11と、同じく押ボタン式の
セレクトスイッチ12と、デジタル式の表示窓13と、
回転つまみ式の設定ボリューム14およびねじ式の校正
部15とを配設している。そして、前面に形成した段差
部にスポンジ収納皿16を設け、その下方に半日こての
差込口17が開設されている。さらに、右側部に突設し
たアーム部18に、締付ねじ19を介して半日こてを保
持する冷却ホルダ20を取付けている。
押ボタン式の電源スィッチ11と、同じく押ボタン式の
セレクトスイッチ12と、デジタル式の表示窓13と、
回転つまみ式の設定ボリューム14およびねじ式の校正
部15とを配設している。そして、前面に形成した段差
部にスポンジ収納皿16を設け、その下方に半日こての
差込口17が開設されている。さらに、右側部に突設し
たアーム部18に、締付ねじ19を介して半日こてを保
持する冷却ホルダ20を取付けている。
前記ヒータ2は、温度特性の勾配がリニアで、高温域に
おいても昇温速度が早く、かつ定常温度を維持し易いセ
ラミックヒータが好適に用いられる。また、センサ3に
は、第3図の温度−抵抗もグラフに示すように、前記ヒ
ータ2の如く高温域においても温度特性に優れ、こて先
温度に応じて抵抗変化もリニアとなる白金等の測温抵抗
体やセラミックセンサ等が望ましい。
おいても昇温速度が早く、かつ定常温度を維持し易いセ
ラミックヒータが好適に用いられる。また、センサ3に
は、第3図の温度−抵抗もグラフに示すように、前記ヒ
ータ2の如く高温域においても温度特性に優れ、こて先
温度に応じて抵抗変化もリニアとなる白金等の測温抵抗
体やセラミックセンサ等が望ましい。
温度制御部4は、ヒータ2の加熱温度を調節するもので
、従来周知の演算増幅器やヒータ駆動部等を具備して構
成されている。図示省略の演算増幅器には、センサ3か
らの出力電圧と温度設定部6の設定に基づく出力電圧と
が導入され、両型圧の差異に応じた電圧をヒータ駆動部
(図示省略)に出力し、加熱温度を制御してこて先1の
温度を定温に維持するようになっている。なお、ヒータ
駆動部には、比較器を用い切替スイッチ5を動作させる
基準電圧を導入しておくことにより、電源スイツチ11
側から温度制御部4に交流電圧が印加されたとき、切替
スイッチ5にオフ信号を出力する一方、温度設定部6か
ら所定レベルの電圧が印加されると、切替スイッチ5に
オン信号を出力するようになされている。この切替スイ
ッチ5は、本例ではトライアックが用いられ、前記ヒー
タ駆動部の動作信号がゲートに導入されて、動作信号の
出力レベルに応じて切替スイッチ5がオンオフ操作され
ることにより、ヒータ2への通電を制御可能となってい
る。
、従来周知の演算増幅器やヒータ駆動部等を具備して構
成されている。図示省略の演算増幅器には、センサ3か
らの出力電圧と温度設定部6の設定に基づく出力電圧と
が導入され、両型圧の差異に応じた電圧をヒータ駆動部
(図示省略)に出力し、加熱温度を制御してこて先1の
温度を定温に維持するようになっている。なお、ヒータ
駆動部には、比較器を用い切替スイッチ5を動作させる
基準電圧を導入しておくことにより、電源スイツチ11
側から温度制御部4に交流電圧が印加されたとき、切替
スイッチ5にオフ信号を出力する一方、温度設定部6か
ら所定レベルの電圧が印加されると、切替スイッチ5に
オン信号を出力するようになされている。この切替スイ
ッチ5は、本例ではトライアックが用いられ、前記ヒー
タ駆動部の動作信号がゲートに導入されて、動作信号の
出力レベルに応じて切替スイッチ5がオンオフ操作され
ることにより、ヒータ2への通電を制御可能となってい
る。
なお、前記温度制御部4は、演算増幅器やヒータ駆動部
等に代えてマイコンを備え、切替スイッチ5を動作させ
る基準値や温度設定部6の各設定値を予めメモリに記憶
しておいて、温度制御部4に交流電圧が導入されたとき
切替スイッチ5を動作させると共に、センサ3の測定温
度に基づく検出値に応じた出力電圧を温度制御部4から
ヒータ2に印加して、加熱温度を制御してもよい。
等に代えてマイコンを備え、切替スイッチ5を動作させ
る基準値や温度設定部6の各設定値を予めメモリに記憶
しておいて、温度制御部4に交流電圧が導入されたとき
切替スイッチ5を動作させると共に、センサ3の測定温
度に基づく検出値に応じた出力電圧を温度制御部4から
ヒータ2に印加して、加熱温度を制御してもよい。
温度設定部6は、温度目盛を設けた前記設定ボリューム
14により調節可能な可変抵抗器を備え、半日こてとし
て使用される温度範囲(200℃〜500℃)において
は、抵抗値が略比例して増加するようになっていて、そ
の設定値が温度制御部4および温度表示部7に出力され
る。なお、この温度設定部6は、ヒータ2のオンオフ操
作も可能で、設定値を200℃以上としたとき、温度制
御部4のヒータ駆動部から切替スイッチ5にオン信号が
出力されて、ヒータ2に通電する一方、最低温度に戻す
と、ヒータ2への通電が遮断されるようになっている。
14により調節可能な可変抵抗器を備え、半日こてとし
て使用される温度範囲(200℃〜500℃)において
は、抵抗値が略比例して増加するようになっていて、そ
の設定値が温度制御部4および温度表示部7に出力され
る。なお、この温度設定部6は、ヒータ2のオンオフ操
作も可能で、設定値を200℃以上としたとき、温度制
御部4のヒータ駆動部から切替スイッチ5にオン信号が
出力されて、ヒータ2に通電する一方、最低温度に戻す
と、ヒータ2への通電が遮断されるようになっている。
前記温度表示部7は、LEDからなる前記表示窓13と
設定側(セット)および測定側(リード)からなるセレ
クトスイッチ12とを備えており、該セレクトスイッチ
の切替操作により、前記温度設定部6の設定温度もしく
はセンサ3で検出されたこて先温度を表示窓13に表示
可能となっている。
設定側(セット)および測定側(リード)からなるセレ
クトスイッチ12とを備えており、該セレクトスイッチ
の切替操作により、前記温度設定部6の設定温度もしく
はセンサ3で検出されたこて先温度を表示窓13に表示
可能となっている。
校正回路8は、センサ3によるこて先温度の測定誤差を
校正するもので、前記校正部15により抵抗値が増減可
能な可変抵抗器を備えており、該可変抵抗器の微調節に
よって、例えば、常温において寒暖計等により測定−さ
れるこて先1周囲の実測温度と、温度表示部に表示され
るセンサ3の検出温度とが一致するように抵抗値が選定
されて、センサ3の抵抗変化として現れるこて先1の温
度を温度表示部7に正確に表示可能となっている。
校正するもので、前記校正部15により抵抗値が増減可
能な可変抵抗器を備えており、該可変抵抗器の微調節に
よって、例えば、常温において寒暖計等により測定−さ
れるこて先1周囲の実測温度と、温度表示部に表示され
るセンサ3の検出温度とが一致するように抵抗値が選定
されて、センサ3の抵抗変化として現れるこて先1の温
度を温度表示部7に正確に表示可能となっている。
次に、半田こての温度調整および温度制御について説明
する。
する。
まず、温度設定部6の設定値を最低温度にしておき、前
記温度制御部4に交流電圧を印加すると、切替スイッチ
5がオフ動作してヒータ2への通電が遮断される。
記温度制御部4に交流電圧を印加すると、切替スイッチ
5がオフ動作してヒータ2への通電が遮断される。
続いて、寒暖計によってこて先1の周囲温度を測定する
一方、温度表示部7にセンサ3の検出温度を表示させる
。この際、センサ3固有の誤差により、温度表示部7に
は前記寒暖計による実測値とは異なった温度が表示され
る。通常、この測定誤差TI、T2は、第4図のグラフ
に示されるように、実測温度Tに対し±10%程度であ
り、例えば、室温が20℃のとき、測定誤差T1による
表示は22℃近くとなっている場合がある。これはセン
サ3の抵抗値が増加していることを示し、十の抵抗誤差
R3が生じている(なお、R2は−の抵抗誤差である)
。そこで、校正部15を回転して校正回路8の可変抵抗
器を調整し、抵抗値を下げることによって表示温度を2
0℃に校正する。
一方、温度表示部7にセンサ3の検出温度を表示させる
。この際、センサ3固有の誤差により、温度表示部7に
は前記寒暖計による実測値とは異なった温度が表示され
る。通常、この測定誤差TI、T2は、第4図のグラフ
に示されるように、実測温度Tに対し±10%程度であ
り、例えば、室温が20℃のとき、測定誤差T1による
表示は22℃近くとなっている場合がある。これはセン
サ3の抵抗値が増加していることを示し、十の抵抗誤差
R3が生じている(なお、R2は−の抵抗誤差である)
。そこで、校正部15を回転して校正回路8の可変抵抗
器を調整し、抵抗値を下げることによって表示温度を2
0℃に校正する。
これにより、こて先温度を示す実測値とセンサ3の検出
温度を示す表示温度とが等しくなるから、ヒータ2の加
熱によりこて先温度が変化するに応じてセンサ3の抵抗
値が変化し、温度表示部7には測定誤差の殆どないこて
先1の温度が表示される。また、この検出温度は温度制
御部4にも出力されているので、該温度制御部において
設定温度と検出温度とが比較されることにより、その差
異に応じてヒータ2の加熱温度が制御される。従って、
ヒータの加熱温度は、常時設定温度に制御されて、こて
先1は定温に維持される。
温度を示す表示温度とが等しくなるから、ヒータ2の加
熱によりこて先温度が変化するに応じてセンサ3の抵抗
値が変化し、温度表示部7には測定誤差の殆どないこて
先1の温度が表示される。また、この検出温度は温度制
御部4にも出力されているので、該温度制御部において
設定温度と検出温度とが比較されることにより、その差
異に応じてヒータ2の加熱温度が制御される。従って、
ヒータの加熱温度は、常時設定温度に制御されて、こて
先1は定温に維持される。
(効果)
以上説明したように本発明によれば、表示部に表示され
るセンサの測定温度を、周囲温度の実測値に一致させて
からヒータに通電してこて先温度を設定値に自動制御す
るので、従来のようにセンサーの誤差による設定値と実
測値のズレを、こて先を加熱しないで校正することがで
きる。さらに、温度の校正は、寒暖計等を用いることに
より常温において簡単に行えるから、半日こての出荷時
における製品検査は、ヒータへの通電を遮断した状態で
センサの抵抗値を可変するのみで行えるので、こて先を
設定温度に対応させて昇温させる必要がないから、こて
先が黒色に変色する問題が回避され、中古品であるとの
誤解を防止できる利点もある。
るセンサの測定温度を、周囲温度の実測値に一致させて
からヒータに通電してこて先温度を設定値に自動制御す
るので、従来のようにセンサーの誤差による設定値と実
測値のズレを、こて先を加熱しないで校正することがで
きる。さらに、温度の校正は、寒暖計等を用いることに
より常温において簡単に行えるから、半日こての出荷時
における製品検査は、ヒータへの通電を遮断した状態で
センサの抵抗値を可変するのみで行えるので、こて先を
設定温度に対応させて昇温させる必要がないから、こて
先が黒色に変色する問題が回避され、中古品であるとの
誤解を防止できる利点もある。
第1図は本発明の実施例を示す半田こての温度調整装置
のブロック図、第2図は装置本体の斜視図、第3図はセ
ンサの温度−抵抗比を示す図、第4図はセンサの抵抗誤
差を示す図である。
のブロック図、第2図は装置本体の斜視図、第3図はセ
ンサの温度−抵抗比を示す図、第4図はセンサの抵抗誤
差を示す図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 こて先を加熱するヒータと、抵抗測温体からなるセンサ
とを近接してこて先に内蔵した半田こてにおいて、 前記ヒータの加熱温度を可変して、こて先温度を設定す
る温度設定部と、 該温度設定部の設定温度を表示すると共に、前記センサ
の検出温度を表示する温度表示部と、前記温度設定部の
設定値とセンサの検出温度に基づいて、ヒータの加熱温
度を調節する温度制御部と、 前記センサに接続された可変抵抗器を備え、表示部に表
示された測定温度をこて先の周囲温度に一致させる校正
回路と、 前記温度制御部に電源電圧が印加されたとき、ヒータへ
の通電を遮断する切替スイッチとを具備してなることを
特徴とする 半田こての温度調整装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63082054A JPH01254381A (ja) | 1988-04-02 | 1988-04-02 | 半田こての温度調整装置 |
US07/235,226 US4891497A (en) | 1988-04-02 | 1988-08-23 | Soldering iron temperature regulator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63082054A JPH01254381A (ja) | 1988-04-02 | 1988-04-02 | 半田こての温度調整装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01254381A true JPH01254381A (ja) | 1989-10-11 |
JPH0234711B2 JPH0234711B2 (ja) | 1990-08-06 |
Family
ID=13763800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63082054A Granted JPH01254381A (ja) | 1988-04-02 | 1988-04-02 | 半田こての温度調整装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4891497A (ja) |
JP (1) | JPH01254381A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0394593A (ja) * | 1989-02-28 | 1991-04-19 | Gold Star Co Ltd | 映像電話システム |
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